不動明王伝とは?【レトロゲームプロフィール】
不動明王伝は、1988年3月29日にタイトーから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションゲームです。
不動明王の血を引く密僧アシュラナータを操り、奪われた七支刀と宝珠を取り戻しながら、さらわれた巫女・小夜を追っていきます。
画面を見てまず驚くのが、とにかく高く、遠くへ飛ぶジャンプです。
そこへ七支刀による接近戦、飛び道具、さまざまな術が加わり、かなり勢いのあるアクションになっています。
全体は3ラウンド各4面と最終面を合わせた13面構成で、各面の最後にはクセの強いボスが待ち構えています。
敵に直接触れると一撃でミスになる厳しさを、豊富な救済アイテムで押し返していくのが本作ならではのバランスです。
かわり身の術があれば被弾を肩代わりしてくれ、黄金の孔雀を持っていれば落とし穴から助けてもらえます。
そのため「全部避けられるようになるまで練習する」というより、道中でしっかり保険を集めておく方がずっと現実的です。
ファミコン初の3メガビットROM採用作品として知られ、背景や敵、術、ボスの種類も当時としてはかなり盛り込まれています。
今から攻略情報を探す時は、日本版と海外版Demon Swordを混同しないことも重要です。
海外版では面数やダメージ方式まで変わっているため、動画を見ながら「自分のゲームと違うぞ?」となることがあります。
ここでは日本のファミリーコンピュータ版を基準に、操作、13面の進め方、アイテム、裏技、現在遊ぶ方法まで追っていきます。
| 発売日 | 1988年3月29日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | アクション |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | トーセ |
| 発売 | タイトー |
| 特徴 | 全13面、一撃ミス制、8方向ジャンプ、七支刀の成長、多数の術とアイテム、パスワード式コンティニュー |
| シリーズ | 単発作品として扱われる場合があります |
| 関連作 | 影の伝説、Demon Sword |
不動明王伝の紹介(概要・ストーリーなど)
不動明王伝は、大きなジャンプで広い地形を飛び回りながら敵を倒し、各面の最後にいるボスを目指すアクションゲームです。
見た目だけなら勢いで駆け抜ける作品に見えますが、実際はそう単純ではありません。
飛び道具の属性、術の残数、落とし穴への備えなど、後半ほど「何を持っているか」が効いてきます。
何も拾わず走り抜けると、後の面で一気に苦しくなるため、雑魚敵を倒してアイテムを集める時間も攻略の一部です。
世界観もかなり独特で、七支刀、宝珠、十二邪鬼といった聞き慣れない言葉が次々と登場します。
和風アクションではありますが、普通の時代劇というより妖怪や密教風の要素を濃く混ぜた伝奇もの。
日本版は全13面で進むという前提だけでも覚えておくと、海外版の攻略情報をうっかり参考にするミスを減らせます。
発売年・対応ハード・ジャンル
不動明王伝は1988年3月29日にタイトーから発売されました。
対応機種はファミリーコンピュータで、1人用の横スクロールを中心としたアクションゲームです。
開発元は複数のゲーム資料でトーセとされています。
発売時価格は5,900円で、型番はTFC-FM-5900です。
特に知られているのが、ファミコン初の3メガビットROM採用作品という点です。
その容量を使い、13面という長めの構成に加えて、多数のボス、飛び道具、術、さまざまな背景が詰め込まれています。
基本アクションには、同じタイトーの影の伝説を思わせる部分があります。
上方向へ一気に飛び上がるジャンプや、木々を渡りながら高速で進んでいく感覚はかなり近いです。
ただし物語上の続編ではなく、主人公も世界観も別物になります。
タイトルだけ見ると少々重そうな仏教ゲームに見えますが、動かしてみると印象は正反対です。
じっと構えるより、飛びながら敵をさばいていくタイプの作品だと思えば雰囲気をつかみやすいでしょう。
海外では内容を調整したDemon Swordも発売されています。
日本版の情報を探す場合は「FC」「13面」「一撃ミス」といった条件まで確認すると取り違えを防げます。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
不動明王伝の舞台は、戦乱が広がろうとしている日本です。
物語の中心にあるのが、霊宝「七支刀」と「宝珠」。
宝珠には強大な三宝荒神を現世へ呼び出す力があり、七支刀はその力を封じる役目を持っています。
ところが天下を狙う黒翁が十二邪鬼を操り、宝珠を奪ってしまいます。
さらに訶梨帝女の血を引く巫女・小夜まで連れ去られてしまいました。
そこで立ち上がるのが、不動明王の血を引く密僧アシュラナータです。
小夜を救い、宝珠を取り戻し、黒翁の野望を食い止めることが冒険の大きな目的になります。
印度羅、邪馬台、三宝荒神など独特な固有語が飛び交うため、最初は少し面食らうかもしれません。
とはいえ歴史を忠実に再現した作品ではなく、和風伝奇と密教風ファンタジーを混ぜた世界と考えれば十分です。
ゲーム中は長い会話イベントよりアクションが中心で、ラウンドを突破するたびに七支刀を取り戻し、黒翁へ一歩ずつ近づいていきます。
「奪われた力を取り戻しながら奥へ進む」という流れは、物語を細かく知らなくても画面から伝わる作りです。
最終面だけは先に調べず、そのまま進んだ方が最後の雰囲気を楽しみやすいでしょう。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
不動明王伝のおもしろさは、何と言っても大きなジャンプと大量のアイテムが組み合わさっているところです。
十字キーの上で真上、右上や左上なら斜め方向へ一気に飛びます。
Aボタンでは七支刀を振り、Bボタンでは選択している飛び道具を使用します。
七支刀は敵を斬るだけでなく、飛んできた弾まで弾き返せます。
敵へ攻撃する動作が、そのまま防御にもなるのが触っていて気持ちいいポイントです。
ボスを倒すと新しい飛び道具が増え、敵の属性に合った物を使えばダメージも大きくなります。
火の敵には雪玉、氷の敵には火炎弾、鎧の敵には雷電、死者系には数珠と、相性もかなり分かりやすく作られています。
術も飛翔の術、風神の術、念縛の術、雷神の術など種類が豊富です。
ただし日本版では、敵の攻撃をまともに受けると基本的に1回でミス。
その厳しさを補うのが、かわり身の術や黄金の孔雀です。
アクションの腕だけでなく、どれだけ準備しているかでも難度を変えられるため、「難しいけれど打つ手がない」というゲームにはなっていません。
慣れたら一気に駆け抜け、苦しい時はアイテムを集めて保険を増やす。
その両方を選べるところが本作の強みです。
難易度・クリア時間の目安
不動明王伝は、はっきり言って簡単なアクションではありません。
日本版には何発も耐えられる体力ゲージがなく、敵の攻撃を直接受けると基本的に1ミスになります。
しかも落とし穴が多く、高く跳んだ後に「この下は地面だろう」と着地したら、そのまま穴だったという事故も起こります。
ただし、かわり身の術が被弾を肩代わりし、黄金の孔雀が落下から救ってくれます。
救済アイテムをどれだけ持っているかで、体感難度がかなり変わる作品です。
ステージ配置を覚えた通しプレイでは1時間前後でエンディングへ到達する例もありますが、初見で同じ速さを狙うのは現実的ではありません。
13面の地形、ボスの弱点、般若門の位置などを探りながら進めるなら、数時間以上見ておく方が気楽です。
ゲームオーバー後はステージ1-2以降でコンティニュー用パスワードを使えるため、1日で全13面を走り切る必要もありません。
ただ、再開した時には救済アイテムを少し集め直した方が安全な場合があります。
最初はタイムを縮めるより、1面ずつ準備しながら突破する方が本作の仕組みを覚えやすいです。
まずラウンド1を越える頃には飛び道具も増え、「こういうゲームなのか」がかなり見えてきます。
不動明王伝が刺さる人/刺さらない人
不動明王伝が合いやすいのは、ファミコンらしい高速アクションと、ちょっと不気味な和風世界が好きな人です。
木の上を飛び渡るような大ジャンプは影の伝説に近く、地面を慎重に1歩ずつ進むタイプのゲームとはまるで感触が違います。
飛び道具、術、ボスごとの弱点もあり、刀だけ振っていれば終わる作品でもありません。
アイテムをため込み、難所で一気に使って突破するような遊びが好きならかなり相性がいいでしょう。
逆に、一撃ミスや見えにくい落とし穴を強いストレスに感じる人には厳しいです。
敵が次々と出てくるため、画面を止めてじっくり安全確認したい人にも少々せわしなく感じられます。
かわり身を増やそうとすると、同じ場所で雑魚敵を倒し続ける時間も発生します。
そこを「準備が整っていくのが楽しい」と思えるか、「作業が増えた」と感じるかでも評価は変わります。
高難度だけれど、自分で救済策を集められるゲームが好きならおすすめしやすい1本です。
戦国風の日本に妖怪や仏教用語、伝奇設定が混ざる世界観もかなり濃厚。
普通の忍者アクションでは少し物足りない人ほど記憶に残りやすい作品です。
海外版Demon Swordとの違い
海外ではDemon SwordというタイトルでNES版が発売されていますが、日本版の不動明王伝と完全に同じゲームではありません。
日本版が全13面なのに対し、海外版は7面へ整理され、一部のステージやボスも削られています。
さらに大きく違うのがダメージ方式です。
日本版では基本的に一撃でミスになりますが、海外版にはライフ制があります。
面数が多く、一撃ミス制まで採用している日本版の方が、より厳しく感じやすいでしょう。
術やアイテムにも違いがあるため、海外サイトの攻略手順をそのまま日本版へ当てはめても、敵やアイテムの位置が一致しないことがあります。
動画を見ていて「7面くらいで終わっている」「何回も敵の攻撃に耐えている」という場合は、海外版を見ている可能性があります。
パスワードも版によって異なるため、文字列だけ拾って入力するのは避けた方が無難です。
攻略情報を見る時は、Fudou Myouou DenなのかDemon Swordなのかを最初に確認しておきましょう。
日本版はステージ1-1から1-4、2-1から2-4、3-1から3-4、最後にステージ4という13面構成です。
単なる英語版というより、かなり調整された海外版と考えた方が情報を整理しやすくなります。
不動明王伝の遊び方
不動明王伝は、最初こそ移動、ジャンプ、七支刀、飛び道具くらいの操作で始まります。
ところが少し進むと術や属性弾が増え、「今どの道具を選んでいるか」がかなり重要になってきます。
最初の30秒は先へ急がず、大ジャンプの距離と刀で敵弾を消せる感覚を覚えるくらいでちょうどいいです。
地面だけを走るより、木や高い足場へ飛び移った方が敵をかわしやすい場面もあります。
敵を全部倒す必要はありません。
雑魚を全滅させるより、保険を残したままボスまで着くことを優先すると遊びやすくなります。
基本操作・画面の見方
不動明王伝では十字キーとA、B、START、SELECTを使います。
十字キー左右で移動し、下でしゃがみます。
そして本作で最初に戸惑いやすいのがジャンプ操作です。
十字キーの上を押せば真上へ、右上や左上へ入れれば斜め方向へ大きく飛びます。
Aボタンは七支刀による近接攻撃、Bボタンは選択中の投げるアイテムを使用します。
ジャンプボタンがなく、上方向の入力そのものがジャンプなのが現在のアクションとは大きく違う部分です。
STARTはゲーム開始のほか、ゲーム中の中断にも使います。
ポーズ中に表示を切り替えれば、セレクトアイテムや単発の術を選択可能です。
術の中にはSELECTで発動する物もあるので、通常攻撃と混同しないようにしましょう。
画面を見る時は残り人数だけでなく、かわり身、黄金の孔雀、鍵などのストックにも目を向けます。
残機より先に「あと何回守ってもらえるか」を見る癖を付けると、突然のゲームオーバーをかなり減らせます。
序盤は飛び道具を乱射するより、敵弾を七支刀で弾ける距離を覚える方が後々役立ちます。
後半になるほど、この防御がかなり頼りになります。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
不動明王伝の流れは、ステージを進む、雑魚敵からアイテムを集める、般若門へ入る、ボスを倒す、そして次の面へ向かうという形です。
敵をほとんど無視して走り抜けることもできますが、それではかわり身の術などがなかなか増えません。
かといって同じ場所にずっと居座ると、厄介な敵が増えてきて、集めた保険をその場で失うこともあります。
必要な数が集まったら欲張らず前へ進むくらいが、安全性とテンポのちょうどいい落としどころです。
般若門へ入るには鍵が必要で、内部には天国界や地獄界につながる場所があり、術やアイテムを得る機会があります。
各面の最後にはボスが待ち、撃破すると新しい攻撃手段も増えていきます。
ラウンドを越えれば七支刀そのものも長くなり、敵への攻撃と飛び道具の防御が少しずつ楽になります。
つまり、前半で集めた力がちゃんと後半の生存率につながるわけです。
道中は次のボスへ備える時間、ボス戦はためた道具を使う時間と分けると考えやすくなります。
ステージを覚えてきたら、危険地帯だけ術で飛ばし、安全な場所では不足したアイテムを補充するような動きに変わっていきます。
その形まで持っていければ、クリアもかなり現実的になります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
不動明王伝を始めたら、ステージ1-1の竹やぶをそのまま操作練習に使ってしまいましょう。
まず確認したいのは、真上ジャンプ、斜めジャンプ、七支刀、飛び道具の4つです。
特に斜め上へ飛ぶ距離を分かっていないと、足場を飛び越えたり、そのまま敵へ突っ込んだりしやすくなります。
少し操作に慣れたら、雑魚敵を倒してかわり身の術を集めます。
初回は最短ルートを狙うより、かわり身を数個ためてから先へ進む方が安心です。
鍵が出たら般若門にも入ってみて、中でどんな術やアイテムが手に入るのか確認しておくと後の理解が早くなります。
最初のボスである般若は、真正面から刀を振り続けるより、攻撃をかわして背後へ回るタイミングを狙います。
説明書でも後方からの攻撃が弱点として示されています。
ステージ1-2以降では地形も敵もきつくなるので、ここまでに七支刀で敵弾を弾く動きも覚えておきたいところです。
1-1で操作とアイテム回収の流れをつかむだけでも、その先の難しさはかなり変わります。
ノーダメージで抜けることにこだわる必要はありません。
かわり身を使いながらでも、まずボスまでたどり着く流れを覚える方が大事です。
初心者がつまずくポイントと対処
不動明王伝で最初に「うわっ」となりやすいのが、高く跳べることそのものが危険になる場面です。
ジャンプした瞬間は爽快でも、着地点が画面の外にあり、降りた先がそのまま落とし穴ということがあります。
黄金の孔雀を持っていれば助かりますが、何もない時は初めて見る場所で大ジャンプを連発しない方が安全です。
もう1つ戸惑うのが一撃ミス。
「少しくらいなら当たっても平気だろう」と敵へ近づくと、かわり身があっという間になくなります。
七支刀で敵弾を消し、危険な相手には近づきすぎないのが基本です。
属性弾の相性を知らないまま進むと、後半のボスが妙に硬く感じることもあります。
火には雪玉、氷には火炎弾、死者系には数珠など、分かっている弱点はしっかり使いましょう。
同じ場所でアイテム稼ぎを続けていると、強く素早い敵が出てくる場合もあります。
安全に集める場所と、さっさと抜ける場所を分けるようになると被害が減ります。
ゲームオーバーになったら、表示されるパスワードも忘れずに記録してください。
今なら写真と手書きを両方残しておけば、文字を読み違える心配もかなり減らせます。
不動明王伝の攻略法
不動明王伝は、全部の攻撃を華麗にかわそうとするより、多少失敗しても耐えられるよう先に保険を集めた方がずっと安定します。
特にかわり身の術、黄金の孔雀、般若門へ入るための鍵は、生存率へそのまま影響します。
序盤で救済アイテムをため、中盤から属性弾や術を使い分けていくのが分かりやすい攻略の流れです。
後半になると七支刀も長くなりますが、それ以上に敵や地形も激しくなります。
せっかく持っている術を最後まで抱えたまま倒されるのが一番もったいないので、危険な場所ではしっかり使っていきましょう。
序盤攻略:かわり身の術と鍵を集める
不動明王伝の序盤では、火力を上げるよりも「何回失敗できるか」を増やす方が大切です。
雑魚敵を倒した時に出る自動アイテムの中でも、特に欲しいのがかわり身の術。
敵の攻撃を直接受けた時に代わりになってくれるため、一撃ミス制の日本版では実質的な追加体力のように働きます。
攻略例ではステージ1-1でかなり多くためてから進む方法もあります。
初見なら数回分のかわり身を持ってから先へ進むだけでも、かなり気持ちに余裕が出ます。
落とし穴の多い本作では黄金の孔雀も重要なので、見かけたらしっかり回収しておきましょう。
さらに般若門の鍵があれば、道中の門に入って追加の術やアイテムを狙えます。
ただしアイテムを欲張りすぎて同じ場所に居続けると、敵の出現が激しくなり、せっかく集めたかわり身を使わされることがあります。
増えているうちに切り上げるのが稼ぎのコツです。
般若戦では後ろへ回り込み、魔僧兵のように武器を振り回す敵には攻撃が終わるまで無理に近づきません。
ラウンド1のうちに「避ける」「ためる」「弱点を狙う」の3つを覚えておけば、その先にもつながります。
中盤攻略:属性弾と般若門の使い分け
不動明王伝の中盤へ入ると、Bボタンで使うセレクトアイテムの相性がかなり重要になってきます。
雪玉は火の敵、火炎弾は氷の敵、雷電は鎧系、数珠は死者系、光玉は洞窟内の敵、空気弾は水の敵に強いとされています。
「この敵、やたら硬いな」と感じたら、ひたすら刀で斬る前に飛び道具を切り替えてみてください。
相性のいい攻撃なら3倍級のダメージを狙えるため、ボス戦の時間もかなり縮められます。
火炎山なら雪玉、氷結山なら火炎弾という具合に、ステージの雰囲気から有効な攻撃を想像できるところもあります。
般若門では飛翔の術や念縛の術など、難所を一気に楽にできる術を入手する機会があります。
ただし単発の術は使えばなくなります。
雑魚1体に慌てて使うより、天狗のように動きの激しいボスや、落下の危険が大きい地形へ残した方が価値があります。
普段は七支刀と属性弾、どうしても危険な場所だけ術と役割を分けると在庫が安定します。
足場そのものが難しい場所なら、飛翔の術で地形を丸ごと飛ばしてしまうのも立派な攻略です。
中盤からはアクションの腕だけでなく、「今、何を持っているか」を見る時間も増えてきます。
終盤攻略:七支刀と術を温存して黄泉の国へ
不動明王伝の終盤では七支刀が長くなり、序盤よりも敵へ攻撃を当てやすく、飛び道具も弾きやすくなります。
とはいえ破軍城以降は足場、飛び道具、硬い敵がまとめて襲ってくるため、刀が強くなったからと勢いだけで進むのは危険です。
普段の雑魚には七支刀と属性弾を使い、画面全体へ効く術や飛行系の術は本当に危険な場所へ残します。
黄泉の国へ入る時点で、かわり身と攻撃用の術がある程度残っているのが理想です。
破軍城では武士や妖魔大将軍など、真正面から近づくと危険な敵も増えてきます。
高低差を利用して敵の攻撃線から外れ、無理なら飛び道具で先に削りましょう。
紅姥は特殊な防御を使うため、攻撃が通っていない時に刀を振り続けても消耗するだけです。
反応がある瞬間を見て、そこでまとめて攻めます。
そして最終面の黒翁まで来たら、術を残しておく理由はありません。
最後は温存よりも生き残ることを優先し、拘束や無敵系の術があるなら遠慮なく使いましょう。
七支刀には敵弾を弾く役割もあるので、飛び道具だけに夢中にならず刀も振り続けます。
黒翁までどれだけ多くの保険を持ち込めるかが、終盤の攻略そのものです。
ボス別の安定戦術(負けパターン→対策)
不動明王伝のボスは、最初から最後まで同じように刀を連打していれば倒せる相手ばかりではありません。
最初の般若は後ろから攻撃しやすく、魔僧兵は武器を振り回している最中へ無理に近づかない方が安全です。
仁王は攻撃が通る位置を意識し、弱点の高さへ合わせて攻めます。
妖魔大僧正は闇へ隠れている時ではなく、姿を見せた瞬間が攻撃のチャンスです。
「今はちゃんと攻撃が通っているか」を見るだけでも、無駄な接近はかなり減ります。
火具土には雪玉、雪女には火炎弾といった属性相性も積極的に使いましょう。
天狗は空中を激しく動き回るため、念縛系の術があれば攻撃の機会を作りやすくなります。
後半の武蔵は剣と念動波を使うので、同じ高さでじっと戦い続けない方が安全です。
妖魔大将軍も火炎と刀で攻めてくるため、近距離に居座るとかわり身を連続で失いかねません。
紅姥は防御状態を見て、攻撃が通るタイミングだけ狙います。
ボス戦で連続して倒される時は、火力不足より「近くに居すぎる」ことを疑うと改善しやすいです。
黒翁まで来たら残った術を全部使い切るつもりで攻め、最後だけ道具を抱えたまま終わることは避けましょう。
取り逃し注意:ボス報酬・術・コンティニュー
不動明王伝にはRPGのような長いイベント分岐はありませんが、その面で逃すと次の攻略が少し苦しくなる物はあります。
まずボス撃破後に得られるセレクトアイテム。
新しく出てくる敵への弱点攻撃になるので、次の面へ入ったら一度何が増えたか確認しておきたいところです。
般若門の中で手に入る術も、寄らずに進めばそのまま不足した状態で難所へ向かうことになります。
鍵を持っている時は、門を見かけたら意識しておくと後半の余裕が増えます。
とはいえ、同じ場所で全アイテムをそろえようと粘り続ける必要もありません。
敵が激しくなれば、集めたかわり身をその場で使ってしまいます。
そして最も忘れたくないのが、ゲームオーバー時に表示されるコンティニュー用パスワードです。
記録せずに電源を切れば、その地点から再開できません。
パスワード画面が出たら、何か操作する前にまず記録する癖を付けておきましょう。
写真を撮った場合も、その場で拡大して文字が最後まで読めるか確認してください。
YESやNOの選択も急いで決定せず、画面をよく見てから進める方が安全です。
不動明王伝の裏技・小ネタ
不動明王伝には、最終面から強力な状態で始められる有名なパスワードがあります。
また、特殊な入力を使わなくても、かわり身の術を大量に集めるだけで難しさをかなり下げられます。
裏技や大量稼ぎを使うと一撃ミスの緊張感そのものがかなり薄くなるので、初回から使うかは好みです。
普通にラウンド1を遊んでみて、「これはちょっと厳しいな」と感じたら試すくらいでも十分でしょう。
海外版にも別のパスワード情報が多く出回っているため、文字列を試す時は日本版向けかどうかを必ず確認してください。
有名な裏技一覧(効果/手順)
不動明王伝で特に知られているのが、最終面をかなり強い状態から始められるパスワードです。
パスワード入力画面で「MIS SMA TCH ■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■」と入力する方法が複数の攻略資料で紹介されています。
成功すると最終面から始まり、主要なアイテムを持った強力な状態になります。
敵から入手する一部アイテムも大量に所持した形になるため、普通に全13面を進んだ時より黒翁戦までかなり楽です。
エンディングだけ確認したい時にはかなり便利な裏技です。
ただし、この状態では七支刀や術を少しずつ増やしていく本来の成長感をほとんど飛ばしてしまいます。
せっかくなら最初のラウンドくらいは通常ルートで遊び、その後に試す方が違いも分かりやすいでしょう。
入力ではアルファベットのIとL、記号、空白の区切りなどを見間違えないようにします。
資料によって黒い四角の表現方法が違う場合もあるため、実機側で入力できる文字と照らし合わせてください。
海外版Demon Swordのパスワードとは別物として扱うのも大切です。
海外サイトに載っているステージパスワードを日本版へ入れても、同じ結果になるとは限りません。
稼ぎ系テク(かわり身・1UP・アイテム)
不動明王伝で最も役立つ稼ぎは、かわり身の術を増やすことです。
雑魚敵を倒すと自動アイテムが出るため、安全な場所を見つけて敵を処理していけばストックを増やせます。
攻略動画などではステージ1-1で大量にためてから進む方法も見られます。
かわり身1個が、そのまま被弾1回分の保険になるので、一撃ミス制の日本版では効果を実感しやすいです。
落とし穴が多い面では黄金の孔雀もかなり重要になります。
即効アイテムには一定時間無敵になる物もあり、取った直後にボスへたどり着ければ大きな助けになります。
黄金仏は得点、浮遊仏は1UPなので、余裕があれば回収しておきましょう。
ただし同じ地点に長く居続けると、非常に素早い敵が出てきて、稼ぎどころではなくなることがあります。
急に敵が危険になってきたら、その場所での稼ぎは終了と考えて構いません。
かわり身を5個増やすために6個失っているなら、どう考えても割に合いません。
後半は不足した分だけ補充し、属性弾や術でそもそもの被弾を減らす方が効率的です。
般若門と天国界・地獄界の小ネタ
不動明王伝の道中に出てくる般若門は、鍵を持っている時に入れる特殊な場所です。
内部は通常ステージとは雰囲気が違い、天国界や地獄界につながっていて、術やアイテムを手に入れる機会があります。
たいまつは内部を照らすために使われ、御札は見えにくい敵から身を守るために役立ちます。
般若門はただの寄り道ではなく、後半へ向けて術を補充する場所だと思うと重要さが分かります。
飛翔の術なら一定時間自由に空を飛べるため、落とし穴や複雑な足場そのものを無視できます。
念縛の術は画面内の敵を止め、雷神の術は画面全体へ攻撃します。
護神火の術は周囲を守り、排魔の術は一定時間敵が出ない状況を作ります。
こうした術を簡単な雑魚戦で使ってしまうより、苦手な地形やボス戦まで残した方がありがたみは大きいです。
鍵を拾ったら、その後は般若門がないか少し意識して画面を見るだけでも攻略に余裕が出ます。
逆に鍵がない時まで無理に門を探す必要はありません。
入れる時だけ寄り道し、通常ルートのテンポを止めすぎない方が遊びやすいです。
パスワードの注意点(再開・入力ミス・版の違い)
不動明王伝はバッテリーバックアップではなく、コンティニュー用パスワードで途中から再開します。
ステージ1-2以降でゲームオーバーになると文字列が表示され、そのパスワードを入力すれば到達地点から再開できます。
使用文字はアルファベットといくつかの記号なので、極端に判別しづらい作りではありません。
それでも1文字違えば再開できないため、表示されたらまず画面を写真で残すのが安全です。
パスワードから再開した後は、かわり身の術や黄金の孔雀を少し補充してから先へ進んだ方が楽な場合があります。
いきなり最短ルートだけ走ると、通しプレイ時より保険が少ない状態で難所へ入ることになりかねません。
また、検索で表示されるDemon Sword用パスワードは海外版向けです。
面数やゲームルール自体が違うため、日本版用だと思い込んで入力しないようにしましょう。
日本版攻略なら13面構成が書かれているかを見ると判別しやすくなります。
特殊パスワードを試す時も、それまで使っていた通常攻略用パスワードは別に残しておくと安心です。
「やっぱり元の進行へ戻したい」と思った時の保険になります。
不動明王伝の良い点
不動明王伝の魅力は、ファミコンらしい軽快なアクションと、アイテムを使った攻略の幅がきちんと両立していることです。
木々を大ジャンプで飛び越えていくだけでも気持ちよく、そこへ七支刀、属性弾、さまざまな術がどんどん増えていきます。
難しい作品なのに、準備次第で自分から難度を下げられるのもおもしろいところです。
13面それぞれで背景やボスも変わるため、最後まで同じ景色を見続ける感じもありません。
3メガビットROMを前面に出した物量の多さは、今見てもこの作品らしい個性になっています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
不動明王伝を触っていてまず気持ちいいのが、移動速度とジャンプの大きさです。
地面をちょこちょこと進むのではなく、木や足場へ大きく飛び移り、画面を一気に抜けていきます。
敵もかなりの数が出ますが、七支刀で飛び道具を弾きながら進めるため、慣れてくると攻撃と防御が途切れません。
刀を振ること自体が防御にもつながるので、ただ避け続けるゲームとは違った爽快感があります。
属性に合った飛び道具なら硬い敵も早く倒せ、術を使えば危険な場所そのものを飛ばせます。
操作自体はそれほど多くないのに、何を温存して何を使うかで攻略方法が変わってくるのもおもしろいところです。
一撃ミスという厳しいルールも、かわり身の術を多く集めればかなり緩和できます。
アクションが苦手なら保険を多めに持ち、慣れてきたら必要最低限だけ拾って一気に進む。
腕前と準備の両方で攻略できるため、同じ13面でも遊び方を変えられます。
パスワードで途中から再開できるのも、当時の高難度アクションとしてはありがたいところです。
最初は何度も失敗した面を、地形を覚えた途端に一気に抜けられるようになる。
そんなレトロアクションらしい上達感もしっかり味わえます。
演出・音楽・グラフィックの魅力
不動明王伝は、竹やぶ、杉林、墓地、寺院、火炎山、鍾乳洞、氷結山、天狗塔、破軍城、黄泉の国と、進むたびに背景がかなり変わります。
3メガビットROMを使った物量の多さが目に見えて分かり、同じ景色を何度も使い回している印象は薄めです。
敵も僧兵、仁王、雪女、天狗、武蔵、紅姥など、和風怪異を中心にかなり濃い顔ぶれ。
仏教風のモチーフと妖怪ものが混ざった独特な暗さは、ほかのファミコンアクションと比べてもかなり特徴的です。
黄泉の国へ入ると背景も一段と不気味になり、「いよいよ最後の方まで来たな」と画面だけでも伝わります。
七支刀がラウンドごとに成長する演出も分かりやすく、クリアした実感につながります。
BGMも場所ごとに雰囲気が変わり、高速アクションを邪魔しないテンポです。
アシュラナータの動き自体もかなり大きく、あの独特のふわっとしたジャンプは一度見ると印象に残ります。
ファミコンで和風ホラー寄りのアクションを探している人には、見た目だけでもかなり刺さりやすいでしょう。
現在の高精細な作品とは方向性が違いますが、限られた色とドットで各地域の違いを出しているところは今見ても楽しめます。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
不動明王伝には、現代のゲームにある実績一覧や収集図鑑のようなものはありません。
それでも13面をどう抜けるかによって、遊び方はかなり変えられます。
1周目はかわり身の術をしっかり集めて安全重視、2周目は稼ぎを減らしてテンポよく進むだけでも別のゲームのような感触になります。
救済アイテムをどこまで使うかが、そのまま自分で決める難度調整です。
属性弾をきちんと使い分ける、般若門をできるだけ探す、術を最後まで残してボスを安定して倒すなど、自分で目標を作ることもできます。
操作に慣れたらノーミスや短時間クリアへ挑戦する遊びも可能です。
反対に特殊パスワードから最終面へ行き、黒翁だけを練習するような遊び方もできます。
海外版Demon Swordを遊べるなら、ステージ数やライフ制の違いを比べるのもおもしろいでしょう。
同じ面でも、持ち込む保険の数によって体感難度が変わるため、周回とも相性がいい作品です。
スコアだけを見るより、「前はかわり身を10個使った場所を3個で抜けられた」といった変化の方が上達を実感しやすいかもしれません。
最初は苦しかった面をほとんど止まらず抜けられるようになった時が、本作のやり込みで気持ちいい瞬間です。
不動明王伝の悪い点
不動明王伝でつらいのは、気持ちいいはずの大ジャンプと一撃ミスが、時々かなり意地悪な組み合わせになることです。
勢いよく飛び込んだ先が穴だったり、画面外から来た敵へ触れたりすると、一瞬でかわり身が消えていきます。
知らない地形ほど初見殺しが起こりやすいゲームです。
アイテムを集めればある程度対策できますが、そのためには雑魚敵を倒し続ける時間も必要になります。
ただ、厳しい部分の多くは「どこが危ないか」を覚えるほど減っていきます。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
不動明王伝には、現在のゲームのようなセーブメニューはありません。
ゲームオーバー後に表示されるパスワードを自分で記録し、タイトル画面のコンティニューから入力して再開します。
文字そのものは比較的整理されていますが、それでも27文字前後を毎回確認するのは少々面倒です。
たった1文字の写し間違いで再開できなくなるのは、今遊ぶとやはり緊張します。
さらにポーズ中に表示を切り替えて術を選ぶ操作も、説明書がないと最初は分かりにくいところです。
Aが七支刀、Bが飛び道具という基本操作も、海外版や別資料の情報が混ざると逆に混乱する場合があります。
画面上のアイコンも、今のゲームのように長い説明を付けてくれるわけではありません。
自動アイテム、セレクトアイテム、単発アイテムの違いも、最初は少し取っつきにくく感じます。
説明書なしの中古なら、操作方法とアイテム表だけ横に置いておくとかなり遊びやすくなります。
ロード時間そのものはほぼ気になりませんが、パスワードを手入力する時間が実質的な再開待ちです。
スマートフォンで画面を撮影できる今は、その点だけでも当時よりずっと楽に遊べます。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
不動明王伝で特に理不尽さを感じやすいのが、見えない着地点と一撃ミスの組み合わせです。
大ジャンプは気持ちいいのですが、下の地形を知らずに飛ぶと、そのまま落とし穴へ吸い込まれることがあります。
初めて見る場所では画面端へ全力ジャンプせず、黄金の孔雀もできるだけ確保しておきましょう。
敵の攻撃については、かわり身の術を多めに持ち、飛び道具は七支刀で消します。
一撃ミスを全部自力で避けるのではなく、アイテムで失敗できる回数を増やすのが本作では正攻法です。
もう1つ厄介なのが、同じ場所で長く稼いでいる時に現れる高速の敵。
かわり身を増やしたくて粘っているのに、その敵へ何度も当たって減らしていては本末転倒です。
危険になったら先へ進むか、般若門へ入って状況を切り替えます。
ボスも弱点を知らず刀だけで殴り続けると、やたら硬く感じる相手がいます。
属性弾とボス固有の隙を使うだけで、かなり戦いやすくなる相手も少なくありません。
難しい面では術を大事にしすぎず、飛翔や念縛を使って危険そのものを減らす方が楽です。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
不動明王伝は、現在のアクションゲームに慣れているほどジャンプ操作へ違和感を覚える可能性があります。
専用のジャンプボタンではなく、十字キーの上方向で飛ぶためです。
敵の近くで少し上へ入力しただけのつもりが、大きく空中へ飛び出してしまうこともあります。
空中で方向を調整する感覚も独特なので、最初の数分はかなりふわふわして感じるかもしれません。
最初から直感で快適に動かすというより、地形と操作を覚えてから気持ちよくなるタイプです。
一撃ミスのため、初見の地形を安心して試す余裕もあまりありません。
かわり身を大量に持てば楽になりますが、そのためには同じ場所で雑魚敵を倒し続けることもあります。
救済策そのものに少し作業が必要なのは、現代目線では好みが分かれるところです。
物語も仏教や史実を正確に再現するというより、和風伝奇の勢いを重視しています。
細かい設定の正確さより、妖怪と密教風の世界を楽しむくらいの気持ちが合います。
それでも面を進むほど七支刀が伸び、術や飛び道具が増えて、自分の攻略がどんどん楽になる感覚は今でも分かりやすいです。
高難度のレトロアクションが好きなら、この不便さまで含めて魅力になるでしょう。
不動明王伝を遊ぶには?
不動明王伝を現在遊ぶなら、まず日本のファミコン版そのものがどの環境で遊べるかを確認する必要があります。
2026年8月8日時点で確認できる範囲では、日本の現行Nintendo Switch系サービスなどでファミコン版の公式配信は見つけにくい状態です。
オリジナルの日本版を確実に遊ぶなら、正規中古カセットと実機を使う方法が分かりやすいでしょう。
海外版Demon Swordはステージ数やルールが違うため、輸入版を選ぶ時も「同じ内容」と思わない方が安全です。
カセットを買う場合は、本体だけでなくテレビへどう接続するかまで先に確認しておきましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
不動明王伝の日本ファミコン版は、2026年8月8日時点で確認できる範囲では、現行機向け公式ダウンロード版を簡単に購入できる状態ではありません。
オリジナル版を遊びたい場合は、中古のファミコンカセットを用意する方法が現実的です。
タイトーは多くの旧作を復刻していますが、別作品が収録されたシリーズと本作を混同しないようにしてください。
商品名だけではなく、対応機種と発売年まで確認するのが安全です。
海外ではDemon Swordという名前で発売されていますが、日本版とはステージ数やダメージ方式が異なります。
日本版13面をそのまま遊べる代用品ではありません。
市販の互換機を使う方法もありますが、すべてのカセットで完全な動作が保証されるとは限らないため、対応状況は事前に確認した方が安心です。
今後、公式復刻が追加される可能性までは否定できませんが、現時点で断定はできません。
今すぐ日本版の13面構成を遊びたいなら、実機系の環境がいちばん分かりやすいでしょう。
配信状況は将来変わる可能性があるため、購入時には任天堂やタイトーの公式情報も改めて確認してください。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
不動明王伝を実機で遊ぶには、ファミリーコンピュータ本体、カセット、コントローラー、電源、映像をテレビへ出す環境が必要です。
初代ファミコンはRF接続が基本なので、現在のテレビではそのまま使えない場合があります。
AV出力を使えるニューファミコンなら、現在の環境でも比較的接続方法を組みやすいでしょう。
これから本体も買うなら、先にテレビ側の入力端子を確認するのがおすすめです。
映像変換機器を使う場合は、単に映ればいいというだけでなく、入力遅延も確認したいところです。
不動明王伝は斜めジャンプと敵弾への反応をかなり使うため、遅延が大きいと難度まで上がってしまいます。
カセットは端子の汚れで起動しにくいことがあるので、中古購入では動作確認済みかどうかも見ます。
端子を無理に削るような清掃は避け、安全な方法を選んでください。
セーブ用電池は使わないパスワード方式なので、電池交換の有無を気にする必要はありません。
十字キーの斜め入力がきちんと入るコントローラーは特に重要です。
斜めジャンプを何度も使うため、方向キーがへたっていると操作感がかなり変わります。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
不動明王伝を中古で買う時は、遊ぶためなのか、箱や説明書までそろえて集めたいのかを先に決めておくと選びやすくなります。
実際に遊ぶだけならカセット単品で問題ありません。
コレクション目的なら箱、説明書、内箱、ラベルの日焼けやつぶれなども価格へ影響します。
2026年8月8日時点でも専門店や中古市場で流通は確認できますが、状態による差が大きく、固定相場を1つの数字で出すのは難しい状態です。
販売中の値段だけでなく、実際に売れた履歴を複数見比べると判断しやすくなります。
カセット単品と箱説付きは別の条件として比較してください。
購入前には端子のサビ、ラベルの破れ、カセットケースの割れ、記名、動作確認の有無などを見ます。
本作はアイテムや術の種類が多く、操作にも少しクセがあるため、説明書付きなら初めて遊ぶ時に役立ちます。
説明書なしでも遊べますが、まずは動作確認済みかどうかを優先した方が失敗は減ります。
電池保存ではないので、「バックアップ電池交換済み」という説明は購入判断の中心にはなりません。
実際に買う時は、その時点での最新の売却済み価格まで確認してから決めると安心です。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
不動明王伝を現在快適に遊ぶなら、まず入力遅延の少ない画面と、斜め入力がきちんと入るコントローラーを用意したいところです。
敵弾を見てから刀を振ったり、足場へ向けて斜めジャンプしたりする場面が多いので、映像が遅れる環境ではそれだけで遊びにくくなります。
テレビにゲームモードがあるなら試してみてください。
画質を派手に補正するより、ボタンへ素直に反応することを優先した方が本作には合います。
次に、パスワード画面をスマートフォンで撮影できるようにしておくと安心です。
ゲームオーバー後に撮影したら、そのまま電源を切らず、拡大して全文が読めるか確認します。
古いテレビや変換機器では文字がにじむ場合があるため、不安なら紙にも控えておきましょう。
長時間遊ぶ場合は、ラウンドの区切りやゲームオーバーを休憩の目安にすると疲れにくくなります。
パスワードから再開した直後は、かわり身を少し補充してから本格的に進むのもポイントです。
最短ルートだけを走ると、保険が少ないまま後半へ入ることになります。
少し寄り道してアイテムを補い、いつもの攻略状態へ戻してから進む方が安定します。
不動明王伝のQ&A
不動明王伝は、日本版と海外版の違い、一撃ミス、パスワード、そして影の伝説との関係あたりで迷いやすい作品です。
特に初めて遊ぶ時は、「本当に一発で死ぬの?」「セーブはないの?」と戸惑う部分があります。
日本版13面という前提と、かわり身の術の役割さえ分かれば、難しさの印象もかなり変わります。
海外の攻略情報を混ぜず、日本版を基準に考えるのがまず第一歩です。
一撃でミスになるの?
はい、日本のファミコン版不動明王伝では、敵の攻撃を直接受けると基本的に1回でミスになります。
現在のアクションゲームのように、長い体力ゲージが少しずつ減っていく方式ではありません。
そのため、初めて触るとかなり厳しく感じます。
ただし、かわり身の術を持っている場合は、被弾した時に身代わりになってくれます。
かわり身を複数持てば、その数だけ実質的に耐えられる回数を増やせるため、完全な一発勝負というわけではありません。
落とし穴には黄金の孔雀という救済もあります。
さらに敵弾は七支刀で弾けるので、守る手段自体はいくつも用意されています。
つまり「全部ノーダメージで避ける」より、かわり身や孔雀を切らさない方が攻略では重要です。
海外版Demon Swordではライフ制が採用されているため、動画の中で何度も攻撃へ耐えているなら海外版の可能性があります。
日本版は基本一撃ミス、海外版はライフ制と覚えておくと見分けやすいです。
初回はステージ1-1でかわり身をいくつか集めてから進むと遊びやすくなります。
セーブやコンティニューはできる?
不動明王伝にはバッテリーバックアップ式のセーブはありませんが、パスワードによるコンティニューが用意されています。
ステージ1-2以降でゲームオーバーになると、再開用の文字列が画面へ表示されます。
それを控え、タイトル画面からコンティニューを選び、同じ文字列を入力すれば到達地点から再開できます。
13面を1回のプレイで全部通す必要はありません。
ただしパスワードを記録せずに電源を切ると、後からその地点へ戻れません。
写真で残すなら、文字列の端まで画面へ入っているか確認してください。
手書きならアルファベットや記号を大きめに書いておくと読み返しやすくなります。
再開後は、かわり身の術や黄金の孔雀などを少し補充してから進む方が安全です。
パスワードで場所へ戻り、保険はその後に整え直すくらいの感覚で遊ぶと楽でしょう。
「写真確認→文字確認→電源OFF」という順番を毎回決めてしまえば、記録ミスも減らせます。
影の伝説の続編なの?
不動明王伝は、タイトーの影の伝説とかなり似たアクションを持っています。
大きく跳ぶジャンプ、木々の間を飛び越える動き、刀と飛び道具を使った戦闘など、触った時の感覚には共通点があります。
そのため発展形や精神的な続編のように紹介されることがあります。
ただし物語上の直接的な続編ではありません。
アクションの感触は近いものの、主人公も世界観も別です。
影の伝説の主人公とアシュラナータは別人で、救出する人物や敵の設定にもつながりはありません。
遊び味としては、影の伝説の大ジャンプ系アクションへ、多数の飛び道具、術、ボス、成長する七支刀を加えたような方向です。
先に影の伝説を遊んでいなくても、物語を理解できなくなることはありません。
前作を必須にする関係ではないけれど、あのジャンプ感が好きなら両方楽しみやすいと考えれば分かりやすいでしょう。
中古でどちらかを先に見つけたら、まず1本触って独特の浮遊感が好みに合うか確かめるのもありです。
最初に集めるべきアイテムは?
最優先で集めたいのは、かわり身の術です。
不動明王伝の日本版は一撃ミスなので、被弾を肩代わりしてくれるかわり身が、そのまま追加の生存回数になります。
次に欲しいのが黄金の孔雀です。
こちらは底のない落とし穴へ落ちた時に助けてくれます。
さらに般若門へ入るための鍵も、見つけたら取っておきましょう。
かわり身、黄金の孔雀、鍵の3つが序盤の安全セットです。
その後はボス撃破で増える属性弾を敵に合わせて使います。
火の敵には雪玉、氷の敵には火炎弾、死者系には数珠というように、相性を覚えるほど戦闘時間も被害も減らせます。
単発の術は取った瞬間に使わず、難しい足場やボス戦まで残しておく方がお得です。
特に飛翔の術や念縛の術は、普通に突破しようとすると危険な場所をかなり楽にしてくれます。
序盤は攻撃力より先に保険を増やすことが攻略の近道です。
1-1である程度準備したら、以降は使った分だけ補充するくらいにするとテンポも落ちません。
海外版Demon Swordと同じ内容?
いいえ、日本版の不動明王伝と海外版Demon Swordにはかなり大きな違いがあります。
日本版は全13面ですが、海外版では7面へ短縮されています。
さらに日本版が基本一撃ミスなのに対し、海外版にはライフ制があります。
一部のボス、アイテム、術、エンディング演出にも違いがあります。
単に日本語が英語へ変わっただけの海外版ではありません。
海外サイトにはDemon Sword向けのパスワードやマップが数多く掲載されていますが、そのまま日本版で使えない情報もあります。
動画を見る場合も、序盤からライフゲージが表示されているなら海外版です。
日本版を探すなら「Fudou Myouou Den」「Famicom」「13 stages」などを目印にすると分かりやすいでしょう。
攻略情報が合わない時は、まず面数とダメージ方式を確認してください。
この記事では、日本国内版の13面構成と一撃ミス制を基準に扱っています。
不動明王伝のまとめ
不動明王伝は、影の伝説を思わせる大ジャンプ系アクションへ、成長する七支刀、属性弾、多数の術、全13面という長い冒険を加えたファミコン作品です。
一撃ミスだけ聞くとかなり厳しく感じますが、かわり身の術や黄金の孔雀を集めれば遊びやすさは大きく変わります。
全部避ける腕前がなくても、しっかり準備して難所を押し切れるのが本作のおもしろいところです。
今から遊ぶなら、日本版と海外版の違い、パスワード式コンティニュー、般若門の役割だけ先に知っておくとかなり迷いにくくなります。
まずはステージ1-1で大ジャンプを試し、かわり身をいくつか集めるところから始めてみてください。
結論:おすすめ度と合う人
不動明王伝は、高難度のファミコンアクションが好きで、ただ何度も死んで覚えるだけではなく、アイテムや術まで使って攻略したい人に向いています。
大ジャンプの爽快感、ステージの多さ、ボスの個性は当時の作品としてかなり充実しています。
和風妖怪と密教風の世界観も濃く、画面を見ただけでも独特です。
特にあの大きなジャンプの浮遊感が気持ちいいと感じた人なら、かなり楽しめるでしょう。
反対に、一撃ミス、落とし穴、アイテム稼ぎが苦手だと評価は下がります。
現在のゲームのような細かいチェックポイントやオートセーブもありません。
それでもパスワードによる再開があり、かわり身を増やせばアクションが苦手でも少しずつ前へ進めます。
ボスも弱点属性や術を知った途端にずっと戦いやすくなる相手がいます。
遊びながら知識を増やすほど、難しさが下がっていくレトロゲームとしてよくできています。
ファミコンの中でも、ちょっと濃い和風アクションを探している人なら候補に入れていい1本です。
まずは特殊パスワードを使わず、ラウンド1を自力で抜けるところまで遊ぶと本作の魅力がつかみやすいでしょう。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
不動明王伝を始めたら、まずAが七支刀、Bが飛び道具、十字キー上方向がジャンプという操作だけ覚えます。
ステージ1-1へ入ったら斜めジャンプを何度か試し、敵を倒しながらかわり身の術を集めてください。
鍵を拾ったら般若門へ入って、術を取れる仕組みも一度体験しておきます。
そのまま般若を倒して次の面へ進めば、基本的なゲームの流れはほぼ分かります。
最初からラウンド1全部をクリアしようとせず、まず1-1突破を目標にすると気楽です。
次に属性弾の相性を覚え、火には雪、氷には火、死者には数珠というように使い分けます。
ゲームオーバーになったらパスワードを撮影し、再開後は少し保険を集めてから先へ進みましょう。
後半では飛翔や念縛などの術を本当に苦手な場所まで残します。
黒翁まで来たら温存は終わりです。
操作→かわり身→属性弾→術の順に覚えると、一度に全部を理解しなくて済みます。
1度クリアしてから最強パスワードや短時間攻略を試せば、通常プレイとの違いもより楽しめます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
不動明王伝の大ジャンプと高速アクションが気に入ったなら、まず影の伝説を触ってみると違いが分かりやすいです。
システムの土台が近く、木々を飛び越える独特な浮遊感を、よりシンプルな形で楽しめます。
妖怪や和風世界の雰囲気をもっと味わいたいなら、タイトーの奇々怪界 怒涛編も候補です。
操作感はかなり違いますが、和風怪異を相手にする空気には共通するものがあります。
大ジャンプが好きなら影の伝説、和風怪異の雰囲気が好きなら奇々怪界と考えると選びやすいでしょう。
もっと硬派な横スクロール剣劇へ進みたいなら、別メーカーですが忍者龍剣伝も比較しやすい作品です。
こちらは浮遊感のあるジャンプより、敵配置と正確な操作が中心になります。
日本版と海外版の違いそのものに興味が出たなら、Demon Swordと見比べるのもおもしろいです。
次の1本は、不動明王伝のどこが一番楽しかったかで選ぶと外しにくくなります。
七支刀や術の多さが好きだったなら、武器や特殊能力が豊富なアクションへ進むと楽しみをつなげられます。
まずは全13面を突破し、アシュラナータの七支刀が少しずつ伸びていく感覚を最後まで味わってみてください。