オセロワールドとは?【レトロゲームプロフィール】
オセロワールドは、童話や伝説のキャラクターたちと盤上で勝負する、スーパーファミコン用のオセロゲームです。
ルールそのものはおなじみの8×8オセロですが、ピノキオや人魚、ドラゴンなどが次々と対戦相手になり、盤面の横では形勢に合わせて表情やセリフまで変わります。
見た目はかなり親しみやすいのですが、油断していると後半のCPUにきっちり叩かれます。
とくに空の国あたりから手ごたえが一段上がり、難易度は見た目以上に高めです。
かわいいキャラクターに誘われて始めたら、気づけば盤面をじっと見つめて長考している。
そんなギャップがこの作品にはあります。
今から遊ぶなら、スーパーファミコン版のカセットと実機環境をそろえる方法が分かりやすいでしょう。
進行はパスワード式なので、中古カセットでもバックアップ電池の状態を気にせず続きを遊べます。
勝つために大切なのは、一度にたくさん石を返すことではありません。
相手が次に置ける場所を減らし、角の周囲へ不用意に踏み込まないだけでも盤面はかなり安定します。
上達したいならヒントを答え合わせとして使うのも効果的です。
ファンタジー調のゆるい雰囲気と、容赦のないCPU。
この妙な組み合わせこそ、オセロワールドらしいおもしろさです。
| 発売日 | 1992年4月5日 |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | オセロ・テーブルゲーム |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 開発 | ダイス |
| 発売 | ツクダオリジナル |
| 特徴 | 8×8オセロ、1人用ワールド攻略、2人対戦、ヒント機能、パスワード式進行 |
| シリーズ | オセロワールドシリーズ |
| 関連作 | オセロワールド(ゲームボーイ版)、オセロワールドII 夢と未知への挑戦 |
オセロワールドの紹介(概要・ストーリーなど)
オセロワールドは、CPUと普通にオセロを指すだけの作品ではありません。
1人用では童話や伝説をモチーフにした世界を渡り歩き、各地で待つ相手に勝ちながら聖域を目指します。
ただ、かわいらしい画面だけを見て気軽なキャラクターゲームだと思うと、途中で「あれ、急に強くない?」となりがちです。
後半のCPUはかなり手ごわく、目の前の石を多く取るだけの打ち方ではなかなか通用しません。
世界を進む楽しさはありますが、主役はあくまで盤上の読み合いです。
発売年・対応ハード・ジャンル
オセロワールドは、1992年4月5日にツクダオリジナルから発売されたスーパーファミコン用ソフトです。
開発はダイスが担当しており、同社にとって最初の家庭用パッケージ作品として記録されています。
ジャンルはオセロを題材にしたテーブルゲームです。
盤面は一般的な8×8で、必殺技や特殊攻撃を使って石をひっくり返すような変則ルールはありません。
1人用ではCPUを相手に世界を進み、2人用では同じ画面で対人戦を楽しめます。
発売当時の価格は税別8700円。
型番はSHVC-TOです。
同じオセロワールドという名前のゲームボーイ版は1994年発売なので、中古で探す時は機種を確認した方が安心です。
さらに1995年にはPlayStation向けにオセロワールドII 夢と未知への挑戦も登場しました。
検索すると同名タイトルが混ざりやすいため、SFC版なら機種と型番まで見ると間違えにくくなります。
操作そのものはシンプルで、昔のゲームらしい複雑なコマンドを覚える必要はありません。
ただしCPUの打ち筋までやさしいわけではなく、かわいい見た目と本格的な難しさの差がこの作品の第一印象になりやすいです。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
オセロワールドの1人用では、オセロの達人タメノリに会うため、聖域を目指して進んでいきます。
最初はうさぎとの対局から始まり、その後は自由の国、海の国、空の国、天空の城へと舞台が移ります。
各地域には5人の対戦相手が待っていますが、全員を倒す必要はありません。
3人に勝てば次の地域へ進めます。
「この相手だけどうしても勝てない」という時に、無理やり同じCPUへ挑み続けなくてもいいわけです。
苦手な相手を飛ばして先へ進めるのは、高難度になってくるほどありがたく感じます。
自由の国では童話を思わせる人物が目立ちますが、先へ行くほど顔ぶれも変わっていきます。
天空の城ではシェイクスピア作品に関係する人物まで登場します。
対局中は形勢に応じてセリフや表情が変わり、盤面だけを眺めるテーブルゲームよりずっとにぎやかです。
長いイベントシーンを読むタイプではありませんが、相手が変わるたびに世界の雰囲気も変化します。
物語を読むより対局しながら世界を進むタイプなので、テンポよく強敵へ挑みたい人にはよく合います。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
オセロワールドの特徴は、王道のオセロをファンタジー世界の勝ち抜き戦として見せているところです。
盤面へ特殊効果が発生したり、キャラクターごとに能力が違ったりするわけではありません。
ルールは最後まで正統派です。
その代わり背景や相手の顔、セリフ、音楽が地域ごとに変わるので、対局が続いても画面が単調になりにくくなっています。
1人用では黒の先手と白の後手を自分で選択可能です。
制限時間も10分、20分、40分、無制限から選べます。
もう1つ覚えておきたいのがヒント機能です。
対局中にSTARTを押すと、CPUが良いと判断した候補へハートが表示されます。
便利ではありますが、地域が進むほど使える回数が少なくなります。
いつでもヒント任せにはできないので、最後はやはり自分で盤面を読むしかありません。
SELECTを押せば相手の発言を止めることもできるため、セリフより盤面へ集中したい時には便利です。
一気に何枚も返す気持ち良さより、「そこへ置かせたかった」と数手先の形が決まった瞬間の方が気持ちいいゲームです。
正統派オセロでCPUと読み合うことが、本作の芯になっています。
難易度・クリア時間の目安
オセロワールドは、オセロをほとんど知らない状態で始めるとかなり苦戦しやすい作品です。
チュートリアルとうさぎ戦は入りやすいものの、空の国あたりからCPUの読みがぐっと厳しくなります。
天空の城まで来ると、「角を取れば何とかなる」くらいの感覚では押し切れません。
しかも最後のタメノリ戦ではヒントが使えなくなります。
後半は基本的なオセロの定石を知っている方が明らかに楽です。
一方、進行だけを見るなら各地域の5人全員を倒す必要はなく、3勝すれば次へ進めます。
チュートリアル1局、4地域で最低3局ずつ、最後の1局を合わせれば、すべて順調でも最低14局ほど戦う計算です。
もちろん1局あたりの長さは制限時間やCPUの思考によって変わります。
初見で負けながら進めるなら、数時間で必ず終わるゲームだとは考えない方がいいでしょう。
後半はCPUの思考時間が長くなる場面もあり、再戦を始めるとあっという間に時間が過ぎます。
急いでクリアするより1局ずつ読み合いを楽しむくらいの気持ちで遊ぶ方が、本作とは付き合いやすいです。
オセロワールドが刺さる人/刺さらない人
オセロワールドと相性がいいのは、CPUを相手にじっくり考えながら盤ゲームを遊びたい人です。
オセロの基本ルールは知っているけれど、もう少し強くなりたいという人にも向いています。
地域ごとにキャラクターや背景、音楽が変わるため、無機質な盤面だけを相手にするのは少し寂しいという人にも遊びやすいでしょう。
何より、「この相手には次こそ勝ちたい」と何度も挑むことを楽しめる人にはよく刺さります。
勝てない相手の打ち方を研究する時間そのものが遊びになります。
反対に、軽く遊んでどんどんストーリーを見たい人には少し厳しい作品です。
後半へ行くほどCPUの思考時間も長くなります。
負けた理由を細かく教えてくれるレッスン機能もないので、完全な初心者なら自分で基本定石を覚える必要があります。
派手な必殺技や特殊ルールを期待している人にも方向性は合いません。
中身は最後まで普通のオセロです。
キャラものの見た目で、中身はかなり硬派というギャップを楽しめるかどうかで印象が変わります。
オセロワールドの遊び方
オセロワールドは操作だけならすぐ覚えられますが、勝ちたいなら盤面を見る順番を少し変える必要があります。
石の数ばかり見ていると、中盤で角を取られて「あ、これはもう厳しい」となりがちです。
基本操作と1局の流れを押さえたら、取った枚数より次に相手が置ける場所を見る癖をつけていきましょう。
ヒントも最初から答えを見るのではなく、自分で1手決めてから確認すると練習になります。
基本操作・画面の見方
オセロワールドでは、盤面のマスへカーソルを動かし、自分の石を置ける場所を選んで対局します。
操作は十字キーと決定が中心なので、ゲームパッドを握って迷うような複雑さはありません。
画面を見る時は、まず左側の盤面へ集中しましょう。
右側には対戦相手の顔や情報が表示され、形勢によって表情やセリフも変化します。
STARTを押すと、残り回数の範囲でヒントを表示できます。
良い手と判断された候補にはハートが付きます。
SELECTを押せば相手の発言を止められるので、「今は盤面だけ見せてくれ」という時に便利です。
対局が始まったら、まず自分が黒なのか白なのかを確認します。
次に制限時間を見て、序盤は慌てず中央付近から形を作っていきましょう。
ここで角の隣へ何となく置かないことも大切です。
一度にたくさん返せるマスが魅力的に見えても、その1手が相手へ角を渡す入口になることがあります。
ヒントを使うなら、先に「自分ならここ」と候補を決めてから押す方が練習になります。
盤面全体→相手の次の手→現在の石数くらいの順で眺めると、石数に振り回されにくくなります。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
オセロワールドの1人用は、対戦相手を選び、1局戦い、勝利数を増やして次の地域へ進んでいく構成です。
最初のうさぎ戦を終えると自由の国へ入り、そこから各地のCPUへ挑戦していきます。
各地域には5人の相手がいますが、必要なのは3勝だけです。
全員撃破しなくても先へ進めます。
どうしても相性が悪い相手に何度も負けるなら、いったん別の相手へ行ってしまって構いません。
3勝すれば先へ進めると知っているだけで、同じ場所で延々と足止めされずに済みます。
実際の対局では、序盤で無理に石を増やさず、中盤で相手の選択肢を削り、終盤にまとめて石を確定させる流れを狙います。
勝てば次の相手へ進み、負ければ同じ相手へ再挑戦するか別のCPUを選びます。
地域が進むにつれてヒントの回数は少なくなります。
自由の国で基本を覚え、海の国で安定させ、空の国から本番という感覚です。
1局ごとに打ち方を1つ直すつもりで進めると、単に勝敗だけ追うより後半へつながります。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
オセロワールドを始めたばかりなら、チュートリアルのうさぎ戦をそのまま練習台にしてしまいましょう。
最初から大量に石を返そうとせず、自分の石が盤面の外側へ広がりすぎないように打ちます。
途中で石数が負けていても、それだけで焦る必要はありません。
むしろ序盤は自分の石が少ないことで、相手の置ける場所を絞りやすくなることもあります。
最初に頭へ入れておきたいのは4隅の強さです。
角へ置いた石は二度と裏返されません。
そのため、自分が角を取ること以上に、相手へ簡単に角を渡さないことが重要です。
角の斜め隣へ序盤から置かないことを、まず1つの目標にしてみてください。
ヒントを10回使えるうさぎ戦では、先に自分で1手考えてからSTARTを押します。
自分の候補と同じ場所にハートが出れば、考え方は大きく外れていません。
違う場所なら、CPUが示した手のあとに相手がどこへ置けるのかを見てみましょう。
自由の国でも同じやり方を繰り返します。
ヒントを先生ではなく答え合わせに使うと、ただ勝つだけより盤面の見方が身につきやすくなります。
初心者がつまずくポイントと対処
オセロワールドで最初にやってしまいがちなのが、「たくさん返せる場所ほど強い手」と考えることです。
序盤から一気に石を増やすと、自分の石が外側へ露出しやすくなります。
その結果、相手へ次の着手候補をたくさん渡してしまうことがあります。
もう1つ怖いのが、角の周囲を軽く考えてしまうことです。
とくに角の斜め隣は要注意。
そこへ置いた石を利用されて、そのまま相手が角へ入れる形になることがあります。
角を取ることより、まず角を渡さないと考える方が初心者には分かりやすいです。
空の国あたりから勝てなくなった時は、ヒントだけで何とかしようとするのも危険です。
使える回数は2回まで減ります。
簡単な序盤で使い切らず、判断が難しくなる中盤以降へ残しておきたいところです。
負けた直後に何も考えず同じ打ち方を繰り返すのも、なかなか抜け出せません。
「どこで角を渡したか」だけでも覚えておくと次の対局が変わります。
1局につき負けた原因を1つだけ見つけるくらいで十分です。
それを繰り返していると、強いCPU相手でも少しずつ嫌な形が見えるようになります。
オセロワールドの攻略法
オセロワールドを攻略するなら、まず「石をたくさん取れば勝ちに近づく」という感覚をいったん横へ置きましょう。
序盤は角を渡さない形を作り、中盤は相手の打てる場所を減らし、終盤になってから石数を一気に確定させる流れが基本です。
空の国以降では、目の前の石数だけを追っているとCPUにきれいに誘導されることがあります。
角・相手の着手候補・残った空きマスの3つを見る癖をつけるだけでも、盤面の見え方はかなり変わります。
序盤攻略:最優先で覚える角・辺の考え方
オセロワールドの序盤で意識したいのは、角を急いで取ることよりも、相手へ角を差し出す形を作らないことです。
4つの角へ置かれた石は、その後ひっくり返されません。
角を取った側はそこを足場にして、辺の石まで安定させやすくなります。
だからこそ怖いのが角の斜め隣です。
序盤にそこへ置いてしまうと、その石を足掛かりに相手が角へ入れる形になりやすくなります。
大量取りより角を渡さないことを優先してみてください。
辺へ出れば必ず安全というわけでもありません。
角がまだ空いている辺へ何となく石を伸ばすと、結果的に相手の角取りを助けることがあります。
最初の数手は中央付近へ小さくまとめるくらいで十分です。
1枚や2枚しか返せない手でも気にする必要はありません。
その結果、相手が置ける場所を減らせるなら、そちらの方が価値のある局面もあります。
初心者ほど石数で負けていると不安になりますが、オセロは最後に多ければ勝ちです。
序盤の石数はただの途中経過くらいに考えると、CPUが用意した大量取りの誘惑にも乗りにくくなります。
中盤攻略:相手の打てる場所を増やさない考え方
オセロワールドの中盤では、自分が何枚持っているかより、相手が次に何か所へ置けるのかを見たいところです。
相手の候補が多ければ多いほど、その中から都合のいい手を選ばれてしまいます。
逆に2か所や3か所まで絞れれば、こちらも次の展開を読みやすくなります。
自分の石を置く前に、「ここへ打ったら相手は何か所へ置けるだろう」と一度だけ盤面を見直してみてください。
相手の自由を減らすという考え方だけでも、強いCPU相手の事故が少なくなります。
一度にたくさん返せる手は気持ちいいのですが、そのぶん自分の石が盤面へ露出し、相手の足場を増やす場合があります。
少ない枚数しか返さない手が強いことがあるのはそのためです。
空の国まで来ると、単純な大量取りはかなり通じにくくなります。
ヒントを使うなら、自分の中で候補を2つくらい作ってから押してみましょう。
ハートが出た場所と自分の読みを比べ、違っていたら、その一手のあとに相手がどこへ置けるのかを確認します。
何局か続けると、「この形は相手に選択肢を与えすぎる」という感覚が少しずつ分かってきます。
返す枚数より次の手の自由度を見ることが、中盤を乗り切る大きなコツです。
終盤攻略:空きマスを数える詰み回避とタメノリ対策
オセロワールドの終盤へ入ったら、角や辺だけでなく、残っている空きマスのまとまりにも目を向けます。
空きマスが少なくなってきたら、盤面を一方向だけで見ず、全体を眺めながら数えてみましょう。
終盤は1手の違いで、最後に連続して打てる側が変わります。
自分が終盤の手番を取りやすい形へ持ち込めれば、最後の数手で一気に石を増やせます。
終盤になったら石数も具体的に数えることが重要です。
ラスボスのタメノリ戦ではヒントが使えません。
制限時間も40分に固定されます。
ここまで来たら、勢いで早打ちするよりも、毎手ごとに角へつながる筋がないか確認した方がいいでしょう。
CPU側の思考が長くなる場面もあるので、こちらまで慌てる必要はありません。
負けやすいのは、中盤に辺の石を取りすぎ、その結果として角を渡し、終盤に安全な手がなくなる形です。
タメノリ戦でも、序盤で石数が少ないからといって焦らないこと。
空きマスが10前後まで減ったら、候補手を頭の中で何手か順番にたどってみます。
最後の数手から逆向きに考える意識が、最終戦ではとくに効いてきます。
強敵別の安定戦術(負けパターン→対策)
オセロワールドは地域が変わるごとにCPUの手ごたえも上がるため、序盤と同じ感覚で最後まで押し切るのは難しくなっています。
自由の国ではヒントを5回使えるので、まだ自分の打ち方を修正しやすい段階です。
ここでは角を簡単に渡さない練習を優先するといいでしょう。
海の国ではヒントが3回となり、雑に大量取りするだけでは少しずつ苦しくなってきます。
空の国まで来るとヒントは2回です。
このあたりから相手の着手候補を減らす打ち方が目に見えて重要になります。
雷神、ようせい、死神、月、ドラゴンと対戦できますが、5人すべてを倒す必要はありません。
相性のいい相手から3勝すれば先へ進めます。
天空の城ではヒントが1回だけになります。
リア王、クレオパトラ、ハムレット、シーザー、ロミオとジュリエットが待っており、中盤の1手がかなり重くなってきます。
よくある負け方は、早い段階で盤面を広げすぎ、角の隣へ打たされる形です。
序盤から全部の石を取りにいかず、相手の選択肢を狭めることを意識しましょう。
そして最後のタメノリ戦はヒントなしです。
3勝で抜けられる地域では苦手なCPUを避けるのも、きちんと用意された攻略ルートの1つです。
パスワードと進行条件(やり直しを減らす)
オセロワールドは、カートリッジへ進行状況を保存する方式ではなく、パスワードで続きを呼び出します。
電源を切る前に、必要なパスワードを控えておくのを忘れないようにしましょう。
各地域には5人の相手がいますが、そのうち3人を倒せば次へ進めます。
先へ行くことが目的なら、全員撃破へこだわる必要はありません。
まず3勝して先へ進むと割り切るだけでも、同じ地域を何度もやり直す時間を減らせます。
公開されている地域用パスワードを使えば、到達前の場所から始めることも可能です。
自由の国は「オセロワールド」、海の国は「にじのかなた」。
空の国は「バベルのとう」、天空の城は「いなづまのかなた」です。
最後の聖域は「ひかりのかなた」で開始できます。
ただし初めて遊ぶ時にいきなり聖域へ飛ぶと、ヒントなしの強敵をいきなり相手にすることになります。
まず自由の国や海の国で、角や相手の着手候補を見る感覚を身につけた方が楽です。
パスワードは1文字違うだけでも目的の地域へ進めません。
地域名と文字列を入力前にもう一度確認するのが、地味ですが一番確実なやり直し防止になります。
オセロワールドの裏技・小ネタ
オセロワールドで実用的なのは、特定の地域へ直接入れるパスワードです。
経験値や装備を増やすタイプのゲームではないので、いわゆる無敵技よりも、進行や練習を楽にする小ネタが中心になります。
好きな地域へ直接入れるため、苦手なCPUだけ何度も練習したい時にも便利です。
ただし初プレイから後半へ飛ぶと、CPUの強さが急に跳ね上がります。
順番に世界を進む楽しさを残したいなら、使うタイミングは少し考えたいところです。
有名なパスワード一覧(効果/入力先)
オセロワールドには、各地域からゲームを始められるパスワードが用意されています。
パスワード入力画面で対応する文字列を入れれば、その地域へ直接進めます。
自由の国は「オセロワールド」。
海の国は「にじのかなた」です。
空の国は「バベルのとう」。
天空の城は「いなづまのかなた」です。
最後の聖域へ進みたい場合は「ひかりのかなた」を使います。
後半のCPUだけ繰り返し練習したい時にはかなり重宝します。
たとえば空の国で負け続けても、毎回最初から進め直す必要はありません。
対応する文字列から入り、その地域だけ何度も挑戦できます。
タメノリ戦をすぐ試したい場合も同じです。
ただしパスワードを使ったからといって、プレイヤー側が強化されるわけではありません。
そもそもレベルや装備という仕組みがないためです。
あくまで進行を短縮するための裏技と考えると分かりやすいでしょう。
似た雰囲気の文字列が並ぶので、入力前に地域との組み合わせを確認しておくと安心です。
撃破人数を増やす小ネタ(ワールド移動)
オセロワールドでは、各地域にいる5人のうち3人を倒せば次の地域へ進めます。
普通にクリアするだけなら、残りの2人と戦わなくても問題ありません。
ただ、その地域を行き来できる段階なら、あとから未撃破の相手へ挑んで撃破人数を増やすこともできます。
攻略情報では、ワールド選択画面を移動しながら残ったCPUへ挑戦していく遊び方も知られています。
先へ進む条件と全員撃破は別ものと覚えておけば分かりやすいです。
その日は先へ進みたいから3勝で抜け、あとで時間がある時に残った相手へ戻るという遊び方もできます。
もちろん、相手を多く倒したからといって経験値や能力値が増えるわけではありません。
増えるのは自分自身の対局経験です。
同じ地域の違うCPUと何局も戦っていると、自分が苦手な形も見えやすくなります。
ある相手には通じた大量取りが、別の相手にはあっさり返されることもあります。
全員撃破は腕試しとして楽しむくらいの感覚が、この小ネタにはよく合います。
隠し要素・見落としやすい仕様
オセロワールドは大量の隠しキャラクターを集めるゲームではありませんが、知らないまま遊ぶともったいない機能はいくつかあります。
代表的なのが対局中のヒントです。
STARTを押すと、CPUが候補として選んだマスへハートが表示されます。
チュートリアルでは10回使用可能です。
自由の国では5回、海の国では3回。
空の国では2回、天空の城まで来ると1回しか使えません。
最後の聖域ではヒントそのものがなくなります。
地域ごとにヒント回数が減っていくことを知らないと、簡単な序盤で使い切ってしまいがちです。
もう1つ覚えておきたいのが、SELECTによるセリフ表示の切り替えです。
対戦相手は1手ごとに話しかけてきますが、盤面へ集中したい時には表示を止められます。
また、1人用でも黒と白を自分で選べるため、先手固定ではありません。
制限時間も複数から選べますが、最終戦だけは40分固定です。
派手な隠し技より基本機能を知っている方が得なゲームなので、このあたりを覚えておくと遊びやすさがかなり変わります。
裏技利用時の注意点(進行・再現性)
オセロワールドのパスワード技は、ゲームデータを書き換えるようなものではなく、用意された文字列で地域を呼び出す仕組みです。
ただし、使い方によっては序盤で身につけるはずだった練習を丸ごと飛ばすことになります。
自由の国や海の国を遊ばず空の国へ入れば、「さっきまでと全然違う」と感じるほどCPUが強く見えるでしょう。
聖域へ直接入れば、いきなりヒントなしのタメノリ戦です。
初回は一気に先へ飛びすぎない方が、このゲームの難易度にはなじみやすくなります。
また、パスワードで保存されるのは地域の進行に関する情報です。
育成値や所持品を引き継ぐようなゲームではありません。
入力したからといって自分が強くなったり、CPUが弱くなったりするわけではないので注意しましょう。
実際に起こりやすい失敗は、文字の入力間違いです。
似た雰囲気のパスワードが多いので、地域名と文字列を見比べながら入力すると安心です。
撃破数に関する小ネタなどもありますが、あくまで遊び方を広げるものと考えておきましょう。
うまく再現しない時は通常の進行へ戻すくらいの気軽さで試すのがおすすめです。
オセロワールドの良い点
オセロワールドの魅力は、余計な特殊ルールを足さず、オセロそのものをじっくり遊ばせてくれるところです。
そこへキャラクター、背景、音楽、セリフを加えることで、1人でCPU戦を続けても画面が寂しくなりません。
中身は正統派なのに見た目はにぎやかというバランスが、この作品の大きな長所です。
CPUがしっかり強いぶん、以前は勝てなかった相手へ勝てた時には、自分の打ち方が変わったことも実感できます。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
オセロワールドには、8×8の普通のオセロだけで最後まで勝負する潔さがあります。
特殊ルールを覚え直す必要がないので、電源を入れたらすぐ盤面へ集中できます。
それでも1人用が単調になりにくいのは、地域とCPUの強さが少しずつ変わっていくからです。
最初のうさぎは肩慣らしで、自由の国もまだ練習しやすい範囲。
そこから海、空、天空へ進むにつれて、「前と同じ打ち方ではダメだな」と感じる場面が増えていきます。
自分が上達しないと先へ進みにくい作りなので、ゲーム内のレベルではなく自分自身が強くなっていく感覚があります。
5人全員ではなく3人に勝てば次へ行ける点も、高難度のCPU戦としてはうまい逃げ道です。
どうしても苦手な相手を避けられるので、1人につまずいて完全に進行が止まることはありません。
序盤はテンポよく進みますが、後半ほどCPUの思考時間は長くなります。
この待ち時間は好みが分かれるところでしょう。
それでも負けたあと、「もう1局だけ」と再戦したくなる引力があります。
さっき取られた角を今度は守れた時など、上達もかなり分かりやすいです。
派手な演出より読み合いそのものを楽しめる人なら、今遊んでも十分熱くなれます。
演出・音楽・グラフィックの魅力
オセロワールドは、オセロ盤だけを画面中央へ置いて終わりという作りではありません。
地域が変われば盤面まわりの装飾も変わり、対戦相手にはきちんと顔グラフィックが用意されています。
こちらが優勢なら相手の表情にも変化があり、劣勢になれば反応もまた違ってきます。
さらにキャラクターは対局中にセリフを挟んできます。
ピノキオ、赤ずきん、人魚、ドラゴンなど、相手が変わるだけで盤面の空気まで少し違って見えるのがおもしろいところです。
盤面以外にも視線を向けたくなる演出があるので、CPUとの長い対局でも殺風景になりません。
音楽も地域ごとの世界観に合わせて用意されています。
とくに天空の城は、クラシカルな雰囲気と相性のいい曲調です。
サウンド制作には松前公高、松前真奈美が関わっています。
開発元ダイスも、企画、グラフィック、プログラム、サウンド全般を担当した作品として紹介しています。
1992年のテーブルゲームとして見ると、キャラクターや音まわりまでかなり丁寧に作られています。
硬派なオセロをファンタジーの世界で包んだ見せ方は、本作ならではの味です。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
オセロワールドには、アイテム図鑑を埋めたり大量の収集物を集めたりする要素はありません。
やり込みの中心になるのは、やはりCPUとの対局です。
各地域では3勝すれば先へ進めますが、もちろん残った相手へあとから挑戦することもできます。
地域内の5人全員へ勝とうとすると、普通にクリアするだけよりかなり多くの対局を楽しめます。
さらに1人用でも黒と白を選択できるため、同じCPUを相手に条件を変えて再戦できます。
先手と後手の両方で勝つというだけでも、十分やり込みの目標になります。
制限時間も変更できるので、慣れてきたら10分設定で考