上海とは?【レトロゲームプロフィール】
上海は、山のように積まれた144枚の麻雀牌から、同じ種類の牌を2枚ずつ取り除いていく思考型パズルです。
選べるのは、上に別の牌が載っておらず、左右のどちらかが開いている「自由牌」だけ。
目の前のペアへ反射的に手を伸ばすと、肝心の牌を下に閉じ込めたまま手詰まりになるのが、このゲームの怖いところです。
牌の並びはプレイごとに変わるため、同じドラゴン配列でも毎回同じ手順では解けません。
時間を気にせず考えられるソリティアのほか、制限時間内の消去数を競うトーナメント、2人で同じ山を交代しながら崩すチャレンジも収録されています。
今取れるペアではなく、その2枚を消したあとに何が開くのかを読むことが面白さの中心です。
慣れないうちは、中央の高い牌と、横に長く伸びた列の端から眺めると盤面を整理しやすくなります。
季節牌と花牌は少し特殊で、絵柄が違っていても同じ種類同士ならペアにできます。
2026年8月7日時点では、ファミコン版をWindows向けProject EGGで公式にプレイ可能です。
Nintendo Switchには上海LEGENDや上海 Refreshもありますが、こちらは1987年版そのものではありません。
実機用カセットは、ソフト単品なら数百円から1,000円前後の例が中心で、箱と説明書付きも比較的見つけやすい部類です。
操作方法から自由牌の見方、19種類の初期データ、手詰まりを減らす考え方、2人用、中古購入まで、遊ぶ前に知っておきたい点をまとめました。
上達の近道は、ペアを見つける速さより、同じ牌4枚の位置を見てから消す癖をつけることです。
| 発売日 | 1987年12月4日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | 思考型パズルゲーム |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 開発 | サン電子(原作ゲームデザイン:ブロディー・ロッカード/Activision) |
| 発売 | サン電子 |
| 特徴 | 144枚の麻雀牌、自由牌、ドラゴン配列、ソリティア、トーナメント、2人用チャレンジ |
| シリーズ | 上海シリーズ |
| 関連作 | 上海II、上海LEGEND |
上海の紹介(概要・ストーリーなど)
麻雀牌がずらりと並ぶ画面を見ると、役や点数計算まで覚えなければならないように感じるかもしれません。
けれども必要なのは、同じ牌を見分けて自由牌かどうかを確かめることだけです。
萬子、筒子、索子、三元牌、風牌は同じ絵柄同士で組み、季節牌と花牌だけは同じ種類の中なら別の絵でも消せます。
物語を追いかけるゲームではなく、積まれた牌をすべて片づけ、最後に現れる一枚絵と「天晴」の文字を目指す作品です。
1人でじっくり解くソリティア、時間内の消去数を競うトーナメント、2人で交代しながら牌を取るチャレンジの3モードが用意されています。
牌の名前を最初から全部覚える必要もありません。
絵と数字を見比べながら、まずは「上が空いているか」「左右の片方が開いているか」の2点を確認できれば十分に遊び始められます。
発売年・対応ハード・ジャンル
上海は、1987年12月4日にサン電子から発売されたファミリーコンピュータ用ソフトです。
定価は5,300円で、1人から2人まで遊べます。
見た目は麻雀ですが、ジャンルは思考型パズルです。
対局をするのではなく、積まれた牌から同じ種類の2枚組を見つけて消していきます。
原作は、Activisionが1986年にMacintosh向けに発売した作品です。
ゲームデザインはブロディー・ロッカードが担当しました。
ファミコン版ではサン電子が家庭用向けに調整し、複数のゲームモードと音楽設定を加えています。
原作の1人用パズルに、時間勝負と2人対戦を加えた版として楽しめます。
使う牌は144枚です。
萬子、筒子、索子が各36枚あります。
三元牌は12枚、風牌は16枚です。
花牌と季節牌はそれぞれ4枚です。
画面では牌の高さを白、黄、水色、ピンクなどの色で分けます。
立体的な影が少ないため、色と重なりを見て段数を判断してください。
保存機能はないため、1局ごとに腰を据えて盤面と向き合う作りです。
麻雀を題材にしながら、対局の知識を求められない点も入りやすさにつながっています。
牌の名称を知らなくても、同じ絵を探せば遊べます。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
上海には、主人公や悪役が登場する物語らしい物語はありません。
画面に積まれた麻雀牌を、ルールに従って全て取り除くことが目的です。
開始時には、144枚の牌がドラゴンを思わせる形に積まれています。
同じ絵柄の自由牌を2枚選ぶと、その組が画面から消えます。
上に別の牌が載る物や、左右を両方塞がれた牌は選べません。
全ての牌を消せばクリアです。
最後の2枚まで順番をつなぎ、山を完全に平らに戻すことが大きな目標です。
途中で組にできる自由牌がなくなれば、その局は手詰まりです。
ソリティアならBACKUPで手を戻し、別の組み合わせを試せます。
最初からやり直すRETRYも用意されています。
クリア後には龍と「天晴」を使った一枚絵が表示されます。
一枚絵は2種類が確認されており、繰り返しクリアする小さな楽しみにもなっています。
物語がないぶん、牌が1段ずつ消え、隠れていた模様が現れる過程そのものがゲームの進行です。
残り数枚で狙っていたペアが予定どおり開いた瞬間は、エンディングにも負けないご褒美です。
得点や残機ではなく、残り牌が減っていく様子そのものが進行を示しています。
途中の判断が最後の2枚へつながる、静かな達成感が魅力です。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
牌を取るには、上に別の牌が重なっておらず、左右のどちらか一方が開いている必要があります。
この2つを満たした牌が自由牌です。
萬子、筒子、索子、風牌、三元牌は、同じ絵柄同士で組にします。
春夏秋冬の季節牌は、4枚の中ならどの2枚でも取れます。
蘭、梅、菊、竹の花牌も、花牌同士なら別の絵で構いません。
見えている同じ牌を消すゲームではなく、次の自由牌を作るゲームです。
同じ絵柄は通常4枚あるので、最初にどの2枚を組ませるかで後半の展開が変わります。
3枚だけ自由になっている時は、残す1枚の下や横を比べてください。
重要な牌を開く組から消せば、その後の選択肢が増えます。
逆に、何も開かない外側の組ばかり急いで消すと、中央が固まったまま残ります。
毎回の積み込みは変化し、同じ形でも難しさが変わります。
ルールは数分で覚えられても、序盤の1手が終盤まで響く奥深さがあります。
1組を取るたび、隠れていた牌と新しい横端が同時に現れます。
その変化を先読みし、次の2手までつなげる所に中毒性があります。
考えた手がうまくつながった時の手応えは十分です。
難易度・クリア時間の目安
ボタン操作は簡単でも、初めて山を消し切るまでの難易度は高めです。
牌の絵柄が細かく、段数を色で見分ける必要があります。
自由牌に見えても、上の牌がほんの少し重なっていれば選べません。
同じ牌を見つけても、左右を両方塞がれていれば取れない状態です。
盤面には144枚あり、クリアまでに72組をつなげて消します。
慣れないうちは、1局30分から1時間ほど見ておくと焦らず考えられます。
時間より、途中で何度BACKUPを使うかで所要時間が変わる作品です。
初見では全部を消し切れず、残り20枚前後で行き止まりになることも珍しくありません。
ソリティアには制限時間がないため、牌の位置を紙に書きながら進められます。
トーナメントは5分、10分、20分、無制限から条件を選びます。
短い設定では、読みより見つける速さも必要です。
チャレンジは1手10秒から60秒の範囲で選べます。
一人でじっくり解く難しさと、時間内に自由牌を探す難しさが分かれています。
最初はソリティアで中央を崩す感覚をつかみ、それから時間勝負に進むのがおすすめです。
盤面から少し目を離し、同じ絵柄を探し直すだけで見落としが減る場合もあります。
上海が刺さる人/刺さらない人
上海と相性がよいのは、急かされずに盤面を眺める時間が好きな人です。
同じ絵を探すだけでなく、数手先にどの牌が開くかを考える時間まで楽しめます。
麻雀牌の模様が好きでも、麻雀の点数計算は苦手という人にも向きます。
1局ごとに積み込みが変わるため、同じドラゴン配列に何度でも挑めます。
2人用では知識だけでなく、短い時間で自由牌を見つける力も競えます。
静かな画面に長く集中し、1手の失敗を戻して考え直せる人ほど相性はかなり良いでしょう。
反対に、派手な演出や物語、キャラクターの成長を求める人には、かなり淡泊に映ります。
ファミコン版は立体表示が弱く、牌の高さを直感で読みにくい欠点もあります。
保存機能がないため、長いソリティアを途中で終える時は最初からやり直しです。
積み込みによって難度が変わる点を理不尽に感じる人にも、あまり向きません。
まず10分だけ遊び、自由牌を見つける作業が心地よいか試してください。
同じ牌を取った後に下の牌が一気に開く瞬間に気持ちよさを感じたなら、かなり長く遊べます。
派手さはないのに「あと1局」だけは妙に強い、夜更かし注意の1本です。
上海の遊び方
操作そのものはシンプルで、十字キーでカーソルを動かし、Aボタンで1枚目と2枚目を選びます。
選択を取り消したい時はBボタンです。
ただし、遊び始めてすぐ同じ牌探しへ突入するより、最初の30秒は自由牌と塞がれた牌の違いを見比べる方が、その後のミスを減らせます。
選べない理由はNOT FREE、絵柄が合わない場合はNOT A MATCHと表示されるので、最初は警告を先生代わりにして構いません。
ソリティアのHELPには、一手戻しや手詰まり確認に使える機能もあります。
牌の高さは背景色、残り枚数は画面上部で確認できます。
まずは時間制限のないソリティアを選び、カーソルの動きと牌が消える条件を1組ずつ確かめてみましょう。
基本操作・画面の見方
十字キーで指の形をしたカーソルを上下左右と斜めへ動かします。
Aボタンは牌の選択とメニュー決定を兼ねています。
1枚目を選ぶと牌の色が反転します。
次に同じ種類の自由牌へカーソルを合わせ、もう一度Aを押してください。
条件を満たした正しいペアなら、その場で2枚が消えます。
1枚目を選び直したい時はBでキャンセルします。
STARTはタイトル画面からゲームを始める時に使います。
SELECTは通常操作では使いません。
画面上部のTILES REMAININGで残り牌の数を確認してください。
牌の段数は色で分けられています。
白が低い段で、黄、水色、ピンクと変わり、最上段も白で表示されます。
上に重なりがある牌や、左右を挟まれた牌を選ぶとNOT FREEです。
絵柄が合わない2枚を選ぶとNOT A MATCHと出ます。
画面下にはTILE、NEW GAME、HELP、SETTINGSなどのメニューがあります。
最初の30秒は、中央上段、左右端、塞がれた中央牌へ順にカーソルを合わせ、反応の違いを確かめると分かりやすいでしょう。
メニューへカーソルを移す時も十字キーを使い、Aで項目を開きます。
設定を終えたらTILEへ戻り、盤面の番号を確かめて開始してください。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
ゲームを始める前に、TILEメニューから使う初期データを選びます。
NEW GAMEではソリティア、トーナメント、チャレンジを決めます。
1人でゆっくり考えたいならソリティアが向いています。
盤面が出たら、中央の高い牌と横に伸びた列の端を見ます。
同じ種類の自由牌を2枚消したら、次の操作へ急がず、新しく開いた牌を確認します。
取る、下と横が開く、次の自由牌を探すという流れを72回つなぎます。
同じ絵柄が3枚以上見えている時は、どの2枚を取るかを考えます。
何も開かないペアより、中央上段や長い列を崩すペアが優先です。
選び方に迷った時は、HELPのBACKUPで1手ずつ戻せます。
取れる組が見つからない時はFINDを使い、自由牌の見落としか手詰まりかを確かめます。
PEEKは隠れた牌を見せますが、その局を続けられなくなるため、学習用です。
全牌を消せばクリア画面に進みます。
手詰まりなら戻して別の組を試すか、RETRYで同じ局を最初からやり直してください。
1局が終わるたび、詰まる原因になった絵柄を1つだけ覚えておくと、次の盤面で判断が速くなります。
終盤では自由牌が少ないため、1組を取る前に次の相方まで見ておきます。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
初めて遊ぶ時は、NEW GAMEからソリティアを選びます。
時間制限がないため、操作と牌の条件を落ち着いて確認できます。
盤面が表示されても、最初のペアへすぐ飛びつくのは少し待ちましょう。
まずドラゴン配列の頂上にある1枚を見ます。
次に横中央の長い列の左右端と、右側へ突き出た牌を確認します。
この4枚は全体の開き方へ強く関わります。
最初の目標は、中央の高い牌を早めに自由へすることです。
同じ絵柄を見つけたら、残り2枚の位置も探します。
4枚のうち、中央を塞ぐ2枚から組めるならそちらを取ります。
季節牌は春夏秋冬のどれでもペアです。
花牌も蘭、梅、菊、竹の中から2枚を選べます。
絵柄が違うだけで取れないと思い込むと、せっかくのペアを見落とします。
1手進めたら、新しく自由になった牌を数秒見てから次へ移ります。
残り100枚を切るまでは、外側を急いで平らへせず、上段と中央の開放を優先します。
手詰まりに入ったらBACKUPを2手から3手使い、別の4枚組を試してください。
最初の数手ほど急がず、消したあとに2枚以上が自由になる組を探してください。
外側だけが減る手より、内側へ道ができる手を選びます。
初心者がつまずくポイントと対処
初心者がまず引っかかりやすいのは、同じ絵柄なのにAを押しても取れない場面です。
原因は上の牌か、左右両側の塞がりです。
カーソルを合わせる前に、その牌の上と横を見てください。
もう1つ多いのが、季節牌と花牌でも同じ絵柄を探し続けてしまうことです。
季節牌同士、花牌同士なら絵が違っても組めます。
そして厄介なのが、見つけたペアを考えずに片っ端から取ってしまうことです。
同じ絵柄4枚のうち、何を開く2枚かを比べるだけで手詰まりを減らせます。
3枚だけ自由な時に最初の2枚を取ると、残した1枚が重要な牌を塞ぐ場合があります。
下にある4枚目との組み合わせまで考えてください。
牌の高さを読み違える時は、絵柄より先に背景色を見てください。
カーソルが飛びすぎる場合は、斜め入力を避けて上下左右に1回ずつ動かします。
取れるペアが見えない時は、FINDで自由牌を調べます。
FINDで手が残っていたら、同じ絵柄の見落としです。
手がない場合はBACKUPで数手戻り、何も開かなかったペアから組み替えてください。
PEEKを使うとその局を続けられないので、最後の答え合わせに回すのが無難です。
1枚目を間違えた時は、別の牌を押し続けずBで解除します。
選択状態をいったん消すだけで、誤った組を探し続ける時間を減らせます。
上海の攻略法
上海の攻略は、見つけたペアを片っ端から消す作業ではありません。
ペアの数を増やすより、中央と上段を開ける2枚を選ぶことが、最後までつなげるための基本です。
序盤は頂上や長い列の端を意識し、中盤は同じ絵柄4枚の組み方を比べます。
残り20枚前後になったら、取れる牌ではなく最後に残る2枚の位置から逆算すると崩れにくくなります。
季節牌と花牌は組み替えが利くため、早々に使い切らず、中央を開けたい場面や終盤の逃げ道として残す手も有効です。
迷った局面ではBACKUPで戻し、変える組み合わせを1つに絞って試してください。
同じ所で詰まっても、前回と違う2枚を選ぶだけで盤面の流れが大きく変わります。
序盤攻略:自由牌と中央上段を優先
序盤では、山全体を塞いでいる牌をどれだけ早く外せるかが重要です。
説明書では、横中央の長い列の左右端や、右側の突き出し、頂上の牌へ注目する考え方が示されています。
これらが残ったままだと、下段や内側の多くがいつまでも自由になりません。
最初に盤面を見渡し、その4枚と同じ絵柄がどこにあるか探します。
自由牌同士で組めるなら、外側より中央が開く組を優先します。
外側の簡単なペアより、頂上と長い列を崩すペアが序盤の安定手順です。
ただし、頂上牌の相方が下に隠れているなら、見えない相手を延々と探す必要はありません。
その相方を塞ぐ上段から順に崩します。
同じ絵柄が3枚自由なら、4枚目がどこに隠れているかを考えます。
中央を塞ぐ1枚を残す選び方は避けてください。
季節牌と花牌は組み替えやすいため、上段を外せる組に使います。
序盤から盤面の左右どちらかだけを崩すと、反対側の相方が閉じ込められます。
左右を交互に崩し、中央の選択肢を増やしていく方が安全です。
残り100枚ほどまでは、消去数より新しく自由になった牌の数を成功の目安にします。
開始時に4枚の位置を指で追い、相方が見えるかだけ先に確認します。
中盤攻略:同じ絵柄4枚の残し方
中盤に入ると、同じ絵柄4枚をどう組ませるかが手詰まりを左右します。
4枚全てが自由なら、2組ともすぐ取って構いません。
悩ましいのは、3枚だけ自由になっている場面です。
近い2枚を何となく消すと、残した1枚と隠れた4枚目が同時に自由にならない場合があります。
3枚それぞれの下と横を見て、最も多くの牌を開く2枚を選んでください。
残す1枚ではなく、取る2枚が何を開くかで決めると迷いにくくなります。
左右の外側に同じ牌が2枚見えていても、何も開かない組なら後回しで構いません。
中央上段の1枚と外側の1枚を組めば、内側の牌が自由になる可能性があります。
季節牌と花牌は4枚全てが別の絵です。
この8枚は組み合わせを変えられるため、詰まりやすい中央の牌を優先して取ります。
同じ絵柄の残り枚数が分からなくなったら、消した組を紙に短く書くだけでも助けになります。
「東を1組」「五萬を1組」と残せば、画面に出た同牌が最後の2枚か判断できます。
残り60枚を切ったら、見えるペアを減らすより、最後の相方がどこにいるかを先に確かめてください。
4枚のうち2枚が上下に重なる場合は、上側を含む組から取ると次の相方が開きやすくなります。
終盤攻略:残り20枚からの詰み回避
残り20枚前後まで来ると山はかなり平らになり、急に簡単そうに見えてきます。
ところが、この段階で4枚組を間違えると、戻す手数がかえって長くなります。
勢いで取り続ける前に、残った牌を絵柄ごとに数えてみましょう。
同じ牌が4枚見えているなら、2組の取り方を決めます。
2枚しか見えない場合は、その2枚が同時に自由かを確認します。
片方を塞ぐ牌が同じ組の相方に塞がれている形は危険です。
終盤は取れるペアより、最後に残す2枚の位置を先に決めるのが安定します。
横に並んだ牌は、左右端からしか自由になりません。
同じ絵柄を中央に2枚残すと、互いに塞いで取れない場合があります。
端へ近い牌と組みながら中央を開いてください。
季節牌と花牌が残っていれば、別絵でも組める柔軟さを最後まで使えます。
取れる組が1つしかない時ほど、すぐ消さず、その後に自由になる牌を確認します。
次の組がなければ、その1手より前までBACKUPします。
残り4枚では2組を交差させず、先に塞がれている側を開く組から取ってください。
最後の2枚を消して「天晴」が出るまでは、終わった気になってカーソルを急がないことも大切です。
局面別の安定戦術(序盤/中盤/終盤)
序盤は、外側の分かりやすいペアだけを消していると中央が固まりがちです。
頂上、中央列の端、突き出した牌を先に意識してください。
中盤では、同じ絵柄3枚から近い2枚を選ぶだけでは危険です。
4枚目の位置と、消したあとに開く牌の数を比べます。
終盤は、自由牌が減った焦りから、唯一見えるペアへ飛びつきやすくなります。
どの局面でも、消した後に新しいペアが1組以上できるかを見るのが共通の戦術です。
上下に重なる局面では、低い段より上段を優先します。
横に詰まる局面では、中央より左右端から開きます。
同じ絵柄が4枚とも自由なら、迷わず2組を処理できます。
季節牌と花牌が複数自由なら、他の牌を多く開く組み合わせを選んでください。
トーナメントでは考える時間が短いため、序盤の4枚だけ先に見つけます。
チャレンジでは、相手へ簡単なペアを残さず、自分が1組取った後の盤面まで考えます。
ソリティアで安定手順を覚えれば、時間勝負でも探す場所を絞れます。
速さを伸ばすのは後回しで構いません。
最初は手詰まりを減らす方が、結果的に上達しやすくなります。
終盤で迷ったら、残る絵柄を声に出すか短く書き、相方の位置を見失わないようにします。
戻し・やり直し・手詰まり判定の管理
ソリティアのHELPには、BACKUP、RETRY、FIND、PEEKの4機能があります。
BACKUPは直前の1手を戻す機能です。
繰り返し選べば、複数手前まで戻って別の組を試せます。
RETRYは同じ局を最初からやり直します。
序盤の選択に大きな原因がある時は、長く戻すよりRETRYが早い場合もあります。
FINDは現在動かせる牌を調べ、自由牌の見落としを確かめます。
取れる牌が見えない時は、リセット前にFINDで手詰まりか確認してください。
PEEKは牌の下に何が隠れているかを見せます。
ただしPEEKを使った局は、そのまま続けられません。
攻略中の切り札ではなく、詰んだあとの答え合わせに使う機能です。
同じ局へ再挑戦する時は、PEEKで見た牌を全部覚えようとしないでください。
頂上牌の相方と、中央を塞ぐ牌の下だけを覚える方が実戦的です。
トーナメントとチャレンジではHELPに頼れないため、ソリティアで戻しの理由を学びます。
BACKUPした手を紙に残せば、同じ失敗を繰り返さず別の2枚を選べます。
やり直しは敗北というより、4枚組の正しい組ませ方を探すための工程です。
上海の裏技・小ネタ
上海には、盤面を解く以外にも、知っていると少し得をした気分になる仕掛けがあります。
タイトル画面をそのまま放置するとスタッフロールが始まるのは、うっかりSTARTを押し続けているとまず気づかない小ネタです。
さらにスタッフロール中には、複数ボタンの同時入力で通常とは違う表示も確認できます。
攻略面ではBACKUPとFINDが頼りになりますが、PEEKは使った局をそのまま続けられないため、答え合わせ向けです。
また、季節牌と花牌は絵柄が違っても同じ種類同士なら取れます。
初見では裏技に見えるものの、こちらは説明書にも記載された正式なルールです。
タイトル画面のスタッフロールと隠しメッセージ
タイトル画面で何も操作せずに待っていると、やがてスタッフロールが始まります。
ゲームをクリアしなくても制作スタッフを確認できる、小さな隠し演出です。
いつもの癖ですぐSTARTを押すと見られないため、起動後はコントローラーに触れず待ちます。
スタッフロールへ入ったら、1コントローラーを使います。
A、B、SELECT、十字キーの右下を同時に入力すると、通常とは違うメッセージが出るとされています。
右と下を斜めに入れたまま、A・B・SELECTを重ねるのが手順です。
同時押しがずれると何も起こらないので、先に右下を入れ、そのまま3ボタンを重ねると試しやすいでしょう。
純正コントローラーはSELECTとA、Bが離れているので、両手で押すと成功しやすくなります。
互換機では斜め入力や複数ボタンの同時認識が異なる場合があります。
この入力を試しても、通常のソリティア進行やクリア画面には影響しません。
隠し表示を見た後はタイトルへ戻り、普通にSTARTから遊べます。
先にゲームを始めたい時は後回しにし、休憩中の小ネタとして試してください。
静かなパズルの裏に、サンソフトらしい遊び心がのぞく場面です。
BACKUP・FIND・PEEKの使い分け
BACKUPを選ぶと、直前に取ったペアが盤面へ戻ります。
1回だけでなく、何度か使って複数手を戻せます。
同じ絵柄4枚の組み方を変えたい時に最も便利です。
RETRYは現在の局を最初から再開します。
10手以上戻す必要があり、序盤の方針も覚えているなら、RETRYで仕切り直す方が早いこともあります。
FINDは、現在の盤面で動かせる自由牌を調べます。
目でペアを見つけられない時はFIND、選び方を変える時はBACKUPと分けてください。
FINDで牌が示されれば、手詰まりではなく、どこかに見落としがあります。
自由牌は見つかっても、同じ絵柄の相方が自由とは限りません。
PEEKは隠れた牌を見せる機能です。
牌の下に何があるか学べますが、使用後はその局を続けられません。
クリア寸前の強引な突破に使うより、手詰まりになった局の答え合わせに向いています。
トーナメントとチャレンジでは、これらのHELPに頼らず進めます。
ソリティアで各機能の意味を覚えてから、2人用に移ると混乱しません。
便利な機能も、使う目的を決めておけば、自分で考える楽しさを残せます。
BACKUP後は同じペアを再び選ばず、もう一方の組み合わせへ変えて盤面の開き方を比べます。
季節牌・花牌の特殊ペア
通常牌は、同じ絵柄を2枚選ばなければ消せません。
一萬なら一萬、東なら東、白なら白という組み合わせです。
例外が季節牌と花牌です。
季節牌は春、夏、秋、冬の4枚です。
この4枚は、季節牌同士なら違う絵でもペアになります。
春と冬、夏と秋のような組み合わせでも取れます。
花牌は蘭、梅、菊、竹の4枚です。
花牌も4枚の中から自由に2枚を組める公式ルールです。
季節牌と花牌を混ぜたペアは作れません。
春と梅のように種類をまたぐ組み合わせは、NOT A MATCHと表示されます。
自由に組めるからといって、外側の季節牌を最初に全部使い切るのは、もったいない場合があります。
中央上段を塞ぐ1枚を開けるために残してください。
終盤まで数枚を残すと、別絵で組める柔軟さが詰み回避に役立ちます。
初めて見ると「絵が違うのに消えた」と驚きますが、裏技ではありません。
説明書に記載された、上海シリーズを遊ぶうえで大切な特殊ルールです。
牌の隅にある英字や花の絵を見れば、通常牌との違いを判断しやすくなります。
4枚の位置を先に見つけると、終盤に残す組も決めやすくなります。
ランダム配牌と手詰まりへの注意
ファミコン版ではドラゴン型の配列を使いながら、牌の積み込みが毎回変わります。
同じ初期データを選んでも、見える絵柄と難度が同じとは限りません。
簡単に中央が開く局もあれば、重要な相方が下に隠れる局もあります。
そのため、前回うまくいった手順をそのままなぞっても、同じ結果になるとは限りません。
運の差を感じても、手詰まりの多くは4枚組の選び直しで改善できます。
取れるペアが見えなくなっても、すぐ電源に手を伸ばさず、まずFINDを使ってください。
本当に手がない場合はBACKUPで、最後に複数候補があった場所まで戻ります。
同じ絵柄3枚から取った組や、季節牌と花牌の組み合わせが見直し候補です。
何も開かなかった外側のペアも、戻す優先度が高くなります。
PEEKで隠れた牌を見た場合は、次の局のために答えを丸暗記する必要はありません。
頂上牌の相方と、中央列の下に隠れた牌だけを覚えてください。
配牌の差はありますが、考え直すためのHELPが用意されている点は救いです。
1局で煮詰まったら、別のTILEデータに移って気分を変えるのもありです。
難しい局に意地を張り続けず、別の山を崩しに行くのも立派な遊び方です。
上海の良い点
上海のよさは、ルール説明が短いのに、考え始めると簡単には底が見えないところです。
同じ牌を2枚取るだけでも、選ぶ順番ひとつで終盤の景色がまるごと変わります。
操作を覚えるまでに時間はかかりませんが、安定して山を消し切るには何局も盤面と向き合う必要があります。
ソリティアでは読み、トーナメントでは速さ、チャレンジでは相手との駆け引きが前に出るため、同じルールでも手触りは別物です。
爆発や派手なカットインはありません。
それでも、中央に埋もれていた牌が開き、山が少しずつ平らになっていく様子には、黙々と片づけを終えた時のような気持ちよさがあります。
短時間だけ触る日にも、1局を腰を据えて解く日にも合わせやすい作品です。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
基本ルールは、自由牌の中から同じ種類を2枚選ぶだけです。
麻雀の役、点数、鳴き、待ちを覚える必要はありません。
それでも実際の1手には、上段の重なり、横の塞がり、同じ絵柄4枚の位置が絡みます。
最初に目に入ったペアが正解とは限らないのが悩ましいところです。
取った後に3枚の牌が自由になる組もあれば、何も変わらない組もあります。
操作は軽く、考える量だけが深くなる設計です。
1組消すたびに盤面が変わるため、長く考えたあとにも小さな結果がすぐ返ってきます。
手詰まりになってもBACKUPで戻し、別の組を試せます。
ソリティアは時間制限がなく、年齢を問わず自分の速さで遊べます。
トーナメントでは同じ山と時間条件で消去数を比べられます。
チャレンジは1組ごとに交代し、相手が開いた牌も使う対戦です。
一人用の読みと2人用の瞬発力が、同じルールで両立します。
毎回の積み込みが変わり、クリアした後も別の手順へ挑めます。
短いルール説明の先に長い中毒性が待っている、パズルらしい1本です。
1手の操作は数秒でも、その結果を読む時間は好きなだけ取れます。
考える速さを自分で決められる点も、長く遊びやすい理由です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
画面中央を占めるのは、144枚の牌を積み上げたドラゴン配列です。
ファミコン版は完全な立体表示ではなく、牌の背景色で段数を分けています。
白、黄、水色、ピンクが重なり、山の高さを簡潔に表現します。
牌を取るたび下の色と絵柄が現れ、山が少しずつ平らになります。
派手な爆発こそありませんが、山が整理されていく変化はしっかり伝わります。
自分の手で散らかった山を整える気持ちよさが画面にそのまま出ます。
BGMはA、B、Cの3種類から選べます。
音を切るOFFもあり、静かに考えたい時にも合わせられます。
メッセージ表示もONとOFFを切り替えられます。
選べない牌の警告が邪魔なら、慣れた後にOFFにできます。
クリア後には龍と「天晴」を使った一枚絵が表示されます。
2種類の絵があり、淡い盤面から急に華やかな締めへ変わります。
タイトルを放置するとスタッフロールが始まる演出も、静かな作品に合っています。
長く遊んでいると、音楽とカーソル音が自然に集中のリズムへ変わっていきます。
カーソルと牌の消える音も控えめで、長時間考えても耳に強く残りません。
好みのBGMに替えるだけで、同じ盤面でも集中の感覚が変わります。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
ソリティアでは19種類のTILEデータを選び、異なる初期状態に挑めます。
積み込みも変わるため、一度クリアしたデータでも同じ局にはなりません。
BACKUPを使わず消し切る目標や、残り牌の少なさを競う遊び方があります。
手詰まりを早めに察し、意味のない長考を減らせるようになることも上達の一部です。
トーナメントでは5分、10分、20分、無制限を選べます。
長考型から短時間の牌探しまで、同じ盤面で難しさを変えられるのが魅力です。
チャレンジでは1手の時間を10秒、20秒、30秒、60秒から選びます。
短い設定ほど、自由牌の条件を一瞬で見抜く必要があります。
クリア後の一枚絵は2種類が確認されており、両方を見る目標もあります。
スタッフロール中の隠しメッセージも、通常クリアと別の小さな発見です。
牌の名前を覚えてくると、同じ絵柄4枚の位置を声やメモで管理しやすくなります。
慣れた後はFINDやBACKUPを使わず、自分の目だけで最後まで進めてください。
スコアや装備収集はありませんが、盤面を見る速度と判断がプレイヤー側に蓄積します。
同じ盤面でも毎回違う判断を迫られるため、飽きにくい作りです。
上海の悪い点
遊びやすさだけで見ると、ファミコン版ならではの古さもはっきり残っています。
牌の段数を立体的な影ではなく色で判断するため、自由牌を直感的に見つけにくいのが最大の壁です。
絵柄も小さく、五萬と六萬などを見間違えることがあります。
ソリティアが長引いても途中保存はなく、電源を切れば同じ局へ戻れません。
さらに積み込みによって難しさが変わるので、うまく進んだ手順を次回そのまま再現できない場合もあります。
対戦モードの流れも、説明書なしでは少々つかみにくい作りです。
とはいえ、警告表示をONにし、FINDやBACKUPを遠慮なく使えば、見落としや理不尽さはある程度やわらげられます。
古いゲームらしい不親切さはありますが、対処法を知ると付き合いやすくなるタイプです。
不便な点(立体表示/保存/配牌)
ファミコン版では、立体的な影ではなく、主に背景色で牌の高さを示します。
上に牌が載っているか、横にどこまで重なるかを一目で判断しにくい画面です。
色の違いを覚えるまでは、自由牌と思った牌にNOT FREEが何度も出ます。
牌の模様も小さく、索子や萬子の数字を見間違える場合があります。
画面の粗さによって、思考以外の視認性まで難しくなる点は弱みです。
ソリティアには一手戻しがありますが、途中保存はありません。
30分以上進めた局でも、電源を切れば容赦なく最初からやり直しです。
毎回の積み込みが変わるため、同じ局を後日そのまま再開することもできません。
パスワードやバッテリー保存には対応していない作品です。
TILEデータを変えられても、盤面の形はドラゴン配列が中心です。
後年のシリーズほど多彩な積み方や見やすい拡大表示はありません。
現在ならProject EGGでウィンドウを見やすい大きさに調整する方法があります。
実機では画面比率を崩さず、近すぎない距離で牌の色を見ると負担を減らせます。
長い局へ挑む時は、途中で電源を切らずに済む時間を先に確保しておきましょう。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
ルールどおりに自由牌を取っていても、後半で手詰まりになることはあります。
原因は序盤の4枚組や、季節牌と花牌の組み合わせに残ることが多いです。
しかも、どの1手が原因だったのかを画面は教えてくれません。
救済となるのがBACKUP、RETRY、FIND、PEEKです。
詰んだら最後の1手ではなく、候補が複数あった所まで戻すのが対策です。
FINDで自由牌が残るかを調べ、見落としならその場で続けます。
本当に手が残っていないなら、同じ絵柄3枚から選んだ組をまず見直します。
季節牌や花牌を外側同士で早く消した場合も戻す候補です。
PEEKは下の牌を見られますが、その局を続けられません。
完全な救済というより、次回へ知識を残すための機能です。
短時間で何度も詰む時は、別のTILEデータに変えて気分を切り替えます。
トーナメントとチャレンジにはHELPがなく、時間制限も加わります。
最初から対戦だけを遊ばず、ソリティアで自由牌と4枚組を覚えてください。
配牌差そのものは残りますが、戻し機能を使えば、その理不尽さも学習材料に変えられます。
詰まり方を1つ覚えるだけでも、次の局では同じ選択を避けられます。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在の上海系パズルでは、牌の拡大、ヒント、シャッフル、途中保存などを備えた作品も珍しくありません。
それに比べると、ファミコン版は牌を選ぶ、戻す、やり直すという最低限の機能が中心です。
画面に全144枚を表示するため、1枚ごとの模様は小さくなります。
操作自体は簡単でも、長時間遊ぶと目が疲れやすい画面です。
初代らしさを求めないなら、現行の上海シリーズの方が遊びやすい人も多いはずです。
物語やキャラクター、ステージ演出もほとんどありません。
1つのルールを長く掘ることに興味がない人には、内容が少なく見えます。
対戦モードもオンラインではなく、同じ場所で交代する形です。
トーナメントの進行やチャレンジのパス条件は、説明書なしだと理解しにくくなります。
一方、余計な演出がなく、牌だけに集中できる点は現在でも長所です。
Project EGGなら1987年版を公式環境で遊びつつ、実機の接続を省けます。
Nintendo Switchで遊びやすさを求めるなら、上海LEGENDなど新しい版が候補です。
初代の色表示と操作へ思い入れがあるかで、選ぶ版を決めてください。
上海を遊ぶには?
2026年8月7日時点で、1987年のファミコン版を公式に遊ぶ手段として分かりやすいのが、Windows向けのProject EGGです。
当時の画面やルールをそのまま味わいたいならProject EGG、カセット込みで楽しみたいなら実機という選び方です。
Nintendo Switchには新しい上海シリーズもありますが、1987年版と画面やモードが同一というわけではありません。
中古カセットはソフト単品が比較的安く、箱と説明書付きも極端な高額品になりにくい傾向です。
続いて、公式配信と現行作品の違い、実機で必要な物、中古相場、牌を見やすくする設定を確認します。
「初代そのものを遊びたいのか」「現在の見やすい上海を遊びたいのか」を先に決めると、購入先で迷いにくくなります。
今遊べる環境(Project EGGと現行シリーズの違い)
2026年8月7日時点では、ファミコン版上海をProject EGGで公式に購入できます。
Project EGGは、過去の家庭用やパソコン向け作品をWindows上で遊ぶサービスです。
利用時はサービス登録が必要なので、作品ごとの購入条件もあわせて確認してください。
1987年の画面とルールを優先するならProject EGGが分かりやすい選択です。
Nintendo Classicsのファミコン一覧から起動する方式ではありません。
Nintendo Switchには上海LEGENDがあります。
300を超えるステージや協力プレイなどを収録した現代向けの作品です。
上海 RefreshもSwitchとSteamで展開されました。
いずれも基本ルールは共通していますが、ファミコン版の色表示やメニューをそのまま再現した商品ではありません。
アーケード版の系統を遊ぶなら、SwitchとPS4のアーケードアーカイブス 上海IIIもあります。
購入前には、作品名の後ろにLEGEND、Refresh、IIIなどが付いていないか確認してください。
初代を遊びたいのか、見やすい新作を遊びたいのかで選ぶ商品が変わります。
公式配信の価格と対応OSは変わる場合があるため、購入直前に各ストアを見直してください。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶなら、国内版カセット、ファミリーコンピュータ本体、コントローラー、テレビへつなぐ環境が必要です。
一人用は1コントローラーで遊べます。
チャレンジでは1コントローラーをプレイヤー1、2コントローラーをプレイヤー2が使います。
トーナメントでも2コントローラーを使える案内があります。
初代ファミコンは、基本的にRF接続を使います。
現在のテレビに対応端子がない場合は、AV仕様の本体か適合する変換環境を用意します。
カーソル操作に使う十字キーとA、Bの反応を最初に確認してください。
斜め入力が入り続けるコントローラーでは、小さな牌へカーソルを合わせにくくなります。
Aは牌とメニューの決定、Bは選択の取り消しです。
タイトルを放置してスタッフロールを見る場合は、SELECTの反応も試します。
カセット端子を手入れする場合は専用品を使い、強く削るような方法は避けてください。
本作は電池保存ではないため、保存電池の交換は必要ありません。
テレビは画面比率を元に近づけ、輪郭を強くぼかす補正を切ります。
牌の段数を色で読む作品なので、色のにじみが少ない表示ほど遊びやすくなります。
2人用に入る前に、両方のコントローラーでカーソルと決定を試してください。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年8月7日時点の直近成約例を見ると、ソフト単品は370円、840円、1,000円で落札されています。
箱と説明書付きには610円と680円の成約例があります。
未開封品でも2,120円の例があり、現状では極端なプレミア作品ではありません。
販売店では箱説なしが528円から990円前後、通常中古が1,210円の例も見られます。
単品と箱説明書付きを分け、送料込みの総額で比較してください。
Yahoo!オークションの「上海」全体平均には、続編、セット商品、別機種版も混ざります。
全体平均だけを見て、初代ファミコン版の相場だと思い込まない方が安全です。
カセットはラベルの日焼け、破れ、ケースの割れ、端子のさびを見ます。
動作確認済みを選ぶなら、タイトル表示だけでなく、牌を2枚選び、Bで解除できる所まで確認された商品が安心です。
説明書には牌の種類、3モード、HELP、音楽設定が載っています。
初めて遊ぶ場合は、安い完品が見つかれば説明書付きもおすすめです。
箱はつぶれ、耳の欠け、日焼けを確認します。
価格は出品時期と状態で動くため、購入直前に同条件の成約を3件ほど見直してください。
遊ぶことを優先するなら、動作確認済みの単品を1,000円前後までで探しやすい状況です。
快適に遊ぶコツ(画面表示・メモ・中断環境)
ファミコン版は牌の段数を色で見分けるため、テレビ側の色調整が意外と重要です。
黄、水色、ピンク、白が見分けられる明るさに合わせます。
輪郭補正を強くすると小さな文字がつぶれる場合があります。
実機では元の画面比率に近づけ、横に伸ばしすぎないでください。
長いソリティアは電源を切らなくてよい時間に始めるのが最大の中断対策です。
途中保存はないため、30分から1時間ほど余裕を取ります。
同じ絵柄4枚の位置を忘れやすいなら、牌名と場所を紙に短く書くだけでも助かります。
「東は左端、頂上、中央下、右端」のような記録で十分です。
全牌の配置を書き写す必要はありません。
季節牌、花牌、頂上牌、中央列を塞ぐ牌だけを残してください。
10分ほどにらめっこして目が疲れたら、ポーズかメニューでいったん手を止めましょう。
同じ牌を探し続けるより、一度画面から目を離して戻った方が、あっさり見つかることもあります。
Project EGGで遊ぶ時は、牌がぼやけない整数倍に近い表示を試します。
現行シリーズと交互に遊ぶ場合は、ヒントやシャッフルの有無を混同しないでください。
初代ではBACKUPとFINDを使い、自分で手順を組み直すのが基本です。
上海のQ&A
遊び始めたばかりの頃は、「同じ絵なのに取れない」「花の絵が違うのに消えた」と、盤面に小さく振り回されます。
まず覚えたいのは、同じ絵柄でも上と左右を塞がれていれば取れないことです。
自由牌とは、上に別の牌がなく、左右のどちらかが開いている牌を指します。
季節牌と花牌は例外で、それぞれ同じ種類の中なら別の絵でもペアにできます。
取れる組が見つからない時はFINDで手詰まりか見落としかを確認し、必要ならBACKUPで候補が複数あった場面まで戻ります。
2人で同じ山を取り合う場合はチャレンジを選び、1組ごとに交代しながら消した牌の数を競います。
以下では、最初につまずきやすい4つの疑問をまとめました。
自由牌とは何ですか?
自由牌とは、その時点の盤面から取り除ける状態になった牌です。
条件は、牌の上に別の牌が少しも重なっておらず、左右のどちらか一方が開いていることです。
左右を両方別の牌で塞がれている場合は取れません。
片側を塞がれていても、反対側が開いていれば自由牌として扱われます。
上が空き、左か右へ動かせる牌が自由牌と覚えてください。
同じ段にある牌でも、左右に隙間がある物は取れます。
逆に画面の端に見えても、上段の牌が重なると選べません。
自由牌ではない物にAを押すとNOT FREEと表示されます。
1枚目に選んだ牌の色が反転しても、2枚目が自由でなければペアは完成しません。
慣れないうちは、盤面の左右端と最上段から探すと見つけやすいでしょう。
中央の牌は上段を崩すか、横の端が開くまで待ちます。
取れる牌が見つからない時は、ソリティアのFINDで自由牌を確かめられます。
自由牌の数を増やす手を選ぶことが、クリアへの一番大切な考え方です。
自由牌を選ぶ時は、絵柄より先に上の重なりと左右の空間を見ます。
この順番に変えるだけで、NOT FREEの回数を減らせます。
季節牌・花牌は同じ絵柄でなくても取れますか?
季節牌と花牌は、同じ絵柄でなくてもペアにできます。
季節牌は春、夏、秋、冬の4枚です。
春と夏、秋と冬など、季節牌同士ならどの組み合わせでも構いません。
花牌は蘭、梅、菊、竹の4枚です。
花牌も同様で、花牌同士なら違う絵を2枚選んで構いません。
季節は季節同士、花は花同士で自由にペアを作れます。
季節牌と花牌を1枚ずつ混ぜることはできません。
春と梅を選ぶと、NOT A MATCHと表示されます。
通常の萬子、筒子、索子、三元牌、風牌は同じ絵柄が必要です。
特殊牌は組み替えが利くので、最初に見つけた2枚を急いで取らない方がよい場面もあります。
中央上段を塞ぐ季節牌があるなら、その牌を含む組を優先します。
終盤まで特殊牌を数枚残すと、別絵で組める柔軟さが手詰まり回避に役立ちます。
絵が違う2枚を取れるのは裏技ではなく、説明書に載っている正式なルールです。
麻雀の花牌を知らなくても、画面の英字や花の絵で種類を見分けられます。
季節牌には数字ではなく季節を示す文字が入り、花牌には植物の絵が描かれています。
どちらの種類か迷ったら、最初の1組を試してNOT A MATCHの表示を確認してください。
間違えても牌は消えず、Bで選択を解除できます。
手詰まりを防ぐにはどうすればよいですか?
手詰まりを減らす第一歩は、見つけたペアへすぐ飛びつかないことです。
同じ絵柄4枚がどこにあるかを、取る前に探してみてください。
3枚だけ自由なら、どの2枚を取ると新しい牌が多く開くか比べてください。
頂上と中央列を塞ぐ牌は、外側の何も開かない牌より優先します。
季節牌と花牌も、中央を開く組み合わせに使います。
取った後に自由牌が増えるペアを選ぶのが最も分かりやすい対策です。
残り牌が少なくなったら、最後の2枚をどこに残すか先に考えます。
横一列の中央に同じ牌を2枚残すと、互いに塞ぐ場合があります。
端の牌と組みながら内側を開いてください。
取れるペアが見えなくなったら、HELPのFINDで見落としを調べます。
本当に手がなければ、BACKUPで候補が複数あった所まで戻します。
最後の1手だけ変えても、その後に開く牌が同じなら詰まり方は変わりません。
同じ絵柄3枚の選択か、特殊牌の組み合わせまで数手戻るのが近道です。
PEEKは答え合わせに使えますが、その局を続けられない点に注意してください。
外側だけを平らにするより、上段と中央に新しい空間を作る手を優先してください。
2人で遊ぶ時はどのモードを選びますか?
2人で同じ盤面を取り合うなら、NEW GAMEからチャレンジを選びます。
プレイヤー1は1コントローラーを使います。
プレイヤー2は2コントローラーを使ってください。
両者が同じドラゴン配列から交代で牌を取ります。
自分の手番で1組消すたびに1ポイント入ります。
1組を取った時か、制限時間を過ぎた時に相手の番へ移ります。
制限時間は10秒、20秒、30秒、60秒から選択できます。
時間切れはパス扱いです。
パスが4回続くか、取れる牌がなくなるとゲーム終了です。
ゲーム終了時に、消した牌の数が多い側の勝ちです。
相手が開いた牌を自分が取れるため、1手ごとに盤面が共有されます。
相手に簡単なペアを残すのか、それとも中央を開いて自分の得点を伸ばすのか、1手ごとに読み合いが生まれます。
同じ条件で個別に消去数を比べたい場合はトーナメントを使います。
トーナメントは5分、10分、20分、無制限から選べます。
初対戦はチャレンジを60秒にし、自由牌を確認する時間を長く取ってください。
対戦前に両方のコントローラーでカーソルが動くか確かめます。
1手の時間が短いと操作確認だけで交代するため、最初は余裕のある設定が安心です。
上海のまとめ
上海は、最初こそNOT FREEの表示に首をかしげますが、自由牌と同じ絵柄4枚の扱いが分かると、かなり筋道立てて遊べるパズルです。
上段と横端を先に見る癖をつけるだけでも、盤面の読みやすさは大きく変わります。
1人用ではBACKUPを使いながら組み合わせを学び、2人用では長めの制限時間から始めるのがおすすめです。
2026年8月7日時点では、ファミコン版をProject EGGで公式にプレイできます。
一方、牌の見やすさや多数のステージを優先するなら、Nintendo Switchの新しいシリーズ作品も候補です。
まずはクリアを急がず、最初の1局で自由牌を正しく見分けられるようになることを目標にしてください。
中央の牌が開く気持ちよさに気づけば、次の1組、もう1局と自然に手が伸びるはずです。
結論:おすすめ度と合う人
上海は、覚えるルールが少ない一方で、考える余地は最後までたっぷり残るパズルです。
同じ牌を2枚選ぶだけなので、麻雀を知らなくても始められます。
自由牌、4枚組、季節牌、花牌の扱いを理解すると、運任せではない順番の読みが見えてきます。
静かな画面で数手先を考える人には、今でもおすすめできる1本です。
一方、ファミコン版の立体表示は弱く、牌の高さを色で読まなければなりません。
途中保存もなく、1局へまとまった時間が必要です。
見やすさや多数の配列を優先するなら、現行の上海LEGENDが合います。
1987年の操作と音を求めるなら、Project EGGか正規カセットを選んでください。
実機用ソフトは比較的安く、箱と説明書付きも探しやすい部類です。
まずソリティアで10組ほど取り、中央の牌が開く感覚を試します。
そこで「次の1組だけ」と思えたなら、このゲームとの相性はかなりよいはずです。
派手な物語はありませんが、最後の2枚が予定どおり並んだ時の達成感があります。
詰んで悔しくなり、別の組を試したくなる人ほど長く付き合えます。
寝る前の1局が朝まで伸びないよう、時間だけは先に決めてください。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
まずはソリティアを選び、時間制限なしで始めます。
盤面が出たら、頂上の牌と横中央の長い列の端を探してください。
同じ絵柄を見つけても、残り2枚の場所を確認するまではAを押さないようにします。
中央上段を開く組から取り、新しく自由になった牌を確認します。
最初の目標は残り100枚まで、BACKUPを使いながら進むことです。
季節牌と花牌が別絵でも組めることを1回ずつ試します。
手が見えない時はFINDを使い、見落としと手詰まりを分けます。
手詰まりになったら、同じ絵柄3枚から選んだ場面まで戻ってみてください。
1局をクリアしたら、HELPを使わず同じTILEデータに再挑戦します。
次にトーナメントの20分を選び、消せる枚数を確認します。
慣れたら10分、5分と短くしてください。
2人で遊ぶ時はチャレンジを60秒から始めます。
自由牌をすぐ見つけられるようになったら30秒以下に進みます。
タイトル画面を放置し、スタッフロールと隠し入力も試してください。
遊び方が気に入ったら、初代をProject EGGか実機で続け、現行版との見やすさも比べてみてください。
1局ごとに、詰まった原因を1つだけメモしてください。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
ファミコン版で覚えた仕組みをもう少し広げたいなら、続編の上海IIが候補です。
ソリティアに加え、対戦や時間勝負の内容が整理されています。
アーケード系の対戦を味わいたいなら、アーケードアーカイブス 上海IIIがあります。
Nintendo SwitchとPS4で遊べる別系統の作品です。
現代的な見やすさと多いステージを求めるなら、上海LEGENDが入りやすくなります。
次は初代の簡素さ、対戦、多数の配列のどれを残すかで選んでください。
初代の音や色使いが気に入ったなら、次は上海IIが自然です。
2人で直接競いたいなら上海IIIの系統が合います。
1人で大量の問題にじっくり挑みたいなら、上海LEGENDが向いています。
麻雀牌を使わない同系統の絵合わせパズルもありますが、牌の種類を覚えた後は上海シリーズが最も移りやすいです。
上海 RefreshもSwitchとSteamで遊べる候補です。
初代の攻略で覚えた自由牌、4枚組、特殊牌の考え方は、後の作品でも通用します。
まず1987年版を1度クリアし、次の作品でヒントや立体表示がどれだけ進化したか比べてみるのも面白いでしょう。
同じルールが機種ごとにどう見やすくなったかを追うのも、シリーズの面白さです。