プロ野球ファミリースタジアム'87とは?【レトロゲームプロフィール】
プロ野球ファミリースタジアム'87は、1987年のプロ野球選手データを取り入れ、投球、打撃、走塁、守備まで自分の手で動かせるファミコン用野球ゲームです。
前年のプロ野球ファミリースタジアムをベースに選手データが更新され、新たにブラボーズとメジャーリーガーズが加わって全12チームになりました。
1人用では好きな球団を選び、残る11チームすべてから勝利してジャパンリーグ優勝を目指します。
友だちと遊ぶ2人用では3連戦、さらにコンピューター同士の試合を眺めるWATCHまで用意されています。
十字ボタンとA・Bだけなのに、配球や走塁までちゃんと野球の読み合いになるのがファミスタのすごいところです。
速球と遅い球を混ぜ、コースを散らし、打者側は立ち位置を変えて狙い球を待つ。
塁へ出れば盗塁やバントで1点をもぎ取り、守備では自分で野手を追わせます。
前作より打球の飛距離が抑えられているため、強振一本より走塁と守備の上手さがじわじわ効いてきます。
今1987年度版そのものを遊ぶなら、中古カセットと対応するファミコン本体を用意する方法が分かりやすいでしょう。
裸ソフトなら数百円台の成約例もあり、昔のファミコン野球を試す入口としては手を出しやすい1本です。
| 発売日 | 1987年12月22日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | 野球/スポーツ |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 開発 | ナムコ |
| 発売 | ナムコ |
| 特徴 | 全12チーム、1987年度選手データ、1P勝ち抜き、2P対戦、WATCH、4文字パスワード |
| シリーズ | ファミスタシリーズ |
| 関連作 | プロ野球ファミリースタジアム、プロ野球ファミリースタジアム'88 |
プロ野球ファミリースタジアム'87の紹介(概要・ストーリーなど)
プロ野球ファミリースタジアム'87は、前作の分かりやすい操作感をほぼそのまま残しながら、1987年シーズン向けに選手とチームを入れ替えた年度版です。
投球と打撃の時は選手を大きく映し、ボールが飛べば守備全体を見渡せる画面へ切り替わります。
打つだけでなく守備も自分で動かすため、同じチームを選んでもプレイヤーの腕で試合内容はかなり変わります。
前作ほどポンポン飛ばなくなり、投手と守備のうまさがより勝敗へ出やすくなったのが'87版らしいところです。
まずは収録チームと遊べるモードを知り、その後に投球や打撃のクセを覚えていくと入りやすいでしょう。
発売年・対応ハード・ジャンル
プロ野球ファミリースタジアム'87は1987年12月22日にナムコから発売されました。
対応ハードはファミリーコンピュータで、定価は3,900円です。
ジャンルは野球ゲームで、1人用に加えて2人対戦にも対応しています。
前年発売のプロ野球ファミリースタジアムから、基本操作やピッカリ球場などはほぼそのまま引き継がれました。
大きな見どころは、1987年度データへの更新と12チームへの増加です。
前作の10チームへブラボーズとメジャーリーガーズが追加されています。
ブラボーズは阪急ブレーブスをモデルにしたチーム。
メジャーリーガーズには、当時の大リーグ有力選手をモデルにした強打者や好投手が並びます。
一方で日本ハムとロッテをモデルにしたフーズフーズ、南海と近鉄をモデルにしたレイルウェイズは連合チームのままです。
ナムコキャラクターをモチーフにしたナムコスターズももちろん残っています。
実在球団モデルと架空チームが普通に同じリーグへ並ぶのも、初期ファミスタならではの空気です。
目的・ゲームモード(1P/2P/WATCH)
1人用でやることは実に分かりやすく、自分が選ばなかった11チームをすべて倒すことです。
全11球団から勝利できればジャパンリーグ優勝となり、エンディングへ進みます。
途中までの勝ち抜き状況は、試合後のナムコットスポーツに出る4文字パスワードで残せます。
一気に11勝しなくても、数試合ずつ区切って優勝を狙える仕組みになっています。
2人用では友だちと対戦し、3連戦で勝負します。
1試合が終わるたびナムコットスポーツが結果を伝え、STARTを押すと次の試合へ進みます。
前の試合で勝利投手になった先発は、次の試合で先発できません。
そのため3連戦になると「エースだけ出しておけばいい」というわけにはいかず、2番手以降も考える必要があります。
WATCHではコンピューター同士の試合を眺められます。
操作せず選手データの強さを見比べたり、好きなチーム同士を戦わせたりするのもありです。
勝ち抜き、友だちとの対戦、CPU観戦と、シンプルながら遊び方はしっかり分かれています。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
試合では、投手と打者を大きく映した画面と、打球を追う守備画面が状況に応じて切り替わります。
投手はマウンド上で立ち位置をずらし、球速やコース、曲がり方まで自分で操作します。
投球前に左右へ狙いを付けられるだけでなく、手から離れた後にもボールを左右へ曲げられます。
打者側もバッターボックス内を左右へ動き、Aボタンでスイングします。
投げてからでも曲げられるボールを、打者が立ち位置まで変えて待ち構える。
この少し大げさな駆け引きが、初期ファミスタの面白さです。
打球が飛ぶと、今度は自分で野手を動かします。
フライの落下地点を読み違えれば平凡な打球が長打になりますし、先回りできれば強打者の当たりでもアウトにできます。
走塁では指定した塁への進塁や帰塁ができ、盗塁やタッチアップも可能です。
選手ごとに打率、本塁打、走力、投手なら防御率、球速、体力、変化量まで設定されています。
選手能力だけでも、操作テクニックだけでも勝ち切れないので、対戦になると見た目以上に熱くなります。
難易度・クリア時間の目安
とりあえず試合をするだけなら、それほど難しくありません。
Aボタンで打ち、打球が飛んだら十字ボタンで野手を追わせれば、一応ちゃんと野球になります。
ところが勝ち続けようとすると、配球、外野守備、走塁の3つが急に重要になってきます。
特に本作では前作より打球が飛びにくく、ホームラン頼みで毎試合大量点という展開は起こしにくくなりました。
1点を先に取り、その1点を守り切る野球が前作以上に効いてきます。
1人用では残る11チームすべてから勝利しなければなりません。
1試合を15~30分ほどで遊んでも、全チーム制覇には数時間かかります。
負け試合や延長戦が増えれば、当然もっと長くなります。
ただし4文字パスワードがあるので、何日かに分けて進めることは可能です。
メジャーリーガーズのような能力の高いチームは、操作に慣れないうちはかなり手強いでしょう。
まず扱いやすいチームで投球と守備を覚え、そこから好きなチームへ変えるのもありです。
最初は優勝より「平凡なフライを落とさない」ことを目標にするくらいの方が、上達を実感しやすくなります。
プロ野球ファミリースタジアム'87が刺さる人/刺さらない人
プロ野球ファミリースタジアム'87が合いやすいのは、複雑な操作なしで野球の読み合いを楽しみたい人です。
投手なら速球、遅い球、左右の変化を混ぜ、打者は立ち位置をずらしながら狙い球を待ちます。
ランナーが出れば盗塁や送りバント、タッチアップまで狙えます。
操作は簡単なのに「次の1球をどうするか」を考える余地がかなりあるゲームです。
1987年のプロ野球を知っている人なら、くろまて、たつのり、ばあす、ほおなあ、おちあいといった選手データを見るだけでも懐かしくなります。
ナムコスターズを選び、ぴので走り回るのもシリーズらしい楽しみです。
反対に、実名球団、実況、細かな選手育成などを期待するとかなり簡素です。
球場もピッカリ球場だけで、天候や長期ペナントの成績管理もありません。
しかも守備は手動なので、操作が苦手だと普通の外野フライが二塁打になります。
それでも電源を入れてからすぐ試合へ入れる軽さは、今の多機能な野球ゲームとは違う魅力です。
「とりあえず1試合やろう」が本当にすぐできるので、友だちとの対戦には今でも強い作品です。
プロ野球ファミリースタジアム'87の遊び方
プロ野球ファミリースタジアム'87では、投げる、打つ、走る、守るという野球の基本動作を十字ボタンとA・Bにうまくまとめています。
打撃では左右へ立ち位置をずらし、Aボタンでスイング。
投球では十字入力とAを組み合わせて球速を変え、リリース後にも球を曲げられます。
最初は「Aで打つ」「方向+Aで送球」だけ覚えれば十分です。
そこからバント、盗塁、牽制、変化球を1つずつ覚えていけば問題ありません。
特に守備を自分の思った方向へ動かせるようになると、試合の面白さが一段増します。
基本操作・画面の見方
打撃では十字ボタンの左右で打者の立ち位置を動かし、Aボタンでスイングします。
スイング途中でAボタンを離せばバントに切り替わります。
ランナーを進める時は、行かせたい塁の方向を指定してBボタン。
戻したい時は、帰塁先の方向を指定してAボタンです。
進塁はB、帰塁はA。
ここを混同すると、フライ1本でランナーが戻れずダブルプレーなんてことになります。
投球では十字ボタンで投手の立ち位置を調整します。
十字入力とAボタンの組み合わせで球速を変え、投球直前に左右を入れれば内外角へコースを付けられます。
リリース後に左右を押すと、カーブやシュート方向へボールが曲がります。
守備画面では十字ボタンで野手を移動。
捕球後は送りたい塁の方向+Aで送球します。
牽制ではBボタンから塁方向とAを組み合わせます。
打った瞬間に「打者操作」から「野手操作」へ頭を切り替えるのが、最初に慣れたいポイントです。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
1人用では自分のチームを選び、対戦相手と先発投手を決めて試合開始です。
9イニングを戦い、1勝ずつ積み上げていきます。
攻撃ではまず塁へ出ることを狙い、ランナーが出れば盗塁やバントで先の塁へ送ります。
守備ではコースと変化を使って凡打を誘い、打たれたら自分で野手を動かしてアウトを取ります。
出塁して、1つ進めて、1点を取る。それを配球と守備で守るのが基本の流れです。
試合が終わるとナムコットスポーツが結果を報道します。
1人用で勝った後には途中再開用のパスワードも確認できます。
次の試合では別の相手と戦い、必要なら先発投手も変えます。
残る11チームすべてに勝てば優勝です。
2人用は3連戦なので、同じ友だちと続けて遊ぶほど相手の癖が見えてきます。
1試合目で外角ばかり投げていれば、2試合目には待たれる。
そこで今度は内角へ投げる。
相手に読まれたら、次の試合では逆をやるという駆け引きが対人戦では面白くなります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
初めて遊ぶなら、最初からホームランばかり狙わない方が操作を覚えやすいです。
まずは左右へ少し立ち位置を動かし、投球コースへバットを合わせてみましょう。
ストライクだから全部振るのではなく、「この高さなら振る」と自分なりのタイミングを決めます。
ヒットが出て一塁へ出たら、次は走塁操作を試してみてください。
まず打つ、塁へ出たら走るくらいの順番で覚えると混乱しにくくなります。
守備では、投手を毎回極端に左右へ動かす必要はありません。
中央付近から外角へ投げ、リリース後に少しだけ曲げるだけでも打ち損じを誘えます。
打球が飛んだらボールそのものを追い回すより、落下地点へ先回りします。
内野ゴロを取ったら一塁方向+A。
まずこれで普通のアウトが取れるようになれば十分です。
チーム選びで迷った時は、能力の高いメジャーリーガーズで操作を覚えるのも手です。
もう少し現実のプロ野球らしいバランスならガイアンツも扱いやすいでしょう。
最初の目標は勝利より、普通のフライとゴロで3アウト取ることです。
初心者がつまずくポイントと対処
一番「うわ、また抜けた」となりやすいのは守備です。
打球が飛んだ瞬間に画面が切り替わるため、どの野手を動かしているのか分からないまま反対側へ走ってしまうことがあります。
最初はボールの影と飛んでいる方向を見て、近い野手を少しずつ動かしましょう。
フライを追いかけるのではなく、落ちる場所へ先に入るのがコツです。
打撃では、立ち位置を動かしすぎて内角球に詰まるケースもよくあります。
毎球大きく左右へ動かす必要はありません。
相手が外角中心なら少し外へ寄る、それくらいでも十分です。
投球では、毎回大きく曲げると相手にすぐ読まれます。
真っすぐ見える球と、途中から曲がる球を混ぜてください。
走塁では進塁と帰塁のボタンを間違えると、フライで簡単にアウトになります。
ランナーがいる時ほど連打せず、打球を見てから操作したいところです。
打撃、走塁、守備を全部いっぺんに覚えようとしない方が、結局は早く上達します。
プロ野球ファミリースタジアム'87の攻略法
1人用を安定して勝ち抜くなら、毎試合の大量得点を狙うより先制して守る形を作った方が楽です。
前作より打球が飛びにくいので、俊足選手を塁へ出し、盗塁や送りバントで1点を作る攻撃が効きます。
投球も外角ばかりではなく、速い球、遅い球、曲がる方向を混ぜていきます。
攻撃は1点をどう作るか、守備は余計な1つの塁をどう与えないかを考えると試合がまとまりやすくなります。
1人用では11チームと戦うことになるので、投手の使い方やパスワード管理も忘れないようにしましょう。
試合序盤攻略:まず1点を取る攻撃パターン
序盤は1番打者を塁へ出すことから考えます。
俊足選手なら、少し弱い当たりの内野ゴロでも守備次第では一塁へ間に合います。
ヒットで一塁へ出たら、相手投手の動きを見て二塁盗塁を狙います。
次の打者で強振だけを狙わず、送りバントも使ってみましょう。
無死一塁から盗塁とバントで三塁まで進めれば、ヒットがなくても1点を狙えるようになります。
本作は前作よりホームランが出にくいぶん、この小さな攻撃が意外と効きます。
強打者へ打順が回ったら、そこで初めて長打狙いへ切り替えるのもありです。
メジャーリーガーズなら上位から長打力のある打者が並びます。
ナムコスターズなら、ぴのの走力22を使って足で相手を揺さぶれます。
もったいないのは、全員でホームランを狙って初球から振り回すことです。
何球か見れば、その投手がどちらへ曲げる癖があるのかも分かってきます。
1回の攻撃は得点だけでなく、相手投手の曲がり方を見る時間だと思うと中盤以降が楽になります。
中盤攻略:投手交代とスタミナ管理
4~6回あたりまで来たら、先発投手の球速や変化が落ちていないか少し意識します。
投手には体力が設定されているため、序盤から速球を投げ続けていると終盤に苦しくなることがあります。
毎球三振を取りにいくより、緩い球も混ぜながら打たせて取る方が楽です。
三振より、球数とスタミナを終盤まで残すことを意識しましょう。
走者がいなければ外角中心に凡打を狙います。
長打者へは内角と外角を散らし、同じ変化方向を何球も続けません。
連打され始めたら、点を取られてからではなくその前にリリーフも考えます。
控え投手には体力が少ない代わりに、防御率や変化量が優秀な選手もいます。
例えばライオネルズには速球派の投手がそろっており、短いイニングなら力を出しやすいです。
投手交代はタイムから行います。
ありがちな失敗は「まだ投げられるだろう」と先発へこだわり、甘くなったところで3連打を浴びることです。
1点差の試合なら、少し早めに替えるくらいでもいいと考えると崩れにくくなります。
終盤攻略:終盤の1点を守る投球と守備
7回以降でリードしているなら、ホームランだけでなく四球や守備ミスにも気を付けます。
ストライクを欲しがって真ん中へ集めると、強打者には簡単に長打を打たれます。
外角へ投げ、リリース後に少しだけ曲げて芯を外していきましょう。
終盤は三振を取るより、弱いゴロとフライを増やす方が安定します。
ランナーを出したら盗塁も警戒します。
たまに牽制を混ぜるだけでも、相手のスタートを遅らせられます。
外野へ飛んだ時は前へ突っ込みすぎず、長打を単打で止められる位置を優先します。
フライを捕った後はタッチアップにも注意。
三塁ランナーがいる場面では、本塁へすぐ返せる準備をしておきましょう。
こちらの攻撃も、1点差なら無理な長打より追加点を作る走塁を意識します。
二死から無理な盗塁をしてチェンジになるくらいなら、次の打者へつなぐ方がいい場面もあります。
最後の3アウトは派手なプレーより、普通の捕球と普通の送球です。
これを崩さないだけで接戦を落としにくくなります。
強豪チーム別の安定戦術(負けパターン→対策)
特に警戒したいのはメジャーリーガーズです。
本塁打40本以上の設定を持つ打者が何人も並び、先発のらいあんも球速165、体力50という強烈な能力になっています。
メジャーリーガーズへ真ん中の速球を何球も続けるのはかなり危険です。
長打者には外角と変化球を混ぜ、単打なら仕方ないくらいの気持ちで守ります。
ライオネルズはあきやま、きよはらの長打力に加え、投手陣も安定しています。
下位打線でしっかりアウトを取り、上位へランナーを残さない展開を作りたいところです。
タイタンズはばあす、かけふ、おかだの中軸が怖いですが、その前のまゆみやきたむらに出塁されるとさらに苦しくなります。
中軸だけ意識しすぎない方が安全です。
ナムコスターズでは、ぴのの走力22が最大の警戒ポイント。
塁へ出した時点で盗塁を想定し、捕球後の送球を早めます。
どの強豪でも1人の打者だけ抑えれば済むわけではありません。
怖い打者の前へランナーを置かないことを意識すると、大量失点をかなり減らせます。
先発ローテとパスワード管理の注意点
1人用を何回かに分けて遊ぶなら、試合後の4文字パスワードを必ず残してください。
本体へ自動保存されるゲームではないため、電源を切ってしまえば勝ち抜き状況はそのまま消えます。
試合に勝ったら、まずパスワード画面を写真で残すのが一番簡単です。
2人用の3連戦では投手ローテにも注意します。
前の試合で勝利投手になった先発は、次戦で先発できません。
強いエース1人に全部任せず、2番手まで使えるようにしておきましょう。
1人用でも、相手チームによって投手を変えると戦いやすくなります。
速球へ弱そうなら速球派、早打ちしてくる相手ならよく曲がる投手を選ぶといった使い分けです。
一番もったいないのは、試合に勝った直後に勢いでリセットや電源OFFをしてしまうこと。
勝った時ほどナムコットスポーツを最後まで確認してください。
勝って、パスワードを残して、そこで初めて1試合終了です。
プロ野球ファミリースタジアム'87の裏技・小ネタ
プロ野球ファミリースタジアム'87には、スタッフメッセージを表示する隠し操作や、対戦状況を指定できる4文字パスワードなどが知られています。
とはいえ、通常の1人用をクリアするだけなら裏技は必要ありません。
むしろバント、盗塁、牽制を覚えた方がCPU戦にも友だちとの対戦にもそのまま使えます。
派手な裏技より、1点をもぎ取る細かい操作の方が実戦では強いゲームです。
ここでは試合で使える小技と、ファミコン版らしい隠し要素を分けて見ていきます。
有名な裏技一覧(効果/手順)
有名な隠し要素の1つがスタッフメッセージです。
タイトル画面で1コントローラーのAボタンまたはBボタンを押しながらSTARTを押すと、通常とは違うメッセージ画面を表示できます。
タイトル画面だけで完結するので、試合の進行には影響しません。
もう1つは4文字パスワードを利用した対戦状況の指定です。
1人用のパスワードには使用チームや勝ち抜き状況が組み込まれており、特定の文字列を入力すると決められた状態から始められます。
例えばナムコスターズを選んだ状態で「CC70」を入力する小ネタも知られています。
ただし普通の勝ち抜きを楽しみたいなら、自分の試合後に表示されたパスワードだけ使う方が混乱しません。
特殊な文字列では、自分が思っているのと違う勝利状況になる場合があります。
攻略を簡単にする道具というより、ゲームの仕組みを触ってみる遊びとして考えるといいでしょう。
裏技を試す前に、通常プレイ用のパスワードを別に残すのを忘れないようにしてください。
得点を増やす走塁・バントテク
得点を増やしたいなら、まず送りバントを使えるようになるとかなり変わります。
Aボタンでスイングを始め、途中でボタンを離せばバントに切り替えられます。
無死一塁ならランナーを二塁へ送り、次のヒット1本で帰れる形を作れます。
ホームランが減った'87版では、送りバントの価値がかなり高いです。
俊足ランナーなら盗塁も強力。
進みたい塁の方向+Bでランナーをスタートさせます。
投手が投球動作へ入った瞬間を狙えば、捕手からの送球より早く到達しやすくなります。
逆にフライが上がった時は、無理に次の塁へ走らないこと。
捕られそうなら帰塁の準備をしておきます。
外野フライを捕られた直後ならタッチアップも狙えます。
三塁ランナーがいれば、本塁へ走らせて犠牲フライの1点を取りましょう。
守備操作に慣れていない相手なら、足だけでもかなりプレッシャーをかけられます。
強い打球を打つことより、1つ先の塁を取る意識が接戦では効いてきます。
スタッフメッセージとデモ専用Oチーム
本作には、通常のチーム選択では使えないOチーム、オリエンツが存在します。
ロッテオリオンズをモデルにしたチームで、デモ画面の試合だけに登場します。
プレイヤーが選べる12チームには含まれていません。
デモを眺めていると、まるで13番目のチームが存在するように見えるちょっとした小ネタです。
フーズフーズにはロッテと日本ハムをモデルにした選手が混ざっているため、オリエンツ側と重なる部分もあります。
こうした構成を見ると、当時の容量やチーム編成の事情まで何となく想像できます。
タイトル画面のスタッフメッセージも、普通に試合だけ続けているとまず気付きません。
AまたはBを押しながらSTARTという簡単な操作なので、実機を手に入れたら一度くらい試してみてもいいでしょう。
ナムコスターズには、ぴの、ぱつく、かけきよなどナムコ作品を思わせる名前がずらりと並びます。
実在球団モデルの野球ゲームなのに、会社の遊び心まで混ざっているのが初期ファミスタの楽しいところです。
試合以外にも「昔のナムコだなあ」と感じる小ネタが残っている作品です。
パスワード裏技の注意点(進行状況・入力)
パスワードは4文字だけなので簡単そうに見えますが、当然1文字違えば正しい状態では再開できません。
通常プレイでは、試合後に表示された文字をそのまま控えるのが一番安全です。
0とOのような似た表示を、見た目だけで勝手に置き換えないようにしましょう。
昔の攻略情報には、使用チームや対戦相手を指定する大量のパスワード表があります。
好きな状態を呼び出して試す分には面白いのですが、自分が何勝したデータなのか分からなくなることもあります。
普通に優勝を目指している最中なら、無理に使わない方が迷いません。
スタッフメッセージはタイトル画面だけなので問題ありませんが、パスワードはゲーム状況そのものを変えます。
試すなら本編用の4文字を別に残しておきましょう。
本作はバッテリーバックアップではないので、カセットを抜いてもパスワードさえ残っていれば再開できます。
中古ソフトの内蔵電池を気にしなくていいのは、今遊ぶうえでは助かる部分です。
通常攻略用と裏技用のパスワードを分けておくだけで、安全にいろいろ試せます。
プロ野球ファミリースタジアム'87の良い点
本作のすごいところは、野球に必要な操作を驚くほど少ないボタンへ詰め込んだことです。
投球、打撃、盗塁、帰塁、送球、牽制まで扱えるのに、慣れてしまえば説明書を何度も見なくても試合を続けられます。
選手ごとに走力や長打力が違い、チームを変えると自然に戦い方まで変わります。
入り口は簡単なのに、対戦すると操作の差がしっかり表れるのが最大の魅力です。
1987年のプロ野球を、ゲーム内の数字から振り返れるのも楽しいところです。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
電源を入れてから試合が始まるまで、とにかく早いです。
モード、チーム、先発を選べば、ほとんど待たずにプレイボール。
長い演出やロードがないので、負けた直後に「もう1回やるか」とすぐ始められます。
1球ごとの判断が短く、試合のテンポがほとんど止まらないのが気持ちいいところです。
投手は球速だけでなく、投げる前のコースとリリース後の変化まで操作できます。
打者側も立ち位置を動かせるので、相手が内角を狙っているのか外角を待っているのかという読み合いになります。
守備も自動ではなく自分で野手を動かします。
最初は平凡なフライでも落としますが、慣れると外野の間へ抜けそうな打球へ先回りできるようになります。
走塁も、上手い人ほど1つ先の塁を取ります。
そうした細かな操作が全部スコアにつながります。
能力の高いメジャーリーガーズを選んでも、守備を何度もミスすれば普通に負けます。
最後は強いチームより、きちんと操作できる人の方が強い。
そこが対戦ゲームとして長く遊べる理由です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
選手は頭の大きな2頭身ですが、投手、打者、ランナーの動きは非常に分かりやすく作られています。
投打の時は選手を大きく映し、打球が飛んだ瞬間にフィールド全体の画面へ切り替わります。
必要な場面だけ視点を切り替える構成が、ファミコンの限られた画面サイズにうまく合っています。
ホームランが出れば専用演出が入り、3アウトになると軽快に攻守交代。
ランナーが出てチャンスになるとBGMも変わり、状況が音でも分かります。
球場はピッカリ球場1つだけですが、緑のグラウンドと観客席は見やすく、長く遊んでもボールや野手を見失いにくいです。
本作では球場外観など細かな部分も前作から変更されています。
選手名は4文字以内なので、しのすか、くろまて、たつのりなど独特な表記になっています。
今見ると、この名前の並びだけでもかなりファミコンらしい味があります。
限られた色数と音だけで「野球場で試合している感じ」を作れているのは、今見ても上手いところです。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
1人用ではどのチームを選んでも、自分以外の11チームを倒す目標があります。
最初はメジャーリーガーズで優勝し、次はナムコスターズ、タイタンズというように使用チームを変えれば何度でも遊べます。
チームが変わるだけで、点の取り方まで変わるのが周回の面白いところです。
ナムコスターズならぴのの足、タイタンズなら中軸の長打力を生かします。
ホイールズには俊足選手が多く、走塁中心の野球を試しやすいです。
投手陣の強いチームを使えば、1点を守り切る練習にもなります。
さらに友だちとの2人対戦は、相手さえいれば終わりがありません。
同じ人と何十試合もすると、配球や盗塁の癖が嫌でも見えてきます。
「外角待ちだな」「そろそろ走るな」と人間同士の読み合いになっていきます。
収集アイテムや育成要素はありません。
それでも、自分の操作が少しずつ上手くなること自体がやり込みになります。
対戦相手がいる限り、いつまでも続けられるのがファミスタらしい強さです。
プロ野球ファミリースタジアム'87の悪い点
今遊ぶと、年度版らしく前作からの変化がそれほど大きくない点は気になるところです。
球場は1つだけで、自由な打順編集や長期ペナント管理など、後年の野球ゲームにある機能はまだ揃っていません。
守備も完全手動なので、慣れないうちは普通のフライから大量失点することもあります。
分かりやすいシンプルさが、そのまま機能の少なさにもつながっている作品です。
前作をすでに持っていた人なら、「思ったより同じだな」と感じる可能性もあります。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
一番分かりやすい不便さは、1人用の進行を本体へ自動保存できないことです。
試合後に表示される4文字パスワードを、自分で控えておく必要があります。
短いので当時としてはかなり楽ですが、忘れて電源を切れば勝ち抜き状況は残りません。
勝った後ほど、先にパスワードを確認してから電源を切るようにしましょう。
チームを選んだ後のオーダーも、現在の野球ゲームほど自由にはいじれません。
代打や投手交代は試合中にできますが、スタメンや打順を好きに組んで長期シーズンを戦うゲームではありません。
球場もピッカリ球場だけです。
甲子園や東京の球場、地方球場を選ぶような遊びはありません。
選手名も4文字なので、当時のプロ野球を知らないと誰がモデルなのか分かりにくい選手もいます。
実況や細かな成績表示もなし。
その一方、ロード時間はほぼなく、試合開始はとても速いです。
今ならパスワードをスマートフォンで撮影できるので、最大の不便はかなり軽くできます。
機能の多さではなく、すぐ試合へ入れる速さを楽しむと付き合いやすい作品です。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
初めて触った人が「えっ、それも自分でやるの?」となりやすいのが守備です。
平凡な外野フライでも、落下地点を読み違えれば簡単に二塁打や三塁打になります。
ボールを後ろから追いかけるより、先に落下地点へ入るようにしましょう。
細かく左右を修正し、最後にボールの真下へ合わせます。
もう1つきついのが強豪チームです。
メジャーリーガーズには高打率と長打力を兼ねた打者が並び、投手能力もかなり高く設定されています。
同じコースへ何球も投げていると、あっさり痛打されます。
内角、外角、曲げない球を混ぜ、狙いを絞らせないようにしましょう。
打撃では速球だけを待たず、遅い球に合わせる時は少し引きつけます。
前作と同じ感覚で強振すると、飛距離が足りず外野フライになることもあります。
そんな日は無理に長打を追わず、盗塁やバントへ切り替えればいいんです。
ホームランが出ないなら、1点ずつ取る野球へ変えるだけでも試合はかなり楽になります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在の野球ゲームと並べると、収録されている要素はかなり少なく見えます。
球場は1つで、選手育成、ドラフト、長期ペナント、実況、オンライン対戦などはありません。
1987年シーズンを細部まで再現するシミュレーションでもありません。
とにかく「試合をすること」だけへ絞り込んだ野球ゲームです。
実在球団をモデルにしていますが、現実の12球団がそのまま入っているわけでもありません。
フーズフーズやレイルウェイズのような連合チームがあります。
メジャーリーガーズやナムコスターズは完全な架空チームです。
選手名も現在の正式ライセンス表記とは違います。
1987年のプロ野球を厳密に再現したゲームを求める人には向きません。
ただ、複雑なメニューを飛ばしてすぐ投げたい、すぐ打ちたいという人にはこの簡潔さがむしろ強みになります。
多機能さより「すぐ野球」を求める人には、今でもかなり遊びやすい作品です。
プロ野球ファミリースタジアム'87を遊ぶには?
プロ野球ファミリースタジアム'87を1987年版そのままで遊びたいなら、中古のファミコンカセットを使う方法が分かりやすいです。
2026年8月7日に主要な現行サービスを確認した範囲では、この年度版を単体購入できる代表的な公式配信は見つけにくい状況でした。
中古市場での流通量は多く、裸カセットならかなり安く見つかることもあります。
バッテリーバックアップを使わないゲームなので、古い中古品でもセーブ電池切れを気にする必要はありません。
まずは本体とテレビを問題なくつなげるか確認しておきましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月7日に確認した範囲では、1987年のプロ野球ファミリースタジアム'87そのものを現行機で単体購入できる代表的な公式配信は見つけにくい状態です。
バンダイナムコのNintendo Switch向けナムコットコレクションでは多数のファミコン作品が復刻されていますが、本作を現在の購入候補として確認するのは難しい状況です。
1987年度の選手データまで含めて味わうなら、実機版を探すのが確実でしょう。
ファミスタシリーズ自体は、その後も多くの作品が発売されています。
Nintendo Switchにはプロ野球 ファミスタ 2020もありますが、収録選手や球団、モードは当然ながら別物です。
初期ファミスタらしい操作感だけ知りたいなら、別の復刻や後年作でも雰囲気は味わえます。
ただ、ほおなあ、おちあい、ばあす、ぴの、メジャーリーガーズが並ぶ'87版そのものが目的なら中古カセットが分かりやすいです。
公式配信の状況は今後変わる可能性があります。
中古を買う直前に、現行ストアも一度だけ確認しておけば無駄がありません。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶなら、ファミリーコンピュータ本体、通常のコントローラー、プロ野球ファミリースタジアム'87のカセットが必要です。
1人用なら1コントローラーだけで遊べます。
2人対戦ではもちろん2コントローラーも使います。
友だちとの対戦が目的なら、2P側の十字キーとA・Bも先に確認しておきましょう。
Aは打撃や送球、Bは走塁などでよく使います。
十字ボタンは打者移動、投球、守備の全部に使うため、入力が鈍いコントローラーではかなり遊びづらくなります。
初期型ファミコンは現在のテレビへそのまま接続しにくい場合があります。
AV仕様ファミリーコンピュータなど、映像出力を扱いやすい任天堂純正本体を選ぶ方法もあります。
互換機を使う場合は、カセットとの相性も購入前に確認しておくと安心です。
本作にはバッテリーバックアップがありません。
1人用の進行は4文字パスワードなので、中古カセットの内蔵電池寿命を気にする必要もありません。
十字キーとA・Bが元気なら、かなり始めやすいファミコンソフトです。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古で買う時は、初代や'88ではなくプロ野球ファミリースタジアム'87であることをまず確認します。
パッケージは初代に似ていますが、「'87年度版!」の表示が目印です。
遊ぶことが目的なら、箱や説明書よりカセット端子と動作確認を優先しましょう。
流通量の多いソフトなので、裸カセットを慌てて高値で買う必要はありません。
2026年8月7日確認時点のYahoo!オークションでは、「ファミリースタジアム87」の終了180日検索が110件で、表示平均は1,166円でした。
ただし、この中には複数本セット、攻略本、箱だけの商品なども含まれます。
単品カセットでは64円、90円、100円、140円、280円、650円、1,000円といった成約例が確認できます。
箱・説明書付きでは200円から2,200円程度の例もありました。
状態差がかなり大きいため、平均額だけで判断しない方が安全です。
また、ソフトそのものより送料の方が高くなることもあります。
確認日は2026年8月7日なので、商品価格だけでなく送料と動作確認まで含めて比較してください。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
1人用を何日かに分けて遊ぶなら、試合後のパスワードはスマートフォンで撮影しておくのが楽です。
4文字だけなので手書きでも十分ですが、写真なら見間違いをさらに減らせます。
ナムコットスポーツが出たら、とりあえず1枚撮るくらいでいいでしょう。
2人対戦ではコントローラーの十字キーがかなり重要です。
守備で斜め方向へ細かく動くため、接触の悪いパッドだと平凡なフライにすら追いつけなくなります。
Aボタンも打撃と送球で何度も押すので、戻りの悪いコントローラーは避けたいところです。
液晶テレビへ映す場合は入力遅延が少ない環境の方が快適です。
打撃タイミングが中心のゲームだけに、遅延が大きいと速球へ合わせにくくなります。
映像設定は派手さより、白球と野手を見分けやすい状態を優先してください。
友だちと遊ぶなら1試合だけで終わらせず、説明書どおり3連戦にするとかなり盛り上がります。
試合ごとに先発や配球を変えると、読み合いも生まれます。
反応のいいコントローラーと遅延の少ない画面。
これだけでも遊びやすさはかなり違います。
プロ野球ファミリースタジアム'87のQ&A
プロ野球ファミリースタジアム'87は操作そのものは簡単ですが、1人用の優勝条件やチーム構成は現在の野球ゲームとかなり違います。
特にメジャーリーガーズ、ナムコスターズ、連合チームを初めて見ると「これはどこの球団なんだ?」となりやすいでしょう。
最初はチーム選び、優勝条件、パスワードの3つだけ分かれば十分です。
あとは実際に1試合やった方が操作は早く覚えられます。
初心者におすすめのチームは?
まず勝ちながら操作を覚えたいなら、メジャーリーガーズが分かりやすいです。
1番ぱけとは打率.358、本塁打40、5番まくがは本塁打61など、打線全体の数字がかなり高く設定されています。
先発らいあんも球速165、体力50と強力です。
とりあえず勝ちたい、打球をたくさん飛ばしたいならメジャーリーガーズが向いています。
ただ、強いチームだけに打力で押し切れてしまい、守備や走塁を覚えにくいこともあります。
野球らしいバランスで操作を覚えたいならガイアンツも候補です。
くろまて、たつのり、よしむらと中軸に打力があり、先発くわたも防御率2.32、体力45です。
足を使って遊びたいならナムコスターズ。
1番ぴのの走力22は非常に高く、盗塁操作の練習にはぴったりです。
ただしチーム全体の長打力はメジャーリーガーズほど高くありません。
最初の数試合だけ強いMチームを使い、慣れたら好きな球団へ変えても構いません。
最初は強いチームで守備を覚え、そこから好みのチームへ移ると挫折しにくいです。
1Pはどうすれば優勝できる?
1人用では、自分が選んだチーム以外の11チームすべてから勝利すればジャパンリーグ優勝です。
短いトーナメントを1回勝ち抜くのではなく、各チームへ1勝ずつ積み上げていきます。
必要なのは11試合を遊ぶことではなく、11球団全部に勝つことです。
途中で負けても、その1敗だけで全部最初からになるわけではありません。
勝てなかった相手へもう一度挑み、最終的に全チームへ勝てばOKです。
試合後にはナムコットスポーツが表示され、途中経過を再開するパスワードも確認できます。
優勝を急ぐなら、比較的戦いやすい相手から倒し、操作に慣れてからメジャーリーガーズのような強豪へ行く方法があります。
逆に最初に強豪へ挑んで、後半を気楽にする進め方でも構いません。
11球団を倒せば優勝演出へ進みます。
チームを変えれば同じ目標へ何度でも挑戦できます。
最終的には全12チームで優勝を狙うのも、分かりやすいやり込みになります。
途中から続けて遊べる?
1人用は途中から続けて遊べます。
ただしカセットへ自動保存する方式ではありません。
試合後のナムコットスポーツへ表示される4文字パスワードを控えておきます。
次回はチームを選んだ後に4文字を入力すれば、勝ち進んだ状態を再開できます。
RPGの長い「じゅもん」と比べれば4文字なのでかなり楽です。
それでも1文字間違えば正しい状態には戻れません。
今ならスマートフォンで撮影しておくのが手っ取り早いでしょう。
試合終了直後に撮り、そのまま次回まで残しておけば安心です。
バッテリーバックアップを使わないため、中古カセットの内蔵電池が切れているかどうかを気にする必要もありません。
別のファミコン本体でも、同じソフトとパスワードがあれば進行を続けられます。
裏技用の特殊パスワードを試すなら、通常攻略用の4文字は消さずに別で残しておきましょう。
4文字さえ残せば、11球団制覇を何日かに分けて進められるのが便利なところです。
前作との違いは?
基本操作は前年のプロ野球ファミリースタジアムとかなり近く、まったく別システムになった続編ではありません。
一番分かりやすい違いは選手データです。
1987年シーズンを反映し、おちあい、ほおなあ、らんす、にしさき、あわのなど、当時の話題選手が新しい能力で登場します。
チーム数も前作の10から12へ増えました。
前作でレイルウェイズに含まれていた阪急モデルがブラボーズとして独立。
さらに大リーグ選抜のメジャーリーガーズが追加されています。
打球の飛距離は前作より抑えられ、バッターボックス内で動ける範囲も狭くなりました。
そのため前作ほど強打者だけで簡単にホームランを量産しにくく、少し投高打低寄りのバランスです。
球場は引き続きピッカリ球場だけですが、外観など細かなグラフィックには変更があります。
大改造された続編というより、1987年度の選手データとゲームバランスへ調整を加えた作品です。
前作の遊び味が好きで、新しい選手データでもう1年遊びたい人向けの年度版と考えると分かりやすいでしょう。
2人対戦はできる?
2人対戦に対応しています。
1コントローラーと2コントローラーでそれぞれチームを選び、友だち同士で試合ができます。
説明書ではライバルとの3連戦として遊ぶ形になっています。
せっかくなら1試合で終わらず、3連戦までやると本作らしい対戦になります。
試合後はナムコットスポーツで結果が報道され、STARTを押せば次戦へ進みます。
前の試合で勝利投手になった先発は、続く試合で先発できません。
エースだけを3試合続けて出せないため、投手ローテまで勝負になります。
対人戦ではCPU戦以上に盗塁と牽制が大切です。
毎回走ってくる相手には牽制を増やし、外角ばかり待つ相手には突然内角へ投げる。
守備の上手さもそのまま差になります。
相手の癖が見えてくる2試合目、3試合目からが本番と言ってもいいくらい、3連戦は熱くなります。
プロ野球ファミリースタジアム'87のまとめ
プロ野球ファミリースタジアム'87は、1987年の選手データと全12チームを収録し、打撃だけでなく守備や走塁まで自分で動かすファミコン野球です。
前作よりやや投高打低になり、ホームランだけでなく盗塁、バント、配球、守備の重要性が増しました。
今遊ぶなら「まず1点を作って、その1点を守る」野球を覚えると、本作らしい面白さが分かりやすくなります。
中古カセットも比較的安く、2人対戦なら今でもすぐに盛り上がれる1本です。
結論:おすすめ度と合う人
プロ野球ファミリースタジアム'87は、細かな設定より「今すぐ野球をやりたい」という人に向いています。
投手、打者、野手、走者を全部自分で触れるので、短い試合でも操作している感覚はしっかりあります。
特に友だちと対戦できる環境があるなら、今でも十分盛り上がれるゲームです。
1987年のプロ野球を知っている人なら、選手データを眺める楽しみもあります。
ほおなあの46本、ばあすの44本、おちあいの42本、らんすの38本など、当時らしい数字が並びます。
ナムコスターズやメジャーリーガーズという架空チームも、初期シリーズならではです。
反対に実況、実名球団、育成、オンライン対戦などを求める人には物足りないでしょう。
球場も1つだけで、前作からの変化も年度データ更新が中心です。
それでも十字ボタンとA・Bだけで野球の読み合いが成立する完成度は高めです。
中古も安価な成約例が多く、試すためのハードルはそれほど高くありません。
ファミコン野球の基本形がどんなものだったのか知りたい人なら、一度触れておきたい作品です。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
まず1人用を選び、操作へ慣れたいならメジャーリーガーズかガイアンツを使います。
最初の攻撃では左右で打者の位置を調整し、Aボタンでタイミングを合わせて打ちます。
塁へ出たら方向+Bで進塁も試してみてください。
ヒット→盗塁→バントで1点を最初の攻撃パターンとして覚えると分かりやすいです。
守備では外角中心に投げ、リリース後に左右へ少しだけ変化を付けます。
打球が飛んだら落下地点へ野手を動かし、捕ったら方向+Aで一塁へ送球します。
ここまでできれば、もう普通に1試合戦えます。
慣れてきたら牽制、タッチアップ、リリーフ投入を追加しましょう。
1試合勝ったら4文字パスワードを撮影。
そのまま残る11チームすべてへの勝利を目指します。
1人用で守備まで慣れたら、次は友だちとの2人用3連戦がおすすめです。
CPUより相手の癖が見えやすく、配球の読み合いが一気に面白くなります。
まず1勝、次に11球団制覇、最後に友だちとの3連戦という順番なら、本作の魅力をつかみやすいでしょう。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
本作が気に入ったなら、まず前年のプロ野球ファミリースタジアムを遊ぶと違いが分かりやすいです。
打球が飛びやすい前作とプロ野球ファミリースタジアム'87を続けて遊ぶと、'87で投高打低寄りに調整された感覚がよく分かります。
その次に遊ぶならプロ野球ファミリースタジアム'88がおすすめです。
プロ野球ファミリースタジアム'88では球場選択など新しい要素が増え、年度データ更新だけではない進化を感じやすくなります。
さらにファミスタ'89 開幕版!!、ファミスタ'90へ進めば、ファミコン時代のシリーズが少しずつ機能を増やしていく流れも追えます。
別メーカーの野球ゲームと比べたいなら燃えろ!!プロ野球も面白い候補です。
投手後方視点を採用したリアル寄りの画面なので、ファミスタの簡潔な見せ方との違いがはっきり分かります。
自分で選手を動かすより監督として采配したいならベストプレープロ野球という方向もあります。
同じ野球ゲームでも遊び味はまったく違います。
まずファミスタ'86→'87→'88の順で触ると、初期シリーズがどう変わっていったのか一番分かりやすく楽しめます。