スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=とは?【レトロゲームプロフィール】
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=は、1994年11月18日に日本物産から発売された、スーパーファミコン用のテーブルゲームです。
開発を担当したのはメトロ。将棋と五目並べという、昔からおなじみの頭脳勝負を1本で楽しめます。
なかでも目を引くのが、将棋の定跡研究に力を入れているところ。
矢倉や穴熊などの指し手を盤上で再生できるだけでなく、気になった局面で再生を止め、その続きからCPUと対局できるんです。
定跡書を読んで「なるほど」と思っても、実戦ではその後の指し方が分からなくなることがありますよね。
本作なら、覚えた形をそのままコンピューター相手に試せます。
もちろん、普通の将棋や五目並べを楽しむフリー対局も用意されています。
将棋の対局相手は8級、5段、名人の3段階。個性的なキャラクターたちが相手をしてくれます。
さらに「将棋ずもう」と「五目ずもう」では、相撲の番付を上げながら横綱を目指す長期戦も楽しめます。
一局勝って終わりではなく、勝ち星を積み重ねて少しずつ昇進していく仕組みです。
ただし、将棋初心者にとことん優しい作品かというと、そうでもありません。
一番弱い8級の相手でも、駒の動きを覚えたばかりではなかなか勝たせてもらえないでしょう。
五目並べのCPUも手強く、こちらが三連を作ったつもりで喜んでいると、あっさり先を越されることもあります。
まずはフリー対局で操作と相手の強さに慣れ、それから定跡対局へ進むのがよさそうです。
今から遊ぶなら、中古カセットとスーパーファミコン本体をそろえる方法が現実的でしょう。
本作はスーパーファミコンマウスにも対応しているため、盤面を直接指して操作する楽しみ方もできます。
収録モードの違いや基本操作、将棋と五目並べの攻略、便利な機能、良い点・気になる点、中古購入時の確認事項までまとめました。
この作品の面白さを味わうなら、定跡を眺めて終わらず、覚えた形から実際に指してみること。
盤上の勉強と真剣勝負を行き来できるのが、何よりの魅力です。
| 発売日 | 1994年11月18日(日本・スーパーファミコン版) |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン、ニチブツコレクション2(1996年発売・同ハード向け収録版) |
| ジャンル | テーブルゲーム、将棋、五目並べ |
| プレイ人数 | 1人(コンピューター対局中心) |
| 開発 | メトロ |
| 発売 | 日本物産(ニチブツ) |
| 特徴 | 将棋と五目並べを収録、3段階の対局相手、将棋の定跡再生、指定局面からの対局、駒落ち対局、将棋ずもう、五目ずもう、番付による昇進、スーパーファミコンマウス対応、オートセーブ |
| シリーズ | 単独作品として発売、後にニチブツコレクション2へ再収録 |
| 関連作 | SUPER将棋、スーパー五目ならべ 連珠(同ジャンルの別作品) |
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の紹介(概要・ストーリーなど)
将棋を指したい日もあれば、五目並べで一勝負したい日もある。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=は、そんな2つの楽しみ方を1本に収めた作品です。
将棋では通常の対局に加え、矢倉や穴熊といった定跡を盤上で確認できます。
しかも、指し手を順番に眺めるだけではありません。
途中の局面からCPUに続きを指してもらえるので、「この形からどう攻めるんだろう?」という疑問をその場で試せます。
五目並べは、石を5つ並べるというシンプルなルールながら、相手の狙いを読む面白さがあります。
どちらにも横綱を目指す昇進モードがあり、短い勝負から長期的な挑戦まで遊び分けられます。
盤上で覚えた知識が、次の一局でどこまで通用するか確かめられる。
この研究と実戦の行き来が、本作らしいところです。
ただしCPUはなかなかの強敵。まずは収録モードと対局相手の違いを知っておきたいですね。
発売年・対応ハード・ジャンル
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=が登場したのは、1994年11月18日です。
発売元は日本物産、開発はメトロ。当時の希望小売価格は税別9,500円でした。
スーパーファミコン用のテーブルゲームで、将棋と五目並べの両方を収録しています。
将棋ゲームとして特徴的なのは、名前にもある「定跡研究」の部分。
約30種類の定跡を再生でき、気になる局面から対局へ移ることもできます。
序盤の駒組みを最初から何度も再現せず、試したい場面へ直接進めるのは便利です。
当時の家庭用将棋ゲームとしては、なかなか珍しい機能だったでしょう。
操作には通常のコントローラーを使えますが、スーパーファミコンマウスにも対応しています。
将棋の駒や五目並べの石を盤上で選ぶゲームなので、マウスとの相性も悪くありません。
さらに1996年12月27日には、ニチブツコレクション2にも収録されました。
こちらは麻雀繁盛記と組み合わせた2本入りのソフトです。
注意したいのは、収録版では将棋のCPUの思考パターンが一部改良されていること。
基本的な遊び方は共通していても、同じ盤面から同じ手を指してくるとは限りません。
攻略方法を調べるときや中古で購入するときは、単独版なのか収録版なのかも確認したいところです。
1994年の単独版と1996年の収録版では、CPUの指し手に違いが出る場合がある。
この点は覚えておくとよいでしょう。
将棋ずもう・五目ずもうで横綱を目指す
RPGのような長い物語はありませんが、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=には、勝ち進む楽しさを味わえるモードがあります。
それが「将棋ずもう」と「五目ずもう」です。
どちらも相撲の番付を模した仕組みで、対局を重ねながら横綱を目指します。
将棋ずもうでは序の口から始まり、序二段、三段目、幕下、十両へと昇進。
そこから前頭、小結、関脇、大関を経て、最高位の横綱を目指していきます。
一場所は7局で、勝敗によって次の番付が決まる仕組みです。
春場所から冬場所まで対局を重ねるため、一気に頂点へ登れるわけではありません。
一方、五目ずもうも横綱を目指す流れは同じですが、こちらは一場所15日間の構成です。
将棋より対局数は多いものの、五目並べは一局ごとの決着が比較的早いため、違ったテンポで楽しめます。
番付が上がってくると相手の思考も変わり、それまで通用していた攻め方で勝つのが難しくなることもあります。
せっかく上の番付へ来たのに、勝ち越せず足踏み……という展開も、相撲らしいところです。
横綱に到達し、さらに優勝すると特別な金のダルマが登場します。
長い挑戦の末に見られる演出なので、ひとつの目標になりますね。
一局ごとの勝ち負けが番付につながり、少しずつ上を目指せるのが相撲モードの魅力です。
短く遊びたい日はフリー対局、腰を据えて挑戦したい日は相撲モード、と使い分けるのもよさそうです。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
将棋と五目並べ。
どちらも盤を挟んで相手と読み合うゲームですが、考えることはずいぶん違います。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、その両方を気分に合わせて楽しめます。
将棋の目的は、相手の玉将や王将を詰ませること。
歩で道を開き、銀や金で守りを作り、飛車や角を使って攻めを組み立てていきます。
フリー対局の相手は3人で、8級、5段、名人という設定です。
棋力に合わせて相手を選び、少しずつ強い相手へ挑戦できます。
そして本作ならではの定跡対局では、序盤の指し手を再生して確認できます。
その途中から実戦へ切り替えられるので、覚えた駒組みが本当に使えるのか試せるわけです。
五目並べは、黒と白の石を交互に置き、縦・横・斜めのいずれかに5つ並べることを目指します。
一見すると将棋より単純ですが、CPUはなかなか手強い相手です。
相手の四連を防ぐだけでなく、その一手前から危険な形を読んでおく必要があります。
対局中にはダルマのキャラクターが登場し、定跡や将棋の格言に関係する演出を見せることも。
勝敗によって対局相手の表情が変化するなど、堅くなりがちな盤上の勝負に遊び心も添えられています。
将棋の定跡を研究し、実戦へ持ち込めることが大きな魅力です。
勝つことはもちろん、「なぜその一手なのか」を考える時間も楽しめます。
難易度・クリア時間の目安
「8級なら、初心者でも気楽に勝てそう」と思うかもしれません。
ところがスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のCPUは、最も弱い相手でも油断できません。
8級のすずきひろしは、駒の動かし方を覚えたばかりの人には十分な強敵です。
5段のもりばなおこ、名人のいじゅういんうたまろになると、さらに厳しい勝負が待っています。
特に名人相手では、序盤で少し有利になっても、終盤の読み違いで一気に逆転されることがあります。
定跡対局も、簡単に勝たせてくれるモードではありません。
最初から駒組みが整った局面で始まるため、そこから先の読みが問われます。
五目並べのCPUも強く、こちらが攻めているつもりでも先に四連を作られてしまうことがあります。
クリアまでの時間は、選ぶモードによって大きく変わります。
フリー対局なら一局だけ指して終えることもできますが、相撲モードで横綱を目指すとなると話は別。
将棋ずもうでは一場所7局を何度も繰り返すため、進み方によっては全体で100局前後になる場合もあります。
五目ずもうも多くの場所を勝ち抜く必要があり、長期的な挑戦になります。
公式に決まったクリア時間を考えるより、自分の棋力と一局にかかる時間で見積もる方が自然でしょう。
ちょっと指したいならフリー対局、時間をかけて目標を追うなら相撲モード。
その日の気分や空き時間に合わせて遊ぶのがよさそうです。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=が刺さる人/刺さらない人
矢倉や穴熊という名前は知っているけれど、実際にどう組めばいいのか自信がない。
そんな人には、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の定跡対局が面白く感じられるはずです。
指し手を盤上で確認し、その続きからCPUと対局できるので、覚えた知識をすぐ実戦に持ち込めます。
コンピューターを相手に、一手ずつじっくり考えたい人にも向いています。
対局相手には3段階の強さがあり、8級から始めて5段、名人へと挑む目標を作れます。
五目並べが好きなら、手強いCPUとの読み合いにも挑戦できるでしょう。
一方、将棋の駒の動きをまったく知らない人には、少々厳しい作品かもしれません。
ルールを一から丁寧に教える入門講座というより、ある程度指せる人が対局や研究を楽しむ内容です。
CPUが長く考える場面もあるので、テンポよく何局も進めたい人には待ち時間が気になるでしょう。
将棋ずもうと五目ずもうは対局数が多く、同じような勝負が続くこともあります。
ただ、負けた理由を考え、次の一局で別の手を試すことが好きなら、この繰り返しも楽しみに変わります。
定跡の意味を考えたい人、手強いCPUと腰を据えて対局したい人には、相性の良い一本です。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の遊び方
タイトル画面から将棋か五目並べを選べば、さっそく盤上の勝負が始まります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、将棋にフリー対局、定跡対局、将棋ずもうが用意されています。
五目並べには、フリー対局と五目ずもうがあります。
最初はどれを選べばいいか迷うかもしれませんが、普通の対局を楽しみたいならフリー対局が分かりやすいでしょう。
将棋では3人のCPUから相手を選べるので、まず8級の相手で操作の感覚を確かめてみてください。
駒の選び方や持ち駒の打ち方に慣れてから、定跡対局へ進むと理解しやすくなります。
定跡を再生して、途中から実戦に切り替える操作は、本作ならではの楽しみです。
まず普通に一局指して操作を覚え、それから定跡を研究する。
いきなり長い相撲モードへ挑むより、この順番の方が遊び方をつかみやすいでしょう。
基本操作・画面の見方
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の操作は、盤面の駒や石を選び、次に動かす場所を指定するというものです。
通常のコントローラーでは、十字キーでカーソルを動かし、決定操作で着手を進めます。
将棋の場合は、まず動かしたい駒を選択。
続いて移動先のマスを選び、着手を確定します。
取った駒を盤上へ打ちたいときは、持ち駒の中から種類を選びます。
五目並べでは、石を置きたい空いている交点へカーソルを合わせて決定するだけです。
本作はスーパーファミコンマウスにも対応しているので、そちらを使えば盤上の場所を直接指して選べます。
将棋のように駒を何度も動かすゲームでは、マウス操作がしっくりくる人もいるでしょう。
将棋の盤面では、自分と相手の駒の配置に加え、持ち駒と現在の手番を確認しておきたいところ。
特に飛車や角の利きを見落とすと、大事な駒をあっさり取られてしまいます。
五目並べなら、縦・横・斜めの石のつながりが重要です。
相手の石が4つ並びそうな場所は、毎手確認しておきましょう。
焦って駒や石を置く前に、相手が次に何を狙っているのかを一度考える。
このひと呼吸が、意外と大きな差になります。
手番と盤面全体を確認してから着手する習慣を付けると、操作ミスも読み落としも減らしやすくなります。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
盤上で一手を考え、相手が返してきた手を見て、また次の一手を考える。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の中心にあるのは、この繰り返しです。
将棋では、自分の駒を動かしながら相手の玉将や王将を追い詰めます。
序盤は歩を進め、金銀で玉の周囲を固めるなど、戦うための形を整えていきます。
中盤になると駒の取り合いが増え、飛車や角をどこで働かせるかが重要になります。
そして終盤では、相手の玉を逃がさない攻めを考えることになります。
定跡対局では、こうした序盤の指し手を再生して確認できます。
途中からCPUと対局すれば、駒組みが終わった後の戦い方を練習できるわけです。
五目並べでは、石を縦・横・斜めに5つ並べれば勝ちです。
相手の石のつながりを防ぎながら、自分も五連を作れる形を目指します。
守りに回りっぱなしでは勝てないので、どこで攻めに転じるかが悩ましいところです。
将棋ずもうと五目ずもうでは、こうした対局を繰り返し、勝ち星を積み上げて番付を上げます。
もし負けたら、どの手から形勢が悪くなったのかを考えてみましょう。
一局指し、結果を振り返り、気になった部分を次の対局で試す。
この積み重ねが、対局を続ける面白さにつながります。
初めての対局:フリー対局から定跡研究へ
初めてスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を遊ぶなら、まず将棋のフリー対局を選んでみましょう。
いきなり将棋ずもうへ進むと、長い昇進への挑戦が始まってしまいます。
操作やCPUの強さを確かめるには、一局ずつ気軽に指せるフリー対局が向いています。
対局相手は、まず8級のすずきひろしがおすすめです。
とはいえ、8級だからといって勝たせてくれる相手ではありません。
将棋に慣れていないなら、最初は勝敗よりも駒の動かし方や持ち駒の使い方を確認しましょう。
普通の対局に慣れてきたら、次は定跡対局です。
矢倉や穴熊など、気になる定跡を選んで指し手を再生してみてください。
どの順番で金や銀が動き、どこに玉を囲うのかが盤上で分かります。
ここで大切なのは、手順を丸暗記するだけで終わらせないこと。
「なぜ金をこの位置へ動かすんだろう?」と考えながら見ると、駒組みの意味もつかみやすくなります。
気になるところまで再生したら、その局面からCPUと対局してみましょう。
同じ形から何度か指せば、相手が違う手を選んだ場合の対応も考えられます。
五目並べを遊びたいなら、まずはフリー対局で石の置き方やCPUの攻め方を確認するのがおすすめです。
フリー対局で操作を覚え、定跡対局で駒組みを学び、途中から実戦で試す。
この流れなら、本作の特徴を無理なく味わえます。
初心者がつまずくポイントと対処
一番弱いCPUを選んだのに、なかなか勝てない。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、そんなことも十分にあり得ます。
将棋の8級という設定でも、駒の動きを覚えたばかりなら簡単な相手ではありません。
初心者がやりがちなのは、自分の攻めばかり考えて相手の利きを見落とすことです。
歩を進めることに夢中になっていると、飛車や角に大切な駒を取られる場合があります。
駒を動かす前に、その場所が相手の攻撃範囲に入っていないか確かめましょう。
相手の玉を狙うあまり、自分の玉が丸裸になるのも避けたいところです。
序盤は攻めを急がず、金銀を使って守りを作ることも大切です。
定跡対局では、途中から対局が始まるため「この駒はどうしてここにいるんだ?」と戸惑う場合があります。
そんなときは再生された指し手を見直し、それぞれの駒が何を守っているのか考えてみましょう。
五目並べでは、相手の四連を見つけてから止めようとしても、間に合わないことがあります。
三連ができた段階で、両端が空いているかを確認したいところ。
さらに、一手で複数の勝ち筋を作られる形にも気をつけましょう。
相撲モードで負けが続いたら、いったんフリー対局へ戻って練習するのもよい方法です。
将棋では駒損と玉の安全、五目では三連・四連の見落とし。
まずはこのあたりを意識すると、少しずつ対局が変わってきます。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の攻略法
同じ盤上の勝負でも、将棋と五目並べでは考え方がかなり違います。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=で安定して勝つには、それぞれの特徴を意識することが大切です。
将棋では序盤の駒組みを整え、中盤で駒損を避けながら攻めを作り、終盤で相手の玉を詰ませる流れを考えます。
一方、五目並べは相手の石がどこにつながっているかを読みながら、自分が先に五連を作れる形を探していきます。
どちらも自分の手だけを考えていると、相手の狙いを見落としがち。
特に本作のCPUは手強く、ちょっとした見落としから一気に形勢を悪くすることがあります。
攻めの手を思いついたら、すぐに指したくなるところですが、その前に相手の盤面も見ておきましょう。
自分が何をしたいかだけでなく、相手が次に何を狙っているかを考える。
これだけでも不用意な負け方を減らせます。
定跡研究をうまく利用しながら、序盤の形づくりから終盤の読みまで少しずつ身につけていきたいですね。
序盤攻略:将棋の駒組みと定跡の覚え方
将棋を始めると、つい飛車や角を動かして早く攻めたくなるものです。
けれどスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、序盤の駒組みを整えてから戦う方が、結果的に指しやすくなります。
最初から大駒を前へ出すと、自分の玉の周りが手薄になり、相手の反撃を受ける場合があります。
まずは歩で道を開き、金や銀を使って玉を守る形を作りましょう。
そんな駒組みを学ぶのに役立つのが、約30種類用意された定跡です。
定跡対局を選べば、矢倉や穴熊などの指し手を順番に再生できます。
初めは、聞いたことのある戦法をひとつ選んでみるとよいでしょう。
例えば矢倉では、金銀を組み合わせて玉の周囲を固める考え方を確認できます。
穴熊では、玉を端へ移動させ、周りを金銀で守る独特の形が見えてきます。
ただし、画面に表示された手順をそのまま覚えるだけでは、実戦で応用しにくいもの。
「この銀はどこを守っているのか」「なぜ今この歩を進めるのか」と考えながら再生してみてください。
そのうえで、気になる局面からCPUと対局してみましょう。
同じ局面を繰り返し指すと、相手が別の手を選んだときの対応も少しずつ見えてきます。
定跡どおりの形を作れたからといって、必ず勝てるわけではありません。
駒の動く順番だけでなく、その位置に置く理由まで覚える。
これが、序盤の力を付けるための大切な考え方です。
中盤攻略:駒損を防ぐ読みと攻めの組み立て
中盤に入ると、将棋は一気に忙しくなります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=でも、駒の取り合いが増え、ひとつの判断がその後の展開を大きく変えることがあります。
特に気をつけたいのは、目の前の駒を取ることだけに気を取られないことです。
例えば相手の角を取れそうでも、その後に自分の飛車を失うなら、必ずしも得とは限りません。
取った直後、相手は何をしてくるのか。
さらに取り返した後はどうなるのか。
一手だけでなく、数手先まで考えられるようになると、駒損を減らしやすくなります。
飛車と角は強力な駒なので、簡単に相手へ渡したくないところです。
一方、歩を相手陣内で成らせて「と金」を作れば、攻めの幅が広がります。
と金は金と同じ動きができるため、相手の守りを少しずつ崩す際にも頼りになります。
持ち駒の使い方も重要です。
相手の玉へ迫れる場所に金や銀を打てれば、攻めをつなげるきっかけになります。
ただし、攻めに夢中になって自分の玉を放置してはいけません。
CPUが強くなるほど、守りが薄くなった場所を突かれやすくなります。
相手の飛車や角が自陣へ入りそうなら、先に受ける手も検討しましょう。
定跡対局なら、駒組みの整った局面からこうした読みを練習できます。
駒を取る前に取り返される手を読み、自分の玉も危険になっていないか確かめる。
中盤では、この習慣がじわじわ効いてきます。
終盤攻略:王手への対応と横綱への昇進
序盤から有利に進めていたのに、終盤の一手で逆転される。
将棋では珍しくない展開ですが、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のCPU相手だと、なおさら悔しく感じるものです。
終盤でまず大切なのは、相手の王手へ正しく対応すること。
王手をかけられたら、玉が安全に逃げられる場所を確認しましょう。
逃げる以外にも、王手をかけている駒を取ったり、間に持ち駒を打ったりして防げる場合があります。
ただし、その一手だけ防げても、次の王手で詰んでしまうことがあります。
相手の持ち駒まで見て、続く攻めがないか考えたいところです。
逆に自分が攻める側なら、金や銀を使って相手玉の逃げ道を狭めていきましょう。
飛車や角の利きと組み合わせれば、玉を追い込む形を作りやすくなります。
詰ませられる場面で手順を逃すと、相手に立て直す時間を与えてしまいます。
将棋ずもうでは、こうした終盤の勝負を何度も経験することになります。
番付が上がるほど対局も厳しくなるため、同じ形で負け続けないようにしたいですね。
敗れた一局では、最後の数手を思い返してみましょう。
相手の王手を見落としていなかったか、自分から詰ませる手はなかったか。
そうした振り返りが、次の勝ち星につながります。
終盤こそ一手ずつ丁寧に読み、勝てる対局を確実にものにする。
横綱への長い道のりでは、この積み重ねが大切です。
対局相手別の安定戦術(8級・5段・名人)
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のフリー対局には、強さの異なる3人のキャラクターが登場します。
最初の相手として選びたいのは、8級のすずきひろしです。
10歳という設定ですが、見た目や年齢に油断していると痛い目を見るかもしれません。
将棋初心者にとっては、十分に手強い相手です。
まずは自分の駒をただで取られないように注意しましょう。
無理に攻めず、相手に隙が見えたときに少しずつ駒得を重ねる方が戦いやすくなります。
次に挑むのが、5段のもりばなおこ。
この相手には、序盤から玉の守りをしっかり整えておきたいところです。
飛車や角を自由に働かせてしまうと、自陣の守りを崩される場合があります。
攻める前に、相手の大駒がどこを狙っているか確かめましょう。
そして最も強い相手が、名人のいじゅういんうたまろです。
定跡を意識した指し方をするため、序盤の形を知っているだけでは簡単に勝てません。
ただし、1994年の単独版では、CPUが定跡の形を優先した結果、駒損につながる手を選ぶ場合もあります。
相手が少し不自然な手を指したら、盤上に取れる駒や攻めの隙がないか調べてみましょう。
もちろん、毎回同じ隙が現れるわけではありません。
また、1996年の収録版では思考が一部改良されているため、単独版で通用した攻めが使えない場合もあります。
8級では駒損を減らし、5段では守りを磨き、名人では読みの精度を試す。
こうして段階を踏んで挑戦すると、自分の弱点も見つけやすくなります。
五目並べの四連対策と先手後手の注意点
五目並べは、同じ色の石を5つ並べれば勝ち。
ルールだけ聞けば簡単そうですが、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のCPUは、そう気軽に勝たせてくれません。
まず意識したいのは、相手の三連と四連です。
石が3つ並び、しかも両端が空いている形を見つけたら、次の一手に注意しましょう。
四連ができてから慌てて止めようとしても、間に合わない場合があります。
特に両端の空いた四連を作られると、片方を防いでも反対側へ置かれて負ける可能性があります。
相手の攻めが大きくなる前に、危険な形を見つけておくことが大切です。
ただし、防御ばかりでは自分の勝ち筋が作れません。
相手を止めながら、こちらも縦・横・斜めに石をつなげていきましょう。
できれば、一手で複数の勝ち筋を作れる形を目指したいところです。
先手と後手では、攻めるタイミングも変わります。
先手は主導権を握りやすい一方、競技連珠では先手の黒に禁じ手が設けられています。
一般的な連珠では、黒の三三、四四、長連が禁じ手です。
ただし、本作でどこまで同じ反則判定が採用されているかは、ゲーム内のルールと説明書を基準に確認してください。
競技連珠のルールをそのまま当てはめると、違いに戸惑う場合があります。
相手の三連を早めに見つけ、自分は2方向へ攻められる形を作る。
まずはこの考え方を意識すると、五目並べの読み合いが面白くなってきます。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の裏技・小ネタ
隠しコマンドで突然強くなる、というタイプの裏技は本作の中心ではありません。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、最初から用意されている機能を少し工夫して使うことが、なかなか面白いんです。
特に便利なのが、定跡の途中から対局を始める方法。
序盤の駒組みを毎回指さずに、研究したい局面へ直接進めます。
駒落ち対局を使えば、相手と戦力差を付けた将棋も楽しめます。
また、対局中に現れるダルマの格言や、勝敗によって変わるキャラクターの表情など、細かな遊び心も見逃せません。
長く遊ぶ場合は、相撲モードのオートセーブについても知っておきたいところです。
特別なコマンドを探すより、定跡再生や駒落ちを使いこなす。
それが、このゲームの楽しみ方を広げてくれます。
定跡再生から指定局面で対局する小技
矢倉の駒組みを覚えたのに、囲いが完成した後でどう攻めればいいか分からない。
そんなときに便利なのが、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の指定局面からの対局です。
普通の将棋ゲームでは、初期配置から一手ずつ指していくことが基本になります。
本作では、あらかじめ用意された定跡を再生し、その途中からCPUと勝負できます。
まず将棋のメニューで定跡対局を選びましょう。
次に、研究したい定跡を選択します。
矢倉や穴熊などが用意されているので、気になるものをひとつ選んでみてください。
再生を始めると、盤上の駒が順番に動いていきます。
誰がどの駒を動かし、どのように陣形を整えるのかを確認できます。
ただ眺めて終わるのではなく、気になる局面まで進んだら、そこから対局へ切り替えてみましょう。
最初の駒組みが終わった状態で始められるので、中盤の攻め方を考える練習にも向いています。
例えば矢倉なら、囲いが整った後にどの筋から攻めるか試せます。
ただし、盤面が整っている分だけ、簡単に有利を取れるわけではありません。
慣れないうちは8級の相手で試し、少しずつ5段や名人へ挑戦するとよいでしょう。
定跡を再生し、考えてみたい局面で止め、そのまま実戦を始める。
この繰り返しが、定跡を自分のものにする助けになります。
駒落ち対局で苦手な局面を練習する方法
普通の将棋ではなかなか勝てないなら、駒落ち対局を試してみるのもひとつの方法です。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=には、角落ち、飛車落ち、二枚落ちが用意されています。
駒落ちとは、対局を始める前に片方の強い駒を減らし、戦力差を付けて勝負する仕組みです。
ただし、本作では駒落ちの項目が少々見つけにくい位置にあります。
通常のフリー対局から直接探すのではなく、定跡対局のメニューを経由して選ぶ方式です。
初めて遊ぶと、「駒落ちができると聞いたのに、どこにあるんだ?」と迷ってしまうかもしれません。
定跡対局を開いたら、駒落ちの項目を確認してみましょう。
そこでは、自分とCPUのどちらを上手・下手にするかも選べます。
上手は駒を落とす側、下手は多くの駒を持って始める側です。
将棋に慣れていないなら、CPUを上手にして駒を落としてもらう方法があります。
とはいえ、相手の飛車や角が少ないからといって、自動的に勝てるわけではありません。
最後は自分で玉を詰ませる必要があります。
反対に、自分が上手を選べば、少ない戦力で攻めと守りを組み立てる練習になります。
なお、本作の駒落ち対局には、平手の定跡のような専用の定跡再生は用意されていません。
駒落ちは定跡対局のメニューから選び、上手・下手を設定して始める。
普段とは違う将棋を指してみたいときにも、試してみる価値があります。
ダルマの格言・勝敗演出・金のダルマ
将棋のゲームというと、盤と駒だけが静かに表示されるものを想像するかもしれません。
ところがスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=には、ちょっと変わった演出が用意されています。
その中心にいるのが、案内役のダルマです。
将棋の対局中に定跡に沿った手を指すと、ダルマが登場することがあります。
さらに、駒の取り方や成り駒に関係する場面では、将棋の格言を教えてくれます。
例えば歩で桂馬を取ったときや、と金を作ったときなどに反応する仕組みです。
真剣に次の一手を考えているところへ、突然ダルマがひと言。
こうした演出が、堅くなりがちな対局に少しユーモアを添えてくれます。
対局相手の3人にも顔のグラフィックが用意されています。
勝ったときと負けたときで表情が変わるので、対局結果を見る楽しみもあります。
五目並べでも、決着が近づくと提灯や雪だるまなどのユニークな演出が登場します。
さらに、将棋ずもうや五目ずもうで横綱になり、優勝を果たすと特別な金のダルマが現れます。
何十局、何百局と勝負を重ねた先で見られる演出なので、思わず記念に見ておきたくなるでしょう。
対局中に格言を教えてくれるダルマと、横綱優勝のご褒美となる金のダルマ。
こうした細かな遊び心も、本作の印象に残る部分です。
対局データを失わないための注意点
横綱まであと少し、というところで進行状況が消えてしまったら、かなりつらいものがあります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を長く遊ぶなら、保存データの扱いには気をつけたいところです。
将棋ずもうと五目ずもうには、進行状況を記録する仕組みがあります。
相撲モードではオートセーブが使われるため、横綱を目指す長い挑戦も少しずつ進められます。
ただし、好きな局面を自由に保存できる方式ではありません。
あくまで番付などの進行状況を残すための機能です。
また、相撲モードで最初から始める操作を選ぶと、それまでの記録が失われる場合があります。
長く育てた番付を残しておきたいなら、メニューの選択には十分に注意しましょう。
もうひとつ気にしたいのが、古いカセットの保存用電池です。
スーパーファミコンのソフトは発売から長い年月がたっており、電池が劣化しているものも考えられます。
その場合、ゲーム自体は正常に動いても、進行状況が保存されないことがあります。
中古で購入したら、短い対局をしてから一度電源を切り、記録が残っているか確認しておくと安心です。
また、1996年のニチブツコレクション2では、将棋CPUの思考が一部変更されています。
単独版で知られる攻略手順が、収録版でも同じように通用するとは限りません。
新規開始の選び間違いと、保存用電池の劣化。
この2つに気を配っておくと、長期プレイでも安心して番付を追いかけられます。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の良い点
将棋も五目並べも、どちらもじっくり遊びたい。
そんな人にとって、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=はなかなか魅力的な一本です。
普通の対局だけでなく、将棋の定跡研究まで用意されているのが大きな特徴。
覚えた指し手を実際の対局で試せるので、ただCPUと勝負するだけではない楽しさがあります。
さらに、将棋ずもうと五目ずもうでは横綱を目指す長い目標も用意されています。
一局勝って終わりではなく、番付が少しずつ上がっていくのもうれしいところです。
ダルマや対局相手の表情など、和風の演出にも独特の味があります。
定跡の研究と実戦を行き来しながら、じっくり棋力を試せる。
これが本作の一番の強みでしょう。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の面白いところは、対局の目的によって遊び方を選べることです。
普通に将棋を指したい日なら、フリー対局でCPUと勝負できます。
矢倉や穴熊の指し方が気になるなら、定跡対局で約30種類の手順を確認できます。
そして、ただ定跡を眺めるだけで終わらないのが本作らしいところ。
再生中の好きな局面から対局へ切り替えられるので、その先を自分で指してみることができます。
序盤の駒組みを何度も繰り返さず、試したい局面から始められるのは便利です。
当時の家庭用将棋ゲームとしては、こうした指定局面からの対局は珍しい機能でした。
角落ちや飛車落ちなどの駒落ち対局も用意されています。
相手との実力差を調整したり、少ない駒で戦う練習をしたりできるのも面白いところです。
五目並べは将棋ほどルールが複雑ではありませんが、CPUの手はなかなか厳しく、油断できません。
将棋で長く考えた後に、五目並べで短い勝負を楽しむのもよさそうです。
そして、腰を据えて遊びたいなら将棋ずもうや五目ずもうがあります。
勝ち星を重ねて番付を上げる仕組みがあるので、対局を続ける理由も生まれます。
普通の対局、定跡の研究、駒落ちの練習、番付への挑戦。
ひとつのゲームでこれだけ違う楽しみ方ができるのは、大きな魅力です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
将棋や五目並べのゲームと聞くと、盤面だけの地味な画面を想像するかもしれません。
ところがスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=は、意外と演出に力が入っています。
オープニングでは、大きな文字が画面の奥から迫ってくるような演出が登場します。
さらに、一休さんを思わせる人物が師匠と対局するアニメーションも用意されています。
ただの静止画ではなく、細かな動きが描かれているところに当時らしいこだわりを感じます。
メニュー画面には竹を使った枠などがあり、全体的に和風の雰囲気で統一されています。
将棋の対局画面にも竹おどしのような演出があり、盤を挟んで静かに勝負している気分を盛り上げてくれます。
五目並べでは虎の絵が使われたり、提灯や雪だるまが登場したりと、少し変わった演出も楽しめます。
対局相手の3人にはそれぞれ顔のグラフィックがあり、勝敗によって表情も変化します。
相手に勝ったとき、その表情を見るのがちょっとした楽しみになるかもしれません。
そして忘れてはいけないのが、対局中に登場するダルマです。
将棋の定跡や格言に関係する場面で現れ、ちょっとした助言や演出を見せてくれます。
落ち着いた和風の音楽も、こうした画面の雰囲気によく合っています。
和風の画面づくりと、思わず顔がほころぶキャラクター演出。
盤面の勝負だけではない、ニチブツらしい遊び心が感じられる部分です。
やり込み要素(横綱到達・定跡の反復研究)
一局勝って満足するのもいいですが、長い目標を決めて遊びたい人にも本作は向いています。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=で大きな目標になるのが、将棋ずもうと五目ずもうの横綱到達です。
将棋ずもうでは一場所7局を繰り返し、勝ち星を積み重ねて番付を上げます。
五目ずもうは一場所15日間。こちらも長い道のりが待っています。
簡単に最高位へ到達できないぶん、少しずつ昇進していく過程が楽しいんです。
ただし、対局が長く続くと、同じような勝負の繰り返しに感じることもあります。
そんなときはフリー対局や定跡対局へ切り替え、別の楽しみ方を試してみましょう。
将棋には約30種類の定跡が用意されています。
最初は矢倉だけを集中的に練習し、形が分かってきたら穴熊など別の囲いへ挑戦する方法もあります。
同じ定跡でも、相手を変えれば対局の展開が違ってきます。
8級に勝てるようになったら5段、さらに名人へ。
こうして少しずつ難しい相手へ挑戦すると、自分の上達を確かめやすくなります。
駒落ち対局を使い、普段とは違う条件で強い相手へ挑戦するのも面白そうです。
横綱を目指す長期戦と、定跡を繰り返し実戦で試す研究。
自分で目標を作りながら長く遊べるのが、本作のやり込み要素です。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の悪い点
定跡研究や相撲モードなど、機能が充実しているスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=ですが、今遊ぶと気になる部分もあります。
特に目立つのが、CPUの思考時間と初心者にとっての難しさです。
コンピューターが次の一手を考えている間、こちらは待つしかありません。
強い相手になるほど、その時間が気になる場面もあります。
また、将棋ずもうと五目ずもうは横綱までの対局数が多く、かなり腰を据えて遊ぶ必要があります。
定跡を研究する仕組みは便利ですが、メニューの配置が少し分かりにくいところもあります。
ただし、遊び方を知っていれば負担を減らせる部分も少なくありません。
思考の待ち時間、CPUの強さ、メニュー操作の分かりにくさ。
このあたりは、購入前に知っておきたいところです。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
「駒落ち対局をしたいのに、どこにも見当たらない!」
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、そんな戸惑いが起こるかもしれません。
駒落ち対局は定跡対局のメニューを経由して選ぶ仕組みなので、普通のフリー対局から探しても見つけにくいんです。
定跡対局も、再生と実戦を切り替える操作を覚えるまで少し慣れが必要です。
画面の文字にも、昔のゲームらしい癖があります。
漢字が表示されるのはありがたいものの、漢字とひらがなの大きさがそろっていない部分があり、現在のゲームに慣れていると読みづらく感じるかもしれません。
さらに気になるのが、CPUの思考時間。
特に強い相手との将棋では、一手を考える時間が長くなる場面があります。
こちらが指した後、相手の返事を待つ時間が続くと、テンポよく何局も遊びたい人には少々つらいでしょう。
セーブ方法にも制約があります。
相撲モードではオートセーブが使えますが、好きな局面を自由に保存できるわけではありません。
さらに、新しく始める操作を選ぶと、それまでの進行が失われる場合があります。
長く遊んできた番付を残したいなら、メニュー操作にも気を配る必要があります。
目的の機能を探しにくいメニューと、CPUの長い思考時間。
この2つは、今遊ぶうえで特に気になる弱点でしょう。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
最も弱い相手にさえ勝てないと、少し自信をなくしてしまうかもしれません。
ただ、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のCPUは、8級でもなかなか手強い相手です。
将棋のルールを覚えたばかりなら、すずきひろしにも何度か負けることは十分に考えられます。
五目並べでも、こちらが攻めているつもりで石を置いていると、CPUに先回りされることがあります。
そんなときは、いきなり相撲モードで長期戦へ挑まず、フリー対局から始めてみましょう。
将棋では、まず相手の飛車や角に駒を取られないことを意識します。
それだけでも不用意な駒損を減らせます。
序盤の駒組みが分からないなら、定跡対局で基本的な形を確認するのもよい方法です。
ただし、定跡の途中から実戦を始めると、局面の意味が分からず苦戦する場合もあります。
最初は8級の相手で同じ局面を何度か指してみましょう。
五目並べでは、相手の石が三連になった時点で危険な形を探します。
四連になってから止めようとすると、すでに手遅れの場合もあるからです。
相撲モードで負けが続くなら、番付のことはいったん忘れ、フリー対局へ戻って練習するのもあり。
弱い相手で一手ごとの見落としを減らし、勝てる形を少しずつ覚える。
地道ですが、この積み重ねが一番役立ちます。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
今の将棋ソフトに慣れていると、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の機能は少し物足りなく感じるかもしれません。
最近の将棋ソフトでは、形勢を数値で表示したり、候補手を教えてくれたりするものがあります。
しかし本作には、そうした現代的な解析機能はありません。
定跡の再生はできますが、すべての指し手について詳しい理由が説明されるわけでもありません。
「なぜここで銀を上がるんだろう?」と思ったら、自分で駒の利きや玉の守りを考える必要があります。
ある程度将棋を知っている人には面白い部分ですが、完全な初心者には難しいところでしょう。
CPUの思考速度も、現在の将棋ソフトとは比べられません。
強い相手ほど一手に時間がかかる場合があり、待ち時間が気になる人もいるはずです。
五目並べも、最近のアプリのように難易度を細かく調整できるわけではありません。
初心者の練習相手としては、CPUが強すぎると感じる可能性があります。
また、相撲モードでは何度も対局を繰り返すため、短時間で遊び切りたい人には向きません。
一方で、昔ながらの和風演出や定跡の途中から対局できる仕組みには、今でも興味深いものがあります。
高度な解析ツールというより、CPUとの勝負と定跡研究を楽しむ昔の将棋ゲーム。
そう考えると、本作の持ち味も見えてきます。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を遊ぶには?
今からスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を遊ぶなら、スーパーファミコン用の中古カセットを探す方法が現実的です。
1994年に発売された単独版のほか、1996年のニチブツコレクション2にも収録されています。
どちらもスーパーファミコン用なので、対応する本体を用意する必要があります。
また、本作はスーパーファミコンマウスに対応しています。
もちろん通常のコントローラーでも遊べますが、長時間対局するなら、自分が操作しやすい環境を整えておきたいところです。
中古で購入する際には、カセットの見た目だけでなく、保存用電池の状態も気になります。
相撲モードの番付を残せなければ、長い挑戦を続けるのが難しくなってしまいます。
さらに、単独版と収録版ではCPUの思考に一部違いがあります。
どちらの版を買うのか、保存機能は正常か、実機で遊べる環境があるか。
購入する前に、このあたりを確かめておくと安心です。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を現在遊ぶ方法として、まず考えたいのがスーパーファミコンの実機です。
国内版の中古カセットを購入し、対応する本体で起動します。
1994年発売の単独版には「SHVC-P-AGSJ」という型番が使われています。
中古ショップやフリマサイトで探す際は、タイトルと一緒に型番も確認すると見分けやすくなります。
もうひとつの選択肢は、1996年12月27日に発売されたニチブツコレクション2です。
こちらには本作と麻雀繁盛記が収録されており、1本で複数のテーブルゲームを楽しめます。
ただし、将棋CPUの思考パターンは一部改良されています。
単独版で使えた攻略方法が、収録版でも同じように通用するとは限りません。
その違いも含めて楽しみたいなら、どちらの版を選ぶか考えてみましょう。
2026年10月19日時点では、Nintendo Switch向けのNintendo Classicsへの収録は確認できていません。
そのため、Nintendo Switch Onlineに加入すればすぐ遊べる作品としては案内できない状況です。
現行機向けの単独復刻版についても、確認できた範囲では見つかっていません。
今後の配信状況は変わる可能性があるので、気になる場合は任天堂の公式タイトル一覧を確認したいところです。
新しく遊ぶなら、単独版かニチブツコレクション2の中古カセットを探す。
現状では、この方法が分かりやすいでしょう。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
スーパーファミコンでスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を遊ぶなら、本体とカセットだけでなく、周辺機器も確認しておきましょう。
必要なのは、スーパーファミコン本体、対応するカセット、コントローラー、電源アダプター、映像・音声ケーブルです。
中古本体を探す場合、電源アダプターや映像ケーブルが付属していないこともあります。
本体だけ購入しても、そのままでは遊べないので注意したいところです。
また、最近のテレビには当時の映像端子が付いていない場合があります。
そのときは、使用する本体とテレビに対応した映像変換機器などを用意しましょう。
そして、本作ならではの周辺機器がスーパーファミコンマウスです。
通常のコントローラーでも問題なく遊べますが、マウスなら盤上の駒や石を直接選べます。
将棋では駒を選択してから移動先を指定する操作が中心なので、マウスの方が使いやすいと感じる人もいるでしょう。
五目並べでも、石を置く交点を直接選べるのは便利です。
もちろん別売りの周辺機器なので、無理にそろえる必要はありません。
中古カセットを購入する際は、保存用電池の状態も確認しておきたいところです。
将棋ずもうや五目ずもうの進行を残すには、バックアップ機能が正常に動く必要があります。
本体とテレビの接続、操作に使う機器、カセットの保存機能。
この3つを確認できれば、落ち着いて対局を始められます。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古のスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を探すなら、価格だけでなくソフトの状態も見ておきましょう。
カセット単体の商品と、箱や説明書が付属する商品では値段が違います。
遊ぶことが目的ならカセットだけでも十分ですが、正常に動くことが前提です。
端子の汚れや接触不良、ケースの傷、ラベルの状態などを商品画像で確認したいところ。
そして、本作ではセーブ機能の動作確認も大切です。
カセット内の保存用電池が劣化していると、ゲーム自体は起動しても、相撲モードの進行状況が残らないことがあります。
商品説明に動作確認済みと書かれていても、セーブ機能まで確認しているかは別の話です。
記載がなければ、購入前に確かめるとよいでしょう。
また、単独版とニチブツコレクション2の違いにも注意が必要です。
単独版の型番は「SHVC-P-AGSJ」、収録版は「SHVC-P-A2BJ」です。
両方とも本作を遊べますが、収録版ではCPUの思考が一部変更されています。
中古価格は商品の状態や付属品、取引時期によって変動します。
2026年10月19日時点では、直近の成約価格を十分に比較できる取引データがそろっていないため、固定の相場額は掲載しません。
購入前にはフリマサイトやオークションサイトの売り切れ履歴を調べ、実際に取引された金額を確認しましょう。
出品中の希望価格だけでは、相場を判断しにくいことがあります。
動作確認とセーブ機能の状態を確かめ、実際の成約価格と比べて選ぶ。
長く遊ぶつもりなら、特に保存機能を重視したいところです。
快適に遊ぶコツ(マウス・セーブ・画面設定)
将棋や五目並べでは、一マスの見落としが勝敗につながることがあります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を快適に遊ぶなら、まず盤面を見やすい状態にしておきましょう。
画面が小さすぎたり、映像がぼやけていたりすると、駒の種類や石のつながりを読み違える場合があります。
テレビの表示設定を確認し、文字や盤面がはっきり見えるようにしておくと安心です。
操作については、スーパーファミコンマウスも便利です。
通常のコントローラーでは十字キーでカーソルを動かしますが、マウスなら目的のマスを直接選べます。
長い対局でカーソルを何度も動かすのが面倒なら、試してみる価値があります。
ただし、コントローラーでも問題なく遊べるので、好みに合わせて選びましょう。
次に確認したいのが、セーブ機能です。
相撲モードはオートセーブに対応していますが、古いカセットでは保存用電池が弱っている場合があります。
購入後は短い対局を進め、記録が正常に残るか試しておきたいところです。
また、将棋ではCPUが一手を考える時間が長くなることもあります。
ずっと盤面を見続けていると疲れるので、長時間遊ぶときは適度に休みを入れるのもよいでしょう。
急いで指す必要はありません。
相手が指した手を見て、盤面全体をゆっくり確認するくらいの気持ちで楽しみたいですね。
見やすい画面、使いやすい操作方法、正常な保存環境。
この3つを整えておくと、対局そのものに集中しやすくなります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のQ&A
モードがいくつもあると、最初はどれを選べばいいのか迷うかもしれません。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=には、将棋の定跡対局や駒落ち、相撲モードなど、普通の対局以外にもさまざまな機能があります。
特に知っておきたいのは、定跡対局で何ができるのか、五目並べにも同じ機能があるのか、横綱までどのくらい対局が必要なのかという部分です。
長く遊ぶなら、セーブ方法も確認しておきたいところ。
モードごとの違いを知っていれば、目的に合わせて選びやすくなります。
定跡を学ぶなら定跡対局、気軽に勝負するならフリー対局、長い目標が欲しいなら相撲モード。
まずは、この使い分けを覚えておきましょう。
将棋の定跡対局では何ができる?
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の定跡対局では、将棋の代表的な定跡を再生し、その途中からCPUと対局できます。
収録されている定跡は約30種類。
矢倉や穴熊など、将棋でおなじみの戦法や囲いを盤上で確認できます。
定跡というのは、序盤でよく使われる指し手や駒組みをまとめたものです。
基本的な形を覚えておけば、序盤から無理な手を指す失敗を減らしやすくなります。
本作では、定跡を選ぶと駒が順番に動き、その手順を見ていくことができます。
そして、気になった局面から実際の対局へ移れるのが大きな特徴です。
例えば矢倉の駒組みをひと通り見た後、その形からCPUと勝負できます。
最初から同じ駒組みを繰り返す必要がないので、特定の局面を練習するには便利です。
ただし、定跡の形が完成したからといって、自動的に有利になるわけではありません。
その後の戦い方は相手の指し手によって変わるので、自分でも考える必要があります。
最初は8級の相手と同じ局面から何度か対局してみましょう。
慣れてきたら5段や名人へ挑み、覚えた形がどこまで通用するか試すのも面白いです。
約30種類の定跡を再生でき、途中の局面を選んで実戦へ移れる。
これが本作の定跡対局ならではの機能です。
五目並べにも定跡対局はある?
将棋と五目並べの両方が収録されていますが、定跡対局が用意されているのは将棋だけです。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の五目並べには、フリー対局と五目ずもうがあります。
フリー対局では、コンピューターを相手に普通の五目並べを楽しめます。
対局相手は将棋と同じ3人のキャラクターです。
ただし、五目並べのCPUもかなり手強いため、初心者には苦戦しやすい相手でしょう。
最初は自分の石を並べるだけでなく、相手がどこへ置きそうかを見ておきたいところ。
特に相手の石が3つ続いた場所は、四連へ発展しないか注意しましょう。
自分が攻めるときは、縦・横・斜めの複数方向へ石をつなげ、相手が防ぎにくい形を作るのがポイントです。
五目ずもうでは、相撲の番付を上げながら横綱を目指します。
一場所は15日間の構成で、将棋ずもうより多くの対局を重ねることになります。
その代わり、五目並べは一局が比較的短いため、短い勝負を積み重ねるような楽しみ方ができます。
矢倉や穴熊などを研究したいなら将棋を選び、石の配置による読み合いを楽しみたいなら五目並べを選びましょう。
五目並べには定跡再生はなく、フリー対局と五目ずもうが中心です。
将棋ずもうと五目ずもうは何局必要?
横綱を目指すとなると、かなり長い挑戦になります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=の将棋ずもうでは、一場所につき7局の対局を行います。
序の口から始まり、序二段、三段目、幕下、十両、前頭、小結、関脇、大関を経て横綱へ。
勝ち星を重ねて、少しずつ番付を上げていく仕組みです。
ただし、毎場所必ず昇進できるわけではありません。
負けが多ければ同じ番付で再挑戦することもあり、その分だけ対局数が増えていきます。
順調に進んでも10場所以上になるため、全体では100局前後に及ぶ場合があります。
一方、五目ずもうでは一場所が15日間の構成です。
将棋より一場所の対局数が多いため、横綱到達までに200局規模の対局を重ねることもあります。
数字だけ見ると気が遠くなりそうですが、五目並べは将棋より一局が短く終わることも多いものです。
そのため、対局数だけで所要時間を比較することはできません。
また、相撲モードにはオートセーブがあります。
一度にすべての対局を終える必要はなく、少しずつ進められるのがありがたいところです。
毎日数局ずつ勝負し、じわじわ番付を上げていく遊び方もよいでしょう。
将棋ずもうは一場所7局、五目ずもうは一場所15日間。
どちらも横綱までは長い道のりなので、気長に楽しみたいですね。
対局の途中から再開できる?
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=では、将棋ずもうと五目ずもうの進行状況を保存できます。
相撲モードはオートセーブに対応しているため、横綱への長い挑戦を何回かに分けて進められます。
ただし、将棋の対局中に好きな局面を保存し、その場面から再開できる方式ではありません。
番付などの進行状況を残す機能と、対局途中の局面を保存する機能は別のものです。
また、定跡対局には途中の局面から対局を始める仕組みがありますが、こちらもセーブ機能とは異なります。
あらかじめ用意された定跡の中から局面を選び、その続きからCPUと勝負するための機能です。
相撲モードを長く続けるなら、メニューの操作にも注意しましょう。
最初から始める操作を選ぶと、それまでの保存データが失われる場合があります。
せっかく番付を上げたのに、新しく始めてしまってはもったいないですよね。
実機では、カセット内の保存用電池の状態も重要です。
古い中古カセットでは電池が劣化している可能性があるため、購入後は短い対局で記録が残るか確認しておきたいところ。
相撲モードの進行は保存できるものの、対局中の自由な局面セーブではない。
この違いを覚えておけば、保存方法で迷いにくくなります。
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=のまとめ
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=は、将棋と五目並べを1本で楽しめるスーパーファミコン用のテーブルゲームです。
なかでも魅力的なのは、将棋の定跡を再生し、その途中からCPUと対局できる仕組み。
矢倉や穴熊の形を覚えたら、そのまま実戦で試せるのが面白いところです。
さらに、将棋ずもうと五目ずもうでは、勝ち星を重ねながら横綱を目指す長い挑戦も用意されています。
CPUはなかなか手強く、将棋初心者には厳しく感じる場面もあるでしょう。
それでも、定跡を見直したり、前の対局で負けた理由を考えたりしながら、少しずつ勝てるようになる楽しさがあります。
和風のメニューやダルマの演出も、昔のゲームらしい味わいです。
覚えた定跡を盤上で試し、一局ごとに読みを磨いていける。
じっくり考えるゲームが好きなら、今でも興味深く遊べる一本でしょう。
結論:おすすめ度と合う人
将棋の定跡を覚えながら、コンピューターとの対局も楽しみたい。
そんな人には、スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=をおすすめしたくなります。
ある程度将棋を指せる人なら、特に定跡対局の便利さを感じられるでしょう。
矢倉や穴熊などの手順を確認し、気になるところからCPUと勝負できます。
定跡書を眺めるだけでは分かりにくかった部分を、実際の対局で考えられるのが面白いところです。
フリー対局では相手の強さを3段階から選べるので、自分の棋力を試す目標も作れます。
将棋ずもうと五目ずもうには、横綱を目指して長く遊べる楽しさがあります。
ダルマや個性的な対局相手の演出も、ほかの将棋ゲームとは少し違う魅力です。
ただし、将棋を初めて覚える人には難しいかもしれません。
一番弱いCPUでも簡単に勝てるとは限らず、強い相手では思考時間が長くなる場面もあります。
相撲モードは対局数が多いため、短時間で遊び切りたい人には向かないでしょう。
現在の将棋ソフトのように、詳しい形勢評価や候補手を教えてくれる機能もありません。
それでも、当時ならではの和風の雰囲気と、定跡の途中から指せる仕組みは十分に興味深いものです。
将棋の知識を実戦で試したい人や、手強いCPUと長く勝負したい人には、相性の良い作品でしょう。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
これからスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=を遊ぶなら、まずスーパーファミコン本体と中古カセットを用意しましょう。
正常に起動するか確認し、相撲モードを長く遊ぶ予定なら、セーブ機能の状態も確かめておきたいところです。
ゲームを始めたら、まずは将棋のフリー対局を選んでみてください。
最初の相手には、8級のすずきひろしがよいでしょう。
勝つことだけを考えるより、駒の選び方や持ち駒の使い方を覚えるところから始めます。
一局の流れが分かってきたら、次は定跡対局です。
矢倉や穴熊など、気になる定跡を選んで指し手を再生しましょう。
なぜその位置へ金や銀を動かすのか、玉はどのように守られているのか。
駒の役割を考えながら見ると、手順も覚えやすくなります。
気になる局面まで進めたら、その続きからCPUと対局してみてください。
同じ局面を何度か指すうちに、相手の攻め方や自分の苦手な形も見えてきます。
フリー対局や定跡対局で自信が付いてきたら、将棋ずもうへ挑戦しましょう。
横綱までの道のりは長いですが、一局ずつ勝ち星を積み重ねる楽しさがあります。
五目並べも遊びたいなら、まずフリー対局で相手の三連や四連を見つける練習をしてみてください。
石のつながりを読む感覚が分かってきたら、五目ずもうへ進むのもよいでしょう。
フリー対局で操作を覚え、定跡対局で研究し、相撲モードで腕前を試す。
この順番なら、無理なく本作の面白さに触れられます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
スーパー五目・将棋 =定跡研究篇=で盤上の読み合いが気に入ったなら、ほかの将棋や五目並べのゲームにも手を伸ばしてみたくなります。
まず候補になるのは、スーパーファミコンのSUPER将棋です。
こちらは将棋を中心にした作品で、普通の対局に加えて詰将棋や独自のモードも楽しめます。
定跡研究とは少し違う角度から、将棋に親しみたい人に向いているでしょう。
五目並べをもっと楽しみたいなら、スーパー五目ならべ 連珠も気になる一本です。
石の配置と相手の狙いを読みながら、短い勝負を繰り返す面白さがあります。
将棋とは違う頭の使い方を楽しみたい人にもよさそうです。
そして、本作を気に入ったならニチブツコレクション2も候補になります。
1996年に発売されたスーパーファミコン用ソフトで、本作と麻雀繁盛記を収録しています。
将棋と五目並べに加えて、麻雀まで楽しめるのが魅力です。
ただし、将棋CPUの思考には元の単独版から変更された部分があります。
同じ局面でCPUがどんな手を選ぶのか、単独版と比べてみるのも面白いかもしれません。
終盤の読みをもっと鍛えたいなら、スーパー詰将棋1000も候補になります。
詰将棋を中心に楽しめる作品なので、王手の組み合わせや玉の逃げ道を読む練習にも向いています。
定跡を学びたいなら本作、終盤の読みを磨きたいなら詰将棋、五目の読み合いを楽しみたいなら連珠作品。
そんな選び方をすると、次に遊ぶ一本も見つけやすいでしょう。
まずはスーパー五目・将棋 =定跡研究篇=で、盤上の一手をじっくり考え、勝ち筋を見つける楽しさを味わってみてください。
