エリュシオンとは?【レトロゲームプロフィール】
エリュシオンは、広大な島や洞窟を歩き回り、10巻の巻物と聖剣の封印を解くための宝石を探していくファミリーコンピュータ向けRPGです。
画面だけ見ると見下ろし型のアクションRPGですが、実際に触ってみるとかなり変わっています。
主人公が1歩動けば敵も動き、こちらが止まれば敵も基本的にその場で待ってくれるため、剣を振り回して勢いで突破するというより、次の1歩を考えながら進むゲームです。
主人公はミノス、アイレックス、ディオネーア、ヴィスカムの4種族から選択でき、能力値だけでなく得意な武器や魔法を覚える時期まで変わります。
さらにファミコン版では「パタリロ!」などで知られる魔夜峰央氏がキャラクターデザインを担当しており、会話画面に現れる独特な人物画もかなり目を引きます。
最初に苦労するのは敵の強さより、「次は何を調べればいいんだ?」という案内の少なさです。
城の地下迷宮で勇者として認められた後は、迷いの森、伝説の谷、神秘の岩場、聖なる大地、賢者の島へと一気に世界が広がっていきます。
巻物の文章や人物の話を読み飛ばすと、同じ場所を何周もしてしまうことも珍しくありません。
敵を延々と倒すより、重要人物と宝箱を順番に回収することが、このゲームを気持ちよく進める一番の近道です。
| 発売日 | 1988年4月28日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | アクションRPG |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | システムソフト |
| 発売 | 東京書籍(トンキンハウス) |
| 特徴 | 4種族から主人公を選択、準ターン制の戦闘、10巻の巻物と3つの宝石を探す探索型RPG |
| シリーズ | 単発作品として扱われる場合が多い |
| 関連作 | エリュシオン(PC-9801版)、ティル・ナ・ノーグ |
エリュシオンの紹介(概要・ストーリーなど)
エリュシオンは、王から勇者としての試練を受けた主人公が、島の各地に残された手掛かりをつないで魔王討伐へ向かう探索型RPGです。
最近のRPGのように「次はここへ行こう」と目的地が表示されることはなく、巻物を読み、人の話を聞き、地形を見ながら自分で行き先を考えます。
4種族による性能差と、こちらが行動するまで敵も動かない独特の戦闘が、本作らしさを強く出している部分です。
最初の城地下で迷っている間はかなり取っ付きにくいのですが、進行の流れがつながると、探索して装備を整え、イベントを進めて次の地域へ向かうRPGらしい面白さが見えてきます。
発売年・対応ハード・ジャンル
エリュシオンは1988年4月28日にファミリーコンピュータ向けとして発売されました。
開発はシステムソフト、発売は東京書籍で、同社のゲームブランドであるトンキンハウスの作品として知られています。
元になったのは、システムソフトが1986年にPC-9801向けとして発売したエリュシオン(PC-9801版)です。
ただしファミコンへそのまま持ってきたわけではなく、主人公の構成やキャラクターデザインなどに変更が加えられています。
ジャンルはアクションRPGと紹介されることが多いものの、実際には主人公が動かなければ敵も基本的に動きません。
敵を目の前にしてから「攻撃するか、1歩下がるか」を考えられる準ターン制なので、反射神経より位置取りの方が大切です。
当時のチラシ資料などでは価格5,500円の表記が確認できますが、一部攻略資料では5,900円とする情報もあり、価格については資料によって差があります。
ファミコン版では魔夜峰央氏による人物デザインも加わり、PC版とはかなり違った雰囲気になりました。
パソコンRPGらしい考え方をファミコン向けに組み直した、ちょっと変わった1本と見ると分かりやすいです。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
主人公は、エリュシオン島へやって来た放浪の冒険者です。
国を脅かす伝説の魔王へ挑めるほどの勇者なのかを確かめるため、王から最初の試練を与えられます。
内容は城の地下迷宮へ入り、「勇者の指輪」と2巻の巻物を持ち帰ること。
ここを突破して初めて、島全体を巡る本格的な冒険が始まります。
問題は、魔王を倒す方法を最初から全部教えてくれないことです。
物語を進める大きな鍵になるのが10巻の巻物と、聖剣の封印へ関わる3つの宝石です。
迷いの森、神秘の岩場、聖なる大地、賢者の島などを歩き回り、老人、妖精、賢者、各地の住人から少しずつ情報を拾っていきます。
会話や巻物を読み飛ばすと、「このアイテム、どこで使うんだ?」となりやすいのも昔のRPGらしいところです。
地図を埋めること以上に、人の話と巻物を覚えておくことが攻略になるタイプの物語です。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
フィールドでは十字ボタンで主人公を上下左右へ動かし、Aボタンで装備している武器を使います。
ここで特徴的なのが、主人公が1歩動くと周囲の敵も動くという仕組みです。
こちらが操作を止めれば敵も迫ってこないため、危なくなったら手を止めて盤面を眺めても構いません。
「次の1歩で近づいて殴るか、それとも離れるか」と考えられるので、見た目ほど慌ただしくない戦闘です。
Bボタンを押すと、つよさ、まほう、そうび、よむ、しらべる、のむ、あける、はなすといったコマンドを呼び出せます。
戦うだけでなく、会話や調査まで自分でコマンドを選ばなければならないので、今のRPGに慣れていると最初は少し面食らいます。
さらに装備には重さがあり、何でも拾って全部持ち歩けばいいというわけではありません。
種族によって得意な武器も違い、ディオネーアなら弓を使って離れた敵を狙えるなど、主人公選びで戦い方も変わります。
種族、装備重量、敵との距離を一緒に考えるところに、本作ならではの面白さがあります。
難易度・クリア時間の目安
操作だけならそれほど難しくありません。
それでも攻略情報なしで始めると難易度が高く感じるのは、敵よりも「何をすれば先へ進めるのか」が分かりにくいからです。
目的地、隠された宝箱、巻物の文章、人から聞いた話を自分の中で整理しないと、同じ場所を何度も歩くことになります。
序盤の地下迷宮だけでも階層を行ったり来たりすることになり、勇者の指輪へたどり着く前に「これで合っているのか?」と不安になりがちです。
敵に負けるより道順で詰まりやすいRPGと思っておくと、かなり実態に近いでしょう。
プレイ時間は、どこまで自力で探索するかによって大きく変わります。
信頼できる一律のクリア時間は確認しにくく、初見なら迷いの森や洞窟を何度も往復するぶん長くなりやすいです。
反対に進行順や重要アイテムの場所が分かっていれば、不要な戦闘や探索をかなり省けます。
一気にクリアするより、パスワードを使って何回かに分けて遊ぶくらいがちょうどいい作品です。
エリュシオンが刺さる人/刺さらない人
エリュシオンが合いやすいのは、「次はここです」と全部教えてもらうより、自分で手掛かりをつないで進む昔のRPGが好きな人です。
洞窟を抜け、巻物を読み、人と話しながら「たぶん次はあそこだな」と少しずつ世界を理解していきます。
敵はこちらが動かなければ止まってくれるため、アクションゲームが得意でなくても位置関係を考える余裕があります。
紙やメモへ情報を書きながら謎を整理する遊びが好きな人ならかなり相性がいいでしょう。
4種族で能力、武器、魔法、さらにエンディングまで変わるため、違う主人公で遊び直したい人にも向いています。
反対に、常に目的地を表示してほしい人や、マップを高速で走り回りたい人には厳しい部分があります。
スピードリングを手に入れるまでは移動を重く感じやすく、広い場所を何度も往復することもあります。
便利さよりも「自分で見つけた」感覚を楽しめるかが、評価を大きく分けるゲームです。
エリュシオンの遊び方
エリュシオンは、まずAボタンで攻撃、Bボタンで各種コマンドを開くことだけ覚えれば始められます。
序盤で意識したいのは敵を素早く倒すことではなく、人物へ正面から話しかけ、宝箱や扉を必要なコマンドで調べることです。
近づいただけでは会話も調査も自動で始まらないという点に気付くと、「何も反応しない」と困る場面が一気に減ります。
敵が危険そうなら、無理に連続入力せず一度手を止めて位置関係を確認しましょう。
基本操作・画面の見方
十字ボタンでは主人公を上下左右へ移動させます。
Aボタンは装備している武器での攻撃と、メニュー項目の決定に使います。
Bボタンを押すとコマンドメニューが開き、「つよさ」「まほう」「そうび」「よむ」などを選択できます。
ほかにも前方を調べる「しらべる」、泉などで使う「のむ」、鍵の必要な場所で使う「あける」、人物へ話しかける「はなす」があります。
NPCの前へ立っただけでは会話にならず、「はなす」を自分で選ぶ必要があります。
敵への近接攻撃も体当たりではなく、相手の方向へ向いてAボタンを押します。
ディオネーア用の弓やニードルなど、離れた位置から攻撃できる武器もあるため、主人公によって安全な距離は変わります。
最初は移動、Aの攻撃、Bのメニュー、「はなす」の4つを試せば十分です。
残りは遊びながら少しずつ覚えていけば問題ありません。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
冒険では新しい場所へ進み、人物と話し、洞窟を調べ、巻物や重要アイテムを見つけていきます。
敵と出会ったら武器や魔法で倒し、宝箱から装備品や換金できる物を拾って戦力を整えます。
ただし敵を何十体倒しても、それだけで物語が前へ進むわけではありません。
重要人物との会話でレベルが上がったり、それまで開かなかった宝箱が取れるようになったりする場面もあります。
探索、会話、イベント、装備更新を順番に回していくのが基本です。
巻物を手に入れたら、そのまま持っているだけではなく内容も読んでください。
文章の中に次の場所や仕掛けのヒントが入っています。
行き先が分からなくなった時は、同じ敵を倒し続けるより、前の地域で話していない人物や取っていない巻物がないか見直す方が近道です。
進行が止まった時ほど、レベル不足ではなく情報不足を疑うと詰まりにくくなります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
ゲームを始めたら、まず主人公の名前と4種族の中から使いたい種族を決めます。
その後は城へ向かい、王と話してください。
王から城の地下迷宮にある「勇者の指輪」と2巻の巻物を取ってくるよう命じられると、西側の地下迷宮へ進めるようになります。
地下ではB1で「まきもの1」、B3で「まきもの2」、B4で「勇者の指輪」を探します。
最初の目的はザコ敵を倒してレベルを上げることではなく、3つの重要品をそろえて王へ戻ることです。
勇者の指輪にはレベル5未満ならレベル5まで上げる効果もありますが、物語を進めるなら王へ届ける流れをまず覚えておきましょう。
指輪を届けると店が営業を始め、パスワードを聞ける段階まで進みます。
その後は聖剣の洞窟付近から北へ進み、「まきもの3」を手に入れてから迷いの森へ向かいます。
城地下の試練を終えるまでが、かなり長めの導入部です。
電源を入れてすぐ普通のタイトル画面が出なくても、故障と決めつけずそのまま進めてください。
初心者がつまずくポイントと対処
最初に困りやすいのは、人物や物へ近づいても何も起きないことです。
会話なら「はなす」、怪しい場所なら「しらべる」、扉なら必要な鍵を持った状態で「あける」というように、Bボタンから対応するコマンドを自分で選びます。
次に気を付けたいのが装備の重量です。
強そうだからと見つけた装備を片っ端から抱えていると、持ち物に余裕がなくなります。
強そうな物を全部持つより、実際に使う武器と防具へ絞る方が探索しやすくなります。
迷いの森では道がいくつも分かれ、感覚だけで歩くと同じ場所を回りやすいです。
巻物のヒントでは、植物に化けた敵がいない方向を選ぶことが手掛かりになっているため、地形だけでなく敵の配置も見てください。
敵が急に強く感じる場合は、重要イベントによるレベルアップを飛ばしていないかも確認しましょう。
道順、コマンド、重量の3つを見直すだけでも、序盤のつまずきはかなり減ります。
エリュシオンの攻略法
エリュシオンでは、ザコ敵を倒し続けるより、重要イベントを順番に終わらせてレベルアップや宝箱の解放を進める方が効率的です。
中盤からは10巻の巻物だけでなく、聖剣に関わる宝石リーブ、マグニ、ノルンも集めていくことになります。
巻物集めと3つの宝石探しを別々の仕事だと思わない方が進行を整理しやすいです。
最後には両方の探索がつながり、スターブレイドと魔王ベールへ続く道が開いていきます。
序盤攻略:勇者の指輪と最初の3巻
序盤は、何より城の地下迷宮を確実に終わらせることを優先してください。
B1で「まきもの1」、B3で「まきもの2」、B4で「勇者の指輪」を回収したら、王のところへ戻ります。
勇者の指輪はレベル5未満ならレベル5まで上げる効果を持ちますが、王へ届けることでも物語が大きく進みます。
王へ指輪を渡すと店が営業し、ようやくパスワードを聞けるようになるため、ここまでは寄り道より本筋を優先した方が楽です。
試練を終えたら、聖剣のある洞窟から北の岩山沿いを進んだ窪みで「まきもの3」を探します。
序盤から装備を買い込みすぎると、所持重量と資金の両方が苦しくなるので、現在の物よりはっきり強い装備だけを選びましょう。
回復用のヒールポーションや、暗い洞窟で役立つキャッツアイも必要に応じて確保します。
最初の3巻をそろえてから迷いの森へ向かうと、その後の目的を見失いにくくなります。
中盤攻略:イベントレベルアップと資金稼ぎ
中盤でレベルが足りないと感じても、いきなり同じ場所でザコ敵狩りを始める必要はありません。
迷いの森の老人、伝説の谷のユニコーン、聖なる大地の巻物を持つ魔物、賢者の島の賢者など、重要イベントを終えることでレベルアップする場所があります。
物語を進めること自体が大きな育成手段になっているので、「弱いな」と感じた時ほど未達成イベントを疑ってみてください。
お金についても、敵から大金を稼ぐより宝箱にあるインゴッドやジェムストーンなどの換金品を利用する方が堅実です。
ギャンブルを資金作りに利用する方法も知られていますが、結果が安定しないため通常攻略では頼りすぎない方が安全です。
神秘の岩場にあるキーゴの宿では、一部の商品がかなり高額です。
何となく買ってしまうと財布が一気に軽くなるので、値段はきちんと見ておきましょう。
頑張って稼ぐより、高額な無駄買いを避ける方が中盤では効きます。
終盤攻略:3つの宝石と魔王ベール対策
終盤へ向けた大きな目標が、宝石リーブ、宝石マグニ、宝石ノルンの3つをそろえることです。
宝石リーブは伝説の谷でユニコーンと話し、その先の宝箱から角笛と一緒に入手します。
宝石マグニは神秘の岩場の洞窟にいるヤーデルマールへヒールポーションを渡した後、宝箱から手に入ります。
宝石ノルンは賢者の島でブラックソルジャーマスターを倒して回収します。
3つの宝石を聖剣の洞窟へ持ち込み、封印を解いてスターブレイドを手に入れるのが終盤の大きな山場です。
さらに10巻すべての巻物を集めて王妃へ渡し、その後に王と王女へ続けて話すとヒールリングを受け取れます。
ヒールリングは歩くたびHPを回復するため、長い終盤探索ではかなり頼れる装備です。
その後は霧の国で巫女フレイアを救出し、魔宮へ進んで魔王ベールとの決戦へ向かいます。
巻物、3つの宝石、ヒールリング、スターブレイドをそろえてから最終区域へ入るとかなり安定します。
強敵別の安定戦術(負けパターン→対策)
通常の敵は距離を見ながら1体ずつ処理できますが、重要アイテムを守っている強敵になると、準備不足のまま突っ込むのは危険です。
賢者の島にいるブラックソルジャーマスターは宝石ノルンを持つ重要な相手なので、回復手段とその時点で使える良い装備を整えてから挑んでください。
近接戦では1歩動くたび敵の位置を見て、複数に囲まれない場所を選ぶのが基本です。
遠距離攻撃ができるディオネーアなら距離を取った戦いもできますが、種族によって使える装備が違うため、同じ攻略法をすべての主人公へ無理に当てはめない方が安全です。
魔宮では仕掛けや強敵が続くので、道中の雑魚相手に回復アイテムを使い切らないようにしましょう。
魔王ベールへ到達したら、聖剣の洞窟で手に入れたスターブレイドを軸に攻撃します。
通常武器のまま最後まで押そうとして火力が足りない場合は、単なるレベル不足ではなく進行用アイテムの回収漏れも疑ってください。
強敵で止まったら、まずレベルより装備とイベント回収状況を確認するのがおすすめです。
取り返しのつかない要素(取り逃し防止)
大量の永久取り逃しアイテムがあるゲームではありませんが、進行によって入り直しにくくなる場所には注意が必要です。
代表的なのが最初の城地下迷宮で、勇者の指輪を王へ届けて試練を終えると地下迷宮が封印されます。
地下迷宮を出る前に「まきもの1」「まきもの2」「勇者の指輪」の3つを必ず確認してください。
後半では巻物を10巻すべてそろえる必要があるため、道中で手に入れた巻物を不要品のように扱わないことも大切です。
神秘の岩場ではフェアリーを手に入れて解放し、オカリナを受け取る流れが後の水晶玉へつながります。
各地域のイベントを飛ばしたまま先へ進むと、レベルアップや宝箱の解放まで抜け落ち、結果的に後半が苦しくなります。
パスワードを使えるようになった後は、重要イベントを終えるたび最新の文字列を残しておきましょう。
新しい巻物や宝石を手に入れたら、パスワードも一緒に更新しておくと長い巻き戻しを防げます。
エリュシオンの裏技・小ネタ
エリュシオンには、高レベル状態から始められる特殊なパスワードや、通常では起こらない状態になる文字列が知られています。
ただし特殊パスワードの中には進行不能や画面停止につながるものもあり、初プレイで気軽に使うと本来の攻略順まで分からなくなります。
安全に試すなら、確認されている高レベルパスワードとバグ系文字列をきちんと分けて考えることが大切です。
また裏技ではありませんが、スターブレイドやヒールリングなど、通常攻略の中にも説明を知らないと見落としやすい特殊効果があります。
有名な裏技一覧(効果/手順)
有名なのは、名前が「ミラクル」でレベル30となり、強力な防具や3つの宝石を持った状態から始められる4種族向けパスワードです。
ミノス用は「たいりょくいちばんみのすくん」、アイレックス用は「せいせきゆうしゅうあいれちゃん」、ディオネーア用は「あんよがはやいぞでおねあちゃん」、ヴィスカム用は「みりょくさいこうびすかむくん」という語句を使った文字列として知られています。
実際に入力する時は、ゲーム画面の区切りと文字表記を正確に合わせる必要があります。
これらはレベル30、3つの宝石、スピードリングなどを持つ非常に強い状態なので、通常攻略の難所だけ確認したい時には便利です。
一方で、「あ」を大量に入力するような文字列など、画面停止や進行不能につながるパスワードも報告されています。
こちらは攻略を楽にする裏技とは別物として扱った方がいいでしょう。
特殊パスワードを試す場合も、今進めている通常プレイのパスワードは別に残しておいてください。
正規の進行用パスワードを保存してから裏技を試すだけで、元のデータへ戻れなくなる心配を減らせます。
稼ぎ系テク(経験値・お金・アイテム)
レベル上げをしたくなっても、ザコ敵を延々と倒す前に各地のイベントを確認してみてください。
迷いの森の老人、伝説の谷のユニコーン、賢者の島の賢者など、重要人物へ会うだけで成長につながる場面があります。
神秘の岩場には、飲むことでレベル20まで上昇する「勇者の泉」とされる場所もあり、到達できれば大きな助けになります。
レベル不足を感じたら、ザコ狩りより先に未回収イベントを探すのが効率的です。
資金面では、インゴッドやジェムストーンなどの換金品を拾って売る方法が堅実です。
ギャンブルを利用した稼ぎも知られていますが、安定して増える方法とは言いにくいため、普通に進めるなら頼りすぎない方が安全でしょう。
使わない装備を売ればお金になるうえ、所持重量にも余裕ができます。
イベントで成長し、換金品や不要装備で資金を作る流れにすると、無駄な戦闘をかなり減らせます。
隠し要素(隠しキャラ/隠しステージ等)
仲間になる隠しキャラクターや大量の隠しステージがあるタイプではありません。
その代わり、普通に歩いているだけでは気付きにくいイベントや道具の使い方がいくつも用意されています。
神秘の岩場でフェアリーを入手し、「そうび」すると妖精ファンヌを解放でき、オカリナを受け取れます。
そのオカリナを聖なる大地の湖で使うと妖精が現れ、後を追うことで水晶玉入手へつながります。
重要そうな道具は持っているだけで終わらず、装備や使用まで試してみることが隠れた進行を見つけるコツです。
また4種族は能力や魔法の違いだけでなく、エンディングにも違いがあるとされています。
すべて確認するなら4周する楽しみもあります。
さらにゲーム開始直後には一般的なタイトル画面が出ず、城地下の長い試練を終えた後に本格的なオープニングとタイトルが現れる構成もかなり珍しいです。
最初の長い地下迷宮そのものが、タイトル前の試練になっているという大胆な作りです。
バグ技の注意点(データ破損・再現性)
パスワード解析によって、通常では作れない能力値や所持品を持った状態がいくつも知られています。
ただし中には地下迷宮から出られなくなったり、画面が乱れて操作不能になったりする文字列も確認されています。
パスワードが入力できたからといって、その状態で最後まで正常に遊べるとは限らない点には注意が必要です。
パスワード方式なのでカセット内部のセーブデータを直接壊す心配は少ないものの、自分の通常進行用パスワードを失えば元の続きへ戻れなくなります。
裏技を試す時は、現在使っている正規のパスワードを紙や写真へ別に保存しておきましょう。
また中古カセットで画面が止まった場合、特殊パスワードが原因なのか、単なる端子接触なのか分かりにくいことがあります。
まず普通の新規ゲームが安定して動くことを確認してから、特殊な文字列を試す方が安全です。
初回クリアだけは通常のパスワードで進めるのが一番迷いません。
エリュシオンの良い点
エリュシオンの魅力は、ファミコンRPGでありながら、普通のコマンド戦とも高速なアクションRPGとも違う遊び方を持っていることです。
主人公が止まれば敵も迫ってこないので、目の前の敵との距離を見ながら1歩ずつ考えられます。
広い世界を自分の判断で歩き、手掛かりを拾って次の場所を探す自由さも大きな魅力です。
巻物の文章が目的地のヒントになる仕組みには、昔のパソコンRPGらしい手触りがあります。
さらに4種族制と魔夜峰央氏の人物デザインが加わり、ほかのファミコンRPGとはかなり違う雰囲気を作っています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
見た目だけなら、敵がリアルタイムで動き回るアクションRPGに見えます。
ところが実際は主人公の行動に合わせて敵も動くため、目の前に敵がいても操作を止めればその場で状況を確認できます。
そこから武器を振るのか、1歩下がるのか、魔法を使うのかを考えられます。
アクション風の画面とターン制の考え方を混ぜたような仕組みは、1988年のファミコン作品としてかなり独特です。
探索では巻物の文章から地形や人物を探すため、攻略情報なしなら「あ、ここだったのか」と自分で見つけた時の達成感があります。
敵を倒すだけでなく、重要人物との会話でレベルアップする場面があるのも面白いところです。
装備重量もあるので、「強いから全部持つ」ではなく、何を残して何を手放すかという小さな判断も必要になります。
少ない説明から、自分で世界のルールを読み解いていく楽しさがしっかりあります。
演出・音楽・グラフィックの魅力
ファミコン版で特に目立つのは、やはり魔夜峰央氏による独特なキャラクターデザインです。
フィールド上では小さなキャラクターですが、人物と会話する場面では顔が大きく表示されます。
当時のRPGとしては登場人物の顔をしっかり見せる作りで、普通のファンタジー物とは少し違った空気があります。
主人公の4種族も見た目が大きく異なるため、キャラクター選択の時点から「いつもの勇者物とは違うな」と感じやすいです。
PC-9801版とは違う、ファミコン版独自の人物デザインは大きな見どころです。
フィールドや洞窟の描写は素朴ですが、地域ごとに色や景色が変わり、長い探索では現在地を判断する助けになります。
そして何より変わっているのが、ゲーム開始直後に普通のタイトル画面が出ず、城地下の長い試練を終えてからタイトル演出へ入ることです。
勇者として認められて初めてタイトルが現れるという構成そのものが、本作らしい演出になっています。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
やり込みの中心になるのは、4種族での周回です。
ミノス、アイレックス、ディオネーア、ヴィスカムは見た目だけが違うわけではありません。
能力値、移動面の特徴、魔法を覚える時期、得意な専用武器などに差があります。
ディオネーアなら弓で離れた敵を狙え、ミノスならメイス、アイレックスならスタッフ、ヴィスカムならロッドといった専用系統があります。
同じ敵でも、選んだ主人公によって安全な倒し方が変わるため、2周目では戦闘の感触も少し変わります。
さらに種族ごとにエンディングも異なるため、すべて見たいなら4人でのクリアが分かりやすい目標です。
10巻の巻物や3つの宝石の位置を1周目で覚えておけば、2周目以降は迷う時間が減り、種族ごとの装備や魔法へ集中できます。
高レベルパスワードを利用し、終盤装備や種族差だけ確認する遊び方もあります。
4種類の結末を見ることが、このゲームでは分かりやすい周回目標になります。
エリュシオンの悪い点
エリュシオンを現在遊んで一番厳しく感じやすいのは、戦闘そのものより説明の少なさと移動量です。
目的地表示がなく、会話や調査も自分でコマンドを選ばなければならないため、最初の地下迷宮から「何をすればいいの?」となる可能性があります。
攻略手順を知らない初回ほど、必要以上に難しく感じやすいタイプの作品です。
ただし敵はこちらが止まれば基本的に動かないので、道順さえ分かれば戦闘そのものは落ち着いて進められます。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
分かりやすく不便なのが、進行状況を本体へ保存するセーブ方式ではなくパスワード方式を採用していることです。
しかもゲーム開始直後からすぐパスワードを聞けるわけではありません。
城地下の試練を終え、勇者の指輪を王へ届けた後に店が営業し、宿屋などで記録できる段階へ進みます。
最初の地下迷宮を突破するまで、実質的なパスワード保存が使えないのはかなり大きな壁です。
操作についても、人物へ近づくだけでは会話にならず、Bボタンから「はなす」を選ばなければなりません。
宝箱や扉も状況に合ったコマンドを使う必要があるため、説明書なしで中古カセットだけ買うと「何をしても反応しない」と感じることがあります。
装備も重量を考える必要があり、強い物を手に入れたからと自動で最適装備になるわけではありません。
このゲームは説明書があるだけで最初の印象がかなり変わるので、中古購入では付属している価値が高い作品です。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
一番理不尽に感じやすいのは、重要な進行条件が画面上へはっきり表示されないところです。
迷いの森では道を間違えると同じ場所をぐるぐる歩きやすく、神秘の岩場では妖精を解放してオカリナを入手し、それを別の地域で使う必要があります。
さらにヤーデルマールへヒールポーションを渡すような、特定の道具を持った状態で人物へ会うイベントもあります。
進めなくなった時に「レベルが足りない」と思ってザコ敵だけ倒し続けないことが大切です。
まず巻物を読み直し、持ち物の中へ一度も使っていない重要品がないか見てください。
宝箱が開かない時も、その地域の人物と話してイベントを進めれば取れるようになる場合があります。
移動速度がつらい場合は、後に入手や購入が可能になるスピードリングで負担を軽くできます。
詰まった時は戦闘より、会話、巻物、手持ちの道具を見直すのが一番の救済策です。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在のRPGで当たり前になった目的地マーカー、クエスト一覧、ミニマップ、自動会話といった機能はありません。
広い地域を自分で歩きながら地形を覚え、巻物の情報を頭やメモへ残して進みます。
完全初見で攻略情報も使わない場合、物語を進めている時間より「どこだっけ」と歩いている時間の方が長くなることもあります。
移動の遅さと案内の少なさは、今遊ぶと特に気になりやすい部分です。
さらに見た目はアクションRPGなのに、敵はこちらの行動へ合わせて動くため、軽快に剣を振り回すゲームを期待するとテンポの違いにも驚きます。
その一方で、敵の前で止まって考えられるので忙しいアクションが苦手な人にはむしろ遊びやすい面もあります。
4種族の違いも面白いですが、初回でどれを選べばいいのかはゲーム内だけでは判断しにくいです。
1980年代のパソコンRPGらしい手探り感を面白がれるかで、印象はかなり変わります。
エリュシオンを遊ぶには?
2026年8月8日時点で、ファミコン版エリュシオンそのものを現行機向けへ移植した公式デジタル配信は確認できません。
一方、原作にあたる1986年のエリュシオン(PC-9801版)は、プロジェクトEGGでWindows 11対応版が公式配信されています。
PC版とファミコン版は同じ題名でも細かな仕様がかなり違うため、魔夜峰央氏のキャラクターデザインや4種族制を目当てにするならファミコン版を選ぶ必要があります。
現在ファミコン版そのものを遊ぶ場合は、中古カセットと対応本体をそろえる方法が中心です。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月8日時点では、ファミリーコンピュータ版エリュシオンの現行ゲーム機向け公式復刻配信は確認できません。
ただし作品自体がまったく現代環境で遊べないわけではありません。
システムソフトが1986年に発売したエリュシオン(PC-9801版)は、2025年1月28日からプロジェクトEGGでWindows 11対応版として公式配信されています。
プロジェクトEGGで配信されているのはファミコン版ではないので、購入前にここだけは確認しておきたいところです。
PC版では主人公が5種族と男女の組み合わせから選べる一方、ファミコン版ではミノス、アイレックス、ディオネーア、ヴィスカムの4種族になっています。
魔夜峰央氏によるファミコン版独自のキャラクターデザインも、そのままPC版へ入っているわけではありません。
物語の原型を現行PCで遊びたいならプロジェクトEGG版、1988年のファミコン版そのものへ触れたいなら中古カセットという選び分けになります。
同じ「エリュシオン」でも別バージョンとして考えるのが安全です。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
ファミコン版を遊ぶなら、エリュシオンのカセットとファミリーコンピュータ系の対応本体が必要です。
初期型ファミリーコンピュータはRF接続が中心なので、現在のテレビでは直接つなげない場合があります。
本体を中古で買う前に、まずテレビ側の入力端子を確認するのが基本です。
AV出力に対応したニューファミコンなどを使えば、環境によっては初期型より接続しやすくなります。
本作では十字ボタンを使って広いマップを長時間歩くため、方向キーの反応が悪いコントローラーだと移動の面倒さがさらに増します。
Aボタンは攻撃と決定、Bボタンはメニュー呼び出しに使うので、こちらも正常に反応するか確認しておきましょう。
パスワード方式なのでセーブ用電池の残量は気にしなくて構いませんが、長い探索中にカセットの接触が途切れると、その時点から先の進行は失います。
安定した本体と、最新パスワードの記録をセットで用意すると安心して遊べます。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
2026年8月8日時点で確認できるYahoo!オークションの過去180日終了履歴では、ファミコンカテゴリのエリュシオンが48件あり、全状態をまとめた平均落札額は3,933円でした。
ただし最安680円から最高48,400円までかなり幅があり、この平均だけ見ても裸カセットの相場は分かりません。
実際の終了例では、動作確認済みのソフト単体が935円、1,080円、1,210円、1,668円などで落札されています。
実際に遊ぶ目的なら、1,000円前後から2,000円台のソフト単体実績を基準に比べると見やすいでしょう。
箱付きでは2,481円、3,700円、4,345円、4,622円、4,730円などの終了例もあり、説明書や状態によって値段は変わります。
ショップでは箱・説明書なし2,520円、完品系9,600円といった販売例も確認されるため、店頭価格と実際の落札価格は分けて見てください。
端子の腐食、ラベルの日焼け、記名、外装の割れ、動作確認の有無も重要です。
初めて遊ぶなら外箱より説明書を優先するという選び方も、本作ではかなり意味があります。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
今遊ぶなら一番便利なのは、宿屋で聞いたパスワードをスマートフォンで撮影して残すことです。
紙へ書き写す場合は文字の読み間違いが起こる可能性もあるので、写真と手書きの両方を残せばさらに安心できます。
巻物や宝石など大事な物を取るたび、新しいパスワードを残すようにすると長い探索をやり直す危険を減らせます。
移動速度が遅く感じるようになったら、ゲーム内でスピードリングを入手すると歩き回る負担を軽くできます。
現代テレビへ変換機器を通す場合も、本作は反射神経を競うゲームではないので、わずかな入力遅延より文字や地形の見やすさを優先して構いません。
説明書なしで始める場合は、Aで攻撃、Bでメニュー、「はなす」「しらべる」「あける」の使い方だけでも先に覚えておきましょう。
さらに探索中は「この洞窟は終わった」「ここで巻物を取った」と簡単なメモを残しておくと、同じ場所へ何度も戻る回数を減らせます。
パスワードの写真と簡単な進行メモが、現代のオートセーブやクエスト一覧の代わりになります。
エリュシオンのQ&A
エリュシオンを初めて遊ぶと、主人公選び、タイトル画面、パスワード、現在のプレイ環境あたりで特に迷いやすくなります。
どれも知ってしまえば難しくありませんが、何も知らずに触れると故障や進行不能だと勘違いしやすい部分です。
最初の1時間で「これ大丈夫?」となりやすい疑問を先に知っておくと、その後は探索そのものへ集中しやすくなります。
PC-9801版とは仕様が違う部分もあるため、攻略情報を見る時はファミコン版の内容かどうかも確認してください。
初心者はどの種族を選べばいい?
ファミコン版では、ミノス、アイレックス、ディオネーア、ヴィスカムの4種族から主人公を選びます。
単なる見た目違いではなく、能力値、魔法を覚えるレベル、装備できる専用武器などに差があります。
ミノスはメイス系を扱い、確認できる高レベルデータでもHPが高めになる傾向があります。
アイレックスは魔法面が強く、ディオネーアは弓で離れた位置から攻撃でき、ヴィスカムはロッド系の武器を扱います。
初回で分かりやすさを優先するなら、耐久力を取りやすいミノスが扱いやすいでしょう。
敵へ近づく前に攻撃したいならディオネーアにも魅力があります。
ただし4種族すべてでクリアできる構成で、エンディングにも違いがあります。
最強だけを探すより、「近接で殴りたい」「魔法を使いたい」「遠距離が好き」と、自分がやりたい戦い方で選ぶ方が楽しみやすいです。
2周目で別種族を選ぶと、同じゲームでも違いをかなり実感できます。
タイトル画面が出ないのは故障?
電源を入れてすぐ普通のタイトル画面が出なくても、いきなり故障を疑わなくて大丈夫です。
ファミコン版エリュシオンは、名前と種族を決めて冒険を始め、王から最初の試練を受けるところからゲームが始まります。
城の地下迷宮で「まきもの1」「まきもの2」「勇者の指輪」を集め、王のところへ戻って試練を終えると、本格的なオープニングとタイトルへつながります。
タイトル画面の前に、長いチュートリアル兼ダンジョンが丸ごと入っていると考えると分かりやすいです。
初見では1時間近くかかる例もあり、「いつタイトルが出るんだ?」と不安になりやすいところです。
ただし文字化け、画面停止、操作不能といった症状があるなら話は別なので、カセット端子や本体側の接触も確認してください。
普通に移動や会話ができているなら、そのまま城地下を攻略して問題ありません。
勇者として認められてからタイトルが現れるという、かなり珍しい演出になっています。
パスワードはいつ使える?
ゲームを始めてすぐ、いつでもパスワードを聞けるわけではありません。
まず王の指示に従って城地下の迷宮へ入り、2巻の巻物と勇者の指輪を集めます。
指輪を王へ届けて最初の試練を終えると店が営業を始め、宿屋などで進行を再開するためのパスワードを聞けるようになります。
最初の地下迷宮突破が、実質的な保存機能の解禁条件です。
そこから先は長い探索へ出る前、あるいは重要な巻物、宝石、イベントを終えた後に最新のパスワードを残してください。
主人公が倒れた場合でも状況によって王の間から再開でき、一般的なRPGのように所持金を半分失う形式ではないとされています。
ただし電源を切って後日続けたい場合はパスワードが必要なので、ゲーム内で倒れた時の再開と、電源断後の再開は別物です。
今ならパスワード画面をそのまま写真へ残すのが一番手軽です。
2026年現在は何で遊べる?
2026年8月8日時点では、ファミコン版エリュシオンそのものを現行ゲーム機へ配信した公式サービスは確認できません。
そのため1988年のファミコン版を遊びたい場合は、中古カセットとファミリーコンピュータ系の対応環境を用意する方法が中心です。
現在公式にデジタル配信されている同名作品はPC-9801版なので、ここは取り違えないようにしてください。
エリュシオン(PC-9801版)は2025年1月28日にプロジェクトEGGでWindows 11対応版として配信が始まり、価格は770円と案内されています。
ただし利用する場合は、プロジェクトEGG側のサービス条件も確認する必要があります。
PC版は主人公が5種族から選べるなど、ファミコン版とはゲーム内容に違いがあります。
4種族制や魔夜峰央氏のキャラクターデザインを含むファミコン独自版が目的なら、中古カセットを選ぶのが確実です。
原作のPC版を手軽に遊ぶか、ファミコン独自版そのものを遊ぶかで環境を選ぶと迷いません。
エリュシオンのまとめ
エリュシオンは、4種族から主人公を選び、10巻の巻物と3つの宝石を探しながら魔王ベールを目指す探索型RPGです。
派手なアクションよりも、敵との距離、装備重量、巻物の文章、人物との会話を1つずつ整理して進むことが大切になります。
攻略の中心はザコ敵を倒し続けることではなく、必要なイベントを正しい順番でつないでいくことです。
最初の城地下迷宮はかなり長く感じますが、そこを越えると本作の遊び方もずっと見えやすくなります。
まずは勇者の指輪と2巻の巻物を無事に持ち帰るところから始めてみてください。
結論:おすすめ度と合う人
エリュシオンは、ファミコンの有名RPGを一通り触った後に、もう少し変わった作品を遊びたい人へおすすめしやすい1本です。
画面は見下ろし型ですが、敵はこちらの動きへ合わせて進むため、一般的なアクションRPGとはかなり違った落ち着いた戦闘になります。
巻物を読み、人の話から次の場所を推理する作りには、1980年代のパソコンRPGらしい手触りが色濃く残っています。
手取り足取り案内されるより、自分で見つけたい人にはかなり面白い作品です。
一方、目的地表示がないこと、移動速度が遅いこと、パスワード方式であることは現在だとかなり不便に感じます。
説明書なしの完全初見なら、最初の地下迷宮だけで「もういいかな」となってしまう可能性もあります。
そこを攻略記事や簡単なメモで少し補えば、4種族の違い、魔夜峰央氏のキャラクター、独特な準ターン制戦闘といった個性が見えやすくなります。
昔の不親切さを少しだけ補ってあげると、魅力を拾いやすくなるレトロRPGです。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
ゲームを始めたら名前と好きな種族を決め、城で王と話して地下迷宮へ入ります。
B1で「まきもの1」、B3で「まきもの2」、B4で「勇者の指輪」を入手し、王へ指輪を届けてパスワードを使える段階まで進めてください。
次は「まきもの3」を取り、迷いの森で「まきもの4」「まきもの5」を回収しながら伝説の谷と神秘の岩場へ向かいます。
中盤からは10巻の巻物と、宝石リーブ・マグニ・ノルンを並行して集めるのが大切です。
神秘の岩場ではフェアリーを解放してオカリナを受け取り、聖なる大地で水晶玉へつなげます。
賢者の島では「まきもの10」と宝石ノルンを回収し、すべての巻物を王妃へ渡してヒールリングを入手します。
最後に3つの宝石を聖剣の洞窟へ持ち込み、スターブレイドを手に入れて霧の国から魔宮へ進みます。
城地下、巻物10巻、3つの宝石、スターブレイドという大きな流れだけ覚えておけば、全体像はかなり整理しやすくなります。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
エリュシオンの元になった作品そのものを見てみたいなら、現在プロジェクトEGGで公式配信されているエリュシオン(PC-9801版)を比べるのが分かりやすいでしょう。
基本設定は共通していますが、主人公の種族数やキャラクター表現などファミコン版との違いが多く、「移植でここまで変えたのか」と見比べる楽しさがあります。
システムソフトらしいRPGの作りへさらに興味が出たなら、同社のティル・ナ・ノーグも関連作品として知っておきたいタイトルです。
こちらはエリュシオンの直接の続編ではありませんが、システムソフトが展開してきたRPGの流れを見るうえでは興味深い存在です。
ファミコンで見下ろし型の探索と戦闘をもう少し軽快に楽しみたいなら、別メーカーのアクションRPGまで視野を広げるのもいいでしょう。
ただし、本作のように主人公の行動と敵の移動が結び付いた感覚はかなり独特です。
まず4種族のうち1人で最後まで進め、気に入ったら別種族かPC版へ移ると違いを楽しめます。
同じ世界の別バージョンを比べるところまで楽しめる作品です。