松本亨の株式必勝学Ⅱとは?【レトロゲームプロフィール】
松本亨の株式必勝学Ⅱは、実在企業を実名で登場させ、株を売買しながら資産を増やしていく株式投資シミュレーションです。
ところが、画面の株価だけ眺めていれば勝てるほど話は単純ではありません。
主人公には妻と子供がいて、仕事、銀行、不動産、家庭生活、突然起きるハプニングまでまとめて面倒を見ることになります。
目標は、元手400万円から2年間で資産70億円を築き、レベル70のエキスパートクラスへ到達することです。
1989年3月31日にイマジニアから発売され、前作松本亨の株式必勝学と比べて取引も生活部分もかなり大きくなりました。
今から当時の日本版をそのまま味わうなら、中古カセットとファミコン実機を用意する方法が分かりやすいです。
ただし、このソフトはセーブ用のバックアップ電池を使っています。
長く遊ぶゲームだけに、中古では起動するかどうか以上に保存状態を見ておきたいところです。
攻略では値上がりする銘柄を探すだけでなく、現金不足、毎月の支払い、4種類の能力値まで気にする必要があります。
株では大もうけしているのに、生活管理を失敗してゲームオーバーということまで起きるのが、このゲームの変わったところです。
億単位の資産を狙うバブル期らしい豪快さと、家族の機嫌まで気にする妙な細かさ。
この2つが同じ画面の中に居座っているのが、松本亨の株式必勝学Ⅱ最大の面白さです。
| 発売日 | 1989年3月31日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | 株式投資シミュレーション |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | イマジニア |
| 発売 | イマジニア |
| 特徴 | 150銘柄、現物取引、信用取引、銀行、不動産、家庭生活、3D街マップ、バッテリーバックアップ |
| シリーズ | 松本亨の株式必勝学シリーズ |
| 関連作 | 松本亨の株式必勝学、ザ・マネーゲーム |
松本亨の株式必勝学Ⅱの紹介(概要・ストーリーなど)
松本亨の株式必勝学Ⅱは、株を買って値上がりしたら売るだけのゲームではありません。
主人公は会社員として毎日を過ごしながら、株、預金、不動産、家族まで同時に管理していきます。
株で何億円もうけていても、支払いを忘れたり能力値が0になったりすればそこで終わりです。
前作より扱える銘柄が増えただけでなく、街を実際に歩いて店や施設を探す要素まで追加されました。
株式ゲームに人生ゲームを無理やり足したような作りと考えると、かなりイメージしやすいです。
まずはゲームの目標や取引の仕組み、この作品ならではの難しさをつかんでおきましょう。
発売年・対応ハード・ジャンル
松本亨の株式必勝学Ⅱは、1989年3月31日にイマジニアから発売されました。
対応機種はファミリーコンピュータで、ジャンルは株式投資シミュレーションです。
経済評論家として知られた松本亨を題材にしたシリーズ第2作で、1988年発売の松本亨の株式必勝学から約1年後に登場しました。
当時の希望小売価格は9,800円。
ファミコンソフトとして見ると、かなり強気な価格です。
ゲーム内には発売当時の東証一部・二部上場企業が150銘柄登場します。
前作は100銘柄だったので、選べる企業は50銘柄も増えています。
操作はアクションではなく、画面に並んだアイコンや項目を選んで進める方式です。
株を買ったり売ったりするだけならすぐ慣れますが、銀行や家族、能力値まで意識し始めると一気に覚えることが増えます。
子供向けというより、最初から大人へ向けて作ったファミコンソフトといった雰囲気です。
バブル景気の真っただ中に出た作品だけに、今遊ぶと時代の勢いまでかなり濃く感じられます。
2年間で70億円を目指す目的とクリア条件
主人公は、前作で松本亨への弟子入りを果たした人物という設定です。
そして続編では、さらにとんでもない課題を突きつけられます。
スタート時の資本金は400万円。
そこから2年間で資産70億円を築き、さらにレベル70へ到達するのが目標です。
ゲーム内の最終日は1990年3月31日で、この日を迎えると資産額とレベルによる判定が始まります。
結果はビギナー、アドバンス、プロ、エキスパートの4クラスです。
最高評価を取るには、単純に札束を積み上げるだけでは足りません。
それなりの量の取引をこなし、レベルもしっかり上げておく必要があります。
資産70億円とレベル70の両方をそろえるところまでが、本当のゴールです。
資産判定には現金、預金、現物株、ファンド、不動産評価額などが含まれます。
信用取引の建て玉は最終資産へそのまま足されないため、最後の数日は「何を持った状態で終えるか」まで考えなければいけません。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
ゲームの中心になるのは、150銘柄の中から値上がりしそうな株を探して売買することです。
現物取引だけでなく信用取引もあり、レベルが上がるほど大きなお金を動かせるようになります。
銀行では定期預金やドル預金、借り入れも可能。
資産が増えてくると不動産まで買え、住む家そのものを変えることもできます。
情報収集では新聞、業界情報、友人、アナリスト、松本亨など、いくつもの情報源を使います。
ただし、情報を見るだけでも知力を消費します。
株取引をすれば家庭力が減り、時間が進んだり街を歩いたりすれば体力も落ちていきます。
「よし、情報を全部確認して完璧に取引しよう」と思うほど、今度は別の数値が危なくなるわけです。
資産と生活の両方を回し続けないと勝てないのが、本作の面白いところです。
株価だけを追うゲームだと思って始めると、家族や泥棒、火事まで飛び出してきてかなり面食らいます。
難易度・クリア時間の目安
ボタン操作そのものは難しくありません。
ただし、最高評価を取ろうとするとかなり手強いです。
2年間で70億円という目標がまず大きく、少額の現物取引を地道に繰り返すだけではなかなか届きません。
信用取引や大きめの売買も使いながら、同時にレベルを上げていく必要があります。
さらに主人公にはHP、LP、IP、DPという4種類の数値があります。
そのうち1つでも0になった時点でゲームオーバーです。
毎月25日には家計の支払いもあり、現金を使い切っていると今度は不渡りの危険まで出てきます。
初見だと、数時間遊んでも「思ったほど資産が増えないな」と感じることがあるでしょう。
ゲーム内の2年間を最後まで進めるなら、実際のプレイ時間もかなり長めです。
一晩で終わらせるより、何日かに分けて進めるゲームと思ったほうがしっくりきます。
バッテリーバックアップで日々の進行を保存できるので、少しずつ続けても問題ありません。
松本亨の株式必勝学Ⅱが刺さる人/刺さらない人
松本亨の株式必勝学Ⅱが合いやすいのは、数字を見ながら少しずつ資産を増やすゲームが好きな人です。
1989年前後の企業名や株価を眺めて、「この会社こんな扱いだったのか」と当時の経済を見る楽しみもあります。
さらに株だけでなく、不動産、保険、家族、街歩きまで入っているので、変わった人生シミュレーションが好きな人にも刺さります。
一方、派手な戦闘やアクションはほぼありません。
数字やメニューを見る時間が長く、株式用語にまったく興味がないと少々つらいでしょう。
家庭や恋愛まわりのイベントには、現代の感覚ではかなり時代を感じる表現もあります。
そこも含めて、1980年代末のゲームとして見る必要があります。
今の投資教材としてではなく、バブル期の経済ゲームとして眺めるくらいの距離感がちょうどいいです。
あの時代の空気をファミコンで体験してみたい人には、かなり珍しい1本でしょう。
松本亨の株式必勝学Ⅱの遊び方
基本は、情報を集めて銘柄を選び、株を売買しながら1日ずつ進めていくゲームです。
ただし取引ばかり続けると家庭力が下がり、情報を読み漁れば今度は知力が減っていきます。
銀行へ行く、不動産を管理する、自宅へ帰って家族の様子を見る。
こうした行動も、株と同じくらい大事です。
最初から全部を覚えようとすると少し重いので、まず株、手帳、家族の3つくらいから触ると入りやすいです。
お金以外の数値も毎日ちらっと見る癖を付けるだけで、かなり事故を減らせます。
メニューとシステム手帳の見方
画面には株取引、情報、街、家庭などへ進むためのアイコンが並んでいます。
その中で最初に覚えておきたいのが、システム手帳です。
ここを開けば、主人公の能力値、持ち株、銀行残高、有価証券、不動産、所持アイテムなどをまとめて確認できます。
「あれ、この株何株持っていたっけ」と分からなくなったときも、まず手帳を見れば大丈夫です。
注目している銘柄を登録するジャンプ機能もあります。
まだ買っていない株でも登録できるので、毎日確認したい銘柄だけまとめておくとかなり楽です。
ゲーム開始直後は、現金とHP、LP、IP、DPの現在値を一度見ておきましょう。
そのあと株取引画面へ入り、気になる銘柄を1社だけ確認してみると流れをつかみやすいです。
何をすればいいか分からなくなったら手帳へ戻る。
これだけ覚えておけば、現在の状況を整理し直せます。
項目は多いものの、遊んでいるうちに少しずつ役割が見えてきます。
株を買う→情報を集める→売る基本ループ
基本になるのは、情報を見る、銘柄を絞る、買う、値動きを待つ、売るという流れです。
情報コマンドでは新聞や業界情報などを確認し、これから動きそうな分野を探します。
気になる銘柄が見つかったら、株価やチャートを確認。
ただし通常のチャート確認は1日2社までなので、「全部見てから考えよう」はできません。
買った株が上がれば売って利益を確定し、その資金を次の取引へ回します。
1日の中で何度も取引できるため、短い値動きを狙う遊び方も可能です。
とはいえ売買には手数料などがかかり、取引するたび家庭力も減っていきます。
小さな利益を取るために売買を繰り返していると、「数字は増えたのに、思ったほど残っていない」ということもあります。
先に情報を見て狙いを決め、それから取引するほうが無駄は少なくなります。
株価だけでなく、残っている能力値まで見ながら1日の行動を決めましょう。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
スタート時の資本金は400万円です。
だからといって、最初から1銘柄へ全部突っ込む必要はありません。
まずシステム手帳で能力値を確認し、情報コマンドを1~2回使って市場の雰囲気を見ます。
そこから気になる銘柄を数社へ絞っていきましょう。
初めのうちは現物株だけにして、手元の現金も少し残しておくほうが安全です。
このゲームでは株以外にも交通費や家計など、現金が必要になる場面があります。
買えるだけ買ってしまうと、そのあと突然支払いが来て「現金がない」となりがちです。
株取引をした日は家庭力も減るので、自宅へ戻ったら妻や子供の状態も少し見ておきましょう。
そして毎月25日が近づいたら、支払いに必要な現金を確保します。
最初は大もうけより、変なゲームオーバーを避けることのほうが大切です。
何日か遊んで全体の流れが見えてから、信用取引や不動産へ手を広げても遅くありません。
初心者がつまずくポイントと対処
初めて遊ぶと驚きやすいのが、株では利益が出ているのに突然ゲームオーバーになることです。
原因はお金ではなく、HP、LP、IP、DPのどれかが0になっている場合があります。
株取引を繰り返せばLPが減り、情報を見ればIPが減ります。
街を歩けばHPも消耗します。
つまり、儲かっているときほど能力値まで見ておかないと危険です。
もう1つありがちなのが、現金不足。
注文を出したあと、成立時に資金が足りないとブラックリストへ載るペナルティがあります。
それを繰り返せば取引停止となり、ゲームオーバーまで一直線です。
毎月の支払い不足も同じくらい危険。
手持ちの現金を全部投資へ回さない。
これだけでも序盤の事故はかなり減ります。
少し余裕のある資金配分で仕組みを覚え、それから取引額を増やしていきましょう。
松本亨の株式必勝学Ⅱの攻略法
攻略で大切なのは、「この株を買えば勝てる」という1銘柄を探すことではありません。
最高評価には70億円だけでなくレベル70まで必要なので、ある程度は積極的に売買する必要があります。
ところが現金不足を起こせば信用を失い、能力値を放置すればそのままゲームオーバーです。
つまり、攻め続ければいいわけでも、守り続ければいいわけでもありません。
資産を増やしながら、事故を起こさない状態を維持するのが攻略の基本です。
序盤、中盤、終盤で意識するものを分けて考えると、かなり整理しやすくなります。
序盤攻略:現金を残しながらレベルを上げる
序盤では、まず現物取引を使って株価の動きと売買の感覚をつかみます。
資本金400万円を全部投資せず、家計や移動に使う現金を残しておくのが安全です。
取引が成立すると出来高が増え、それに応じてレベルも上がっていきます。
最高評価にはレベル70が必要なので、資産だけ増えて取引量が少ない状態も避けたいところです。
最初は情報を見ながら2~3銘柄程度へ候補を絞りましょう。
値上がりしたらいったん利益を確定し、その資金を次へ回していきます。
同時にLPの残りも確認し、減りすぎたら家庭へ戻ります。
「あと1回だけ取引しよう」と能力値が低いまま粘るのが、ありがちな失敗です。
序盤は資産額より、売買の流れとレベル上げを覚えるくらいで十分です。
信用取引は仕組みを理解してから触ったほうが、ブラックリスト入りの事故も防ぎやすくなります。
中盤攻略:情報収集と信用取引を使い分ける
資金もレベルも増えてきたら、信用取引を使って動かせる金額を広げていきます。
レベルが上がるほど扱える倍率も大きくなるので、中盤以降に資産を一気に増やすなら重要な手段です。
ただし借りた力で大きく動かすぶん、読みを外したときのダメージも大きくなります。
期限が近づけば電話で知らせてくれるので、そのまま忘れず決済しましょう。
情報は新聞だけでなく、業界、友人、アナリスト、松本亨などを使い分けます。
とくに松本亨から得られる銘柄情報は信頼度が高めです。
専用アイテムがあれば会いやすくなります。
とはいえ、情報を集めるほどIPも減っていきます。
全部確認してから動こうとすると、今度は知力が危なくなります。
信用取引は、情報にある程度の裏付けがあるときだけ使うくらいが安全です。
大きく取りにいく日と休む日を分けると、資産と能力値を両方維持しやすくなります。
終盤攻略:70億円とレベル70を同時に狙う
終盤まで来たら、資産額だけ見て「もう大丈夫」と思わないようにします。
最高評価のエキスパートクラスには、資産70億円とレベル70の両方が必要です。
お金は足りているのにレベルが低いなら、まだ取引を成立させて出来高を増やさなければいけません。
逆にレベルは十分でも資産が足りないなら、残り日数を見ながら大きな値動きを狙う必要があります。
最終資産へ入るのは現金、銀行預金、現物株、ファンド、不動産評価額などです。
信用取引の建て玉は、そのまま最終資産へ足されません。
1990年3月31日が近づいてきたら、期限のある取引や借金も整理しておきましょう。
せっかく70億円付近まで来たのに、最後の数日で無理をして崩すのはもったいありません。
終盤は70億円、レベル70、現物資産の3つをまとめて確認。
条件が整ったら、大勝負へ出ずに最終日を迎えるほうが安全です。
ゲームオーバー対策:4パラメータと支払い管理
どれだけ資産を増やしていても、4種類ある能力値のどれか1つが0になるとゲームオーバーです。
HPは時間経過や街歩きで減ります。
LPは株取引、IPは情報収集で消耗します。
DPも市場などの状況によって減るため、「この1つだけ見ればいい」という数値はありません。
手帳を開いたら、4つまとめて確認する癖を付けておきましょう。
さらに毎月25日は家計の決済日です。
この日に現金が足りなければ支払いは1週間延長されますが、それでも払えないと不渡りで終了します。
借金にも返済期限があり、返せなければ担保を失う場合があります。
25日が近づいたら、まず現金残高を見る。
大勝負をしたい日ほど、先に能力値と支払い予定を確認してから注文を出したほうが事故は減ります。
取り返し注意:借金・不動産・家族イベント
完全に二度と戻せない要素ばかりではありませんが、放っておくとかなり大きな損になるイベントがあります。
銀行から借りた資金は、当然ながら期限までに返済しなければいけません。
返せなければ、担保にした不動産を失う場合があります。
2軒目以降の不動産を持つと火事イベントも増えるため、保険を掛ける意味が出てきます。
家庭では妻のきげんや子供のよいこ度が下がりすぎると、家出などへ発展します。
そうなると生活を立て直すため、余計な時間やお金を使うことになります。
街で入手する秘伝の書など、一度失うと同じ場所では再入手しにくいアイテムもあります。
レアな物を持ったまま、よく分からない場所へ入るのも避けたいところです。
借金の期限と家族の状態は、株価より後回しにしないこと。
生活側の火種を先に消しておけば、そのぶん株取引へ集中しやすくなります。
松本亨の株式必勝学Ⅱの裏技・小ネタ
松本亨の株式必勝学Ⅱには、タイトル画面から入る暗号モードや、アイテムを利用した変わった小ネタがあります。
一発で70億円にするような派手な裏技ではありませんが、普通に遊んでいるだけではなかなか気づかない仕掛けがいくつもあります。
とくにクリア後の暗号は、発売当時の新聞企画と連動していたという、今ではなかなか見ない仕組みです。
泥棒対策やチャート確認に役立つアイテムなど、攻略へそのまま使えるものもあります。
コマンド裏技より、ゲーム内の特殊な仕様を知るほうが役立つタイプの作品です。
暗号通信モードを出す方法
本作には「暗号」と呼ばれる特殊なモードがあります。
通常は一度エンディングを迎えると、ゲーム開始画面に暗号の項目が追加されます。
発売当時は新聞に掲載された暗号を入力し、実際の株価に関する情報を聞く企画とつながっていました。
ゲームだけで完結せず、新聞まで使うあたりが何とも時代を感じさせます。
さらに隠し操作として、A、B、SELECT、STARTを押しながらリセットすると暗号モードを出せる方法も知られています。
ただし、本作ではリセットにペナルティがあります。
決められた終了手順を通さずリセットすると、手持ち資金が半分になります。
進行中のデータで「ちょっと試してみよう」と軽い気持ちでやるのはおすすめできません。
暗号モードを試すときは、保存データや資金への影響を意識しておきましょう。
雑誌や新聞とゲームがつながっていた時代ならではの、かなり珍しい隠し要素です。
チャートめがねと松本亨の情報を使う小ネタ
通常のチャート確認には、1日2社までという制限があります。
ところがチャートめがねを使うと、その日は何社でもチャートを確認できるようになります。
複数の銘柄を一気に見比べたい日にはかなり便利です。
誕生日イベントで手に入る場合もあります。
情報収集では、松本亨本人に会いに行くこともできます。
普通に訪ねると留守のことがありますが、ぎんのとおるやきんのとおるを使えば会いやすくなります。
とくにきんのとおるでは、具体的な銘柄情報を得られます。
とはいえ、その情報が毎回100%当たるわけではありません。
便利な情報が出ても、最後は自分で値動きを見て判断するのが安全です。
何でも聞きにいくより、自分がすでに気にしている銘柄の確認へ使うと効率よく進められます。
泥棒から現金を守る小ネタ
ハプニングの中でも、かなり痛いのが泥棒です。
発生すると、手元に持っている現金をまとめて盗まれることがあります。
何億円も持っているときに来られたら、さすがに笑えません。
ただし、ハプニング表示が点滅したあとでも、イベントを見る前ならまだ行動できます。
そこで泥棒が来そうだと感じたら、先に現金を銀行へ移してしまう方法があります。
証券会社で扱うファンドなどへ一時的に変えておく方法も使えます。
さらに、まよけのふだを使っておけば泥棒を1回防げます。
資産が大きくなり、手持ち現金まで増えてくる終盤ほど、この小技の差は大きいです。
ハプニングを見る前に現金を逃がしておくだけで被害をかなり小さくできます。
突然の不運に見えて、実は直前でできることが残されているのが面白いところです。
街の変わったアイテムと隠れた施設
街へ出ると、株価画面から一転して3Dダンジョンのような表示になります。
鷺宮、多摩センター、浦安、錦糸町、日吉、成城、白金台、新宿などを実際に歩き回ります。
壁に見える入口へ入ると、店、病院、不動産、保険会社などが現れます。
中にはかなり変わった人物や、普通の株式ゲームではまず見ないようなアイテムも登場します。
街ではアイテムを手に1つ、かばんに3つ持って歩けます。
ここで注意したいのが、手に持っている物です。
出会った人物へ、そのまま渡してしまう場面があります。
大事なアイテムを何となく手に持ったまま歩いていると、「え、今それ渡すの?」ということも起こります。
さらに街を歩くほどHPも減ります。
どこへ行くかと、何を手に持つかを決めてから街へ出るほうが安全です。
株取引を終えたあとに街へ出れば、そのまま1日を締めやすく無駄も減らせます。
松本亨の株式必勝学Ⅱの良い点
いちばん面白いのは、株式ゲームなのに主人公の生活全体までシミュレーションへ入れてしまったことです。
株価、ニュース、不動産、銀行、家族、仕事が全部つながっていて、単純な数字当てでは終わりません。
150銘柄という数も、当時のファミコンとしてはかなり本格的です。
ところが街へ出ると、突然3D探索になって妙な人物やイベントが始まります。
真面目な経済ゲームを遊んでいたはずなのに、いつの間にか生活トラブルへ巻き込まれている。
本気の投資シミュレーションと、妙にバカバカしい生活イベントの落差こそ、本作最大の魅力です。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
株式シミュレーションとして面白いのは、株を売買する前の情報集めまでちゃんとゲームになっていることです。
新聞、業界情報、友人、アナリスト、松本亨など、誰から話を聞くかによって得られる情報が違います。
その情報を見ながら「この業界が動きそうだな」と考え、実際に株を買います。
予想どおり値上がりしたときは、数字中心の画面なのに妙にうれしくなります。
信用取引を使い始めると、資産の増え方も一気に変わります。
ところが取引するほどLPが減っていくため、市場へ張りつきっぱなしにはできません。
家族のところへ戻り、街へ行き、また株取引へ戻る。
この寄り道があることで、2年間を生活している感じが出てきます。
儲かれば儲かるほど、別の管理まで忙しくなるという設計が何ともクセになります。
最初は400万円だった数字が、少しずつ億単位へ変わっていく過程も、シミュレーション好きにはかなり気持ちいいところです。
演出・音楽・グラフィックの魅力
株価を見ている間は数字中心の画面ですが、家庭や街へ移ると雰囲気がガラッと変わります。
主人公には妻と子供がいて、自宅へ帰れば会話や生活イベントが発生します。
街は一人称視点の3Dマップになり、まるでファミコンのダンジョンRPGを歩いているような感覚です。
株式ゲームでなぜこの画面になったのか、初めて見ると少し笑ってしまうかもしれません。
季節によって流れる曲にも変化があり、春や秋にはクラシックをもとにした音楽も使われます。
悪いハプニングが起きると、有名な「運命」を思わせる曲まで流れます。
数字だけが続かないよう、画面と音をかなり変化させているのがうれしいところです。
家族や街の人物には漫画的な表情もあり、扱っている題材のわりに見た目はかなりコミカルです。
経済ゲームなのに、画面がやたらにぎやかなのが妙に記憶へ残ります。
バブル期の生活を大げさな漫画として見ると、今では時代資料のような面白さまであります。
やり込み要素(資産・レベル・生活イベント)
やり込みの大きな目標は、やはりエキスパートクラスです。
2年間で資産70億円を作るだけでも簡単ではありませんが、同時にレベル70まで求められます。
取引量と資産形成の両方を考えなければいけません。
さらに不動産を買ったり、銀行商品を使ったり、家族の状態を維持したりと、株以外にも試せることがかなりあります。
1周目では行かなかった街や店を探してみる遊びもできます。
変わったアイテムも多く、全部の使い道を見るだけでもかなり時間がかかります。
最終評価は4クラスに分かれているので、最初の挑戦で低い評価でも「次は1つ上を狙おう」と続けやすいです。
クリア後には暗号モードも現れます。
資産だけでなく、生活イベントをどこまで拾うかでも遊び方が変わる作品です。
最短攻略だけを目指すより、あえて寄り道して妙なイベントを見るほうが記憶には残りやすいでしょう。
松本亨の株式必勝学Ⅱの悪い点
気になるところは、やはり覚える数字や項目の多さです。
株、銀行、信用取引、家族、能力値、毎月の支払いまで、序盤からかなりいろいろ出てきます。
今のゲームのような長いチュートリアルもありません。
さらに1989年当時の企業や制度をもとにしているので、現在の株式投資とは前提がかなり違います。
今の投資知識を学ぶ教材として、そのまま受け取らないことも大切です。
現代の金融ゲームというより、当時の空気を味わうレトロ経済シミュレーションとして遊ぶのが合っています。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
画面はアイコン式で、当時としてはかなり分かりやすく作られています。
ただし、そもそも扱う情報の量が多めです。
150銘柄の中から目的の株を探し、チャートや持ち株を何度も確認していると、それだけで操作回数が増えていきます。
街へ出ると3D画面へ切り替わり、目的の施設まで自分で歩かなければなりません。
今なら一覧から一瞬で飛べそうな場所でも、きっちり道を進みます。
そしてセーブはバッテリーバックアップ式です。
ゲーム内では1日終了時に自動保存されますが、現存するカセットでは内蔵電池がかなり古くなっています。
電池が弱っていれば、せっかく進めた2年間の途中で記録を保持できない可能性があります。
都合の悪い結果だけリセットで消す方法にも対策があり、決められた手順を無視してリセットすると手持ち資金が半分になります。
中古で遊ぶなら、起動確認だけでなくセーブ保持まで確認しておきたい作品です。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
「株の読みは当たっているのに、なぜこんな目に」と思いやすいのが、生活側のハプニングです。
現金をたくさん持っている日に泥棒が入れば、ごっそり持っていかれる場合があります。
不動産を増やせば火事も起こりやすくなります。
家族の状態を放置すれば、家出など別のトラブルまで発生します。
さらに注文成立時の資金不足を繰り返せばブラックリスト入りです。
こうした失敗は、株価チャートだけ見ていても防げません。
ハプニング表示、能力値、手元の現金をこまめに確認することが大切です。
高額な現金は銀行などへ逃がし、不動産が増えたら必要に応じて保険も考えます。
イベントが起こってから泣くより、その前に被害を減らしておくのが対策です。
運だけに見える出来事にもある程度の備えができるので、1度失敗すると次のプレイはかなり安定してきます。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
1989年発売の作品なので、株式市場や金融制度の前提は今と同じではありません。
登場企業も当時の上場状況をもとにしており、現在の企業価値や将来性とは別の話です。
ゲーム内でうまくいった投資法を、そのまま現実で使うものでもありません。
現在の投資を学びたいなら、制度、手数料、税制などは別に最新情報を確認する必要があります。
また、家庭や恋愛イベントには、今見るとかなり時代を感じる表現があります。
人によっては笑って流せず、強い違和感を覚えるかもしれません。
そこを現代的な人生シミュレーションとして見ると、かなり厳しい部分があります。
一方で、1980年代末の社会観やバブル期の空気を覗くゲームと考えれば、また別の面白さが出てきます。
現代の常識へ無理に当てはめず、1989年のゲームとして見るのが楽しむコツです。
時代そのものの勢いまで面白がれる人ほど、この奇妙なバランスを楽しめるでしょう。
松本亨の株式必勝学Ⅱを遊ぶには?
日本版松本亨の株式必勝学Ⅱを今から遊ぶなら、中古カセットとファミコン系実機を用意する方法がいちばん分かりやすいです。
現在のイマジニアもゲーム事業を続けていますが、本作を現行機向けに復刻して販売している選択肢は限られています。
中古ソフトそのものは比較的安く見つかります。
ただ、この作品で本当に気にしたいのは値段ではありません。
安さより、バックアップ電池が生きているかのほうがずっと重要です。
実機環境、中古相場、セーブ状態まで確認してから始めると安心して70億円を目指せます。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月14日時点で確認できる範囲では、日本版松本亨の株式必勝学Ⅱを現行機向けストアから手軽に購入できる環境は限られています。
そのため、当時の内容をそのまま遊びたいなら中古ファミコン版が分かりやすい選択です。
イマジニアは現在もゲーム事業を続けていますが、同社の代表的な沿革では前作松本亨の株式必勝学が大人向けファミコンソフトとして紹介されるなど、シリーズは当時を象徴する作品として扱われています。
中古市場では前作とⅡがどちらもよく出ています。
タイトルが似ているので、買うときは末尾のⅡを見落とさないようにしましょう。
前作とは目標金額も、扱える銘柄数も違います。
Ⅱを探すなら型番IMA-K2も目印になります。
現代の金融ゲームを探している人というより、この1989年版そのものを味わいたい人向けの遊び方です。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
必要なのは、ファミリーコンピュータ系本体、コントローラー、テレビ、そして松本亨の株式必勝学Ⅱのカセットです。
専用コントローラーなどは必要なく、普通のパッドだけで遊べます。
激しいアクションもないので、入力遅延を細かく気にする作品ではありません。
その代わり、何より大切なのが長期間のセーブです。
1周はゲーム内で2年間あり、短時間で一気に終わらせる作品ではありません。
内蔵バックアップ電池が弱っていると、途中まで増やした資産が消えてしまう可能性があります。
販売店によっては電池交換サービスを用意している場合もあります。
中古購入後は、いきなり何時間も進めず、まず数日分だけ遊んで保存してみましょう。
電源を切ったあと、本当にデータが残っているか先に確認しておくと安心です。
旧型ファミコンを使う場合は、テレビ側へ接続できる端子があるかも購入前に見ておきましょう。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年8月14日に確認した中古市場では、かなり安い成約例もあります。
Yahoo!オークションでは、裸カセットで100円、110円、200円といった落札例が見られます。
箱と説明書付き、動作確認済みの例では580円でした。
未使用で箱、説明書、ハガキまで付いた商品では2,310円や2,530円の落札例もあります。
駿河屋でも中古品が数百円から並ぶ例があり、ソフト自体は高額プレミア作品ではありません。
ただし中古価格は日々動きます。
買うときは、その日の落札済み商品を同じ付属品同士で比べたほうが確実です。
そして本作では、安さ以上にセーブ用電池が大切になります。
裸カセットが数百円でも、セーブ確認済みの商品を優先したほうが安心です。
箱説付きでも電池状態は別問題なので、保存確認や電池交換歴まで書かれているか見ておきましょう。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
快適に遊ぶなら、何より先にセーブが残ることを確認します。
それが済んだら、メモ帳やスマホを横へ置いておくとかなり楽です。
150銘柄もあるので、毎回全部を見直していたら時間がいくらあっても足りません。
注目している銘柄と、その日の目標だけ簡単に残しておきましょう。
ゲーム内のジャンプ機能にも、気になる株を登録しておくと便利です。
毎月25日の支払い日もメモしておけば、うっかり現金不足になる事故を防げます。
長時間一気に遊ぶより、ゲーム内で数日から1か月ほど進めて区切る遊び方が合っています。
終了時にはむやみにリセットせず、ゲームの流れに沿って終わらせるほうが安全です。
テレビの遅延はそれほど気にしなくていいので、映像の派手さより文字の読みやすさを優先しましょう。
注目銘柄と25日の支払いだけメモしておくだけでも、かなり遊びやすくなります。
現実の投資判断とは切り離し、1989年の経済シミュレーションとして気楽に楽しむのがおすすめです。
松本亨の株式必勝学ⅡのQ&A
今からファミコン版へ触れるなら、前作との違い、クリア条件、セーブ方法、本当に株の勉強になるのかといったところが気になりやすいです。
見た目以上にやることが多いゲームですが、このあたりを先に知っておくだけでもかなり入りやすくなります。
とくに最高評価を狙うなら、資産だけ見ていてはいけません。
70億円だけでは最高評価に届かないことは、最初から覚えておきたいところです。
前作の松本亨の株式必勝学と何が違う?
前作松本亨の株式必勝学と比べると、かなり内容が増えています。
前作では100銘柄だった株が、Ⅱでは150銘柄になりました。
信用取引も使いやすくなり、同じ日の中で売買を繰り返すこともできます。
そして何より大きく変わったのが、生活まわりです。
主人公には最初から妻と6歳の子供がいて、家庭力や家族の状態まで管理します。
街も3D画面で歩けるようになり、不動産、病院、保険会社、店などへ実際に向かいます。
目標額もかなり豪快になりました。
前作の課題を終えた主人公が、今度は400万円を2年間で70億円へ増やします。
Ⅱは株式ゲームへ人生シミュレーションをそのまま足した続編と考えると分かりやすいです。
前作未プレイでも、主人公が松本亨の弟子という前提だけ分かっていれば問題なく始められます。
70億円にすればクリアできる?
2年間を終えれば評価そのものは受けられますが、最高のエキスパートクラスへ行くには資産だけでは足りません。
必要なのは資産70億円とレベル70です。
レベルは取引の出来高によって上がるので、少ない回数の大当たりだけで資産を増やすと不足する場合があります。
反対に、取引回数ばかり増やしても資産が70億円へ届かなければ最高評価にはなりません。
終盤へ入ったら、システム手帳で両方の進み具合を確認しましょう。
資産判定には現金、預金、現物株、ファンド、不動産評価額などが含まれます。
信用取引中の建て玉は最終判定へそのまま足されないので、期限直前の状態にも注意が必要です。
70億円とレベル70は必ずセットで覚えておきましょう。
片方が先に達成できたら、残りの日数はもう片方の調整へ使うと進めやすくなります。
セーブはできる?
できます。
本作はバッテリーバックアップを搭載していて、ゲーム内で1日が終わると進行が保存されます。
2年間という長いプレイを、少しずつ続けられるようになっています。
ただし、都合のいい場面だけ残して失敗したらすぐリセット、という遊び方には対策があります。
決められた終了手順を通さずリセットすると、手持ち資金が半分になるペナルティがあります。
株価が下がるたびにリセットしてやり直すような方法は、かなり使いにくいです。
そして現在の中古カセットでは、内蔵電池の寿命も考えなければいけません。
発売から30年以上たっているため、保存状態は商品ごとにかなり違います。
中古で買ったら、最初にセーブ保持をテストしておきましょう。
数日分だけ遊び、電源を切ったあと正常に続きから始められることを確認してから、本格的に70億円を目指すと安心です。
このゲームで今の株式投資を勉強できる?
安く買って高く売るという考え方や、情報を見ながら銘柄を選ぶ流れをゲームとして体験することはできます。
信用取引、預金、不動産、保険など、いろいろなお金の仕組みに興味を持つきっかけにもなるでしょう。
ただし、このゲームが発売されたのは1989年です。
登場する企業情報、市場環境、税や手数料の扱いは現在と同じではありません。
ゲーム内で上がった銘柄が、今の市場でも上がるという意味でもありません。
そもそも現実の仕組みをゲーム向けに簡略化している部分もあります。
実際のお金を投じる判断材料として使うのは避けましょう。
投資教材ではなく、1989年の経済ゲームとして遊ぶのがちょうどいいです。
現在の株式投資を学びたい場合は、最新の制度や一次情報を別に確認する必要があります。
松本亨の株式必勝学Ⅱのまとめ
松本亨の株式必勝学Ⅱは、400万円を70億円へ増やす豪快な目標と、家族の機嫌や毎月の支払いまで気にする細かな生活管理が同居したゲームです。
150銘柄の株を売買しながら、銀行、不動産、情報、街歩きまで使って2年間を乗り切ります。
攻略では大もうけを狙うだけでなく、4つの能力値と手持ち現金の管理が欠かせません。
中古価格そのものは比較的安いですが、セーブ電池だけは必ず確認しておきたいところです。
バブル期の勢いを、そのままファミコンへ閉じ込めたような1本と言えます。
数字ばかりのゲームに見えて、実際は生活イベントまで含めてかなりにぎやかな作品です。
結論:おすすめ度と合う人
株や経済を題材にした、ちょっと変わったレトロゲームが好きならかなりおすすめです。
単なる株価シミュレーションではなく、家庭生活や街まで入っているので、次に何が起きるか分からない面白さがあります。
1989年当時の実在企業が150銘柄並ぶ画面も、今見るとなかなか興味深いです。
数字を少しずつ大きくしていくゲームが好きな人にも向いています。
反対に、派手なアクションを求める人や、短時間でエンディングだけ見たい人には合いにくいでしょう。
金融用語にもある程度慣れる必要があります。
家庭イベントの表現には、かなり強い時代性も残っています。
そこまで含めてバブル期の作品として楽しめるなら、かなり唯一無二です。
ファミコンの大人向けゲームを1本遊んでみたい人には、とくに面白い候補になります。
中古ソフトも手を出しやすい例が多いので、セーブ状態の良い1本を見つけたら試しやすいでしょう。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
まず中古カセットのセーブデータが本当に残るか確認します。
問題なければ新しくゲームを始め、システム手帳で現金と4つの能力値を見ておきます。
情報を少し集めたら、序盤は現物株を中心に小さめの金額で売買します。
現金は全部使わず、毎月25日の支払いへ回せる分を残しておきましょう。
取引を続けてレベルが上がってきたら、情報の精度を上げながら信用取引も試します。
資金に余裕が出てきたら、銀行や不動産へ広げても構いません。
能力値が減ったら家庭や街で立て直します。
終盤は資産だけでなくレベルまで確認し、70億円と70の両方をそろえます。
現物で慣れる、信用取引で増やす、最後に条件を整えるという順で考えると迷いにくいです。
最初から完璧な攻略を狙わず、1周目は妙な生活イベントも見ながら進めるくらいのほうが、このゲームらしさを楽しめます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
松本亨の株式必勝学Ⅱが気に入ったら、まず前作の松本亨の株式必勝学を遊ぶと違いがよく分かります。
扱う銘柄は少なく、生活部分もⅡほど複雑ではありません。
主人公がどうやって松本亨へ弟子入りしたのかという流れも確認できます。
別のファミコン株式ゲームと比べてみたいなら、ザ・マネーゲームも候補です。
同じ投資を題材にしていても、企業の扱いやゲームの作りはかなり違います。
お金から少し離れて競馬予想へ行くなら、イマジニアが発売した競馬系シミュレーションを探すのも面白いでしょう。
1980年代末は、家庭用ゲームで大人向けの題材を試す作品がいくつも出た時期です。
同じ時代のお金ゲームを並べて遊ぶと、ファミコンが子供だけのゲーム機ではなかったことまで見えてきます。
まず本作で70億円を目指し、そのあと前作へ戻ると、Ⅱでどれだけ要素が増えたのか改めて実感できます。