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マルサの女徹底攻略ガイド

マルサの女





マルサの女徹底攻略ガイド



マルサの女とは?【レトロゲームプロフィール】

マルサの女は、税務調査員の板倉亮子となり、帳簿や聞き込みを重ねながら脱税の証拠を追っていくコマンド選択式アドベンチャーです。

1987年公開の同名映画を題材にしていますが、ただ映画の場面を順番に眺めるだけではありません。

町を歩き、駅から電車へ乗り、会社や銀行を訪ねて地道に裏を取っていきます。

1989年9月19日にカプコンから発売され、原作映画を手掛けた伊丹十三が監修しました。

今から遊ぶならファミコン用の中古カセットが現実的で、裸ソフトなら比較的手頃な成約例も見つかります。

攻略で大事なのは、画面にある物を片っ端から調べ続けることではありません。

帳簿、住所、電話番号を次の調査先へつなげていくと、捜査の流れが急に見えやすくなります。

取り調べでは「ひっかけ」「つっこむ」「あばく」「おどす」「なだめる」といった、税務調査らしいのか刑事ドラマらしいのか分からない濃いコマンドも登場します。

終盤には張り込みやガサ入れまで始まり、序盤の税務署勤務とはかなり空気が変わってきます。

最短手順を知っていれば約1時間でクリアした例もありますが、初回からそこだけを追うのは少しもったいありません。

背景や人物をじっくり調べた時に出る細かな反応も、本作のおいしいところです。

遊び方、取り調べのコツ、終盤の暗証番号、裏技、中古で遊ぶ方法までまとめました。

帳簿1冊から次の会社へたどり着くあの地味な瞬間が、なぜか妙に気持ちいいゲームです。

発売日 1989年9月19日
対応機種 ファミリーコンピュータ
ジャンル コマンド選択式アドベンチャー
プレイ人数 1人
開発 カプコン
発売 カプコン
特徴 税務調査、聞き込み、証拠収集、町マップ、電車移動、張り込み、ガサ入れ、パスワード
シリーズ 同名映画を原作とした単発のゲーム化作品
関連作 マルサの女マルサの女2

マルサの女の紹介(概要・ストーリーなど)

マルサの女は、脱税調査というかなり渋い題材を、移動、調査、聞き込みに分けて遊ばせる作品です。

地区を移る時は電車、町へ着けば斜め上から見下ろしたマップ、建物へ入ればコマンド式の調査画面へ切り替わります。

ずっと同じ背景で文章だけ読むゲームではありません。

場所を移動するたびに画面と捜査の手触りが変わるので、古いアドベンチャーとしては意外と動きがあります。

映画を基にしつつ、ゲーム独自の人物や事件のつなぎ方も入っています。

まずはどんなふうに証拠を追うゲームなのか、ざっくり流れをつかんでおきましょう。

発売年・対応ハード・ジャンル

マルサの女は1989年9月19日にカプコンから発売されたファミリーコンピュータ用ソフトです。

開発もカプコンが担当し、伊丹十三が監修、藤原得郎がディレクターを務めています。

プレイ人数は1人で、ジャンルはコマンド選択式アドベンチャーです。

発売時の定価は5,900円でした。

映画原作ゲームというと、原作の名場面を順番に追って終わる作品もありますが、本作はかなりゲームらしく作られています。

プレイヤー自身が板倉亮子を動かし、町を歩いて調査先を探します。

全体マップ、町マップ、室内の調査画面という3種類を切り替えながら進むため、「次の会社へ向かっている」という感覚も出ています。

会社の帳簿を確認し、銀行で口座を洗い、そこで出た別名義からさらに調査先を広げていく。

税務調査の流れそのものを謎解きへ置き換えたのが、本作ならではの面白さです。

剣も魔法も殺人事件もないのに、ちゃんと先が気になる。

ファミコンで脱税をゲームにしてしまった題材の珍しさも、今となってはかなり強烈です。

ストーリー/目的(ネタバレなし)

主人公の板倉亮子は、港町税務署で働く腕利きの調査員です。

ある日、上司の露口から指示を受け、パチンコ店の港ホールへ税務調査に向かいます。

最初はひとつの店を調べる仕事ですが、帳簿や隠し預金を追っていくうち、脱税の手口をまとめた「脱税マニュアル」の存在が浮かんできます。

そこから建設会社、不動産会社、金融機関へと調査先がどんどん広がっていきます。

さらにその奥には、権藤英樹や暴力団といった大きな存在も見え始めます。

ところが税務署員の立場では、怪しいと分かっていても強制的に調べられない場面があります。

証拠が目の前にありそうなのに踏み込めない。このもどかしさが中盤までじわじわ積み重なります。

やがて亮子は東京国税局査察部へ異動し、本格的な強制調査へ入っていきます。

地道な任意調査からマルサとしての強制調査へ変わっていくのが物語の大きな見どころです。

映画を知らなくても筋はゲーム内で追えます。

原作を知っていれば、人物や場面がゲーム向けにどう変えられたのかを見る楽しみも増えます。

ゲームシステムの要点(何が面白い?)

ゲームは大きく3種類の画面を行き来して進みます。

別の地区へ行く時は駅から電車へ乗り、全体マップを移動します。

目的地へ着けば、建物や通行人が置かれた町マップへ切り替わります。

会社や店の中へ入ると、「みる」「しらべる」「はなす」「つかう」「いどう」「そのた」といったコマンド式の調査画面です。

机や帳簿だけでなく、電話、パソコン、部屋の隅、人物の身なりまで調べることがあります。

そこで得た住所や電話番号を、今度は税務署のパソコンや電話へ持ち帰って使います。

つまり画面にある証拠を取って終わりではありません。

その情報が「次にどこへ行けばいいか」を教えてくれます。

取り調べでは普通に話すだけでなく、「ひっかけ」「つっこむ」「あばく」「おどす」「なだめる」といった選択まで出てきます。

先に証拠を集めておくほど、会話で相手を追い込みやすくなるのが気持ちいいところです。

アクションで押し切るのではなく、足と資料と会話で逃げ道をふさいでいくゲームになっています。

難易度・クリア時間の目安

ファミコン時代のコマンド式アドベンチャーとしては、比較的遊びやすいほうです。

場面によって選べるコマンドが整理され、必要な調査が残っている時は簡単に先へ進めないようになっています。

そのため、意味もなく何十か所も往復し続けるタイプではありません。

とはいえ、完全に手ぶらで進めると後半で困ります。

電話番号、住所、人物名、終盤で出てくる数字などは自分で覚える必要があります。

会話も順番が大切で、相手への切り込み方を間違えると追い出されることがあります。

最短手順を知り、文章送りと電車移動を短縮すれば、約1時間でクリアした例もあります。

初見なら文章を読み、町の人にも話しかけ、余計な物まで調べることになるので、2~4時間くらい見ておくとゆっくり遊べます。

特に後半は、前に出てきた数字が突然必要になります。

気になる数字だけはその場でメモしておくと、「あれ何だったっけ」と遠い目をせずに済みます。

難しい暗号を解くというより、拾った情報を忘れず次へつなぐ力が大事な作品です。

マルサの女が刺さる人/刺さらない人

マルサの女と相性がいいのは、派手な事件よりも地道な捜査を楽しめる人です。

帳簿を見て、銀行へ行き、電話をかけ、別名義を見つけてまた会社へ戻る。

文字にすると地味ですが、この一本ずつ糸をたぐっていく感じが妙に楽しい作品です。

映画版が好きなら、宮本信子をはじめとする出演者を意識した人物グラフィックを見るだけでも楽しめます。

背景も細かく、信号や洗濯物など、攻略には関係ない部分まで動いています。

逆に、次々と展開が変わるテンポの速いゲームを求める人には、税務署へ戻って報告し、また電車で出掛ける流れが面倒に感じるでしょう。

税務や金融の用語も多く、ひらがな中心の表示になることで逆に意味を取りづらい場面もあります。

物語も基本的には一本道です。

大人っぽい題材と地味な調査そのものを面白がれる人ほど、本作にはよく合います。

「ファミコンでこんな題材までゲームにしていたのか」と驚きたい人にもおすすめしやすい1本です。

マルサの女の遊び方

マルサの女では、建物の中でコマンドを選ぶだけでなく、町マップを自分で歩いて会社や駅を探します。

室内ではAで決定や文章送りを行い、メッセージ中にAを押し続けると表示を速められます。

最初から複雑な捜査手順を覚える必要はありません。

見る、話す、調べるを一通り試すだけでも序盤はかなり進められます。

証拠を手にしたらその場へ居座らず、税務署へ持ち帰って報告や検索へつなげましょう。

この往復こそ、本作の基本です。

基本操作・画面の見方

町マップでは十字キーで板倉亮子を移動させます。

建物、駅、人物の近くへ行き、調べられる位置から行動へ入ります。

建物内では十字キーでコマンドや対象を選び、Aボタンで決定します。

文章が表示されている時にAを押し続ければ、メッセージを早く進められます。

部屋によっては画面の左右にまだ見えていない範囲があり、十字キーで視点を動かす必要があります。

まず「みる」で部屋全体を確認し、その後「しらべる」で机や帳簿などを細かく追うのが基本です。

人物が見当たらない時には、「そのた」から「よぶ」を使うこともあります。

電車に乗った後は、走行中にSTARTを押すことで移動演出を短縮できます。

町では歩いて探し、室内ではコマンドで掘ると覚えると、画面ごとの役割がすぐ分かります。

開始直後なら、まず税務署の室内を左右に見て、上司の露口へ話しかけてみましょう。

基本ループ(何を繰り返すゲーム?)

大きな流れは、税務署で指示を受け、パソコンなどで調査先を確認するところから始まります。

駅から目的の地区へ移動し、町へ着いたら会社や店を探します。

建物へ入ったら人物へ話し、帳簿や周辺の物を調べ、証拠や新しい名前を拾います。

そこで話が完結するとは限りません。

得た帳簿や伝票を税務署へ持ち帰り、上司へ報告したり、電話やパソコンでさらに調べたりします。

すると別の会社や住所が見つかり、また電車へ乗ることになります。

最初は「また戻るのか」と思うかもしれません。

でも何度か続けると、ひとつの証拠から別の人物が出て、その人物から新しい会社へつながっていく面白さが見えてきます。

証拠を取る、報告する、新しい情報を得る、次の現場へ向かう。この循環がゲームの中心です。

相手が口を割らないなら、別の場所から証拠を取って戻ることで会話が変わる場合もあります。

足で稼いだ情報が一本の線になった時が、かなり気持ちいい作品です。

序盤の進め方(最初にやることチェック)

ゲーム開始直後は港町税務署です。

まず「そのた」から寝ぐせを直すという、税務調査ゲームとは思えない小さな導入があります。

その後は室内を見て、露口と話し、パソコンで港ホールの住所を確認しましょう。

外へ出たら駅を探し、赤山へ電車で向かいます。

港ホールでは店内だけを見て終わらず、事務所まで入ります。

マッチ、ティッシュ、貯金箱など、「これも調べるの?」と思う物まで触ってみてください。

社長の工藤を呼び、帳簿を手に入れたら、そこで無理に全部を解こうとしません。

税務署へ戻り、帳簿を調べ直します。

そこから銀行や別名義へ捜査が伸びていきます。

現場で証拠を取ったら税務署へ持ち帰るという感覚を、序盤のうちに身につけておきましょう。

港ホール一連の流れが、その後のほぼすべての調査のひな型になります。

初心者がつまずくポイントと対処

よくあるのが、人物へ1回話しかけて「もうこの人からは何も出ない」と決めてしまうことです。

同じ相手へ2回、3回と話すことで話題が変わる場面があります。

次に戸惑いやすいのが、「みる」と「しらべる」の違いです。

先に部屋全体を見ないと、細かく調べられる対象が出てこないことがあります。

人物がいないなら「そのた」の「よぶ」も忘れないようにしましょう。

そして一番大事なのが、取った情報をその場だけで使おうとしないことです。

帳簿なら税務署、電話番号なら電話、住所ならパソコンと、別の場所へ持っていって初めて意味が出る情報があります。

取り調べで追い出された場合も、同じコマンドを連打して再挑戦するだけでは進まないことがあります。

証拠が足りないのか、会話の順番が違うのかを疑いましょう。

見る、調べる、話す、証拠を別の場所で使うという順番を意識すると、かなり安定します。

行き先が増えない時は、現在地でまだ見ていない方向がないか確認するのも有効です。

マルサの女の攻略法

マルサの女は、どこで何を手に入れたかを整理できれば一気に進めやすくなります。

序盤の港ホールで調査の基本を覚え、中盤では帳簿や電話番号から会社同士のつながりを追います。

終盤へ入ると東京国税局へ舞台が移り、張り込みやガサ入れまで始まります。

ここまで来ると、序盤の「帳簿を持って帰るだけ」だった頃が少し懐かしくなるくらいです。

数字、名前、電話番号はその場で残す。これだけは最後まで意識しておきましょう。

特に隠し部屋へ入る直前になってから、数時間前の数字を思い出そうとするのはかなり厳しいです。

序盤攻略:港ホールで調査のきほんを覚える

最初の港ホールは、このゲームの操作と考え方を覚える練習問題のような調査です。

店内を見たら店員を呼び、話を聞いて事務所へ進みます。

事務所では机だけでなく、目につく物を一つずつ調べてみましょう。

マッチやティッシュのように、普通なら捨ててしまいそうな物も後の会話で材料になります。

社長の工藤を呼んだら、1回話して終わりではありません。

返事が変わるまで何度か話してみることも大切です。

帳簿を手に入れたら、そこで工藤を完全に追い詰めようとしなくても大丈夫です。

税務署へ戻り、帳簿を調べ、露口や吉野と話し、パソコンから銀行の住所を確認します。

東亜信金まで行くと、工藤本人だけでなく家族名義の動きも見えてきます。

本人名義だけではなく、別名義の資金まで追うという税務調査らしい流れを、ここで覚えておきましょう。

最後に港ホールへ戻り、集めた証拠で工藤を崩せれば、以降の攻略もかなり分かりやすくなります。

中盤攻略:帳簿・住所・電話番号をつないで追う

中盤へ入ると、ヤマト建設、四菱オート、港リース、サン不動産など、複数の会社をまたいで調べることになります。

ここからは、目の前の社長へ何度も質問するだけでは進みません。

別会社の帳簿や伝票を調べ、実際に取引があったのか裏を取る必要があります。

車両やリースの話が出たなら、納車や伝票のつながりを追います。

電話番号が分かったら電話へ、住所が出たらパソコンへ。

新しく出てきた固有名詞は、軽くメモしておくだけでもかなり楽になります。

サン不動産では腕時計、キーホルダー、現金帳など、帳簿以外の物まで証拠へつながります。

相手を問い詰める時も、いきなり「おどす」から入るより、先に矛盾へつながる話題を出したほうが効果的です。

証拠を取る、別の場所で裏を取る、本人へ戻る。この3段階を意識してください。

何度も電車へ乗ることになりますが、この遠回りが実は正解ルートです。

終盤攻略:マルサ異動後の張り込みと権藤摘発

東京国税局へ異動すると、いよいよタイトルどおりのマルサ編へ入ります。

最初のガサ入れから、調べる物の細かさが一段上がります。

花瓶、テーブル、タバコ、キャビネット、ボトル、ドレッサー、ソファーと、部屋の中を本当に隅々まで見ることになります。

ただ「しらべる」を選べばいいだけでなく、物をたたいたり、カッターを使ったりする場面もあります。

その後は権藤の動きを追い、港ホール、喫茶店、ホテル、マンションなどで張り込みを続けます。

ここで少し昔のゲームらしいのが、同じ場所で「はりこみ」を1回使っただけでは何も起きないことがある点です。

「何もないな」とすぐ帰らず、何度か続けてみましょう。

捜査が進むと平和銀行、ホテルキッス、権藤家へ入り、隠された現金や証拠を探します。

終盤は部屋全体を見てから、見える物を一つずつ掘るのが安全です。

そして権藤家へ向かう前、愛人宅で出てくる数字だけは必ず残してください。

最後の隠し部屋へ入るため、その数字をもう一度使います。

取り調べ別の安定手順(追い出される原因→対策)

聞き込みの難しい場面では、「何を言うか」だけでなく「どの順番で言うか」も大切です。

港ホールの工藤なら、ティッシュなどの材料から話を広げていきます。

そこから「ひっかけ」「つっこむ」「あばく」と少しずつ逃げ道をふさぎ、必要に応じて「おどす」「なだめる」へ進みます。

最初から強く出ればいいわけではありません。

サン不動産の丸尾やヤマト建設の山下でも、先に別の証拠や人物名を押さえておく必要があります。

相手から追い出されても、それでゲームオーバーになるわけではありません。

入り直せるので、さっきと同じ順番を繰り返すのではなく1つだけ変えてみましょう。

そもそも新しい話題が出ないなら、別の会社でまだ必要な証拠を取っていない可能性があります。

証拠を集めてから、少しずつ圧力を上げていくと考えると取り調べの流れが分かりやすくなります。

適当に脅し続けるより、「もう言い逃れできませんよ」という材料を先にそろえるほうが早道です。

暗証番号とメモ必須ポイント

終盤で一番忘れたくないのが、権藤家の隠し部屋へ入るための数字です。

途中には「ルブダビーエッチ」という、聞いただけでは何のことかさっぱり分からないヒントが出ます。

さらに権藤の愛人がいるマンションで、胸、腰、おしりを調べると3つの数値が分かります。

ここで「ああ、数字出たな」くらいで流すと、後でかなり困ります。

この数値はそのまま並べるのではありません。

腰の60だけ順番を逆にして06とし、そこへ胸の88、おしりの90を続けます。

完成する6桁は068890です。

権藤家では暖炉を調べ、ライターを使った先でこの数字を入力します。

暗証番号は068890です。

初見で自力攻略したいなら、答えそのものではなく胸、腰、おしりの数字だけでも残しておきましょう。

電話番号、パスワード、この3つの数値はメモ推奨です。

マルサの女の裏技・小ネタ

マルサの女には、派手な無敵コマンドや隠しステージが大量にあるわけではありません。

その代わり、何度も見る移動演出を短くする実用的な小技があります。

また一度クリアして正解手順を覚えると、かなり速く最後まで進められます。

ただ、初回からそれだけをやると、せっかくの細かな背景や妙な会話をほとんど見ないまま終わります。

最初は寄り道、2周目で時短くらいがちょうどいい遊び方です。

映画を知っているなら、原作との細かな違いを探すのも楽しくなります。

電車移動を短縮する方法

もっとも使いやすい小技は、地区間を移動する電車のシーンを短縮する方法です。

駅で別の地区を選ぶと、電車が画面を走っていく移動演出が入ります。

この電車が動き始めてからSTARTを押してください。

走行シーンを途中で飛ばし、目的地へ早く着けます。

ゲーム中は港町、赤山、青芝、黒金台、八本木、締縄町、飯倉町などを何度も往復します。

1回だけなら味のある電車ですが、10回、20回と見る頃には「もう着いてくれ」と言いたくなります。

電車が走り始めたらSTARTと覚えておけば十分です。

町マップや室内で、何か特別なことが起きると思ってSTARTを連打する必要はありません。

初回だけ普通に見て、雰囲気を味わった後はどんどん短縮して構わないでしょう。

最短クリアを狙う時にはかなり効いてくる小技です。

最短攻略テク(無駄な聞き込みを減らすコツ)

最短で進めたいなら、町を歩く人全員へ話しかける必要はありません。

まず税務署で次の調査対象を確認し、その会社へ直接向かいます。

建物へ入ったら、進行に必要な「みる」「しらべる」「よぶ」「はなす」だけを選びます。

必要な帳簿や伝票を手に入れたら、その場で余計な物を調べ続けず税務署へ戻ります。

文章はAボタンを押し続ければ速く送れます。

電車もSTARTで短縮できます。

この2つだけでも、普通に遊ぶ時よりかなり時間を削れます。

最短攻略例では約1時間で最後まで進められています。

ただし正解だけを押す遊びは完全に2周目向けです。

初見から最短手順をなぞると、背景の細かい反応や通行人との会話をほとんど見ないまま終わります。

まず普通に遊び、2回目に「どこまで早く終わるか」を試すほうが本作を二度楽しめます。

映画版との違い・細かな小ネタ

ゲーム版は映画マルサの女を基にしていますが、設定や人物関係まで完全に同じではありません。

映画では権藤の別れた妻は直接登場しませんが、ゲームでは調査対象として出てきます。

権藤の息子の名前も、映画とゲームでは変更されています。

脱税を密告する人物についても原作との差があります。

ゲームでは港ホール社長の工藤を調べるところから、権藤へつながる線が伸びていきます。

板倉の税務署時代の部下も、映画とは異なる吉野という人物です。

その一方で人物グラフィックは実写の出演者をかなり意識しています。

映画を知っていれば、顔を見ただけで「あ、この人か」と分かるキャラクターも多めです。

大まかな骨組みは映画、捜査ルートはゲーム向けに再構成と考えると違いを楽しみやすくなります。

原作を見た後にもう一度ゲームへ戻ると、変更点探しだけでもかなり遊べます。

パスワードと特殊操作の注意点

進行の記録には、平仮名12文字のパスワードを使います。

物語の決まった節目で上司から教えてもらうので、表示されたらその場で残しておきましょう。

現代ゲームのように、会社の机を調べている途中で自由にセーブできる仕組みではありません。

調査途中で電源を切ると、最後にパスワードを得たところからやり直しになります。

昔なら紙へ書き写すところですが、今ならスマートフォンで画面ごと撮るほうが安全です。

平仮名が12文字並ぶと、1文字くらい普通に見間違えます。

電車スキップではSTARTを使いますが、これは走行中だけで十分です。

通常の調査画面で押しても、便利な隠しメニューが出るわけではありません。

パスワードは見た瞬間に写真へ残すのが一番確実です。

電話番号や暗証番号とまとめて残しておけば、次回再開した時も「何をしていたんだっけ」となりにくくなります。

マルサの女の良い点

マルサの女の面白さは、脱税調査という一歩間違えばものすごく地味になりそうな題材を、きちんとゲームの謎解きへ変えているところです。

町を歩いて会社へ入り、帳簿を持ち帰り、銀行から次の名義へたどり着く。

ひとつひとつは派手ではありませんが、証拠が線になった瞬間にはしっかり手応えがあります。

人物や背景のグラフィックも細かく、原作映画らしい空気を意識しています。

大人向け映画の題材を無理なくファミコンの遊びへ落としたところは、今見てもかなり面白いです。

一本道ではありますが進行は整理されており、昔のアドベンチャーに慣れていない人でも比較的入りやすい作品です。

ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)

古いコマンド式アドベンチャーでは、「はなす」「みる」「しらべる」を全部の対象へ何十回も試す総当たりが苦痛になることがあります。

本作は場面ごとに使える内容がある程度整理されており、無意味な選択を延々続ける場面は少なめです。

さらに必要な調査が残っている時は、簡単に次の場所へ移れないようになっています。

「まだ何かあるな」と気付きやすい作りです。

帳簿から銀行口座を調べ、別名義が出たらその人物を追う。

そこからまた別の会社が浮かび上がる。

証拠がつながるたびに行動範囲が広がっていきます。

税務署へ戻り、上司へ報告する作業も、ちゃんと仕事を1件ずつ片付けているような感覚があります。

ばらばらだった情報が一本につながった瞬間が、本作でいちばん気持ちいいところです。

最短手順なら短く終われるため、昔のADVにありがちな極端な長さもありません。

一度クリアした後は、どこまで無駄を削れるか試す遊びにも向いています。

演出・音楽・グラフィックの魅力

人物グラフィックは、かわいくデフォルメするより原作映画の出演者へ寄せた写実的な方向です。

板倉亮子や露口を見ると、映画を知っている人ならモデルとなった俳優を思い浮かべやすいでしょう。

背景も会社ごとにきちんと描き分けられ、同じ事務所を名前だけ変えて使い回している感じは薄めです。

町では信号表示が変わったり、マンションの洗濯物が揺れたりと、攻略に何の関係もない小さな動きまで入っています。

こういう部分は止まって見ていると意外と楽しいです。

パチンコ店、銀行、ホテル、暴力団事務所と、場所によって画面の空気もしっかり変わります。

電車移動にも専用演出があり、「今、別の地区へ向かっている」という感覚を作っています。

限られたファミコンの表現で実写映画の生活感を出そうとしているところが見どころです。

音楽も過剰に重くならず、黙々と調査を続けるテンポを支えてくれます。

原作付きファミコン作品としては、画面作りにもかなり丁寧さを感じます。

やり込み要素(収集・周回・高難度)

大量の分岐やアイテム図鑑があるわけではないので、何十時間も収集を続けるタイプではありません。

それでも2周目には違った楽しみ方があります。

1周目で証拠だけ急いで拾ったなら、次は町の通行人へ話しかけ、室内のどうでもよさそうな物まで調べてみましょう。

進行に関係しない返事や、板倉らしい細かなコメントが見つかることがあります。

映画を見た後にもう一度始め、原作から変えられた人物や展開を探す遊びもできます。

逆に1周目をじっくり遊んだなら、2周目はメッセージ早送りと電車スキップを使って最短クリアを狙うのも面白いです。

暗証番号をもう一度自力で解くか、必要な数字だけ最初からメモして突っ走るかでもテンポが変わります。

細部を掘る周回と、速さを狙う周回の2方向で遊べる作品です。

高難度モードはなくても、自分で遊び方を変えれば意外ともう1回触りたくなります。

マルサの女の悪い点

マルサの女は当時のADVとしては親切ですが、今遊ぶと移動と報告の往復が多く感じます。

会社で証拠を手に入れて税務署へ戻り、報告してからまた電車で別の会社へ向かう。

捜査としては正しいのですが、ゲームとして何度も続くと少し疲れます。

後半には、かなり前に見た数字が必要になる場面もあります。

何もメモせず勢いだけで進めると後半で困りやすい作品です。

税務や金融の言葉も多いため、子ども向けファミコンゲームの気分で始めると文章の内容まで少し重く感じるかもしれません。

不便な点(UI/セーブ/ロード等)

進行の保存にはバッテリーバックアップではなく、平仮名12文字のパスワードを使います。

しかも好きな場所で記録できるわけではなく、物語の決まった節目で教えてもらう方式です。

会社の調査途中で「今日はここまで」にしたい時には少し不便です。

町マップも、最初から建物名が全部表示されているわけではありません。

場所を覚えるまでは、目的の会社を探して少し歩くことになります。

室内でも左右へ視点を動かさなければ見えない物があり、真正面だけ調べて「何もない」と思うことがあります。

税務署、駅、会社を何度も往復するため、移動演出も積み重なります。

電車はSTARTで短縮できますが、それを知らない初回は毎回きっちり最後まで見ることになります。

移動とパスワードの仕組みに古さを感じやすいところです。

一方でロード待ちそのものはなく、場面が切り替わればすぐ操作できます。

処理の遅さより、昔ながらの記録方法と移動の手間が気になる作品です。

理不尽ポイントと回避策(救済案)

本作で一番「それ覚えておくの?」となりやすいのが終盤の暗証番号です。

かなり前のマンション調査で、愛人の胸、腰、おしりを調べた時の数字が、後になって権藤家の隠し部屋へ入る鍵になります。

さらに「ルブダビーエッチ」というヒントから、腰の数字だけ逆にして読む必要があります。

数字を控えていなければ、ここまで来てから記憶だけで思い出すのはかなり厳しいでしょう。

答えは068890です。

もうひとつは取り調べで、会話の順番を間違えると相手から追い出されることがあります。

ただしこちらは、また入り直して試せるので大きな損失にはなりません。

数字はその場で残し、会話は失敗しながら覚えるくらいに分けて考えると楽です。

電話番号も含め、数字が画面へ出たらスマートフォンで撮っておけばかなり安心できます。

現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)

今見ると一番人を選ぶのは、やはり題材です。

税務調査、帳簿、銀行口座、リース、架空取引など、子ども向けゲームではまず見ない言葉が次々に出てきます。

しかもファミコンでは漢字をたくさん使えないため、専門用語がひらがなで表示され、むしろ意味を取りづらいことがあります。

物語はほぼ一本道で、プレイヤーの選択によってまったく別の事件へ分岐するような作りではありません。

次の目的地が分かっていても、必要な会話や報告のため税務署と会社を何度も往復します。

今のアドベンチャーなら省略されそうな作業まで、かなり律儀に入っています。

仕事を1件ずつ処理しているような地味さを楽しめるかが、評価の分かれ目です。

逆にこの地味さが好きな人には、他のファミコン作品ではなかなか代わりがありません。

派手な演出がなくても、題材の珍しさは今も十分に残っています。

マルサの女を遊ぶには?

マルサの女を2026年8月16日時点で遊ぶなら、ファミコン用の中古カセットを探す方法が分かりやすいです。

現行機で本作を直接遊べる公式配信は確認しづらい状態です。

中古市場では裸ソフトが数百円台で成約する例もあり、極端なプレミア作品ではありません。

実際に遊ぶだけなら動作確認済みの裸ソフトを選ぶと、比較的安く済ませられます。

箱や説明書までそろえたい場合は価格が変わるので、プレイ目的なのかコレクション目的なのか先に決めておくと選びやすいでしょう。

今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)

2026年8月16日時点で確実なのは、ファミリーコンピュータ版の正規カセットを使う方法です。

中古市場には現在もマルサの女が流通しており、カセット単品から箱説明書付きまで見つかります。

一方、現行ゲーム機向けに本作単体を購入し、そのまま遊べる公式配信は確認しづらい状況です。

すでにファミコン本体があるなら、中古カセットを1本用意するのが早いでしょう。

本体がない場合は、正規カセットへ対応した合法的なプレイ環境まで含めて考えます。

アドベンチャーなので入力遅延はほとんど問題になりません。

それより小さな文字をきちんと読める画面のほうが大切です。

中古を買う前に公式配信の最新状況も一度確認しておけば、直後に復刻を知って微妙な気持ちになる可能性も減らせます。

現状は中古カセットの入手性も悪くないため、実機環境がある人なら比較的始めやすい作品です。

実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)

必要になるのは、ファミリーコンピュータ本体、本作のカセット、コントローラー、電源、テレビへの接続環境です。

1人用なのでⅠコントローラーだけで遊べます。

操作は十字キーとAが中心で、電車の移動演出を飛ばす時にSTARTを使います。

アクションゲームではないので、多少の映像遅延があっても攻略にはほとんど影響しません。

その代わり文章を長く読むため、文字がにじまず見える環境のほうが快適です。

初代ファミコンを使う場合は、現在のテレビが古い接続方式へ対応しているか先に確認しておきましょう。

中古カセットは接点の状態によって起動しづらい場合もあります。

長い捜査を始める前に本体が安定して動くか確認しておくと安心です。

パスワード、電話番号、暗証番号を残すため、スマートフォンも手元に置いておくとかなり便利です。

中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)

2026年8月16日時点で確認できる直近の成約では、裸ソフトに330円、640円、690円、800円、900円などの例があります。

箱説明書付きでは1,430円、1,540円、1,580円、2,123円などの取引も確認できます。

未使用品では4,000円台まで上がる例もあり、状態による価格差はそれなりにあります。

検索結果の平均額にはセット商品や未開封品も入るため、普通に遊びたい人が平均だけを見る必要はありません。

まず確認したいのは動作確認済みかどうかです。

その次にラベルの日焼け、名前書き、ケース割れ、端子の状態を写真で見ます。

裸ソフトなら1,000円前後を比較材料にするくらいで、あとは購入時点の成約品を数件見比べるのがおすすめです。

中古価格は動くので、ここで挙げた数字は2026年8月16日時点の参考として考えてください。

快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)

始める前に、パスワードや数字をどう残すかだけ決めておくとかなり楽です。

平仮名12文字のパスワードは、紙へ書き写すより画面をそのまま撮ったほうが間違いません。

電話番号や終盤の数値も同じです。

文章を速く読みたい時はAを押し続け、電車へ乗った後は走行開始後にSTARTを押します。

これだけでも、何度も遊ぶ時のテンポはかなり変わります。

ただし初回から全部を早送りすると、肝心の人物名や数字まで一緒に流れていきます。

「あ、数字が出た」と思ったらその場だけ指を離しましょう。

数字が表示された場面だけ早送りを止める癖をつけるとかなり安全です。

攻略を見る場合も、最初から全手順をなぞるより5分ほど迷った時だけ次の目的地を確認するくらいがおすすめです。

一本道なので、答えを全部知ってしまうと驚くほど短く終わります。

マルサの女のQ&A

マルサの女を今から遊ぶ時に気になりやすいのは、入手方法、映画との関係、取り調べ、パスワードあたりでしょう。

ゲーム自体は昔のADVとしては比較的親切です。

ただし税務関係の言葉と、終盤で使う数字だけは少し注意が必要です。

原作映画を見ていなくてもゲームだけで最後まで進められるので、映画未視聴だからと避ける必要はありません。

逆に映画を見てから遊べば、人物の再現やゲーム独自の変更点まで楽しめます。

マルサの女は今どこで遊べる?

2026年8月16日時点では、ファミコン用の中古カセットを用意する方法が分かりやすいです。

中古店、オークション、フリマなどでは現在もカセットが流通しています。

直近には数百円台での成約例もあり、ソフトだけなら比較的手を出しやすい価格です。

現行ゲーム機向けに本作を直接遊べる公式配信は確認しづらい状態です。

そのため、すでにファミコン本体があるなら中古カセットを探すのが最短でしょう。

本体までこれから用意する場合は、テレビとの接続まで含めて考えます。

プレイ目的なら動作確認済みの裸ソフトを選ぶのがおすすめです。

箱説明書付きはコレクション価値が加わるので、単に遊ぶだけなら無理に完品を探す必要はありません。

映画を見ていなくても楽しめる?

映画を見ていなくても、ゲーム内の説明だけで物語は追えます。

最初は港町税務署の調査員としてパチンコ店を調べ、そこから脱税マニュアルと企業同士のつながりを追っていきます。

後半で東京国税局査察部へ移る理由も、ゲームの中でちゃんと描かれます。

そのため、人物相関図を頭へ入れてから始める必要はありません。

ただ、原作映画を知っていると人物グラフィックの再現や、権藤をめぐる設定の違いへ気付きやすくなります。

映画とゲームでは、一部人物の役割や密告者などが変更されています。

ゲーム単体でも成立していて、映画を知ると比較の楽しみが増えるという関係です。

先の展開を知らずに遊びたいなら、ゲームを先にクリアしてから映画を見る順番でも面白いでしょう。

取り調べで追い出される時はどうする?

取り調べで追い出されるなら、同じ「おどす」を何度も選ぶより証拠と会話順を見直しましょう。

まだ帳簿、伝票、人物名など、相手の言い逃れを止める材料が足りていない可能性があります。

一度税務署へ戻り、手元の資料をもう一度調べてみるのも有効です。

会話では普通に話した後、「ひっかけ」「つっこむ」「あばく」と段階的に踏み込んでいきます。

その後で「おどす」や「なだめる」が効く場面があります。

人物によって必要な順番は違うので、全員に同じパターンを押せばいいわけではありません。

幸い、追い出されたからといって大きく巻き戻るわけではありません。

失敗したら直前の会話を1つだけ変えてみるくらいで試すと、どこが違ったのか分かりやすくなります。

何度やっても新しい話題が出ないなら、別の調査先へ行って証拠を増やしてみましょう。

途中から再開できる?

マルサの女では、平仮名12文字のパスワードを使って途中から再開できます。

ただし今のゲームのように、好きな場所でいつでもセーブできる仕組みではありません。

物語の決まった節目で上司からパスワードを教えてもらい、次回はその文字列を入力して再開します。

調査途中で電源を切ると、最後にパスワードを得た地点からやり直すことになります。

新しいパスワードが出たら、その場で画面を撮影しておくのが一番簡単です。

電話番号や暗証番号も一緒に写真へ残しておくと、再開した時に何を追っていたか思い出しやすくなります。

自由セーブではなく、物語の節目ごとのパスワードと覚えておけば大丈夫です。

1区切りは極端に長くないので、パスワード地点まで進めてから終える遊び方が向いています。

マルサの女のまとめ

マルサの女は、税務調査という珍しい題材を、帳簿、聞き込み、電話、張り込み、ガサ入れへ落とし込んだファミコンの異色アドベンチャーです。

原作映画の空気を残しながら、ゲーム独自の捜査経路もきちんと用意されています。

攻略で一番大切なのは、目の前の相手を無理に問い詰めることではありません。

手に入れた証拠を別の情報へつなげていくことです。

終盤の068890だけ忘れず、あとは怪しい物を見ながらじっくり捜査していけば大きく迷いにくいでしょう。

中古価格も比較的手頃なので、実機を持っているアドベンチャー好きなら試しやすい1本です。

結論:おすすめ度と合う人

マルサの女は、ファミコンの中でも少し大人っぽいアドベンチャーを遊びたい人へおすすめしやすい作品です。

殺人事件でも宝探しでもなく、帳簿と銀行口座から脱税を暴くという題材だけでかなり個性的です。

人物の顔や背景も細かく描かれ、原作映画をゲームへ持ち込もうとした熱量が伝わってきます。

謎解きは極端に難しくないため、昔のコマンド式ADVへ初めて触れる人でも比較的進めやすいでしょう。

一方で、税務署と会社を何度も往復する流れが面倒な人には向きません。

税務や金融の話そのものに興味がないと、文章も少しかたく感じる可能性があります。

地味だった調査が証拠へ変わる瞬間を楽しめる人なら、今遊んでも十分面白いです。

中古の裸ソフトが1,000円前後までなら、実機を持っている人には比較的試しやすい候補でしょう。

映画を知っている30~50代なら、人物の再現を見るだけでもかなり懐かしく感じられます。

最短で楽しむロードマップ(次にやること)

ゲームを始めたら、まず港町税務署で露口から指示を受けます。

パソコンで港ホールの場所を確認し、赤山へ向かって最初の税務調査へ入りましょう。

港ホールでは店内と事務所を見て、帳簿を取ったら税務署へ戻ります。

そこからは帳簿、銀行、会社、電話番号をひとつの線として追っていきます。

取り調べで止まったら、いきなり攻略を見る前に証拠不足か会話の順番を疑ってください。

東京国税局へ異動した後は、張り込みを1回で切り上げず何度か続けます。

愛人宅で胸、腰、おしりの数字を見たら、必ずその場で残しておきましょう。

権藤家の隠し部屋では068890を入力します。

証拠を拾う、税務署へ報告する、数字を残す。この3つを守れば、大きく迷いにくくなります。

2周目ならAの早送りと電車のSTART短縮を使い、かなりテンポよく最後まで進められます。

次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品

映画を基にしたカプコン作品をもう1本触りたいなら、スウィートホームが候補です。

同じ1989年のファミコン作品ですが、こちらはRPG寄りで、ホラー映画をゲーム向けに大きく作り直しています。

聞き込みや調査そのものが気に入ったなら、ファミコン時代の探偵アドベンチャーへ進んでみるのも面白いでしょう。

一方、マルサの女の人物や世界そのものが気に入ったなら、原作映画とマルサの女2を見るのが一番自然です。

ゲーム版は映画から設定を少し変えているため、見比べてみると「あ、ここ違うな」という部分がかなり見つかります。

捜査ゲームが好きなら別のADV、世界観が好きなら映画へ広げるという選び方がおすすめです。

マルサの女は、映画原作ゲームとしても社会派題材のゲームとしても、ファミコンの中ではかなり珍しい立ち位置にいる作品です。


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