スーパーファイヤープロレスリングとは?【レトロゲームプロフィール】
スーパーファイヤープロレスリングは、打撃、投げ技、関節技、ロープワーク、場外戦まで、プロレスらしい攻防をリングの上でじっくり楽しめる作品です。
1991年にヒューマンから発売され、PCエンジンで展開していたファイヤープロレスリングシリーズが初めてスーパーファミコンへやって来ました。
通常21人のレスラーに加えて3人の隠しレスラーが用意され、収録技は110種類以上です。
触り始めてすぐ戸惑いやすいのが組み技で、相手と組んだからといってボタンを連打しても思うようには技が出ません。
両者が腰を落とす、その一瞬へ入力を合わせる必要があります。
この独特のタイミング勝負をつかめるかどうかで、最初の印象がかなり変わります。
しかも試合開始直後から大技を振り回せばいいわけではなく、弱技で削り、中技を混ぜ、十分に弱らせてから大技とフォールへ持ち込むのが基本です。
公式リーグ戦、エキシビジョンマッチ、オープンリーグ戦、5対5のイリミネーション、レスリング道場と遊び方も一通り揃っています。
流血や場外乱闘、トップロープ技、タッグ戦なども入り、当時のプロレス番組を見ていた世代なら「ああ、こういう感じだった」とニヤリとできる場面も少なくありません。
初めて触るなら、派手な必殺技を探すより先に組み技が決まる瞬間を目で覚えることから始めるのがおすすめです。
そこが分かってくると、ただCPUを倒すだけではなく、技を受け、盛り返し、最後に大技を決めるというプロレスらしい試合を自分で組み立てられるようになります。
| 発売日 | 1991年12月20日 |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | プロレス/スポーツ |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 開発 | ヒューマン |
| 発売 | ヒューマン |
| 特徴 | 21人の通常レスラー、3人の隠しレスラー、110種類以上の技、シングル、タッグ、5対5団体戦、レスリング道場、パスワード継続 |
| シリーズ | ファイヤープロレスリングシリーズ |
| 関連作 | スーパーファイヤープロレスリング2、スーパーファイヤープロレスリング3 ファイナルバウト |
スーパーファイヤープロレスリングの紹介(概要・ストーリーなど)
スーパーファイヤープロレスリングには、物語を読み進めて主人公を成長させるようなストーリーモードはありません。
好きなレスラーを選び、リングへ上がり、目の前の相手とプロレスをする。
かなり潔い作りです。
公式リーグ戦ではシングルまたはタッグで連戦し、決められた勝ち点条件を満たしながら先へ進みます。
好きな組み合わせだけで戦いたいならエキシビジョン、複数選手の総当たりを眺めながら遊ぶならオープンリーグ、5人のチームを組んで勝ち抜くならイリミネーションという具合に、その日の気分で遊び方を変えられます。
ただ、どのモードへ行っても土台にあるのは同じです。
強い技を知っていることより、技を出す瞬間を知っていることのほうがずっと重要になります。
序盤は弱技、中盤から少しずつ強い技を混ぜ、相手の動きが鈍ってきたら大技へ。
この流れが自然に分かってくると、画面の見え方まで変わってきます。
最初から公式リーグへ飛び込んで投げられ続けるより、レスリング道場で「ここか」という感覚をつかんでからエキシビジョンへ進むほうが、本作の面白さには入りやすいです。
発売年・対応ハード・ジャンル
スーパーファイヤープロレスリングは1991年12月20日にヒューマンから発売された、スーパーファミコン用のプロレスゲームです。
型番はSHVC-FP、当時の価格は8,500円でした。
ファイヤープロレスリングシリーズ自体は1989年にPCエンジンで始まっており、本作で初めて任天堂ハードへ進出しています。
スーパーファミコンでは発売時点で初のプロレスゲームとしても知られる1本です。
シリーズ経験者ならすぐ分かるのが、相手と組んだ後に入力を合わせる独特のシステムでしょう。
組み技をタイミングで奪い合う基本部分はPCエンジン時代からしっかり受け継がれています。
一方でスーパーファミコンのパッドは使用できるボタンが増えたため、弱攻撃、中攻撃、強攻撃、ダッシュを分けて扱えるようになりました。
通常使用できるレスラーは21人です。
名前こそ実名ではありませんが、見た目や得意技、ファイトスタイルを見れば、当時のプロレスを知る人ほど「あの選手かな」と想像したくなる顔ぶれが並びます。
さらに隠しコマンドで3人が加わり、最大24人を使用可能です。
投げ技だけでなく、関節技、場外技、飛び技まで含めて110種類以上を収録しており、格闘ゲームというよりプロレスそのものをゲームへ落とし込もうとした作りがよく伝わってきます。
公式リーグ戦の目的と5つのゲームモード
スーパーファイヤープロレスリングには、公式リーグ戦、エキシビジョンマッチ、オープンリーグ戦、イリミネーション、レスリング道場の5つの主要モードがあります。
中心になるのは1人用の公式リーグ戦で、シングルでは20戦、タッグでは8戦を戦います。
1巡目は10分1本勝負の勝ち点方式になっており、ただ相手に勝つだけではなく、その試合で求められるクオリファイを満たさなければ先へ進めません。
たとえばピンフォール勝ちは5点、リングアウト勝ちは4点です。
場外へ落として「よし勝った」と思ったら必要点に1点足りない、ということも起こります。
エキシビジョンは好きなレスラー同士で気軽にシングルやタッグを楽しむモードです。
オープンリーグでは最大8人で総当たり戦を行い、イリミネーションでは先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5人を選んで団体戦に挑めます。
そして操作に自信がない時に頼りになるのがレスリング道場です。
若元一徹を相手に、組み技やロープワークを順番に試せます。
最初の1本なら、道場で感覚をつかむ→エキシビジョンで1試合通す→公式リーグへ入るくらいの流れがちょうどいいでしょう。
いきなり公式戦へ行ってCPUに投げられ続けるより、「今のタイミングか」と分かってから本番へ向かったほうが、ぐっと面白くなります。
組み技のタイミングと110種類以上の技
スーパーファイヤープロレスリングで最初に覚えたいのが、組み技の出し方です。
相手へ正面から近づくと自動的に組み合いますが、そこで慌ててボタンを連打しても技は安定しません。
組み合った後、両者がグッと腰を落とす瞬間があります。
その一瞬へY、B、Aや方向入力を合わせます。
「早く押す」ではなく「動きを見て1回押す」という感覚です。
通常状態ではYが弱攻撃、Bが中攻撃、Aが強攻撃、Xがダッシュになります。
倒れた相手へBならフォール、Yなら相手を起こし、Aは相手の頭側か足側かによってグラウンド技が変わります。
トップロープからの飛び技や、場外へ落とした相手へ飛び込む攻撃もあり、慣れてくると「あれも出したい、これも試したい」と自然に遊びが広がっていきます。
ただしレスラーごとに持っている技が違うため、同じ操作感のまま全員を扱えるわけではありません。
技表を眺めて派手な技から試したくなるところですが、初見ならまずYの基本技を何度も同じタイミングで出せるようにするほうが近道です。
ここが安定すると、その後に覚える大技も急に出しやすくなります。
難易度・公式リーグ戦の所要時間の目安
スーパーファイヤープロレスリングは、操作ボタンだけを見ればそれほど複雑ではありません。
ところが初回は、相手と組むたびCPU側の技が飛んできて「何を押しても負けるんだけど」となりやすい作品です。
ここで必要なのは反射神経より、独特の入力タイミングへ目と指を慣らすことです。
難しさの正体は操作量ではなく、ファイプロ特有の間にあります。
レスリング道場で弱技を何度も出し、「この動きの時に押す」と分かってくると、エキシビジョンのCPU戦でも急に技を取り返せるようになります。
公式リーグ戦のシングルは1巡目だけでも最大20戦です。
しかも試合時間は展開次第でかなり変わり、早いリングアウトで終わることもあれば、10分いっぱいまで粘ることもあります。
プレイ記録では公式リーグ戦優勝まで約3時間半かかった例もあり、初めてなら数時間かけて遊ぶモードと考えておくほうが自然です。
幸いパスワードで続きから再開できるため、昔のゲームだからといって1日で全部片付ける必要はありません。
大技だけで早く終わらせようとすると、むしろCPUに返されて試合が長引くこともあります。
小技からきちんと試合を作れるようになるほど、結果的に攻略も早くなるタイプのゲームです。
スーパーファイヤープロレスリングが刺さる人/刺さらない人
スーパーファイヤープロレスリングがしっくり来やすいのは、必殺技の派手さだけではなく、プロレスの試合運びそのものを楽しめる人です。
体力ゲージを一気に削って終わらせる格闘ゲームとは違い、小技を入れ、相手を倒し、また起こし、少しずつ強い技へ移っていきます。
この回りくどさが、本作ではそのまま面白さになっています。
技を受ける時間まで含めて試合だと思える人なら、かなり相性がいいでしょう。
レスラーの見た目や技構成も当時の人気選手を思わせるものが多く、元ネタを想像しながら遊ぶ楽しみもあります。
反対に、コマンドを素早く入力して相手を一方的に攻め続けたい人には、組み合ってから一瞬待つ独特のテンポがもどかしく感じられるかもしれません。
CPUへ勝つだけでも技の強弱を使い分ける必要があり、とりあえず連打していれば何とかなる作品でもありません。
オープンリーグではCPU同士の試合を眺める時間もあるため、常に自分で操作していたい人とは好みが分かれます。
一方、対人戦でお互いにタイミングが分かってくると、組み合うたびに「どっちが取るか」が読めなくなり、そこから一気に熱くなります。
対戦格闘ではなく、プロレスを再現するスポーツゲームとして触ると、この独特さを受け入れやすくなります。
スーパーファイヤープロレスリングの遊び方
スーパーファイヤープロレスリングの通常操作は、Yが弱攻撃、Bが中攻撃、Aが強攻撃、Xがダッシュです。
とはいえ、最初から4ボタン全部を使い分けようとすると手元ばかり気になってしまいます。
まずは相手へ近づき、Yで打撃を出し、組み合ったら同じYで基本技を狙ってみてください。
最初の30秒はYだけでも十分です。
相手が倒れたらYで起こす、Bでフォールする。
そこまで分かれば、すでに試合らしい形になります。
慣れてからBやA、ダッシュ攻撃を足していけば大丈夫です。
序盤から強い技ばかり狙うと返されやすいので、技の強さを相手の弱り具合へ合わせて上げていく感覚を覚えると、ぐっと戦いやすくなります。
基本操作・画面の見方
スーパーファイヤープロレスリングでは十字ボタンでレスラーを移動し、通常状態ではYが弱攻撃、Bが中攻撃、Aが強攻撃、Xがダッシュです。
相手へ正面から近づけば自動で組み合うため、格闘ゲームのような専用つかみボタンはありません。
ここまでは分かりやすいのですが、最初につまずくのはその直後です。
組み合った瞬間ではなく、両者が腰を落としたところへ入力を合わせます。
目線は自分の指よりリング上の2人へ置いたほうが成功しやすくなります。
Yなら基本技、方向ボタン+Bなら大きめの技、Aでは関節系の攻撃などを狙えます。
Xで走った後にYやBを押せば、ショルダータックルやラリアート系の走り技へつなげられます。
相手が倒れている時はBでフォール、Yで起こし、Aは立ち位置によって頭側と足側で技が変化します。
ロープ際ではコーナーポストへ上がったり、場外へ出たりする操作も可能です。
体力が数字で細かく見えるゲームではないため、相手がなかなか起き上がらない、頭上に星が出る、といった動きも大事な情報になります。
ボタンをガチャガチャ押してしまうと、かえって正しい瞬間を見失いがちです。
組み技だけは「1回、ここで押す」を意識すると、CPU相手でも技を取りやすくなります。
基本ループ(打撃→組み技→フォール)
スーパーファイヤープロレスリングの試合は、打撃で様子を見ながら近づき、組み技で相手を倒し、少しずつ攻撃を強くして最後にフォールへ持ち込むのが基本です。
試合開始直後の相手はまだ元気なので、いきなり大きな投げ技を狙っても簡単には通りません。
まずYの打撃や基本組み技を何度か当てます。
倒れた相手へすぐフォールしてみても構いませんが、この段階ではたいてい返されます。
「まだ早いか」と確認するくらいの感覚です。
序盤は倒すためではなく、終盤のために削っている時間と考えると流れがつかみやすくなります。
中盤からB系の技やダッシュ攻撃を混ぜ、相手の起き上がりが遅くなってきたら大技の出番です。
頭上に星が回るグロッキー状態なら、ここぞという技からフォールへつなぎやすくなります。
関節技が得意なレスラーなら、倒れた相手の同じ部位を狙ってギブアップを目指す展開も作れます。
場外へ出ればリングアウトカウントも進むので、夢中で殴り合っているうちに自分まで戻れなくなるのは昔のプロレスゲームらしいところです。
大技が1回入ったからといって決着とは限りません。
相手の起き上がり方を見ながら「そろそろ決めるか」を判断すると、試合運びがかなり自然になります。
レスリング道場で最初に覚えること
スーパーファイヤープロレスリングには初心者向けのレスリング道場が用意されており、若元一徹を相手に基本操作を練習できます。
使用レスラーはハリケーン力丸です。
最初は組み合って基本技を出すところから始まり、先へ進むにつれて走り技、グラウンド、ロープを使った攻撃などへ内容が広がります。
ここで大切なのは、うまく戦うことではありません。
腰を落とす瞬間と自分のボタン入力を一致させることだけを見ます。
Yの基本技が何度か続けて出せるようになったら、次は方向+Bへ。
その後でXのダッシュを試し、リング中央からロープへ走って戻ってくる距離感も見ておくと実戦で慌てにくくなります。
倒れた相手へのBフォールと、Yで起こす操作まで確認できれば、エキシビジョンへ出る準備は十分です。
道場なので失敗しても公式リーグの成績には何も残りません。
全部の技を覚えてから出ようとすると、いつまでも練習が終わらなくなります。
弱技・大技・フォールの3つを先に手へ覚えさせるくらいで、まず1試合やってみるのがおすすめです。
初心者がつまずくポイントと対処
スーパーファイヤープロレスリングを初めて遊ぶと、「組んだ瞬間に押したのに、また投げられた」という場面が何度も出てきます。
ここでボタンをさらに速く連打したくなりますが、むしろ逆です。
相手と接触した後、両者が腰を落とすところまで一瞬待ちます。
技が出ない時はボタンの種類より、押した瞬間を疑うほうが原因を見つけやすいです。
もう1つありがちなのが、せっかく強い技を覚えたからと試合開始直後から大技ばかり狙うことです。
相手が元気なうちは返されやすいため、Yの基本技から始めたほうが試合は落ち着きます。
フォールしてすぐ返されたら、入力ミスではなく単純にまだ相手が元気なのかもしれません。
自分がフォールされた時はBを連打し、関節や一部グラウンド技では十字ボタンを連打して脱出を狙います。
場外へ出た時も、相手を殴ることだけ考えているとカウントが進んで「あ、戻れない」となりがちです。
最初はレスラーを次々変えるより、1人で数試合続けてみてください。
同じ技、同じタイミングを繰り返したほうが指が早く覚えるので、勝てるようになるまでの距離も短くなります。
スーパーファイヤープロレスリングの攻略法
スーパーファイヤープロレスリングで勝ちやすくなる一番のコツは、強い技を片っ端から覚えることではありません。
相手が元気な序盤、少し弱ってきた中盤、決着が見えてきた終盤で、使う技を変えていくことです。
組み合いでは腰を落とした瞬間へ1回だけ入力することを意識し、序盤は弱技を中心にします。
中盤からロープワークやグラウンド、大きめの投げを混ぜ、終盤に得意技とフォールへ。
この流れを守るだけでも、無理に強技を連発するより試合はかなり安定します。
公式リーグ戦では勝ち方によって得点が違うため、相手を倒すこととリーグを進めることが必ずしも同じではありません。
目の前の勝利と、必要な勝ち点を分けて考えるのも公式戦では大切です。
序盤攻略:弱技と打撃で相手を削る
スーパーファイヤープロレスリングの序盤は、Yの弱打撃と基本組み技だけでも十分に戦えます。
むしろ相手が元気なうちから方向+Bの大技ばかり狙うと、組み負ける回数が増えて「CPUだけずるくない?」という気分になりがちです。
まずは少し距離を取り、Yの打撃を当てながら接近します。
組み合ったら、いつものタイミングでYを1回。
最初の数分は地味でもいいので、確実に技を取ることを優先します。
相手を1回倒したら無理に追撃せず、Yで起こしてもう一度組み直すのも有効です。
打撃だけだと接近された時に対応しづらくなるので、打撃と組み技を交互に使うと流れが作りやすくなります。
ロープへ振って戻ってきた相手へ攻撃する動きも序盤から使えますが、まずは普通の組み技が安定してからで問題ありません。
こちらが1回投げられた時も、すぐ同じ大技で取り返そうとせず、また小さい技から戻せば大丈夫です。
派手な技が少ないから弱いレスラー、というわけでもありません。
小技をきちんと取れること自体が序盤では大きな強さになります。
中盤攻略:中技・ロープワーク・グラウンドを混ぜる
スーパーファイヤープロレスリングで相手が何度か倒れるようになってきたら、そろそろ攻撃の幅を広げる頃です。
Y中心だった組み技へB系の技を混ぜ、Xのダッシュやグラウンド攻撃も使っていきます。
ロープへ振った相手が戻ってくるところへラリアートやドロップキック系を合わせると、リング上の動きも一気にプロレスらしくなります。
最初は距離が合わず空振りすることもありますが、その「あ、今のは遠かったか」という感覚も何試合かすると自然に分かってきます。
倒れた相手には頭側や足側へ回り込み、Aで関節技や追撃を狙えます。
立っている時間だけでなく、相手が倒れている時間も攻めに使うのが中盤のポイントです。
関節技を狙うなら、ロープ際よりリング中央で倒した時のほうがロープブレイクされにくくなります。
ダッシュ攻撃は見栄えがいい一方、外すと相手へ起き上がる時間を渡してしまうため、適当に走り回るより戻ってくる相手へ合わせたほうが扱いやすいです。
タッグなら、自分がかなり削られてから慌てて交代するのではなく、まだ動けるうちにパートナーへつなぐと試合が落ち着きます。
相手の起き上がりが遅くなってきたら、大技も少しずつ通りやすくなっています。
相手の弱り方に合わせて、技を1段ずつ強くしていくと終盤への流れがきれいにつながります。
終盤攻略:大技からフォール・ギブアップへつなぐ
スーパーファイヤープロレスリングの終盤で分かりやすい合図になるのが、相手を起こした時に頭上へ星が回るグロッキー状態です。
ここまで来たら、小技を延々と続けるより決着へ向かいます。
方向+Bなどでレスラーごとの大技を狙い、倒れたところへBでフォールします。
カウント2で返されても、そこまで悲観する必要はありません。
返されたということは、あと少し削れば届くところまで来ていると考えられます。
もう一度起こして別の大技を入れる、あるいは得意な関節技をリング中央でかけるなど、レスラーに合った締め方を選びます。
場外戦が得意でも、公式リーグではリングアウト勝ちがピンフォールより1点少ないため、必要な勝ち点によってはリング内へ戻す判断も必要です。
トップロープ技は決まれば気持ちいい反面、外した時の空振りも派手です。
確実に勝ちたい試合では、無理に見栄えを狙わずリング中央の大技からフォールでも十分です。
相手がグロッキーだからと大技を何度も狙っていると、ふとした組み負けから反撃されることもあります。
大きい技が1~2回きれいに入ったら、欲張らずフォールへ行くくらいがちょうどいいです。
公式リーグ戦終盤と隠しレスラー対策
スーパーファイヤープロレスリングの公式リーグ戦は、1巡目を突破すると2巡目用のパスワードを入手できます。
2巡目は60分1本勝負となり、1巡目のように勝ち点ノルマを気にする形ではなく、きちんと試合へ勝つことが求められます。
シングルの最後には力皇斬、タッグではスター・バイソンとB・G・ブルのコンビが待っています。
見た目からして「いかにも最後に出てきそう」な相手ですが、ここで急に戦い方を変える必要はありません。
最終戦はランバージャック形式でリングアウト勝ちを狙えないため、普段以上にフォールやギブアップまで持っていく力が重要になります。
大型レスラーが相手でも、序盤から大技をぶつけようとせず、まず小技で削ります。
見た目の圧に押されて入力タイミングまで崩すと、そこから一気に持っていかれます。
タッグなら片方へ攻撃を集め、交代される前にリング中央で弱らせていく形も狙えます。
自分側が消耗したら無理をせず交代し、リング外で回復する時間を作ります。
ボスらしい相手を見ると、こちらも必殺技で応えたくなるところです。
ただ、最後まで小技から積み上げる基本を崩さないほうが、結局は勝ちへ近づきます。
勝ち点とクオリファイの管理
スーパーファイヤープロレスリングの公式リーグ戦1巡目では、試合に勝ったのに次へ進めないことがあります。
初見だと少し分かりにくいところですが、原因はクオリファイと勝ち点です。
ピンフォール勝ちは5点、リングアウト勝ちは4点、時間切れ引き分けは2点、敗北や両者リングアウトは0点になります。
必要点が5点の試合では、リングアウトで勝っても1点足りません。
序盤は低い条件でも通れるため場外勝ちで進めることがありますが、後半になるほどフォールを狙う場面が増えていきます。
場外戦が得意なレスラーを使っていると、ついそのままカウントアウトまで持っていきたくなります。
ただし必要点を見ずに勝ち切ると、「勝ったのに終わった」という妙なことになりかねません。
時間切れ引き分けも2点なので、高いクオリファイが設定された試合では十分ではありません。
コンティニューして再挑戦することはできますが、結局その試合で必要な点を取り直す必要があります。
長いリーグではパスワードも忘れず残しておきましょう。
試合が始まる前に必要点を見て、リングアウトでいいのかフォールが必要なのか決めるだけで、公式戦の迷いはかなり減ります。
スーパーファイヤープロレスリングの裏技・小ネタ
スーパーファイヤープロレスリングは普通にリーグ戦を進めるだけでも遊べますが、昔のゲームらしく説明書を眺めているだけでは分からない仕込みもいろいろあります。
代表的なのが、B・G・ブル、若元一徹、力皇斬の3人を使用可能にする隠し操作です。
さらに一部レスラーには通常の技表からは気付きにくい特殊な技があり、方向入力とY+Bを組み合わせて出します。
隠しレスラーや隠し技を見つけて試す時間も、この時代のゲームらしい楽しみです。
CPU同士の試合を眺めるウォッチモード、女性レフェリー、レフェリーの流血、同キャラ対戦といった小ネタも入っています。
どれも攻略必須というわけではありませんが、「こんなところまで仕込んであるのか」と気付くと妙にうれしくなります。
本気の公式戦とは別に、エキシビジョンで遊び倒すくらいの気持ちで試すとちょうどいい要素です。
3人の隠しレスラーを使用する方法
スーパーファイヤープロレスリングには通常21人のほかに、B・G・ブル、若元一徹、力皇斬という3人の隠しレスラーがいます。
普通にレスラー選択画面を開いただけでは出てこないため、専用の手順が必要です。
公式リーグ戦で使いたい場合は、モード選択でイリミネーションへカーソルを合わせ、Lを押しながらSTARTを押します。
その後Yでモード選択へ戻り、改めて公式リーグ戦を選ぶと3人を選択可能になります。
公式リーグ戦だけはイリミネーションを一度経由するのがポイントです。
エキシビジョンなど公式リーグ戦以外では、モード選択からレスラー選択へ進む間、Lを押しながらSTARTを使う方法で出現させられます。
B・G・ブルはブルーザー・ブロディを思わせる大型選手、若元一徹はレスリング道場でおなじみの先生、力皇斬は力道山を思わせる存在です。
敵として見ていたレスラーを自分で動かせるのは、やはり隠しキャラ解禁ならではの楽しさがあります。
なお、この3人を使用してもエンディング側の最終戦が消えるわけではありません。
選手画面で何度コマンドを入れても出ない時は、入力ミスより手順そのものを見直したほうが早いです。
モード選択画面から一度やり直すと成功させやすくなります。
レスラーごとの隠し技
スーパーファイヤープロレスリングでは、一部レスラーが通常操作だけでは気付きにくい隠し技を持っています。
基本は正面から相手と組み合い、いつもの腰を落とすタイミングで特定方向とY+Bを同時に入力します。
たとえばビクトリー武蔵は下+Y+BでDDT、グレート司馬は左+Y+BでDDT、アックス・ドゥガンは上+Y+Bでパワースラムといった具合です。
同じY+Bでも、必要な方向はレスラーごとに違うため、1つ覚えれば全員で出せるわけではありません。
もちろん隠し技だから自動的に成功するわけでもなく、組み技の入力タイミングを外せば普通に相手へ取られます。
いきなり公式戦で試すより、エキシビジョンで何度か入力しておくほうが気楽です。
強そうな技でも、元気な相手へ最初から狙えば返されることがあります。
まず小技で削り、通りやすくなってから「そろそろ出してみるか」と狙うほうが決まりやすくなります。
YとBを交互に押すのではなく、同時入力を意識してください。
方向+Y+Bを1つのコマンドとしてまとめて押す感覚が分かると成功しやすくなります。
ウォッチモード・女性レフェリー・レフェリー流血
スーパーファイヤープロレスリングには、自分でレスラーを操作せずCPU同士の試合を観戦するウォッチモードがあります。
モード選択画面からXを押しながらエキシビジョンマッチの設定を進めると、試合開始後は1P側と2P側の両方をCPUが担当します。
操作しないのに何が楽しいのかと思うかもしれませんが、ぼんやり眺めているとレスラーごとの技構成やCPUの動き方が見えてきます。
技のつなぎ方や試合運びを観察する用途にも意外と便利です。
女性レフェリーを登場させる小ネタでは、PASSWORDで「WOMAN」を入力した後に試合を開始する方法が知られています。
また、走っているレスラーをレフェリーへぶつけると、倒れたレフェリーが流血する場合があります。
レフェリーが倒れている間は通常のフォールカウントを取れないため、その場の展開によっては試合そのものにも影響します。
面白がって何度もぶつかりに行くと、その隙に相手へ攻撃されることもあります。
公式リーグの大事な1戦で狙うより、こういう遊びはエキシビジョン向きです。
勝敗を気にしなくていい試合で好きに試すと、この小ネタらしい面白さを味わえます。
同キャラ対戦・同タッグ対戦の小ネタ
スーパーファイヤープロレスリングでは、通常のエキシビジョンで同じレスラー同士をそのまま選ぶことはできません。
ただし選択画面で特殊な操作を使えば、同キャラ対戦を作れます。
シングルでは1P側がレスラーを選んだ後、2Pカーソルを選択画面右下の空欄へ合わせ、2P側でLとXを押しながらAを入力する方法が知られています。
同じ技を持ったレスラー同士が向かい合う、ちょっと妙な試合を楽しめます。
ただしグレート司馬を1Pへ選んだ場合は特殊な挙動となり、同じ司馬同士にはなりません。
タッグでも、1P側のチームを決めた後に2P側をTAG EDITへ合わせ、1P側のAまたはBから同じ組み合わせを作る方法があります。
性能差がほとんどない同キャラ同士なら、組み技タイミングの差がそのまま勝負になりやすく、対人戦の練習にもなります。
攻略へ必須の裏技ではありませんが、いつもの選択制限を外して遊べるのはなかなか面白いところです。
シリーズ作品によって同キャラ対戦の操作は異なるため、続編のコマンドと混同しないようにしましょう。
初代SFC版の選択画面で入力することを意識すれば再現しやすくなります。
スーパーファイヤープロレスリングの良い点
スーパーファイヤープロレスリングの面白いところは、ゲームで勝つための行動と、プロレスらしい試合作りがきれいにつながっている点です。
序盤に弱技を重ね、中盤から大きい技を混ぜ、最後に得意技からフォールへ持ち込む。
見栄えのためにそうするのではなく、それが実際に有効な戦い方になっています。
攻略しているだけなのに、自然とプロレスらしい試合になるのが本作ならではです。
通常21人のレスラーも体格や技構成が違い、モデルになった選手を想像しながら使い比べられます。
シングル、タッグ、リーグ、団体戦、練習とモードも一通りあり、1人で黙々と進めても友人と対戦しても遊べます。
後年作ほど機能は多くありませんが、初代SFC版の段階でファイプロの芯はかなり出来上がっていると感じられる1本です。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
スーパーファイヤープロレスリングは、組み技のタイミングという基本さえ覚えれば、使用レスラーや試合形式が変わっても同じ感覚を応用できます。
だからといって毎回同じ試合になるわけではありません。
弱い技と強い技では通りやすさが違い、相手の消耗へ合わせて攻撃を変える必要があります。
そのため序盤、中盤、終盤の区切りが自然に生まれます。
ゲームの仕組みそのものが、試合へ起伏を付けてくれるわけです。
大技を連発すれば楽に勝てる作りではないため、地味な小技にも最後まで意味があります。
相手がグロッキーになった後は大きい技が決まりやすくなり、そこからフォールへ行く瞬間にはしっかり緊張感があります。
対人戦になると、同じタイミングを知っている2人が組み合うため、「今度は取れるか」が毎回読めません。
レスラーを変えれば使える技も変わり、自分の得意な試合展開をまた考え直すことになります。
道場もあるので、シリーズ未経験でも基本を確認してから試合へ出られます。
技の数だけでなく、間合い、タイミング、試合展開まで含めて遊ぶゲームだからこそ、何度もリングへ戻りたくなる魅力があります。
演出・音楽・グラフィックの魅力
スーパーファイヤープロレスリングは斜め上からリングを見下ろす視点を採用しており、上下左右だけでなく斜めへも動くレスラーの位置関係が分かりやすくなっています。
レスラーごとの体格差もきちんとあり、グレート司馬のような大型選手は倒れ方までほかの選手と少し違います。
流血、場外乱闘、トップロープ、レフェリーによるカウントなど、当時のプロレス番組を連想させる細かな要素も盛り込まれています。
小さなドットでも、何の技が決まったのか見て分かるのはよく作り込まれているところです。
バックドロップ、パイルドライバー、ラリアート、コブラツイストなど、技ごとの動きにもきちんと違いがあります。
必殺技のたびに長いカットインが入るわけではなく、リング上でそのまま技がつながっていくため、試合の流れが途切れません。
弱い打撃と大きな投げでは効果音の重さも違い、「今のは効いたな」と感じやすくなっています。
当時のレスラーを知っている人なら、名前だけでなく技や体格まで見ながら元ネタを考える時間も楽しいでしょう。
選手を知っているほど、ドットの中に仕込まれた再現へ気付ける作品です。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
スーパーファイヤープロレスリングにはアイテムを集めるような収集要素はありませんが、使うレスラーと試合形式を変えるだけで遊び方がかなり広がります。
公式リーグ戦はシングルとタッグで対戦数も最終戦も異なり、片方を終えただけではもう片方の展開を見られません。
1巡目の後には2巡目もあり、最後まで進めようとするとそれなりの長丁場になります。
レスラーを変えると、同じルールでも攻め方が変わるのが周回しやすい理由です。
パワー型なら投げを軸に、テクニカル型なら関節技、軽量級ならダッシュや飛び技と、自然に戦い方を変えたくなります。
隠し3人を使えるようにして通常モードへ連れ出す遊びもあります。
オープンリーグは最大8人、イリミネーションは5対5なので、好きな選手を並べて自分なりの大会を作ることも可能です。
友人との対戦では、同じレスラーを何度も使うほど技を出すタイミングが近づき、組み合い1回ごとの読み合いが濃くなります。
公式リーグだけを終えて棚へ戻すには少し惜しい作品です。
団体戦や対人戦まで触ると、初代でもかなり遊べることが見えてくるでしょう。
スーパーファイヤープロレスリングの悪い点
スーパーファイヤープロレスリングは、組み技のタイミングが分かるまでのハードルがやや高めです。
仕組みを知らずに始めると、こちらが何かする前にCPUから何度も投げられ、「どうやって勝つんだこれ」となりやすいでしょう。
道場は用意されていますが、現在のゲームのように成功タイミングを光やゲージで細かく教えてくれるわけではありません。
面白さへ届く前に、独特の操作へ慣れる時間が必要です。
また公式リーグやオープンリーグは長く、CPU同士の試合を飛ばせない場面もあります。
後年のシリーズに慣れていると、レスラー数やモード数もかなり控えめに見えるでしょう。
その一方で、余計な機能を挟まずすぐリングへ上がれる軽さもあります。
初代SFC版のシンプルさを長所と見るか物足りなさと見るかで、評価が分かれやすい作品です。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
スーパーファイヤープロレスリングには長い公式リーグ戦やオープンリーグがありますが、現在のゲームのような自動セーブはありません。
続きから遊ぶにはパスワードを使うため、表示された文字列を自分で残しておく必要があります。
当時なら紙へ書き写すところですが、現在ならパスワード画面をスマートフォンで撮影しておくのが一番手軽です。
オープンリーグも参加人数を増やすほどCPU同士の試合が多くなり、その試合をスキップできません。
自分1人とCPU7人で総当たりを組むと、自分が出ていない試合まで最初から最後まで観戦することになります。
選手ごとの技表をゲーム内でいつでも開ける現代的なUIもないため、方向+Bで何が出るかは試しながら覚える部分があります。
道場で基礎は教えてくれますが、選手固有の技まですべて手取り足取りというわけではありません。
公式リーグの勝ち点とクオリファイも、仕組みを知らないと「勝ったのに先へ行けない」という戸惑いにつながります。
長いモードを終える時は、結果画面を勢いで飛ばす前に一度止まりたいところです。
パスワードだけは先に残す。
これを習慣にしておけば、昔ながらの不便さとも付き合いやすくなります。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
スーパーファイヤープロレスリングで最初に理不尽さを感じやすいのは、相手と組んだ瞬間に押しているのに自分の技がまったく出ないところです。
ただ、これはCPUだけ入力が速いというより、本作が要求している瞬間とこちらの入力がずれている可能性が高いです。
組み合った直後ではなく、腰を落とす動きまで見ます。
連打をやめて、毎回同じ瞬間へ1回だけ入力するようにすると感覚をつかみやすくなります。
大技が何度も返される時も、技そのものが弱いとは限りません。
試合開始直後の相手は元気なので、方向+BよりYの基本技のほうが通りやすい場面があります。
小技を何度か入れた後で同じ大技を試すと、「さっきまで全然出なかったのに」と感じるくらい展開が変わります。
公式リーグでリングアウト勝ちしたのに先へ進めない場合は、必要点5に対してリングアウトが4点だった可能性があります。
そこはゲームの不具合ではなくルールです。
CPUレベルだけ下げても組み技のタイミングが分からなければ、根本的な引っかかりは残ります。
道場でタイミングを覚え、試合では弱技から順番に強くする。
この2つが分かると、理不尽に見えていた部分の多くはかなり薄くなります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
スーパーファイヤープロレスリングを現在遊ぶと、通常レスラー21人、エディット機能なし、セーブではなくパスワードという作りは、後年のシリーズと比べてかなり素朴です。
レスラー名も実名ではないため、モデルとなった選手を知らない人だと、最初は誰がどんなタイプなのか分かりにくいかもしれません。
後年のファイプロのような膨大な選手数や細かな設定機能はありません。
組み技のタイミングも画面上で親切に教えてくれるわけではなく、自分で感覚をつかむ必要があります。
このあたりは、今のゲームに慣れているほど古さを感じる部分です。
一方で、モードを選べばすぐリングへ入り、育成や長いストーリーを挟まず1試合だけ遊べる軽さがあります。
友人と「ちょっと1戦やろう」と始めるなら、この単純さはむしろありがたく感じることもあります。
グラフィックは後年作ほど細かくありませんが、斜め視点のおかげでリング上の位置関係は見やすいです。
スーパーファイヤープロレスリングXのようなボリュームを想像して手に取ると、さすがに機能差は大きく感じます。
SFCファイプロの出発点をシンプルに味わう作品として見ると、今でも遊ぶ理由はしっかり残っています。
スーパーファイヤープロレスリングを遊ぶには?
スーパーファイヤープロレスリングのSFC版は、2026年9月18日時点で任天堂公式の現行Nintendo Classics収録タイトルとして確認できません。
そのため、初代SFC版そのものを遊びたい場合は実機と中古カセットが分かりやすい選択肢です。
中古カセットは流通量が多く、比較的探しやすいタイトルでもあります。
直近の落札例では、ソフト単品110円、120円、150円、180円など低価格の成約が複数あります。
箱・説明書付き280円、未開封品1,100円という例も確認できます。
しかも本作は進行をパスワードで残すため、セーブ用バックアップ電池の寿命を気にする必要がありません。
安さだけで選ぶより、カセットがきちんと起動するか、コントローラーのボタンが素直に反応するかを見たほうが、実際に遊ぶ時の満足度は高くなります。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
スーパーファイヤープロレスリングは2026年9月18日時点で、任天堂公式のスーパーファミコン Nintendo Classics現行ラインアップへ収録されたタイトルとして確認できません。
そのため、Nintendo Switch Onlineへ加入すれば初代SFC版をそのまま起動できる、という状況ではありません。
現在はSFC実機と中古カセットが最も分かりやすい遊び方になります。
ファイプロシリーズ自体は後年もさまざまなハードで展開されていますが、初代SFC版と同じレスラー構成、同じ操作、同じ公式リーグ戦をそのまま再現した作品とは限りません。
初代を探す時は、1991年12月20日発売、型番SHVC-FPを目印にすると区別しやすくなります。
中古カセットは店舗やネットオークションで現在も多く見つかります。
互換機を使う場合は、手元のSFCカセットへ対応しているか製品ごとに確認してください。
将来公式配信へ追加される可能性までは否定できませんが、発表されていない予定を前提にはできません。
似たタイトルが多いシリーズなので、スーパーファイヤープロレスリングXなど後年作と取り違えないようにしましょう。
作品名とSHVC-FPをセットで確認すると、初代を探しやすくなります。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
スーパーファイヤープロレスリングを実機で遊ぶなら、スーパーファミコン本体、カセット、コントローラー、ACアダプタ、テレビへ映像を出すためのケーブルが必要です。
1人ならコントローラー1個、対戦するなら2個を用意します。
このゲームではY、B、A、Xを頻繁に使い、とくに組み技は入力タイミングが大切です。
中古パッドのボタンが重かったり戻りが悪かったりすると、それだけで遊びにくく感じることがあります。
まずYとBが軽く反応するか確認しておくと安心です。
現在のテレビにアナログ入力がなければ、SFC対応の映像変換器も必要になります。
液晶テレビ側の映像補正が強いと入力遅延が増え、見た目では押したはずなのに組み技で負けることがあります。
ゲームモードがあるテレビなら有効にしておくと遊びやすくなります。
画面比率も16:9へ引き伸ばすより、4:3に近い表示のほうがリングの距離感は自然です。
本作はパスワード式なので、カセット内へ長期進行を保存するバックアップ電池は必要ありません。
映像が映ったら道場で数回組み技を試し、遅延まで見ておくと、公式リーグへ入ってから操作に悩みにくくなります。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
スーパーファイヤープロレスリングは中古市場でかなり多く見かけるタイトルです。
2026年9月18日時点のYahoo!オークション終了品では、動作確認済みのソフト単品が110円、120円、150円、180円などで成約しています。
箱・説明書付きの動作確認済み商品が280円、未開封品が1,100円という落札例もあります。
販売中の中古店では260~1,200円程度まで幅があり、送料や保証の有無でも総額は変わります。
とにかく遊びたいだけなら、動作確認済みのカセット単品で十分です。
相場は固定ではないため、買う直前に同じ付属品条件の落札済み商品を見比べると判断しやすくなります。
箱・説明書付きを狙うなら、外箱の日焼けやつぶれ、説明書の折れ、内箱の有無も価格へ影響します。
カセット単品なら端子の汚れ、ラベル状態、実機での起動確認を優先してください。
本作はセーブ電池を使わないため、「電池交換済み」という理由だけで高い商品を選ぶ必要はありません。
検索時はシリーズの続編が大量に混ざりやすいです。
初代・1991年・SHVC-FPまで絞って見ると、価格を比べやすくなります。
快適に遊ぶコツ(パスワード・低遅延・操作練習)
スーパーファイヤープロレスリングを今の環境で気持ちよく遊ぶなら、最初にレスリング道場でYの基本組み技を試してみてください。
そこで何度やっても入力が妙に遅れるなら、自分の腕だけでなくテレビ側の遅延も疑ったほうがいいかもしれません。
映像補正が強いテレビでは、画面に見えた動きと実際の入力受付に少し差が出る場合があります。
ゲームモードを有効にして低遅延へするだけでも、組み技の感触が変わることがあります。
公式リーグを長く遊ぶなら、表示されたパスワードはスマートフォンで撮影しておくと便利です。
手書きでももちろん再開できますが、昔ながらの長い文字列を1文字ずつ確認するのはなかなか骨が折れます。
使用レスラーも最初から次々変えず、1人で弱技、大技、フォールまでの流れを覚えてから別の選手へ移ると違いが分かりやすくなります。
対人戦では片方だけ操作を知っていると一方的になりやすいため、2人とも道場で組み技タイミングを確認してから始めると盛り上がります。
オープンリーグは人数を増やすほどCPU同士の観戦時間も増えるので、短く遊びたい日は参加人数を控えめにするのもありです。
遊び終える前にパスワードを残す。
昔なら当たり前だったひと手間ですが、今遊ぶ時こそ忘れやすいので意識しておきたいところです。
スーパーファイヤープロレスリングのQ&A
スーパーファイヤープロレスリングをこれから遊ぶ人が気になりやすいのは、現在どこで遊べるのか、組み技はどう出すのか、最初に誰を使うのか、公式リーグの勝ち点はどうなっているのか、途中から再開できるのかといった点です。
中でも最初に知っておきたいのは、組み技はボタン連打で奪う仕組みではないということです。
ここを知らないと、CPUへ投げられるたびに「もっと速く押さないと」と逆方向へ頑張ってしまいます。
レスリング道場でタイミングを確認し、公式リーグでは勝ち点条件を見ながら試合を進めれば、初見でもかなり遊びやすくなります。
長いモードはパスワードで途中から再開可能です。
最初に基本だけ押さえておけば、あとはリング上で覚えていけるゲームです。
Nintendo SwitchでSFC版を遊べる?
スーパーファイヤープロレスリングのSFC版は、2026年9月18日時点でNintendo Switch Online向けスーパーファミコン Nintendo Classicsの現行収録タイトルとして確認できません。
そのため、Nintendo Switch Onlineへ加入すれば初代SFC版をそのまま遊べるという状況ではありません。
初代を確実に遊びたいなら、中古のSFC版を探す方法が分かりやすいでしょう。
ファイヤープロレスリングシリーズには後年の作品が数多くあり、別ハードで遊べるタイトルもあります。
ただしレスラー数、操作方法、モード構成、公式リーグの内容は作品ごとに違います。
初代SFC版そのものが目的なら、1991年発売、ヒューマン、SHVC-FPという情報を確認してください。
中古カセットは流通量が多く、単品なら数百円で成約している例も珍しくありません。
互換機を使う場合は、手元のSFCカセットへ対応しているか製品仕様も見ておきましょう。
シリーズ名が似ているため、後年作を初代の移植版と思って買ってしまわないよう注意が必要です。
タイトル末尾に数字やXが付かない初代かどうかを見ると区別しやすくなります。
組み技が全然決まらないのはなぜ?
スーパーファイヤープロレスリングで組み技がほとんど決まらない時は、まず入力タイミングを見直してみてください。
相手と正面から接触すると自動的に組み合い、その後に2人が腰を落とす動作へ入ります。
狙うのは、接触した瞬間ではありません。
腰を落とした瞬間へYや方向+Bを1回入力するのが基本です。
早すぎるとまだ受付前、遅すぎるとCPU側の技が先に成立します。
連打していると、その正しい瞬間を自分で分かりにくくしてしまいます。
また試合開始直後から大技を狙うと、小技より返されやすい傾向があります。
まず道場でYだけを使い、「今のタイミングなら出る」という位置を探してください。
そこが安定してから方向+Bへ進めば、大技もずっと扱いやすくなります。
何度か外した時は、さらに速く押すのではなく、少しだけ前後へずらしてみます。
1回ずつ微調整して、自分の目で正解の瞬間を見つけるのが一番分かりやすい練習方法です。
最初に使いやすいレスラーは?
スーパーファイヤープロレスリングには通常21人のレスラーがいますが、初めてならレスリング道場で使用するハリケーン力丸をそのまま使い続けると入りやすいです。
道場で覚えた操作感を変えずに、エキシビジョンへそのまま持ち込めるからです。
最初は選手の強さより、自分が覚えた技を迷わず出せることを優先したほうが上達しやすくなります。
ビクトリー武蔵もシリーズを代表するレスラーで、基本的な投げや打撃を試すには分かりやすい存在です。
グレート司馬のような大型レスラーは見た目にも迫力があり強力ですが、動きや技の感覚が標準的な選手とは少し異なります。
スーパー・カイザーのような軽量系は飛び技やスピード感を楽しめる一方、最初から扱うと見るところが少し増えます。
まず1人で数試合続け、Yの基本技、方向+Bの大技、Bのフォールまでを手に覚えさせてみてください。
その後で別のレスラーを選ぶと、「この選手は動きが軽い」「この技は使いやすい」と違いも見えやすくなります。
負けるたびに別のレスラーへ乗り換えると、せっかく覚え始めたタイミングまで毎回リセットしたように感じてしまいます。
最初の5試合くらいは同じレスラーで続けるくらいがちょうどいいでしょう。
公式リーグ戦はリングアウト勝ちでもいい?
スーパーファイヤープロレスリングの公式リーグ戦1巡目では、リングアウト勝ちも正式な勝利です。
ただし、ピンフォール勝ちと同じ点数ではありません。
ピンフォール勝ちは5点、リングアウト勝ちは4点、時間切れ引き分けは2点です。
各試合にはクオリファイという必要点が設定されています。
必要点が5点なら、リングアウトで勝っても先へ進めません。
序盤は必要点が低く、場外勝ちでも問題ない試合があります。
ところが進むにつれて条件が上がるため、後半ではリング内へ戻してフォールまで取る必要が出てきます。
場外で相手をかなり弱らせた時も、そのままカウントアウトを狙うのか、リングへ戻して5点を取りに行くのかを考えます。
2巡目では1巡目とルールが変わるため、同じ感覚で勝ち点ばかり気にする必要はありません。
毎試合リングアウトだけで押し切ろうとすると、途中で「あれ、勝ったのに進まない」となります。
試合前にクオリファイだけ確認する。
これだけで勝ち方を迷いにくくなります。
途中から再開する方法はある?
スーパーファイヤープロレスリングは、長い公式リーグ戦などをパスワードで途中から再開できます。
公式リーグ戦では1巡目を終えた時にも、2巡目へ進むためのパスワードが表示されます。
オープンリーグ戦の中断にもパスワードを利用できるため、長い大会を1日で終わらせる必要はありません。
カセットへ自動保存するのではなく、表示された文字列を自分で残す方式です。
現在なら画面をスマートフォンで撮っておくのが簡単でしょう。
手書きでも問題ありませんが、似た文字を1つ間違えるだけで再入力になるため、写真のほうが気楽です。
本作はバッテリーバックアップ式のセーブデータを前提とした作りではないので、中古カセットの電池が生きているかを気にする必要もありません。
パスワードさえ残しておけば、長い公式戦を何日かに分けて進められます。
昔のゲームではおなじみの仕組みですが、今遊ぶと結果画面をテンポよく飛ばしてしまいがちです。
今日はここまで、と決めたら先にパスワードを保存するようにすると安心です。
スーパーファイヤープロレスリングのまとめ
スーパーファイヤープロレスリングは、相手と組んだ瞬間のタイミング勝負と、小技から大技へつないでいく試合運びを楽しむプロレスゲームです。
通常21人と隠し3人のレスラー、110種類以上の技、シングル、タッグ、リーグ、5対5団体戦、レスリング道場まで収録しています。
最初はCPUに投げられ続けて戸惑うかもしれません。
それでも腰を落とす瞬間へ入力する感覚が分かった途端、それまで出なかった技が決まり始めます。
そこからは、序盤に小技を入れ、中盤で攻撃を広げ、最後に得意技からフォールへ持ち込む流れが面白くなってきます。
2026年9月18日時点では現行Nintendo Classicsでの配信を確認できず、遊ぶなら中古実機が中心です。
ソフト自体は安価な例が多く、SFC本体があるなら手を出しやすいタイトルでもあります。
SFCで始まったファイプロの原点を知る1本として、今触っても独特の手触りが残っています。
結論:おすすめ度と合う人
スーパーファイヤープロレスリングは、当時のプロレスが好きな人、技を出すこと以上に試合の流れを作るゲームが好きな人、ファイプロシリーズの原点を見てみたい人に合いやすい作品です。
組み技のタイミングへ慣れるまでは少し苦戦しますが、1度感覚をつかめば21人のレスラーへ同じ基本を応用できます。
操作を覚えた後は、CPU戦より対人戦で面白さがさらに伸びるタイプです。
弱技を積み重ね、相手がグロッキーになったところで得意技を決める流れには、今遊んでもきちんとプロレスらしい気持ちよさがあります。
一方で、ストーリーモードやレスラーエディット、大量の選手を求めるなら後年のシリーズ作品のほうが充実しています。
公式リーグ戦も短時間でサッと終わる内容ではありません。
それでも中古価格はかなり安く、SFC本体があるなら試してみるハードルは低めです。
説明書がなくても道場で基本操作を確認できるのも助かります。
最初の数試合で技が出ず、「自分には合わない」と判断するのは少しもったいないところです。
道場で10分ほど組み技の瞬間を探してから、改めて1試合やってみると、本作らしい面白さへ届きやすくなります。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
スーパーファイヤープロレスリングを初めて遊ぶなら、最初はレスリング道場へ入るのが分かりやすいです。
ハリケーン力丸を使い、相手と組み合って腰を落とす瞬間へYを1回押します。
何度か続けて技を取れるようになったら、次に方向+Bの大技を試します。
Yの基本技、方向+B、Bのフォール。
まずはこの3つで十分です。
そのままエキシビジョンのシングル戦へ進み、序盤はY、中盤からB系、終盤は大技からフォールという流れを1試合通してみます。
余裕が出てきたらXのダッシュ、ロープワーク、Aのグラウンド技を追加してください。
そこでCPU戦へ勝てるようになったら公式リーグへ入り、クオリファイと勝ち点を見ながら1巡目を進めます。
パスワードが表示されたら写真で残し、2巡目やタッグへ挑戦します。
その後に隠しレスラー、隠し技、イリミネーションへ手を広げれば、初代SFC版の主要な遊びはかなり味わえます。
最初から技表を全部覚える必要はありません。
道場→エキシビジョン→公式リーグ→隠し要素くらいの順で進めると、覚えることが増えすぎず楽しみやすいです。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
スーパーファイヤープロレスリングが気に入ったなら、次はスーパーファイヤープロレスリング2へ進むと、初代の手触りを残しつつ内容が広がっていく変化を感じられます。
さらにシリーズの発展を追いたいならスーパーファイヤープロレスリング3 ファイナルバウト、選手数や機能の充実を重視するならスーパーファイヤープロレスリングXやスーパーファイヤープロレスリングX プレミアムも候補です。
初代の素朴な遊びやすさが好みなら2へ、より豊富な機能を触りたいならX系へという流れが分かりやすいでしょう。
後年作になるほどレスラー数、技、エディットなどは大幅に増えていきます。
それでも、組み合いのタイミングを見て技を奪い、小技から大技へ試合を作るシリーズの核は続いています。
初代で覚えた「いきなり大技へ行かない」という感覚も、そのまま無駄にはなりません。
逆に後年作からシリーズへ入った人が初代へ戻ると、「この機能はまだ無かったのか」「この時点でもう残っていたのか」と比較する楽しみがあります。
実在選手を思わせるレスラーが、作品ごとにどう変わっていくかを見るのも面白いところです。
ただし続編だから操作まで完全に同じとは限りません。
作品を変えたら最初に基本操作だけ確認すると、シリーズを続けて遊びやすくなります。