ファミリーマージャンⅡ 上海への道とは?【レトロゲームプロフィール】
ファミリーマージャンⅡ 上海への道は、CPUとの2人打ち麻雀に、世界旅行やクイズ、グランプリまで詰め込んだファミコン用テーブルゲームです。
普通に雀士と向かい合う実戦麻雀だけでなく、世界各地を飛び回って4つの秘宝を探したり、12都市を転戦して大会優勝を狙ったりと、思った以上にやることが多い1本です。
前作のファミリーマージャンが「麻雀を覚える」方向に寄っていたのに対し、こちらは覚えた麻雀を使って遊ぶ作品へぐっと舵を切っています。
初めて触るなら、まず実戦麻雀で弱めの相手を選び、ツモや捨牌の操作に慣れておくとあとがかなり楽です。
そのうえで世界一周へ進むと、「麻雀なのに飛行機代を気にしている」という本作ならではの妙な面白さが見えてきます。
気を付けたいのは、一般的な麻雀とは得点処理などに違いがあることです。
さらに世界一周では得点がそのまま所持金を兼ねているため、調子に乗って減らしすぎると次の土地へ飛べません。
この独自ルールと旅の資金繰りさえ頭に入れておけば、最初の戸惑いはだいぶ減ります。
3つのモードの違いから基本操作、秘宝探し、グランプリ攻略、中古で遊ぶ方法まで順に見ていきましょう。
| 発売日 | 1988年11月25日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | テーブルゲーム(麻雀) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | 日本物産 |
| 発売 | ナムコ |
| 特徴 | 2人打ち麻雀、実戦麻雀、世界一周クイズDE麻雀、麻雀グランプリ、ローカル役、クイズ、パスワード |
| シリーズ | ファミリーマージャンシリーズ |
| 関連作 | ファミリーマージャン、ナムコット麻雀III マージャン天国 |
ファミリーマージャンⅡ 上海への道の紹介(概要・ストーリーなど)
ファミリーマージャンⅡ 上海への道は、同じCPU相手に麻雀を打ち続けるだけの続編ではありません。
普通の対局に加えて秘宝探しの世界旅行や、各地を転戦するグランプリまで用意され、麻雀を土台にしながら遊び方を大きく広げています。
タイトルだけを見ると上海を目指すゲームのように思えますが、実際には東京を起点に各国を巡り、さらに少し変わった場所まで足を伸ばします。
「麻雀+世界旅行」という妙な組み合わせこそ、この作品を覚えやすくしている部分です。
まずは3つのモードと、本作の基本となる2人打ち麻雀の特徴から押さえておきましょう。
発売年・対応ハード・ジャンル
ファミリーマージャンⅡ 上海への道が発売されたのは1988年11月25日で、発売元はナムコです。
対応ハードはファミリーコンピュータ、定価は4,900円でした。
開発を担当したのは、麻雀ゲームを数多く手掛けてきた日本物産です。
前作のファミリーマージャンも同社の開発で、2人打ちを軸にした作りや操作感にはつながりがあります。
とはいえ、遊んでみると前作とはかなり雰囲気が違います。
前作は牌の名前や役、得点計算まで学べる麻雀入門ソフトらしさが強かったのに対し、本作は最初から「麻雀を使って何を遊ばせるか」に重心が置かれています。
クイズを解きながら世界を巡ったり、所持金やステータス、アイテムまで気にしながら大会を進んだりするため、ところどころRPGやボードゲームのような感触もあります。
プレイ人数は1人で、友人とコントローラーを持ち替えて対戦するタイプではありません。
CPU相手にじっくり腰を据えて遊ぶ麻雀ゲームです。
3つのモードと世界一周の目的
遊べるモードは「実戦麻雀」「世界一周クイズDE麻雀」「麻雀グランプリ」の3つです。
実戦麻雀は6人のCPU雀士から1人を選び、その相手と2人打ちで勝負するシンプルな内容です。
ちょっと1局だけ遊びたいときは、ここがいちばん手軽です。
一方の世界一周クイズDE麻雀では、盗まれて世界各地へ散った4つの「大亜一筒」を探して旅に出ます。
飛行機で都市を移動し、麻雀を打ち、そのあと3択クイズに答えるという、普通の麻雀ゲームではまず見ない流れです。
4つすべてを集めて東京へ帰れば世界一周はゴールになります。
麻雀グランプリでは7人の雀士を相手にしながら、世界12都市を転戦します。
こちらで気にするのは点数だけではなく、お金、雀力、運、スタミナ、さらに所持アイテムまであります。
大会で優勝すると最後に麻雀老君との決戦が待っており、そこを勝ち切ればエンディングです。
同じ2人打ちでも遊ぶ目的がかなり違うので、モードを変えたときに気分まで切り替わるのが面白いところです。
2人打ち麻雀と独自ルール(何が面白い?)
麻雀部分はすべてCPUとの2人打ちで進みます。
牌をツモって不要牌を捨て、必要ならリーチやポン、チー、カンを使いながら和了を狙う基本の流れは、普段の麻雀と大きく変わりません。
ところが点数を見始めると、「あれ、思っていた計算と違うぞ」となることがあります。
本作では親と子による得点差がなく、和了時の点数も子の扱いを基準にするなど、ゲーム独自の処理が入っているためです。
流局時のノーテン罰符も、一般的な4人打ちと同じ感覚ではありません。
さらに黒一色、紅一色、百万石、セブンアップ、南北戦争といった珍しいローカル役まで採用されています。
普段の競技麻雀ではお目にかかりにくい役を狙えるので、役作りはなかなかに派手です。
現代の麻雀ゲームに慣れているほど点数処理に違和感が出やすいものの、そこを間違いと考えるより「ファミコン向けに味付けされた2人麻雀」と受け取るほうがしっくりきます。
ちょっとクセのあるルールまで含めて楽しむ作品です。
難易度・1局と長編モードの長さ
実戦麻雀だけなら、相手を決めて1局ずつ遊べるので、短い時間でも手を出しやすいです。
対戦相手にも強さの差があり、弱いバニーから高い和了率を持つ麻雀老君まで用意されています。
まず操作を確かめたいだけなら、いきなり苦しい勝負をする必要はありません。
問題は世界一周と麻雀グランプリで、こちらは腰を据えて遊ぶ長さがあります。
世界一周は4つの大亜一筒を追って各地を行き来するため、麻雀だけを連戦するよりどうしても時間がかかります。
東京へ戻ればパスワードを受け取れるものの、遊んでいる場所で好きなときに中断できるわけではありません。
麻雀グランプリはさらに長く、7人との勝負を12都市で繰り返します。
しかも途中から再開する仕組みがないので、「少しだけ進めて今日は終わり」がやりにくいモードです。
軽く遊ぶ日は実戦麻雀、時間のある日は世界一周やグランプリと分けると付き合いやすくなります。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道が刺さる人/刺さらない人
ファミリーマージャンⅡ 上海への道がハマりやすいのは、ただCPUと麻雀を打つだけでは少し物足りない人です。
麻雀をしながら世界を飛び回り、クイズに答え、ときには所持金やアイテムまで気にするので、対局の外側にも遊びがあります。
変わったローカル役を作ってみたい人にも相性がいいでしょう。
前作を知っているなら、入門ソフトだったシリーズが急に冒険色を強めた変化も楽しめます。
その反対に、麻雀をまったく知らない状態で飛び込むと少し置いていかれやすいです。
初心者向けの補助機能は残っているものの、作品全体は前作より経験者を意識しています。
4人打ちの競技ルールを忠実に再現したゲームが欲しい人にも、少し方向が違います。
さらに1人専用なので、家族や友人と同じ画面で対戦したい人には向きません。
麻雀のルールを土台にしつつ、ファミコンらしい妙な広がりを楽しみたい人ほど面白さを拾いやすい作品です。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道の遊び方
最初に覚えたいのは難しい役ではなく、ツモった牌を見て1枚捨てる操作です。
Aボタンを中心に牌を選び、必要になったら十字ボタンでリーチ、ポン、チー、カンを入力します。
いきなり世界一周へ飛び出すより、実戦麻雀や初心者向けの練習で数局触っておくと操作で迷いにくくなります。
2人打ちなので自分のツモ番がすぐ戻ってきて、4人麻雀より牌を切るテンポは速めです。
最初は画面のどこを見るかを覚えながら、1手ずつ進めていけば十分です。
基本操作・画面の見方
対局画面では、自分の手牌が画面下に横一列で並びます。
ツモったあと、Aボタンで捨てたい牌を決定するのが基本操作です。
和了できる場面ではBボタンを使います。
リーチは十字ボタン上、ポンは右、チーは左、カンは下という割り当てです。
最初のうちは配牌が出たら、同じ種類の牌が何枚あるか、数字がつながりそうな場所がどこかを眺めるだけでも構いません。
ツモったら「これは要らなそうだな」と思う牌へカーソルを動かし、Aで捨てます。
いきなり全部の鳴きを使いこなそうとするより、まずは1枚引いて1枚切る感覚を手に覚えさせたほうが楽です。
画面には相手と自分の捨牌も並ぶため、慣れてきたら「相手はこの色を切っているな」と少しずつ見る場所を増やします。
リーチできる場面でも勢いで押さず、何を待っているのか一度確認してから宣言すると、うっかりミスを減らせます。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
1局で繰り返すのは、配牌を受け取り、1枚ツモり、その代わりに不要な1枚を捨てることです。
そうしながら手牌を4組と雀頭の形へ近づけ、役を付けて和了を狙います。
相手の捨牌に欲しい牌が出れば、チーやポンを使う場面も出てきます。
テンパイして条件がそろえばリーチをかけ、あとはツモかロンを待つ流れです。
麻雀そのものは共通ですが、面白いのは和了したあとの景色がモードごとに変わるところです。
実戦麻雀なら、そのまま次の局へ進みます。
世界一周では対局後にクイズが始まり、終われば飛行機で別の場所へ移動します。
麻雀グランプリでは1局ごとに相手を替えながら7人と戦い、ひと通り対局すると次の都市へ向かいます。
麻雀部分の操作さえ実戦麻雀で覚えてしまえば、長編モードに入ってからボタンで慌てることは少なくなります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
初プレイでいきなり麻雀老君に挑むと、操作を覚える前にボコボコにされかねません。
まずは実戦麻雀でバニーなど弱めの相手を選び、数局打ってみるのがおすすめです。
ツモ、捨牌、リーチ、ロンの流れが指に馴染めば、それだけでもだいぶ落ち着いて遊べます。
麻雀そのものに自信がないなら、LESSON 3の補助も便利です。
相手の手牌を見たり、どの牌を捨てるかコンピューターに教えてもらったりできます。
最初のうちは鳴かずにリーチを狙うくらいでも、手牌の形を覚える練習になります。
同じ牌3枚、あるいは連続する数字3枚を作る感覚をつかめてきたら、世界一周クイズDE麻雀へ進んでみましょう。
こちらでは勝ち負けだけでなく、次の土地へ移動できるだけの得点を残す必要も出てきます。
普通の対局で少し慣れてから旅に出たほうが、「開始早々、飛行機代が足りない」という展開を避けやすくなります。
初心者がつまずくポイントと対処
麻雀経験がある人ほど引っかかりやすいのが、「いつもの4人麻雀と同じだろう」と考えてしまうことです。
本作は2人打ちで、親と子による点数差などにも独自の処理があります。
ノーテン罰符の扱いも、普段の麻雀そのままではありません。
知っている計算と画面に出る数字が合わず、「何でこの点数?」となることがあります。
ここはこのゲームだけの麻雀ルールとして切り分けたほうが気楽です。
もう1つありがちなのが、役を考えず形だけ完成させようとしてしまうことです。
和了には役が必要なので、迷ったら門前で手を進め、リーチを狙うと分かりやすくなります。
LESSON 3には手牌公開や捨牌指導があるため、何を残したらいいのか分からないときは遠慮なく頼って構いません。
世界一周で資金を減らしながら覚えるより、練習で何局か打ってから出発したほうが気持ちよく旅を始められます。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道の攻略法
本作は、麻雀で勝てばそれだけで全部うまくいくゲームではありません。
実戦麻雀なら相手の強さ、世界一周なら飛行機代、グランプリなら所持金やステータスまで見る必要があります。
とくに世界一周では、点数がそのまま旅費なので勝負しすぎて財布まで空にしないことが大切です。
グランプリでも移動資金をなくせば、それまで調子よく勝っていても先へ進めません。
麻雀の手だけでなく、その先の移動まで考えて打つと長編モードがぐっと安定してきます。
実戦麻雀攻略:バニーから操作と牌効率を覚える
実戦麻雀では、6人のCPU雀士から好きな相手を選んで対局できます。
まだ操作に慣れていないなら、まずは最弱クラスのバニーから始めるのが無難です。
和了されても小さい役が中心なので、こちらも「この牌を残したらどうなるか」と試しながら打つ余裕があります。
慣れてきたらTACO、女子大生、女教師と少しずつ相手を変えてみましょう。
やみの龍は手が速く、麻雀老君は高い和了率を持つため、同じ感覚で打っていると急に苦しくなります。
最初に意識したいのは手を広く使える牌を残すことです。
孤立した1や9、使いにくい字牌を整理し、2~8の数字がつながっている場所を残すだけでもテンパイへ近づきやすくなります。
大物手を夢見て何局も手を崩すより、リーチやタンヤオなど作りやすい役で先に和了するほうが、ゲームのテンポにも合っています。
相手の捨牌を見る余裕が出てきたころに強い雀士へ進めば、無理なく腕を上げられます。
世界一周攻略:得点を移動費として残す
世界一周クイズDE麻雀は、10,000点を持った状態からスタートします。
ここでややこしくも面白いのが、その点数が旅の財布まで兼ねていることです。
対局を終えて別の土地へ飛ぶには飛行機代が必要で、点数を使い切ればそこで旅は続けられなくなります。
大きな役を狙うことよりも、まず次の移動分を残しておく意識が必要です。
配牌が悪い局で無理に押し続けると、大きく点を失ったあと「行きたい場所は分かっているのに飛べない」ということも起こります。
手が良ければ攻め、厳しそうなら大きな放銃を避けるという切り替えも大事です。
対局後には3択クイズがあり、正解すれば直前の和了点に応じた点数を受け取れます。
最大10,000点まで入るため、麻雀で少し減らしてもクイズで盛り返せるのが救いです。
各地へ着いたときのメッセージには大亜一筒の手掛かりも混ざるので、対局画面だけでなく文章もしっかり見ておきましょう。
世界一周攻略:4つの大亜一筒を集めて東京へ戻る
世界一周で追いかけるのは、各地へ散らばった4つの大亜一筒です。
確認できる入手場所はエベレスト、ホノルル、ショウワキチ、ムーンベースとなっています。
ただ場所を知っているだけで一直線に回収できるわけではないのが、このモードの少し意地悪なところです。
エベレストへ進む前にはシンガポール、ホノルルへ進む前にはロサンゼルスで情報を得る流れが必要になります。
つまり、先に話を聞いてから目的地へ向かうのが基本です。
何となく世界地図を飛び回っていると、そのたびに飛行機代が消えていきます。
「ここへ行く理由がある」と分かっている場所から優先して回るほうが、資金を無駄にしません。
4つを集めた時点でも旅は終わらず、最後に東京へ戻ってようやくクリアです。
東京では続きから再開するためのパスワードも受け取れるので、長く遊んでいるときは資金に余裕のあるうちに一度戻る判断も役立ちます。
麻雀グランプリ攻略:7人×12都市を安定して勝ち抜く
麻雀グランプリでは、目の前の1局だけを見るより大会全体を眺めて打つ必要があります。
1つの都市で7人の対戦相手と1局ずつ戦い、全員との対局を終えると次の開催地へ移動します。
これを世界12都市で繰り返し、最後に総合優勝を狙う長丁場です。
対局前にはアイテムを売買したり、勝敗にお金を賭ける「さしうま」を選んだりもできます。
ここで気前よく賭け続けると、麻雀では勝っているのに旅費がないという笑えない状況になりかねません。
グランプリは得点と所持金が別管理なので、点棒が増えていても財布が空なら先へ進めないからです。
まず次の都市まで動けるお金を確保し、その残りで勝負するくらいが扱いやすいです。
最終結果で優勝すると、麻雀老君との半荘勝負へ進みます。
そこまでかなり長いので、最初から大役一本に絞るより、小さな和了でも拾いながら順位を落とさない打ち方が効いてきます。
グランプリの資金・航空券・スタミナ管理
グランプリを遊んでいると、だんだん「麻雀より持ち物のほうが気になるな」と感じる場面が出てきます。
雀力、運、スタミナというステータスがあり、どれかがマイナスになると配牌やツモに悪影響が出るためです。
なかでもスタミナは対局するたびに減っていくので、12都市を回る長丁場では無視できません。
アイテムは4つまで持てます。
航空券を持っていれば移動費なしで次の都市へ行けるため、旅を続ける保険として頼りになります。
薬はスタミナ低下への備え、お守りは運への悪影響を防ぐために使えます。
保険証は所持金を失う事故への対策です。
ただし、念のためと保険系アイテムばかり抱えると4枠がすぐ埋まります。
現金で次の移動費を十分払えるなら、状況によっては1枠空ける判断も必要です。
7人との対局を終えたあとに通るアミダの街ではイベントも起こるので、所持金も状態もギリギリにしないほうが安心できます。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道の裏技・小ネタ
ファミリーマージャンⅡ 上海への道は、派手なバグ技を探さなくても、ゲーム内に用意された仕組みを知っているだけでかなり遊びやすくなります。
時間制限が気になる対局ではポーズ、世界一周ではクイズ、流局時にはラストチャンスが助けになります。
LESSON 3には麻雀初心者向けの補助機能も残されています。
ファミコンのゲームは何かと突き放してくる印象がありますが、本作は意外と使える救済策をきちんと持っている作品です。
慣れるまでは使えるものを遠慮なく使ってしまいましょう。
師匠戦はポーズ中に考えて時間切れを防ぐ
実戦麻雀は、選んだ相手によって打ち方も強さも変わります。
相手が強くなるほど、こちらも捨牌を決めるまで少し考えたくなります。
攻略資料では最強クラスの相手との対局に制限時間が設けられる一方、ポーズ中なら時間を気にせず考えられるとされています。
手牌を見て頭がこんがらがったら、いったん止めて牌を整理してしまうのも立派な攻略です。
完成している面子、あと1枚で完成する形、単独で浮いている牌に分けて見ると、切る候補がかなり絞れます。
そのあと「何を引けばテンパイへ近づくか」を考えてから再開すれば、時間に追われて変な牌を切るよりずっと安全です。
終盤で相手の当たり牌を警戒するときも、捨牌をゆっくり見直せるのは助かります。
反射神経を競うゲームではないので、強敵ほど急いで打たないほうがうまくいきます。
世界一周のクイズで失点を取り返す
世界一周では、麻雀で1回負けただけならまだ挽回の余地があります。
対局後に3択クイズが出され、正解すると点数を受け取れるからです。
獲得できる点は直前の対局での和了点を基準にし、最大10,000点となっています。
相手に和了されて減った点が10,000点未満なら、クイズで正解して減った分を取り返せる場面もあります。
「やられた」と思った直後にもう1回チャンスが来るので、このモードは麻雀だけで勝敗が決まりません。
ただしクイズには制限時間があるため、選択肢を眺めたまま悩み続けるのは危険です。
1988年当時の一般知識や地理が絡む問題もあり、今遊ぶと別の意味で「これは分からん」となる問題もあります。
到着時の豆知識まで読むと、当時の世界観光番組を眺めているような味も出てきます。
麻雀で守り、クイズでも稼ぐ。この2本立てが世界一周らしい遊び方です。
ラストチャンスで流局から逆転を狙う
世界一周クイズDE麻雀では、流局してもこちらが聴牌していればラストチャンスへ進めます。
画面に裏向きの牌が9枚並び、その中から最大3枚まで選べる仕組みです。
牌を1枚めくるたびに1,000点を使います。
9枚の中には、自分の和了牌が1枚または2枚隠されています。
うまく当たりを引けば、さっきまで流局だったはずの局がそのままツモ和了へひっくり返ります。
さらに海底ツモの1翻まで付きます。
ただ、3枚全部外せば3,000点を失うだけなので、何でもかんでも挑めばいいわけではありません。
世界一周ではその3,000点が飛行機代でもあります。
残金が心細いときは見送り、もう少しで大亜一筒へ届くなど勝負したい場面で使うと、この仕組みのドキドキ感を楽しめます。
LESSON 3の補助機能で麻雀を練習する
まだ牌の残し方がよく分からないなら、LESSON 3を使ってしまうのが手っ取り早いです。
対局中にセレクトボタンからサブコマンドを開けます。
そこでは局の最初からやり直すリトライや、相手の手牌を確認できる手牌公開などを選べます。
捨牌指導を使えば、どの牌を切ればよいかコンピューターから助言も受けられます。
最初は言われたとおりに切って形を見るだけでも十分です。
たとえば2と3が手元にあれば、1や4を引いたとき順子になるので残す、といった牌のつながりが少しずつ見えてきます。
相手の手牌を公開した状態で捨牌を見ると、「この手を作っていたから、この牌を捨てていたのか」と考える練習にもなります。
世界一周へ出発してから点数を授業料にするより、ここで数局触っておくほうが気楽です。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道の良い点
本作の良さは、麻雀ソフトなのに同じようなCPU戦だけで終わらないところです。
普通に打ちたいときは実戦麻雀、少し変わった遊びが欲しければ世界一周、腰を据えるならグランプリと気分で選べます。
麻雀そのものを芯にしつつ、3つの違う遊びへ広げているのが大きな個性です。
相手にも強さや特徴があり、短時間の1局から長い挑戦まで、その日の遊び方に合わせやすくなっています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
対局は2人打ちなので、4人麻雀のように長く順番を待つことがありません。
1枚引いて1枚切るテンポが速く、自分の番がすぐ戻ってくるため、ファミコンのコントローラーでもサクサク打てます。
対戦相手は6人いて、それぞれに打ち方の違いがあります。
バニーならゆっくり練習でき、やみの龍は手が速く、麻雀老君になると和了率の高さが一気に怖くなります。
相手を替えるだけで手応えが変わるので、自分で難易度を調整しやすいです。
普通の対局に少し飽きたら、そのまま世界一周へ移れるのもいいところです。
こちらでは1局の点数がそのまま旅費になるため、普段なら気にしない残り点まで妙に気になってきます。
さらにグランプリでは所持金や体力、運まで見る必要があり、同じ2人麻雀でも考えることが変わります。
土台は同じなのに、モードを替えると別の遊びに感じられる構成です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
対局画面はファミコンらしい簡素さこそありますが、手牌と捨牌は見分けやすくまとめられています。
牌を読むゲームだけに、ここがごちゃごちゃしていないのはありがたいところです。
CPU雀士にはそれぞれ顔グラフィックもあり、相手を替えると卓の雰囲気まで少し変わります。
世界一周では都市を移動するたびにメッセージが入り、麻雀卓だけだった画面が急に世界旅行へ広がります。
土地ごとの豆知識まで出てくるため、昭和のテレビで世界を巡っているような空気もあります。
麻雀グランプリでは開催地を転戦し、途中経過が新聞風の画面で表示されます。
アミダの街では卓を離れて次の会場へ向かうイベントまで入ります。
今見るとグラフィックそのものはさすがにシンプルですが、「世界中で麻雀を打つ」という少々大げさな設定は画面からきちんと伝わってきます。
和了時の音声などもあり、静かになりがちな麻雀ゲームへちょっとしたにぎやかさを加えています。
3つのモードで麻雀の遊び方が変わる
ファミリーマージャンⅡ 上海への道は、1本の中に性格の違う麻雀ゲームが3本入っているような感覚があります。
実戦麻雀なら、対戦相手の特徴を見ながら純粋に点数を競います。
世界一周へ入ると、さっきまで単なる得点だった数字が旅を続けるための所持金に変わります。
さらにクイズで点を補えるため、麻雀の腕だけでなく知識にも出番があります。
グランプリではそこへ大会を最後まで走り切る管理要素まで加わります。
航空券を買っておくか、薬を持つか、目の前の相手とさしうまをするかと、牌を切る前後にも悩みどころがあります。
同じ麻雀だけを何時間も打つのが苦手でも、モードを切り替えればかなり気分が変わります。
前作から続けて遊ぶと、「麻雀を教えるゲーム」から「麻雀で冒険させるゲーム」へ変化したこともよく分かります。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道の悪い点
気になるのは、一般的な麻雀と違うルールが混ざっていることと、長編モードを途中で止めにくいことです。
世界一周は東京へ戻って初めてパスワードを受け取れます。
さらに長いグランプリには、途中から再開する仕組みそのものがありません。
今遊ぶと、この中断しづらさがいちばん昔のゲームらしいと感じるかもしれません。
競技麻雀の練習ソフトとして構えるより、独自ルールも不便さも含んだファミコンの変則麻雀として付き合うほうが楽しみやすいです。
長編モードの中断方法が使いにくい
世界一周クイズDE麻雀はかなり長いのですが、どこにいても自由にパスワードを発行できるわけではありません。
東京へ移動したときに、6個の麻雀牌を使ったパスワードが表示されます。
そのため「そろそろ今日は終わりたい」と思った場所が東京から遠いと、わざわざ戻らなければなりません。
しかも移動には点数を使うので、中断するための帰り賃まで必要です。
麻雀グランプリはさらに厳しく、長い大会を保存して次回へ持ち越す仕組みがありません。
世界12都市を最後まで進めるつもりなら、かなりまとまった時間が必要になります。
現代のゲーム機ならスリープ状態でそのまま残せますが、ファミコン実機では電源を切ればそこで終了です。
世界一周では「まだ余裕があるうちに東京へ戻る」、グランプリでは「今日は最後まで行く」と決めて始めるのが現実的です。
普通の麻雀とは違う独自ルールに注意
普段から麻雀を打っている人ほど、「この計算、本当に合っている?」と戸惑いやすいです。
本作では親と子の扱いが一般的な麻雀と異なり、和了点は子の点数を基準にしています。
流局時のノーテン罰符も、通常の4人打ちと同じではありません。
両者がテンパイしている場合でも、それぞれへ点が加わるという独特な処理があります。
このあたりは現実の麻雀ルールとは分けて覚えるのが大切です。
さらに黒一色や南北戦争など、一般的な競技麻雀ではまず使わないローカル役まであります。
正統派の麻雀を期待するとクセが強い一方、「そんな役まであるのか」と変わった手作りを楽しめる部分でもあります。
実際の麻雀を学ぶ目的なら前作や現代の入門ゲームを使い、本作は本作の2人麻雀として楽しむと混乱しにくくなります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
今の感覚で見ると、1人専用でCPUとの2人打ちしかないのはかなり割り切った仕様です。
家族や友人と4人で卓を囲むような遊び方はできません。
もちろんオンライン対戦もなく、相手は最初から最後までCPUです。
世界一周に登場するクイズや各都市の豆知識にも、1988年当時の空気がそのまま残っています。
そこを「古い情報だな」と見るか、時代ごと遊べるところが面白いと感じるかで評価はかなり変わります。
麻雀グランプリの長さも、短時間プレイが当たり前になった今ではかなり重く感じます。
途中保存なしで長時間遊ぶ設計は、毎日少しずつ進めたい人には厳しいです。
逆に、ファミコン時代らしい無茶なボリュームや変則ルールまで含めて楽しみたいなら、この不便さも妙に味になってきます。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道を遊ぶには?
2026年8月11日時点でファミコン版を遊ぶなら、実機と中古カセットを用意する方法が分かりやすいです。
今回確認した範囲では、Nintendo SwitchやProject EGGなどで遊べる現行機向けの公式配信は確認できませんでした。
その一方で中古カセットには手を出しやすい価格の成約例が多く、ソフトだけなら探しやすい部類です。
箱や説明書、役一覧表までそろえておきたい人は、購入前に付属品をよく確認しておきましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月11日の調査範囲では、ファミリーマージャンⅡ 上海への道をNintendo Switchなどの現行機で単体購入できる公式配信は確認できませんでした。
そのため、ファミコン版を遊ぶなら中古カセットを入手し、実機で起動する形が分かりやすいです。
本作はセーブ用バッテリーを使っていないため、中古ソフトでよく気になるバックアップ電池切れの心配がありません。
世界一周の続きはパスワードで記録します。
シリーズを追って遊ぶなら、前作のファミリーマージャンや後のナムコット麻雀III マージャン天国もファミコンで遊べます。
前作は麻雀入門、本作はバラエティ寄りと役割がかなり違うので、ルールから覚えたい場合は前作から触るのも悪くありません。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶなら、ファミリーコンピュータ本体とファミリーマージャンⅡ 上海への道のカセットが必要です。
1人専用なので、IIコントローラーや4人用アダプターを用意する必要はありません。
初代ファミコンはRF出力のため、今使っているテレビによってはそのまま接続できない場合があります。
ニューファミコンならAV出力を使えるので、現在の環境ではこちらのほうが接続しやすいことがあります。
麻雀ゲームだけに、アクションゲームほど映像遅延へ神経質になる必要はありません。
それより気にしたいのは十字ボタンとAボタンの状態です。
長い対局では何度も牌を選ぶため、十字ボタンが勝手に入りっぱなしになるようなコントローラーだと地味にストレスがたまります。
中古本体を使うなら、タイトル画面でメニューを上下させ、AとBがきちんと反応するか先に確かめておくと安心です。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年8月11日に直近180日間の成約を確認したところ、「上海への道」で検索されたファミコン関連商品は61件あり、平均落札額は879円でした。
ただし、この中には箱だけ、説明書だけ、複数ソフトをまとめたセット品なども含まれています。
そのため879円を、そのままカセット1本の相場と考えるのは少し危険です。
動作確認済みのカセット単品では120円、150円、280円、340円、360円、480円などの成約例があります。
遊ぶことだけが目的なら、数百円台から候補を探せる作品です。
箱、説明書、ハガキ、シール、役早見表などを含む品では920円や1,280円の成約例も見られます。
付属品や状態が良ければさらに高くなるので、コレクション目的なら商品写真で中身を1つずつ確認したほうが安全です。
カセットだけ欲しいなら、ラベルのきれいさより動作確認済みかどうかを優先したほうが遊び始めるまでが楽です。
相場は動くため、ここで挙げた価格の確認日は2026年8月11日です。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
世界一周を遊ぶなら、パスワード画面をスマホで撮影できるようにしておくとかなり便利です。
本作のパスワードは普通の英数字ではなく、6個の麻雀牌を並べる方式になっています。
紙へ手書きすると、萬子、筒子、索子、字牌をあとから見間違えることがあります。
画面そのものを写真で残せば、「書き写した牌が違った」という事故を防げます。
麻雀グランプリには途中保存がないため、こちらは始める前に時間を確保しておきましょう。
実機を長時間つけたまま休憩する場合は、熱がこもりにくい場所へ本体を置いておくと安心です。
麻雀なので映像遅延を突き詰める必要はほとんどありません。
高価な映像環境へこだわるより、牌が読みやすい画面と、十字ボタンが素直に反応するコントローラーを用意するほうが快適に遊べます。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道のQ&A
ファミリーマージャンⅡ 上海への道をこれから遊ぶ人が気になりやすいのは、麻雀初心者でも大丈夫なのか、世界一周はどうすれば終わるのか、といった部分です。
さらに長編モードには、今のゲームではあまり見ない保存方法のクセもあります。
中古ソフト自体は比較的手を出しやすいため、値段より先に自分に合う遊び方かどうかを知っておくと失敗しにくいです。
ここでは、初めて触るときに引っかかりやすい5つの疑問をまとめます。
麻雀初心者でも遊べる?
遊ぶことはできますが、麻雀をまったく知らない状態だと前作より少し難しく感じます。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道は、麻雀を1から教える教材というより、覚えた麻雀を使って遊ぶ方向へ進んだ続編だからです。
とはいえ、初心者への助けが完全になくなったわけではありません。
LESSON 3では相手の手牌を見たり、捨牌の助言を受けたりできます。
何を切ればいいのか分からなければ、最初はコンピューターの指示どおりに打って手牌の形を眺めるだけでも勉強になります。
実戦麻雀では弱いバニーを選べるため、最初から麻雀老君のような強敵に挑む必要もありません。
役をほとんど知らないなら、リーチ、タンヤオ、役牌あたりから覚えると手を作りやすいです。
本当に麻雀を1から学びたいなら、入門色の強い前作ファミリーマージャンから始めるほうがすんなり入れる場合もあります。
世界一周クイズDE麻雀のクリア条件は?
世界一周クイズDE麻雀は、世界へ散らばった4つの大亜一筒を集め、最後に東京へ戻ればクリアです。
大亜一筒はエベレスト、ホノルル、ショウワキチ、ムーンベースで入手できます。
ただし、場所だけ覚えて最初からそこへ向かえばいいわけではありません。
エベレストやホノルルへ進むには、先に別の都市で手掛かりを得る必要があります。
つまり情報を集める順番も攻略の一部です。
各都市へ着いたときに表示されるメッセージを飛ばさず、大亜一筒について何か言っていないか見ておきましょう。
移動には飛行機代がかかるため、手掛かりもないまま世界中を往復すると、あっという間に資金が減っていきます。
麻雀とクイズで点数を守りながら4つを集め、最後に東京へ帰れば長い旅に決着が付きます。
途中セーブはできる?
カセット内部へ直接保存するバッテリーバックアップ方式ではありません。
世界一周クイズDE麻雀では、東京へ戻ったときにパスワードを受け取れます。
表示された6個の麻雀牌を次回入力すれば、旅の続きを再開できます。
ただし、どの都市にいてもその場ですぐ中断できるわけではありません。
東京へ戻るための飛行機代も必要なので、「そろそろ終わろう」と思ってからでは遅い場合があります。
パスワードは麻雀牌の絵で記録するため、紙に書き写すより画面を写真で残したほうが間違いにくいです。
さらに麻雀グランプリには途中から再開する仕組みがありません。
最後まで遊ぶつもりなら、こちらはまとまった時間を用意してから始める必要があります。
今から遊ぶならどの方法がおすすめ?
2026年8月11日時点では、ファミコン版の中古カセットを実機で動かす方法が分かりやすいです。
今回確認した範囲では、Nintendo Switchなどで本作を単体購入できる現行の公式配信は確認できませんでした。
幸い中古カセットには比較的安価な成約例が多いため、すでにファミコン環境を持っているなら始めやすい作品です。
これから本体も用意する場合は、AV接続が使えるニューファミコンも候補になります。
麻雀は反射神経を要求するゲームではないので、わずかな入力遅延を気にして高価な環境を整える必要はありません。
それより牌が読みやすく、十字ボタンを気持ちよく動かせる環境を優先したほうが快適です。
前作にも興味があるならファミリーマージャンから順番に遊ぶと、シリーズが入門ソフトからバラエティ麻雀へ変わっていく流れまで味わえます。
中古カセットはいくらくらい?
2026年8月11日時点では、遊ぶためのカセット単品なら数百円で成約した例が多く見られます。
直近180日では120円、150円、280円、340円、360円、480円などの例を確認できます。
検索全体の平均は879円ですが、そこには箱だけ、説明書だけの商品や複数本セットも混ざっています。
そのためカセット単品なら平均額より安く見つかることも珍しくありません。
箱や説明書、ハガキ、役早見表などが付く品は、そのぶん価格が上がります。
付属品を含んだ成約例には920円や1,280円のものがあります。
実際に遊ぶのが目的なら動作確認済みかどうかを優先し、コレクション目的なら何が付いているか写真で細かく確認したほうがいいでしょう。
表示されている出品価格だけで決めず、実際に売れた金額を何件か比べると相場をつかみやすくなります。
ファミリーマージャンⅡ 上海への道のまとめ
ファミリーマージャンⅡ 上海への道は、2人打ち麻雀へ世界旅行、クイズ、グランプリをくっつけた、かなり欲張りなファミコンゲームです。
普通に麻雀だけを打ちたいなら別の選択肢もありますが、「麻雀をしながら世界を旅する」という妙な発想は今遊んでも印象に残ります。
独自の得点処理や長編モードの中断しづらさはありますが、それを先に知っていれば構えず遊べます。
実戦麻雀で手を慣らしてから世界一周へ出る流れなら、本作らしい面白さへ入りやすいでしょう。
結論:おすすめ度と合う人
向いているのは、麻雀の基本ルールをある程度知っていて、いつもと少し違う麻雀ゲームを遊びたい人です。
普通の2人打ちだけでなく、世界旅行やクイズ、アイテム管理まで入っているため、対局以外にもやることがあります。
世界一周では「次はどこへ飛べば大亜一筒の手掛かりがあるんだ」と地図を気にする時間までゲームになります。
グランプリへ進むと、今度は牌だけでなく財布や体力まで気になるようになります。
一方、麻雀を完全に1から覚えたいなら前作のほうが入りやすいです。
4人打ちの競技ルールを正確に練習したい人にも方向性が合いません。
1人専用なので、対人戦を目当てに買う場合も別の作品を選んだほうがいいでしょう。
それでも、麻雀をここまでゲームらしく膨らませたファミコン作品はなかなか珍しく、昭和の変則麻雀を味わいたい人には面白い1本です。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
今から遊ぶなら、まず動作確認済みの中古カセットを用意します。
起動したら実戦麻雀でバニーを選び、いきなり勝ちにこだわらず数局打ってみてください。
ツモ、捨牌、リーチ、ロンの操作が自然にできるようになったら、世界一周クイズDE麻雀へ進みます。
旅が始まったら点数はそのまま飛行機代でもあることを忘れないようにしましょう。
各地のメッセージから大亜一筒の手掛かりを拾い、4つの秘宝を集めていきます。
長くなってきたら東京へ戻り、表示されたパスワードを写真で残しておくと安心です。
世界一周を終えてまだ麻雀を打ち足りなければ、そのあとに麻雀グランプリへ挑戦します。
こちらでは航空券、所持金、雀力、運、スタミナまで見ながら世界12都市を進むことになります。
この順番なら、まず操作を覚え、そのあと本作独自の長編モードへ無理なく入っていけます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
ファミリーマージャンⅡ 上海への道が気に入ったなら、前作のファミリーマージャンへ戻ってみるとシリーズの違いがよく分かります。
前作は牌の名称や役、得点計算などを学べる、麻雀入門ソフトとしての色が強い作品です。
続編を先に遊んでから戻ると、「ここからどうして世界旅行へ行ったんだ」と思うくらい方向性の違いが見えてきます。
さらに先の作品ならナムコット麻雀III マージャン天国があります。
1991年にナムコから発売された、シリーズの流れを受け継ぐ麻雀ゲームです。
3本を順に触ると、ファミコン時代の麻雀ゲームがどう変わっていったかを比べて楽しめます。
本作で世界一周やグランプリの部分が気に入ったなら、純粋な麻雀だけでなく、物語や育成要素を加えた別の麻雀ゲームを探してみるのも面白いでしょう。
まずは4つの大亜一筒を集め切ってから、次の麻雀ゲームへ進んでみてください。