井出洋介名人の実戦麻雀とは?【レトロゲームプロフィール】
井出洋介名人の実戦麻雀は、プロ雀士の井出洋介氏が監修した、1人でじっくり遊べる麻雀ゲームです。
対局そのものはコンピューターとの2人打ちですが、ツモあがりの点数は4人打ちに近い方式で計算されます。
自由にルールを設定できる実戦麻雀、勝ち抜き形式の名人リーグ戦、合計275問の実戦問題を収録しています。
本作を語るうえで外せないのが、アーケード麻雀を思わせる専用コントローラーです。
手牌に対応したAからNまでのボタンが並び、切りたい牌を直接押して選びます。
チー、ポン、カン、リーチ、ロンにも専用ボタンが用意され、操作感はかなり独特です。
ただし、通常のファミコン用コントローラーではプレイできません。
現在から始める場合は、カセットだけでなく専用コントローラーも一緒に用意する必要があります。
2026年8月5日時点では、現行機向けの公式配信は確認しにくい状況です。
中古で実機一式をそろえる方法が、最も現実的な遊び方になります。
カセット単体は安く見つかることがありますが、それだけ購入しても対局を始められません。
中古を探す時は、価格より先に専用周辺機器が付属しているかを確認しましょう。
本作の魅力は、専用パネルで牌を切る、家庭用ゲームとしては珍しい手触りにあります。
収録モードや攻略方法、問題演習の内容、現在遊ぶための準備まで順番に紹介します。
| 発売日 | 1987年9月24日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | 麻雀ゲーム、テーブルゲーム |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | カプコン |
| 発売 | カプコン |
| 特徴 | 専用コントローラー、2人打ち対局、名人リーグ戦、全275問の実戦問題 |
| シリーズ | 井出洋介名人の実戦麻雀シリーズ |
| 関連作 | 井出洋介名人の実戦麻雀II、井出洋介名人の新実戦麻雀 |
井出洋介名人の実戦麻雀の紹介(概要・ストーリーなど)
ここでは、発売時期や対応ハード、収録されているモードを整理します。
物語やマップ探索を楽しむ作品ではなく、対局と問題演習を繰り返しながら麻雀の腕を磨く内容です。
名人リーグ戦では、BリーグからAリーグへ勝ち上がっていきます。
最後に待つ井出名人へ勝利すれば、ゲームとしてはひと区切りです。
ただし、一般的な4人打ち麻雀とは対局人数や点数の動きが異なります。
専用コントローラーも必須なので、通常のファミコン麻雀と同じ感覚で購入すると戸惑うかもしれません。
各モードの目的や、本作がどのような人に向いているかを見ていきましょう。
発売年・対応ハード・ジャンル
井出洋介名人の実戦麻雀は、1987年9月24日にカプコンから発売されました。
対応機種は日本国内向けのファミリーコンピュータです。
ジャンルは麻雀を題材にしたテーブルゲームで、井出洋介氏の監修を前面に押し出しています。
発売当時の商品には、カセットだけでなく専用コントローラーも含まれていました。
ゲーム自体も、この専用パネルから操作することを前提に設計されています。
そのため、通常の1コントローラーや2コントローラーだけでは遊べません。
中古店でカセット単体が安く並んでいても、価格だけを見て購入しない方が安全です。
実際に遊ぶには、本体の拡張端子へ接続する麻雀専用コントローラーを用意します。
専用パネルには、手牌に対応するAからNまでの牌ボタンが並んでいます。
さらにセレクト、スタート、チー、ポン、カン、リーチ、ロンの各ボタンも配置されています。
アーケードの麻雀ゲームで使われていた操作盤を、家庭用へ持ち込んだような作りです。
1988年にはMSX2版なども発売されましたが、操作方法や一部の機能はファミコン版と異なります。
この記事では、ファミコン版の内容に絞って紹介します。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
長い物語や探索要素はなく、ゲームの目的は麻雀の実力を試すことです。
自由対局にあたる実戦麻雀では、自分で選んだルールのもと、コンピューターと対局します。
勝敗に関係なく何度でも遊べ、ルールやBGMを変更しながら練習できます。
名人リーグ戦では、最初にBリーグへ参加します。
Bリーグで勝率1位になると、次のAリーグへ進めます。
Aリーグも勝ち抜けば、決勝戦で井出名人との対局が待っています。
ここで勝利するとエンディングへ到達します。
ゲームとしての最終目標は、名人リーグ戦を制して優勝することです。
もう1つの大きな柱として、実戦問題による学習モードがあります。
何を切るべきか考える必勝の一打は、全部で200問です。
多面張の待ち牌を答える問題は25問用意されています。
さらに、点数計算の正解を選ぶ問題も50問収録されています。
対局で負けた後に問題演習へ戻れば、自分の苦手な部分を落ち着いて見直せます。
物語を進めるというより、勝負と学習を交互に楽しむ作品です。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
対局は、プレイヤーとコンピューターが向かい合う2人打ち形式です。
ただし、得点計算は一般的な2人麻雀とは少し異なります。
ロンあがりの場合は、放銃した側から点数を受け取ります。
ツモあがりでは、画面に表示されていない2家も参加している形で支払いが計算されます。
見た目は2人対局でも、点数の動きは4人打ちに近いという独特の仕組みです。
プレイヤーは、毎回親の状態から対局を始めます。
実戦麻雀では、東風戦や半荘戦などの対局形式を設定できます。
裏ドラ、カンドラ、食いタンといった細かなルールも変更可能です。
大車輪や三連刻など、通常の競技麻雀ではあまり使われない特殊役も選べます。
さらに、1局に1度だけ手牌を交換できるキャンセル機能があります。
ドラの場所を教えてくれるドラフラッシュも、補助機能として選択できます。
局ごとに女の子が応援してくれるガールフレンド機能も収録されています。
こうした細かなルール設定の自由さによって、同じ対局でも雰囲気を変えられます。
専用パネルでは牌を直接選べるため、カーソルを何度も動かす必要がありません。
ルールを研究する楽しさと、アーケード麻雀風の操作感が本作の面白さの中心です。
難易度・クリア時間の目安
自由対局は、選ぶルールや補助機能によって難易度を調整できます。
ドラフラッシュやキャンセルを有効にすれば、手牌を整えたりドラを確認したりしやすくなります。
一方、名人リーグ戦では決められたルールのもとで勝率を競います。
1回だけ大きく勝てばよいわけではなく、複数の相手へ安定して勝ち続ける力が必要です。
配牌やツモには運も関わるため、クリアまでの時間はプレイごとに変わります。
麻雀の経験がある人なら、優勝まで3時間から6時間ほどがひとつの目安です。
負けが続いた場合や、慎重に考えながら打つ場合は、さらに時間がかかります。
電源を切った後にリーグ戦の進行を保存する機能はありません。
名人リーグ戦へ挑戦する日は、数時間続けて遊べる時間を用意した方が安心です。
麻雀を始めたばかりの人は、先に実戦問題を進めましょう。
必勝の一打で牌効率を学ぶと、実戦中にどの牌を切るか迷う時間を減らせます。
点数計算問題も、点差や順位条件を考えるうえで役立ちます。
いきなり決勝を目指すのではなく、自由対局で専用ボタンの位置へ慣れることが近道です。
難易度は決して低くありませんが、対局後に学び直せる場所はしっかり用意されています。
井出洋介名人の実戦麻雀が刺さる人/刺さらない人
井出洋介名人の実戦麻雀が向いているのは、牌の組み合わせをじっくり考えながら麻雀を打ちたい人です。
1牌を切るたびに手牌を見直し、自分なりの正解を探す遊びが好きなら長く楽しめます。
専用コントローラーに並ぶ大きなボタンも、本作ならではの魅力です。
アーケード麻雀の操作感に思い入れがある人なら、かなり印象に残るでしょう。
何を切る問題や点数計算問題も収録されているため、麻雀の勉強用としても使えます。
細かなルールを変更し、自分好みの対局条件を作りたい人とも相性がよい作品です。
反対に、4人の相手と打つ現代的な麻雀ゲームを求める人には向きません。
対局相手はコンピューター1人だけで、基本的には2人打ちです。
オンライン対戦や、友人との通信対局も用意されていません。
配牌が表示されるまで少し時間がかかり、対局全体の進行もゆっくりしています。
短時間で何局も回したい人は、テンポの遅さが気になるかもしれません。
専用コントローラーが大きいため、使用時だけでなく保管場所も必要です。
周辺機器を含めて作品を楽しめる人には強く刺さります。
反対に、手軽さを最優先する場合は、かなり人を選ぶ作品です。
井出洋介名人の実戦麻雀の遊び方
操作は、専用パネルに並んだボタンを直接押す方式です。
最初はAからNまでの位置と、チーやポンなどの宣言ボタンを覚えます。
一般的な十字キー操作とは異なりますが、慣れると狙った牌をすぐに切れるようになります。
注意したいのは、リーチや鳴きを行う時のボタンを押す順番です。
捨てる牌を先に確定してしまうと、リーチなどを宣言できない場合があります。
画面に表示された手牌番号と手元のボタンを見比べながら、対局の流れを覚えていきましょう。
基本操作・画面の見方
ゲームモードを選ぶ時は、セレクトボタンで画面上の矢印を動かします。
遊びたい項目へカーソルを合わせ、スタートボタンで決定してください。
対局が始まると、画面下部に自分の手牌が並びます。
それぞれの牌の下には、AからNまでの文字が表示されます。
切りたい牌と同じ文字が書かれたボタンを、専用パネルで押します。
ツモった牌をそのまま切る場合は、右端に対応するNボタンが分かりやすいでしょう。
リーチする時は、捨て牌を選ぶ前にリーチボタンを押します。
その後、切りたい牌の文字ボタンを選んで宣言を完了します。
ロンやツモであがれる時は、ロンボタンを使います。
ポンやカンも、それぞれ対応する宣言ボタンを押して進めます。
チーできる組み合わせが複数ある場合は、鳴きに使用する2牌も選択します。
最初の30秒ほどは、AボタンとNボタンの左右の位置関係を確認しましょう。
対応を間違えると、予定していなかった牌を切ってしまいます。
点数は1局が終わった時に表示され、スタートボタンを押すと次の局へ進みます。
画面だけを見続けるのではなく、手元のアルファベット表記も交互に確認すると誤操作を減らせます。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
対局が始まったら、まず配牌を見て、どのような形を目指すか考えます。
自分の番では1牌をツモり、手牌の中から不要な1牌を切ります。
相手の捨て牌に対して、チーやポンを行う場面もあります。
あと1牌で手牌が完成する状態になれば聴牌です。
門前で聴牌している場合は、リーチを宣言してあがり牌を待てます。
相手の捨て牌で手が完成した時はロンを選びます。
自分であがり牌を引いた場合はツモとなります。
1局が終わると点数が動き、次の局へ進みます。
実戦麻雀では、設定した東風戦や半荘戦が終わるまで対局を続けます。
名人リーグ戦では、対戦相手ごとの成績を積み重ねていきます。
BリーグとAリーグで勝率1位を目指し、最後の名人戦へ進む流れです。
負けた時は、放銃した牌や、その直前にどの牌を切ったかを見直します。
その後、似た形の実戦問題を解けば、同じ失敗を減らしやすくなります。
対局、反省、問題演習という3段階の繰り返しが基本です。
ただ何局も続けるより、毎回負けた理由を1つだけ決める方が上達を実感しやすくなります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
初めて遊ぶ時は、いきなり名人リーグ戦へ入らず、実戦問題から始めます。
まずは必勝の一打を数問解き、専用パネルで牌を選ぶ操作へ慣れましょう。
正解した後には、井出名人による短い解説が表示されます。
正解の牌だけを見るのではなく、残した牌がどのようにつながるかも確認してください。
次に実戦麻雀を選び、短時間で終わりやすい東風戦へ入ります。
最初から細かなルールを変更しすぎず、食いタンや裏ドラの有無だけ確かめましょう。
初回は、ドラフラッシュを有効にしても構いません。
ドラを探す負担が減るため、画面や操作方法へ慣れやすくなります。
配牌が極端に悪い時は、キャンセル機能も試せます。
キャンセルは、1局につき1度だけ手牌全体を交換できる正式な機能です。
便利ではありますが、毎局使うと通常の手作りを覚えにくくなります。
数局打った後は、ドラフラッシュを外して同じルールへ再挑戦してください。
牌を切る時にボタン位置で迷わなくなったら、名人リーグ戦へ進みます。
問題演習から自由対局へ進む順番なら、失敗しても負担が少なく済みます。
最初から長時間のリーグ戦へ入らないことが、序盤を楽にする近道です。
初心者がつまずくポイントと対処
最初につまずきやすいのは、画面上の牌と専用パネルの文字ボタンを対応させる操作です。
画面右端の牌を切るつもりで、別の文字ボタンを押してしまう失敗が起こります。
慣れるまでは、ボタンを押す前に牌の下に表示された文字を声に出すと安全です。
次に間違いやすいのが、リーチを宣言する時の順番です。
先に捨て牌を確定すると、その後からリーチをかけることはできません。
最初にリーチボタンを押し、続けて切る牌の文字ボタンを選びます。
チーでは、複数の組み合わせから鳴く形を選ぶ場合があります。
使用したい2牌を、焦らずに指定してください。
ルール設定の違いも、初心者が混乱しやすい部分です。
食いタンを無効にしている場合、鳴いて作ったタンヤオではあがれません。
フリテンに関する扱いも、設定によって厳しく感じることがあります。
対局前に変更したルールを紙へ控えておけば、何が原因であがれないのか判断しやすくなります。
また、2人打ちなので、相手の捨て牌が通常より多く見えるように感じます。
常に攻め続けると、相手の早い聴牌へ振り込みやすくなります。
入力する順番とルール設定を先に覚え、危険に見える牌は一度立ち止まって考えましょう。
焦ってボタンを連打しないことが、誤操作を防ぐ基本です。
井出洋介名人の実戦麻雀の攻略法
攻略の中心になるのは、派手な高得点役を狙うことより、放銃を減らすことです。
装備や経験値で能力を上げる要素はなく、配牌ごとの判断がそのまま強さへつながります。
名人リーグ戦では、1回だけ大勝するよりも、勝率を大きく落とさない打ち方が重要です。
相手がリーチした後も無理に攻め続けると、順位を下げやすくなります。
早い聴牌と安全牌の確保を両立させ、決勝まで安定して進みましょう。
序盤、中盤、終盤に分けて考えると、切る牌を選ぶ時の迷いも減らせます。
序盤攻略:最優先で取る装備/技/アイテム
本作には、装備や道具を集めて強くなる仕組みはありません。
代わりに最初に身につけたいのが、手牌を5つの組へ分けて見る考え方です。
4つの面子候補と、1つの雀頭候補を探します。
配牌を受け取ったら、孤立している字牌や端牌が何枚あるか確認しましょう。
役牌が重なっていない場合は、つながりのない牌から整理していきます。
ただし、相手が同じ種類の牌を序盤から多く切っている場合は注意が必要です。
重なるまで待ち続けると、手牌の完成が遅くなります。
序盤では、両面待ちへ発展しやすい形を優先してください。
3と4、6と7のように連続した牌は、受け入れが広がりやすい形です。
1と2だけの形は、3を引けなければ大きく広がりません。
ドラは重要ですが、手牌から完全に浮いているドラを最後まで抱えるのは危険です。
手が遅れている時は、無理にドラを残さず切る判断も必要になります。
自由対局ではキャンセルを使えますが、名人リーグ戦では同じように頼れません。
自由対局のうちに、牌効率の基本を身につけておきましょう。
高い役を無理に追うより、早くあがれる形を作ることが序盤を安定させる方法です。
中盤攻略:効率の良い稼ぎ(経験値/お金)
経験値やお金をためるような成長システムはありません。
その代わりに伸ばしたいのが、名人リーグ戦での勝率と実戦問題の正解率です。
効率よく練習するなら、実戦問題を25問ずつ区切って解きます。
必勝の一打は200問あり、さまざまな手牌から打牌を選ぶ練習を繰り返せます。
多面張問題は25問なので、比較的短い時間で1周できます。
点数計算問題は50問あり、対局中に点差を考える時にも役立ちます。
間違えた問題では、正解の牌だけを暗記しないようにしてください。
その牌を切ると、受け入れが何種類増えるのかを数えてみましょう。
対局の中盤では、相手の捨て牌を大きく3段階に分けて見ます。
序盤に切られた字牌、中盤に切られた数牌、リーチ直前に切られた牌です。
リーチ直前に切られた牌の周辺が、待ちの候補になる場合もあります。
ただし、ひとつの読みへ決めつけ、別の危険牌を切るのは避けましょう。
現物が残っているなら、まずは現物を選ぶ方が安全です。
問題の正解率と対局の放銃率を意識すると、画面上には出ない上達を追えます。
勝った回数だけでなく、どのように負けたかも記録すると効率よく改善できます。
終盤攻略:詰み回避とラスボス対策
終盤における最大の壁は、名人リーグ戦の決勝です。
井出名人は、BリーグやAリーグの相手よりも安定した打ち回しを見せます。
ここで高い役だけを追い続けると、手牌の完成が遅れがちです。
まずは現在の点差を確認し、どの程度の点数が必要なのかを考えます。
自分がリードしている場合は、安い手でも早く聴牌できる形を優先してください。
点数で負けている時だけ、ドラや役牌を利用して打点を上げます。
相手がリーチした後は、自分の手牌の価値と切る牌の危険度を比べましょう。
1向聴より遠い手なら、無理に押さず、安全牌を切って降りる方が無難です。
すでに聴牌していても、待ちが悪く点数も低い場合は撤退を考えます。
決勝は、先に2勝した側が優勝する形式です。
1戦目を落としても、その時点で勝負が終わるわけではありません。
焦って2戦目からすべての牌を押し続けると、そのまま連敗につながります。
対局を始める前に、本体と専用コントローラーの接続状態も確認してください。
保存機能がないため、途中で接触不良が起きると大きな痛手になります。
点差に合わせて手の高さを変えることと、機器を整えておくことが途中失敗を防ぐ対策です。
ボス別の安定戦術(負けパターン→対策)
Bリーグでは、まず操作ミスを減らすことを優先します。
切る牌のボタン位置で迷っていると、考えていた手順まで崩れやすくなります。
安い手でも両面聴牌を作り、確実にあがる感覚を覚えましょう。
Aリーグでは、相手の早いリーチに対して押すか降りるかを判断する場面が増えます。
よくある負け方は、孤立したドラを抱えたまま手牌が遅くなる展開です。
最後までドラを使い切れそうにない場合は、危険になる前に処理します。
決勝の井出名人戦でも、大きな手が完成するまで待ち続けないことが重要です。
相手に先制されると、その後は守りへ回る局が増えてしまいます。
役牌が重なった場合は、鳴いて手牌の完成速度を上げる選択もあります。
ただし、食いタンや役の成立条件は、リーグ戦のルールに合わせて考えてください。
相手のリーチ後に安全な牌がなくなり、困る場面も少なくありません。
中盤までに、比較的切りやすい安全牌を1枚残しておくと安心です。
字牌であっても、場に1枚しか見えていない牌が必ず安全とは限りません。
相手の捨て牌全体を確認し、すでに通っている牌を優先します。
先制する局と降りる局をはっきり分けることが安定戦術です。
負けた局では、どの巡目から押しすぎたかを振り返りましょう。
取り返しのつかない要素(取り逃し防止)
収集品や仲間など、取り逃すと二度と入手できない要素はありません。
ただし、本体の電源を切ると名人リーグ戦の進行状況は残りません。
パスワードや電池式セーブが用意されていないためです。
BリーグやAリーグの途中で中断したくなった時は注意してください。
電源を切れば、次に遊ぶ時は最初からやり直しになります。
名人リーグ戦を遊ぶ日は、開始前に必要な時間を空けておきましょう。
対局中にカセットや専用コントローラーへ触れ、接触を乱さないことも大切です。
もう1つ忘れやすいのが、自由対局で変更したルール設定です。
裏ドラや食いタンの有無を変えたまま、その設定を忘れてしまうことがあります。
同じ条件で成績を比べたいなら、ルール設定を紙へ書き残してください。
実戦問題では、25問ごとに開始する位置を選べます。
解いた問題番号を控えていないと、どこまで進めたか分からなくなります。
問題番号と苦手だった内容を一緒に書けば、次回の再開も簡単です。
永久的な取り逃しはありませんが、プレイ途中の経過は消えてしまいます。
電源を入れる前に予定を立てることが、最も確実な対策です。
井出洋介名人の実戦麻雀の裏技・小ネタ
本作では、派手な無敵技よりも、正式に用意された特殊機能が小ネタとして楽しめます。
手牌交換、ドラ表示、応援演出といった機能は、自由対局ならではの味付けです。
特殊役も多く、一般的な競技麻雀とは違った条件の対局を作れます。
ただし、補助機能をすべて有効にすると通常の練習とは条件が変わります。
名人リーグ戦を目指すなら、補助機能を使わない状態でも打てるようにしておきましょう。
再現性の低い噂ではなく、説明書で案内されている機能を中心に紹介します。
有名な裏技一覧(効果/手順)
代表的な特殊機能は、配牌された手牌を交換できるキャンセルです。
実戦麻雀の特殊ルール設定で、キャンセルを有効にします。
配牌が悪いと感じた時に所定の操作を行うと、手牌全体を交換できます。
使用できるのは、1局につき1度だけです。
現在の手牌で続ける場合はスタートを選び、交換する場合は牌ボタンを使います。
便利な機能ですが、交換後に必ずよい手牌になるとは限りません。
もう1つの補助機能が、ドラフラッシュです。
有効にすると、ドラに対応する文字が画面上で点滅します。
ドラ表示牌から次の牌を自分で数える必要がなくなり、見落としを防げます。
ガールフレンドを有効にすると、1局ごとに女の子の応援画面が表示されます。
対局を直接有利にする効果よりも、演出を楽しむための機能です。
これらは隠しコマンドではなく、最初から用意された正式な設定です。
設定画面で有効にしなければ使えないため、対局開始前に特殊ルールを開きましょう。
名人リーグ戦では条件が固定され、自由に利用できません。
自由対局でのみ使える機能と覚えておけば混乱を防げます。
稼ぎ系テク(経験値・お金・アイテム)
お金や経験値を増やすような裏技はありません。
効率よく積み重ねられるのは、実戦問題での正解と対局経験です。
必勝の一打は、25問ごとに開始位置を選べます。
苦手な区間へ直接入り、同じ問題のまとまりを繰り返し解けます。
最初は答えを見ずに1周し、間違えた問題番号を紙へ記録してください。
2周目では、その番号を中心に解き直しましょう。
多面張問題では、待ち牌をすべて答える必要があります。
1種類だけ見つけても、ほかの待ちを見落としていれば完全正解にはなりません。
手牌を頭の中で複数の形へ分解し、同じ牌を使った別の組み合わせも探します。
点数計算問題は3択なので、計算しなくても偶然当たる場合があります。
正解した後に表示される式まで確認し、符と翻数を見直してください。
短時間で大量に進めるより、正解した理由を1行書く方が身につきます。
自由対局では、同じルールを固定して10局ほど続けてみましょう。
条件を毎回変更すると、勝率や打ち方の違いを比べにくくなるためです。
問題番号を記録することと、対局ルールを固定することが効率のよい練習方法です。
隠し要素(隠しキャラ/隠しステージ等)
隠しキャラクターや秘密のステージを探すタイプの作品ではありません。
代わりに、細かな特殊役や対局設定が小ネタとして用意されています。
大車輪、三連刻、四連刻などを有効にできます。
百石、流し満貫、4枚七対子といった設定も選択可能です。
一般的な競技麻雀では使われない役も含まれています。
すべてを同時に有効にすると、どの条件で役が成立したのか分かりにくくなります。
最初は1つずつ有効にし、役満表示を試すような遊び方がおすすめです。
牌の絵柄にも、カプコンらしい小さな遊びがあります。
ファミコン版の1筒には、カプコン作品でおなじみの弥七を思わせる意匠が使われています。
MSX2版では、より一般的な図柄へ変更されました。
機種ごとの違いを見比べる時に分かりやすいポイントです。
BGMも複数の候補から選択できます。
メドレーを選ぶと、局が変わるたびに曲も切り替わります。
名人リーグ戦ではムード音楽へ固定されるため、ほかの曲は自由対局で楽しみましょう。
特殊役と牌のデザインが、ささやかな発見になります。
隠し要素を探すというより、設定画面を掘り下げる楽しさがある作品です。
バグ技の注意点(データ破損・再現性)
広く知られている、ゲームを大きく壊すようなバグ技は案内されていません。
手牌交換やドラ表示は、バグではなく正式に用意された機能です。
裏技として紹介されている操作でも、まず設定画面に同じ項目がないか確認しましょう。
実機で最も避けたいのは、対局中にカセットを動かす行為です。
接触が切れると画面が止まり、名人リーグ戦の進行も失われます。
電源を短時間に何度も入れ直す行為も、端子や本体へ負担をかけます。
画面が表示されない時は、一度電源を切ってからカセットを抜いてください。
接点部分は、乾いた専用品を使ってやさしく清掃します。
端子へ息を吹きかけると、水分が残って腐食の原因になります。
専用コントローラーの反応が悪い場合も、ボタンを強く連打しないようにしましょう。
最初にケーブルや拡張端子の接触状態を確認します。
中古品では、すべての牌ボタンが同じように反応するとは限りません。
名人リーグ戦を始める前に、自由対局で全ボタンを試してください。
非公式な操作を試すより動作確認を優先しましょう。
保存機能がない作品なので、安定して動作する環境そのものが最大の安全策です。
井出洋介名人の実戦麻雀の良い点
本作のよいところは、専用コントローラーと学習モードが自然につながっていることです。
実戦問題で考え方を学び、そのまま自由対局やリーグ戦で試せます。
細かな設定も用意され、気軽な麻雀から競技寄りの条件まで選択可能です。
画面は地味に見えますが、牌を考えて切る遊びはしっかり作り込まれています。
現在では珍しい専用周辺機器も含め、1980年代らしい家庭用ゲームの個性を味わえます。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
最大の魅力は、切りたい牌を専用ボタンで直接選べることです。
AからNまでのボタンが手牌へ対応しているため、カーソルを左右へ動かす必要がありません。
ボタン位置へ慣れると、考えた牌をすぐに切れるようになります。
チー、ポン、カン、リーチ、ロンにも独立したボタンが用意されています。
アーケード麻雀に近い手触りがあり、通常のコントローラー操作より対局へ入り込みやすくなっています。
実戦麻雀では、自分で細かな対局ルールを設定できます。
東風戦と半荘戦を選べるほか、ドラや食いタンの扱いも変更可能です。
補助機能を有効にすれば、気軽に遊べる対局へ変えられます。
補助機能を外せば、自分の判断だけで勝負する練習になります。
名人リーグ戦は、Bリーグから段階的に勝ち進む構成です。
単発で勝利するだけでなく、複数の対局を通して勝率1位になる必要があります。
大勝と大敗を繰り返すよりも、安定した打ち方が求められます。
この仕組みが、もう1局だけ続けたいと思わせる中毒性を生んでいます。
配牌の表示は少し遅めですが、次の一打を考える時間と割り切れば受け入れやすいでしょう。
専用パネルの操作感と勝率を競う設計が、現在でも残る本作の個性です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
画面は、自分の手牌と相手の捨て牌を中心にした分かりやすい構成です。
派手なアニメーションよりも、牌の見やすさが優先されています。
自分の手牌にはAからNまでの文字が付き、どのボタンを押せばよいか確認できます。
1筒に弥七を思わせる図柄が使われている点も、カプコンらしい小ネタです。
自由対局には、女の子が応援してくれるガールフレンド機能もあります。
対局の合間にイラストが表示され、まじめな麻雀ゲームの雰囲気を少しやわらげます。
BGMも1曲だけではありません。
曲調を選べるため、長い半荘でも気分を変えながら遊べます。
メドレー設定を選ぶと、局ごとに流れる音楽が変化します。
名人リーグ戦では、BGMがムード音楽へ固定されます。
勝負へ集中しやすい、落ち着いた演出です。
パッケージには、井出洋介氏の印象的な似顔絵が描かれています。
家庭用ゲームらしい親しみやすさと、麻雀番組のようなまじめさが同居したデザインです。
牌の視認性を保ちながら、音楽や応援演出で変化を付けています。
豪華な演出より、長時間でも落ち着いて遊べる雰囲気が魅力です。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
アイテムを集める要素はありませんが、実戦問題のボリュームは充実しています。
必勝の一打が200問、多面張問題が25問、点数計算問題が50問です。
合計275問をすべて解くだけでも、かなりまとまった時間が必要になります。
正解すると、井出名人による短い解説が表示されます。
1周目は正解数を増やすことを意識し、2周目ではなぜその牌を切るのか言葉にしてみましょう。
同じ正解でも、受け入れ枚数まで説明できれば理解が深まります。
自由対局では、特殊ルールの組み合わせを変更できます。
競技麻雀に近い設定と、ローカル役を多数有効にした設定では、対局の雰囲気が大きく変わります。
大車輪や四連刻といった珍しい役を狙う遊び方も可能です。
名人リーグ戦は、運だけで毎回勝ち進める内容ではありません。
繰り返し挑戦し、危険な牌を押しすぎない打ち方を身につける必要があります。
決勝で井出名人へ勝つことが、分かりやすい高難度の目標です。
優勝した後も、自由対局で補助機能を外し、自分で難しい条件を作れます。
設定を厳しくすれば、さらに長く研究を続けられます。
275問の実戦問題と、ルールを変えた周回プレイがやり込みの中心です。
井出洋介名人の実戦麻雀の悪い点
最大の弱点は、専用コントローラーがなければ遊べないことです。
カセットだけでは操作できず、中古で一式をそろえる難しさへ直結しています。
対局も2人打ちに限られ、現代の麻雀ゲームと比べると選べる遊び方は少なめです。
保存機能もないため、名人リーグ戦は数時間続けて遊ぶ必要があります。
購入前の付属品確認と、遊ぶ時間の確保が欠かせません。
不便な部分を知ったうえで選べば、購入後に困る可能性を減らせます。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
通常のファミコン用コントローラーを使えない点は、現在遊ぶうえで大きな不便です。
専用コントローラーを紛失すると、カセットが手元にあっても対局できません。
中古市場では、カセット単体のみの出品が多く見つかります。
安さだけで購入すると、後から専用周辺機器を探すことになります。
専用パネルはサイズも大きく、遊ばない時の収納場所も必要です。
AからNまでのすべてのボタンが正常に反応するか、商品説明を確認しましょう。
さらに、名人リーグ戦の途中経過を保存する機能がありません。
パスワードを入力し、途中から再開する仕組みも用意されていません。
本体の電源を切ると、リーグ戦の勝ち上がりは最初へ戻ります。
短時間ずつ少しずつ進めたい人には、かなり厳しい仕様です。
メニュー画面の選択も、セレクトとスタートを使う昔ながらの方式です。
設定項目が多いため、説明書がないと意味を理解しにくい部分もあります。
中古で購入するなら、説明書付きの商品か、説明書の内容を確認できる環境を用意しましょう。
専用機器が必須で保存もできないことが、主な不便さです。
ゲームを始める前に準備を済ませておくことが、現実的な対策になります。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
麻雀を題材にしているため、正しいと思われる打牌を選んでも負ける局はあります。
よい待ちを作れても、相手が先にあがってしまう展開は珍しくありません。
決勝で対戦する井出名人は強く、連続して先手を取られる場合もあります。
そこで高い役を狙い始めると、さらに手牌の完成が遅れてしまいます。
対策は、1局の結果だけを見て打ち方を大きく変えすぎないことです。
両面待ち、役牌、タンヤオなど、短い手順で完成しやすい形を優先します。
相手がリーチした後は、押し続ける価値があるかを点数で考えましょう。
安い手で1向聴なら、安全牌を切って降りる方が得になる場合もあります。
もう1つ気になるのが、配牌が表示されるまでの待ち時間です。
現代の麻雀ゲームより遅く、連続で遊ぶと長く感じられます。
急いでボタンを連打すると、予定外の入力につながります。
牌の表示が終わってから、次の操作へ進んでください。
自由対局では、キャンセルやドラフラッシュを救済機能として利用できます。
ただし、名人リーグ戦に近い条件で練習したい時は外しましょう。
運による負けと判断ミスを分けることが大切です。
負けたという結果だけでなく、危険牌を押した場面を見直してください。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在の麻雀ゲームと比べると、対局できる人数はかなり少なめです。
遊べるのは、コンピューターとの2人打ちだけです。
4人打ち、友人との対戦、オンライン対戦には対応していません。
ツモあがりの点数計算は4人打ちを意識していますが、捨て牌の読み方や牌の見え方は別物です。
対戦相手が1人なので、通常の4人打ちよりも場に見える牌が多くなります。
現在一般的に使われているルールと異なる設定も含まれています。
食いタン、フリテンリーチ、特殊役の有無は、対局前に確認しましょう。
画面には、待ち牌や牌の危険度を自動で教えてくれる機能がありません。
あがり牌や危険牌は、自分で考える必要があります。
問題演習には向いていますが、麻雀をまったく知らない人には説明が足りない場面もあります。
麻雀の入門書や点数表を横へ置いておくと安心です。
また、専用コントローラーに対応する互換機は限られています。
カセットが動作しても、拡張端子へ接続した専用パネルの入力を読み取れない場合があります。
2人打ちと専用パネルの操作を面白いと感じられるかが分かれ目です。
手軽さよりも、発売当時の遊び方を求める人に向いています。
井出洋介名人の実戦麻雀を遊ぶには?
2026年8月5日時点では、ファミコン版を遊ぶ方法は実機が中心です。
カセットだけでなく、専用コントローラーを用意しなければなりません。
本体側には、専用周辺機器を接続できる拡張端子も必要です。
中古商品はセット内容がそれぞれ異なるため、付属品が写った写真を確認しましょう。
特に、専用パネルの欠品や、一部ボタンの入力不良には注意が必要です。
購入後すぐに遊べる組み合わせを、ひとつずつ確認していきます。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月5日時点では、ファミコン版を遊べる現行機向けの公式配信は確認しにくい状況です。
Nintendo Classicsの収録作品にも、本作は掲載されていません。
ニンテンドークラシックミニにも収録されていないタイトルです。
そのため、現在は中古カセットとファミコン実機で遊ぶ方法が中心になります。
1988年にはMSX2版なども発売されました。
ただし、ファミコン版とは操作方法や一部の演出が異なります。
MSX2版では、キーボードやジョイスティックを使って操作します。
ガールフレンド機能がなく、牌の図柄やリーグ戦の名称にも違いがあります。
別機種版を購入する時は、ファミコン版と完全に同じ内容だと思わない方が安全です。
シリーズの続編を現行機で遊んだとしても、初代の完全な代わりにはなりません。
専用コントローラーの手触りまで含めて楽しみたいなら、ファミコン版を選びます。
一方、麻雀そのものを手軽に打ちたいだけなら、現行機の麻雀ゲームの方が便利です。
復刻や配信の状況は、今後変わる可能性があります。
購入する直前に、任天堂やカプコンの公式情報を確認してください。
現時点では、公式配信がない前提で実機を探すことになります。
機種ごとの内容の違いも忘れずに確認しましょう。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
必要になるのは、ファミコン版カセット、対応する本体、専用コントローラーです。
専用コントローラーは、ファミコン本体の拡張端子へ接続します。
純正の初代ファミリーコンピュータには、この拡張端子が用意されています。
AV出力に対応した本体を使う場合も、端子の有無と動作を事前に確認しましょう。
互換機では、カセットが起動しても専用コントローラーの入力を読み取れない場合があります。
メーカーの対応表に作品名が載っていない時は、購入前に問い合わせる方が安全です。
映像の接続方法も、使用する本体によって変わります。
初代ファミコンはRF接続が基本なので、現在のテレビでは変換環境が必要になる場合があります。
AV出力へ改造または整備された本体なら、接続は比較的分かりやすくなります。
電源アダプターは、本体へ適合する仕様の物を使用してください。
端子の形が似ているだけの物を流用すると、故障につながる危険があります。
接続後は自由対局を起動し、AからNまでのボタンを順番に押します。
チー、ポン、カン、リーチ、ロンの各ボタンも反応を確認しましょう。
名人リーグ戦を始めてから不良に気付くと、途中までの進行を失います。
拡張端子へ対応していることと、全ボタンが動作することを開始前に確認してください。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古で購入する場合は、カセットの状態よりも専用コントローラーの有無を重視します。
カセット単体が安くても、それだけではゲームを操作できません。
商品名や説明に、ソフトのみ、箱説なしと書かれていないか確認しましょう。
専用コントローラー付きの商品でも、どこまで動作確認されているかを読みます。
通電だけの確認では、AからNまでの個別入力が正常か判断できません。
すべての牌ボタンと宣言ボタンが確認済みの商品が理想です。
ケーブルの根元、端子の曲がり、外装の割れも商品写真で確認してください。
2026年8月5日に確認した成約例では、カセット単体は100円前後から1000円台でした。
専用コントローラー付きの商品は、1000円前後から2000円前後の成約例があります。
箱、説明書、専用機器がそろった品は、保存状態によってさらに価格差が出ます。
販売中の商品価格は、実際の成約価格より高く設定されている場合もあります。
相場は出品数や状態によって変わるため、購入する当日に落札履歴を見直しましょう。
送料を加えると、安いカセット単体の方が割高になる場合もあります。
説明書は、ルール設定や特殊役の内容を確認する時に役立ちます。
専用機器まで含めた総額で比較することが大切です。
すべてのボタンが確認済みの商品なら、多少高くても安心して遊べます。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
ゲーム内に保存機能がないため、遊び始める前に使える時間を決めておきます。
名人リーグ戦へ挑戦する日は、数時間続けて遊べる余裕を持たせましょう。
食事や休憩も、Bリーグを始める前に済ませておくと安心です。
長時間遊ぶ場合は、1時間ごとに目と手を休ませてください。
対局中に本体やカセットを動かさないことも重要です。
本体を机の端へ置くと、専用パネルのケーブルに引かれて動く場合があります。
本体と専用パネルは、同じ安定した台の上へ置きましょう。
液晶テレビへ接続する場合は、映像変換器によって入力遅延が発生することがあります。
反射神経を競う作品ではないため、わずかな遅延なら大きな問題にはなりません。
ただし、画面表示とボタン入力が大きくずれる機器は誤操作の原因になります。
メニュー選択や牌切りを試し、違和感の少ない接続環境を使ってください。
実戦問題の進み具合は、紙やスマートフォンへ記録します。
名人リーグ戦の対戦相手と勝敗もメモすれば、後から振り返る時に便利です。
自由対局では、使用したルールを書き残すと成績を比べやすくなります。
本体と専用パネルを安定して設置することと、自分で進行を記録することが快適さを大きく変えます。
井出洋介名人の実戦麻雀のQ&A
購入前に迷いやすいのは、専用コントローラーの必要性と、途中経過を保存できるかどうかです。
普通のファミコンソフトと同じ感覚でカセット単体だけを購入すると、実際には遊べません。
対局人数や点数計算も、一般的な4人麻雀とは異なります。
ここでは、プレイ前に知っておきたい5つの疑問へ答えます。
必要な環境と作品の特徴を先に理解しておけば、中古購入で失敗する可能性も減らせます。
専用コントローラーがないと遊べませんか?
ファミコン版は、専用コントローラーがないと遊べません。
通常の1コントローラーや2コントローラーには対応していません。
手牌を選ぶためのAからNまでの入力が、専用パネルへ割り当てられているためです。
チー、ポン、カン、リーチ、ロンも専用ボタンで操作します。
中古でカセットだけを購入しても、タイトル画面から先へ進めません。
専用コントローラーは、ファミコン本体の拡張端子へ接続します。
購入時は、カセットと専用パネルが商品写真へ一緒に写っているか確認してください。
商品説明に付属品なしと書かれている場合は、別途専用機器を用意する必要があります。
専用パネルだけを購入する時は、初代作品へ対応した型かどうかも確認しましょう。
見た目が似ている麻雀コントローラーでも、端子や入力方式が異なる場合があります。
届いた後は、AからNまでのボタンを順番に押して反応を確かめます。
チーやリーチなどの宣言ボタンも忘れずに試してください。
カセットと専用パネルを1組として考えるのが正解です。
価格を見る前に、実際に操作できる構成かを確認しましょう。
4人打ち麻雀を遊べますか?
画面上で行われる対局は、コンピューターとの2人打ち麻雀です。
4人の対戦相手が登場するモードはありません。
友人4人で交代しながら対局する機能も用意されていません。
ただし、ツモあがりの点数計算は4人打ちを意識した仕組みです。
プレイヤーとコンピューターのほかに、画面へ出ていない2家もいる形で支払いが計算されます。
ロンあがりの場合は、放銃した相手との間で点数が動きます。
見た目は2人打ちでも、点数計算は4人打ちに近いという独特の方式です。
そのため、一般的な2人麻雀とも少し感覚が異なります。
捨て牌を読む相手が1人だけなので、場に見える牌の量も変わります。
現代のオンライン4人麻雀を練習したい人は注意してください。
牌効率や点数計算の学習には利用できます。
一方で、4人卓における押し引きをそのまま再現している作品ではありません。
2人対局の麻雀として楽しみ、点数の仕組みだけ4人打ちに近いと考えましょう。
対局人数の違いを知ったうえで購入すれば、期待外れを防げます。
セーブやパスワードはありますか?
電池を使ったセーブ機能はありません。
パスワードによって途中から再開する仕組みも用意されていません。
本体の電源を切ると、名人リーグ戦の進行状況は消えてしまいます。
BリーグからAリーグへ進んだ後でも同じです。
決勝へ近づいた段階で中断しても、次に遊ぶ時は最初からになります。
優勝を目指す日は、まとまったプレイ時間を用意してください。
開始前に専用コントローラーの動作を試すことも大切です。
途中で入力不良が起こると、その日進めた内容を失ってしまいます。
本体やカセットを動かさず、安定した場所へ設置しましょう。
自由対局は1回ごとに完結するため、短時間でも遊べます。
実戦問題も、25問単位で開始位置を選べます。
解いた問題番号を紙へ控えておけば、次回も近い場所から再開できます。
ゲーム内のセーブ機能の代わりに、自分で進行を記録する形です。
名人リーグ戦は連続プレイが前提になります。
時間が少ない日は、自由対局や問題演習を選びましょう。
麻雀を知らなくても遊べますか?
麻雀をまったく知らない状態でも、実戦問題から始めることはできます。
説明書には、役、点数、麻雀用語、格言なども多く掲載されています。
ただし、ゲーム中に基礎ルールを順番に教えてくれる講座形式ではありません。
牌の種類、面子、雀頭、聴牌、あがり役といった基本は先に覚えておきたいところです。
最初は、必勝の一打を数問解いてみましょう。
画面に表示された手牌から、不要だと思う牌をAからNのボタンで選びます。
回答後には正解か不正解かが表示され、短い解説も読めます。
次に、多面張問題で待ち牌を見つける練習をします。
点数計算問題は、基本操作へ慣れてからでも構いません。
自由対局ではドラフラッシュを使うと、ドラを見失いにくくなります。
配牌が悪い時には、キャンセル機能も利用できます。
慣れてきたら補助機能を外し、通常の対局に近い条件へ変えていきましょう。
最初から名人リーグ戦へ入ると、専用操作と麻雀のルールを同時に覚えることになります。
実戦問題から始めることが、無理のない順番です。
説明書や麻雀の入門書を横へ置けば、初心者でも理解しやすくなります。
続編やほかの機種版との違いは?
ファミコンでは、1991年に井出洋介名人の実戦麻雀IIが発売されました。
続編も2人打ちを中心にしていますが、収録されているモードは初代と異なります。
初代の自由対局に代わり、物語風に進むモードなどが追加されました。
名人リーグ戦の構成や、問題演習の内容も強化されています。
専用コントローラーを使用する点は、初代と共通しています。
後年には、PlayStationなどで井出洋介名人の新実戦麻雀も発売されました。
こちらは機種性能に合わせて、演出や研究向けの機能が増えています。
ただし、初代をそのまま新しい機種へ移植した作品ではありません。
1988年発売のMSX2版は、初代に近い内容を持つ別機種版です。
専用コントローラーではなく、キーボードなどを使って操作します。
ガールフレンド機能が省かれ、BGMにも違いがあります。
ファミコン版特有の1筒の図柄も変更されています。
専用パネルを含めた体験を求めるなら、初代ファミコン版が候補です。
物語性や新しい機能を求める場合は、続編の方が向いています。
同じシリーズでも内容は別物なので、収録されているモードを確認して選びましょう。
井出洋介名人の実戦麻雀のまとめ
井出洋介名人の実戦麻雀は、専用コントローラーで牌を直接切る、個性の強いファミコン用麻雀ゲームです。
自由対局、名人リーグ戦、合計275問の実戦問題を1本で楽しめます。
一方で、2人打ち限定、保存機能なし、専用周辺機器必須という弱点もあります。
現在から購入する場合は、カセットの価格よりセットに含まれる付属品を優先してください。
麻雀の勉強と、発売当時ならではの操作感を楽しみたい人なら、準備の手間も含めて魅力になります。
最後に、おすすめ度と最初に遊ぶ順番をまとめます。
結論:おすすめ度と合う人
井出洋介名人の実戦麻雀は、専用機器まで含めてレトロゲームを楽しみたい人におすすめです。
5段階で評価するなら、レトロ麻雀ゲームが好きな人には4ほどです。
反対に、準備の手軽さを重視する人にとっては2ほどになります。
専用コントローラーを使った入力は、ほかのファミコン作品ではなかなか味わえない体験です。
牌を直接選び、リーチやロンの専用ボタンを押す感覚は、アーケード麻雀を思わせます。
合計275問の実戦問題も、学習用として十分なボリュームがあります。
井出名人の解説を読み、その考え方を自由対局で試す流れもよくできています。
向いているのは、麻雀を考えながら打ちたい人です。
当時の専用周辺機器を集めることが好きな人にも合います。
反対に、オンラインで4人対戦を楽しみたい人には向きません。
セーブ機能がないため、少しずつリーグ戦を進めたい人も苦労します。
専用パネルの設置場所や、使用前の接続準備も必要です。
こうした不便さを欠点として見るか、時代ならではの味として楽しめるかが分かれ目になります。
麻雀学習と専用パネルの操作に興味があるなら、現在遊んでも価値があります。
購入前には、専用コントローラーが付属しているかを必ず確認してください。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
最初に、ファミコン版カセットと専用コントローラーをそろえます。
本体は、専用周辺機器を接続できる拡張端子付きの物を選びます。
テレビへ接続したら、最初に自由対局を起動してください。
AからNまでの牌ボタンを、順番に押して反応を確認します。
チー、ポン、カン、リーチ、ロンの各ボタンも試しましょう。
次に、実戦問題の必勝の一打へ入ります。
最初の25問を解き、牌を選択する操作へ慣れてください。
その後、東風戦の自由対局を1回遊びます。
初回だけは、ドラフラッシュを有効にしても構いません。
2回目は補助機能を外し、同じルールで対局します。
放銃した牌と、その直前に切った牌を1つだけ記録しましょう。
操作と守備へ慣れたら、名人リーグ戦へ挑戦します。
名人リーグ戦は保存できないため、時間に余裕がある日に始めてください。
決勝でも高い役だけを狙わず、早い聴牌を優先します。
動作確認、実戦問題、自由対局という順番が最短です。
最後に、名人リーグ戦の優勝を目指しましょう。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
同じ専用コントローラーの操作感を続けたいなら、井出洋介名人の実戦麻雀IIが第一候補です。
初代と同じく、専用コントローラーを使用するファミコン作品です。
名人リーグ戦や学習問題に加え、物語風に進む遊びも収録されています。
初代よりもゲームらしい展開を求める人に向いています。
より新しい機種で井出氏監修の麻雀を遊びたいなら、井出洋介名人の新実戦麻雀も候補です。
PlayStationなどで発売され、演出や研究向けの機能が増えています。
ファミコンで4人打ちに近い雰囲気を求めるなら、ファミリーマージャンも比べたい作品です。
麻雀の学習を重視する場合は、説明書や問題モードの内容を見て選びましょう。
現在のオンライン対戦へ進みたいなら、現行機向けの麻雀ゲームの方が便利です。
ただし、専用パネルで牌を直接切る感覚は再現されません。
まずは初代の実戦問題を一通り解き、その後に続編へ進む流れがおすすめです。
同じシリーズなら、用語や麻雀の考え方も引き継ぎやすくなります。
専用コントローラーの操作を続けたいか、4人対戦へ移りたいかで選ぶ作品は変わります。
迷った場合は、続編に収録されているモードから見比べてください。