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水島新司の大甲子園徹底攻略ガイド

水島新司の大甲子園





水島新司の大甲子園徹底攻略ガイド



水島新司の大甲子園とは?【レトロゲームプロフィール】

水島新司の大甲子園は、水島新司作品の名選手たちをそのまま甲子園の熱量へ落とし込み、投打の読み合いをコマンドで味わえるファミコン野球シミュレーションです。

見た目だけだとキャラゲー寄りに見えますが、中身はかなり骨太で、球種、コース、球速、打者の得意ゾーンまで考えながら勝負するため、野球ゲームとしての手触りがしっかりあります。

今から始めるなら、まず知っておきたいのは、これはファミスタ系のテンポ重視ではなく、原作再現投打の駆け引きを重視した作品だということです。

しかも大甲子園モードでは試合の要所だけをダイジェストで戦うので、1試合丸ごとを重く遊ぶより、名場面を連続で切り抜いていくような独特の熱さがあります。

このページでは、水島新司の大甲子園の概要、遊び方、攻略の考え方、裏技、小ネタ、良い点と悪い点、そして2026年時点でどう遊ぶのが現実的かまでをまとめて、最短で迷わない入口を作っていきます。

発売日 1990年10月26日
対応機種 ファミリーコンピュータ
ジャンル スポーツ / 野球シミュレーション
プレイ人数 1~2人
開発 カプコン
発売 カプコン
特徴 水島新司作品の原作再現、コマンド式投打、試合ダイジェスト進行、対戦モード、パスワード継続
シリーズ 水島新司作品ゲーム化タイトルの1本
関連作 ドカベン激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球

目次

水島新司の大甲子園の紹介(概要・ストーリーなど)

この章では、水島新司の大甲子園がどんなゲームなのかを先に整理します。

タイトル通り『ドカベン』から『大甲子園』までの流れを土台にしており、明訓高校を軸に水島新司作品のスター選手たちとぶつかっていく構成です。

ただし、単なる原作ファン向けの雰囲気ゲームではなく、野球ゲームとしてもかなり意欲的で、投球と打撃の読み合いが作品全体の芯になっています。

ここでは発売情報、内容、システム、難しさ、向いている人までを順番に見ながら、何が特別かどう楽しむと合うかを先につかめる形にしていきます。

発売年・対応ハード・ジャンル

水島新司の大甲子園は、1990年10月26日にカプコンからファミリーコンピュータ向けに発売されたスポーツ / 野球シミュレーションゲームです。

ジャンル表記だけ見ると普通の野球ゲームに見えますが、実際はアクションよりもコマンド選択の読み合いへ比重があり、かなりシミュレーション色が強い作りになっています。

最初の30秒で意識したいのは、打つタイミングを合わせる作品ではなく、まず投手と打者の選択を読む作品だと理解することです。

ここを掴まずに入ると、派手に操作して勝つタイプを想像していた人ほど最初にズレを感じやすくなります。

ファミコン後期の野球ゲームの中でも、思考の比重がかなり高い1本です。

ストーリー/目的(ネタバレなし)

大甲子園モードでは、明訓高校を操作して地区予選から甲子園、さらに次の大会へと勝ち抜いていきます。

しかも単なる1大会だけでは終わらず、神奈川大会、夏の甲子園、秋季大会、センバツ、再び夏の甲子園と、水島新司作品の流れを追うような構成が続きます。

つまり目的は、強豪校との名勝負を再現しながら明訓を勝ち上がらせ、最後まで勝ち抜くことです。

ありがちな失敗は、原作再現重視だから内容は浅いだろうと思い込み、試合そのものの読み合いを軽く見てしまうことです。

この作品はストーリーを見るだけでなく、名場面を自分で切り抜く感覚がかなり大きな魅力になっています。

ゲームシステムの要点(何が面白い?)

面白さの核は、投手が球種とコースを選び、打者が球速とミートゾーンを読むという、かなり独特なコマンド式野球にあります。

5×5のマス目上で勝負が進み、内側3×3がストライクゾーンですが、変化球は途中で軌道が変わり、打者ごとに得意コースやミートゾーンの形も違います。

さらに大甲子園モードでは、1試合全部ではなく、得点圏やピンチなどの要所要所だけをプレイするダイジェスト進行が採用されています。

よくある失敗は、毎回同じ球速や同じコースで押し通し、COMに読まれてしまうことです。

水島新司の大甲子園は、野球の読み合いをゲームとしてかなりうまく形にした作品です。

難易度・クリア時間の目安

難易度は見た目以上に高めで、とくに中盤以降は強打者や個性的な投手が次々に出てくるため、何となくでは勝ちにくくなります。

ただし反射神経を強く要求されるわけではなく、どのコースが弱いか、どの球速へ強いかを見抜けるようになると一気に楽になります。

大甲子園モードはダイジェスト進行なので1試合の拘束時間は重すぎず、少しずつ進めやすいのも特徴です。

一方で、流れを掴む前は「なぜ打たれたのか」「なぜ抑えられたのか」が見えにくいので、初見は戸惑いやすいです。

難しさはアクション性より、理解の深さ原作選手の対処法にある作品です。

水島新司の大甲子園が刺さる人/刺さらない人

水島新司の大甲子園が刺さるのは、水島新司作品が好きな人、野球ゲームでも読み合い重視の作品を遊びたい人、そしてファミコン後期の骨太なキャラゲーを探している人です。

とくに、原作再現とゲーム性の両方をきちんと味わいたい人にはかなり向いています。

一方で、ファミスタ系のテンポ重視や直感的な打球感を求める人には、少し地味で回りくどく感じるかもしれません。

また、原作キャラを知らなくても遊べますが、知っているほど面白さが増すのは間違いありません。

派手さより駆け引き再現度を楽しめるなら、かなり相性のいい1本です。

水島新司の大甲子園の遊び方

この章では、遊び始めてすぐ戸惑わないための基本をまとめます。

水島新司の大甲子園は、普通の野球アクションのようにスイングと投球タイミングだけで勝負する作品ではなく、先読みと選択がかなり重要です。

そのため、最初に操作の意味と試合の流れを理解するだけで、難しさの見え方がかなり変わります。

ここでは最初に覚えることつまずきやすい点を順番に整理します。

基本操作・画面の見方

基本操作は、十字ボタンでコマンドを選び、Aボタンで決定する形です。

投手側では球種とコースを選び、打者側では狙う球速やミートゾーンを決めていきます。

画面では5×5のマス目が基準になっており、どこへ投げるか、どこを狙うかが勝負の中心になります。

ありがちな失敗は、球種名や演出の派手さだけを見て、コース選択のほうを雑にしてしまうことです。

この作品では、操作そのものより何を選ぶかのほうがずっと大事です。

基本ループ(何を繰り返すゲーム?)

大甲子園モードの基本ループは、試合の要所へ入る、投打の読み合いをこなす、勝って次の場面へ進む、という流れです。

1試合丸ごとを最初から最後まで追うのではなく、サヨナラのチャンスやピンチなど、勝負どころだけを切り抜いて戦うため、テンポはかなり良いです。

そのぶん、1回ごとの場面で結果を出す必要があり、短い局面に集中する感覚が強くなります。

失敗しやすいのは、ダイジェスト進行だから軽いゲームだと思い込み、1打席ごとの重みを見誤ることです。

この作品では「読む」「当てる」「次へ進む」の反復が、そのまま攻略のリズムになります。

序盤の進め方(最初にやることチェック)

序盤でいちばん大切なのは、無理に全部の球を抑えようとすることではなく、まず相手打者の得意そうなゾーンと球速を避けることです。

投手側では外し球も必要で、打者側では得意コースが重なるところを狙う意識を持つだけでかなり違います。

最初にやることとしては、内角か外角のどちらが通るかを見る、速球だけに頼らない、そして読みが外れた時に次の球を変える、この3つがおすすめです。

よくある失敗は、ストレートだけで押し切ろうとして痛打されることです。

序盤は派手な必殺技より、通る配球を見つけるほうが近道になります。

初心者がつまずくポイントと対処

初心者がつまずきやすいのは、COMの読み合いに対してこちらの選択が単調になることと、打者ごとの個性を無視してしまうことです。

この作品では、岩鬼の悪球打ちや殿馬の特殊さ、山田の打力など、選手ごとの特徴がかなり強く出ています。

対処法としては、抑えられなかった時に腕前不足だけで片づけず、「この打者は何に強いのか」を1つずつ覚えることです。

また、打者側でも毎回同じ球速だけを狙わず、相手投手のページ構成を意識するとかなり当てやすくなります。

つまずいた時は、反応よりも読みの固定化を疑うと立て直しやすいです。

水島新司の大甲子園の攻略法

この章では、クリアへ近づくための考え方を具体的にまとめます。

水島新司の大甲子園は、勢いで進めるより、相手の球種、コース、打者特性を少しずつ見抜いていくことで勝率が上がる作品です。

そのため、連敗した時も反射神経や運だけを疑うより、選択の癖を見直したほうが改善しやすいです。

ここでは序盤、中盤、終盤、強敵対策、取りこぼしやすい考え方までを順番に見て、安定手順を作っていきます。

序盤攻略:最優先で取る装備/技/アイテム

この作品には装備や買い物はありませんが、序盤で最優先になるのは、自分の中で「投球の軸」と「打撃の軸」を1つずつ作ることです。

たとえば投手側なら、外角低めを基本にしてたまに内角へ散らす、打者側ならまず普通か速い球速を軸にしてコースを絞る、といった形です。

つまり、最初に強化すべきなのは数値ではなく、迷わず選べる基本パターンです。

ありがちな失敗は、毎球違うことをしようとして選択がぶれ、結果として相手に対応されてしまうことです。

序盤は奇襲より、自分の型を作ることがいちばん効きます。

中盤攻略:効率の良い稼ぎ(経験値/お金)

経験値やお金を稼ぐゲームではありませんが、中盤で差が出るのは、対戦相手の特徴をどれだけ頭へ残せるかです。

不知火のような球速差で揺さぶる投手、個性的な打者など、相手ごとに強みがはっきりしているので、一度見た特徴を覚えておくだけで再戦時の難しさがかなり変わります。

また、ダイジェスト進行なので、短い場面に集中して結果を出す癖がそのまま攻略効率になります。

失敗しやすいのは、負けても同じ読み方を続け、毎回同じ形で抑え込まれることです。

中盤は稼ぎより、情報の蓄積がそのまま近道になります。

終盤攻略:詰み回避とラスボス対策

終盤へ進むほど、強打者や個性的な投手の圧が増し、雑な選択は通りにくくなります。

ここで大事なのは、毎球勝ちに行こうとすることではなく、打たれてもいい球と絶対に避けたい球を分けて考えることです。

また、打者側では長打だけを狙うより、まず芯に当てることを優先し、相手のページや球速傾向を見ながら少しずつ修正したほうが安定します。

よくある失敗は、終盤だからと大技ばかり狙い、読み負けした時に立て直せなくなることです。

最後は派手さより、捨て球の感覚読み直しが勝敗を分けます。

ボス別の安定戦術(負けパターン→対策)

この作品の強敵対策で多い負けパターンは、原作再現の派手さへ引っ張られて、こちらも毎回大きな結果ばかり狙ってしまうことです。

対策としては、まず強打者には得意コースを避け、速球一本へ寄せず緩急をつけることです。

一方、打撃では相手投手がよく使う球速帯を読んで、コースが多少ずれても当てにいける選択をするほうが安定します。

ありがちな失敗は、豪速球に対抗してこちらも毎回超速だけを狙い、球速読みを外し続けることです。

このゲームの強敵対策は、ロマンより現実的な読み勝ちを重ねることにあります。

取り返しのつかない要素(取り逃し防止)

大甲子園モードでは1試合ごとにパスワードが表示されるので、取り返しのつかない要素そのものは比較的少ないです。

ただし実質的に取り返しがつきにくいのは、各相手の特徴や、自分が通した配球の感覚を何も残さないまま進めることです。

また、パスワードを控え忘れるとせっかくの進行を失いやすいので、この点はかなり大事です。

失敗しやすいのは、勝って満足して次へ進み、なぜ勝てたかを自分で理解しないことです。

この作品でいちばん大事な取り逃し防止は、パスワード管理相手特徴の記憶です。

水島新司の大甲子園の裏技・小ネタ

この章では、知っておくと少し楽しかったり、攻略が楽になったりするポイントをまとめます。

水島新司の大甲子園は、派手な隠し無敵技で押すタイプではありませんが、対戦モードやパスワード解放、選手個性の再現など、小ネタ的なおもしろさがかなり多い作品です。

また、音楽や演出も当時のキャラゲーとしてはかなり力が入っており、そこを知ると印象が一段深くなります。

ここでは実用寄りの小ネタ作品らしい見どころを押さえていきます。

有名な裏技一覧(効果/手順)

大きな隠しコマンドでゲームバランスが壊れるタイプではありませんが、対戦モードで大甲子園モードのパスワードを入力すると使用できるチームが増えていくのは、かなり分かりやすい実用要素です。

つまり本編の進行そのものが、あとから対戦の幅を広げる仕組みになっています。

また、対戦モードでは球種選択の入力方法が変わり、相手に何を選んだか分かりにくくなるよう工夫されています。

失敗しやすいのは、対戦モードをおまけ扱いして触らず、本作の読み合いの深さを半分しか見ないことです。

派手な裏技より、解放要素対戦用の工夫がこの作品の実用小ネタになっています。

稼ぎ系テク(経験値・お金・アイテム)

経験値やお金の概念はありませんが、効率よく進めるうえでは、強打者や速球派投手の特徴を早めに覚えることが最大の近道です。

たとえばミートゾーンの狭い打者や、超速へ対応できる打者は限られているので、無理な選択を減らすだけでもかなり楽になります。

また、外角隅やミートゾーンの届きにくい場所を意識すると、COM戦では三振が取りやすくなる場面もあります。

失敗例は、毎回感覚だけで振り回し、相手の弱点を何も拾わずに再戦することです。

この作品の効率化は、派手な抜け道より相手分析そのものにあります。

隠し要素(隠しキャラ/隠しステージ等)

大量の隠しキャラが解放される作品ではありませんが、水島新司作品の主要選手たちがかなり個性的に再現されていること自体が大きな見どころです。

岩鬼の悪球打ち、殿馬の秘打、里中の球質、山田の打力などがきちんとゲーム上へ落とし込まれているので、原作を知っている人ほどニヤッとしやすいです。

また、2回目の夏の甲子園を優勝したあとには特別試合も用意されており、最後まで遊び切るともうひとつ先がある構成も嬉しいところです。

見落としがちな失敗は、単なる高校野球ゲームとしてしか見ず、原作再現の細かさを味わわないことです。

この作品の小ネタ性は、選手個性の再現その後の特別試合にもあります。

バグ技の注意点(データ破損・再現性)

大きなバグ技を前提に攻略するタイプではないので、無理に変な再現を狙う必要はありません。

むしろ本作は、変則的な勝ち方を探すより、配球と読みの精度を上げたほうがずっと安定します。

また、パスワード管理が大事な作品なので、メモを雑にするとそれだけで進行を失う可能性があります。

失敗しやすいのは、勝てない理由をシステムのせいだけにして、自分の選択の偏りを見直さないことです。

この作品では、変則狙いより基本の読み合いを磨くほうがずっと効きます。

水島新司の大甲子園の良い点

この章では、今あえて触る価値がどこにあるのかを整理します。

水島新司の大甲子園は、原作再現に寄りすぎてゲーム性が薄くなるタイプではなく、キャラゲーと野球ゲームのバランスがかなり良い作品です。

特に投打の読み合い、ダイジェスト進行、選手の個性表現は、今見てもかなり意欲的に感じられます。

ここでは、その中でも特に光るゲーム性演出、やり込み面を見ていきます。

ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)

いちばんの良さは、野球の読み合いをコマンド式へ落とし込みながら、ちゃんと試合の緊張感を残していることです。

どの球種を選ぶか、どの球速を狙うか、どのコースが通るかを考えるだけで、一球ごとにしっかり勝負している感覚があります。

しかも大甲子園モードは試合の要所だけを切り抜くので、重くなりすぎず、熱い場面を連続で味わえるテンポの良さもあります。

この構成のおかげで、野球シミュレーションにありがちな冗長さがかなり抑えられています。

思考の面白さテンポの良さが両立している点は、かなり大きな魅力です。

演出・音楽・グラフィックの魅力

原作再現の細かさがかなり光っていて、山田、岩鬼、殿馬、里中などの個性がちゃんと見た目や能力へ反映されています。

さらにPOW使用時の専用グラフィックや、強打者ごとの演出もあり、単純なコマンドゲームの見た目で終わっていません。

音楽も下村陽子が担当しており、主要選手ごとの曲や試合が進むほど緊張感を増すBGMが、作品の熱をかなり押し上げています。

地味な画面構成のわりに、試合の重さや高校野球の必死さがきちんと伝わってくるのがすごいところです。

原作愛音楽の強さが、この作品の大きな武器です。

やり込み要素(収集・周回・高難度)

収集要素が大量にある作品ではありませんが、相手校と選手ごとの特徴を覚えるほどプレイの質が変わるので、何度も触る価値があります。

最初は抑えられなかった打者や打てなかった投手も、ページ構成や得意コースを意識すると急に対応しやすくなります。

また、対戦モードでパスワードによる解放が進むため、本編をやり込む意味もしっかりあります。

一度クリアしてから遊ぶと、初回よりかなりスマートに勝ち抜けるので、上達の実感が得やすいです。

理解がそのまま強さへ変わる、気持ちのいいやり込みがあります。

水島新司の大甲子園の悪い点

もちろん、今の感覚で見ると気になる部分もあります。

水島新司の大甲子園は、思考型の野球ゲームとして魅力的な一方で、その独特さが遊びにくさへ見える場面もあります。

とくにアクション寄りの野球ゲームを想像して入ると、最初のズレはかなり大きいです。

ここでは、先に知っておくと期待値を合わせやすい不便さ人を選ぶ点を整理します。

不便な点(UI/セーブ/ロード等)

まず気になるのは、現代の野球ゲームほど情報表示が親切ではなく、選手ごとの特徴や有利不利を自分で覚える必要があることです。

また、アクション操作が少ないぶん、最初は地味に感じやすく、面白さが分かるまでに少し時間がかかります。

パスワード継続も便利ではありますが、今のセーブ感覚に慣れていると手間には感じやすいです。

つまり、操作が難しいというより、理解して初めて面白くなるタイプの古さがあります。

案内の少なさ地味な第一印象は、先に覚悟しておいたほうが気楽です。

理不尽ポイントと回避策(救済案)

理不尽に感じやすいのは、COMの読みが強く見える場面と、個性の強い打者に一気に持っていかれる場面です。

ただし完全に運任せではなく、配球や球速読みが単調になっている時ほど痛い形で返されやすいので、修正の余地はかなりあります。

回避策としては、毎球勝ちに行くより球を散らすこと、打者ごとの得意ゾーンを避けること、そして打つ側でも球速だけへ決め打ちしすぎないことです。

特に終盤の強打者相手は、真っ向勝負だけではかなり苦しくなります。

理不尽そのものより、読みの固定化が苦しさを生みやすい作品だと思います。

現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)

現代目線でいちばん人を選ぶのは、野球ゲームへ何を求めるかで評価が大きく変わることです。

打って走って守る爽快感を第一に求める人には、どうしてもコマンド選択のテンポが回りくどく見えるかもしれません。

一方で、野球を読み合いとして味わいたい人には、この古さがむしろ魅力になります。

また、原作を知っているかどうかでも楽しさの深さが変わるので、その点でも相性が出やすいです。

完成度だけでなく、期待する野球の形で印象が変わる作品です。

水島新司の大甲子園を遊ぶには?

最後に、2026年時点でどう遊ぶのが現実的かを整理します。

水島新司の大甲子園は、主要な現行機向けの公式配信を確認しにくく、基本的にはファミコン版ソフトの中古流通を前提に考える作品です。

ただしソフト単体はまだ比較的見つけやすく、箱説付きになると価格が上がりやすいタイプでもあります。

ここでは今遊ぶ方法中古で失敗しにくい見方をまとめます。

今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)

2026年4月15日時点では、水島新司の大甲子園を主要な現行ストアで手軽に購入できる公式配信は確認しにくく、基本はファミコン版ソフトの中古流通が中心になります。

そのため、現実的な遊び方は、ファミリーコンピュータ本体、正規カートリッジ対応の互換機、または手持ちの合法的な実物ソフトを使う形です。

失敗しやすいのは、現代機ですぐ買える前提で探し続けてしまうことです。

まずは中古市場を前提に環境を決めたほうが話が早く、入手後も迷いにくいです。

配信前提で考えないのが、この作品ではかなり大事です。

実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)

実機で遊ぶ場合は、ファミリーコンピュータ本体か互換機、本作のカセット、そして今のテレビへつなぐための表示環境が必要です。

アクション性はそこまで高くないものの、マス目とコースを見分ける関係で、画面の見やすさはかなり重要になります。

古い本体では端子の接触や映像出力でつまずきやすいので、ソフトより先に表示環境を整えたほうが失敗しにくいです。

よくある失敗は、ソフトだけ先に買って満足し、表示の見づらさで遊びにくくなることです。

快適に遊ぶには、見やすい映像安定した接続の確保がかなり大事です。

中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)

2026年4月15日確認時点では、箱説なし本体のみで1,500円前後から4,000円台、箱説ありや状態の良いものは4,500円前後から1万円前後まで見かけるタイトルです。

過去120日分の落札相場では平均が2,000円前後ですが、完品寄りや店舗在庫ではかなり高くなることがあります。

購入前には、動作確認の記載、端子写真、ラベルの傷み、説明書や箱の有無を必ず見たほうが安全です。

失敗しやすいのは、相場の平均だけ見て箱説付きへ飛びつき、状態差で価格が大きく跳ねていることに気づかないことです。

相場は変動するので、成約価格現在の出品価格を両方見て判断するのがおすすめです。

快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)

快適に遊ぶコツは、長時間一気に進めるより、1~2試合ごとに相手の特徴を整理しながら進めることです。

この作品は、打たれた理由や抑えられた理由を少しずつ拾うほど楽になるので、感覚だけで連戦するより一度止まったほうが理解が早いです。

また、パスワードは必ず丁寧に控えておくと、あとでかなり助かります。

互換機や変換環境を使う場合も、マス目やコース表示が見やすいかを最初に確認しておくと安心です。

派手な快適化より、短い反復パスワード管理がこの作品ではいちばん効きます。

水島新司の大甲子園のまとめ

ここまで見てきたように、水島新司の大甲子園は、原作ファン向けの雰囲気ゲームで終わらず、投打の読み合いをしっかり楽しめる野球シミュレーションです。

明訓高校を軸に名勝負を追いながら、ダイジェスト進行で要所を切り抜いて戦う構成もかなり個性的で、今見ても十分に面白さがあります。

派手な爽快感より、じわじわ理解して勝率を上げるタイプの面白さが中心ですが、それが刺さる人にはかなり深く残ります。

最後に、向いている人、始め方、次に触る候補を整理して、迷わない結論にしておきます。

結論:おすすめ度と合う人

結論として、水島新司の大甲子園は、水島新司作品が好きな人、読み合い重視の野球ゲームを遊びたい人、そしてファミコン後期の良質なキャラゲーを探している人にはかなりおすすめできます。

とくに、原作の名場面とゲーム性の両立を求める人にはしっかり刺さります。

一方で、アクション寄りの野球ゲームを期待して入ると、少し地味に感じる可能性はあります。

それでも、理解が進むほどおもしろくなる設計は今でも十分通用します。

刺さる人にはかなり深く残る渋い良作です。

最短で楽しむロードマップ(次にやること)

最短で楽しむなら、まず大甲子園モードで数試合だけ進め、投手側では外角低めを軸に、打者側では普通か速い球速を中心に読むところから始めるのが近道です。

その次に、強打者には得意コースを避ける、強投手には球速を決め打ちしすぎない、この2つを意識するとかなり楽になります。

いきなり全部の個性を覚えようとすると重くなるので、まずは苦手な相手を1人ずつ理解していく形で十分です。

失敗しやすいのは、毎球ロマンを狙って読み合いの土台を崩すことです。

「散らす」「読む」「特徴を覚える」を繰り返すだけで、かなり自然に攻略へ近づけます。

次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品

次に触るなら、原作側へ戻る意味ではドカベン、水島新司キャラの集合感をもっと味わうなら激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球がつながりやすいです。

また、コマンド読み合い型のスポーツゲームが好きなら、同時代のシミュレーション色の強い作品へ広げる流れとも相性がいいです。

水島新司の大甲子園自体がかなり特殊な立ち位置なので、これを気に入ったなら、キャラゲーとゲーム性の両立が上手い作品を掘る楽しさがあります。

逆に、この1本だけで十分に印象が残る人も多いと思います。

派手ではないのに、妙に忘れにくい。

そんな替えのきかないFC作品です。


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