ドラゴンズ・アースとは?【レトロゲームプロフィール】
ドラゴンズ・アースは、ドラゴンやモンスターがうろつく荒れた大地で、人間の集団を率いながら町と法具を奪い合うスーパーファミコン用リアルタイム戦略シミュレーションです。
プレイヤーは魔術師の立場となり、戦場を動き続ける部隊へ進軍、分離、合流などの指示を出します。
厄介なのは敵軍だけではありません。
フィールドには野生モンスターが勝手に歩き回り、さらに一定時間が経過するとドラゴンまで現れます。
通常の4エリアでは町を占領しながら法具を集め、最後にドラゴンを倒すのが目標です。
4エリアを突破すると最終エリアVALLEYが出現し、ラストドラゴンとの戦いへ進みます。
見た目だけなら剣と魔法の派手なファンタジーですが、攻略はかなり渋めです。
敵を見つけたら一直線に突っ込むより、町を先に取り、相手が攻めてくるのを待つ方が安定します。
しかも近くにモンスターがいるなら、敵をそちらへ誘導して勝手に消耗してもらうこともできます。
自軍をばらけさせず、拠点を使って迎撃することが一番大切です。
操作にはかなりクセがあるので、最初から複数部隊を同時に動かそうとすると「誰がどこへ行った?」となりやすいです。
まずは1部隊だけを近い町へ送り、進軍と合流の感覚をつかむ方が楽です。
法具と拠点を押さえてからドラゴンへ挑む流れが見えてくると、最初は何をしていいか分からなかった戦場も少しずつ読めるようになります。
| 発売日 | 1993年1月22日 |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | リアルタイム戦略シミュレーション |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | フィールド |
| 発売 | ヒューマン |
| 特徴 | 全5エリア、リアルタイム進行、部隊指示、町の占領、法具争奪、野生モンスター、ドラゴン討伐 |
| シリーズ | 単発作品 |
| 関連作 | 同系統作品:ポピュラス |
ドラゴンズ・アースの紹介(概要・ストーリーなど)
ドラゴンズ・アースは、人間同士の町取り合戦へ野生モンスターとドラゴンまで割り込んでくる、かなり変わった戦場を指揮するゲームです。
こちらが前線ばかり見ていると、別方向から敵が町へ入り、せっかく取った法具まで奪われることがあります。
その一方で、モンスターは敵軍専属の助っ人ではありません。
近づいた人間へ平等に襲いかかります。
だからこそ、敵をわざと怪物の近くへ行かせて消耗させる手も使えます。
敵とモンスターを勝手に戦わせるのも立派な攻略です。
まず全5エリアの構成、法具の役割、ドラゴンが出現するまでの流れをつかんでおけば、「今は攻めるべきか、待つべきか」がかなり判断しやすくなります。
発売年・対応ハード・ジャンル
ドラゴンズ・アースは、1993年1月22日にヒューマンから発売されたスーパーファミコン用シミュレーションです。
型番はSHVC-DG、発売時価格は8500円でした。
開発はフィールドが担当しています。
ゲーム画面は斜め上から戦場を見下ろすような構成で、人間の部隊、敵勢力、モンスター、ドラゴンが同じ時間の中で動き続けます。
プレイヤー自身が剣を振って敵を倒すアクションゲームではありません。
魔術師として複数の部隊へ命令を出し、進軍、分離、合流を使いながら町と法具を押さえていきます。
野生モンスターまで魔術によって戦いへ組み込めるのも特徴です。
セーブ用SRAMは持たず、エリア進行はパスワードで管理します。
同時期のSFCではRPGやターン制シミュレーションが目立ちますが、本作はかなり毛色が違います。
SFCでは珍しいファンタジー系リアルタイム戦略というだけでも、独特の立ち位置を持った作品です。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
舞台は強大なドラゴンが支配し、人々が厳しい環境で暮らしているファンタジー世界です。
ドラゴンズ・アースでプレイヤーは魔術師となり、人間の集団を率いて各地に隠された法具を集めていきます。
通常エリアには複数の人間勢力が存在し、それぞれが町や法具を持っています。
こちらが法具を欲しいのと同じように、敵側も町や法具を狙って勝手に動きます。
さらにフィールドには人間に友好的とは限らないモンスターがうろついています。
そして一定時間が過ぎると、その土地を支配するドラゴンも登場します。
町を確保し、人間勢力から法具を奪い、戦力が整ったところでドラゴンを討伐する。
これが通常エリアでの大きな流れです。
4つの通常エリアを攻略すると、最後の土地へ進めるようになります。
人間同士の争いを片付けた先に、ドラゴン討伐が待っているという二重構造が、このゲームらしい緊張感を作っています。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
面白いのは、味方だけではなく敵軍と野生モンスターも同じ時間で動き続けているところです。
ドラゴンズ・アースではこちらが町を目指している間に、別の敵部隊も法具を持つ拠点へ向かいます。
町を占領すると、条件によって住民を自軍へ加えられる場合もあります。
人数が増えれば部隊を分け、複数方面へ同時に動かすこともできます。
ただし、分け過ぎると今度は移動中に部隊がばらけます。
そこへ野生モンスターが現れると、小隊があっという間に消耗することもあります。
逆に全員を1つへまとめれば戦闘には強いものの、反対側の町を敵に取られやすくなります。
そこで前線の町を先に取り、拠点として使いながら敵が来るのを待つ戦い方が有効です。
モンスターの近くへ敵を誘導できれば、こちらが戦わなくても相手だけ減っていくことがあります。
敵・味方・怪物の位置関係そのものを武器にするのが、本作ならではの戦略です。
難易度・クリア時間の目安
ドラゴンズ・アースは、敵の強さそのものより、操作とルールを理解するまでの時間で難易度が高く感じやすい作品です。
進軍、分離、合流といった命令を出しても、最初は部隊が思った通りに動いてくれないことがあります。
「全員そこへ行ってくれ」と命令したはずなのに、数人だけ妙な場所へ残っている。
そんなことも普通に起こります。
その状態でモンスターへ近づけば壊滅し、遠くへ攻めている間に自分の町を奪われることもあります。
最初は負けた理由すら分かりにくいのが厳しいところです。
ただし基本戦術が見えてくると、各エリアの進め方はかなり整理できます。
敵に近い町を先に押さえ、そこへ来た部隊を迎撃し、人数を残したまま法具を集めます。
ドラゴンへ挑む時も法具を3つ以上そろえていれば、何もない状態よりかなり戦いやすくなります。
全5エリアなので面数自体は多くありません。
慣れれば数時間で通せますが、初回はFORESTだけで「まだ何をしているのか分からない」と長く迷う可能性があります。
ドラゴンズ・アースが刺さる人/刺さらない人
ドラゴンズ・アースが合いやすいのは、ルールを自分で読み解きながら、少し変わった戦略ゲームを試すのが好きな人です。
人間同士が争っている横をモンスターが歩き、時間が経てばドラゴンまで現れます。
こちらが何もしなくても戦場で事件が起きるため、眺めているだけでも「今そっちで戦うのか」と予想外の展開になります。
町へ敵を誘い込んで迎撃したり、怪物へ敵軍をぶつけたりする作戦が成功した時はかなり気持ちいいです。
一方で、分かりやすい操作を重視する人にはかなり厳しいです。
味方を移動させたつもりでも一部が引っかかり、いつの間にか部隊が分散することがあります。
画面上の英語メッセージも、初見の入りやすさを下げています。
ストーリーイベントや会話を楽しむゲームでもなく、戦況を読むことそのものが遊びの中心です。
多少の不親切さも含めて試行錯誤できる人なら、SFCではかなり珍しいタイプのリアルタイム戦略として楽しめます。
ドラゴンズ・アースの遊び方
最初に覚えたいのは、敵へ突っ込む方法より、味方部隊を目的地までちゃんと連れていく方法です。
ドラゴンズ・アースでは集団を進軍させ、必要に応じて分離し、再び合流させながら町と法具を狙います。
移動中に野生モンスターへ近づけば、そのまま戦闘になって戦力を失います。
操作へ慣れないうちは遠くを目指さず、最初の30秒は近い町まで1部隊だけ動かすくらいで十分です。
そこから敵の位置と怪物の移動も見ながら、安全な道を少しずつ覚えていきましょう。
基本操作・画面の見方
画面ではカーソルを使って部隊や町を選び、そこから行動を指定します。
ドラゴンズ・アースで大切なのは、1人の兵士ではなく複数人のグループ単位で戦況を見ることです。
進軍を選んだら、目的地までに山、木、町、野生モンスターなどの障害がないか確認します。
味方が広がり過ぎていたら合流させ、複数方向へ町を取りたい場合だけ分離します。
ここで欲張って最初から3隊、4隊と動かすと、かなりの確率でどこかを見失います。
画面をスクロールさせれば、敵部隊もモンスターもその間ずっと動いています。
少し前まで安全だった道へ、戻ってきた時には敵が入り込んでいることもあります。
戦闘もリアルタイムなので、別方面を眺めている間に主力が削られている場合があります。
最初は1つの主力だけを追い、町へ到着したのを確認してから別グループを見る方が混乱しません。
命令したら終わりではなく、目的地へ着くまで見届けるのが、部隊分散を防ぐ基本です。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
基本は味方をまとめ、近くの町へ進軍し、占領後に次の法具を持つ勢力へ備える流れです。
ドラゴンズ・アースでは町を取ったからといって、そのまま全員で次へ突撃する必要はありません。
むしろ敵部隊が近くにいるなら、町で待ち伏せして相手から来てもらう方が楽です。
敵を倒して法具を確保したら、現在の人数を確認します。
かなり減っているなら、次の敵へ一直線に向かわず、町や近くの味方と合流して立て直します。
モンスターが進路上にいるなら、遠回りする方法もあります。
逆に敵部隊がモンスターへ近づいているなら、こちらは少し待って怪物へ先に相手をしてもらいます。
一定時間が経過するとドラゴンも現れるため、法具と主力がそろっているなら討伐へ向かいます。
町を取る、敵を待つ、法具を確保する、ドラゴンを倒すという流れが、通常エリアの基本です。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
FORESTへ入ったら、いきなり遠くにいる法具持ちの敵へ進軍しない方が安全です。
ドラゴンズ・アースでは部隊移動へ慣れていないうちに長距離を指定すると、途中で一部の兵が障害物へ引っかかりやすくなります。
まずは最も近い町まで動かし、全員がまとまって到着するか確認します。
次に敵勢力の位置を見て、相手が通りそうな町を先に取ります。
こちらから追い回すより、敵が町へやってきたところを迎え撃つ方が人数を残しやすいです。
野生モンスターが近くにいるなら、その場所を避けて移動します。
もし敵側が怪物へ近づいたなら、慌てて助けに行く必要はありません。
しばらく眺めて、相手が減ってから動けばかなり楽になります。
法具を1つ取った後も、主力をばらけさせないことを優先します。
序盤は法具より、操作と安全な拠点を先に確保する方が、その後のエリアでも通用する基本を覚えやすくなります。
初心者がつまずくポイントと対処
一番やりがちな失敗は、命令した部隊全員がきれいに1つの集団として動くと思ってしまうことです。
ドラゴンズ・アースでは地形や障害物の影響で、一部の兵が別ルートへ進んでしまうことがあります。
長距離移動なら途中で一度様子を見て、分かれていたら合流させます。
次に危ないのがモンスターへ近づき過ぎることです。
野生モンスターはどちらかの陣営をひいきしてくれる存在ではありません。
近づいた人間へ普通に襲いかかります。
強いモンスターなら大人数でも一気に消耗するため、最初は避ける方が無難です。
そしてもう1つが、敵を延々と追い回すことです。
こちらから追うより、法具持ちに近い町を先に取って待つ方が安定します。
味方をまとめる、怪物を避ける、町で待つ。
この3つを意識するだけでも、FORESTでの苦戦はかなり減ります。
ドラゴンズ・アースの攻略法
攻略の中心になるのは、敵より先に重要な町を取り、法具を持つ部隊が自分から攻めてくる状況を作ることです。
ドラゴンズ・アースでは追撃中に味方が分散したり、怪物へ接触したりする方が危険です。
通常エリアでは人間勢力から3つの法具を奪い、ドラゴン撃破で残る法具を得ます。
法具3つを確保してからドラゴンへ挑むだけでも、決戦はかなり安定します。
4エリアを突破した後のVALLEYでも、敵を追うより拠点を押さえて迎撃する考え方をそのまま使えます。
序盤攻略:最優先で覚える町の占領と迎撃
序盤で優先するのは、敵軍を見つけて倒すことではありません。
まず戦いやすい町を自分の拠点にします。
ドラゴンズ・アースでは町を占領し、そこへ攻めてきた敵を迎撃する戦い方が安定します。
こちらから敵を追うと長距離移動が必要になり、隊列が分散したり、途中でモンスターへ近づいたりする危険が増えます。
そこで法具を持つ敵勢力の近くにある町を探します。
その町を先に確保したら、相手が動くまで待ちます。
敵が進軍してきたら、まとまった主力で迎え撃ちます。
倒した後に法具を確保し、残った部隊を合流させます。
別方向の敵まで同時に相手へせず、1勢力ずつ減らす方が管理しやすいです。
こちらから追わず、敵を拠点へ呼び込むのが、人数を残しながら法具を集める序盤の基本戦術です。
中盤攻略:部隊の分離・合流と法具の集め方
法具を1つか2つ確保したあたりから、どこまで部隊を分けるかが悩みどころになります。
ドラゴンズ・アースでは大部隊を1つへまとめれば戦闘には強くなります。
その代わり、複数の町を同時に守れません。
逆に細かく分け過ぎると、敵部隊やモンスターへ遭遇した時に小隊がそのまま消える危険があります。
扱いやすいのは、主力を法具争奪へ使い、別方向の町には最低限の守備だけ残す形です。
分離した部隊へは長距離を一気に指定せず、短い距離で様子を見ます。
目的を終えた小隊は放置せず、近くの主力へ戻して合流させます。
法具持ちの敵が別方向へ逃げた場合も、無理な長距離追撃は避けた方が安全です。
先回りできる町があるなら、そこへ入って待ち伏せします。
分離は目的を1つだけ持たせ、終わったらすぐ合流する。
このルールだけでも、気付かないうちに戦力が減っていく事故をかなり防げます。
終盤攻略:法具をそろえてドラゴンへ挑む手順
通常エリアでは、人間勢力から法具を3つ集めてからドラゴンへ向かうのが安定します。
ドラゴンズ・アースのドラゴンは一定時間が経過すると戦場へ現れ、倒せばそのエリア最後の法具を得られます。
法具が少ない状態でも戦闘そのものはできます。
ただし十分にそろっていない場合は与えられるダメージが小さくなりやすく、長期戦になりがちです。
まず人間勢力から3つを確保し、主力部隊を1か所へ集めます。
ドラゴンが現れたら、敵の残党やモンスターが多い場所を避けて進軍します。
ドラゴンはかなりタフなので、小さな部隊を順番に当てるより主力をまとめた方が安全です。
撃破後は最後の法具を受け取り、そのエリアを終えます。
4エリアを攻略すると最終VALLEYが開きます。
ドラゴン戦は法具3つとまとまった主力を用意してからと決めておけば、決戦だけで大きく兵を失う展開を避けやすくなります。
エリア別の安定戦術(FOREST/ICE/JUNGLE/MOUNTAIN/VALLEY)
FORESTでは、まず基本操作を覚えるつもりで近い町を取り、迎撃中心で進めます。
ICEでは移動経路をさらに慎重に見て、主力が障害物で分散していないか確認します。
JUNGLEではモンスターと人間勢力の位置関係を利用します。
敵が怪物へ近づくなら、先に戦わせてから弱った相手を狙います。
MOUNTAINでも考え方は同じで、長距離進軍を避け、町を中継地点として使います。
ドラゴンズ・アースは4つの通常エリアで、根本的な勝ち筋が大きく変わる作品ではありません。
法具持ちの敵に近い拠点を取り、迎撃し、3つそろえたらドラゴンへ向かいます。
4エリアを終えるとVALLEYが出現します。
最終エリアでも敵を追い回すより、隣接する町を確保して待つ形の方が安定します。
地形が変わっても、拠点迎撃の基本だけは崩さないことが、5エリアを通して戦力を無駄にしないコツです。
パスワードと部隊分散で気を付けたい点
本作はカートリッジへ通常のセーブデータを保存する方式ではなく、パスワードで進行地点を呼び出します。
ドラゴンズ・アースを長く遊ぶなら、エリアクリア後に表示されるパスワードを必ず残します。
画面写真でもメモでも構いません。
1文字違うだけで目的の地点へ戻れないので、ボタン名だけでなく色も一緒に記録すると分かりやすいです。
攻略中では部隊の分散にも注意します。
大人数へ移動命令を出しても、障害物の影響で一部だけ別ルートへ行くことがあります。
そのまま次の戦闘へ入ると、「こんなに少なかったっけ」と想定より少ない人数で接敵することになります。
町へ到着したら人数を確認し、遅れている部隊がいるなら合流を待ちます。
モンスターの近くへ小隊を放置するのも危険です。
進行記録はパスワード、戦力維持は到着後の合流確認。
この2つを習慣にすると、大きなやり直しをかなり減らせます。
ドラゴンズ・アースの裏技・小ネタ
ドラゴンズ・アースには、タイトル画面で主人公の見た目を変える小ネタや、2コンを使って家や木を壊す変わった裏技があります。
さらに4つの通常エリアをクリアした状態へ飛べるパスワードも知られています。
本編の操作がかなり独特なので、後半だけ確認したい時や、特定のエリアを練習したい時には便利です。
初回は通常攻略、再プレイでは裏技くらいに分けると、本来の法具争奪もしっかり味わえます。
特に2コン技は通常ルールへ直接影響するため、攻略の手応えを残したいなら使う場面を限定した方がいいでしょう。
有名な裏技:主人公の見た目を変えるタイトル操作
タイトル画面では十字ボタンを上、右、下、左、上の順に入力し、方向を1周させるように操作します。
ドラゴンズ・アースでは1回成功すると、主人公が騎士風の姿へ変わります。
同じ回転操作を2回行うと魔法使い風、3回なら忍者風、4回では2頭身のデフォルメ風へ変化します。
あくまで見た目を変える小ネタなので、通常攻略へ必要な操作ではありません。
敵が弱くなったり、法具が増えたりする裏技でもないため、初回に試してもゲームバランスへ大きな影響はありません。
うまく反応しない場合はタイトル画面へ戻し、各方向を1つずつ落ち着いて入力します。
斜めへ入らないよう、上、右、下、左の4方向を意識すると試しやすいです。
右回りの入力回数で姿が4段階に変わるという、ゲーム開始前にちょっと試せる分かりやすい小ネタです。
2コンを使って家や木を破壊する裏技
もう1つの有名な裏技は、2プレイヤー側のコントローラーを使います。
タイトル画面で2コンのSTARTを押したままコンフィグ画面へ移ります。
その状態でゲームを始め、ドラゴンズ・アースのプレイ中に家や木へカーソルを合わせます。
そこで2コンのA、B、X、Yのいずれかを押すと、対象を破壊できる操作として知られています。
通常なら建物や地形を前提に進軍ルートを考えるゲームなので、自由に壊せると戦況はかなり変わります。
そのため初回攻略でずっと使うと、部隊移動や拠点争奪を覚えにくくなります。
操作に詰まった場面で試してみる、あるいはクリア後に遊ぶくらいがちょうどいいでしょう。
当然ながら2コンを接続していない状態では使えません。
タイトル画面から仕込みが必要な2コン専用技なので、ゲーム途中から突然押しても再現しない点には注意が必要です。
エリアクリア済みパスワード
パスワードはA、B、X、Yのボタン文字で構成され、色として覚えることもできます。
ドラゴンズ・アースでFORESTをクリアした状態はXXBAAAYYB、ICEクリアはXAAAABXBAです。
JUNGLEクリアはXYAAYAAYY、MOUNTAINクリアはABBAYBBXBとして攻略資料に掲載されています。
タイトル画面からCONTINUEへ入り、対応する文字列を入力すれば、その進行地点から再開できます。
Aは赤、Bは黄、Xは青、Yは緑として覚える方法もあります。
本作は通常のバックアップセーブを使わないため、このパスワード自体が進行記録です。
苦手な後半エリアだけ確認したい時にも使えます。
ただし初回からMOUNTAINクリア状態へ飛ぶと、操作を覚える場面まで飛ばしてしまいます。
まずFORESTで基本を触ってから使う方が安全です。
パスワードは後半練習にも使える再開手段として覚えておくと便利です。
裏技と2コン操作を使うときの注意点
主人公の姿変更は見た目だけなので、通常攻略への影響はほとんどありません。
一方、2コンで家や木を壊す操作は、ドラゴンズ・アースの通常ルールへ直接手を加える裏技です。
進軍経路をふさいでいる物を消せば移動が楽になり、敵側の環境を崩すような使い方もできます。
本来なら町の位置や地形を読みながら法具を奪い合う作品なので、攻略感はかなり変わります。
最初から使い続けるより、通常条件で1エリアほど攻略してから試した方が違いを楽しめます。
本作にはSRAMによるセーブデータがないため、裏技によるセーブ破損を強く心配する必要はありません。
進行状態はパスワードで管理します。
ただし裏技を試して戦況が大きく変わっても戻れるよう、現在地点のパスワードは先に残しておきましょう。
裏技を試す前に現在のパスワードを保存するだけで、通常攻略へすぐ戻しやすくなります。
ドラゴンズ・アースの良い点
良いところは、人間同士の戦いだけで戦場が完結しないことです。
ドラゴンズ・アースでは敵部隊と戦っている横をモンスターが歩き、一定時間が経つとドラゴンまで現れます。
怪物は必ずしもこちらだけの敵ではなく、敵勢力へ襲いかかることもあります。
戦場そのものが勝手に動いて事件を起こすのが面白いところです。
全5エリアと短めなので、ルールが分かった後は法具を取る順番や迎撃する町を変えながら何度も試しやすくなっています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
ドラゴンズ・アースの魅力は、自分が直接触っていない場所でも戦況が勝手に変わり続けるところです。
こちらが味方を町へ進めている間に、別の敵同士がぶつかることがあります。
モンスターが敵部隊へ襲いかかり、勝手に相手を減らしてくれることもあります。
その結果を見て、弱った敵だけ後から狙うこともできます。
リアルタイムなので、こちらが迷っている間にも敵は次の町へ進んでいきます。
とはいえ、だからといって常に先に動けばいいわけでもありません。
町へ入り、敵から攻めてきてもらった方が被害を抑えられる場合もあります。
この「今動くか、ここで待つか」の判断が面白いところです。
部隊を分ければ複数方面へ対応できますが、弱くなった小隊がモンスターへ食われる危険も増えます。
逆に全員をまとめると強い代わりに、別方向の法具へ対応できません。
人数と位置をどう分配するかで毎回悩めるため、操作を理解した後ほど戦略ゲームとしての面白さが出てきます。
演出・音楽・グラフィックの魅力
斜め上から見下ろしたフィールドには、町、森、山、木々、モンスターが細かく配置されています。
ドラゴンズ・アースでは人間だけが盤面へ整然と並んでいるのではなく、さまざまな生き物が勝手に歩き回る世界そのものを戦場として使います。
FOREST、ICE、JUNGLE、MOUNTAINでは地形の雰囲気も変わり、同じルールでも見た目の印象はかなり違います。
一定時間後にドラゴンが飛来すると、普段は人間へ平気で襲いかかるモンスターまで逃げ出すような動きを見せます。
「こいつらも逃げるのか」となる場面ですが、それだけでドラゴンが別格の存在だと伝わります。
BGMもファンタジー世界の重たい空気を支えています。
文字情報やメッセージには英語が入り、とっつきにくさはあります。
それでも画面を眺めていると、町を奪い合う人間と怪物が同じ土地で暮らしている感じがあります。
盤面ではなく、生きた土地を見せようとした雰囲気は、今遊んでも本作らしい個性として残っています。
やり込み要素(5エリア・法具回収・短時間攻略)
全5エリアなので、物量だけを見れば巨大なシミュレーションではありません。
ただしドラゴンズ・アースは部隊の動かし方によって、クリアまでの時間と損害がかなり変わります。
最初はFORESTで法具を2つ集めるだけでも苦戦していたのに、慣れると敵勢力の進路を予想して先回りできるようになります。
次は最初に取る町を変えてみる。
さらにモンスターを敵へぶつけ、こちらの戦闘回数を減らす。
そんな試し方もできます。
法具が少ないままドラゴンへ挑む、高難度寄りの遊び方も可能です。
逆に法具3つをしっかり集め、各エリアをできるだけ短時間で抜けることも目標になります。
パスワードで各地点から再開できるため、特定のエリアだけ研究するのも難しくありません。
ステージ数を増やすより、自分の進軍効率を縮めていくタイプのやり込みが、クリア後にも残ります。
ドラゴンズ・アースの悪い点
最大の弱点は、ゲームの仕組みを理解する前に操作でつまずきやすいことです。
ドラゴンズ・アースは進軍、分離、合流などを使うリアルタイム戦略ですが、味方が毎回きれいに思った通り動いてくれるわけではありません。
説明書を読んでも初回では動きがつかみにくく、英語メッセージも入り口を狭くしています。
面白さへ届く前の学習負担がかなり大きいのが惜しいところです。
ただし町へ入って迎撃する基本を覚えると、無駄な操作を減らしながら進められるようになります。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
今遊んだ時に特に気になるのは、部隊を選び、目的地を指定し、ちゃんと全員が移動できたかまで確認しなければならないところです。
ドラゴンズ・アースでは集団へ命令したからといって、全員が1枚の駒のようにまとまって移動するわけではありません。
障害物へ引っかかる兵が出れば隊列が分かれ、後から合流させる必要があります。
複数部隊を同時に動かし始めると、「こっちの隊は今どこだ」と見失いやすくなります。
メッセージの一部が英語なのも、初見では少しつらいところです。
さらに一般的なバッテリーセーブはありません。
その代わり、エリアクリア後のパスワードで続きを再開します。
電池切れの心配がないのは助かりますが、パスワードをなくすと進行地点も失います。
部隊管理とパスワード管理を自分で行う必要があるため、説明書なしのソフト単品だけで始めるとかなり苦労しやすいです。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
理不尽に感じやすいのは、味方が意図しない方向へ歩き、気付いた時にはモンスターへ襲われている場面です。
ドラゴンズ・アースでは移動を完全な自動任せにせず、短い距離で区切って確認する方が安全です。
森や障害物が多い場所では、特に遠距離命令を避けます。
モンスターが進路へいるなら迂回します。
もし敵が同じ場所へ近づいているなら、こちらが先に怪物へ突っ込む必要はありません。
少し待って、敵と怪物へ先に戦ってもらいます。
敵軍が強い場合も、正面から追いかけるより町へ入って待ち受けます。
占領した町は単なる得点地点ではなく、安全に戦うための拠点として使います。
ドラゴンへ攻撃してもほとんど減らないと感じたら、法具が足りているかも確認しましょう。
理不尽に見える失敗の多くは、移動距離と法具数を見直すことで減らせるので、同じ突撃を繰り返す前に準備を変えてみましょう。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在のリアルタイムストラテジーに慣れていると、部隊の選択や移動はかなり粗く感じるかもしれません。
ドラゴンズ・アースには、現代のゲームで一般的なドラッグ選択や、分かりやすい移動経路表示はありません。
味方がどこまでまとまっているのかを、自分で画面を追って確認します。
丁寧なチュートリアルもなく、最初から複数の命令と野生モンスターへの対応を求められます。
物語演出も最小限で、キャラクター同士の会話を楽しむタイプではありません。
エリア数も5つなので、操作へ慣れた後は短く感じる人もいるでしょう。
その一方、現在の整ったUIではなかなか起こらない「味方が思った通り動かない混沌」まで戦場の一部として楽しめる面があります。
敵軍と怪物が勝手に戦っている状況も、今見るとむしろ珍しいです。
完成された操作感より、荒々しい戦況そのものを楽しめるかで、かなり評価が分かれる作品です。
ドラゴンズ・アースを遊ぶには?
2026年9月25日時点でSFC版を遊ぶなら、中古の正規カセットを入手する方法が分かりやすいです。
ドラゴンズ・アースは現在も中古流通があり、ソフト単品なら1000円前後から見つかる例があります。
現行機へSFC版そのものを配信した公式商品は、確認できる範囲では見つけにくい状況です。
本作は説明書の重要度がかなり高いため、初回なら価格差が小さい場合は説明書付きも候補になります。
パスワード方式なので、中古カセットのバックアップ電池を気にしなくていいのは助かるところです。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年9月25日時点で確認した範囲では、ドラゴンズ・アースのSFC版をNintendo Switchなど現行機の公式ストアから新規購入できる配信は見つけにくい状況です。
そのため1993年版そのものを遊びたいなら、中古の正規スーパーファミコンカセットを探す方法が中心です。
商品検索ではドラゴンを題材にした別作品がかなり混ざるため、タイトルだけでなくメーカーも見た方が安全です。
発売元はヒューマン、開発はフィールド、型番はSHVC-DGです。
シリーズ続編が大量に出ている作品ではないため、「II」など別ナンバリングとの取り違えはありません。
互換機を利用する場合は、正規SFCカセットへ対応しているか製品側の仕様を確認します。
本作はSRAMを搭載せず、進行はパスワードで管理します。
SHVC-DGとヒューマン表記を確認して探すと、中古検索でも目的のSFC版を見つけやすくなります。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶなら、スーパーファミコン本体、正規カセット、コントローラー、ACアダプター、映像ケーブルが必要です。
ドラゴンズ・アースの通常プレイは1人用なので、攻略だけならコントローラーは1個で足ります。
ただし家や木を壊す2コン裏技まで試すなら、2個目のコントローラーも用意します。
現在のテレビに昔の映像端子がなければ、対応する変換機器が必要です。
リアルタイムでカーソルと部隊を操作するため、極端な入力遅延は避けた方が快適です。
中古コントローラーなら十字ボタンとA、B、X、Y、STARTの反応を確認します。
セーブ電池の確認は必要ありません。
代わりに、クリア後のパスワードを撮影できるスマートフォンやメモを用意しておきます。
反応のいいコントローラーとパスワード記録手段が、今から実機で遊ぶ時の特に重要な準備です。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年9月25日時点では、直近の落札例にソフト単品500円、580円、箱付き1089円、1710円、2354円などがあります。
箱と説明書付きの商品が265円で落札された例もあり、出品時期や条件による差はかなり大きめです。
未開封品では13566円という例も確認できます。
通販で販売中の商品は777円、980円、1480円、2800円から3200円前後など幅があります。
ドラゴンズ・アースはある程度流通しているため、遊ぶだけなら高額な完品へ急ぐ必要はありません。
ただし説明書は操作理解へかなり役立つので、初回プレイでは付属する価値があります。
ソフト単品なら動作確認済みか、端子清掃の有無、ラベル状態を見ます。
確認日は2026年9月25日です。
遊ぶなら動作品、分かりやすさも欲しいなら説明書付きという基準で選ぶと、価格とのバランスを取りやすくなります。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
ドラゴンズ・アースを今遊ぶなら、最初のFORESTを「攻略面」ではなく「操作練習面」と考えるとかなり楽です。
いきなりクリアを目指さず、進軍、分離、合流を1回ずつ試します。
次に町を1つ取り、そこで味方を止めて敵が来るまで待ってみます。
これだけでも、追いかけ回すより迎撃の方がずっと楽だと分かります。
テレビにゲームモードがあるなら利用し、カーソル操作の遅延を抑えます。
2コン裏技を使わない場合でも、十字ボタンの反応が悪いコントローラーでは部隊選択だけで疲れます。
パスワードはクリア直後に画面写真を残しましょう。
FOREST、ICEなどエリア名も一緒にメモしておけば、あとでどの地点だったか分からなくなるのを防げます。
最初の1面を操作練習と割り切るだけで、説明の少ない本作でも残り4エリアはかなり進めやすくなります。
ドラゴンズ・アースのQ&A
ドラゴンズ・アースで特に分かりにくいのは、全部で何エリアあるのか、法具はいくつ必要なのか、ドラゴンはいつ出るのか、そしてセーブ方式です。
タイトルだけ見るとドラゴンを次々倒すゲームに思えますが、通常エリアの大部分は人間勢力との法具争奪です。
ドラゴン戦はその後にやってきます。
4エリアで法具を集め、最後にVALLEYへ進むという全体像を知っておけば、最初のFORESTでも何を目的に動けばいいのか分かりやすくなります。
全部で何エリアある?
ドラゴンズ・アースは全部で5エリアです。
最初から遊べる通常エリアはFOREST、ICE、JUNGLE、MOUNTAINの4つです。
この4エリアをクリアすると、最後のVALLEYが出現します。
通常エリアでは敵人間勢力が持つ法具を奪い、一定時間後に現れるドラゴンを倒して攻略します。
どの通常エリアでも基本的な勝ち方は共通していて、町を占領して敵を迎撃する方法が安定します。
ただし地形やモンスター配置が違うため、進軍ルートまで同じではありません。
4エリアを終えると最終VALLEYでラストドラゴンへ挑みます。
数十面を順番に突破するタイプではないので、操作が分かれば全体構成はかなりコンパクトです。
通常4エリア+最終VALLEYで全5エリアと覚えておけば、ゲーム全体の進行をつかみやすくなります。
法具は何個集めればいい?
通常エリアには4つの法具が用意されています。
ドラゴンズ・アースでは、そのうち3つを人間勢力から奪い、最後の1つをドラゴン討伐で得る流れが基本です。
ドラゴンへ挑むだけなら、すべての法具を持っていなくても戦闘自体は可能です。
ただし攻略記録では、3つそろっていない状態だとドラゴンへ与えるダメージが小さく、戦闘がかなり長引くとされています。
そのため安定クリアを狙うなら、人間勢力の法具3つを先に確保します。
法具持ちの敵を延々追い回すより、その勢力に近い町を取って待つ方が楽です。
敵が攻めてきたところを主力で倒し、法具を奪います。
3つそろったら部隊を1つへまとめ、ドラゴンの出現を確認してから向かいます。
ドラゴン戦前に法具3つをそろえるという順番を守れば、通常4エリアはかなり安定して突破しやすくなります。
ドラゴンはいつ出てくる?
通常エリアの開始直後から、ドラゴンがずっと画面上を歩き回っているわけではありません。
ドラゴンズ・アースではゲーム開始から一定時間が経つと、そのエリアのドラゴンが飛来します。
理想はドラゴンが出る前に、人間勢力から法具を奪い、自軍の主力をまとめておくことです。
出現時には周囲のモンスターが逃げるような動きもあり、普段の戦場とは少し雰囲気が変わります。
とはいえドラゴンが現れた瞬間、慌てて追いかける必要はありません。
法具が足りない、主力が分散している、背後に敵勢力が残っているなら先に立て直します。
法具3つを持ち、大人数の部隊へ合流できてから向かう方が安全です。
撃破すれば最後の法具を得て、その通常エリアの攻略へつながります。
ドラゴン出現までの時間を、法具集めと戦力統合に使うのが無駄の少ない進め方です。
セーブ機能はある?
一般的なRPGのように、カセット内部へ途中経過を保存するバッテリーセーブはありません。
ドラゴンズ・アースのカートリッジはSRAMを持たず、エリア進行はパスワード方式で残します。
そのため30年以上前の中古ソフトでも、バックアップ電池切れで進行データが消える心配はありません。
その代わり、パスワードをなくすとその地点から再開できなくなります。
クリア後に表示された文字列は必ずメモするか、画面写真を残します。
A、B、X、Yが色に対応しているため、文字と色の両方を記録しておく方法もあります。
すでに知られているFOREST、ICE、JUNGLE、MOUNTAINクリア済みパスワードを利用することも可能です。
中古購入では「セーブできますか」より、起動とコントローラー操作が正常かを優先して確認します。
パスワードそのものがセーブデータだと考えて管理するのが、最後まで遊ぶための基本です。
ドラゴンズ・アースのまとめ
ドラゴンズ・アースは、人間部隊をリアルタイムで動かし、町と法具を奪い、野生モンスターまで利用しながらドラゴンへ挑む異色の戦略シミュレーションです。
操作はかなり分かりにくいものの、基本戦術そのものは整理できます。
町を先に取り、敵が来るのを待ち、法具3つを確保してからドラゴンへ向かいます。
4エリアを終えると最終VALLEYが開きます。
追撃より待ち伏せ、分離より合流を重視すると、戦力をかなり残しやすくなります。
中古では比較的安く見つかるため、SFCで少し変わったリアルタイム戦略を触ってみたい人には挑戦しやすい1本です。
結論:おすすめ度と合う人
ドラゴンズ・アースは、分かりやすさより独自性を求める人と相性のいい作品です。
人間同士が町と法具を奪い合う横で野生モンスターが勝手に歩き、時間が経つとドラゴンまで飛んできます。
この混ざり合った戦場を眺め、敵を怪物へぶつけたり、町へ誘い込んで迎撃したりする部分はかなり個性的です。
一方でUIと部隊操作は分かりにくく、説明書を読んだからといって最初から思った通りに動かせるとは限りません。
キャラクターの会話や物語を追うゲームでもなく、操作の快適さを求めるとかなり厳しいところがあります。
そこを乗り越えると、法具を集めてドラゴンを迎えるまでの流れが少しずつ見えてきます。
全5エリアなので、仕組みを理解した後は何度も遊び直しやすいです。
言うことを聞かない部隊まで含めて戦況を読むのが好きな人なら、今でもあまり似た作品がない面白さを感じられます。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
最初はFORESTを選び、近い町まで主力を1グループだけ進軍させます。
ドラゴンズ・アースでは命令したあとも部隊を追い、全員が同じ場所へ着いているか確認します。
次に法具を持つ敵勢力の近くにある町を占領し、こちらから追わず相手が来るまで待ちます。
戦闘後は人数を確認し、分散していた部隊を合流させます。
敵が野生モンスターへ近づいたら、すぐ戦わず消耗する様子を見ます。
この方法で人間勢力から法具を3つ集めます。
ドラゴンが出現したら主力をまとめて討伐し、最後の法具を取ります。
FORESTを終えたら、同じ考え方をICE、JUNGLE、MOUNTAINへ持ち込みます。
町を取る、待つ、法具3つ、ドラゴンの順だけ覚えておけば、最初は複雑に見える5エリア攻略をかなり整理できます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
土地や人々へ細かな直接命令を出すのではなく、大きな方針で戦場を動かすゲームが気に入ったならポピュラスと比べてみると面白いです。
ドラゴンズ・アースでは町と部隊の移動が中心ですが、ポピュラスでは土地そのものを造成し、人々の生活圏を広げます。
どちらもプレイヤーが1人の兵士を直接動かして戦うゲームではありません。
ただし本作は、人間部隊がうまくまとまらなかったり、モンスターと偶発的に戦い始めたりする荒々しさがあります。
そこが気に入ったなら、後のリアルタイムストラテジーと遊び比べるのも面白いです。
同じSFCでも、ターン制の戦略ゲームとは時間の流れがまったく違います。
まず本作の5エリアを通して、複数勢力がリアルタイムで勝手に動く戦場を味わってみましょう。
戦場を直接操作する作品と、間接的に導く作品を比べると、本作が1993年のSFCでかなり変わった挑戦をしていたことも分かりやすくなります。