広告 ファミリーコンピューター レトロゲーム紹介

デビルマン徹底攻略ガイド

デビルマン





デビルマン徹底攻略ガイド



デビルマンとは?【レトロゲームプロフィール】

デビルマンは、永井豪さんの漫画版をベースにしたファミコン用のアクションアドベンチャーです。

アニメ版のヒーロー色が強いイメージで手に取ると少し驚かされますが、実際のFC版はかなり漫画版寄りで、不動明として人間社会を歩き、必要な場面でデビルマンへ変身しながら、終末へ向かう世界を進んでいきます。

横スクロールアクションに見えて、実際には人と会話し、情報を集め、助けを求める人間を救い、迷いやすいダンジョンを抜ける必要があるため、単純なキャラアクションとはかなり手触りが違います。

しかもHUMANゲージやマルチエンディングの存在により、ただ敵を倒すだけでは終わらず、物語の進み方と結末まで変わります。

今から遊ぶなら、名作アクションとしてよりも、漫画版デビルマンの異様な空気をFCで体験する作品として向き合うのがいちばんしっくり来ます。

発売日 1989年4月25日
対応機種 ファミリーコンピュータ
ジャンル アクションアドベンチャー
プレイ人数 1人
開発 ナムコ
発売 ナムコ
特徴 漫画版ベース、不動明とデビルマンの切替、巨大デビルマン化、HUMANゲージ、マルチエンディング、会話と探索を伴う進行
シリーズ デビルマン関連ゲーム
関連作 デビルマン(漫画版)、デビルマン(PlayStation版)

目次

デビルマンの紹介(概要・ストーリーなど)

デビルマンは、見た目こそ横スクロールアクションですが、実際には探索、会話、変身、分岐を組み合わせたかなり独特な作品です。

とくに大きいのは、アニメ版ではなく漫画版の空気を前面に出していることで、同じデビルマンでも“誰もが知っている主題歌のヒーロー”とは少し違う、重くて終末的な世界観がしっかり入っています。

そのため、普通の版権アクションと思って始めると戸惑いやすい一方、原作の流れをFCなりに追体験したい人にはかなり刺さります。

ここでは発売情報からストーリー、ゲームシステム、難易度、向いている人まで、全体像を整理していきます。

発売年・対応ハード・ジャンル

デビルマンは1989年4月25日にナムコから発売されたファミコン用ソフトです。

ジャンルはアクションアドベンチャー寄りで、一般的な横スクロールアクションよりも探索や会話の比重が大きく、実際に遊ぶと“アクション+ADV”という感触のほうが近いです。

当時の定価は5,500円で、ファミコン後期の版権作品としては標準的な価格帯でした。

ただし、内容は想像以上に尖っていて、漫画版ベースのストーリー、複数の操作キャラ、分岐するエンディングなど、いわゆる子ども向けキャラゲーの枠に収まりきらない作りになっています。

今の視点で見ると、ナムコがかなり本気で原作の空気をゲームへ押し込もうとしていたことが分かる作品です。

ストーリー/目的(ネタバレなし)

物語は、不動明が悪魔アモンと合体してデビルマンとなり、人類とデーモンの戦いへ巻き込まれていく流れを軸に進みます。

FC版の特徴は、アニメ的な勧善懲悪ではなく、漫画版の暗さと残酷さをかなり意識しているところです。

そのため、敵を倒して先へ進むだけではなく、人間との会話、助けを求める人々への対応、情報収集、探索が重要になり、ただのステージクリア型ではない“終末世界を歩く感覚”が強く出ています。

しかも途中では不動明だけでなく、美樹やドス六を操作する場面もあり、物語を別の視点から見るような独特さもあります。

目的そのものは最後まで辿り着くことですが、そこへ至る過程の空気を味わうこと自体が、本作の大きな価値になっています。

ゲームシステムの要点(何が面白い?)

デビルマンの要点は、変身と人間性の管理です。

生身の不動明では人と会話でき、情報収集や一部の進行が可能ですが、戦闘力は低めです。

一方でデビルマンに変身すると戦闘能力と移動性能が上がり、さらに巨大デビルマンまで成長すると行動範囲が広がりますが、人間からは恐れられます。

さらに助けを求める人間を見捨てるとHUMANゲージが減り、ゼロになるとゲームオーバーになったり、エンディング分岐に影響したりするため、強さだけで進めることはできません。

この“悪魔の力で戦いながら、人間側にとどまれるか”という構造が、漫画版デビルマンらしさをうまくゲームへ落とし込んでいます。

その意味で、システムそのものが原作テーマにかなり寄せられています。

難易度・クリア時間の目安

難易度はかなり高めです。

理由は、アクションの操作感が素直とは言い切れないことに加え、ダンジョンが迷いやすく、会話と探索の進行も分かりにくいからです。

さらに、コンティニュー時にはPOWERゲージ最大値が減るため、正攻法でのごり押しはどんどん苦しくなります。

一方で、パスワード再開を使うとPOWERが全快した状態から入りやすいので、これを知っているかどうかで体感難度が大きく変わります。

クリア時間は人によってかなり差が出ますが、初見では迷いやイベント分岐でかなり時間を取られやすく、単純なアクションゲームより長く感じやすいです。

つまり本作の難しさは、反射神経だけではなく、進め方と構造理解にあります。

デビルマンが刺さる人/刺さらない人

デビルマンが刺さるのは、レトロアクションの粗さ込みで雰囲気を味わえる人、漫画版デビルマンが好きな人、そして版権ゲームの変わり種を掘るのが好きな人です。

また、エンディング分岐や複数キャラ操作、原作の空気をFCでどう処理したかに興味がある人にも向いています。

逆に刺さりにくいのは、純粋な爽快アクションを求める人や、現代的な親切設計を前提にした人です。

とくに進行の分かりにくさ、迷路のきつさ、操作性の荒さはかなり好みが分かれます。

つまり本作は、万人向けの快作ではなく、濃い雰囲気と不便さをひっくるめて楽しめる人向けの怪しく魅力的な1本です。

デビルマンの遊び方

この章では、始めた直後に何を理解すれば混乱しにくいかを整理します。

デビルマンは、見た目だけで判断すると単純な横スクロールアクションに見えますが、実際には会話、変身、救助、迷路探索がかなり重要です。

そのため、最初のうちは“敵を倒す”より、“どの姿で何ができるか”と“今どこへ向かうべきか”を把握することが先になります。

ここを押さえるだけで、かなり遊びやすくなります。

基本操作・画面の見方

基本は横スクロールで移動し、ジャンプや攻撃を使って進みます。

ただしデビルマンでは、単なるアクション以上に変身の切り替えが重要です。

不動明では人間社会に溶け込めるので会話や情報収集がしやすく、デビルマンでは戦闘能力が上がり、さらに巨大デビルマンになると移動面の強みも出ます。

画面ではHUMAN、POWER、IKARI、LEVELなどを確認しながら進むことになります。

最初の30秒で意識したいのは、操作の重さを把握することと、人間状態と変身状態で役割が違うことを理解することです。

この区別が分からないまま進むと、かなり混乱しやすいです。

基本ループ(何を繰り返すゲーム?)

デビルマンの基本ループは、人と会話して情報を集め、必要な場面で変身し、敵を倒して次の場所へ進み、助けを求める人間を救いながら物語を進める、という流れです。

つまり純粋なアクションゲームのように“ステージを突破する”のではなく、“街やダンジョンを探索して先へ進む条件を満たす”感覚が強いです。

また、HUMANゲージの管理があるため、助けを求める人間を無視し続けると進行そのものが苦しくなります。

敵を倒して強くなるだけではなく、人間性を保ったまま最後まで進むことが本作のループに組み込まれています。

この独特の構造が、他の版権アクションとはかなり違うところです。

序盤の進め方(最初にやることチェック)

序盤で最初にやるべきことは、変身に頼りすぎず、まず会話と情報収集の流れを理解することです。

不動明で話しかけられる相手や、進行に必要なヒントをくれる人物を見逃すと、アクションだけでは先へ進みにくくなります。

また、生身の状態で敵を倒したり殴ったりすることでPOWERやIKARIが伸び、変身後の戦いやすさにつながるため、序盤は戦闘そのものにも意味があります。

最初から突っ走らず、人間状態で情報を集め、危険地帯だけ変身して抜けるような使い分けを意識すると安定します。

アクションだけで押し切ろうとすると、この作品は急に苦しくなります。

初心者がつまずくポイントと対処

初心者がまずつまずくのは、何をすれば先へ進めるのか分かりにくいことと、ダンジョンの迷いやすさです。

また、デビルマンで戦えば楽に見えても、人間との会話や救助に不向きな場面もあり、ずっと変身していればよいわけでもありません。

さらに、HUMANゲージを軽視するとゲームオーバーや分岐条件に引っかかりやすくなります。

対処法としては、会話を飛ばしすぎないこと、迷路は紙にメモするつもりで進むこと、助けを求める人間はなるべく救うこと、そして苦しい時はパスワード再開を前提にしたほうが楽だと割り切ることです。

この作品は腕前より知識でかなり楽になるので、最初は攻略の筋道を掴むことを優先してください。

デビルマンの攻略法

この章では、クリアへ近づくために何を優先すると楽になるかを整理します。

デビルマンは、アクションの上手さだけでは押し切りにくく、進行知識、変身の使い分け、HUMANゲージ管理、そしてパスワードの活用がかなり重要です。

とくにコンティニューでPOWER最大値が減る仕様を知らないと、正攻法でどんどん苦しくなっていきます。

ここでは、序盤、中盤、終盤、ボス対策、取り逃し防止の順にまとめます。

序盤攻略:最優先で取る装備/技/アイテム

本作にRPG的な装備集めはありませんが、序盤で最優先したい“資産”はPOWERとIKARIです。

生身の不動明で敵を倒したり殴ったりすることで、POWERの最大値やIKARIの蓄積が進み、変身後の安定感につながります。

そのため、何も考えずにすぐ変身して進むより、序盤はある程度生身で戦っておく価値があります。

また、変身には段階があり、後に巨大デビルマンまで行けるようになるので、変身そのものを使いどころのある強化システムとして捉えると分かりやすいです。

最初のうちは“とにかく敵を倒す”ではなく、“後のために土台を作る”意識が攻略に効いてきます。

中盤攻略:効率の良い稼ぎ(経験値/お金)

経験値やお金の概念は薄いですが、中盤で稼ぐべきなのはLEVELと安定した進行知識です。

LEVELはボス撃破後に手に入る石像で上がる仕組みがあり、これが後の戦闘をじわじわ楽にします。

同時に大切なのが、どこで会話し、どこで変身し、どこに人間救助イベントがあるかを覚えることです。

このゲームはステータスの伸び以上にルート理解が効くため、迷いやすい場所を把握するだけでもかなり楽になります。

つまり中盤の稼ぎは、数値だけでなく“次に迷わない知識”を蓄えることです。

その意味では、攻略メモを作りながら進めるとかなり安定します。

終盤攻略:詰み回避とラスボス対策

終盤で怖いのは、単純なボスの強さより、そこへ至るまでに消耗しきってしまうことです。

とくにコンティニューを重ねるとPOWER最大値が減る仕様があるため、失敗をその場で積み上げるより、パスワードで入り直して全快状態から再挑戦したほうが現実的です。

また、HUMANゲージの扱いも終盤ほど重くなり、単に強く戦うだけではなく、人間を救う姿勢を維持しているかが結末に影響します。

終盤攻略のコツは、ボス前で無理に突っ張らず、再挑戦を前提に整った状態で入ることです。

アクション作品らしく勢いで押し切りたくなりますが、本作では“良い状態で入り直す”ほうがずっと安定します。

ボス別の安定戦術(負けパターン→対策)

本作のボス戦や強敵戦で共通する負けパターンは、近付きすぎて正面から殴り合い続けることです。

操作性が素直なタイプではないので、真正面の打ち合いは思った以上に不利になりやすく、特に消耗した状態だと押し負けやすいです。

対策としては、変身段階を活かして機動力や攻撃手段を確保し、無理に長く居座らず、当てられる時だけ当てる意識を持つことです。

また、本作は“進め方を知っているかどうか”の比重が大きいので、ボスごとのパターンを詰めるより、その手前の到達状態を整えるほうが安定します。

つまりボス対策はテクニック一本ではなく、ルートと再挑戦方法まで含めて考えるのが本作向きです。

取り返しのつかない要素(取り逃し防止)

本作で特に見落としたくないのは、HUMANゲージとエンディング分岐の関係です。

助けを求める人間を見捨て続けるとHUMANゲージが減り、ゼロでゲームオーバーになるだけでなく、結末にも影響します。

また、途中には複数のバッドエンドや分岐があるため、単に最後まで進めば同じ終わりが見られるわけでもありません。

さらに、パスワードは進行度ではなく状態調整に近い使い方になるので、“続き保存”として誤解しないことも大切です。

つまり本作の取り返しにくい失敗は、迷路よりもルールの勘違いから起こりやすいです。

そこを先に知っているだけで、かなり遊びやすくなります。

デビルマンの裏技・小ネタ

ここでは、知っていると少し遊びやすくなることや、作品らしさが見えやすくなる小ネタをまとめます。

デビルマンは、派手な無敵コマンドより、システム理解そのものが実用的な小技になる作品です。

特に有名なのはパスワードの使い方と、漫画版ベースならではの展開です。

実用面と資料面の両方から見ていきます。

有名な裏技一覧(効果/手順)

本作で有名なのは、パスワード再開を使ってPOWERを回復させる立て直し方です。

コンティニューではPOWER最大値が減っていくのに対し、パスワードから再開するとPOWERが全快した状態にしやすいため、苦しい場面では単純にコンティニューを重ねるよりかなり楽になります。

派手な裏技ではありませんが、実際の攻略ではかなり重要です。

また、会話は普通に話しかけるだけでなく、殴って情報を引き出すような場面もあり、この荒っぽさもFC版ならではの小ネタとしてよく語られます。

つまり本作では、コマンド裏技より“ルールの穴をうまく使う”知識のほうが実践的です。

そこがいかにもファミコン後期の版権ゲームらしいところです。

稼ぎ系テク(経験値・お金・アイテム)

経験値やお金のような分かりやすい稼ぎではありませんが、本作で重要なのはPOWER、IKARI、LEVELの3つです。

序盤から生身で敵を倒してPOWERとIKARIを育てると、後の変身時にかなり楽になります。

また、LEVELはボス後の石像で上がるため、単に進行するだけでなく“確実にボスを倒しきること”が成長につながります。

このゲームでは数をこなすより、倒し方と進み方を理解することが実質的な稼ぎです。

迷路や会話の知識も含めて、再挑戦するほど効率が上がるタイプだと言えます。

隠し要素(隠しキャラ/隠しステージ等)

RPGのような隠しステージが大量にある作品ではありませんが、複数の操作キャラやマルチエンディングの存在が本作の大きな見どころです。

不動明だけでなく、美樹やドス六を操作する場面があるのはかなり珍しく、漫画版の空気をゲーム的に膨らませたFC版独自の味になっています。

さらに、ラスボスに勝つか負けるかでも結末が変わるため、一度クリアして終わりではなく、“どの結末を見るか”も本作の楽しみ方に入ります。

つまり派手な秘密要素より、物語の分岐そのものが隠し要素に近い作品です。

原作ファンほど、この差分の重みを面白く感じやすいです。

バグ技の注意点(データ破損・再現性)

デビルマンはパスワード方式なので、バックアップ電池切れのような心配はありません。

ただし、進行の分かりにくさや迷路の厳しさから、正しいルートを見失っただけで“バグでは”と感じやすい作品です。

また、コンティニューでPOWER最大値が減る仕様も知らないと不具合のように見えやすいです。

そのため、まずは正常な仕様を理解し、苦しい時はパスワード再開を使うのが無難です。

レトロソフト全般として起動確認は必要ですが、本作に関しては機械的な故障より“作品自体の厳しさ”をバグと誤解しないことが大切です。

そこを分けて考えるとかなり気が楽になります。

デビルマンの良い点

ここでは、本作が今も印象に残る理由になる長所を整理します。

デビルマンは、純粋なアクションゲームとして完璧とは言いにくいものの、漫画版の空気をFCで再現しようとした熱量と、変身や分岐を通じて原作テーマへ踏み込んだ点はかなり魅力的です。

単なる色物では終わらない、独特の良さがあります。

その強みを順番に見ていきます。

ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)

ゲーム性でまず良いのは、人間としての明と、悪魔の力を持つデビルマンの役割がちゃんと分かれていることです。

会話や救助を重視する人間側と、戦うためのデビルマン側を使い分けることで、“悪魔の力を使いながら人間として進む”という原作の根本テーマがしっかり手触りに落ちています。

また、HUMANゲージがあることで、ただ敵を倒すだけではなく、人を救う意味がゲーム上の数字にも反映されます。

この構造はかなり面白く、アクションの荒さを差し引いても設計の狙いははっきり伝わります。

つまり本作は、操作の気持ちよさより“テーマをゲーム化した発想”に強みがある作品です。

そこが今も語られる理由になっています。

演出・音楽・グラフィックの魅力

デビルマンの魅力は、アニメ版ではなく漫画版の濃さをちゃんと意識しているところです。

キャラクターの顔つきや会話の空気、終末へ向かう世界の暗さなど、当時のFC版にしてはかなり原作漫画の温度感へ寄せています。

また、場面によっては美樹やドス六を操作するような大胆な構成もあり、単なる名場面なぞりではなく、ゲームとして見せ方を工夫しているのも面白いです。

音楽やグラフィックは派手ではありませんが、そのぶん不穏さや荒々しさが前に出やすく、作品の空気を壊していません。

漫画版デビルマンが好きな人ほど、この“ちゃんと暗い感じ”はかなり刺さると思います。

雰囲気作りの熱量はかなり高いです。

やり込み要素(収集・周回・高難度)

やり込みの中心は、結末の分岐と進行の理解です。

デビルマンは単なる一本道ではなく、HUMANゲージの扱いやラスボス戦の結果によってエンディングが変わるため、一度クリアした後も別の見方ができます。

また、初見では迷いがちな構造も、ルートやイベント条件を知るほど一気にテンポが良くなり、二周目以降のほうが作品理解が深まります。

つまりこの作品のやり込みは、アクションの上達だけでなく、“この物語をどう通るか”を詰めていく楽しさにあります。

派手な収集要素はなくても、原作好きや怪作好きには十分な周回価値があります。

デビルマンの悪い点

もちろん、今遊ぶとかなり厳しい部分もあります。

デビルマンは雰囲気の魅力が強い一方で、純粋なゲームとして見ると、操作性、進行の分かりにくさ、迷路のきつさなど、かなり人を選ぶ要素があります。

その弱点を先に知っておくと、受け止め方はかなり変わります。

ここではその部分を整理します。

不便な点(UI/セーブ/ロード等)

まず不便なのは、進行がかなり分かりにくいことです。

何をすれば先へ進めるのか、どこで誰に話しかけるべきなのか、迷路の正解ルートはどこかといった情報を、ゲーム側が丁寧に整理してくれるわけではありません。

また、保存はパスワード方式で、今の感覚の“快適な続き保存”とはかなり違います。

アクション部分も軽快とは言い難く、入力の感触や当たり方に粗さがあります。

つまり本作の不便さは、保存と案内と操作の3つに集中しています。

そこが合わないとかなりつらいです。

理不尽ポイントと回避策(救済案)

理不尽に感じやすいのは、迷路の長さと、コンティニューを重ねるほどPOWER最大値が減っていく仕様です。

普通なら何度も挑めばそのうち突破しやすくなるところが、本作では逆にじわじわ不利になるため、初見ではかなり厳しく感じやすいです。

回避策としては、コンティニューに頼りすぎず、パスワード再開で全快状態から入り直すこと、会話とマップをきちんとメモすること、HUMANゲージを軽視しないことです。

また、強引に殴り合わず、変身と会話の使い分けで進行そのものを楽にする意識も大切です。

つまり本作の理不尽さは、知らないまま正攻法で突っ込むと極端にきついタイプです。

知識でかなり丸くできます。

現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)

現代目線で特に気になるのは、アクションの気持ちよさより雰囲気優先で作られていることです。

デビルマンは漫画版再現の熱量が強いぶん、ゲームとしての快適さや分かりやすさはかなり後ろへ回っています。

そのため、純粋なアクションアドベンチャーの完成度だけで見ると不満も出やすいです。

逆に言えば、そのアンバランスさ込みで面白がれる人には強い印象を残しますが、洗練された名作を期待する人には厳しいです。

つまり今の目で見ると、出来不出来だけでは測りにくい、雰囲気先行型の版権ゲームだと言えます。

そこが魅力でもあり弱点でもあります。

デビルマンを遊ぶには?

ここでは、2026年3月22日時点でデビルマンのFC版に触れる現実的な方法を整理します。

結論から言うと、今回確認した範囲では現行機向けの公式配信は見つけにくく、基本的には実機か互換機で遊ぶ前提になります。

一方で、中古相場は極端な超高騰一辺倒ではなく、ソフトのみなら比較的手に取りやすい価格帯も残っています。

そのため、遊ぶ環境さえ整えられれば、今でも現実的に触りやすい部類です。

今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)

デビルマンのFC版は、2026年3月22日時点で今回確認した範囲では、現行ハード向けの公式配信や公式コレクション収録を見つけにくい状況です。

そのため、今から遊ぶ方法として現実的なのは、ファミコン実機か、FCソフト対応の互換機を使うことになります。

最近の名作FCソフトのように、配信で気軽に買える作品ではないぶん、レトロゲームとしてカセットに触る意味が強いタイトルです。

公式移植がある前提で探すより、最初から実機前提で考えたほうが早いです。

作品の性格的にも、その距離感のほうが似合います。

実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)

実機で遊ぶなら、ファミコン本体または互換機、映像出力環境、そしてソフト本体が必要です。

本作はパスワード方式なので、バックアップ電池切れの心配はなく、その意味では古いSLGやRPGより扱いやすいです。

ただし、アクションゲームなので入力遅延が大きい環境だと、ジャンプや戦闘の感触がさらに悪化しやすくなります。

また、迷路や会話が多いので、文字や地形が見やすい環境のほうがかなり快適です。

そのため、実機でも互換機でも、最初に短く動かして操作遅延と画面の見やすさを確認しておくと安心です。

環境次第で印象がかなり変わる作品です。

中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)

2026年3月22日時点の確認では、駿河屋の通常中古価格は6,310円、箱・説明書欠けは2,210円、他ショップ価格では1,190円台からの扱いも見られました。

メルカリではソフトのみ1,000円台から1,900円台前後、箱付きは3,800円から6,500円前後の例が見られます。

Yahoo!オークションの「デビルマン(テレビゲーム)」全体では平均が高めに出やすい一方、FC版ソフト単体の出品検索では数百円台から1,000円台前半の例も確認できます。

つまり実用目的ならソフトのみは比較的狙いやすく、箱説付きや完品はかなり上がりやすい、という見方が自然です。

購入時はラベル、端子、起動確認の有無を見ておくと安心です。

特に本作はプレミア感だけで値段が強めに付いているケースもあるので、複数サイトを見比べるのが無難です。

快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)

快適に遊ぶコツは、コンティニューではなくパスワード再開を前提にした遊び方へ切り替えることです。

デビルマンはコンティニューでPOWER最大値が減るため、粘るほど苦しくなりやすいです。

一方で、パスワード再開なら状態を立て直しやすいので、苦しい時は潔く入り直したほうが実際にはかなり楽です。

また、マップや会話のメモを取りながら遊ぶだけで、進行の分かりにくさがかなり減ります。

つまり本作を快適にするコツは、環境を整えること以上に、“そういうゲームだ”と理解して付き合い方を変えることです。

そこまでできると、かなり面白くなります。

デビルマンのまとめ

デビルマンは、漫画版ベースの終末感、変身システム、HUMANゲージ、分岐エンディングを備えた、かなり独特なファミコン作品です。

アクションゲームとしては粗さも目立ちますが、そのぶん版権ものとしての熱量は強く、漫画版デビルマンの不穏な空気をFCで味わえる希少な1本になっています。

今から遊ぶなら、快適な名作アクションとしてではなく、“雰囲気先行だけれど強く印象に残る版権怪作”として触れるのがいちばんしっくり来ます。

そういう距離感なら、かなり面白い体験になります。

結論:おすすめ度と合う人

デビルマンは、万人向けとは言いにくいですが、漫画版デビルマン好きや、レトロ版権ゲームの変わり種を掘る人にはかなりおすすめです。

特に、原作の空気をFCでどう処理したかを見たい人、マルチエンディングや雰囲気重視の作品が好きな人には相性が良いです。

逆に、純粋なアクションの気持ちよさや親切設計を求める人には厳しめです。

総合すると、“快作ではないが、強く記憶に残る版権アクションADV”としてかなり面白い存在です。

刺さる人には深く刺さるタイプです。

最短で楽しむロードマップ(次にやること)

最短で楽しむなら、まずは不動明とデビルマンの役割の違いを理解し、会話を飛ばしすぎずに進行の流れを掴んでください。

次に、迷いやすい場所はメモを取り、苦しい時はコンティニュー連打ではなくパスワード再開で立て直すことを意識します。

その後、HUMANゲージとエンディング分岐を把握したうえで、別の結末も視野に入れると、本作の味がかなり深くなります。

つまり最初の目標はクリアより、“どういう作品かを理解すること”です。

そこさえ分かれば、かなり見え方が変わります。

次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品

次に遊ぶなら、まず原作漫画のデビルマンは外せません。

FC版がどこまで漫画の空気を再現しようとしていたかが、かなりはっきり見えてきます。

ゲーム側で比べるなら、後年のデビルマン(PlayStation版)を見ると、同じ題材が時代によってどう変わったかも面白いです。

また、ファミコンの版権アクションADVという広いくくりでは、雰囲気重視の怪作を並べてみると、本作の立ち位置がかなりよく分かります。

比較対象が増えるほど、デビルマンのFC版がかなり異色だったことが見えてきます。


-ファミリーコンピューター, レトロゲーム紹介
-, , ,