ゴリラーマンとは?【レトロゲームプロフィール】
ゴリラーマンは、ハロルド作石の人気漫画を題材にしたファミコン用ボードゲームです。
1993年4月28日にヨネザワPR21から発売されました。
タイトルだけを見ると池戸定治を操作してケンカ三昧……と思いたくなりますが、実際の内容はかなり違います。
プレイヤーは白武高校の生徒となり、サイコロを振って通学路、校内、下校ルートを進んでいきます。
途中ではケンカ、腕相撲、50M走、野球、ギャンブル、持ち物に関する出来事などが次々に発生します。
つまり学校へ行って帰ってくるだけなのに、なぜか1日が異様に騒がしいわけです。
しかも単純にゴールへ早く着いた人が勝つわけではありません。
選んだシナリオによってEVやHPの重要度が変わり、途中で何を稼ぎ、何を守るかまで考える必要があります。
タイトルになっている池戸定治は通常のプレイヤーキャラではなく、突然現れて状況をひっくり返す特別な存在として扱われます。
さらに別売のパーティータップを使えば最大6人まで参加可能です。
1人につきボタン1個だけを使い、クリックとダブルクリックでゲームを進めるという、今見るとかなり大胆な操作方法になっています。
ミニゲームだけをまとめて遊べるパーティーモードもあり、原作ゲームでありながら中身はかなり多人数向けです。
白武高校の何でもない1日を、ケンカとギャンブルだらけのすごろくへ変えてしまったところに、本作ならではの味があります。
| 発売日 | 1993年4月28日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | ボードゲーム・テーブルゲーム |
| プレイ人数 | 1~6人 |
| 開発 | アウトバック(資料により開発表記に差があります) |
| 発売 | ヨネザワPR21 |
| 特徴 | 3シナリオ、最大6人、パーティータップ対応、すごろく、ケンカ、スポーツ、ギャンブル、原作イベント |
| シリーズ | 単発作品 |
| 関連作 | ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦、カジノダービー&スーパービンゴ |
ゴリラーマンの紹介(概要・ストーリーなど)
ゴリラーマンをひと言で表すなら、白武高校で過ごす1日をそのまますごろくへしたゲームです。
朝の駅から学校へ向かい、校門で服装チェックを受け、教室へ急ぎ、机を取り合い、下校時にはゲームセンターやアルバイトへ寄ります。
文字にすると普通の学生生活にも見えますが、そこへケンカや賭け事が混ざるので、かなり白武高校らしい1日になります。
勝利条件もシナリオごとに違い、同じイベントでも価値が変わります。
EVを守るのか、HPを残すのかを最初に決めるだけで、サイコロ任せに見えたゲームが少しずつ読みやすくなってきます。
発売年・対応ハード・ジャンル
ゴリラーマンは1993年4月28日にファミリーコンピュータ向けに発売されました。
発売元はヨネザワPR21で、当時の価格は6,900円+税です。
型番はTZW-GRになります。
ジャンル表記は資料によってテーブル、ボード、アクション・ボードなど少し揺れがあります。
ただ、実際の遊びの中心はサイコロを振ってマップを進むすごろくです。
原作はハロルド作石が週刊ヤングマガジンで連載した漫画で、ゲーム発売時には作品世界もかなり広がっていました。
発売時期は原作連載の終盤にあたり、すでにOVA展開も行われています。
開発については国内データベースでアウトバックとする資料がある一方、別の表記も見られるため、資料によって差があります。
そしてハード面で一番面白いのが、ヨネザワの周辺機器パーティータップへの対応です。
これを使うことで、ファミコンなのに最大6人まで参加できます。
最大6人で同じ画面を囲める珍しいファミコン作品というだけでも、かなり独特な存在です。
3つのシナリオと勝利条件
シナリオモードには3種類のルールがあります。
「退学なんていやだ!」ではEVが少ない側から3人が退学になります。
つまり1位を取りに行くより、まず下位3人へ落ちないことのほうが重要です。
トップ争いで無理をして大損するくらいなら、中位を安全に守るほうが強い場面もあります。
「謎の美少女」は終了時のHPが最も多い人の勝ちです。
このルールではEVを大量に稼いでも直接勝利へはつながりません。
ケンカやスポーツでHPを削りすぎず、必要ならラーメンで回復して終盤へ備えます。
「めざせ白武高改革」はEVが一番多いプレイヤーが勝つ分かりやすいルールです。
通学順位や机取りなど、EVへ直結する場面を積極的に取りに行きます。
同じマスでもシナリオが変われば「踏みたい場所」と「避けたい場所」が変わるのが面白いところです。
ゴリラーマンでは、ゲーム開始時に勝利条件を確認するだけでその後の判断がかなり楽になります。
EV・HP・Gをどう増やすゲーム?
画面で特に気にしたい数字はEV、HP、Gの3つです。
EVはイベントポイントで、「退学なんていやだ!」や「めざせ白武高改革」の順位へ大きく関わります。
通学や校内で上位へ入り、机取りで多くの席を確保すると増やしやすくなります。
HPは体力です。
ケンカやスポーツで減ることがあり、「謎の美少女」ではそのまま最終順位へ響きます。
そしてGは所持金です。
ゲームセンターでギャンブルに使ったり、下校時にラーメンを食べたりする時に必要になります。
ウルフラーメンではGを払ってHPとEVを同時に増やせます。
ヤキニクラーメンなら380GでHP16、EV8を回復できます。
財布に余裕があればかなり便利ですが、ギャンブルで全部溶かしていたら当然食べられません。
Gそのものを抱え込むより、必要な場面でEVやHPへ変える意識を持つと使い道が分かりやすくなります。
ゴリラーマンでは全部の数字を欲張るより、そのシナリオで必要な数字だけを伸ばしたほうが勝ちやすいです。
1ゲームの時間・遊び方の目安
プレイ時間は人数と設定する日数によってかなり変わります。
1人で短めの日数なら、ルールを確認しながらでも比較的気軽に終えられます。
一方、4~6人でシナリオを遊ぶ場合は、全員分のサイコロ、イベント、ミニゲームを順番に処理します。
そのため1日の進行だけでもかなり賑やかです。
少人数なら30分前後から、6人でじっくり遊ぶなら1時間以上を見ておくと余裕があります。
「そんなに長くは遊べない」という時はパーティーモードが便利です。
こちらならボード部分を省き、ギャンブルやスポーツ系ミニゲームだけを楽しめます。
10分程度から区切りやすいため、友人が集まった時の最初の1本にも向いています。
操作そのものは難しくありません。
ケンカや野球ではタイミング、腕相撲や50M走では連打を使う程度です。
短く遊ぶならパーティーモード、じっくりならシナリオと分けると扱いやすいです。
ゴリラーマンは人数が増えるほど、テレビゲームというより本当のボードゲーム会に近い空気になります。
ゴリラーマンが刺さる人/刺さらない人
原作が好きなら、白武高校の日常をゲームとして眺められるだけでもかなり楽しめます。
ケンカだけでなく、持ち物検査、机取り、ラーメン、ゲームセンター、アルバイトまで入っているのが妙に細かいところです。
昔ながらの多人数ボードゲームが好きな人にも向いています。
特にパーティータップまでそろえば6人同時参加ができ、ファミコンではなかなか見ない遊び方になります。
反対に、池戸定治を直接動かして敵を殴り倒すアクションゲームを期待するとかなり違います。
タイトル主人公なのに池戸本人は通常の選択キャラクターではありません。
1人プレイではサイコロやCPUの処理を眺める時間もあり、人間同士ほどの盛り上がりは出にくいです。
原作を知らない場合も、クイズや人物ネタの意味が少し伝わりにくくなります。
原作ネタと多人数のワイワイ感を楽しめる人ほど、このゲームの妙な味を理解しやすいでしょう。
ゴリラーマンは完成度だけで評価するより、1990年代のキャラクターゲームらしい勢いまで含めて触りたい作品です。
ゴリラーマンの遊び方
2人までなら、十字キーで選択し、Aで決定、Bでキャンセルという普通のファミコン操作で遊べます。
ところが3人以上になると、別売のパーティータップを使います。
各プレイヤーが使うのは、なんとボタン1個だけです。
1回押しで項目を送り、2回続けて押せば決定になります。
6人プレイでは、ゲーム攻略より先にダブルクリックへ慣れるのが第一歩です。
ボードではサイコロだけでなく、情報、マップ、順位も見られるので、現在のEVやHPと周囲の差も時々確認しましょう。
基本操作・画面の見方
タイトル画面ではスタートボタンでゲームを始めます。
通常の1コンと2コンなら、十字キーで選択、Aで決定、Bでキャンセルです。
プレイヤーウインドウにはEV、HP、現在順位、Gが表示されています。
EVはイベントポイント、HPは体力、Gは所持金です。
コマンドにはサイコロのほか、他プレイヤーの状態を見る「じょうほう」、全体を見る「マップ」、順位表の「じゅんい」があります。
遊び始めたら、まず自分のEV、HP、Gが画面のどこへ表示されているか確認しておきましょう。
次にマップを一度開き、目的地までの距離や分岐を見ます。
3人以上でパーティータップを使う場合は、1クリックが選択、ダブルクリックが決定です。
タイトル画面の「CLIC P」でダブルクリックを練習できます。
6人のうち1人だけ決定操作に慣れていないと、その人の番になるたび「あれ、また1個進んだ」となりがちです。
本番前に全員がダブルクリックを1度成功させておくと、多人数戦がかなりスムーズになります。
ゴリラーマンは周辺機器に合わせ、1ボタンだけでほぼ全部を操作できるよう作られています。
白武高校の1日を進む基本ループ
1日は朝の駅から始まります。
最初にイベントカードを引き、そのあと学校へ向けてサイコロを振ります。
通学ボードでは到着3位以内に入るとポイントがもらえるため、朝からいきなり順位争いです。
学校へ着けば、今度は校門で河野先生の服装チェックが待っています。
その後は校内ボードへ入り、教室へ早く着いた人ほど机取りゲームで有利になります。
教室では空いている机を取り合い、確保した席の数でポイントを稼ぎます。
授業が終われば下校ボードへ移動です。
駅へ向かいながらゲームセンターへ寄ったり、アルバイトをしたり、ラーメンを食べたりできます。
夕方の駅へ到着すると1日が終了し、その時点の順位が発表されます。
ただ学校へ行って帰っているだけなのに、なぜか途中でケンカも競馬も入るのがこのゲームです。
通学と校内の到着順位を軽く見ないことが、EVを安定して稼ぐ基本になります。
ゴリラーマンは白武高校の1日を、ありえないほど事件の多いすごろくへ変えています。
最初に決めるシナリオ・人数・日数
ゲームを始めたら、まずシナリオを選びます。
初めてなら「めざせ白武高改革」が分かりやすいでしょう。
EVが一番多い人の勝ちなので、通学や机取りでポイントを取る意味がそのまま最終順位へつながります。
次に参加人数を決めます。
1人でも問題なく遊べますが、サイコロやギャンブルはやはり人間同士のほうが盛り上がります。
3人以上ならパーティータップが必要です。
その後、藤本軍団のキャラクターから使用人物を選び、何日遊ぶかを設定します。
日数を長くすれば逆転のチャンスも増えます。
ただし6人では1日を終えるまでの時間もかなり伸びます。
初回から長期戦を選ぶと、ルールを覚える前に全員ちょっと疲れてしまうかもしれません。
初回は短めの日数でEV勝負を遊ぶくらいが、本作を理解するにはちょうどいいです。
ゴリラーマンは参加人数が増えるほど、日数設定がプレイ時間へそのまま響きます。
初心者がつまずくポイントと対処
遊び始めに一番迷いやすいのは、「結局どの数字を増やせばいいの?」というところです。
「めざせ白武高改革」ならEV、「謎の美少女」ならHPを優先します。
「退学なんていやだ!」では、EV下位3人へ落ちないことが最優先です。
ここを間違えると、本人は順調に遊んでいるつもりなのに最後だけ負けることがあります。
次にありがちなのが、ゲームセンターでGを全部賭けてしまうことです。
お金がなくなると、下校時にラーメンでHPやEVを回復する選択肢が減ります。
ケンカでHPを大きく失った時ほど、財布の残りが効いてきます。
机取りでは、一番前へ急ぐだけでなく、ほかのプレイヤーが所有する机へ止まらないよう気をつけましょう。
パーティータップではダブルクリックしたつもりが1クリック扱いになり、選択項目だけずれることもあります。
勝利条件と所持金を毎日1回見るだけでも、大きな失敗はかなり減ります。
ゴリラーマンは運任せに見えて、「今は何を守るべきか」を決めている人のほうが崩れにくいゲームです。
ゴリラーマンの攻略法
攻略で一番分かりやすい考え方は、勝利条件に関係しない行動へ深入りしすぎないことです。
EV勝負なら通学順位や机取りを優先し、HP勝負ならケンカで無駄に消耗しないよう立ち回ります。
Gは便利ですが、ギャンブルへ全部突っ込めば回復用の資金まで消えます。
EV・HP・Gのどれを最優先するのかを最初に決めるだけで、サイコロ任せに見える展開もかなり整理できます。
ミニゲームはタイミング型と連打型へ分けて覚えると対応しやすいです。
序盤攻略:通学と校内で3位以内を狙う
朝の通学ボードでは、まず学校への到着3位以内を狙います。
上位へ入ればポイントを得られるため、EVを使うシナリオでは朝から差がつきます。
分岐がある時はマップを開き、目的地までの残りマスを見てから進みましょう。
もちろん途中にはケンカやハプニングもあるので、最短ルートが必ずしも安全とは限りません。
校門の服装チェックが終わったら、今度は校内ボードで教室への順位を競います。
ここでも早く着いたほうが、その後の机取りを有利に始められます。
机取りでは最初の位置を選べるため、ほかのプレイヤーが集まっている列を避けるのも手です。
先に一番上まで進んだプレイヤーは、その後の机を選んで後続へ嫌がらせもできます。
反対に他人の所有する机へ止まるとポイントを取られます。
朝の3位以内と机の確保をセットで狙うのが、EV勝負では分かりやすい定石です。
ゴリラーマンは序盤の通学順位が、その日の終わりまで意外と響いてきます。
中盤攻略:EV・HP・Gを目的別に稼ぐ
EVを増やしたいなら、机取りや通学順位など確実にポイントへつながる場面を優先します。
派手なハプニングばかり追うより、取れるEVを毎日きちんと取るほうが順位は安定します。
「謎の美少女」のようにHPが大切なシナリオでは、ケンカへ勝つこと以上にHPを減らさないことが重要です。
下校時にウルフラーメンへ寄れそうなら、残りGと相談して回復しましょう。
しょうゆラーメンは90GでHP4とEV1、しおラーメンは120GでHP6とEV2が増えます。
資金に余裕があるなら、380GのヤキニクラーメンでHP16とEV8をまとめて補えます。
Gはゲームセンターのギャンブルでも増やせますが、当然負ければ減ります。
ラーメン代まで賭けてしまうと、あとでHPが減った時に「食べたいのに金がない」というかなり切ない状況になります。
Gは目的ではなく、EVとHPを立て直すための資金と考えると使い方が整理できます。
ゴリラーマンは大金持ちになるより、最後の順位へきちんと数字を変換した人のほうが強いです。
終盤攻略:シナリオ別に最後の順位を守る
終盤では、何でも逆転狙いへ行けばいいわけではありません。
すでに勝利条件を満たせそうなら、むしろ危険な行動を減らすほうが大切です。
「退学なんていやだ!」でEV上位へいるなら、無理なギャンブルや不要なケンカへ寄る理由はほとんどありません。
反対に下位3人へ入りそうなら、EVを大きく得られるイベントへ勝負をかける必要があります。
「謎の美少女」では最終HPがそのまま勝敗なので、終盤のケンカやスポーツによる無駄な消耗は避けたいところです。
Gが残っていればラーメンで回復します。
「めざせ白武高改革」ならEV首位を守れているか順位表示で確認します。
差が小さければ机取りやイベントで追加点を狙い、大差なら無理をしません。
最終日は現在順位を見て、攻めるか守るかを変えるのが安定します。
ゴリラーマンはトップを取るシナリオと最下位を避けるシナリオで、最後の動きが正反対になります。
ミニゲーム別の安定攻略(負けパターン→対策)
ケンカバトルは3ターンで相手より多くダメージを与えれば勝ちです。
パワーバーを動かし、ヒットエリアへ止めるタイミングが重要になります。
最大値を欲張って外すより、中央付近へ確実に止めたほうが安定します。
腕相撲は開始後のボタン連打勝負です。
スタート前から力んで誤入力するより、合図を見て一定のリズムで押すほうがやりやすいでしょう。
50M走も連打ですが、フライングするとハンディ付きで再スタートになります。
「早く押した者勝ち」と思って先走らないことが大切です。
野球はパワーバーを見ながらヒットエリアへ止めるタイミング型です。
ゴリラーマンの剛速球を相手にすると見てから反応する余裕が少ないため、何度か遊んでバーの周期を覚えます。
机取りでは、まず他人所有の席へ止まらないことを優先します。
タイミング型は中央を確実に狙い、連打型はフライングしないと分けて覚えると楽です。
ゴリラーマンのミニゲームは複雑なコマンドより、ボタンを押す瞬間のほうが重要です。
アイテム・ラーメン・ゴリラーマンで損しないコツ
アイテムカードには、持っているだけで場面を有利にできる物があります。
アノールドガードはゴリラーマンを回避するためのカードです。
池戸定治はイベントで非常に強力な存在として出てくるので、不利な形で絡まれたくない時にはありがたいアイテムになります。
バイトきょかしょは、アルバイトコースを河野先生公認で進むための物です。
使い道がかなり限定されたカードもあるので、入手したら情報画面でほかのプレイヤーの所持品も確認しておきましょう。
ラーメンはHPだけでなくEVも増えるため、単なる回復施設ではありません。
特に終盤にEVとHPの両方が欲しい時は、高額メニューの効率が良くなります。
ただし所持Gぎりぎりまで食べてしまうと、その後の選択肢がなくなります。
財布をほぼ0まで使い切らないくらいの余裕を残しておくと安全です。
ゴリラーマンでは、アイテムを持っていることより勝利条件へつなげられる場面で使うことのほうが大切です。
ゴリラーマンの裏技・小ネタ
派手な無敵コマンドよりも、本作で最初に驚きやすいのはタイトル主人公の扱いです。
池戸定治は通常のプレイヤーキャラではなく、イベントで助けたり、時には厄介な存在になったりします。
さらにパーティータップを使えばファミコンで最大6人が参加でき、各自ボタン1個だけでゲーム全体を操作します。
ゲームそのものが特殊な周辺機器へ合わせて設計されているのが面白いところです。
原作ネタやギャンブル、ミニゲームを知るほど、細かい小ネタも見つけやすくなります。
ゴリラーマンは操作できる?お助けキャラの正体
タイトルのゴリラーマンこと池戸定治は、通常のシナリオでプレイヤーキャラクターとして選べません。
プレイヤーは藤本軍団の人物から1人を選び、白武高校での1日を進めます。
池戸はイベント側へ登場し、ケンカなどで非常に高い能力を見せます。
説明書のケンカバトル紹介でも、白武高のゴリラーマンは味方として強い攻撃力を持つ存在です。
野球では右投げの剛速球と、左投げのゆっくりした球という変則的な投球まで見せます。
つまり自分でずっと動かす主人公ではなく、「出てきたら空気が変わる特別な存在」として扱われています。
アノールドガードというゴリラーマン回避用アイテムまで存在するほどです。
原作を知らずに遊ぶと「タイトルの人を使えないの?」となりますが、この扱い自体はかなり作品らしいとも言えます。
池戸定治は選択キャラではなく、強力なイベント役と覚えておきましょう。
ゴリラーマンという題名なのに本人を直接操作しないところまで、本作の妙な個性になっています。
Gを増やすギャンブルイベントの使い分け
ゲームセンターには複数のギャンブルイベントがあります。
ビッグオアスモールは、現在のトランプより次の数字が大きいか小さいかを当てるゲームです。
ルールは単純ですが、もちろん絶対に当たる選択肢はありません。
ルーレットでは参加者全員が賭ける場所を選び、当たればGが増えます。
スロットマシンは回転後、ボタンを押すたびにドラムを1つずつ止めます。
競馬では全員が馬へGを賭け、当たれば払い戻しを受けます。
パーティーモードのギャンブルでは、この4種類を続けて遊び、最終的なGを競います。
シナリオではGだけ大量に持っていても、そのまま勝利にならない場合があります。
特にHPが減っている時は、ラーメン代まで賭けないほうが無難です。
ギャンブルは余っているGだけで遊ぶくらいにすると、負けた後も立て直せます。
ゴリラーマンでは一発逆転より、GをEVやHPへ変えるほうが最終順位にはつながりやすいです。
原作ファンほど気づけるイベント小ネタ
白武高校という舞台だけでなく、登場人物やイベントにも原作の空気がかなり詰め込まれています。
ケンカでは間柴高の加藤、館井、塚本や、五天王寺高の亀和田などが登場します。
説明書でも加藤は弱め、館井は中程度、塚本は強め、亀和田はかなり強い相手として紹介されています。
河野先生による服装チェックもあり、普通のボードゲームではまず見ない学校生活ネタが続きます。
下校時にはゲームセンターやアルバイトへ寄り、ウルフラーメンで食事もできます。
ゴリラーマンクイズでは、原作知識そのものがゲームへ持ち込まれます。
机取りも単なる陣取りゲームではありません。
教室へ早く着いた生徒から席を確保するという、妙に学校っぽい流れになっています。
原作を知らなくてもルール上は遊べますが、「なんでこいつが怖がられているのか」を知っていると笑える場面は増えます。
原作の日常エピソードをそのままゲームのマスへ変えているのが見どころです。
ゴリラーマンは格闘ゲーム化ではなく、漫画の生活感そのものをボードゲームへした珍しい作品です。
古い攻略情報・フリーズ報告を見る時の注意
ネット上の古いプレイ記録には、一部シナリオで進行が止まったという報告もあります。
ただし個人環境での報告であり、すべての正常なカセットで必ず起こる仕様とまでは言い切れません。
30年以上前のカセットでは、接触不良やファミコン本体側の状態も画面停止へ影響する可能性があります。
特定の場面で止まった場合は、まず別のソフトが正常に動くか確認しましょう。
カセット端子を削るような強い研磨は避けたほうが安全です。
中古を買う場合も、「起動確認済み」だけでなく、ある程度ゲームを進めて確認した商品かを見ると安心できます。
パーティータップ使用時だけ不具合が出るなら、拡張端子や周辺機器側も切り分けます。
また1992年発売とする古い資料もありますが、複数の発売データでは1993年4月28日で一致しています。
個人のプレイ報告と説明書などの仕様情報を分けて読むことが大切です。
ゴリラーマンは資料が多い作品ではないため、古い情報ほど複数を見比べたほうが安心です。
ゴリラーマンの良い点
本作の良さは、原作キャラクターを借りただけのすごろくで終わっていないところです。
通学、持ち物検査、机取り、下校という白武高校の1日へ、ケンカやギャンブルが自然に混ざっています。
さらに1~6人へ対応し、ミニゲームだけを遊べるモードまで用意されています。
原作再現とパーティーゲームをかなり強引に同居させた濃さが、ほかのキャラクターゲームにはない魅力です。
特に6人で遊べるファミコンソフトを探しているなら、かなり珍しい候補になります。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
基本はサイコロを振るだけなので、普段あまりゲームをしない人でも参加しやすいです。
ところが勝利条件は3つのシナリオで変わるため、毎回同じ行動だけしていれば勝てるわけではありません。
EV勝負なら机取りや通学順位を意識します。
HP勝負ならケンカを避けたり、ラーメンで回復したりする判断が重要です。
Gを増やせば買い物や回復へ回せますが、ギャンブルで失う危険もあります。
ミニゲームではタイミングやボタン連打も使うので、サイコロだけで全部が決まらないところも良い点です。
さらにほかのプレイヤーの情報、順位、アイテムまで確認できます。
机取りでは後続の進路を邪魔するような動きも可能です。
運だけ、技術だけ、読み合いだけのどれかへ寄りすぎず、短い間隔で遊びが切り替わります。
運・判断・1ボタン勝負が次々入れ替わるため、多人数だと単調になりにくいです。
ゴリラーマンは黙々と攻略するより、会話しながら「あいつまた競馬行ったぞ」と笑って遊ぶほうが向いています。
演出・音楽・グラフィックの魅力
ファミコン後期の大作RPGのような派手な演出はありません。
その代わり、小さなキャラクターグラフィックと表情、イベント名で原作らしさを出しています。
通学路、校門、校内、教室、下校と場所が変わるため、本当に朝から夕方まで1日を進めている感覚があります。
ケンカでは間柴高や五天王寺高の人物が登場し、原作の対立関係も思い出せます。
野球で池戸が剛速球を投げる場面など、キャラクター性をミニゲームへ落とし込んだ演出もあります。
ウルフラーメンのメニューまで具体的な価格と効果付きで用意されているのも、妙に細かいところです。
不良漫画らしいケンカと、ルーレットやスロットの軽いイベントが同じ学校生活の中へ平然と並びます。
原作を読んでいると、小さな名前が出てきただけでも「こいつまでいるのか」と反応できるでしょう。
白武高校の日常を画面全体で再現していることが、キャラクターゲームとしての魅力です。
ゴリラーマンは派手さより、細かな原作ネタを拾って楽しむ作品です。
繰り返し遊べる要素(6人対戦・シナリオ・ミニゲーム)
1度シナリオを終えても、人数や勝利条件を変えるだけで立ち回りはかなり変化します。
EVトップを狙うなら積極的にポイントを取りに行きます。
退学回避なら、トップより下位3人へ落ちないことが重要です。
HP勝負ではケンカやラーメンの価値がさらに上がります。
最大6人で遊べば、机取りや競馬のような多人数イベントも一気に騒がしくなります。
ボードを長く遊ぶ時間がない時は、パーティーモードを選べます。
ギャンブルモードではビッグオアスモール、ルーレット、スロット、競馬を続け、最終的なGを競います。
スポーツモードでは腕相撲、野球、50M走を行い、得たHPで勝負します。
シナリオへ入らず、目当てのミニゲームだけをすぐ遊べるのは便利です。
人数と勝利条件を変えるだけで、同じマップの価値が大きく変わるのが繰り返し遊べる理由です。
ゴリラーマンは1人で完全攻略するというより、その日の参加メンバーで毎回違う展開を楽しむほうが長持ちします。
ゴリラーマンの悪い点
弱点は、多人数で遊ぶことをかなり意識した設計なので、1人だと待ち時間や運要素が目立ちやすいことです。
サイコロやギャンブルの影響も大きく、上手い人が必ず勝つゲームではありません。
さらに6人同時プレイには、今ではかなり珍しいパーティータップまで必要です。
本来の面白さを引き出そうとすると、人数と周辺機器の両方が必要なのが現代では大きなハードルです。
原作を知らない人には、人物ネタやクイズの意味が少し伝わりにくいところもあります。
不便な点(待ち時間/パーティータップ/1人プレイ)
シナリオモードでは、参加者が順番にサイコロを振り、イベントを処理します。
当然ながら人数が増えるほど、自分の番までの待ち時間も長くなります。
6人なら賑やかさは最高ですが、「短時間でどんどん進めたい」という遊び方には向きません。
さらに3~6人を同時参加させるには別売のパーティータップが必要です。
現在は新品で簡単に買える周辺機器ではないため、まず中古を探すところから始まります。
操作方法も一般的なコントローラーと違い、1回押しが選択、2回押しが決定です。
慣れていない人がいると、誤操作でさらに進行がゆっくりになります。
1人なら通常コントローラーで問題ありません。
ただしCPU相手では会話や駆け引きの面白さが薄れ、長期育成や収集もないためソロ専用としては軽めです。
1人で黙々と遊ぶより、複数人で集まることを前提にしたゲームと考えたほうが評価しやすいでしょう。
ゴリラーマンはオンライン対戦などなかった時代の、かなり真正面な居間向けパーティーソフトです。
サイコロとギャンブルの運要素をどうカバーする?
サイコロの目は自分の操作で完全には決められないため、朝の通学からいきなり不利になることがあります。
ギャンブルにも絶対勝てる方法はなく、競馬やルーレットは運に左右されます。
つまり毎回確実に1位を取るような攻略はできません。
そこで大切なのは、運で負けた分を確実性の高い場面で取り戻すことです。
机取りならほかのプレイヤーの位置を見て、安全な席を自分で選べます。
ケンカや野球ではタイミング、腕相撲や50M走では連打の腕が結果へ反映されます。
Gを全部賭けず、ラーメン代を残すのも大切な保険です。
EV首位なら、一発逆転の勝負へわざわざ付き合う必要もありません。
運で増やそうとするより、自分で取れるポイントを落とさないほうが長い目では安定します。
ゴリラーマンは運の強いゲームだからこそ、負け方を小さくする判断が攻略になります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在のパーティーゲームと比べると、ルール説明や操作案内はかなり簡素です。
EV、HP、Gの意味を知らずに始めると、「今何を競っているんだろう」となりやすいです。
原作人物についても細かな紹介はないため、漫画未読だとイベントの面白さが伝わりにくい部分があります。
そしてタイトルの池戸定治を自由に選べないという作りも、今見てもかなり大胆です。
多人数用のパーティータップも、現在わざわざ周辺機器まで探すとなると手軽ではありません。
オンライン対戦や自動マッチングも当然ありません。
友人が同じ場所へ集まり、1台のテレビを囲むことが前提です。
その一方で、1ボタンだけで6人が参加する仕組みは今見ても珍しく、レトロ周辺機器体験としてはかなり面白いです。
便利さではなく、当時の多人数ゲーム文化を体験する作品として見ると魅力をつかみやすくなります。
ゴリラーマンはソフトだけでなく、パーティータップまで含めて時代を感じる1本です。
ゴリラーマンを遊ぶには?
2026年9月4日時点では、主要な現行機向け公式配信で本作を遊べる復刻版は確認できません。
そのため、正規のファミコンカセットを実機で動かす方法が中心です。
1~2人なら通常のコントローラーだけで遊べます。
3~6人まで参加したい場合は、別売のパーティータップが必要です。
6人プレイまで再現したいなら、ソフトよりパーティータップ探しのほうが重要になることもあります。
中古価格は状態によってかなり差があるため、購入前には直近の取引も確認しましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年9月4日時点で、ゴリラーマンのファミコン版をNintendo Switchなど主要な現行機で公式購入できる配信は確認できません。
Nintendo Classicsや一般的なレトロゲーム復刻商品のラインアップでも、本作の現行販売は確認できない状況です。
原作漫画には現在も出版展開がありますが、漫画の復刻と1993年のゲーム版は別です。
そのためゲームを確実に遊ぶなら、正規カセットとファミコン実機を用意する形になります。
将来的に復刻される可能性までは否定できませんが、高額な中古品を買う場合は購入時点の公式情報を確認したほうが安心です。
本作にはパーティータップ対応という特殊要素もあります。
仮に移植されたとしても、当時の6人1ボタン操作をどう再現するかという問題があります。
1人で遊ぶだけなら通常のボードゲームとして成立します。
しかし本来の多人数プレイまで味わうなら、実機環境が一番分かりやすいです。
現在は実機で遊ぶのが基本と考えておきましょう。
完品へ大きな金額を出す前に、自分が何人で遊びたいのかまで決めておくと無駄がありません。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・パーティータップ)
1人または2人で遊ぶなら、ファミコン本体、正規カセット、通常コントローラーがあれば始められます。
もちろんテレビへ映像を出すための接続環境も必要です。
初代ファミコンはRF接続が基本なので、現在のテレビではそのまま使えない場合があります。
AV仕様の本体ならコンポジット接続が使いやすくなります。
3人以上で遊ぶ場合は、ヨネザワの別売周辺機器パーティータップをファミコンの拡張端子へ接続します。
説明書では、接続時には必ず電源を切るよう案内されています。
パーティータップを使う場合、各プレイヤーが操作するのはボタン1個だけです。
一般的なマルチタップのように、3~6個の普通のコントローラーをそのまま差す方式ではありません。
中古でパーティータップを探すなら、各ボタンの反応と拡張端子側の動作確認を見ておきましょう。
6人プレイではパーティータップまで含めて1つのゲーム環境と考えるのが正解です。
ゴリラーマンだけを試したいなら、まず1~2人で始めてから周辺機器を追加する方法でも問題ありません。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年9月4日に確認したYahoo!オークションの過去180日では、関連商品の最安が3,000円、平均が12,174円、最高が60,500円でした。
ただし、この数字だけを見て「相場は12,000円くらい」と考えるのは危険です。
個別では箱と説明書付きの起動確認品が10,837円、単品系で7,000円、13,021円、6,260円、6,050円などの例があります。
駿河屋では中古販売19,900円の掲載が確認でき、別状態の商品は14,000円台からとなっています。
最高額の60,500円には美品や付属品など特別な条件が影響している可能性があります。
遊ぶだけなら、カセット単品の動作確認済みを狙うのが現実的です。
コレクション目的なら、箱、説明書、ラベルの状態を分けて比較しましょう。
6人プレイをしたい場合は、これとは別にパーティータップ代も必要です。
ソフトだけ安く買えても、周辺機器が高ければ最終的な出費は増えます。
単品、箱説付き、パーティータップ込みを別々に比べるのがおすすめです。
ゴリラーマンは大量流通した定番ソフトではないので、買う日の終了取引を何件か見ると判断しやすくなります。
快適に遊ぶコツ(日数設定・6人プレイ・ダブルクリック)
6人で初めて遊ぶなら、いきなり長い日数へ設定しないほうが快適です。
1人のターンが短くても、それを6人分繰り返せば1日はかなり長くなります。
まず短めの日数で遊び、全員にゲームの流れを覚えてもらいましょう。
パーティータップではクリックが選択、ダブルクリックが決定です。
タイトル画面の「CLIC P」で、全員がダブルクリックをきちんと出せるか確認してから本番へ進みます。
これだけで誤入力による「今それ選ぶつもりじゃなかった!」をかなり減らせます。
反応の悪いボタンがあれば、使う人を替えて同じ症状が出るか見れば周辺機器側の問題か判断しやすくなります。
1~2人なら普通のコントローラーを使えるため、ゲーム自体の動作確認はこちらのほうが簡単です。
多人数では、まずミニゲームだけのパーティーモードから始めるのもおすすめです。
6人シナリオの前に短いパーティーモードで操作を合わせると、本番がかなりスムーズになります。
ゴリラーマンはゲーム内設定以上に、遊ぶ人数に合わせた準備で快適さが変わる作品です。
ゴリラーマンのQ&A
ゴリラーマンは、タイトル主人公を直接操作しないことや最大6人に対応していることなど、普通のファミコンゲームとは少し違う疑問が出やすい作品です。
特にパーティータップの必要性は、中古購入前に知らないと困りやすいところです。
現在は公式復刻版も確認しにくいため、実機一式をそろえる費用も考えておきたいでしょう。
遊ぶ前と買う前に知っておきたいポイントを5つに絞って確認します。
まず1人で遊ぶのか、最大6人環境まで再現したいのかを決めると、必要な物がかなり分かりやすくなります。
ゴリラーマン本人を操作できる?
通常のシナリオモードでは、池戸定治をプレイヤーキャラクターとして選びません。
プレイヤーは藤本軍団の人物となり、白武高校のボードを進みます。
タイトル主人公の池戸はイベント側へ登場します。
ケンカでは味方になる場合があり、説明書でも高い攻撃力を持つ存在として扱われています。
野球イベントでは剛速球を投げるなど、ほかの人物とは明らかに違う特別な役割もあります。
さらにアノールドガードという、ゴリラーマンを回避するためのアイテムまで登場します。
つまり池戸は「ずっと自分で動かす主人公」ではなく、ゲーム世界の中で圧倒的な存在感を見せる特別枠です。
原作で周囲から見た池戸の不思議さを考えると、この距離感は意外と作品に合っています。
池戸は選択キャラではなく、特別なお助け・イベント役と覚えてください。
ゴリラーマンというタイトルから格闘アクションを想像して買うと、最初にかなり驚く部分です。
最大何人で遊べる?
最大6人で遊べます。
シナリオモードも1~6人に対応し、パーティーモードも同じく最大6人です。
ただし普通のファミコン本体には、当然6人分のコントローラー端子はありません。
3~6人で遊ぶ場合は、ヨネザワが発売した別売のパーティータップを拡張端子へ接続します。
各プレイヤーは、パーティータップに付いたボタン1つだけを使います。
1回押すと項目選択、2回続けて押すと決定です。
十字キーがなくても遊べるよう、ゲーム全体がこの操作へ合わせて作られています。
2人以内なら通常の1コンと2コンで遊べます。
その場合は十字キー、A、Bを使う一般的なメニュー操作です。
ファミコンで最大6人という人数そのものが大きな特徴です。
ゴリラーマンをレトロゲーム会へ持ち込むなら、パーティータップまでそろえると本領を発揮します。
パーティータップがなくても遊べる?
1人または2人で遊ぶなら、パーティータップはなくても大丈夫です。
ファミコン本体の通常コントローラーを使い、十字キーで選択、Aで決定、Bで戻る操作をします。
そのためソフト単体の中古を買っても、1~2人プレイが目的なら別売周辺機器は必須ではありません。
ただし3人以上で参加したい場合は話が変わります。
説明書ではパーティータップを使い、最大6人で遊ぶ方法が案内されています。
ルーレット、競馬、50M走などのパーティーモードも人数が増えるほど盛り上がります。
6人で当時の遊び方をそのまま再現したいなら、パーティータップを探す必要があります。
中古ではソフトと別々に出品されることが多いので、セット商品だと思い込まないようにしましょう。
1~2人なら不要、3~6人なら必要と考えれば簡単です。
ゴリラーマンをとりあえず試すだけなら、通常コントローラーで1人から始めても問題ありません。
Nintendo Switchなど現行機で遊べる?
2026年9月4日時点では、Nintendo Switchなど主要な現行機向けにゴリラーマンのファミコン版が公式配信されていることを確認できません。
Nintendo Classicsなどのレトロゲーム配信でも、現在の対象作品として確認できない状況です。
原作漫画には近年の続編や復刻展開があります。
ただし、それによって1993年のゲーム版まで再発売されたわけではありません。
そのため現在ゲーム版を確実に遊ぶなら、正規の中古カセットとファミコン実機を用意する方法が中心です。
1~2人なら追加周辺機器なしで始められます。
最大6人まで再現したい場合は、さらにパーティータップも必要です。
今後ライセンス状況が変わり、何らかの形で復刻される可能性はあります。
高額な完品を購入する直前には、最新の公式情報を再確認しておきましょう。
2026年9月4日時点では実機プレイが基本です。
1ボタンを6人で押す独特の体験まで含めれば、実機ならではの価値はかなりあります。
中古はいくらくらいで買える?
2026年9月4日に確認した過去180日の終了オークションでは、関連商品の最安が3,000円、平均が12,174円、最高が60,500円でした。
ただし平均だけを見て、カセット単品が12,000円前後だと考えないほうが安全です。
箱説付きや状態の良い商品まで同じ集計へ入るためです。
実際には箱説付き起動確認品10,837円、単品系7,000円、13,021円、6,260円、6,050円などの例があります。
中古店では19,900円で販売されている例も確認できます。
価格差が大きいので、まずカセットのみ、箱説付き、美品という条件へ分けて見ましょう。
遊ぶだけなら動作確認済み単品が狙い目です。
原作コレクションとして所有するなら箱と説明書まで確認します。
6人で遊ぶ場合は、さらにパーティータップ代も別です。
同じ条件の終了価格を3件以上比べると、高値づかみをかなり避けやすくなります。
ゴリラーマンは希少性こそありますが、状態によっては数千円台の取引もあるので、最初に見つけた高額品へ急ぐ必要はありません。
ゴリラーマンのまとめ
ゴリラーマンは、池戸定治を直接操作して戦うゲームではありません。
藤本軍団の一員として白武高校の1日を進むすごろくです。
EV、HP、Gを管理しながら、ケンカ、スポーツ、ギャンブル、机取りなどをこなします。
3つのシナリオで勝利条件が変わり、最大6人まで参加できます。
シナリオごとに必要な数字を見極め、それ以外へ欲張りすぎないのが攻略の基本です。
現在は公式復刻版を確認できないため実機中心ですが、原作ファンや珍しい多人数FCゲームが好きな人にはかなり面白い1本です。
結論:おすすめ度と合う人
原作漫画が好きなら、一度は触ってみる価値があります。
単純な格闘ゲームでは再現しにくい白武高校の日常を、すごろくという形で丸ごとゲームにしているからです。
河野先生の服装チェック、間柴高とのケンカ、ウルフラーメン、机取りなど、原作の生活感がかなり濃く残っています。
そして最大6人対応という人数も、ファミコン作品として大きな特徴です。
友人とパーティータップを囲めるなら、1人で遊ぶ時とはほとんど別物の盛り上がりになります。
一方、池戸を操作して大暴れしたい人にはおすすめしにくいです。
サイコロやギャンブルの運も強いため、完全な実力勝負を求める人にも合いません。
現在は中古価格もやや高く、6人環境では周辺機器まで必要です。
原作ファン、または珍しい多人数レトロゲームが好きな人には特におすすめできます。
ゴリラーマンは万人向けの定番というより、刺さる人には妙に忘れにくい変わり種です。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
最初は1人か2人で通常コントローラーを使い、「めざせ白武高改革」を短めの日数で始めるのがおすすめです。
EVを一番多くするという目的が分かりやすく、通学や机取りの意味もすぐ理解できます。
朝の通学では3位以内を狙い、校内でもなるべく早く教室へ着きましょう。
机取りでは他人所有の席を避け、空いている机を多く確保します。
下校時はゲームセンターで全額を賭けず、ラーメン用のGを残しておきます。
1ゲーム終えたら、次は「謎の美少女」を選んでHP管理の違いを試します。
そのあと「退学なんていやだ!」まで遊べば、3つの勝利条件の違いがかなり分かるはずです。
友人が集まったら、まずパーティーモードで腕相撲や50M走を試します。
最後にパーティータップを用意して6人シナリオへ進めば、本作の主要な遊び方をほぼ体験できます。
EV勝負→HP勝負→6人対戦の順で触るとルールを覚えやすいです。
ゴリラーマンの独特な遊び方を、少しずつ無理なく理解できます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
パーティータップそのものをもっと使いたいなら、ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦が分かりやすい候補です。
早押しクイズ向けに作られた周辺機器の本来の使い方を体験できます。
続編のギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦2も同じく多人数向けです。
すごろくとギャンブルを続けたいなら、ヨネザワPR21から発売されたカジノダービー&スーパービンゴも比較しやすいでしょう。
漫画原作の高校生活をもっと味わいたいなら、ゲームだけでなく原作を読み直すと、本作の人物ネタやクイズもさらに分かりやすくなります。
パーティータップ対応作品は数が多くありません。
せっかく周辺機器を用意したなら、対応ソフトを何本か集めて比べるのも面白い遊び方です。
同じ1ボタンでも、クイズとボードゲームでは使わせ方がかなり違います。
周辺機器そのものを軸にレトロゲームを集めると、普通の名作巡りとはまったく違う棚になります。
パーティータップを軸に次の作品を選ぶのがおすすめです。
ゴリラーマンの6人プレイが気に入ったなら、ヨネザワの多人数ゲームを追ってみる価値があります。