ハットトリックヒーローとは?【レトロゲームプロフィール】
ハットトリックヒーローは、世界8カ国から好きな1チームを選び、残る7カ国との試合を勝ち抜いて優勝を目指すアーケード寄りのサッカーゲームです。
基本操作はパスとシュートが中心でかなり分かりやすいのですが、遊んでいるとボレー、オーバーヘッド、リフティング、スライディングまで次々と出てきます。
しかも普通のサッカーだけでは終わりません。
相手を殴ったり飛び蹴りしたりするラフプレーまで使え、審判に見つからなければそのまま試合が続きます。
「そこまでやるのか」と笑ってしまう荒っぽさも、本作を語るうえでは外せません。
スーパーファミコン版は1992年発売で、1人プレイだけでなく2人協力、対戦、PK戦にも対応しています。
当時の家庭用版そのものを遊ぶなら、中古カセットとスーパーファミコン実機を用意する方法が分かりやすいです。
一方、Nintendo SwitchとPS4では1990年のアーケード版を復刻したアーケードアーカイブス ハットトリックヒーローが配信されています。
内容は近いものの、スーパーファミコン版とアーケード版は完全に同じではありません。
攻略ではゴール正面から力任せに打つより、サイドへ運んで高いボールを入れ、中央でボレーを合わせる形が使いやすくなります。
守備ではボールだけを追うのではなく、上部のフィールド表示や審判の位置まで見ると動きやすくなります。
簡単操作なのに妙に荒っぽく、普通のサッカーでは終わらない。
そこがハットトリックヒーローの一番分かりやすい魅力です。
| 発売日 | 1992年3月27日 |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | スポーツ/サッカー |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 開発 | タイトー |
| 発売 | タイトー |
| 特徴 | 世界8カ国、7連戦、2人協力・対戦、PK戦、エースストライカー、ラフプレー、フィールド表示 |
| シリーズ | ハットトリックヒーローシリーズ |
| 関連作 | ハットトリックヒーロー2、ハットトリックヒーローS |
ハットトリックヒーローの紹介(概要・ストーリーなど)
ハットトリックヒーローは、フォーメーションや細かな戦術をじっくり設定するより、ボールを奪ったら一気にゴールへ運ぶ気持ちよさを前面へ出したサッカーゲームです。
日本、アメリカ、オランダ、ブラジルなど8カ国から1チームを選び、残る7カ国との連戦へ挑みます。
エースストライカーの存在や派手なダイレクトシュート、ゴール時の大きな演出もあり、雰囲気はかなりゲームセンター寄りです。
そして何より、ラフプレーまで試合の駆け引きへ入ってくるのが本作らしいところです。
真面目にパスをつないでもいいですし、少し荒っぽくボールを奪いに行ってもいい。
この自由さが、短い試合の中でも妙に盛り上がります。
発売年・対応ハード・ジャンル
ハットトリックヒーローのスーパーファミコン版は、1992年3月27日にタイトーから発売されました。
元になったのは、1990年に稼働した同名のアーケードゲームです。
国内版の型番はSHVC-HTで、ジャンルはサッカーを題材にしたスポーツゲームになります。
海外のスーパーファミコン系ハードではSuper Soccer ChampやEuro Football Champの名前で展開されています。
国内版に登場するのは、日本、アメリカ、オランダ、ブラジル、イングランド、イタリア、ドイツ、アルゼンチンの8カ国です。
モードも通常の1人対CPUだけではありません。
2人協力でCPUと戦う遊び方、1人対1人の対戦、さらに3種類のPKゲームまで用意されています。
セーブ機能はなく、電源を入れたらその場で試合を始め、その日のうちに遊び切る作りです。
長いリーグを運営するというより、コントローラーを持ったらすぐ試合へ入るタイプだと思えば分かりやすいでしょう。
短時間で1試合、もう1試合と続けやすいのが、この作品の性格です。
海外版では参加国にも違いがあるため、攻略資料を読む場合は日本版か海外版かも確認しておくと混乱しません。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
ハットトリックヒーローには、キャラクター同士の会話や物語イベントを追いかけるようなストーリーはありません。
やることはかなり明快です。
世界8カ国から好きな1カ国を選び、ほかの7チームを順番に倒して優勝を目指します。
チームを決めた後は、その国のエースストライカーも選択します。
試合に勝てば次の相手へ進み、負けた場合はコンティニューして同じ相手へもう一度挑めます。
通常設定では短い制限時間の中で、相手より多く得点すれば勝利です。
同点のまま終了すればPK戦へ入り、そこで決着を付けます。
一般的なサッカーゲームの長い前後半とは違い、1試合がかなりコンパクトです。
オプションでは試合時間を3分、4分、5分から選べます。
初めてなら3分でテンポよく遊び、慣れてから長くするのもいいでしょう。
7試合を勝ち抜いて優勝する。
目標はそれだけなので、迷う余地の少ないアーケードらしい分かりやすさがあります。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
ハットトリックヒーローは、使うボタンを絞りながら意外なほど多くの動きを出せるのが面白いところです。
攻撃中はYとBを中心に操作し、ボールの位置やゴールまでの距離によってパスやシュートが変化します。
ゴール付近でYを押せば速いシュートになり、Bでは高いパスや緩めのシュートを出せます。
浮いたボールへタイミングよくボタンを合わせれば、ボレーやダイビングヘッドなどの派手なプレーも狙えます。
守備になるとYはスライディング系の動きへ変わり、Bではパンチや飛び蹴りのようなラフプレーまで出せます。
ここで気になるのが審判です。
上部のフィールド表示には審判の位置も出るため、どの辺りを見られているのか確認できます。
何も考えずに荒いプレーを続ければファウルを取られ、選手を失う危険もあります。
普通にパスをつないで崩す一方で、時にはかなり強引に奪いに行く。
正統派のサッカーと反則ぎりぎりの奪い合いが同じ試合に入っているのが、本作ならではの味です。
それでいて操作は複雑ではなく、数試合遊べばだいたい形になります。
覚えることは少ないのに、試合は妙に騒がしい。
そこが楽しいゲームです。
難易度・クリア時間の目安
ハットトリックヒーローは、序盤なら操作を確認しながらでも比較的勝ちやすいですが、連勝していくほど相手の動きが速くなっていきます。
後半へ入るとボールを奪った直後に取り返されることも増え、正面からドリブルするだけではゴール前まで届きにくくなります。
オプションでは1試合を3分、4分、5分から選べます。
7試合をすべて勝つ場合、3分設定なら試合時間だけで21分、4分なら28分、5分なら35分です。
チーム選択、PK戦、コンティニューまで含めると、初回は40分~1時間半ほどを見ておくと余裕があります。
攻め方が定まらず何度も同じ相手に負ければ、それ以上かかることもあります。
一方でサイドからの高いパスやボレーが決まり始めると、試合はかなりテンポよく進みます。
セーブ機能はないため、何日もかけて少しずつ進めるタイプではありません。
1回の挑戦をその日のうちに終えやすいのは、このゲームの気楽なところです。
まず3分で操作を覚え、慣れてから4分や5分へ伸ばすと自分に合ったテンポで遊べます。
ハットトリックヒーローが刺さる人/刺さらない人
ハットトリックヒーローが合うのは、リアルなサッカー再現より、友人と笑いながら短時間で盛り上がれるゲームを探している人です。
パスとシュートを覚えればすぐ試合になり、細かなフォーメーションや選手設定を延々と触る必要はありません。
ゴールを決めれば画面が大きく切り替わり、得点した気持ちよさもかなり分かりやすく見せてくれます。
2人で同じチームを使ってCPUへ挑めるので、対戦が苦手な相手とも一緒に遊べます。
そして審判を気にしながらラフプレーを仕掛ける独特の駆け引きも、2人で遊ぶとかなり笑えるところです。
一方で、実在選手の細かな能力差や長期リーグを楽しみたい人には軽く感じるでしょう。
登場国は8カ国で、選手育成や移籍といった長期的な要素もありません。
セーブもないので、何週間も同じチームを育てるゲームではありません。
30分ほど遊んでしっかり盛り上がりたい人にはかなり向いています。
反対にシミュレーション性を重視するなら、別のサッカーゲームを選んだ方が期待には近いでしょう。
ゲームセンター的な勢いを面白がれるかが、大きな分かれ目です。
ハットトリックヒーローの遊び方
ハットトリックヒーローでは、攻撃している時と守備している時でYやBの役割が変わります。
最初から細かい技を全部覚える必要はなく、まずYの低いパスと速いシュート、Bの高いパスだけで1試合遊んでみるのが分かりやすいです。
画面上部にはフィールド全体を示す表示があり、味方、敵、ボール、審判の位置を確認できます。
遊び始めてすぐありがちなのが、目の前の選手だけを見て走り続けることです。
上の表示へ目を向けるようになると、画面外の味方も見つけやすくなり、パスも守備もかなり楽になります。
基本操作・画面の見方
ハットトリックヒーローは、十字キーとY、Bを中心に操作します。
ボールを持っている時は、YとBで状況に応じたキックを出します。
フィールド中ほどではYが低いパスになり、ゴール付近なら速いシュートになります。
Bは高くゆっくりしたパスや、位置によっては緩めのシュートとして使えます。
ボールを持っていない時は、Yでスライディング系の守備が可能です。
Bを使えば相手へかなり荒っぽい接触を仕掛けることもあります。
ゲームを始めたら、まずYで2~3本ほど低いパスをつないでみてください。
その後サイドへ出し、Bで高いボールを中央へ入れると攻撃の形をつかみやすくなります。
画面上部のフィールド表示にはボールや選手の位置が出るため、画面外にいる味方も探せます。
審判の位置も確認できるので、守備ではそこも時々見ておくと役立ちます。
最初はYを速い展開、Bを高い展開として覚えるくらいで十分です。
むやみにボタンを連打するより、上のフィールド表示へ一瞬目を移す癖を付けた方が上達しやすくなります。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
ハットトリックヒーローの1人用は、チームとエースを選び、CPUとの試合を順番に勝ち抜いていく流れです。
8カ国の中から自分が使う国を決めると、残る7カ国が対戦相手になります。
キックオフ後はパスやドリブルで前へ運び、ゴール前まで行ったらシュートを狙います。
ボールを取られたら、近い選手を動かして追いかけ、スライディングなどで奪い返します。
試合終了時に相手より得点が多ければ次へ進み、同点ならPK戦です。
負けてもコンティニューを選べば、同じチームのまま同じ相手へ再挑戦できます。
序盤は正面からのドリブルでも何とかなるのですが、勝ち進むほど囲まれやすくなります。
そこでサイドへ一度逃がし、高いパスを中央へ入れる形が役に立ちます。
奪う、サイドへ運ぶ、中央へ合わせる。
この流れを覚えてしまえば、後半の相手にも攻撃の形を作りやすくなります。
正面で止められるようになったら、無理に突っ込まず角度を変えるのがポイントです。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
初めてハットトリックヒーローを遊ぶなら、まずOPTIONにあるPLAY GUIDEを見てみてもいいでしょう。
ゲーム内で基本動作を確認できるため、中古カセットだけを買って説明書がなくても助かります。
試合時間は3分から始めると、うまくいかなくても気軽にもう一度試せます。
チームについても、最初から細かな性能差を気にし過ぎる必要はありません。
好きな国を選び、エースストライカーを決めたらそのまま試合へ入ります。
最初の攻撃では正面へ一直線に走るより、低いパスを2本ほどつないでみましょう。
サイドへボールが渡ったらBで高いパスを送り、中央の味方へ合わせます。
守備ではいきなりラフプレーへ頼らず、まずYのスライディングから試してください。
ファウルが増えると人数面で苦しくなるためです。
1点取った後も、必ず2点目を狙い続ける必要はありません。
リードしているならパスを回し、相手へボールを渡さないだけでも勝てます。
最初はセンタリングからの形を1つ覚えるだけでも十分です。
派手なプレーより先に、自分なりの1点の取り方を作ると試合が楽になります。
初心者がつまずくポイントと対処
ハットトリックヒーローで最初につまずきやすいのは、ボールを持っている選手だけを見て、そのままゴールへ走り続けることです。
プレイ画面に映る範囲は広くないため、前だけ見ていると画面外の相手へ囲まれやすくなります。
そんな時こそ上部のフィールド表示を見ると、味方と敵がどこにいるのか先に分かります。
2つ目はゴール正面からYを連打してしまうことです。
キーパーの正面へ素直に打てば、当然ながら止められやすくなります。
少し斜めから狙うか、サイドから高いボールを入れてキーパーを動かしましょう。
3つ目は守備でラフプレーばかり使うことです。
パンチや飛び蹴りは見た目こそ面白いですが、審判に見つかればファウルになります。
選手が減れば終盤の守備はかなり苦しくなります。
まずはYのスライディングで奪い、どうしても追いつけない場面だけ別の手を考えるくらいで十分です。
同じ選手をずっと走らせ続けるより、周りの味方も使った方が攻撃はつながります。
上部のフィールド表示を見ることと、正面からのシュートばかり狙わないこと。
この2つを意識するだけでも最初の試合はかなり楽になります。
ハットトリックヒーローの攻略法
ハットトリックヒーローは、難しい必殺技を大量に覚えるより、自分が点を取れる形を1つ作った方が勝ちやすいゲームです。
特にサイドから高いボールを中央へ入れ、ボレーやヘディングへつなげる攻めは終盤まで使えます。
守備ではボールだけでなく審判の位置も見て、必要のないファウルを減らしましょう。
後半戦へ入るほど正面から突っ込むだけでは止められやすくなるため、横へ広げる意識が大切です。
序盤攻略:最優先で覚えるパス/シュート/センタリング
ハットトリックヒーローの序盤で最初に覚えたいのは、低いパス、高いパス、ゴール前でのシュートです。
中盤ではYを押し、低く速いパスを味方へつなぎます。
近くの選手へ渡しやすく、ドリブルだけで前へ進むよりボールを失いにくくなります。
サイドまで運べたらBで高いボールを中央へ送ります。
味方が浮いたボールへ入ってきた時にYやBを合わせると、ボレーやヘディング系のプレーへつながります。
序盤のCPUはこの形へ対応しきれないことがあり、キーパーの位置もずらしやすいです。
失敗しやすいのは、ゴールラインぎりぎりまで近づいてから高いボールを出すことです。
角度がなくなり、キーパーへそのまま取られやすくなります。
ペナルティエリアへ入る少し前くらいから高いボールを試す方が、中央へ合わせる余裕があります。
正面が大きく空いている時だけ、Yの速いシュートをそのまま狙うのもありです。
サイドから中央へ送る形を先に覚えると、得点の再現性が上がります。
序盤は派手さより、同じ得点パターンを何度も作れることを意識してみてください。
中盤攻略:効率よく得点する攻め方
中盤以降のハットトリックヒーローでは、1人でボールを長く持っているほど相手に囲まれやすくなります。
そこでドリブルする距離を少し短くし、上のフィールド表示を見ながら早めにパスを出します。
中央が混んでいるならサイドへ逃がし、そこからBで高いボールを入れるのが使いやすい形です。
中央へ味方が入っていないなら、無理にシュートへつなげずもう一度外へ戻しても構いません。
得点を急ぎ過ぎるとボールを失い、そのままカウンターを受けます。
先制できた後は毎回相手ゴールまで突っ込む必要もありません。
リードしているなら中盤でパスを回し、残り時間を減らす方法もあります。
同点の終盤だけテンポを上げ、斜めからのシュートやボレーを増やすのも手です。
一番もったいないのは、キーパー正面へ同じシュートを何度も打ち続けることです。
角度を付けるか、高いボールで一度キーパーを動かしてから狙いましょう。
中央が詰まったら迷わずサイドへ逃がすだけでも攻撃はかなり組み立てやすくなります。
2~3本のパスでゴール前を崩すくらいの気持ちで遊ぶと、ボールを失いにくくなります。
終盤攻略:強豪国対策と決勝の詰み回避
ハットトリックヒーローの終盤では、相手がボールへ寄ってくる速度が上がり、ドリブルで考えている暇が少なくなってきます。
後半戦で何度も負ける時は、シュートの精度より「ボールを持ちすぎていないか」を見直してみてください。
受け取ってから何秒も走れば、複数の相手に囲まれます。
ボールを受けたら近い味方へすぐ渡し、サイドへ空間ができた時だけドリブルを使う方が楽です。
守備ではゴール前でラフプレーを狙い過ぎない方が無難です。
ファウルから自分で危険な場面を作ることになるためです。
終盤ではまず1点を先に取り、その後は無理な攻撃を減らします。
残り時間が少なく同点なら、PK戦へ持ち込むという展開もあります。
PKでは方向を決めてYで速いキックを使うと狙いを付けやすくなります。
キーパー側では十字キーとボタンを合わせ、飛ぶ方向を選びます。
先制できたら無理に試合を荒らさないことが、終盤を乗り切るコツです。
そして退場者を出さず人数を残すことも忘れないようにしましょう。
相手国別の安定戦術(負けパターン→対策)
ハットトリックヒーローでは、自分がどの国を選んだかによって戦わない相手が変わるため、対戦する7カ国の見え方も変わります。
日本のように序盤で当たりやすい相手なら、低いパスやドリブル中心でもゴール前まで運びやすいです。
中盤のイングランドやイタリアあたりから、真正面へ突っ込むだけではボールを取られやすくなります。
ここからはサイドへ広げ、高いボールを使う攻めを増やします。
オランダやアルゼンチンなど後半で当たる相手では、ボールを奪われた直後の戻りも重要です。
攻撃へ人数をかけ過ぎず、上部の表示で自陣に残っている味方も見ておきましょう。
ドイツなど最後まで残る強豪との試合では、1点差でも勝ちは勝ちです。
追加点を狙って全員で前へ出るより、中盤でボールを動かした方が楽に逃げ切れる場合もあります。
失点が多くて負けているなら守備を見直し、0対0が続くならセンタリングを増やす。
そんなふうに負け方から原因を分けると修正しやすくなります。
相手が強くなるほどパスを早めに出すことを意識しましょう。
国名そのものより、自分がどう負けたかを見る方が勝ち上がりやすくなります。
試合中の取り返しにくい要素(退場・失点防止)
ハットトリックヒーローにはRPGのような取り逃しアイテムはありませんが、試合中にやってしまうと戻しにくい失敗があります。
代表的なのが選手の退場です。
ラフプレーを審判に見られ、ファウルを重ねて選手を失うと、その後は少ない人数で戦わなければなりません。
1回ボールを止めるために強引な守備をして1人減ると、その後の数分の方がずっと苦しくなります。
もう1つは試合終了直前の失点です。
もともと試合時間が短いため、残り数秒で1点取られると取り返す時間はほとんどありません。
リードしている終盤は、相手陣へ全員で突っ込まず、中盤でパスを回して時間を使うのもありです。
審判が近い場面ではBのラフプレーを控え、Yのスライディングを中心にした方が無難です。
同じ選手だけで無理に追い続けるより、ゴール側へ残っている味方を使った方が守備の形を保ちやすくなります。
退場と終了直前の失点は、その試合の中ではかなり取り返しにくい失敗です。
勝っている時ほど余計な無理をしないことを意識しましょう。
ハットトリックヒーローの裏技・小ネタ
ハットトリックヒーローには、タイトル画面で入力するエースストライカーチームの隠しコマンドがあります。
通常の試合でもリフティングやダイレクトシュートなど細かな小技が多く、慣れるほど見た目も派手になります。
海外版名で紹介されている裏技資料も多いため、自分が遊んでいる機種と版に合った情報かは確認しておきましょう。
ここでは通常のゲーム進行を壊さずに試せるものを中心に扱います。
有名な裏技一覧(効果/手順)
ハットトリックヒーローで代表的なのが、エースストライカーチームを使える隠しコマンドです。
タイトル画面で上、X、左、Y、右、A、下、B、左、上、右、下、SELECT、STARTの順に入力します。
成功した状態でチームとエースストライカーを選ぶと、通常とは違うエース主体のチームで遊べます。
入力する場所は試合中ではなくタイトル画面です。
途中で別の方向やボタンが入ると失敗するため、1つずつ落ち着いて押した方が確実です。
タイトル画面から通常メニューへ進んでしまった場合は、最初へ戻ってもう一度試す方が分かりやすいでしょう。
海外ではSuper Soccer Champの裏技として紹介されることもあります。
国内版も同系列ですが、攻略情報を見る時は機種名や地域を合わせて確認しておくと安心です。
外部機器やデータ改造は必要ありません。
タイトル画面で順番どおり入力するだけです。
まず普通のチームで一度遊んでから試した方が、通常時との違いも感じやすくなります。
得点を増やすテク(センタリング/ボレー)
ハットトリックヒーローで得点を増やしたいなら、ゴール正面から同じシュートを何度も打つより、サイド攻撃を使った方が形を作りやすくなります。
まず低いパスをつなぎながら片側へボールを運びます。
ゴール横へ近づき過ぎる少し前にBを押し、高いボールを中央へ入れてください。
味方がボールへ向かっている時にYやBを合わせると、ボレーやヘディング系のプレーが出やすくなります。
キーパーが高いボールへ反応して位置を動かせば、その後のシュートが入りやすくなる場面もあります。
失敗しやすいのは、ゴールラインぎりぎりまで進んでからパスを上げることです。
そこまで行くと角度がなくなり、そのままキーパーへ取られやすくなります。
中央に味方がいない時も、無理に上げずフィールド表示で位置を確認してから出しましょう。
相手がサイドへ寄ってきたら、逆側へ低いパスを通す方法もあります。
センタリングからのダイレクト攻撃は、かなり再現しやすい得点パターンです。
一度感覚をつかめば、終盤の相手にもそのまま使える攻めになります。
隠し要素(エースストライカーチーム)
ハットトリックヒーローでは、チームを選んだ後にエースストライカーを決められること自体が大きな特徴です。
さらにタイトル画面で隠しコマンドを入力すると、そのエース要素をより強く押し出した特殊なチームで遊べます。
通常プレイでは、各国の中からエースとなる選手を選択します。
エースは見た目でも区別しやすく、ダイレクトシュートなどで派手な動きが出る場面もあります。
隠しコマンドは、この仕組みをさらに前へ出して遊ぶためのおまけです。
新しいステージやストーリーが追加されるタイプの隠し要素ではありません。
そのため、初回から必ず使う必要もありません。
まず通常チームで7試合を進め、エースの違いを見てから試す方が変化を感じやすいです。
2人プレイで使えば、普段とは少し違う派手な試合も楽しめます。
クリアに必要な隠し要素ではないので、通常ルールへ少し飽きてから試すおまけの遊び方くらいに考えるとちょうどいいでしょう。
裏技使用時の注意点(入力ミス/版差)
ハットトリックヒーローの隠しコマンドは、セーブデータを壊すような種類の裏技ではありません。
そもそもスーパーファミコン版には進行用のセーブ機能がないため、長いゲームデータを失う心配もありません。
気を付けたいのは、入力順と版の違いです。
本作は国内でハットトリックヒーロー、北米でSuper Soccer Champ、欧州でEuro Football Champとして展開されました。
国内版と海外版では登場国にも違いがあります。
ネット上では別地域の画面や名称が混ざることもあるので、同じシリーズだからといってすべて完全に同一とは限りません。
コマンド入力はタイトル画面で行い、途中でSTARTを押して通常メニューへ進まないようにします。
反応がなければリセットし、最初からゆっくり押してみましょう。
急いで入力すると十字キーの斜めが入ってしまうこともあります。
自分の版と入力する画面を確認することが基本です。
裏技を追う前に、まず通常操作へ慣れた方が本編そのものは楽しみやすくなります。
ハットトリックヒーローの良い点
ハットトリックヒーローの良いところは、とにかく試合へ入るまでが早いことです。
チームとエースを決めればすぐキックオフでき、長い育成や細かな設定を覚える必要もありません。
それでいてセンタリング、ボレー、PK、ラフプレーまで用意されており、単純そうに見えて遊びは意外と多めです。
1人でも十分遊べますが、特に2人でコントローラーを並べた時の分かりやすい盛り上がりが本作の強みです。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
ハットトリックヒーローは、試合時間を3分、4分、5分から選べるため、少しだけ遊びたい時にも向いています。
1人用では勝てばすぐ次の相手へ進み、負けてもその相手へコンティニューできます。
大きなメニューへ戻されないので、「今の攻め方をもう1回試したい」と思った時にすぐ再戦できます。
操作も十字キーとY、Bが中心です。
同じボタンでも位置や状況によってパス、シュート、ボレーなどへ変わるため、ボタン数以上にプレーの見た目は豊かです。
守備ではスライディングだけでなく、ラフプレーまで使い分けられます。
しかも審判がどこを見ているのかまで気にする必要があります。
こうした妙な駆け引きがあるサッカーゲームは珍しく、ここだけでも他作品とはかなり感触が違います。
試合時間が短いので、1点取られるとすぐ攻め直したくなる緊張感もあります。
逆に先制できれば、そのまま時計を進めるという判断も生まれます。
短い1試合の中へ判断と勢いを詰め込んでいるのが気持ちいいところです。
負けてもすぐ再戦できる軽さも、今遊びやすい理由になっています。
演出・音楽・グラフィックの魅力
ハットトリックヒーローは、横方向へスクロールする斜め視点のフィールドで試合が進みます。
通常のプレイ画面では選手が小さめですが、ゴールを決めると画面が大きく切り替わり、得点シーンを派手に見せてくれます。
この切り替えがいかにもアーケードゲームらしく、1点を取った時のうれしさを分かりやすく盛り上げます。
試合中は上部にフィールド全体の表示があり、狭いプレイ画面を補っています。
味方、敵、ボールだけでなく審判の位置まで確認できるところも本作らしい作りです。
選手は国ごとのユニフォームで描き分けられ、エースも見分けやすくなっています。
ボレーやオーバーヘッドのような動きが出ると、普通のパスとシュートだけの試合より一気に派手になります。
ラフプレーの動きも妙に大げさで、真面目なサッカーだけではない空気をさらに強めています。
現代の3Dサッカーゲームほど細かくはありませんが、「何が起きたか」はすぐ伝わります。
ゴール時の大きな見せ場は、今見ても気持ちいい部分です。
スーパーファミコン初期らしい分かりやすく派手な演出が、ゲームのテンポによく合っています。
やり込み要素(7連戦・PK・2人プレイ)
ハットトリックヒーローには、収集物や選手育成のような長期的なやり込みはありません。
その代わり、チームやモードを変えながら何度も短く遊ぶ楽しさがあります。
1人用では8カ国のどこを選ぶかで、自分が戦わない国と対戦の並び方が変わります。
一度優勝したら別の国を選び、エースを変えてまた7連戦へ挑むこともできます。
通常試合だけでなく、PK GAME Iでは1人対CPUのPK戦も遊べます。
PK GAME IIなら2人協力でCPUへ挑み、PK GAME IIIでは2人同士で直接対戦できます。
通常モードにも2人協力と対人戦があるため、一緒に遊ぶ相手によって楽しみ方を変えられます。
試合時間も3分から5分まで変更でき、短期決戦と少し長めの試合では攻め方も変わります。
さらにエースストライカーチームの隠しコマンドもあります。
1人で効率よく優勝を狙う遊びと、2人でラフプレーだらけの試合をする遊びでは、かなり別のゲームに感じられます。
モードを変えることで何度も遊べるタイプの作品です。
特に友人と遊べるなら、2人プレイが一番長く楽しみやすいでしょう。
ハットトリックヒーローの悪い点
ハットトリックヒーローは軽快に遊べる反面、現在のサッカーゲームと比べると情報量や遊びの広さはかなり少なめです。
セーブはなく、長期リーグや選手育成もありません。
プレイ画面に映るフィールドも狭いため、上部の全体表示を見ていないと、いきなり相手が画面へ入ってきたように感じることもあります。
ただしこうした弱点の多くは、短時間で遊ばせるアーケード寄りの設計と表裏一体です。
何十時間も遊ぶサッカーゲームではなく、1試合ずつ勢いで楽しむ作品として見ると分かりやすくなります。
不便な点(セーブなし/視野の狭さ/選手操作)
ハットトリックヒーローのスーパーファミコン版には、バッテリーバックアップやパスワードによる進行保存がありません。
7連戦の途中で電源を切り、翌日に同じところから続きを遊ぶことはできません。
もっとも1試合は3~5分なので、もともと長期間かけて進めるゲームではありません。
もう1つ気になりやすいのがプレイ画面の狭さです。
フィールドの一部分だけを拡大して表示しているため、画面外の味方へ感覚だけでパスを出すと簡単に奪われることがあります。
上部のフィールド表示を見れば補えますが、慣れるまでは目線を上下へ動かすのが忙しく感じるかもしれません。
操作選手についても、現在のサッカーゲームほど自由に細かく切り替える感覚ではありません。
ボール周辺の選手を動かす形が中心なので、「今はあの選手を動かしたい」と思ってもすぐ反応しないことがあります。
長い戦術設定やカメラ調整もありません。
その代わり、余計なメニューを触らずすぐキックオフできます。
セーブがないこととプレイ画面の狭さは現代目線では気になる部分です。
ただしフィールド表示へ慣れれば、画面の狭さはかなり補えます。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
ハットトリックヒーローでは、選手同士が接触した時の展開が荒く、意図していないファウルで流れが切れることがあります。
ラフプレーがゲームの特徴なので、その荒っぽさ自体は面白さの一部です。
ただし接触ばかり続くと、ボールより選手同士のぶつかり合いへ意識を持っていかれます。
ゴール前ではむやみにBを押さず、守備ならまずYのスライディングを使ってみましょう。
審判が近い時はラフプレーを減らすだけでも、余計なファウルを抑えられます。
上部に出ている審判の位置を一瞬見るだけでも違います。
もう1つ、キーパーの正面へシュートを打つと何度も止められることがあります。
これは単純にシュートが弱いというより、角度が悪い場合も多いです。
斜めから狙うか、サイドから高いボールを入れて一度キーパーを動かしてみましょう。
同点ならPK戦へ入れるので、終了直前に無理な攻撃をして逆転される必要もありません。
審判の近くでは荒っぽく行き過ぎないことと、ゴール正面だけから打たないこと。
この2つを意識すると、理不尽に感じる場面はかなり減ります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在の感覚でハットトリックヒーローを見ると、登場チームは8カ国、セーブなし、選手育成なしという内容はかなりコンパクトです。
実名選手を集めたり、何年にもわたってクラブを運営したりする要素もありません。
サッカーそのものも現実寄りではなく、パンチや飛び蹴りまで試合の一部になっています。
リアルなルール再現を期待すると、かなり驚くでしょう。
その一方で、この軽さのおかげで電源を入れて数分後にはゴールを狙って遊べます。
選手能力や長い戦術を大量に覚えなくてもいいのは、今遊んでも分かりやすい長所です。
長いキャリアモードを始める元気がない時には、むしろこの小ささがちょうどよく感じられます。
1人で何十時間も遊ぶ種類ではありませんが、2人プレイなら試合ごとに展開が変わります。
リアルなサッカーよりゲームらしい勢いを楽しめるかが、大きな分かれ目です。
短時間の対戦ゲームとして見ると、今でも何を楽しむ作品なのかがはっきりしています。
ハットトリックヒーローを遊ぶには?
2026年9月19日時点で、スーパーファミコン版のハットトリックヒーローそのものを現行機向けに復刻した公式配信は確認できません。
ただし1990年のアーケード版は、Nintendo SwitchとPS4向けのアーケードアーカイブス ハットトリックヒーローとして公式配信されています。
家庭用版そのものを遊びたいなら中古カセットと実機、手軽に作品へ触れたいなら現行配信のアーケード版という選び方です。
同じタイトルでも遊べる版が違うので、購入前にはそこだけ確認しておきましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年9月19日時点で確認できる現行配信は、Nintendo SwitchとPS4向けのアーケードアーカイブス ハットトリックヒーローです。
Nintendo Switch版は838円、PS4版は837円で配信されています。
ただし収録されているのは、1992年のスーパーファミコン版ではありません。
1990年にタイトーから登場したアーケード版を復刻した商品です。
8カ国から1チームとエースを選び、7試合を勝ち抜く大枠や、ラフプレーを使える楽しさは共通しています。
一方、家庭用で追加されたモードや操作、メニューまで完全に同じではありません。
昔スーパーファミコンで遊んだ内容をそのまま再現したいなら、実機版の方が目的に合います。
アーケード版そのものを遊びたいだけなら、現行配信の方が購入も接続もずっと簡単です。
タイトーのEGRETII miniにもアーケード版が収録されています。
スーパーファミコン版とアーケード版を同じものだと思わないことがポイントです。
接続の手軽さなら現行配信、家庭用版そのものなら実機と考えれば分かりやすいでしょう。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
スーパーファミコン実機でハットトリックヒーローを遊ぶなら、本体、国内版カセット、コントローラー、ACアダプターが必要です。
テレビへ映像を出すケーブルも用意します。
昔のテレビならAV端子へ直接接続できますが、最近のテレビには黄色、白、赤の入力端子がない場合があります。
その場合は対応するHDMI変換機器を利用します。
本作はシュートやボレーでタイミングを取る場面があるため、遅延が大きい変換器だと少し遊びにくく感じます。
テレビにゲームモードがあるなら有効にしてみるといいでしょう。
2人協力や対戦をする場合は、当然ながらコントローラーも2個必要です。
本作にはセーブ機能がないため、中古カセットのバックアップ電池については気にする必要がありません。
代わりにカセット端子の汚れや接触状態を確認しておきましょう。
起動後にOPTIONやPLAY GUIDEまで問題なく進めれば、読み込みも確認しやすいです。
2人で遊ぶならコントローラーを2個そろえること。
そしてできるだけ遅延の少ない映像環境を使うと気持ちよく遊べます。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古のハットトリックヒーローは、スーパーファミコンソフトの中では比較的探しやすい部類です。
2026年9月19日に確認したYahoo!オークションの終了履歴には、ソフト単品が60円で落札された例があります。
ただし複数ソフトのセット品や、箱・説明書付きの商品は条件が違うので、同じ金額で比べることはできません。
駿河屋では同作の買取価格として700円の表示も確認できるため、店舗在庫や状態によって値付けにはかなり幅があります。
1件だけの価格を見て、それをそのまま相場と思わない方がいいでしょう。
購入する時はYahoo!オークションなどの終了履歴を開き、ソフト単品同士、箱説付き同士で数件比べると分かりやすくなります。
遊ぶだけなら、箱や説明書へ高い追加料金を払う必要はありません。
カセット端子の強い腐食、外装の割れ、ラベルの大きな傷みなどを写真で確認してください。
本作はセーブを使わないため、「電池交換済み」という条件へ追加料金を出す必要もありません。
同じ付属品条件の成約価格を並べて見るのが、中古で判断しやすい方法です。
価格は変動するため、2026年9月19日の数字はあくまでその時点の一例として見てください。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
ハットトリックヒーローのスーパーファミコン版にはセーブ機能がないため、保存環境について気にする必要はありません。
7連戦へ挑むなら、30分~1時間ほど続けて遊べる時間を用意しておくと気楽です。
少しだけ遊びたい場合はPK GAMEを選べば、すぐ勝負へ入れます。
現代のテレビへ接続する場合は、保存より映像遅延の方が気になります。
テレビにゲームモードがあるなら有効にし、余計な映像補正を減らすと操作が軽く感じられる場合があります。
画面が少し大きい方が、上部のフィールド表示も見やすくなります。
2人プレイでは、特にYとBがきちんと反応するか確認しておきましょう。
シュート、パス、スライディング、ラフプレーまで頻繁に使うボタンだからです。
説明書がない中古カセットでも、OPTION内のPLAY GUIDEが役立ちます。
試合時間は3分から始め、もう少し長く遊びたいと感じたら4分や5分へ伸ばすと疲れにくいです。
遅延を減らし、フィールド表示を見やすくするだけでもかなり快適になります。
セーブがない分、短いモードを気分に合わせて使うのが本作には合っています。
ハットトリックヒーローのQ&A
ハットトリックヒーローは、アーケード版とスーパーファミコン版が同じ名前で存在するため、今から調べると少しややこしい作品です。
さらにラフプレー、セーブなし、2人協力など、一般的なサッカーゲームとは少し違う部分もあります。
中古カセットや現行配信を買う前に、どの版を遊びたいのかだけは整理しておきましょう。
特に現在の公式配信はスーパーファミコン版ではなくアーケード版という点は覚えておきたいところです。
スーパーファミコン版とアーケード版は同じ?
完全に同じではありません。
ハットトリックヒーローは、まず1990年にタイトーのアーケードゲームとして登場しました。
その内容をもとに、1992年にスーパーファミコン版が発売されています。
世界の国からチームを選び、エースストライカーと共に勝ち進む流れやラフプレーの仕組みは共通しています。
一方、家庭用版には1人対CPU、2人協力対CPU、対人戦、3種類のPKゲームなど、家で遊びやすいモードが用意されています。
操作やメニュー構成もスーパーファミコン用に整理されています。
現在Nintendo SwitchとPS4で配信されているアーケードアーカイブス ハットトリックヒーローは、1990年のアーケード版を復刻したものです。
1992年の家庭用カセットをそのまま現行機へ移した商品ではありません。
昔スーパーファミコンで遊んだ感触をそのまま味わいたいなら実機版が向いています。
ゲームセンター版へ触れたいなら現行配信で問題ありません。
タイトルが同じでも元になっている版が違うと覚えておけば迷いません。
購入時はスーファミ版かアーケード版かを先に確認しましょう。
ラフプレーは本当に使える?
使えます。
ハットトリックヒーローでは、ボールを持っていない時に通常のスライディングだけでなく、相手へかなり激しい接触を仕掛けられます。
Bを使うと、状況によってパンチや飛び蹴りのような動きまで出ます。
ただし好き放題にやっていいわけではありません。
審判に見られていればファウルを取られ、重ねれば選手を失う危険があります。
上部のフィールド表示には審判の位置も出るため、ゲーム側もそこを見る前提で作られています。
おもしろ半分で毎回ラフプレーを使っていると、終盤で人数が足りなくなって自分が困ります。
普通の守備ではYのスライディングを中心にし、どうしても追いつけない時だけ荒っぽい手を使うくらいが無難です。
2人対戦では、このラフプレーが一番盛り上がる場面になることもあります。
真面目なサッカーではありませんが、ゲームとしてきちんと用意された要素です。
審判に見つかる危険まで含めて駆け引きになっているので、勝ちたいなら反則だけへ頼り切らない方がいいでしょう。
セーブやパスワードはある?
スーパーファミコン版のハットトリックヒーローには、通常のセーブ機能や進行用パスワードはありません。
トーナメントを途中まで進めて電源を切り、翌日に同じ試合から再開することはできません。
ただし1試合は3分、4分、5分から選べます。
7試合すべてを勝ち抜いても、長編RPGのような長時間プレイになるわけではありません。
負けた場合はコンティニューを選び、その場で同じ相手へ再挑戦できます。
電源を入れたらその日のうちに遊び切る、アーケード寄りの作りだと思うと分かりやすいでしょう。
中古カセットを買う時も、セーブ用バックアップ電池の状態を気にする必要はありません。
カセット端子や起動状態を確認できれば十分です。
少しだけ遊びたい時は、トーナメントではなくPK GAMEを選ぶ方法もあります。
2人対戦なら1試合だけでもきちんと成立します。
保存しながら長く進めるゲームではない代わりに、電源を入れてすぐ遊べる軽さがあります。
今遊ぶなら実機とアーケードアーカイブスのどちら?
1992年のスーパーファミコン版そのものを遊びたいなら、実機と中古カセットが向いています。
操作、PKモード、家庭用向けのメニューまで、昔遊んだ環境に近い形で触れられるからです。
一方、元になったアーケード版を手軽に遊びたいならアーケードアーカイブス ハットトリックヒーローが便利です。
2026年9月19日時点でNintendo Switch版は838円、PS4版は837円で公式配信されています。
古い本体や映像変換機器を用意しなくても遊べるのは大きな利点です。
ただし、スーパーファミコン版をそのまま現行機へ移した商品ではありません。
昔のカセット版をもう一度遊びたいなら、実機の方が目的に合います。
初めてシリーズへ触れるだけなら、現行配信のアーケード版から始める方法も手軽です。
中古カセット自体も極端な高額品ではないため、本体をすでに持っているなら実機も選びやすいでしょう。
昔の家庭用版を再現したいなら実機、接続の手軽さを優先するなら現行配信のアーケード版という分け方で十分です。
ハットトリックヒーローのまとめ
ハットトリックヒーローは、パスとシュートの分かりやすい操作に、ボレー、PK、ラフプレーまで詰め込んだ勢いのあるサッカーゲームです。
1人なら7カ国との連戦、2人なら協力と対戦の両方を楽しめます。
攻略ではゴール正面から力任せに打ち続けるより、サイドから高いパスを入れて中央へ合わせる方が得点の形を作りやすくなります。
今から遊ぶなら、現行配信がスーパーファミコン版ではなくアーケード版であることだけ間違えないようにしておきたいところです。
短時間で遊べるレトロサッカーゲームとしては、今見てもかなり個性の強い1本です。
結論:おすすめ度と合う人
ハットトリックヒーローは、本格的なサッカーシミュレーションより、短時間でゴールを決める楽しさを味わいたい人に向いています。
十字キーとY、Bを中心に遊べるので、久しぶりにスーパーファミコンへ触る人でも操作を覚えるまでそれほど時間はかかりません。
それでいてセンタリング、ボレー、リフティング、PKなど、慣れてくるほど使える動きが増えていきます。
そして何より印象に残るのがラフプレーと審判です。
普通のサッカーゲームなら怒られそうな行動を、試合中の駆け引きとして堂々と入れているところに本作らしさがあります。
1人で長期間育成するような要素はありません。
セーブもないため、キャリアモードを何週間も続けたい人には向きません。
その代わり、30分ほど遊びたい時や、友人と1試合だけ対戦したい時にはちょうどいいです。
試合時間を3分にすれば、さらに気軽に始められます。
短時間で笑えて盛り上がれるサッカーゲームを探しているなら、かなり相性のいい作品です。
特に2人で遊べるなら、このゲームらしい荒っぽさを一番楽しみやすいでしょう。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
これからハットトリックヒーローを始めるなら、まずOPTIONで試合時間を3分へ設定します。
操作が分からなければPLAY GUIDEも一度見ておきましょう。
1P VS COMを選び、好きな国とエースストライカーを決めます。
最初の試合ではYの低いパスを数本つなぎ、ボールがどのくらい速く動くかを確認してください。
次にサイドへボールを出し、Bの高いパスを中央へ入れます。
中央の味方がボールへ入ってきたら、YやBでダイレクトシュートを狙ってみましょう。
守備ではYのスライディングから使い、最初からラフプレーだけへ頼らないようにします。
上部のフィールド表示も時々見て、ボール、味方、審判の位置を確認してください。
この形で7試合の優勝を目指し、一度終わったら2人協力やPKへ進めば十分です。
通常プレイに慣れてから隠しコマンドを試すと、変化も分かりやすくなります。
まずセンタリングからの得点を1回作ってみること。
難しい技は後回しで、自分なりに1点取れる形を覚えるところから始めると遊びやすいです。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
ハットトリックヒーローが気に入ったなら、次に遊びやすいのはスーパーファミコンの続編ハットトリックヒーロー2です。
1994年7月29日にタイトーから発売され、登場国は24カ国へ増えました。
初代の分かりやすい操作や派手なサッカーを残しながら、試合演出や遊びの幅が広がっています。
初代を遊んだ直後に続けて触ると、2年間でどこが変わったのかも分かりやすいでしょう。
別方向のスーパーファミコンサッカーを試すなら、スーパーフォーメーションサッカーも候補です。
こちらはフィールドを縦方向に見せる構成で、ハットトリックヒーローとはかなり違う感触で遊べます。
Jリーグ系へ進みたいならJリーグエキサイトステージ'94も遊びやすい作品です。
実在クラブを使ったサッカーへ移りたい時に向いています。
まずは直接の続編へ進み、その後で別シリーズと比べると、サッカーゲームごとの違いも楽しみやすくなります。
次の1本としてはハットトリックヒーロー2が自然です。
もう少し普通のサッカーへ寄せたいなら、別シリーズへ広げてみるのも面白いでしょう。