本将棋 内藤九段将棋秘伝とは?【レトロゲームプロフィール】
本将棋 内藤九段将棋秘伝は、ファミコンの画面上でロボット棋士と本将棋を指すテーブルゲームです。盤面の手前には人間、奥にはロボットが座り、駒を動かすたびにそれぞれの手が盤上へ伸びます。先手と後手、平手、飛車落ち、二枚落ち、時間制限の有無を組み合わせた12種類の条件から対局を始められます。
派手な演出や駒の育成はありませんが、相手の狙いを読み、1手ごとに変わる盤面へ対応する将棋本来の緊張を味わえます。初めて遊ぶなら、プレイヤー先手、平手、時間制限なしがおすすめです。Aボタンで駒を選んで移動し、Bボタンを連打するとロボットへ待ったを頼めます。最初は時間を気にせず盤面全体を見ることが上達への近道です。
コンピュータの棋力は現在の将棋ソフトほど高くないため、玉を囲い、飛車や角をただで失わなければ勝機を作れます。一方で、初期の将棋AIらしい独特な応手や定型的な駒運びがあり、その癖を見抜いて作戦を組み立てる面白さがあります。
12種類の設定、駒の動かし方、序盤から終盤までの考え方、待った、15手勝利、中古品の選び方まで、ファミコン版を基準にまとめます。魅力の中心にあるのは、初期のコンピュータ棋士が選ぶ一手を読み解くことです。同じ局面へ違う手を試し、前回より有利な形を作れたときに、本作ならではの手応えが生まれます。
| 発売日 | 1985年8月10日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | コンピュータ将棋、テーブルゲーム |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | ランダムハウス |
| 発売 | セタ |
| 特徴 | 内藤國雄九段監修、12モード、平手、飛車落ち、二枚落ち、時間制限、待った |
| シリーズ | 単発作品として扱われるファミコン将棋ソフト |
| 関連作 | 森田将棋、谷川浩司の将棋指南 |
本将棋 内藤九段将棋秘伝の紹介(概要・ストーリーなど)
本将棋 内藤九段将棋秘伝は、画面奥に座るロボットを相手に、1局の将棋を指す対局専用ソフトです。物語やステージ進行はなく、通常の将棋と同じく相手の玉を詰ませれば勝利となります。
対局前に選ぶのは、先手か後手、平手か駒落ち、時間制限の有無です。設定をよく見ずに始めると、飛車や角がない状態で対局が始まり、序盤から戸惑うことがあります。タイトル画面の条件を最後まで確認してからSTARTを押してください。
発売当時の位置づけ、ロボットを詰ませる目的、12種類のモード、1局の難しさ、どんな人に向く作品なのかを知ると、本作の素朴な面白さが見えてきます。
発売年・対応ハード・ジャンル
本将棋 内藤九段将棋秘伝は、1985年8月10日にセタから発売されました。開発はランダムハウスが担当し、内藤國雄九段が監修しています。当時の定価は4500円で、ファミコンで発売された最初の将棋ソフトとして知られる作品です。
ジャンルはコンピュータ将棋です。遊べる内容は、画面内のロボットと1人で対局する本将棋に絞られています。人間同士の対戦、コンピュータ同士の観戦、詰将棋問題、棋譜保存、段階的なAIレベル選択などは収録されていません。
盤面は手前がプレイヤー側、奥がロボット側です。プレイヤーの手番では人間の手、コンピュータの手番では機械の手が盤上へ伸び、駒を持って升目へ置きます。駒が自動で滑るのではなく、対局相手が実際に指しているように見せる演出です。
メニューは簡潔で、先後、手合割、時間制限を決めればすぐ対局へ入れます。将棋のルールを理解している人なら、長い説明やチュートリアルを挟まず始められます。
実物の将棋盤をファミコンへ移したような設計が特徴です。遊びの幅は狭い一方、将棋だけへ集中できる潔さがあります。
ロボット棋士を詰ませる対局の目的
目的は、通常の将棋と同じく相手の玉を詰ませることです。王手をかけ、玉を動かす、王手駒を取る、別の駒で防ぐといった手段をすべて封じれば勝利となります。反対に、自分の玉を詰まされると負けです。
王手を受けている状態で、王手を解消しない手を指そうとした場合も対局終了となることがあります。ロボットが駒を動かした直後は、攻めを考える前に自玉へ王手がかかっていないかを確認してください。
取った駒は持ち駒になり、自分の手番で空いている升へ打てます。歩、香、桂、銀、角、飛車は敵陣へ入ると成れるため、攻めへ参加させる駒は成って働きを強めます。
ただ目の前の駒を取り続けるだけでは勝てません。金銀を玉の近くへ寄せ、飛車や角が通る線を作り、終盤に使う持ち駒を残す必要があります。
駒の枚数より玉の安全を優先してください。相手玉へ攻め込めていても、自玉へ王手が続けば簡単に逆転されます。序盤で囲い、中盤で駒得を作り、終盤で逃げ道を消す流れが基本です。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
タイトル画面では、先手と後手、平手、飛車落ち、二枚落ち、時間制限の有無を組み合わせた12種類の条件を選べます。飛車落ちでは駒落ち側の飛車を外し、二枚落ちでは飛車と角を外して始めます。駒を落とした側が先手です。
時間制限ありを選ぶと、プレイヤーへ5分の持ち時間が与えられます。5分を使い切った後は、1手ごとに15秒以内で指さなければなりません。盤面で優勢でも、時間切れになれば負けです。
対局中は、盤面のほかに現在の手数、双方の持ち駒、残り時間、王手や勝敗のメッセージが表示されます。ロボットは長く考え込むことが少なく、比較的早く応手を返します。
AIの強さを数値で変える機能はありませんが、駒落ち、先後、時間制限によって難しさを調整できます。ロボット側を二枚落ちにすれば初心者向けになり、自分が二枚落ちで指せば厳しい挑戦になります。
短い待ち時間で何度も指せることが魅力です。同じ序盤を繰り返し、前回失敗した場所へ別の手を試せます。
難易度・1局にかかる時間の目安
将棋を覚えたばかりの人には、やや高い難易度です。駒の動き、成り方、持ち駒、二歩、王手などのルールを、ゲーム内の表示だけで一から覚えるのは簡単ではありません。
一方、基本的な駒組みと簡単な詰みを知っている人なら、現在の将棋ソフトより勝ちやすい相手です。ロボットは同じ局面で似た手を選びやすく、定型的な攻めや短手数の作戦が通ることもあります。
時間制限なしの平手では、1局15~40分ほどが目安です。早い展開なら10分前後で終わり、互いに駒を取り合う長期戦では1時間を超える場合もあります。
時間制限ありではカーソル操作も持ち時間へ影響するため、将棋そのものだけでなく、駒を選んで置く手順へ慣れている必要があります。
最初の3局は時間制限なしがおすすめです。勝利だけを急がず、駒を持つ、戻す、置く、持ち駒を打つ操作へ慣れ、玉を囲った状態で終盤まで進むことを目標にしてください。
本将棋 内藤九段将棋秘伝が刺さる人/刺さらない人
本将棋 内藤九段将棋秘伝が合いやすいのは、初期ファミコンの素朴な将棋AIと戦ってみたい人です。実物の盤や対戦相手を準備しなくても、電源を入れればすぐロボットと1局指せます。
同じ相手へ作戦を繰り返し試すのが好きな人にも向いています。同じ序盤を選ぶと似た応手が返りやすく、前回飛車を取られた場所で歩を打つなど、失敗した手順を修正できます。
駒落ち将棋へ興味がある人にも候補になります。ロボット側を飛車落ちや二枚落ちにして勝ち方を覚え、慣れた後は自分の大駒を外して挑戦できます。
反対に、強いAI、棋譜解析、評価値、詰将棋、オンライン対戦、内藤九段の音声解説を求める人には合いにくいでしょう。人間同士の対局にも対応していません。
好みを分けるのは古いAIの癖を楽しめるかです。最新の最善手を求めるより、ロボットの独特な応手や画面演出を眺めたい人ほど楽しめます。
本将棋 内藤九段将棋秘伝の遊び方
操作に使うのは、十字ボタンとA、Bボタンです。十字ボタンで人間の手を動かし、Aで駒を選び、移動先でもう一度Aを押すと1手が確定します。Bはロボットへ待ったを頼む操作です。
慣れないうちは、移動先を決める前にAを続けて押し、意図しない升へ駒を置いてしまいがちです。Aを1回押すたび盤面を見直すと、入力ミスと時間の浪費を減らせます。
画面の見方、1手を指す流れ、対局開始直後の練習、初心者が困りやすい部分を確認しましょう。
基本操作・画面の見方
十字ボタンで、人間の手を上下左右へ動かします。動かしたい駒の上でAボタンを押すと、その駒を持ちます。移動できる升へカーソルを運び、もう一度Aを押せば指し手が確定します。
取った駒は画面右下の持ち駒置き場へ並びます。持ち駒を打つ場合は、置き場へカーソルを移してAで選び、盤上の空いている升へ運んでもう一度Aを押します。ロボットの持ち駒は画面左側です。
右上の数字は手数で、その下には王手、待った、勝敗などのメッセージが表示されます。時間制限ありでは、プレイヤーの持ち駒の下へ残り時間が出ます。
Bボタンは待ったを求める操作です。SELECTとSTARTは対局中に使わず、一時停止機能もありません。
見る順番は自玉、相手の王手、持ち駒、残り時間です。動かしたい駒だけを見ず、相手の飛車と角が通る縦横や斜めの線も確認してください。
モード選択・駒移動・詰みまでの基本ループ
タイトル画面では、SELECTで対局条件を切り替えます。先手か後手、平手か駒落ち、時間制限の有無を読み、STARTで始めてください。初心者は、プレイヤー先手、平手、時間制限なしが分かりやすい設定です。
自分の番が来たら、最初に相手から王手を受けていないかを確認します。次に動かす駒をAで持ち、移動先へ置きます。ロボットが指し終わるまで待ち、盤面の変化を見て次の手を考えます。
この流れを繰り返し、相手玉を詰ませれば勝利です。対局途中のセーブや棋譜保存はなく、電源を切った後に同じ局面から再開する機能もありません。
攻めたい手が見えても、自玉が詰む状態なら先に受ける必要があります。相手の駒を取る場合は、その駒が別の駒に守られていないかも確認してください。
各手の基本は王手確認、駒損確認、自玉確認です。目の前の駒を取ることより、次の相手の1手へ耐えられる形を残しましょう。
最初の30秒で覚えるカーソルとAボタン
対局が始まったら、十字ボタンで人間の手を動かします。プレイヤー先手なら、中央付近の歩へカーソルを合わせてAを押してください。駒を持ったら、その歩が1升前へ進める位置へ移動し、もう一度Aを押します。これで1手が完了します。
最初の手には7六歩か2六歩が選びやすいでしょう。7六歩なら角の道が開き、2六歩なら飛車先の歩を進められます。ただし、両方を急いで進めると玉の守りが遅れます。
駒を選び間違えた場合は、置く前なら元の升へ戻し、Aを押して置き直します。時間制限なしなら、カーソル操作を急ぐ必要はありません。
ロボットが指した後は、取られた駒と新しく開いた飛車角の線を見ます。相手の歩が1升進んだだけでも、角の通り道が開く場合があります。
開始直後は駒を持つ・戻す・置く練習を優先してください。操作が安定してから、金と銀を玉へ寄せる駒組みへ進みましょう。
初心者がつまずくポイントと対処
起こりやすい失敗は、玉を初期位置へ残したまま中央で戦うことです。飛車や角が盤面を横切る中盤になると、自玉への王手へ対応し続ける形になります。序盤で金銀を寄せ、玉を左右どちらかへ移動してください。
取れる駒をすべて取ろうとするのも危険です。歩を1枚取るため飛車を敵陣へ入れ、角や金へ取られては大きな損になります。交換する前に、取る駒と取られる駒の価値を比べましょう。
持ち駒を盤の隅へ打ち、攻めにも守りにも使えなくなる場面もあります。相手玉の近く、自玉の守り、飛車角の利きを止める位置へ打つ方が効果的です。
王手へ気づかず別の手を選ぶと、そのまま負けになる場合があります。入力を間違えたときや王手を見落としたときは、すぐBを連打して待ったを試してください。
ロボットが指した直後は必ず自玉を見る習慣を付けましょう。その後で取られそうな大駒と自分の攻めを考えます。
本将棋 内藤九段将棋秘伝の攻略法
勝つために重要なのは、難しい定跡を大量に覚えることより、駒損を減らして自玉を安全にすることです。序盤で玉を囲い、中盤では飛車や角をただで取られず、終盤では相手玉の逃げ道を少しずつ減らします。
ロボットの攻めが単調になる局面もあり、一度受け切れば反撃へ移りやすくなります。王手だけを続けて持ち駒を使い切るのではなく、詰みが見えない王手は一度止めることが安定につながります。
序盤、中盤、終盤、手合割、時間管理の順に考え方を整理します。
序盤攻略:玉を囲い大駒を早く動かしすぎない
先手では7六歩か2六歩から始めると、角か飛車を使いやすくなります。ただし、大駒をすぐ敵陣へ出す必要はありません。飛車と角は価値が高く、歩や銀と交換すると大きな駒損になります。
最初は金と銀を玉の近くへ寄せます。玉を盤の中央から離し、左右どちらかへ2~3升動かすだけでも安全性が上がります。
相手が角道を開けた場合は、自分の角や銀で受けられるかを確認します。飛車先の歩が進んできたら、歩を交換した後の飛車の侵入にも注意してください。
序盤で避けたいのは、同じ駒だけを何度も動かすことです。1枚だけ前へ出ると、ほかの駒が初期位置へ残り、自玉の守りも薄くなります。
玉、金、銀を先に働かせるのが安定する進め方です。囲いが完成する前は、歩を1枚取るための無理な攻めを見送りましょう。
中盤攻略:駒得と持ち駒の打ち込みを優先
中盤では駒の取り合いが増えます。取った駒は自分の持ち駒として使えるため、交換した後にどこへ打てるかまで考えてください。飛車を取れるなら多少の歩損は問題ありませんが、歩を取るために角を失う交換は避けます。
ロボットの駒が守られているかは、その駒の周囲を見れば判断できます。相手の金や銀が守る駒へ飛車を当てると、取った直後に取り返される可能性があります。
持ち駒の歩は、相手の飛車先を止めたり、金を動かしたりするのに便利です。銀や桂は相手玉の近くへ打つと逃げ道を狭められます。角は遠くから王手をかけられるため、攻めだけでなく自玉の守りへ残す手も有効です。
駒交換を行う前に、盤上と持ち駒を合わせた双方の戦力を比べます。飛車を取った代わりに金銀を何枚も失う形では、必ずしも有利とは限りません。
中盤の判断基準は取った後に取り返されないかです。1手だけでなく、交換後に残る駒と持ち駒を見てください。
終盤攻略:王手より玉の逃げ道を消す
終盤では、相手玉へ王手をかけ続けたくなります。しかし、簡単に逃げられる王手を重ねると、持ち駒だけが減っていきます。先に金や銀を打ち、玉が逃げられる升を減らしてください。
飛車や角の長い利きを使い、横や斜めの道をふさぐ方法も有効です。最後の王手は、玉を動かす、王手駒を取る、別の駒で防ぐという相手の3つの手段を消してから行います。
自玉への反撃も忘れてはいけません。相手が飛車や角を持っている場合、攻め駒をすべて前へ出すと逆王手を受けます。金を1枚は玉の近くへ残すと安心です。
詰みが見えないときは、相手の持ち駒を確認し、守りへ使える駒を減らします。王手をせずに相手の金を取る手が、次の詰みへつながる場合もあります。
終盤は王手の回数より包囲の広さが重要です。玉を狭い場所へ追い込み、最後に金か飛車で決めましょう。
手合割別の安定戦術(平手・飛車落ち・二枚落ち)
平手では、互いに20枚の駒を持って始めます。最初はプレイヤー先手、時間制限なしを選び、玉を囲ってから攻める形が安定します。
プレイヤーが飛車落ちの場合は、角と金銀を中心に戦います。飛車がない分、中央の歩を進め、銀を敵陣へ送る攻めが必要です。二枚落ちでは飛車と角がないため、大駒による遠距離攻撃を使えません。金銀桂を連結させ、歩を成らせる戦いになります。
初心者が駒落ち将棋を試すなら、先にロボット側を飛車落ちか二枚落ちにしてください。大駒が少ない相手なら、盤面の遠くから攻められる危険が減ります。
駒落ち側が先手になるため、開始順も平手とは異なります。ロボットを二枚落ちにした場合、ロボットが飛車と角を外した状態で先に指します。
最初はロボット二枚落ちで勝ち筋を覚えるのがおすすめです。慣れた後に、自分が飛車や角を落とす上級設定へ進みましょう。
時間制限と待ったで見落としを防ぐ
時間制限ありでは、最初に5分の持ち時間があります。5分を使い切ると、1手につき15秒で指さなければなりません。盤面で優勢でも、時間切れになれば負けです。
序盤の決まった駒組みは早めに指し、考える時間を終盤へ残してください。ロボットが指した直後は、自玉への王手、取られそうな飛車角、自分の攻めの順に確認すると、短い時間でも見落としを減らせます。
入力を間違えた場合は、Bボタンを連打して待ったを求めます。人間側のキャラクターが何度も頭を下げ、認められるとロボットとプレイヤーの直前の手が戻ります。
ただし、待ったを前提に急いで指すと、盤面を読む習慣が付きません。時間制限ありでは待ったの演出中にも余裕が減りやすいため、使う場面を選びます。
待ったは操作ミスと詰みの見落としに限定するのがちょうどよい使い方です。通常の判断ミスはそのまま指し、次の対局で修正しましょう。
本将棋 内藤九段将棋秘伝の裏技・小ネタ
よく知られているのは、Bボタン連打による待ったと、ロボットの定型的な応手を利用した15手勝利です。特殊なコマンドで駒を増やしたり、無敵になったりするゲームではなく、AIの癖と画面演出そのものが小ネタになっています。
短手数勝利は、先後や時間制限が異なると同じ応手になりません。先手・平手・時間制限なしへ条件をそろえる必要があります。
待ったの手順、15手勝利、人間とロボットの演出、長期対局で起こる挙動を確認します。
Bボタン連打で2手前へ戻す待った
対局中にBボタンを押すと、プレイヤーがロボットへ待ったを求めます。そのままBを連打すると、人間側のキャラクターが何度も頭を下げます。
9回ほどお願いが続くと、ロボットが待ったを認める演出へ進みます。ロボットが直前の手を戻し、その後にプレイヤーの手も戻るため、自分が指す前の局面からやり直せます。
駒を置く升を間違えたときや、ロボットの王手を見落としたときに便利です。自分の1手だけでなく相手の応手まで戻るので、別の作戦を選べます。
時間制限ありでは、待ったの演出へ時間を使い、残り時間が少なくなる場合があります。盤面を直せても時間切れになれば負けるため、早めに連打してください。
Bは短く押すのではなく続けて連打するのが手順です。すぐ認められないように見えても、頭を下げる演出が終わるまで押し続けましょう。
15手でロボットへ勝つ定型手順
プレイヤー先手、ロボット後手、平手、時間制限なしの条件では、15手で勝つ有名な手順があります。
指し手は、▲6六歩、△3四歩、▲6五歩、△4四歩、▲9六歩、△9四歩、▲9七角、△4二銀、▲6八飛、△6二玉、▲6四角、△同歩、▲同歩、△7二玉、▲6三歩成までです。
ロボットが定型的に角道を止め、玉を6筋へ寄せる性質を利用します。最後に6三歩成が入り、相手玉を詰ませます。
途中で別の応手が返った場合は、先手と後手、平手と駒落ち、時間制限の設定を見直してください。駒を1升違う場所へ置いても成立しないため、手数表示と盤面を確認しながら進めます。
短手数勝利はロボットの癖を観察する教材としても楽しめます。成功後は、なぜ6筋の守りが薄くなったのかを盤面で確認してみましょう。
人間とロボットの表情・手の演出
盤面の左右には、人間とロボットの姿が表示されています。プレイヤーの手番では人間の手が盤上へ現れ、十字ボタンに合わせて動きます。ロボットの手番になると、機械の手が駒を持って指します。
駒が自動で移動するのではなく、対局相手が本当に手を伸ばしているように見せる演出です。将棋盤だけの画面より、ロボットと向かい合っている感覚が生まれます。
待ったを求めると、人間側が何度も頭を下げます。お願いを続けた後、ロボットが手を戻す様子まで描かれます。勝敗時にも両者の反応が変わり、静かな将棋画面へ少しユーモラスな動きを加えています。
内藤國雄九段本人の姿や音声は登場せず、監修者による解説や助言モードもありません。タイトルの硬い印象に対して、画面のロボットはどこか愛嬌があります。
硬派な将棋とゆるいロボット演出の組み合わせが本作ならではの味です。対局中に音楽を流し続けず、駒音や短い効果音を目立たせた構成も盤面へ集中しやすくなっています。
千日手・打ち歩詰め・1000手超えの注意点
本将棋 内藤九段将棋秘伝は、現在の将棋ソフトと一部のルール処理が異なります。同じ局面を繰り返す千日手は引き分けとして処理されず、同じ手順を続けると対局が終わらないまま手数だけ増える場合があります。
二歩は入力できないようになっています。一方、解析ではプレイヤー側が打ち歩詰めを指せる挙動も確認されています。公式の将棋規則では禁じ手なので、通常の対局では使わない方が自然です。
手数が1000手を超えるような長期戦では、手数表示や駒、人間の色が乱れる小ネタも知られています。通常の対局で1000手へ届くことはほとんどありません。
千日手になりそうな場合は、別の駒を動かして局面を変えます。勝敗を競う対局では、古いソフトの判定ではなく現在の将棋規則を優先した方が分かりやすいでしょう。
ルール練習では現代の将棋規則を優先してください。古いソフト特有の挙動は、通常の勝負とは分けた検証用の遊びとして扱いましょう。
本将棋 内藤九段将棋秘伝の良い点
本将棋 内藤九段将棋秘伝の魅力は、ファミコン1本で手軽に本将棋を指せることです。将棋盤、駒、対戦相手を用意しなくても、電源を入れればすぐにロボットとの1局が始まります。
画面は素朴ですが、盤面、双方の持ち駒、手数、時間が1画面へ収まっています。ロボットの思考も比較的早く、長い待ち時間は少なめです。余計な要素を入れず将棋へ集中できる潔さがあります。
対局条件の変化、手と表情の演出、同じ相手へ繰り返し挑むやり込みを見ていきます。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
対局条件はタイトル画面だけで選べます。先後、時間制限、平手、飛車落ち、二枚落ちを組み合わせた12モードがあり、複雑な設定画面を開く必要はありません。
AIの強さを数値で変える機能はありませんが、駒落ちによって有利と不利を調整できます。初心者はロボットを二枚落ちにし、慣れた人は自分の飛車や角を外して挑戦できます。
ロボットの指し手は比較的早く、長考で対局が止まりにくい作りです。同じ局面では似た応手になりやすいため、作戦の修正も行えます。
前回は飛車を取られた場所へ歩を打つ、玉を早めに囲うなど、1手ずつ改善できます。待った機能もあるので、操作ミスだけで1局が終わりにくくなっています。
負けた局面をすぐ試し直せることが、繰り返し遊びやすさにつながります。ロボットの癖を覚えるほど、勝ち筋が見えやすくなります。
演出・音楽・グラフィックの魅力
盤面は斜め上から見た形で描かれ、手前と奥の駒を区別できます。歩、香、桂、銀、金、角、飛、玉の文字も読み取れる大きさです。
取った駒は左右の専用場所へ並び、相手がどの持ち駒を持っているかも確認できます。盤面を広く使いながら、対局に必要な情報を1画面へまとめています。
人間の手とロボットの手が駒を動かす演出は、本作を象徴する部分です。待ったの際に人間が何度も頭を下げる姿も、真剣な将棋へユーモアを加えています。
対局中は派手な音楽を流し続けず、駒を置く音やメッセージの効果音が中心です。長い1局でも同じ曲を聞き続けずに済み、盤面へ集中しやすくなっています。
小さな手の動きで対局相手を感じられることが、グラフィック面の大きな魅力です。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
収集物や物語の周回はありませんが、対局条件を変えた挑戦があります。先手で勝てたら後手、平手で勝てたら自分の飛車落ちへ進み、最後は二枚落ちでロボットへ挑む形です。
時間制限なしで盤面を読んだ後、持ち時間5分の早指しにも挑戦できます。同じ相手なので、自分の上達が結果へ表れやすいところも魅力です。
以前は取られていた飛車を残せた、詰みまでの手数が短くなった、待ったを使わず勝てたなど、細かな成長を比べられます。手数表示があるため、前回の記録を紙へ残すことも可能です。
有名な15手勝利を再現した後、自分の作戦でさらに短い手数や違う詰み方を目指す遊びもできます。
やり込みの中心は不利な条件で勝つことです。二枚落ち、後手、時間制限ありを組み合わせれば、同じAIでも厳しい勝負になります。
本将棋 内藤九段将棋秘伝の悪い点
現在遊ぶと気になるのは、対人戦、AIレベル選択、棋譜保存がないことです。遊べるのはロボットとの対局だけで、内藤九段による解説や詰将棋も収録されていません。
将棋を知らない人への説明も少なく、駒の動きや成り方は別に覚える必要があります。入門用教材より対局盤に近い内容と考えた方が実態に合っています。
操作の不便さ、AIの癖、現在の将棋ソフトと比べて物足りない部分を確認しましょう。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
対局途中の保存には対応していません。電源を切れば盤面は消え、同じ局面から再開できません。長期戦になりそうな場合は、1局を最後まで指せる時間を確保する必要があります。
棋譜を自動で保存する機能もないため、指し手を残したい場合は紙へ書きます。ゲーム中の一時停止もなく、STARTを押して対局を止めることはできません。時間制限ありでは、席を離れている間にも時計が進みます。
成りや持ち駒の操作も、現在の将棋ソフトほど細かな案内がありません。盤面を回転させる設定や、駒の文字を変更する機能もありません。
カーソルは十字ボタンで動かすため、入力が重いコントローラーでは駒選択に時間がかかります。反対に入力が入りすぎると、狙った升を通り過ぎます。
1局を続けて指せる時間と操作環境が必要です。短く遊びたい日は、ロボットを二枚落ちにし、早い決着を狙うと負担を減らせます。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
ロボットは、現在の強い将棋AIとは異なる判断をします。大きな駒を守らず動かしたり、同じ序盤へ似た応手を返したりする場面があります。強い相手を期待すると物足りませんが、初心者が勝つ機会は作りやすい相手です。
反対に、将棋を始めたばかりだと、ゲーム内の説明が少なく難しく感じます。駒の動き、成り、持ち駒、二歩、王手を事前に知る必要があります。
王手を見落として別の手を選ぶと、そのまま負けになる点も厳しめです。ロボットの手が終わったら、必ず自玉と相手の飛車角を確認してください。
入力ミスや王手の見落としには、Bボタンの待ったを利用できます。最初から待ったなしへこだわらず、盤面の見方を覚えるために活用しましょう。
慣れるまでは待ったを使って盤面を覚えるのがおすすめです。安定して勝てるようになった後、待ったなしへ切り替えてください。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在の将棋ゲームでは、複数のAIレベル、オンライン対戦、棋譜解析、定跡表示、詰将棋などが一般的です。本将棋 内藤九段将棋秘伝には、それらの補助機能がありません。
内藤國雄九段の名前を冠していますが、本人の映像や音声による指導はなく、対局後に悪手を教える機能もありません。
ロボットの棋力も低く、将棋経験者なら短い手順で勝てる場合があります。2人用がないため、家族や友人と1台で対戦したい人にも向きません。
一方、初期のコンピュータ将棋を体験する資料としては価値があります。現在のAIと比べることで、将棋ソフトがどれほど進化したかも実感できます。
便利さより1985年のAIを楽しむ作品と考えると魅力が見えてきます。最新ソフトの代わりではなく、将棋ゲーム史を知る1本として遊ぶのが合っています。
本将棋 内藤九段将棋秘伝を遊ぶには?
2026年7月20日時点では、ファミコン版を現行機向けに新規購入できる公式配信は確認できません。当時の盤面やロボット演出、Bボタンの待ったを楽しむなら、中古カセットと対応本体が中心です。
裸カセットは比較的安価ですが、箱や説明書が付くと状態によって価格が上がります。遊ぶことが目的なら動作確認済みを優先してください。
現在の入手環境、実機に必要な物、中古品の見方、快適に対局するための設定を確認します。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年7月20日に確認した範囲では、ファミコン版の本将棋 内藤九段将棋秘伝を現行機へ新しく購入できる公式商品は見つかりませんでした。
Nintendo Switch Onlineのファミリーコンピュータ Nintendo Classicsにも、同日時点では収録を確認できません。そのため、同じ盤面、ロボットの演出、Bボタンの待ったを楽しむなら中古実機が分かりやすい選択です。
現在の将棋ソフトには、より強いAIやオンライン対戦があります。ただし、ロボットの定型手順、15手勝利、何度も頭を下げる待ったの演出は本作固有の内容です。別の将棋ゲームでは同じ手順を再現できません。
復刻や配信の状況は今後変わる可能性があります。商品名が似た将棋ソフトも多いため、セタ発売のファミコン用カセットかを確認してください。
購入する日に公式サービスの一覧を再確認し、配信版が追加されていないかも調べましょう。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶには、ファミリーコンピュータ本体、ACアダプター、コントローラー、映像接続機器、本将棋 内藤九段将棋秘伝の純正カセットが必要です。専用の将棋盤や周辺機器は使いません。
通常プレイはコントローラーIだけで進められます。Aボタンは駒の選択と決定へ何度も使い、Bボタンは待ったで連打するため、両方とも反応がよい状態が理想です。
初代ファミリーコンピュータはRF接続が中心です。現在のテレビではRF入力やアナログ受信に対応していない場合があります。ニューファミコンならAV出力を使えますが、中古品にはケーブルや電源が付かないこともあります。
十字ボタンの入力が重いと、時間制限ありの対局でカーソル移動へ時間を取られます。反対に二重入力が起こると、狙った升を通り過ぎます。
中古本体では十字ボタンとAの二重入力を確認してください。カーソルを1升ずつ正確に動かせる本体が安心です。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年7月20日に確認した成約例では、裸カセットが23円、56円、98円、100円、120円、150円、300円などで売れています。送料がカセット価格を上回る場合もあり、複数ソフトとの同梱で買われることが多い価格帯です。
箱と説明書付きでは587円の例があり、状態のよい入門編表記の品では2800円の成約も確認できます。付属品の有無、箱の傷み、ラベルの状態、入札人数によって差が出ます。
販売中の希望価格だけでなく、売却済みの同条件を比べてください。裸カセットと箱説明書付き、単品とセット品を同じ相場として扱わないことが大切です。
カセットでは、端子のさび、ケースの割れ、前面ラベルの汚れ、名前の書き込みを確認します。動作確認済みでも、タイトル画面だけか、対局開始とA、B操作まで試したかで安心度が違います。
遊ぶだけなら裸カセット100~500円前後を目安にし、送料と返品条件を含む総額で判断しましょう。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
実機には途中保存がないため、時間制限なしでも1局を終えられる時間を空けます。長期戦になった場合に備え、盤面を撮影して休憩位置を記録する方法もありますが、電源を切ればゲーム内の対局は消えます。
液晶テレビではゲームモードを選び、倍速処理、映像補正、ノイズ低減を切ってください。入力遅延が大きいと、カーソルを1升だけ動かしたつもりでも通り過ぎるように感じる場合があります。
画面の明るさは、成り駒と通常駒、持ち駒の文字を読み分けられる状態へ合わせます。時間制限ありでは、駒を選ぶ前に移動先を決めておくと、カーソル操作で持ち時間を失いにくくなります。
序盤の駒組みを1つ決めておけば、最初の数手を早めに指し、考える時間を中盤以降へ残せます。
快適さの優先順位は十字ボタン、入力遅延、文字の見やすさです。最新の将棋ソフトと交互に遊び、指した手を後から検討する方法も楽しめます。
本将棋 内藤九段将棋秘伝のQ&A
AとBの役割、コンピュータの強さ、2人対戦の有無、時間制限と待ったの仕組みをまとめます。購入前に特に確認したいのは、本作が1人用専用であることです。
家族と交代でロボットへ挑む遊び方はできますが、人間同士の対局モードはありません。対局条件とプレイ人数を先に確認すれば、購入後の食い違いを防げます。
回答は日本のファミリーコンピュータ版を基準にしています。
AボタンとBボタンは何が違いますか?
Aボタンは、将棋の駒を動かすために使います。動かしたい駒へカーソルを合わせてAを押すと駒を持ち、移動先でもう一度Aを押せば、その升へ置いて手が確定します。
持ち駒を打つ場合も、持ち駒置き場でAを押し、盤上の空いた升へ運んでもう一度Aを押します。駒の選択、移動、持ち駒の打ち込みは、すべてAボタンです。
Bボタンは、ロボットへ待ったを求める操作です。1回押しただけではすぐ手が戻らず、続けて連打する必要があります。人間が何度も頭を下げた後、認められるとロボットとプレイヤーの直前の手が戻ります。
SELECTはタイトル画面のモード選択、STARTは対局開始へ使います。対局中の一時停止には対応していません。
Aは指し手、Bは指し直しと覚えると迷いません。
コンピュータの難易度は変更できますか?
コンピュータの強さを数値や段級位で変更する機能はありません。ロボットの思考は、どのモードでも同じ仕組みです。
難しさを変える場合は、手合割、先後、時間制限を調整します。始めやすい条件は、ロボット側を二枚落ちにし、時間制限を外す設定です。
駒落ち側が先手なので、ロボットを二枚落ちにすると、飛車と角を外したロボットが先に指します。大駒が少ない相手なら、盤面の遠くから攻められる危険が減ります。
平手へ慣れた後は、自分を飛車落ちや二枚落ちにすると難しくなります。時間制限ありも、操作へ慣れていない人には大きな負担です。
強さ設定の代わりに駒と時間で調整する作りです。ロボットへ簡単に勝てるようになったら、後手、平手、待ったなしへ条件を厳しくしましょう。
2人で対戦できますか?
本将棋 内藤九段将棋秘伝は1人用です。人間同士で同じ盤面を使う対戦モードは収録されておらず、コントローラーIIを使って2人目が参加する形式もありません。
タイトル画面で選べる12種類の条件は、すべて人間対ロボットです。先手と後手を変更しても、対局相手はコンピュータのままです。
家族や友人と遊ぶ場合は、1局ずつ交代してロボットへ挑む方法があります。同じ条件を選び、勝敗、手数、残り時間を比べれば対戦風に楽しめます。
片方が指し手を考え、もう片方がカーソルを操作する相談将棋も可能です。ただし、正式な人間同士の対局にはなりません。
正式な2人対局には別の将棋ソフトか実物盤が必要です。中古購入時は、パッケージの1人用表記を確認してください。
時間制限と待ったはどのような仕組みですか?
時間制限ありを選ぶと、プレイヤーへ5分の持ち時間が与えられます。自分の手番中に時計が減り、5分を使い切ると、1手ごとに15秒の考慮時間となります。
15秒以内に指せなければ時間切れで負けです。ロボット側の思考時間を同じ5分から減らす方式ではありません。時間制限なしなら、盤面をゆっくり考えられます。
待ったは、Bボタンを連打してロボットへお願いする機能です。認められると、ロボットの直前の手と自分の手が戻り、自分の番から指し直せます。
時間制限ありでは、待ったの演出中にも余裕を失いやすいため注意してください。入力ミスへ気づいたら、すぐ連打を始めます。
初心者は時間なし・待ったありで始めるのがおすすめです。操作へ慣れたら、5分、待ったなしへ条件を厳しくしましょう。
本将棋 内藤九段将棋秘伝のまとめ
本将棋 内藤九段将棋秘伝は、人間の手をカーソルで動かし、ロボット棋士と本将棋を指すファミコン初期の対局ソフトです。先後、平手、飛車落ち、二枚落ち、時間制限の有無を組み合わせた12種類の条件で遊べます。
Aは駒の選択と決定、Bは待ったです。勝つためには、序盤で玉を囲い、飛車と角をただで失わず、終盤に金銀や大駒で相手玉の逃げ道を消します。最初は先手・平手・時間制限なしで始めてください。
現在は中古実機が中心ですが、裸カセットは比較的安価です。1985年のコンピュータ棋士がどのような手を選ぶのか、盤面を眺めながら1局試してみましょう。
結論:おすすめ度と合う人
初期ファミコン、将棋ゲームの歴史、古いコンピュータAIが好きな人にはおすすめ度が高めです。実物の対戦相手がいなくても、電源を入れればすぐロボットと指せます。
駒落ちと先後を変え、自分に合う条件を作れる点も便利です。待ったがあるため、操作ミスだけで対局を終えずに済みます。
一方、強いAI、オンライン対戦、棋譜解析、詰将棋、内藤九段の音声解説を求める人には合いません。将棋のルールを最初から教える内容でもなく、駒の動きは別に覚える必要があります。
最新の将棋ソフトと同じ便利さを期待するのではなく、初期のコンピュータ棋士へ作戦を試す作品として向き合うと楽しめます。
特におすすめしたいのはロボットの癖を攻略したい人です。同じ局面へ違う手を試し、前回より短い手数で詰ませたときに、本作の面白さが伝わります。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
タイトル画面では、プレイヤー先手、平手、時間制限なしを選びます。最初の手は7六歩か2六歩にし、Aボタンで駒を選び、移動先へ置く操作へ慣れてください。
次に金と銀を玉へ寄せ、玉を中央へ残さない形を作ります。ロボットの飛車や角が動いたら、その線へ自分の玉や大駒が入っていないかを確認します。
中盤では、歩を取るために飛車や角を失わず、交換後の持ち駒を相手玉の近くへ打ちます。終盤は王手を連発せず、金銀や飛車で逃げ道を減らしてください。
入力を間違えたときだけBを連打し、待ったを使います。1勝できたら、ロボット二枚落ち、後手、時間制限ありの順に条件を変えます。
進めやすい流れは操作、囲い、駒得、包囲の4段階です。最後に15手勝利の手順を再現し、ロボットの応手を観察しましょう。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
より強いファミコン将棋へ進みたいなら、森田将棋がおすすめです。同じセタから発売され、バッテリーバックアップや対人対局へ対応しています。
棋士の解説や問題を含む将棋ソフトなら、谷川浩司の将棋指南が候補です。詰将棋や対局を通じ、盤面の読み方を広げられます。
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