トムとジェリーとは?【レトロゲームプロフィール】
トムとジェリーは、小さなネズミのジェリーを動かして、映画館、ジャンクヤード、おもちゃ屋、家の中を駆け回るスーパーファミコン用の横スクロールアクションです。
もちろん、行く先々で邪魔をしてくるのはおなじみのトム。巨大な砂袋を落としてきたり、磁石を使ったり、爆弾を抱えたおもちゃまで持ち出したりと、アニメさながらのドタバタが待っています。
通常ステージではビー玉を前や上へ投げて敵を追い払いながら出口を探しますが、このゲームで早めに覚えておきたいのが、着地した直後の小さなバウンドでもう1度跳ぶダブルジャンプです。ダブルジャンプを使いこなせるかどうかで動きやすさが大きく変わります。
全部で11ステージと4回のボスイベントがあり、映画館から家へ近づくにつれて背景も仕掛けも次々と変化していきます。
1人プレイではジェリーを操作し、2人プレイならジェリーとタフィーを交代しながら進める仕組みです。
チーズを100個集めれば残機が1つ増えるので、寄り道もただの飾りではありません。後半で「あと1回あれば……」となりやすいタイプのゲームだけに、地道な回収がちゃんと効いてきます。
2026年9月29日時点では現行機向けの公式配信を確認しにくく、遊ぶなら中古のスーパーファミコン版を探す方法が分かりやすいでしょう。
アニメらしい賑やかさと、昔ながらの少し手厳しい足場アクションが同居した1本です。かわいい見た目だからと油断していると、意外なところで手こずらされます。
| 発売日 | 1993年6月25日 |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | 横スクロールアクション |
| プレイ人数 | 1〜2人(2人時は交代制) |
| 開発 | Riedel Software Productions |
| 発売 | アルトロン |
| 特徴 | 全11ステージ、4ボスイベント、ビー玉攻撃、ダブルジャンプ、チーズ収集、交代制2人プレイ |
| シリーズ | トムとジェリー関連ゲーム |
| 関連作 | トムとジェリー(ファミコン版)、トムとジェリー(ゲームボーイ版) |
トムとジェリーの紹介(概要・ストーリーなど)
トムとジェリーは、アニメで何度も繰り広げられてきた追いかけっこを、そのまま横スクロールアクションの舞台へ持ち込んだような作品です。
ジェリーの目線に立つと、映画館の映写機も、ゴミ置き場のガラクタも、家の家具も、とにかく何でも巨大です。普段なら気にも留めない物が足場や障害物になるのが、このゲームらしいところでしょう。
進むだけなら操作は難しくありませんが、少し高い場所へ行こうとすると話が変わります。ダブルジャンプとビー玉の投げ分けを覚えると一気に行動範囲が広がります。
最初に4つのエリア構成とジェリーの動き方をつかんでおけば、「ここ、どうやって届くんだ?」と立ち止まる場面もかなり減らせます。
発売年・対応ハード・ジャンル
トムとジェリーは1993年6月25日にアルトロンから発売されたスーパーファミコン用アクションゲームです。
国内版の型番はSHVC-TJで、発売時価格は税別8900円でした。スーパーファミコン全盛期らしい価格帯で、今あらためて見ると時代を感じます。
海外ではHi Tech Expressionsから先行発売され、設計と開発を担当したのはRiedel Software Productionsです。
ゲーム画面は横から見た2D形式。ジェリーを左右へ走らせ、ジャンプとビー玉を使いながらステージの奥を目指します。
1人用に加えて2人用も用意されており、1Pがジェリー、2Pがタフィーを担当します。
ただし、2匹が同じ画面を一緒に進む協力型ではなく、順番に操作する交代制です。「2人でトムから逃げ回れるのかな」と思って始めると、ここは少し意外かもしれません。
舞台は映画館、ジャンクヤード、おもちゃ屋、家の4エリア。その中に11の通常ステージと4回のトム戦が配置されています。
ファミコン版やゲームボーイ版にも同じ日本語タイトルがありますが、ゲーム内容はそれぞれ別物です。中古で探す時は機種の確認を忘れないようにしましょう。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
トムとジェリーでは、ジェリーとトムが映画を見た帰り道で、いつもの追いかけっこを始めます。そこからジェリーが安全なねぐらへ帰るまでが、ゲーム全体の流れです。
海外版説明書では映画館を出発し、ジャンクヤード、おもちゃ屋を抜け、最後に家へ戻っていく構成になっています。
1人プレイならジェリーを操作し、2人プレイではもう1人がタフィーを担当。それぞれステージ突破を目指します。
通常面でやることはシンプルで、敵や罠をかいくぐり、指差しマークが示す出口までたどり着けばOKです。
ところが各エリアの最後まで行くと、トム本人が登場。ここでは普通の出口探しとは違う専用の仕掛けに切り替わります。
4つのエリアを抜け、最後のトムとの対決まで突破するのがジェリーの大仕事です。
長い会話や文章で物語を読ませるタイプではなく、背景や仕掛け、トムのちょっかいそのものがストーリー代わり。細かい説明なしでドタバタ劇が始まるあたりも、原作らしいテンポです。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
トムとジェリーの基本操作は覚えやすく、Bでジャンプ、AまたはXで前へビー玉、Yで上方向へビー玉を投げます。
少し変わっているのがダブルジャンプです。ジャンプ中にもう1度ボタンを押す今風の2段ジャンプではなく、いったん着地し、その直後に起きる小さなバウンドへ合わせてBを押します。
最初は「あれ、2回押してるのに高くならないぞ」となりがちですが、タイミングが分かると高い足場へ軽々届くようになります。
ビー玉には弾数があり、緑色のビー玉アイテムを取ると10個補充。最大99個まで持てます。
小さなチーズを100個集めれば残機が1つ増え、大きなチーズなら失ったハートを1つ回復できます。
足場を越えるジャンプ操作と、ビー玉やチーズをどう残すかの判断が両方効いてくるので、見た目以上に考えながら進むゲームです。
何でもビー玉で倒していると肝心な時に弾が足りなくなります。踏む、避ける、撃つ。この3つを使い分けられるようになると、後半もぐっと楽になります。
難易度・クリア時間の目安
トムとジェリーは、最初のうちはわりと素直に進めます。ところが映画館の映写機内部やジャンクヤードへ入ったあたりから、動く足場や落下物がじわじわ牙をむいてきます。
さらに各ステージには制限時間があります。慎重になりすぎて「もう少し様子を見よう」と立ち止まってばかりいると、今度は時計に追い立てられるわけです。
ジェリーには最初から4ハートあり、敵や罠に触れると1つずつ減っていくため、少しくらいの接触なら即アウトではありません。
とはいえ穴へ落ちれば別。初見では「そこ落ちるのか!」と同じ場所へ何度か挑むことになるでしょう。
ステージ構成を知り、ダブルジャンプにも慣れていれば1〜2時間ほどで1周を狙えます。初回なら数時間かけて、敵や足場の動きを少しずつ覚えていくくらいに考えたほうが気楽です。
本作の難しさはトム戦よりも、道中の足場とジャンプのタイミングに出やすい印象です。
拾えるチーズを少しずつ集めて残機を増やしておけば、「もう1回だけ試したい」という時の余裕も作れます。
トムとジェリーが刺さる人/刺さらない人
トムとジェリーは、キャラクターゲームにもちゃんとしたアクションの手応えを求めたい人に向いています。
映画館の看板、映写機、おもちゃ屋の積み木、家の家具などが、ジェリーの目線では全部巨大なアスレチック。原作の世界観をゲームの足場へ変換する見せ方は、今見ても楽しいところです。
トムも背景で追いかけてくるだけではありません。エリアごとに違う道具や仕掛けを持ち出し、しっかりボスとして立ちはだかります。
ただし、現在のアクションゲームのような親切な途中復帰はなく、ダブルジャンプの入力にも少しクセがあります。
数回失敗しながら「なるほど、ここで跳ぶのか」と覚えていく遊びが苦手だと、少々しんどく感じるかもしれません。
トムとジェリーのキャラクターだけでなく、昔ながらの足場攻略そのものを楽しめる人にはよく合います。
ちなみにトムを操作してジェリーを追い回すゲームではありません。その方向を期待している場合は、ここだけ先に押さえておきましょう。
トムとジェリーの遊び方
トムとジェリーを始めたら、まずBの通常ジャンプと、着地直後にもう1度跳ぶダブルジャンプの違いを体で覚えてしまうのがおすすめです。
敵はAかXで前方へビー玉を投げ、頭上にいる相手ならYの上投げで狙えます。
高い場所はダブルジャンプ、ビー玉は必要な時だけ使う。最初はこの2つだけ意識しておけば十分です。
チーズやビー玉が見えても、穴の向こうや敵の真下なら欲張らなくて大丈夫。まずは出口までジェリーを連れていくことを優先しましょう。
基本操作・画面の見方
トムとジェリーでは、十字ボタンの左右でジェリーまたはタフィーを移動し、下を押すとしゃがみます。
Bがジャンプ。そして着地した直後、キャラクターが小さく跳ねた頂点付近でもう1度Bを押すとダブルジャンプになります。ここは最初に何度か試して感覚をつかみたいところです。
AまたはXでは前へビー玉を投げ、Yでは上方向へ放物線を描くように投げられます。空中の敵が邪魔な時はYが便利です。
画面上部には集めたチーズ、残りハート、制限時間、ビー玉の残数、残機などが表示されます。全部を常に見る必要はありませんが、弾数と残り時間だけは時々確認しておくと安心です。
小さなチーズは100個で1UP。大きなチーズはハートを1個回復し、緑色のビー玉を取れば弾が10個増えます。
スタート直後の30秒ほどで、普通のジャンプとダブルジャンプの高さを比べてみると、その後の足場攻略がかなり分かりやすくなります。
高い足場に向かって何度も助走するより、ダブルジャンプのタイミングを合わせたほうがすんなり届く場所も少なくありません。
ビー玉は99個まで持てるので、満タン近くまで残っているなら無理に補給を取りに行かなくてもOKです。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
トムとジェリーの通常ステージでは、敵や罠をかわしながら右へ、時には上へ進み、最後に指差しマークが示す出口へ入ります。
道中に落ちている小さなチーズは100個集まると残機へ変わるので、無理のない範囲で拾っておくと後半が少し楽になります。
ダメージを受けたら大きなチーズ、ビー玉が心細くなってきたら緑色の補給アイテム。このあたりは見た目でも役割が分かりやすいでしょう。
通常ステージを3つほど抜けると、今度はトムとのボスイベント。ここでは出口を探すだけではなく、その場ごとの仕掛けを読み解く必要があります。
トムを突破すると次のエリアへ進み、映画館、ジャンクヤード、おもちゃ屋、家と舞台が変化。背景だけでなく、足場のクセや飛んでくる物まで変わっていきます。
ステージを進む、必要な物を拾う、出口へ入る、最後にトムと対決する。大きく見れば、この繰り返しです。
ただ、同じジャンプでも足場の動き方が変わるので、初めて見る仕掛けへ勢いだけで飛び込むと「あ、今のは無理だった」となりがちです。1回動きを見てから入るだけでも事故は減ります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
トムとジェリーを始めたら、映画館エリアの最初のステージをダブルジャンプの練習場だと思って進めてみましょう。
普通のジャンプでは届かない浮いたレンガが出てくるので、着地後の小さなバウンドへ合わせてBを押す感覚をここで覚えておくと、その先がぐっと楽になります。
ゴキブリや蚊のような小さな敵は、こちらへ寄ってくる前にビー玉で片づけておくと安全です。無理に踏もうとして穴へ落ちるより、数発使ったほうが安い場面もあります。
チーズは残機につながりますが、穴のすぐ横や敵の真下にある1個まで全部拾う必要はありません。取れそうなら取る、それくらいで十分です。
映写機内部では動くフィルムが足場になります。自分から先に跳ぶのではなく、フィルムがどこまで来るのかを見てから乗ると安定します。
序盤でいちばん覚えたいのは、チーズの場所よりダブルジャンプのタイミングです。
最初のトム戦までビー玉をいくらか残しておけば、砂袋を避けることへ意識を回しやすくなります。
初心者がつまずくポイントと対処
トムとジェリーで最初につまずきやすいのは、ダブルジャンプを「空中でもう1度Bを押せばいい」と思ってしまうことです。
実際には普通の2段ジャンプではありません。1回目のジャンプで着地し、ジェリーが少し弾んだ瞬間にもう1度Bを押します。
高い場所へ届かない時はBを連打するより、いったんジェリーの足元を見てみてください。小さなバウンドが見えたら、そこが2回目を入れる合図です。
もう1つありがちなのが、目の前の敵へ片っ端からビー玉を投げてしまうこと。気持ちは分かりますが、それを続けるとボス前で「弾がない」となります。
踏めそうな敵、ジャンプで越せそうな敵まで無理に倒す必要はありません。残弾が少ないなら素通りも立派な攻略です。
高い場所では着地後のBを意識し、ビー玉は本当に邪魔な敵へ使う。この2つを覚えるだけでも動きはかなり変わります。
残り時間が少なくなってきたら、チーズ集めはいったん中止。出口を見つけたら迷わず入ってしまいましょう。
トムとジェリーの攻略法
トムとジェリーを最後まで進めるなら、チーズで残機を確保しつつ、ビー玉を使い切らないこと。そして各エリア特有の足場へ慣れることが大切です。
映画館ではフィルム、ジャンクヤードではフック、おもちゃ屋では積み木やバネ、家では家具や水槽と、場所が変わるたびに「今度はこれに乗るのか」と新しい仕掛けが出てきます。
通常面ではジャンプで抜けられる敵を無理に撃たず、トム戦へビー玉を残しておくと後で助かります。
4回あるトム戦も攻略方法はそれぞれ別。同じやり方を押し通すより、まず何が動いているのかを見たほうが早く突破できます。
序盤攻略:最優先で取る装備/技/アイテム
トムとジェリーには、RPGのように装備を集めてジェリーを強化する仕組みはありません。代わりに、ステージ中のチーズ、ビー玉、1UPがそのまま攻略の余裕になります。
何より先に身につけたいのはダブルジャンプです。
映画館だけの特殊操作ではなく、ジャンクヤード以降でも高い場所へ上がるため何度も使うので、序盤で自然に出せるようにしておきたいところです。
小さなチーズは100個で残機が1つ増え、集めた数は次のステージへ引き継がれます。1面で全部そろえようとしなくて構いません。
大きなチーズはハート1個分の回復アイテムです。体力満タンなら、危ない足場へわざわざ取りに行く必要はなし。ダメージを受けてから拾ったほうがお得です。
ダブルジャンプを覚えつつ、小さなチーズを100個まで積み上げる。序盤はこの流れを意識すれば十分でしょう。
ビー玉は99個が上限なので、緑色の補給アイテムを見つけた時は現在の残数をちらっと確認してから取ると無駄がありません。
中盤攻略:効率の良い稼ぎ(経験値/お金)
トムとジェリーには経験値もお金もありません。そのため「稼ぐ」と言うなら、実質的にはチーズを集めて残機を増やすことになります。
ジャンクヤードのステージ2には、フックを上下へ動かしながらチーズを回収する場所があり、説明書でも隅まで探索するよう案内されています。
チーズの数はステージをまたいで残り、合計100個になるたびに残機が1つ増えます。
後半へ行くほど初見の仕掛けで落下する場面も増えやすいので、安全な場所に見えているチーズだけでも拾っておく価値はあります。
ただし、1個のチーズを追いかけて時間切れになったら本末転倒です。時計が少なくなってきたら、収集より出口を優先しましょう。
無理なく取れるチーズを積み重ね、気づけば100個になっているくらいのペースがちょうどいいです。
ステージ終了時には集めたチーズと残り時間から得点も加算されます。スコアも狙うなら、寄り道と素早いクリアの両方を考える必要があります。
終盤攻略:詰み回避とラスボス対策
トムとジェリーの終盤では、いよいよ家の中へ入り、キッチンとリビングルームを抜けて最後のトム戦へ向かいます。
キッチンでは歩き回る食べ物や落ちてくる炎が待ち構え、カウンターの隙間ではトースターのレバーを利用して先へ進む場面もあります。
リビングへ入ると棚の上を移動する機会が増え、椅子やソファのバネを使って高い場所へ飛び移ります。
さらに大きなテーブルを越える時には水槽の中へ入ることに。小さなジェリーにとっては、家の中そのものが巨大な障害物コースです。
最後のトム戦では壁の内部を上へ進み、トムが顔を出したタイミングで頭へビー玉を当てます。
まずはトムへ10回攻撃し、鍵を落とさせるところまで進めるのが第一段階です。
手に入れた鍵でロケットの3つの部品を順番に解放し、下へ落として組み上げます。最後に完成したロケットをトムの巨大な手へ押し込めば決着です。
ボス別の安定戦術(負けパターン→対策)
トムとジェリーには4回のトム戦があり、どれも同じように見えて実際の攻略方法はかなり違います。
映画館では天井から落ちる砂袋を避けながら、顔を出したトムの頭へビー玉を10回当てます。トムだけ見ていると砂袋に潰されるので、視線は少し上にも置いておきましょう。
ジャンクヤードでは大型磁石がリベットを落としてきます。ここもトムへ夢中になりすぎると頭上からゴツン、となりやすい場面です。
おもちゃ屋では一転して、ビー玉を連射すれば終わる相手ではありません。床のボタンで積み木を動かし、爆弾を持ったロボットがトムへ戻れる道を作ります。
最終戦では再びトムへ10発当てて鍵を落とさせ、その鍵で3つのロケット部品を解放します。
最初の2戦はビー玉中心、3戦目は仕掛け中心、最後は攻撃と仕掛けの両方と覚えておくと頭の中を整理しやすいです。
ビー玉が必要な戦いへ入る直前だけでも、通常ステージでの無駄撃ちを少し控えておきましょう。
取り返しのつかない要素(取り逃し防止)
トムとジェリーには収集図鑑や育成データのような要素がないので、特定のチーズを取り逃したせいでクリア不能になることはありません。
小さなチーズは残機用、ビー玉は攻撃用。取れなかったとしても、その後が少し厳しくなるくらいです。
それより覚えておきたいのは、セーブやパスワードによる途中保存が用意されていないことです。
電源を切ると次回は最初から。最後までクリアするつもりの日は、ある程度まとまった時間を確保しておいたほうが落ち着いて遊べます。
2人プレイでも、片方だけ後日続きを再開するような保存機能はありません。
アイテムの取り逃しより、残機を使い切る前に先へ進めるかのほうがずっと大事です。
後半だけ練習したい時は、後ほど触れるステージクリアの隠しコマンドを練習用に使う方法もあります。
トムとジェリーの裏技・小ネタ
トムとジェリーには、残機を一気に増やしたり、そのステージを即クリア扱いにしたりと、いかにも当時のゲームらしい隠しコマンドが用意されています。空中で繰り返しジャンプできるものも資料に残っています。
後半の難しい場所だけ練習したい時には便利ですが、使い方次第でゲームの緊張感はかなり変わります。
最初は通常プレイで挑み、どうしても詰まった場所の練習に使うくらいが、本来の手応えも味わいやすいでしょう。
どの操作もゲームをポーズした状態で入力するため、普通に遊んでいて突然発動してしまうような心配はほぼありません。
有名な裏技一覧(効果/手順)
トムとジェリーで特に知られているのが、残機を99まで増やせるコマンドです。
ゲーム中にSTARTでポーズし、L、Y、B、B、A、X、Y、Y、B、Rの順番で入力します。成功すると音が鳴り、残機が大幅に増えます。
画面上では残機が9までしか表示されませんが、内部ではそれ以上の数を保持できます。表示が9だからといって、そこが上限ではありません。
現在のステージを飛ばしたい場合は、ポーズ中にL、X、A、Y、Y、B、Rの順で入力すると、その面をクリアした扱いにできます。
資料によっては最初のLを省いた形で掲載されている場合もありますが、国内攻略資料ではLから始める手順が紹介されています。
99残機はL、Y、B、B、A、X、Y、Y、B、Rです。長いので、入力前に一度順番を確認しておくと楽でしょう。
途中で間違えた時は無理に続きを押さず、一度ポーズを解除してからやり直したほうが分かりやすいです。
稼ぎ系テク(経験値・お金・アイテム)
トムとジェリーには経験値も通貨もないため、通常プレイで増やしておきたいものは、やはりチーズ100個による残機です。
チーズの数は次のステージへ持ち越されるので、「この面で100個そろえなきゃ」と考える必要はありません。安全な場所にある物を少しずつ拾っていけば十分です。
敵が少ない平らな場所のチーズは取る。穴の向こうに1個だけ見えるなら無理をしない。そのくらいの割り切りのほうが、結果として残機は残りやすくなります。
1UPアイテムそのものを見つけた場合は、画面上の残機表示が9でも内部ではそれ以上を持てるので、取れるなら拾っておきましょう。
ビー玉も最大99個まで持てます。特にボスが近いと感じたら、雑魚敵へ連射するより少し温存したほうが安心です。
チーズ100個とビー玉99個を、後半へ持ち込むための貯金だと考えると分かりやすいでしょう。
裏技を使わずに進めるなら、チーズを地道に集めた分だけ後半を試せる回数も増えていきます。
隠し要素(隠しキャラ/隠しステージ等)
トムとジェリーには、条件を満たして隠しキャラクターを解放するような仕組みはありません。ただし2人プレイを選べばタフィーを操作できます。
1Pはジェリー、2Pはタフィー。2匹が同時に走るのではなく、残機を失った時などに操作が交代します。
また、説明を知らずに始めるとダブルジャンプもかなり隠し技っぽく見えます。普通に空中でBを2回押しても出ないので、初見では気づきにくい操作です。
着地直後のバウンド頂点でBを押すと、通常ジャンプより高く飛べます。「どう見ても届かない」と感じる足場があったら、まずこれを疑ってみましょう。
ポーズ中のコマンドには99残機やステージクリアのほか、資料によって空中ジャンプを可能にする手順も残っています。
普通に遊ぶうえで最も重要な隠し味は、やはりダブルジャンプです。
まずはこれを自然に出せるようにしてから、2人プレイや各種コマンドへ触れていくと本作の仕組みを一通り楽しめます。
バグ技の注意点(データ破損・再現性)
トムとジェリーのポーズ中コマンドは、もともとゲーム内に用意されている操作なので、外部の改造機器を使う必要はありません。
ややこしいのは、海外の攻略情報を探した時です。同じ名前のファミコン版やゲームボーイ版、さらに発売中止になった別のスーパーファミコン企画まで検索結果に混ざることがあります。
「書いてある通りに入れているのに何も起きない」という時は、まず1993年発売のRiedel Software Productions開発版かどうかを確認してみましょう。
国内型番はSHVC-TJです。
本作はセーブデータを保存するゲームではないため、コマンドを入れたことで長期セーブが壊れる心配は基本的にありません。
裏技が効かない時は、入力ミスより先に別機種版の情報ではないか確認するのも大切です。
もちろん通常操作だけでも最後までクリアできます。再現性の分からない外部コードへ無理に手を出さず、ゲーム内で用意された範囲で楽しむのが無難です。
トムとジェリーの良い点
トムとジェリーの面白さは、普段なら何でもない映画館や家の日用品を、ジェリーサイズの巨大アスレチックへ変えてしまうところにあります。
映写機のフィルム、ゴミ置き場のフック、おもちゃの積み木、ソファのバネ。エリアが変わるたびに「次は何を足場にするんだろう」と景色を見る楽しみがあります。
アニメの追いかけっこを、そのままステージの仕掛けへ置き換えたような作りなので、背景を眺めているだけでもトムとジェリーらしさを感じられます。
11ステージと4つのボスもそれぞれ少しずつ遊び方が違い、最後まで同じ床を走り続けるだけのゲームにはなっていません。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
トムとジェリーは、移動、ジャンプ、ビー玉という少ない操作ですぐ始められます。そこへダブルジャンプが加わることで、足場の越え方にちょっとした工夫が生まれます。
普通なら届かない高さでも、着地後のバウンドを利用すればひょいっと登れる。成功した時は「なるほど、ここはそう行くのか」と小さな気持ちよさがあります。
ビー玉も前方と上方向で投げ分けられるので、飛んでいる敵へわざわざジャンプで突っ込む必要はありません。
チーズ100個で残機が増える仕組みも単純ながら分かりやすく、横道へ寄る理由になっています。
とはいえ制限時間がありますから、いつまでもチーズだけ探しているわけにはいきません。
もう少し探したい気持ちと、そろそろ出口へ急ぎたい気持ちがぶつかるのが、このゲームならではのちょっとした駆け引きです。
1つのステージもそれほど長くないので、失敗した場所を覚えてもう1回試す流れにも入りやすくなっています。
演出・音楽・グラフィックの魅力
トムとジェリーでは、ジェリーの小ささを強調するように、周囲の物が大きく描かれています。
映画館の看板や映写機、ジャンクヤードのリベット、おもちゃ屋のテディベアや積み木、家のトースターや水槽。人間なら気にせず通り過ぎる物でも、ジェリーにとっては立派な壁や足場です。
トムとのボス戦も、ただ巨大なトムを画面に置いただけではありません。
砂袋を落とす、大型磁石を動かす、おもちゃの爆弾を利用するなど、いちいちやることが大げさで、それが妙に原作らしく見えます。
ジェリーやタフィーも小さなキャラクターながら、走る、しゃがむ、跳ぶといった動きが分かりやすく作られています。
身近な日用品を巨大な舞台装置に見せてしまうグラフィックは、本作の世界観を支えている大きな魅力です。
原作アニメを知っているなら、「このドタバタ感、分かる」と感じる場面も拾いやすいでしょう。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
トムとジェリーにはレベル上げや図鑑集めはありませんが、チーズ回収、ハイスコア、2人での交代プレイなど、自分なりの周回目標は作れます。
ステージ終了時には、その面で取ったチーズ1個につき10点、残り時間1単位につき5点が加算されます。
高得点を狙うとなると、ただ早く出口へ走るだけでも、チーズを全部探すだけでも足りません。拾える物を拾いながら時間も残す必要があります。
1周目は生き残ることを優先し、2周目で取り逃したチーズや1UPを探す、といった遊び方が分かりやすいでしょう。
2人プレイではジェリーとタフィーを交代で操作し、どちらが先に最後のボスイベントを突破できるか競う形にもなります。
クリアできるようになったら、次はチーズ数と残り時間を両立してみると、同じステージでも見え方が少し変わります。
隠しコマンドに頼らず残機を何機残せるか挑戦するのも、いかにも昔のアクションゲームらしい遊び方です。
トムとジェリーの悪い点
トムとジェリーは見た目こそ親しみやすいものの、操作まで誰でもすぐ馴染めるとは限りません。特にダブルジャンプと動く足場には少しクセがあります。
着地後のバウンドを使う仕組みは、現在よくある空中2段ジャンプとはまったく感覚が違います。
操作方法を知らずに始めると、どう見ても届きそうな足場の下で延々ジャンプすることになりやすいのがつらいところです。
途中保存もないので、後半を何度も練習したい場合は、残機を増やすか隠しコマンドを利用するなど少し工夫が必要になります。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
トムとジェリーはカセット作品なのでロード待ちはほぼありません。その代わり、途中セーブやパスワードといった便利な機能も用意されていません。
電源を切れば基本的に次回は最初から。11ステージと4回のボスイベントを、1回のプレイの中で進めることになります。
現在のゲームのように、ステージへ入るたび自動で進行状況が保存されるわけでもありません。
さらに残機表示は9まで。実際には10以上持てても画面から正確な数を確認できないため、「あと何機あるんだ?」と少し分かりにくくなる場合があります。
ダブルジャンプも普通の2段ジャンプとは違い、説明を知らなければ自然に発見しづらい操作です。
途中保存がないことと、独特なジャンプの感覚は、現在遊ぶと特に不便さを感じやすい部分でしょう。
そのぶんロード画面で待たされることはなく、ミスした後の再挑戦はすぐ始まります。
時間があまりない日は無理に最後まで進めようとせず、「今日は映画館だけ」のように1エリア練習する遊び方でも十分です。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
トムとジェリーで「今の見えてないよ」と感じやすいのは、動く足場と落下物が重なる場面です。勢いよく画面を進めた瞬間、頭上から何か落ちてくることもあります。
ジャンクヤードでは上から物が降り、映写機の内部では足場そのものが動きます。右を押しっぱなしで走るだけでは、どうしても事故が増えます。
初めての場所へ入ったら、ほんの一瞬だけ立ち止まってみましょう。敵や足場が1往復するのを見るだけで、「次はここ」と判断しやすくなります。
高い場所へ届かない時も、画面端から無理やり大ジャンプするより、ダブルジャンプを出しやすい平らな場所を探したほうが早い場合があります。
ビー玉が少ない時は敵を全滅させなくても構いません。飛び越せるなら、そのまま置いていきましょう。
初見の場所では、前へ進むより1秒だけ仕掛けを見る。これだけでも理不尽に感じるミスはかなり減ります。
どうしても後半を練習する前に残機が尽きるなら、99残機のゲーム内コマンドで試行回数を増やす方法もあります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
トムとジェリーを今遊ぶと、やはり途中保存がないことと、ダブルジャンプへ気づきにくいことが目につきます。
現在のキャラクターアクションなら、穴へ落ちても少し前から再開できる作品が珍しくありません。本作は残機制なので、失敗を重ねるほど最初からやり直す可能性が高くなります。
2人プレイも同時協力ではなく交代制です。ジェリーとタフィーが2匹並んで走れると思って始めると、ここも少し肩透かしかもしれません。
さらに同名作品がファミコンやゲームボーイにもあり、中古で探す時は別機種版が普通に混ざってきます。
一方で、長い育成や会話はありません。電源を入れればすぐ走って跳んでビー玉を投げられる。この軽さは今でも気持ちのいいところです。
便利な再開機能よりも、残機をやりくりしながら進む昔ながらのアクションを楽しめるかで好みが分かれるでしょう。
トムとジェリーを遊ぶには?
トムとジェリーの1993年スーパーファミコン版を2026年9月29日時点で遊ぶなら、中古カセットと実機をそろえる方法が分かりやすいでしょう。
同じ名前のファミコン版やゲームボーイ版もあるので、検索結果のタイトルだけで判断せず、型番SHVC-TJまで見ておくと安心です。
スーパーファミコン版は近年やや高値で取引される例もあります。箱や説明書の有無、動作確認済みかどうかで条件を分けて比べるのがおすすめです。
現行サービスで同じ1993年版を新規購入できる主要な公式配信は、現在確認しにくい状況です。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
トムとジェリーの1993年スーパーファミコン版は、2026年9月29日時点でNintendo Switch Onlineなど主要な現行家庭用サービスへ新規配信されている状況を確認しにくい作品です。
トムとジェリーを題材にした後年のゲームはいくつもありますが、それらは今回の作品とは内容が異なります。
同じトムとジェリーという名前のゲームもファミコンとゲームボーイに存在しますが、こちらもスーパーファミコン版をそのまま移植したものではありません。
今回紹介している版を探すなら、1993年6月25日発売、アルトロン、型番SHVC-TJ。この3つを目印にすると判別しやすいでしょう。
中古ではタイトルだけで判断せず、機種と型番まで見るのが買い間違いを防ぐ一番簡単な方法です。
復刻や配信の状況は今後変わる可能性もあるため、実際に購入する時点で任天堂などの公式ラインナップを確認しておくと安心です。
現状では、中古の実機版を探す方法がいちばん分かりやすい選択肢になります。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
トムとジェリーを実機で遊ぶなら、スーパーファミコン本体、ACアダプター、映像ケーブル、ゲームカセット、コントローラーを用意します。
1人で遊ぶならコントローラーは1個。2人交代プレイをするなら、人数に合わせて用意しておくと遊びやすいでしょう。
本作ではジャンプとビー玉をかなり頻繁に使います。中古のコントローラーを使う場合は、B、A、X、Yと十字ボタンの反応だけでも先に確認しておきたいところです。
特にダブルジャンプは、着地直後という短いタイミングでBを押します。Bボタンがへたって戻りにくいと、「押したのに出ない」が増えやすくなります。
現在のテレビに当時の映像入力端子がない場合は、環境に合った変換機器も必要です。
足場へ合わせるゲームなので、映像遅延の少ない接続を優先すると操作しやすくなります。
本作は途中セーブを使わないため、中古購入時にバックアップ電池の状態を気にする必要はありません。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
トムとジェリーは2026年9月29日時点でも中古市場で見つけられますが、よくある安価な定番ソフトと比べると価格差が大きめです。
終了済み取引では、2026年2月にスーパーファミコン版が9460円で落札された例を確認できます。ただし検索結果だけでは、箱や説明書の有無まで同じ条件でそろえて比べることはできません。
複数のソフトをまとめたセット出品もあるので、1件の落札価格だけを見て「これが相場」と決めてしまうのは避けたいところです。
中古店ではカセット単品が数千円台で売られる例もあり、店舗やコンディションによって値段はかなり動きます。
カセットのみ、箱説明書付き、動作確認済みを分けて比べると価格の差が見えやすくなります。
実際に遊ぶことを優先するなら、型番SHVC-TJ、端子の状態、起動確認の有無を見ておきましょう。
中古価格は常に変わるため、購入直前に終了済み取引を複数見比べるのが無難です。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
トムとジェリーを現在のテレビで遊ぶなら、まずテレビ側を低遅延のゲーム向け設定にしておくと操作しやすくなります。設定後は序盤で何度かダブルジャンプを試し、入力と画面の動きが合っているか確認してみましょう。
ダブルジャンプは着地後のバウンド頂点へ2回目のBを合わせるため、映像が少し遅れるだけでも感覚がずれやすい操作です。
画面比率も元の4:3に近づけておくと、足場の幅や横方向の距離感をつかみやすくなります。
途中保存がないので、本気で最後まで進める日は少しまとまった時間を取っておいたほうが安心です。
後半へ慣れる前に残機が尽きてしまうなら、通常プレイでチーズを集めるほか、99残機コマンドを練習用に利用する方法もあります。
低遅延、4:3表示、序盤でのダブルジャンプ確認。この3つを整えるだけでも、実機での遊びやすさはかなり変わります。
ビー玉もボスへ向けて少し残しておき、道中の敵を全部倒そうとしないことがテンポよく進むコツです。
トムとジェリーのQ&A
トムとジェリーをこれから遊ぶ場合、迷いやすいのは同名の別機種版、2人プレイの仕組み、チーズの効果、そして途中保存の有無あたりです。
特に中古サイトではファミコン版やゲームボーイ版まで同じ「トムとジェリー」で検索結果へ出てきます。
スーパーファミコン版を探すなら、1993年6月25日発売・SHVC-TJを目印にしましょう。
2人プレイと残機の仕組みも先に知っておけば、説明書なしの中古カセットでも戸惑いにくくなります。
ファミコン版やゲームボーイ版と同じゲーム?
トムとジェリーという日本語タイトルはスーパーファミコン以外にもありますが、同じゲームを別ハードへ移したわけではありません。
ファミコン版ではジェリーが地下室から屋根裏へ進み、トムに捕まったタフィーを助ける構成になっています。
一方、今回のスーパーファミコン版では映画館からスタートし、ジャンクヤード、おもちゃ屋、家という4つのエリアを進んでいきます。
スーパーファミコン版を開発したのはRiedel Software Productionsで、国内型番はSHVC-TJです。
ファミコン版やゲームボーイ版は、開発会社だけでなくステージ構成や操作方法まで異なります。
同じ「トムとジェリー」でも中身は別作品と考えておくのが分かりやすいでしょう。
中古サイトでカセット写真が小さい時は、「SFC」「スーパーファミコン」「SHVC-TJ」のどれかが商品説明にあるか確認しておくと買い間違いを防げます。
2人プレイではジェリーとタフィーを同時に操作できる?
トムとジェリーの2人プレイでは、1Pがジェリー、2Pがタフィーを担当します。ただし2匹が同じ画面を一緒に走る協力プレイではありません。
2人のプレイヤーは順番に操作しながら、それぞれステージへ挑戦します。
片方が残機を失うと、もう片方へ操作が移る仕組みです。昔の交代制2人プレイを知っているなら、かなりイメージしやすいでしょう。
ジェリーとタフィーの基本操作は同じで、片方だけ特別な技を持っているわけではありません。
説明書では、最終ボスイベントを先にクリアしたプレイヤーが勝者となり、その時点で相手側の残り挑戦は終了する形になっています。
2人用は協力というより、交代しながらゴールを競うモードです。
友達と遊べば、ステージ突破だけでなくチーズの集め方や残機の残し方でも差が出てきます。
2匹同時操作を期待している場合だけは、始める前にこの違いを知っておきましょう。
チーズを100個集めるとどうなる?
トムとジェリーでは、小さなチーズを100個集めるたびに残機が1つ増えます。
チーズの数はステージをクリアしても次の面へ引き継がれるので、1つのステージだけで100個集め切る必要はありません。
たとえば前の面で80個まで集めていれば、次のステージで20個拾った時点で1UPになります。
大きなチーズは別の役割を持っており、こちらは減ったハートを1つ回復するアイテムです。
どちらもチーズなので少し紛らわしいですが、体力が満タンなら大きなチーズを危険を冒して取りに行く必要はありません。
小さいチーズは100個で1UP、大きいチーズはハート1個回復と覚えておけば迷いません。
後半ほど残機が欲しくなるので、小さなチーズは安全に取れる物だけでもコツコツ拾っておくと効いてきます。
セーブやパスワードはある?
トムとジェリーには、スーパーファミコン本体の電源を切った後まで進行状況を残すバッテリーバックアップ式セーブはありません。
特定のステージから再開するための通常パスワードも用意されていません。
そのため普通の方法でエンディングまで進めるなら、基本的には1回のプレイで映画館から家まで走り切る形になります。
ただしゲーム中には、残機を99へ増やすコマンドや、現在のステージをクリア扱いにする隠しコマンドがあります。
後半のステージだけ練習したい時は、こうした機能を補助的に使うこともできます。
通常の途中保存はなく、電源を切れば最初から。ここは昔のアクションらしい割り切った仕様です。
逆に言えばセーブ用バックアップ電池を使わないため、中古カセットを買う時は電池交換歴より端子や起動状態を優先して確認できます。
トムとジェリーのまとめ
トムとジェリーは、映画館から家までジェリーを走らせ、巨大な日用品やトムの仕掛けを乗り越えていく横スクロールアクションです。
ビー玉を投げる操作そのものは分かりやすいのですが、着地後のバウンドを使うダブルジャンプを覚えると、一気にゲームらしい動きができるようになります。
チーズで残機を少しずつ増やし、ビー玉をボス用に残しておくだけでも、後半の余裕はかなり違います。
中古では同名の別機種版も見つかるため、購入する時はスーパーファミコン版の型番SHVC-TJまで確認しておきましょう。
結論:おすすめ度と合う人
トムとジェリーは、原作アニメが好きで、かわいいキャラクターを眺めるだけではなく昔ながらのアクションもしっかり遊びたい人と相性の良い作品です。
ジェリーの目線では、普通の映画館も家のリビングも巨大なアスレチック。ステージごとの仕掛けも、原作のドタバタした空気によく似合っています。
使うボタン自体は多くありませんが、ダブルジャンプやビー玉の投げ分けを覚えていくにつれ、「さっきまで届かなかった場所へ行ける」という感覚が出てきます。
その一方で途中保存はなく、残機制。失敗した場所へ何度か戻りながら覚える、いかにもレトロゲームらしい厳しさも残っています。
2人用も同時協力ではありません。
キャラクターゲームとしての楽しさと、足場アクションを攻略する面白さの両方を味わいたい人なら楽しみやすいでしょう。
トムとジェリーの絵柄だけを見る目的より、ジャンプアクションそのものが好きな人のほうが最後まで遊びやすい1本です。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
トムとジェリーを始めたら、映画館の最初のステージで普通のジャンプとダブルジャンプを何度か使い比べてみてください。
着地直後のバウンド頂点へ合わせてBを押せるようになったら、高いレンガの足場にも手が届くようになります。ここまで来れば最初の壁はほぼ突破です。
敵が前にいるならAかX、頭上ならYでビー玉。弾が減ってきたら、踏める敵や簡単に避けられる敵はそのまま通り過ぎます。
小さなチーズは安全に取れる分だけ拾い、100個になれば残機が1つ増えます。全部集めようとしなくても構いません。
各エリアの最後にあるトム戦へ入る前は、ビー玉がある程度残っているかだけ確認しておきましょう。
ダブルジャンプを覚える、チーズを100個までためる、ビー玉を使いすぎない。まずはこの3つで十分です。
後半を何度も練習したくなった時だけ99残機コマンドを使えば、毎回序盤からやり直す負担も減らせます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
トムとジェリーが気に入ったなら、次はファミコン版のトムとジェリーを触ってみると、同じキャラクターを使いながらゲーム内容がどう変わっているのか比べられます。
ファミコン版では家の地下室から屋根裏へ進み、タフィーを助けるのが目的です。スーパーファミコン版の映画館やジャンクヤードとは舞台からしてかなり違います。
ゲームボーイにも同名のトムとジェリーがあり、こちらも携帯機向けの別内容として作られています。
スーパーファミコンで同じような海外キャラクター物のアクションを続けたいなら、当時のアニメ作品を題材にした別タイトルと遊び比べてみるのも面白いでしょう。
機種が変われば開発会社まで変わるため、同じトムとジェリーでも手触りはかなり違います。
次はファミコン版を遊び、同じタイトルでどこまでゲームが違うのか比べてみるのも1つの楽しみ方です。
その前に、まずはスーパーファミコン版の4つのトム戦を突破し、ジェリーを無事に家まで帰してあげましょう。