広告 ディスクシステム レトロゲーム紹介

なんきんのアドベンチア徹底攻略ガイド

なんきんのアドベンチア





なんきんのアドベンチア徹底攻略ガイド



なんきんのアドベンチアとは?【レトロゲームプロフィール】

なんきんのアドベンチアは、1988年にサンソフトから発売されたディスクシステム用のコマンド選択式アドベンチャーゲームです。

主人公は文明の伝導師フランシスコ・ザビエル。神秘の国「ジャポネ」を旅しながら、どう見ても一筋縄ではいかない住人たちと出会っていきます。

使命だけ聞けば文明を伝える壮大な歴史物のようですが、実際はそんなにかしこまったゲームではありません。

漫画家なんきんの独特な絵柄とナンセンスな笑いを、そのままゲーム世界へ持ち込んだ作品という表現がしっくりきます。

普通なら選ばないようなコマンドを押した時ほど妙な反応が返ってくることもあり、「正解だけ選べばいい」と考えると少しもったいありません。

ゲームオーバーもありますが、STARTボタンから途中経過を保存できるため、危ない選択肢も比較的気軽に試せます。

正解を急ぐより、変な選択肢を一度押して何が起きるか見るくらいの遊び方が本作にはよく合います。

1980年代のギャグ文化やディスクシステムの変わり種を探しているなら、かなり強烈な1本です。

発売日 1988年12月9日
対応機種 ファミリーコンピュータ ディスクシステム
ジャンル コマンド選択式アドベンチャー
プレイ人数 1人
開発 サンソフト、世界文化社
発売 サンソフト
特徴 なんきんによるキャラクター、ナンセンスギャグ、芸の習得、コマンド選択、いつでもセーブ
シリーズ ナゾラーランド関連作品
関連作 謎のマガジンディスク ナゾラーランド第3号、ナゾラーランドスペシャル!!「クイズ王を探せ」

なんきんのアドベンチアの紹介(概要・ストーリーなど)

なんきんのアドベンチアは、歴史上の人物や幕末を思わせる言葉を、かなり自由に混ぜ合わせたギャグアドベンチャーです。

史実を覚える歴史ゲームではなく、最初からパロディとして受け止めるのが楽しむコツです。

奇妙な住人と話し、時には芸を覚え、それを使いながらジャポネの奥へ進んでいきます。

意味不明に見える展開も多いですが、「この世界ではこれが普通」と分かってくると、だんだん妙な居心地の良さまで出てきます。

発売年・対応ハード・ジャンル

なんきんのアドベンチアは、1988年12月9日にサンソフトから発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフトです。

型番はSSD-NADで、当時の定価は3200円でした。

ディスクライターによる書き換えにも対応し、書き換え料金は500円とされています。

サンソフト、世界文化社、漫画家なんきんが組んだ異色のアドベンチャーで、説明書にも3者の名前が並んでいます。

ルーツにはディスクマガジンのナゾラーランドがあり、そこでイラストを担当していたなんきんの世界を、1本のゲームとして大きく広げたような作品です。

ジャンルは文章と絵を見ながら行動を選ぶアドベンチャーなので、アクションの腕はほとんど必要ありません。

むしろ正解だけ一直線に追うより、「これ押したらどうなるんだ?」と寄り道したほうが本作の味を拾えます。

ストーリー/目的(ネタバレなし)

舞台となるのは神秘の国「ジャポネ」です。

西洋の文明国から見ると、まだ文明の光が十分に届いていない国という設定から話が始まります。

そこで文明の伝導師フランシスコ・ザビエルが、ペルリの黒船から大砲でジャポネへ撃ち出されます。

ザビエルの使命はジャポネの人々へ文明をもたらすことですが、ここから歴史ドラマらしい方向へ進むと思ったらだいぶ違います。

漂流民ジョン・方太郎から日本語や習慣を学んできたはずのザビエルを待つのは、妙な芸を披露する人物や、まともに相手をしていいのか迷う住人たちです。

困った時には笑って逃げたり、踊ってごまかしたり、時にはトンチのような展開で切り抜けたりします。

幕末や文明開化を材料にはしていますが、史実の再現ではなく荒唐無稽なコメディだと思って入るとちょうどいいです。

ゲームシステムの要点(何が面白い?)

基本は画面に並んだコマンドから行動を選び、登場人物と話したり周囲を調べたりしながら物語を進めます。

ただし選択肢には攻略上の正解だけでなく、わざと妙なことをした時のためのギャグもかなり仕込まれています。

「どうせ違うだろう」と無視した選択肢ほど妙に面白い反応が返ってくることもあります。

さらにジャポネは「芸の国」という設定で、旅の途中ではさまざまな芸人と出会います。

芸を覚え、その芸を必要な場面で使うことが独自の攻略要素です。

説明書でも、変な芸だからと否定せず、とりあえず身に付けるよう勧められています。

難しい推理を論理だけで解くというより、「この人物にはこのノリかも」と試す感じが強く、ギャグ漫画のページを自分で選びながらめくっているようなゲームです。

難易度・クリア時間の目安

同時期のコマンド式アドベンチャーと比べると、極端に難しい暗号や長大な迷路を延々攻略する作品ではありません。

進行そのものは比較的一本道で、必要なコマンドを見つければ素直に次へ進みます。

とはいえ現代ゲームのように「次はこれを選んでください」と教えてくれるわけではないので、多少の試行錯誤は必要です。

考え込み過ぎるより、気になるコマンドを実際に押したほうが早いタイプのゲームです。

当時のプレイ記録には約3時間でエンディングへ到達した例もありますが、初見で会話やギャグをじっくり見るならもっと長くなります。

数時間から半日くらいを見ておけば、慌てず楽しみやすいでしょう。

ゲームオーバーもあるため、新しい場所へ入る前などにSTARTボタンから保存しておくとやり直しも短くできます。

なんきんのアドベンチアが刺さる人/刺さらない人

なんきんのアドベンチアが合いやすいのは、1980年代のギャグ文化や、サンソフトの妙な企画物を面白がれる人です。

変な人物、ダジャレ、時代ネタ、妙な選択肢を見て「何だこれ」と笑えるならかなり相性が良いです。

攻略効率より、次にどんな変な絵や会話が出るかを楽しめる人には特に向いています。

逆に、本格推理や歴史考証を期待すると完全に方向違いです。

物語は意図的に脱線し、登場人物もまともな言動ばかりではありません。

当時ならではの風刺や誇張表現には、今見ると古さを感じる部分もあります。

完成度の高いミステリーというより、なんきんの漫画世界へ入り込むインタラクティブなギャグ作品として見ると楽しみやすいでしょう。

なんきんのアドベンチアの遊び方

操作はかなり簡単で、十字ボタンとA、B、STARTが分かればすぐ遊べます。

ただし十字ボタン左右でコマンドのページを切り替えられることを知らないと、必要な行動そのものを見落とすことがあります。

文章を読んだら気になる選択肢を試し、反応が変わったらそこから次の手を探していくのが基本です。

怪しい選択肢を押す前にSTARTでセーブしておけば、かなり気楽に遊べます。

基本操作・画面の見方

使用するのは1コントローラーだけです。

点滅しているカーソルを十字ボタン上下で動かし、Aボタンで選んだコマンドを決定します。

Bボタンを押すと決定途中のコマンドをキャンセルできるので、「あ、違った」と思った時も戻れます。

十字ボタン左右で別ページへ切り替えると、画面に見えていなかったコマンドも確認できます。

最初は正解探しを始める前に、上下左右をひと通り押してコマンド全体を見ておくのがおすすめです。

文章表示中にAかBを押し続ければ文字の表示を速められるため、やり直しで同じ文章を見る時に便利です。

メッセージ末尾のマークが点滅した時はAかBで次へ進み、STARTを押すとセーブするかどうかを確認できます。

基本ループ(何を繰り返すゲーム?)

新しい場所へ進み、人物へ接触し、会話や行動を選び、その反応から次に何をするか考えるのが基本です。

一般的な推理ゲームのように証拠を論理だけで積み上げるというより、相手の性格や場のノリを見て選択肢を変える場面が多くあります。

旅の途中では芸人のような人物に出会い、新しい芸を身に付けることもあります。

新しく覚えた芸は、道具を手に入れた時と同じように次の場面で試すと分かりやすいです。

物語が進んで場所や登場人物が変わったら、また会話と芸を試します。

何も起きない時は同じ項目を連打するより、左右でまだ見ていないコマンドページがないか先に確認しましょう。

セーブ後なら、わざと危なそうな選択肢を押してギャグ反応を見てみるのも本作らしい遊び方です。

序盤の進め方(最初にやることチェック)

ゲーム開始直後は説明を読み、ザビエルが何のためにジャポネへ来たのかをまず把握します。

その後はコマンドを上下だけでなく左右にも切り替え、選べる行動をひと通り確認しておきましょう。

人物へ会った時は、いきなり奇抜なことをするより、まず普通に挨拶するほうが安全です。

説明書でも「こんにちは」と元気に挨拶することが攻略の助言として書かれています。

相手の反応を見たあとで、会話、周囲の確認、芸に関係しそうな行動へ広げていきます。

初見で「正解だけを当てよう」とするとかえって悩むので、無難な選択肢から順番に試すくらいで構いません。

STARTですぐ保存確認を出せるため、新しい場所へ移る前や怪しげな人物へ近づく前には記録しておくと安心です。

初心者がつまずくポイントと対処

ありがちな詰まり方は、画面に見えている数個のコマンドだけで何とかしようとすることです。

十字ボタン左右でページを切り替えると、別の行動がまだ残っている場合があります。

「使えそうなコマンドがない」と感じたら、まずページを全部見てください。

もうひとつ大事なのは、普通の推理ゲームだと思って深く考え過ぎないことです。

変な相手には変な対応が通じることもあり、芸やギャグそのものが突破口になります。

同じ場所で止まったら、新しく覚えた芸や、まだ押していない選択肢を優先して試しましょう。

ゲームオーバーが怖ければSTARTで保存してから押せば済みます。

「考えてから動く」より「保存してから試す」くらいが本作にはちょうどいいです。

なんきんのアドベンチアの攻略法

攻略で必要なのは、暗号を何十分もにらみ続けることではありません。

挨拶、会話、芸、まだ使っていないコマンドを順番に試すだけで突破できる場面が多くあります。

なんきん独特のギャグに対して「普通ならこうだろう」と考え過ぎると、逆に遠回りになることもあります。

細かくセーブしておけば失敗を恐れず試せるので、怪しい選択肢も気軽に押していきましょう。

序盤攻略:まず挨拶してコマンドを試す

序盤では、このゲーム独特のノリへ慣れることが何より大切です。

登場人物に会ったら、まず挨拶や普通の会話から始め、その人物がどんな反応をするのか見てみます。

説明書ではジャポネを礼儀にうるさい国として扱い、元気に「こんにちは」と言えるよう勧めています。

いきなり奇抜な選択肢を連打せず、普通の対応から少しずつ崩していくと進行条件を見つけやすいです。

会話が止まったら十字ボタン左右で別ページを開き、まだ使っていないコマンドを探します。

上下しか操作せず、同じ数個の項目を何度も押し続けるのは避けたいところです。

新しい行動を試すたびに返事が変わるかを見て、反応が出た選択肢を中心に進めていきましょう。

中盤攻略:芸人から芸を覚えて先へ進む

ジャポネは愉快な芸の国という設定で、旅を進めるといろいろな芸を見せる人物に出会います。

説明書でも、変な芸だからと否定せず、とにかく覚える方向で考えるよう勧められています。

ただし教わるまでのやり取りも一筋縄ではいかず、相手に合わせた返しが必要になることがあります。

覚えた芸は、アイテムを手に入れた時と同じ感覚で次の場面へ持っていくと攻略しやすいです。

どこかで止まった時は、「最近覚えた芸をここで使えないか」と考えてみましょう。

芸を単なる一発ギャグだと思い、攻略要素として意識しないと意外なところで詰まります。

本作では笑いがそのまま鍵になるので、妙な芸ほど後で必要になるかもしれない、と覚えておくくらいでちょうどいいです。

終盤攻略:新しい場所と人物を総当たりしないコツ

後半になると登場人物が増え、誰に何をすればいいのか分かりにくくなってきます。

そこで新しい場所へ着いたら、まず画面全体を確認し、人物、物、使えそうな芸の順番で試す流れを決めておくと楽です。

返事が変わったコマンドを優先し、何も変わらない項目を延々繰り返さないだけでも時間をかなり減らせます。

物語は基本的に一本道なので、条件を満たせば次の場所や展開へ自然につながります。

何も起きないなら、今いる場所だけではなく、少し前に覚えた芸や人物との会話を思い出してみましょう。

最初から全部の選択肢を総当たりするより、新しく増えた要素から優先して試すほうが効率的です。

それでも分からなければ一度セーブし、普段なら選ばないギャグ寄りの選択肢まで押してみると突破口が見つかることがあります。

登場人物別の対応(失敗パターン→対策)

ミスタースマイル、若殿、アザブ〜、オンリーちゃん、謎のパフォーマーなど、登場人物は名前からして普通ではありません。

さらにブド〜カ、ヨドバシくん、オイランおばさん、スシガール、ゲイシャボウイ、ナゾラーと、どこを見ても濃い面子が続きます。

全員へ同じ常識的な対応をしても通用しないのが本作の面白いところです。

芸を得意とする相手なら、会話だけでなく芸に関係する行動も疑ってみます。

礼儀を重視していそうな相手なら、最初の挨拶を雑にしないほうが無難です。

見た目や名前に圧倒されて難しく考え過ぎるより、直前のセリフや人物紹介に合いそうなコマンドから試しましょう。

ギャグの流れと攻略条件が同じ方向を向いている場面は意外と多いです。

ゲームオーバーを避けるセーブの使い方

説明書では、ゲーム中に「てんのこえ」が聞こえてゲームオーバーになることもあるため、慎重に行動するよう案内されています。

とはいえ本作にはSTARTボタンからすぐ保存できる便利な仕組みがあります。

新しい場所、新しい人物、怪しい選択肢の直前でセーブしておくだけで、やり直しの負担はかなり軽くなります。

アドベンチャーだから大丈夫だろうと長時間保存しないまま進むと、思わぬ選択で戻されることがあります。

逆に細かく保存していれば、正解だけ選ばず「これ絶対ダメそうだけど押してみよう」ができます。

寄り道のギャグも本作の魅力なので、セーブは単なる攻略用ではなく、変な反応を見るための保険として使うのがおすすめです。

なんきんのアドベンチアの裏技・小ネタ

なんきんのアドベンチアは、無敵コマンドのような派手な裏技より、説明書に書かれた便利操作や当時の企画のほうが面白い作品です。

いつでもセーブ、文字表示の高速化、奇妙な登場人物、プレゼント企画まで知ると、ゲーム外も含めて時代の空気が見えてきます。

説明書自体も本編と同じテンションで書かれており、読むだけでかなり濃いです。

本編を遊ぶなら、便利操作だけでも先に知っておくと快適になります。

STARTボタンですぐセーブできる便利機能

ゲーム中にSTARTボタンを押すと、その場でセーブするかどうかを確認できます。

一区切りまで進めないと保存できないアドベンチャーもある中、本作はかなり気軽に記録できます。

危なそうな選択肢を押す前にSTARTで保存するだけでも、ゲームオーバーへの抵抗感がぐっと減ります。

説明書でも「迷ったら迷わずセーブ」と勧めているほど、こまめな保存を前提とした作りです。

この機能を知らずに長い会話を最初から何度も読み直すのは、かなりもったいありません。

実機ではディスクへ書き込むため、保存中に電源を切ったりEJECTへ触れたりするのは避けましょう。

古いドライブを使う場合は、読み込みだけでなく書き込みが正常かも大切です。

Bボタンで文章を速く読む小技

文章が表示されている途中でAボタンかBボタンを押し続けると、文字表示を速められます。

初めて読む場面ではゆっくり見たいところですが、セーブから戻って同じ会話を読む時にはかなり便利です。

既読部分だけ押しっぱなしにして、新しい文章へ入ったら指を離すとテンポ良く進められます。

文章末尾のマークが点滅している時は、AかBを押せば次の文章へ進みます。

Bボタンはコマンド選択中のキャンセルにも使うため、場面によって役割が変わる点には注意してください。

初見のセリフまで勢いで飛ばしてしまうと、攻略ヒントだけでなくギャグまで読み落とします。

本作は文章そのものも見どころなので、速送りはやり直し中心に使うくらいがおすすめです。

なんきんワールド全開の登場人物

説明書の人物紹介を見るだけでも、このゲームがどこへ向かっているのかはだいたい分かります。

ミスタースマイル、若殿、アザブ〜、オンリーちゃん、謎のパフォーマー、ブド〜カ、ヨドバシくんと、普通の歴史アドベンチャーならまず見かけない名前ばかりです。

さらにオイランおばさん、スシガール、ゲイシャボウイ、ナゾラーまで登場します。

なんきん独特のデフォルメ絵と人物設定を見ること自体が本作の大きな見どころです。

紹介文も真面目な設定資料ではなく、最初から冗談とパロディだらけです。

そのため本編で「何だこの展開」と思っても、世界観から外れているわけではありません。

説明書を持っているなら、プレイ前に人物紹介を軽く眺めておくとネタを拾いやすくなります。

当時のプレゼント企画と最初に覚える芸

パッケージに同封されたパンフレットには、ゲームと連動した「お楽しみプレゼント」の企画も載っていました。

問題は、ゲーム中で芸人から最初に教えてもらった芸の名前を答えるというものです。

その答えを応募用紙へ書いて送ると、抽選でサンソフトのオリジナルグッズが当たる仕組みでした。

ゲームを進めて得た知識が、そのまま現実の応募クイズになるというのが当時らしくて面白いところです。

今では当然応募できませんが、ゲーム本編と説明書、パンフレットが一体になっていた時代の空気を感じられます。

「最初に覚える芸」が問題に使われていることからも、芸の習得が本作で重要な要素だったことが分かります。

完品を集めるなら、こうしたパンフレットや応募用紙の有無も面白いチェックポイントです。

なんきんのアドベンチアの良い点

良いところは、ほかの作品と間違えようがないほど世界観が濃いことです。

なんきんの絵、サンソフトの音、ナンセンスな文章が全部同じ方向へ突っ走っています。

失敗を恐れず変なコマンドを試せるセーブ機能も、ギャグアドベンチャーとの相性が良好です。

完成された推理より、「次は何を見せられるんだろう」という妙な期待感を楽しむ作品です。

ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)

基本操作はコマンド選択だけなので、難しい操作を覚える前にすぐ物語へ入れます。

十字ボタンで行動を選び、Aで決定するだけですが、妙な選択肢ほど予想外の返事が返ってくることがあります。

間違いの選択肢にも「一度見てみたい」と思わせる反応があるのが良いところです。

STARTからいつでも保存できるため、失敗を気にせず選択肢を試せるのもこの遊びを支えています。

進行自体は比較的素直で、昔のアドベンチャーでありがちな長時間の完全詰まりは起きにくい部類です。

文章表示もAかBの長押しで速くできるため、やり直しもそこまで苦になりません。

短い間隔で次々と妙な人物や場面が出てくるので、ナンセンスを浴び続けたい人には妙に癖になります。

演出・音楽・グラフィックの魅力

グラフィック最大の特徴は、タイトルにも名前が入っている漫画家なんきんの絵柄です。

丸っこい人物から少し不気味な人物まで、普通のファミコンADVとはかなり違う顔ぶれが画面いっぱいに現れます。

一枚絵を見ただけでも「なんきんのゲームだ」と分かるほど個性が強いのが魅力です。

説明書や同封パンフレットまで同じデザインで統一されており、ゲーム機の外側まで世界観が続いています。

音楽にはサンソフト作品で知られる小高直樹らが関わり、温泉街、博物館、遊園地など場面ごとの曲も用意されています。

派手なアニメーションこそありませんが、絵と文章とBGMが組み合わさって独特の空気を作ります。

美麗さより「一度見たら忘れにくい」という意味で、かなり強いビジュアルを持った作品です。

選択肢を試して笑うギャグADVの楽しさ

効率良くエンディングへ向かうだけだと、本作の面白さはかなり取りこぼします。

ちょっと怪しい選択肢をあえて押し、ザビエルや住人がどう返してくるのかを見ること自体が遊びになっています。

正解ルートから外れた行動にも見る価値があるため、攻略手順を完全になぞるより自分で試したほうが笑える場面は増えます。

ゲームオーバーになる場合もありますが、細かくセーブしておけば大きな負担にはなりません。

芸を覚える仕組みも、一般的なアイテム収集をそのままギャグへ置き換えたような面白さがあります。

2周目に初回で押さなかった選択肢を試してみるのもありです。

「どれだけ変な場面を見たか」が、ある意味で本作らしいやり込みになります。

なんきんのアドベンチアの悪い点

弱点は、ギャグの波長が合うかどうかで評価がかなり変わることです。

物語の整合性よりナンセンスな笑いを優先するため、本格推理や重厚な人間ドラマを期待すると肩透かしになります。

今では分かりづらい時代ネタや、古さを感じる表現もあります。

実機の場合はディスクの読み書きという、ゲーム内容とは別の問題も付いてきます。

不便な点(UI/セーブ/ロード等)

コマンドが1画面ですべて見えるわけではなく、十字ボタン左右でページを切り替える必要があります。

この仕組みを知らないと、必要な行動そのものが存在しないと思い込み、同じ場面で延々悩むことになります。

現代ゲームのような目的表示やヒント一覧もありません。

文章履歴をさかのぼる機能もないので、重要そうなセリフを飛ばした時はもう一度その場面を見る手間が掛かります。

実機版では起動時にSIDE Aを読み、その後の指示に従ってSIDE Bへ入れ替える操作も必要です。

セーブ自体は便利ですが、ディスクへ書き込むため古いドライブでは保存動作が少し気になります。

操作は簡単なので、左右ページ切り替えとSTART保存だけでも先に覚えておけばかなり遊びやすくなります。

理不尽ポイントと回避策(救済案)

普通の常識だけで正解を考えると、「なぜ今それをやるんだ」と感じる場面があります。

本作は歴史物や本格ミステリーではなく、かなりギャグ漫画寄りの論理で進むためです。

「こんな変なことは正解じゃないだろう」と最初から除外しないのが一番の対策です。

人物へ会ったら挨拶し、会話し、それでも進まなければ芸や別ページのコマンドまで試します。

危ない選択肢を押す前にはSTARTで保存しておけば安心です。

説明書自体が「迷ったらセーブ」と勧めているので、試行錯誤込みで作られていると考えたほうが気楽です。

正解を頭の中だけで論理的に導こうとせず、候補を実際に2つ3つ押して反応を見るほうが早く進めます。

現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)

1988年のギャグ作品なので、当時のテレビや風俗、文化的なイメージを前提にしたネタが多く含まれています。

現在の感覚では、人物の誇張や文化的なステレオタイプがかなり古く見える場面もあります。

現代向けに作られた歴史教育ゲームではないことは、最初から分かっていたほうがいいでしょう。

物語も意図的に荒唐無稽で、細かな伏線をすべて回収していくタイプではありません。

攻略もコマンドを実際に試す比重が高く、純粋な推理力を試す場面はそれほど多くありません。

逆に1980年代のサブカルチャーやギャグ表現を、時代そのものとして面白がれる人には大きな魅力になります。

笑いが合うかどうかが、普通のアドベンチャー以上に評価を左右する作品です。

なんきんのアドベンチアを遊ぶには?

2026年9月14日時点では、なんきんのアドベンチアを現行機で新規購入できる公式復刻は確認できませんでした。

本作そのものを確実に遊ぶなら、今のところディスクシステム実機が中心です。

サンソフトは近年レトロタイトルの復刻を進めていますが、現在発表済みの商品に本作は含まれていません。

中古では付属品と状態によって価格差がかなりあるため、ディスクのみか完品かを分けて見る必要があります。

今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)

なんきんのアドベンチアはディスクシステム向けに発売された作品で、2026年9月14日時点ではNintendo Switchなど現行機向けの公式配信を確認できませんでした。

サンソフトはSUNSOFT is Back! レトロゲームセレクションなどで旧作復刻を進めていますが、本作は現在の収録ラインアップには入っていません。

現状で確実なのは、正規ディスクカードを実機で使う方法です。

Nintendo Switch Onlineのファミコン作品にも、確認した範囲では本作は収録されていません。

今後サンソフトの復刻企画へ加わる可能性までは否定できないため、中古購入の直前に公式ラインアップを確認しておくと安心です。

非公式な入手方法ではなく、正規中古品か今後の公式復刻を利用しましょう。

実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)

実機で遊ぶにはファミリーコンピュータ本体、RAMアダプタ、ディスクシステム本体、そしてなんきんのアドベンチアのディスクカードが必要です。

起動時はSIDE Aを上にして入れ、読み込み後に画面の指示が出たらSIDE Bへ入れ替えます。

本作では読み込みだけでなく、セーブに使う書き込み機能も正常であることが大切です。

STARTボタンから途中経過を保存するため、ゲーム自体は起動しても書き込みが不安定な本体では安心して進められません。

現代のテレビへ接続する場合は、使用するファミコンの映像出力方式に合った環境も必要です。

ディスクカードは磁気メディアなので、強い磁石やスピーカーの近く、高温多湿は避けましょう。

初めて環境を作るなら、読み書き確認済みのディスクシステムを探したほうが安心です。

中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)

2026年9月14日に確認した駿河屋では、箱説明書なしの中古品が3410円、ほかのショップでは2381円からという販売例がありました。

一方で付属品や状態が異なる商品には14950円という掲載例もあります。

同じタイトルでも、ディスクのみと付属品がそろった品では価格が大きく違うので、金額だけを比べるのは危険です。

別のレトロゲーム専門店ではゲームディスク1枚が19980円で掲載された例もあり、店舗差もかなりあります。

いずれも販売価格の例で、同条件の落札済み相場そのものではありません。

購入前には直近の成約品も見ながら、ディスク本体、ケース、説明書、同封パンフレット、ラベル、動作確認の有無を比べてください。

書き換え品はケースやラベルが市販品と異なることもあるため、見た目だけで判断しないことも大切です。

快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)

アクションゲームではないため、テレビの入力遅延を細かく気にする必要はほぼありません。

それよりも、ディスクの読み書きが安定していることと、文章を落ち着いて読める環境のほうが大切です。

STARTボタンからこまめに保存する習慣を付けるだけで、ゲームオーバー後のやり直しはかなり短くできます。

読み直し部分ではAかBを押し続けて文章を速く表示し、新しい場面へ入ったら通常の速度に戻すと快適です。

コマンドが見つからない時は十字ボタン左右でページを切り替え、まだ見ていない選択肢がないか確認します。

実機では書き込み中にEJECT、RESET、電源へ触れないようにしましょう。

遊び終わったディスクカードはケースへ戻し、強い磁気や直射日光を避けて保管してください。

なんきんのアドベンチアのQ&A

なんきんのアドベンチアは、タイトルだけではどんなゲームかかなり想像しにくい作品です。

実際には漫画家なんきんの世界観を前面に出した、日本製のギャグアドベンチャーです。

攻略では複雑な推理より、コマンドを実際に試すことと、こまめなセーブが重要になります。

中古で初めて見かけた時に気になりやすいところをまとめます。

なんきんのアドベンチアはどんなゲームですか?

なんきんのアドベンチアは、1988年にサンソフトから発売されたディスクシステム用のコマンド選択式アドベンチャーゲームです。

文明の伝導師ザビエルとなり、神秘の国ジャポネを旅して住人たちへ文明を伝えていきます。

ただし内容は真面目な歴史物ではなく、登場人物も出来事もかなりギャグ寄りです。

漫画家なんきんの奇抜な絵とナンセンスな会話を見ることが、大きな楽しみになっています。

途中では芸人から芸を覚え、その芸を攻略へ使う場面もあります。

操作は十字ボタンでコマンドを選び、Aで決定するだけなのでアクションが苦手でも問題ありません。

難しい謎を何時間も考えるより、妙な選択肢を押して笑いたい人向けの作品です。

タイトルの「なんきん」は中国の南京ですか?

いいえ、タイトルの「なんきん」は中国の南京市を指しているわけではありません。

本作のイラストや企画に関わった漫画家・イラストレーターの「なんきん」を意味しています。

ナゾラーランドシリーズでイラストを担当していた流れから、名前を冠した1本へ発展したと考えると分かりやすいです。

説明書やゲーム内の人物も、なんきん独特の丸みとクセがある絵柄で統一されています。

舞台も中国ではなく、「ジャポネ」という架空化された日本です。

ザビエル、ペルリ、文明開化といった歴史を思わせる言葉は登場しますが、史実どおりの時代劇ではありません。

中国史のゲームだと思って手に取ると完全に違うので、この点は先に知っておきたいところです。

ゲームオーバーが怖い時はどうすればいいですか?

STARTボタンを押せばゲーム中にセーブするかどうかを確認できるため、こまめに保存しましょう。

説明書でも「迷ったら迷わずセーブ」と案内されています。

新しい場所へ移る前、初めての人物に会う前、怪しい選択肢を押す前を目安に保存すると安心です。

ゲーム内では「てんのこえ」が聞こえてゲームオーバーになることもあり、初見なら失敗する可能性があります。

ただし細かく記録しておけば、大きく戻される心配はかなり減ります。

本作は変な選択肢の反応を見ること自体が楽しいので、失敗を全部避けるより、セーブしてから積極的に押してみる遊び方がおすすめです。

今でもなんきんのアドベンチアを遊べますか?

正常に動くディスクシステムと正規ディスクカードがあれば、現在でもオリジナル版を遊べます。

2026年9月14日時点で確認した範囲では、Nintendo Switchなど現行ゲーム機向けになんきんのアドベンチアそのものを新規購入できる公式復刻は確認できませんでした。

今から確実に遊ぶ方法は、中古のディスクシステム版が中心です。

サンソフトは現在も旧作の復刻を続けているため、将来的に状況が変わる可能性はあります。

実機版ではディスクカードだけでなく、読み書きできるディスクシステム本体とRAMアダプタも必要です。

中古価格にはかなり差があるので、安さだけで決めず、動作確認や付属品、書き換え品かどうかまで確認して選びましょう。

なんきんのアドベンチアのまとめ

なんきんのアドベンチアは、歴史風の舞台へナンセンスギャグをこれでもかと詰め込んだ、かなり個性的なディスクシステム作品です。

正解だけを急ぐより、奇妙な登場人物と変な選択肢を楽しむことで本来の魅力が見えてきます。

芸を覚えて攻略に使う仕組みや、STARTからいつでも保存できる親切さも特徴です。

笑いの波長さえ合えば、今でもかなり忘れにくい1本になります。

結論:おすすめ度と合う人

なんきんのアドベンチアは、普通のレトロゲームでは少し物足りないという人におすすめしたい変わり種です。

推理や戦闘の完成度を競う作品ではありませんが、絵柄、文章、人物設定まで徹底して妙な方向へ振り切っています。

1980年代のサブカルチャーやナンセンスギャグを面白がれる人ならかなり相性が良いでしょう。

操作は簡単で、難度も極端に高くないため、コマンド式アドベンチャーに慣れていない人でも入りやすいです。

逆に、本格ミステリー、史実どおりの歴史物、シリアスなストーリーを求める人にはおすすめしにくいです。

現行機で気軽に買えないことも、今となっては大きなハードルです。

それでもディスクシステム時代ならではの自由な企画を味わいたいなら、一度は見ておきたい強烈な作品です。

最短で楽しむロードマップ(次にやること)

ゲームを始めたら、まず十字ボタン上下だけでなく左右も押し、コマンド画面を全部確認します。

人物へ会ったら最初は挨拶し、普通の会話や周囲の確認から始めてください。

進まなくなったら、まだ使っていないコマンドと新しく覚えた芸を優先して試すのが近道です。

怪しい選択肢を押す前にはSTARTでセーブします。

すでに読んだ文章はAかBを押し続けて表示を速めれば、やり直しもそれほど苦になりません。

正解だけを長時間考え続けるより、セーブを保険にして2つか3つ実際に試すほうが早く進めます。

最後まで「普通ならこれ」と「このゲームなら変なほうかも」の両方を疑うと、本作らしい展開を楽しみながらエンディングへ近づけます。

次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品

なんきんのアドベンチアが気に入ったら、まず関連の深い謎のマガジンディスク ナゾラーランド第3号をチェックしたいところです。

なんきんはナゾラーランドシリーズのイラストへ関わっており、本作もその流れから生まれた作品に近い立ち位置です。

雑誌のように複数企画を詰め込んだナゾラーランドと、1本のADVへ絞った本作を比べると違いもよく分かります。

同じ関連作ではナゾラーランドスペシャル!!「クイズ王を探せ」も、ディスクシステムらしい企画物として興味深いです。

ナンセンスな歴史パロディ系アドベンチャーが好きなら、同時代の変わり種ADVまで掘ってみるのも面白いでしょう。

まずはザビエルと一緒にジャポネを歩き、ゲーム全体へ染み込んだ独特の「なんきん味」が自分に刺さるか確かめてみてください。


:contentReference[oaicite:0]{index=0}

-ディスクシステム, レトロゲーム紹介
-, , ,