クロスワイバーとは?【レトロゲームプロフィール】
クロスワイバーは、人間体と3つの強化形態を切り替えながら戦うPCエンジンの横スクロールアクションゲームです。
見た目は特撮ヒーロー風の硬派なアクションですが、実際に遊ぶと形態ごとに攻撃方法や強さの出し方がかなり違い、ただ変身するだけではなく今どの姿で戦うべきかを考えるゲームだと分かります。
さらに道中には横スクロールの格闘アクションだけでなくシューティングステージも混ざっていて、前作よりかなりメリハリの強い構成になっています。
今から始めるなら、まずは人間体と3形態の役割を整理し、どの場面で変身を切ると楽になるかを覚えるのが最短です。
癖の強いヒーローアクションが好きな人には、今でも十分刺さる1本です。
| 発売日 | 1990年12月21日 |
|---|---|
| 対応機種 | PCエンジン HuCARD |
| ジャンル | アクション |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | 三金堂 |
| 発売 | フェイス |
| 特徴 | 前作『サイバークロス』の続編、人間+3形態の切り替え、横スクロール主体、シューティングステージあり、全13面、サウンドテストあり |
| シリーズ | サイバークロスシリーズ |
| 関連作 | サイバークロス、メタルストーカー |
クロスワイバーの紹介(概要・ストーリーなど)
この章では、クロスワイバーがどんなゲームで、いま触ると何が面白いのかを最初に整理します。
前作『サイバークロス』の続編にあたる作品ですが、前作の少しコミカルなノリから一転して、全体の雰囲気はかなりまじめで、特撮ヒーロー風の世界観もややシリアス寄りになっています。
しかも、ただの横スクロールアクションではなく、人間体と3つの変身形態を切り替えながら戦う仕組みと、途中で挟まるシューティング面のおかげで、思った以上に手触りが多彩です。
ここでは発売年や対応ハード、ネタバレを避けた目的、ゲームシステムの要点、難易度の感触をまとめて、後で読む遊び方と攻略の土台を作ります。
まず全体像を掴むだけで、かなり入りやすくなります。
発売年・対応ハード・ジャンル
クロスワイバーは1990年12月21日にフェイスから発売されたPCエンジンHuCARD用ソフトです。
ジャンルとしては横スクロールアクションが中心ですが、単純な殴り合いだけではなく、ジャンプを使った足場移動や、途中で差し込まれるシューティングステージもあるため、1つの遊び方だけで押し切る作品ではありません。
また、主人公は通常の人間体に加えて3つのロボットスーツ形態へ切り替えられるため、画面の見た目より中身はかなり変化の大きい作りになっています。
PCエンジンのアクションゲーム群の中でも、変身ヒーロー色の強さと多形態アクションの組み合わせがかなり独特です。
当時の作品として見ても、特撮とSFの混ざり方がかなり印象に残るタイトルです。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
クロスワイバーは、『サイバークロス』の出来事から数年後、新たな侵略者ドーマとその異星勢力へ立ち向かうサイバー戦闘警察の特別捜査官ワイバーの戦いを描いた作品です。
重い会話劇が延々と続くタイプではありませんが、世界を脅かす敵へ反撃していく流れがはっきりしていて、前作よりもヒーロー物らしい緊張感が強く出ています。
プレイヤーがまず理解しておきたい目的は単純で、各ステージを突破しながら敵勢力を倒し、最終的にドーマへたどり着くことです。
ただし、その道中では場面ごとに有効な形態が違うため、ただ前へ進むだけではなく、どの姿でどう突破するかを考える必要があります。
つまり本作は、変身を含めた攻略の流れそのものが物語の熱さにつながっているゲームです。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
クロスワイバーの面白さは、人間体と3種の変身形態がしっかり別の役割を持っていて、ただ見た目が変わるだけでは終わらないところにあります。
人間体はキック主体の近接戦闘ですが、体力を少し使う代わりに特殊攻撃を出せるという特徴があり、変身後3形態はそれぞれ武装や装甲、弾数の感覚が違います。
そのため、同じ敵でもどの形態で挑むかで難しさの印象がかなり変わり、さらにアイテムの効果も姿によって受け取り方が違うため、パワーアップの価値まで変化します。
また、横アクションの最中にシューティング面が差し込まれることで、攻略のリズムにも変化がつきます。
この形態切り替えと場面転換が、本作をただの続編で終わらせていません。
難易度・クリア時間の目安
クロスワイバーの難易度はやや高めで、アクションとしてもシューティングとしても油断できない場面が多いです。
特に、どの形態が有利かを知らないまま進むと、必要以上に被弾したり、敵へ近づきすぎたりして苦しくなりやすいです。
一方で、ゲームの構造自体は理不尽一辺倒ではなく、変身の使い方や敵の配置を覚えるほど突破口が見えるタイプなので、学習の意味はしっかりあります。
全13面構成とボリュームもそれなりにあり、初見で一気に最後まで安定するのは簡単ではありません。
つまり本作は、瞬間的な反射よりも理解して楽になるタイプの難しさを持っています。
クロスワイバーが刺さる人/刺さらない人
クロスワイバーが刺さるのは、変身ヒーロー系の世界観が好きな人、少しクセのあるアクションを攻略していくのが好きな人、そしてPCエンジンのマイナー寄りな良作を掘りたい人です。
特に、単純な1種類の攻撃で最後まで押し切るのではなく、場面によって姿や武器を切り替えていくゲームが好きな人にはかなり相性が良いです。
反対に、最初から快適で親切なアクションを求める人や、どの形態も感覚的にすぐ使いこなせる作品を期待する人には少し重たいかもしれません。
また、前作よりシリアス寄りになっているため、コミカルさを期待すると少し印象が違う可能性もあります。
それでも、癖のあるヒーローアクションを探しているなら十分おすすめできます。
クロスワイバーの遊び方
この章では、実際に起動して最初の数分で何を意識すると遊びやすくなるかをまとめます。
クロスワイバーは、変身できる見た目の派手さに引っぱられて全部の形態を同じ感覚で使いたくなりますが、実際は人間体と3形態の役割を分けて考えた方がかなり楽になります。
また、アクション面とシューティング面で求められる動きも違うため、最初は焦って全部に対応しようとせず、基本の勝ちパターンを作る方が入りやすいです。
ここでは基本操作、1ステージの流れ、序盤の進め方、初心者がつまずきやすい点を順番に押さえていきます。
まずは基礎を絞るのが大切です。
基本操作・画面の見方
クロスワイバーの基本操作は、左右移動、ジャンプ、攻撃、そして変身の切り替えが中心です。
最初に意識したいのは、敵へ近づいてから何をするかではなく、敵の位置と地形を見て「どの形態なら安全に処理できるか」を先に考えることです。
人間体は近距離寄りで扱いが難しい反面、特殊攻撃の使いどころがあり、変身後は射撃や耐久面で別の強みが出てきます。
また、足場の狭い場所では火力より着地の安定感が大事なので、画面の見方も敵だけに集中しすぎない方が安全です。
最初の数分は、どの姿で何が得意かを知るだけでもかなり遊びやすくなります。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
クロスワイバーの基本ループは、敵の配置や地形に合わせて形態を切り替え、必要なパワーアップを拾いながら先へ進み、ボスやシューティング面を突破して次の章へ進むことの繰り返しです。
ただし、一般的なアクションのように強い武器1つだけで押し切るというより、場面に応じて「いまは安定重視」「ここは火力重視」と切り替える必要があります。
また、パワーアップの意味も姿ごとに違うため、アイテムを取るタイミングと変身状態を合わせるだけでも攻略の効率がかなり変わります。
シューティング面に入ると操作の気分も変わるので、ひとつの遊び方に固定されないのも特徴です。
この繰り返しの中で、場面ごとの正解を探す感覚が本作の面白さになっています。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
序盤で最初にやるべきことは、全部の形態を均等に使いこなそうとすることではなく、まずは「ここではこの姿が楽」という基準を持つことです。
クロスワイバーでは、苦手な地形や敵に対して無理な形態を押し付けると、一気に被弾が増えやすくなります。
そのため序盤は、遠距離が欲しい場面、耐久で押したい場面、人間体で細かく動きたい場面を少しずつ区別するだけでかなり違います。
また、アイテムを取る時は、今の形態で何が伸びるのかを意識すると強化が無駄になりにくいです。
最初からすべて完璧を目指すより、1つずつ楽な状況を増やすことが大切です。
初心者がつまずくポイントと対処
初心者がつまずきやすいのは、敵の強さそのものより、変身形態の使い分けが曖昧なまま進んでしまうことです。
クロスワイバーでは、前へ撃てる形態があっても、狭い足場や接近戦では別の姿の方が安全だったりして、単純な強弱では語れません。
対処としては、まず1つの形態を主力にしつつ、苦手な場面だけ別の姿へ切り替える使い方から始めることです。
もう1つ多いのが、人間体を弱いと決めつけて全く使わず、そのまま特殊攻撃の価値を見落とすことです。
本作は使いどころを知って初めて強い要素が多いので、少しずつ試す意識がかなり効きます。
クロスワイバーの攻略法
ここからは、クロスワイバーで少しでも安定して先へ進みたい人向けに、実戦寄りの考え方をまとめます。
本作は単純な横アクションに見えて、変身のタイミングとアイテムの取り方で難しさがかなり変わるため、そこを整理するだけでも見違えるほど進みやすくなります。
また、アクション面とシューティング面で求められる考え方が違うので、全部を同じ感覚で処理しないことも重要です。
とくに後半は、形態ごとの役割分担をはっきりさせるほど楽になります。
序盤攻略:最優先で取る装備/技/アイテム
クロスワイバーで序盤に最優先したいのは、いま使っている形態にとって意味のある強化を見極めることです。
本作では、同じパワーアップでも人間体では体力回復として働き、変身後は武装や装甲、弾数の強化になるため、どの姿で拾うかで価値が変わります。
また、序盤は無理に多くの敵へ突っ込むより、自分が使いやすい主力形態を1つ決めて、その形態での強化を維持する方が安全です。
人間体の特殊攻撃も、体力を使うとはいえ切り札としては無視しにくいので、苦しい場面の保険として意識しておきたいです。
本作の序盤は、何を拾うかだけでなくどの姿で拾うかまで考えると一気に整理しやすくなります。
中盤攻略:効率の良い稼ぎ(経験値/お金)
クロスワイバーに経験値やお金の概念はありませんが、この作品での実質的な稼ぎは、強い形態の強化状態を落とさず進めることです。
中盤になると敵配置も地形もいやらしくなり、ただ変身を繰り返すだけでは火力も防御も中途半端になりやすいです。
そこで効率良く進めるには、通常は扱いやすい主力形態で安定させ、苦手な場面だけ人間体や別形態を切る方が総合的に強いです。
シューティング面に入った時は、無理にアクション時の感覚を持ち込まず、まずは弾の流れを見る方が立て直しやすいです。
本作では、強化を維持したまま進むことそのものが最大の得になります。
終盤攻略:詰み回避とラスボス対策
終盤のクロスワイバーで大切なのは、火力だけを信じて突っ込まないことです。
後半の敵は単純な体力や攻撃力より、いやらしい配置と複合した危険が厄介なので、合わない形態で無理に付き合うと一気に崩れやすくなります。
そのため、終盤ほど「ここは安全重視の姿」「ここは一気に削る姿」と割り切った方が安定します。
ラスボス周辺でも、見た目の派手さに押されて大技だけへ頼るより、ちゃんと通しやすい形態を選んだ方が結果的に勝率は上がります。
本作の終盤は、場面に合わない変身を切らないことがかなり大きいです。
ボス別の安定戦術(負けパターン→対策)
クロスワイバーのボス戦でありがちな負け方は、強い形態へ変身した安心感から真正面へ張りつきすぎることです。
本作はボスに対しても、火力の高さだけでなく、攻撃を避けながら通しやすい姿を選ぶ方が安定します。
対策としては、まず一度ボスの動きを見て、距離を保ちやすい形態か、短期決戦向きの形態かを判断することです。
また、人間体は弱そうに見えても特殊攻撃を使った切り返しが役立つ場面があるので、完全に切り捨てない方が選択肢が増えます。
本作のボス対策は、強い姿を押しつけるより、通しやすい姿を選ぶことだと考えると攻略しやすいです。
取り返しのつかない要素(取り逃し防止)
クロスワイバーには分岐や収集のような大きな取り返しのつかない要素はありません。
ただし、実戦上の意味では、強化の取り方を誤って主力形態の伸びを逃すと、しばらく苦しい状態が続きやすくなります。
また、使いづらい形態で無理に進んで被弾すると、次の面まで引きずる形で難しく感じやすいです。
そのため、詰まった時は反射で続けるより、「この面はどの姿がいちばん安全なのか」を見直した方が近道になります。
本作で失いやすいのはアイテムではなく、戦いやすい流れそのものです。
クロスワイバーの裏技・小ネタ
この章では、派手な隠しコマンドだけではなく、知っていると作品の見え方が変わる小ネタや実用寄りの情報をまとめます。
クロスワイバーは、続編であること、変身システム、シューティング面の追加だけでもかなり個性が強いのですが、細かい部分を知るとさらに味が出ます。
とくにサウンド面とシリーズとしての変化を知ると、前作との違いがかなりはっきり見えてきます。
ここでは代表的な特徴、安定して進みやすくなる考え方、隠し味になるポイント、そして遊ぶ時の注意点を整理します。
知ってから遊ぶ価値がかなり大きい作品です。
有名な裏技一覧(効果/手順)
クロスワイバーでまず話題にしやすいのは、タイトル画面で特定の入力を行うとサウンドテストへ入れることです。
入力は「Ⅱ、Ⅰ、Ⅱ、Ⅰ、Ⅱ、Ⅰ、ラン」で、前作とはかなり違うシリアス寄りのBGMをまとめて聴けます。
また、本作は『サイバークロス』の続編ですが、前作のコミカルさや主題歌の派手さを少し抑え、全体的にかなり生真面目な方向へ寄せているのも大きな特徴です。
プレイ前にサウンドテストを触るだけでも、この作品が前作と同じノリではないことがよく分かります。
本作の小ネタは、続編としての変化そのものに濃く出ています。
稼ぎ系テク(経験値・お金・アイテム)
クロスワイバーに経験値やお金の概念はありませんが、実質的な稼ぎとして重要なのは、強化アイテムを無駄な形態で拾わないことです。
本作では、人間体では体力回復、変身後では武器や装甲、弾数の強化として働くため、何も考えず拾うと欲しい伸び方をしないことがあります。
そのため、手順としては、いま主力にしたい姿へ変えてから拾うだけでもかなり効率が変わります。
失敗原因は、場面の勢いで変身を切り替えたままアイテムを取り、結果として中途半端な強化になってしまうことです。
回避策は、アイテムが見えたら一瞬だけでも形態を意識することです。
本作でいちばん効くのは、拾い方を雑にしないことです。
隠し要素(隠しキャラ/隠しステージ等)
クロスワイバーは、大量の隠しキャラや分岐ルートで押すタイプのゲームではありません。
その代わり、前作の延長だと思って遊ぶとかなり印象が違い、特撮ヒーロー風の題材をよりシリアスに見せようとしている点が面白いです。
また、横スクロール主体のゲームにシューティングステージが差し込まれることで、単純な続編ではなく「ちょっと贅沢に広げた作品」という印象もあります。
全13面という構成も意外としっかりしていて、ボリューム面でも続編らしい強化が感じられます。
派手な秘密より、シリーズの進化の仕方そのものが本作の隠し味です。
バグ技の注意点(データ破損・再現性)
クロスワイバーはセーブ育成型のゲームではありませんが、アクションとシューティングの両方が入っているため、入力感の悪い環境だと必要以上に苦しく感じやすいです。
とくに変身のタイミングやジャンプの感覚がずれると、アクション面での被弾が増えやすくなります。
怪しい再現情報を追いかけるより、まずは通常プレイで1つのパッド、1つの感覚を固定した方が上達は速いです。
また、形態を頻繁に変えすぎると逆に戦い方が散るので、迷った時は主力を1つ決めた方が立て直しやすいです。
本作は、安定した入力感と、変身を絞る意識がかなり大切です。
クロスワイバーの良い点
この章では、クロスワイバーが今でも触る価値を持っている理由を、具体的な観点で整理します。
派手な有名作ではありませんが、変身ヒーロー風の題材、多形態アクション、続編らしいボリューム増加といった要素がしっかり噛み合っていて、知る人ぞ知る良作らしい魅力があります。
とくに、形態を理解するほど進みやすくなる感覚はかなり強く、少しずつ攻略が見えてくる手応えがあります。
ここではゲーム性、演出面、やり込みの面から、本作ならではの強みを見ていきます。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
クロスワイバーのゲーム性の良さは、人間体と3形態の使い分けがただの変身ギミックで終わらず、攻略の中核になっているところです。
どの姿で攻めるか、どの姿で守るか、どの姿で強化を拾うかまで含めて考える必要があるため、1つのアクションで押し切る作品よりも判断の密度が濃くなります。
また、横アクションだけでなくシューティング面もあることで、遊びのリズムが単調になりにくいです。
最初は扱いにくく見えても、理解が進むほど「この面はこの姿が楽だったのか」と道が開けるので、攻略の気持ちよさがかなり強いです。
この理解して楽になる設計が、本作の大きな魅力です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
クロスワイバーは、特撮ヒーロー物を思わせる題材を、PCエンジンらしい濃い色使いと音楽でかなりしっかり見せてくれる作品です。
前作に比べると主題歌のような分かりやすい派手さは薄れていますが、その分だけステージごとのBGMやボス戦の曲が全体をきりっと引き締めています。
また、変身後の姿はどれもはっきり個性があり、見た目が変わるだけでも遊んでいて気分が上がりやすいです。
アクションとシューティングの両面を持つ構成のおかげで、場面ごとに演出の見え方も変わります。
つまり本作の演出面の魅力は、ヒーロー感を真面目に押し出しているところにあります。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
クロスワイバーのやり込みは、収集や分岐ではなく、どの形態でどの面を安定させるかという腕前寄りの方向にあります。
全13面とそれなりに長さがあるので、ただクリアするだけでも十分達成感がありますし、慣れてくると面ごとの最適形態や最適なアイテムの拾い方まで詰めたくなります。
また、サウンドテストを含めて曲数も多く、作品全体を味わう余地があるのも嬉しいです。
前作を知っている人なら、続編としてどこが変わったかを見ながら遊ぶだけでもかなり楽しめます。
アクションゲームとしての再挑戦の価値がしっかりあるのは、本作の大きな長所です。
クロスワイバーの悪い点
もちろん、クロスワイバーにも今の目線で触ると気になる部分はあります。
それはゲームが雑というより、変身とアイテム効果の関係が少し分かりにくいこと、そしてアクションとシューティングの両方へ対応を求めるぶん最初の理解コストがやや高いことにあります。
先に弱点の形を知っておくと、「思ったより難しい」「思ったより扱いづらい」で離れにくくなります。
ここでは不便な点、理不尽に感じやすい点、現代目線で人を選ぶ部分を整理しておきます。
期待値の調整がかなり大事な作品です。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
クロスワイバーはHuCARD作品らしく起動は軽いですが、現代的なチュートリアルや細かな説明はほとんどありません。
そのため、人間体と3形態の違い、アイテムの効果差、面による有利不利を自分で掴んでいく必要があります。
また、シューティング面が入ることで変化はつくものの、逆に1本のアクションへ集中したい人には散漫に感じる可能性もあります。
さらに、前作より生真面目な空気になっているので、明るく軽いノリを期待すると少し印象が違うかもしれません。
今の感覚で触ると、自力で理解する前提の古さはかなり目立ちます。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
クロスワイバーで理不尽に感じやすいのは、強そうな形態を選んでいるつもりでも、実はその場面に噛み合っていなくて被弾が増えることです。
ただし、これは完全な運任せではなく、敵の距離と地形を見て「遠距離が欲しいか」「近距離で押すか」を切り分けるだけでもかなり改善します。
また、人間体を完全に捨てると特殊攻撃の選択肢まで失うので、弱いと決めつけない方が攻略の幅が広がります。
アイテムも拾えば得というわけではなく、今の姿と噛み合うかを見た方が安定しやすいです。
本作の苦しさは、変身を雑に扱うことで増幅しやすいと覚えておくと対処しやすいです。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
クロスワイバーは、最初から快適で親切な現代アクションに慣れている人には少し重たく感じるかもしれません。
また、形態ごとの差が魅力である一方、その違いを理解するまでは「どれを使っても中途半端」に感じる可能性もあります。
さらに、前作のコミカルさが好きだった人にとっては、本作のシリアス寄りな雰囲気が少し味気なく見えることもあるはずです。
それでも、攻略していくほど面白さが見えてくるタイプなので、少し腰を据えて向き合える人にはかなり魅力があります。
つまり本作は、快適さより癖を楽しめる人向けのアクションです。
クロスワイバーを遊ぶには?
この章では、2026年時点でクロスワイバーのPCエンジン版をどう遊ぶかを実用寄りに整理します。
現行機向けにこの版を新規購入できる主要な公式配信は見つけにくく、基本はHuCARD現物を使う実機か互換環境が中心です。
一方で、中古相場は近年かなり上がっていて、状態や付属品で価格差も大きくなっています。
ここでは今遊べる環境、本体まわり、中古相場、快適に遊ぶコツを現実的な線でまとめます。
価格感を知っておくだけでもかなり安心です。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年時点でクロスワイバーのPCエンジン版そのものを遊ぶなら、HuCARD現物を使う実機かHuCARD対応の互換環境が基本になります。
現在この版を新規購入できる主要な公式配信は見つけにくく、代表的な復刻機でも収録を前提にはしにくいです。
そのため、確実にこの作品を触りたいなら現物前提で探した方が分かりやすいです。
シリーズの雰囲気だけ知りたいなら前作『サイバークロス』も候補になりますが、本作独自のシリアスさやシューティング面の追加は代替しにくいです。
最初から現物前提で動くのがいちばん現実的です。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
クロスワイバーを実機で遊ぶには、PCエンジン本体、またはHuCARD対応の互換ハード、対応コントローラー、そして現在の表示機器へつなぐための接続環境が必要です。
本作はアクションとシューティングの両面があるので、方向入力とボタン反応の感触が悪いと必要以上に苦しくなりやすいです。
そのため、パッドの十字キーやボタンの状態が良い環境で遊んだ方がかなり印象が変わります。
また、現代のテレビへつなぐ場合は映像遅延があるとジャンプや回避の感覚が鈍るため、ゲーム向け表示設定を使うと少し楽になります。
本作は派手な連打より、細かい操作の安定感が大切なので、環境の影響は意外と大きいです。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
クロスワイバーの中古相場は状態差が大きいですが、2026年4月22日確認の目安では、駿河屋の在庫で16,100円、他ショップ在庫でも10,880円台から、メルカリでは3,700円台〜11,800円前後、Yahoo!オークションの落札では7,400円〜8,250円前後が見られます。
つまり、状態や付属品次第でかなり振れやすく、強気価格も目立つタイトルです。
確認したいのは、HuCARD端子の状態、ラベル傷み、ケースや説明書の有無、そして動作確認の記載です。
また、ソフト単体だと比較的安く見えても、完品はかなり上がりやすいので、何を重視するかを先に決めた方が失敗しにくいです。
買う時は、価格だけでなく完品かどうかをかなり意識した方が満足しやすいです。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
クロスワイバーを快適に遊ぶコツは、まず主力形態を1つ決めて、その形態の操作感を体へ入れることです。
本作は4つ全部を最初から均等に使いこなそうとすると、逆に何も安定しないまま苦しくなりやすいです。
また、現代のテレビを使うならゲーム向け表示設定を試し、ジャンプやシューティング面の回避がずれるようなら接続方法を見直すだけでも印象が変わります。
同じ面で詰まった時は惰性で続けるより、「ここはどの姿が楽か」だけを一度整理すると突破しやすくなります。
本作は、環境と主力形態の固定の両方を整えるとかなり遊びやすくなります。
クロスワイバーのまとめ
最後に、クロスワイバーを今遊ぶ価値を整理します。
前作の続編として作風を引き締めつつ、人間体と3形態の切り替え、シューティング面の追加、全13面のボリュームでしっかり差別化したアクションゲームでした。
最初は少し扱いづらくても、どの形態がどこで強いかが見えてくると一気に道が開けるので、攻略していく楽しさがかなりはっきりしています。
ここではおすすめ度、最短の入り方、次に遊ぶならどの作品が良いかを結論重視でまとめます。
最後に向いている人を整理しておきます。
結論:おすすめ度と合う人
クロスワイバーは、変身ヒーロー風の世界観が好きな人、少し不器用でも攻略の手応えがあるアクションを遊びたい人にはかなりおすすめです。
特に、形態切り替えの意味を自分で見つけていくゲームが好きな人には相性が良く、ただの横アクションでは終わらない楽しさがあります。
反対に、最初から快適で分かりやすい操作や、シンプルな1本道アクションを求める人には少し重たく感じるかもしれません。
それでも、今触るとレトロゲームらしい癖と工夫の両方がかなり濃く残っていて、記憶に残る1本です。
総合すると、癖の強い続編良作として一度は遊ぶ価値があります。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
クロスワイバーを最短で楽しむなら、まずは1面から数面までで「主力形態を1つ決める」「アイテムをどの姿で拾うか意識する」「苦手な場面だけ別形態へ変える」の3つに集中するのが正解です。
最初の目標は全13面制覇ではなく、同じ場所で同じ変身ミスを繰り返さなくなることに置くと、本作の攻略がかなり見えやすくなります。
そのあと、シューティング面ではアクション時の感覚をいったん切り替えて、まずは被弾しにくい動きを優先するようにすると安定します。
さらにサウンドテストも触って作品の雰囲気を味わうと、続編としての違いもよく見えてきます。
本作は、全部使うより使い分けの基準を持つことを先に覚えるとぐっと楽しくなります。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
クロスワイバーが気に入ったなら、まずは前作のサイバークロスを遊んで、雰囲気やテンポの違いを比べるのがおすすめです。
サイバークロスはよりコミカル寄りで、続編の本作がどこを硬派にしたのかがかなり分かりやすく見えてきます。
また、同じフェイスのPCエンジン作品としてメタルストーカーへ広げると、当時のアクション・シューティング系の作り込みの違いも楽しめます。
こうして周辺作へ広げると、クロスワイバーが単なるマイナー続編ではなく、かなり意欲的に広げられた作品だったことがよく分かります。
そういう意味でも、本作はPCエンジンの厚みを知るうえで価値の高い1本です。