ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々とは?【レトロゲームプロフィール】
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々は、勇者ロトの血を受け継ぐ3人の王族が、大神官ハーゴンの野望に立ち向かうファミコン用RPGです。
旅立ちの時点ではローレシアの王子1人だけですが、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女と出会い、シリーズ初となる3人パーティーが完成します。
前作よりも世界はぐっと広がり、船で海へ出れば、離れた大陸や島、塔、洞窟、城まで自由に巡れるようになりました。
力自慢のローレシアの王子、剣と呪文を扱うサマルトリアの王子、攻撃・回復呪文を担うムーンブルクの王女と、3人の役割はかなりはっきりしています。
うまく助け合えた時は頼もしい一方、誰か1人が倒れるだけで一気に苦しくなる。この危うさも、本作らしい戦闘の味わいです。
最大52文字に達する復活の呪文、広い世界に散らばった5つの紋章、迷路と強敵が待つロンダルキアへの洞窟など、ファミコン版ならではの厳しさも語り草になっています。
現在、手軽に物語を楽しむならSwitch、PS4、スマートフォン版が候補になり、映像や物語を新しい形で味わうならドラゴンクエストI&IIのHD-2D版もあります。
ただし、これらは遊びやすく調整された移植・リメイクであり、1987年発売のファミコン版とは経験値、敵、装備、難易度などが同じではありません。
当時のバランスはもちろん、復活の呪文まで含めて味わいたいなら、正規中古カセットやWiiの25周年記念ソフトが選択肢になります。
本作の面白さは、少し心もとない3人が互いの弱点を補いながら、広大な世界を一歩ずつ進んでいくパーティーRPGの原点にあります。
仲間の集め方から紋章探し、ロンダルキア、連続ボス、裏技、中古相場まで押さえておけば、昔あきらめた場所からの雪辱戦にも挑みやすくなるでしょう。
| 発売日 | 1987年1月26日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | ロールプレイングゲーム |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | チュンソフト |
| 発売 | エニックス |
| 特徴 | 3人パーティー、船による海上移動、5つの紋章、復活の呪文、ロンダルキア、ターン制戦闘 |
| シリーズ | ドラゴンクエストシリーズ、ロト三部作 |
| 関連作 | ドラゴンクエスト、ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… |
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の紹介(概要・ストーリーなど)
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々は、1人旅だった前作から、仲間、船、複数の敵、広大な世界といった要素を一気に追加した続編です。
序盤は仲間探しが中心となり、船を手に入れる中盤からは探索範囲が急拡大。後半になると、5つの紋章や重要アイテムを求めて各地を巡ることになります。
初見でやりがちな失敗は、町の人から次の行き先を聞かないまま外へ出て、広いフィールドで完全に方向を見失うことです。
話の中に出てきた地名や品物を短くメモし、仲間、船、カギ、紋章と目的を区切って追うだけでも、迷子になる回数はかなり減ります。
前作から何が変わり、なぜ今も難しい作品として名前が挙がるのか。まずは基本的な特徴を押さえておきましょう。
発売年・対応ハード・ジャンル
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々は、1987年1月26日にエニックスから発売されたファミリーコンピュータ用RPGです。
開発はチュンソフトが担当し、ゲームデザインとシナリオを堀井雄二、キャラクターデザインを鳥山明、音楽をすぎやまこういちが手掛けました。
当時の希望小売価格は5,500円で、型番はEFC-D2です。
プレイ人数は1人。十字ボタンとA・Bボタンを使い、フィールドを探索しながらコマンド式の戦闘を進めます。
シリーズで初めて複数人のパーティーと複数の敵が登場し、誰を攻撃するか、誰を回復させるかまで考える必要が生まれました。
船を手に入れれば海を自由に渡れるようになり、徒歩ではたどり着けなかった町や島、塔、ほこらへ向かえます。
自由度が増したぶん、船を入手した途端に「さて、どこへ行けばいいのか」と途方に暮れやすいのも本作ならではです。
ファミコン版にはバッテリーバックアップがなく、進行状況は教会で教えてもらえる復活の呪文を使って残します。
後年の移植版では、通常セーブの追加をはじめ、地図、敵の能力、装備品などにさまざまな調整が入りました。
同じタイトルでも遊び心地はかなり異なり、ファミコン版はとりわけ歯応えの強いバージョンとして知られています。
開始から最初の30分ほどは、1人旅が少しずつ3人旅へ変わっていく流れを楽しみつつ、無理な遠出をせず操作や町での情報収集に慣れるのがおすすめです。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
前作で竜王が倒されてから約100年後、勇者ロトの子孫たちはローレシア、サマルトリア、ムーンブルクという3つの国を築いていました。
平和な時代が続いているように見えましたが、その裏では大神官ハーゴンが魔物を呼び出し、破壊神の復活を企てています。
やがてハーゴンの軍勢はムーンブルク城を襲撃し、城と国を焼き払いました。
辛くも脱出した兵士はローレシアへたどり着き、王へ危機を伝えたところで力尽きます。
知らせを受けたローレシアの王子は、同じロトの血を引く仲間を探し、ハーゴンを倒すために旅立ちました。
最初に探すサマルトリアの王子もすでに旅へ出ており、行く先々ですれ違うことになります。
「さっきまでここにいた」と何度も聞かされる展開は少しもどかしいものの、ようやく出会えた時の安心感は格別です。
その後はムーンブルクの王女を救い出し、3人で船や紋章を探す長い冒険へ踏み出します。
旅の途中では、前作の舞台であるアレフガルドや、竜王の子孫とも出会うことになります。
目指すのは、ハーゴンの野望を止め、滅ぼされたムーンブルクと世界の平和を取り戻すことです。
前作とのつながりを感じさせながら、物語は3人の子孫が受け継ぐ新たなロト伝説へと広がっていきます。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
戦闘は敵味方がターンごとに行動する方式で、たたかう、じゅもん、どうぐ、にげるなどのコマンドを選びます。
ローレシアの王子は呪文を一切使えませんが、強力な武器と防具を装備でき、通常攻撃では文句なしの主役です。
サマルトリアの王子は剣と呪文の両方を扱い、攻撃、回復、移動をそつなく支える中間役となります。
ムーンブルクの王女は装備できる品が少ない反面、回復、攻撃、補助呪文で戦況を大きく動かせる存在です。
敵も複数で現れるため、危険な1体へ攻撃を集中するのか、全体呪文でまとめて減らすのか、毎ターンの判断が求められます。
フィールドでは徒歩と船を使い分け、カギや重要アイテムを手に入れるたびに、入れる場所が少しずつ増えていきます。
銀、金、牢屋のカギは、それぞれ異なる扉を開く道具です。以前訪れた町へ戻ると、当時は開かなかった場所から思わぬ品が見つかることもあります。
後半は太陽、星、月、水、命の5つの紋章を集め、ルビスのまもりを受け取ってロンダルキアへ向かう流れです。
町で聞いた話、装備、呪文、探索が少しずつ線につながり、自分で答えへたどり着いた瞬間には独特の手応えがあります。
3人それぞれの得意分野と弱点を組み合わせる役割分担の戦闘こそ、本作で味わえる一番の面白さです。
難易度・クリア時間の目安
ファミコン版の難易度はかなり高く、とくに終盤では通常戦闘でも一瞬で全滅へ追い込まれることがあります。
序盤は仲間が少ないため、サマルトリアの王子と合流する前に遠くへ進むと、回復手段が足りずに苦しくなりがちです。
船を手に入れた中盤は行動範囲が広がりますが、敵の強い海域や大陸へ早く入りすぎる危険も増えます。
自由に動けるのはうれしいものの、敵から受けるダメージが突然跳ね上がったら、そこはまだ早い地域だと考えた方が無難です。
終盤のロンダルキアへの洞窟には、落とし穴、同じ場所へ戻されるような通路、容赦のない強敵が待ち構えています。
苦労して洞窟を抜けても安心はできず、雪原ではザラキ、メガンテ、強烈な打撃などが次々と飛んできます。
攻略順や地図を確認しながら進める場合、初クリアまでは20時間から35時間ほどが目安です。
町の会話だけを頼りに自力で世界を探索するなら、40時間以上かかっても不思議ではありません。
さらに復活の呪文を書き間違えると進行そのものを失うため、ゲーム外での記録まで難易度に含まれます。
一気に終わらせようとせず、仲間集め、船、紋章、ロンダルキアの4区間に分けて進めると、気持ちもかなり楽になります。
本当の壁は終盤の敵と長い再挑戦です。経験値を欲張るより、安全な町へ戻る勇気を優先しましょう。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々が刺さる人/刺さらない人
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々が刺さりやすいのは、町の人の話を手掛かりに、自分で広い世界を歩き回るRPGが好きな人です。
仲間が1人ずつ増え、それに合わせて戦い方や行動範囲が広がっていく感覚を味わいたい人にも向いています。
船を手に入れた後は、どの島へ行くか、どの大陸を調べるかを自分で決められます。知らない町を海の向こうで見つけた時の冒険感は、今遊んでも色あせません。
戦闘では3人の役割が明確で、回復のタイミングや攻撃の順番を考える楽しさがあります。
復活の呪文や高い難易度も含め、1980年代のRPGを当時に近い形で体験したい人には、これ以上ない教材にもなるでしょう。
一方、次の目的地を常に画面へ表示してほしい人にとっては、かなり迷いやすい作品です。
レベル上げを極力避けたい人や、全滅後に長い道のりを戻る展開が苦手な人も、厳しく感じるかもしれません。
ファミコン版には通常のセーブ機能がなく、長い復活の呪文を毎回記録する手間もあります。
物語だけを快適に追いたいなら、Switch版やHD-2D版から始める方が遊びやすいでしょう。
不便さや手強さまでひっくるめて、ロトの冒険を自分の力で乗り越えたい人には、今なお深く刺さる1本です。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の遊び方
基本は、町で情報を集め、装備を買い、フィールドや洞窟を進みながら次の目的地を探していく流れです。
戦闘ではローレシアの王子に物理攻撃を任せ、残る2人が回復、補助、呪文攻撃を担当します。
よくある序盤の失敗は、新しい町へ着いてすぐ買い物だけを済ませ、住人の話を聞かないまま出発してしまうことです。
少し面倒でも町の全員へ話しかけ、教会で復活の呪文を記録し、周辺の敵と数回戦って様子を見てから遠出しましょう。
ファミコンRPGらしい作法を身に付ければ、序盤の行き詰まりはかなり避けられます。
基本操作・画面の見方
十字ボタンでは主人公を上下左右へ移動させ、メニューの項目や戦闘中の対象を選びます。
Aボタンを押すとコマンドが開き、はなす、つよさ、そうび、じゅもん、どうぐ、しらべるなどを使用可能です。
Bボタンはメニューの取り消しや、1つ前の画面へ戻る時に使います。
スタートボタンはタイトル画面からゲームを始める際に使用しますが、通常プレイ中のポーズ機能はありません。
フィールド右側の表示では、先頭に立っている人物のHP、MP、レベルなどを確認できます。
戦闘中は3人分のHPを毎ターン見る癖を付け、誰かが半分を切ったら早めにホイミやベホイミを使いましょう。
「まだ大丈夫」と攻撃を欲張った次のターンに倒されるのは、本作では珍しくありません。
武器や防具は、持っているだけでは性能を発揮せず、それぞれの人物へ渡したうえで装備させる必要があります。
カギや重要アイテムも道具欄を使うため、使わない品を抱えたままだと空きが足りなくなることがあります。
教会では仲間の復活、毒の治療、復活の呪文の確認が可能です。
開始から最初の30分は、Aで調べる、Bで戻る、教会で記録するという3つの操作を習慣にしておくと安心です。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
新しい町へ到着したら、まず住人へ話しかけ、次の国や洞窟、重要アイテムに関する情報を集めます。
武器屋と防具屋では、品物の強さだけでなく、3人のうち誰が装備できるかも確認してから購入してください。
町の周辺で敵を倒して経験値とゴールドを稼ぎ、消耗したら宿屋でHPとMPを回復します。
十分に準備できたところで洞窟や塔へ入り、カギ、紋章、重要アイテムを探すのが基本です。
戦闘では、弱い敵から確実に数を減らし、こちらが攻撃を受ける回数を早めに減らすと安定します。
毒や戦闘不能が出た時は、目的地が目前に見えても無理をせず、教会のある町へ戻りましょう。
「あと少しだけ」が全滅への入り口になりやすいゲームなので、引き返す判断も立派な攻略です。
目的を達成した後は、以前訪れた町や城へ戻り、開かなかった扉や変化した会話を確認します。
船を手に入れてからも流れは同じですが、海上移動が加わることで行ける場所は一気に増加します。
大きな区切りでは教会へ立ち寄り、復活の呪文を2通りの方法で記録してから終えると安全です。
情報収集、準備、探索、帰還、記録という昔ながらのRPGの基本ループを丁寧に回すほど、全滅した時の損失を小さくできます。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
ゲームが始まったら王から装備とゴールドを受け取り、まずはローレシア周辺で数回戦って操作に慣れましょう。
序盤の最初の目標は、サマルトリアの王子を仲間にすることです。
サマルトリア城、勇者の泉、ローレシア城、リリザの町を巡り、ひと足先に旅立った王子の足取りを追います。
何度もすれ違うため少しじれったく感じますが、最後はリリザの宿屋を忘れずに確認してください。
合流できたら2人分の装備を整え、ムーンペタ方面へ進みます。
ムーンブルク城跡では兵士や魂の話を聞き、王女を元の姿へ戻すためのラーのかがみを探しましょう。
ムーンペタにいる犬の近くでラーのかがみを使えば、ムーンブルクの王女が仲間になります。
3人がそろう前に遠方へ進むと、回復呪文も攻撃力も足りず、普通の敵にさえ苦戦しがちです。
装備はローレシアの王子へ強い武器を優先し、残る2人には倒されにくくなる防具を回してください。
銀のカギや風のマントを本格的に探すのは、全員がそろってからの方がかなり楽です。
仲間2人との合流を最優先にすれば、序盤で必要以上にレベル上げを続けずに済みます。
初心者がつまずくポイントと対処
初心者が最初につまずきやすいのは、サマルトリアの王子と何度もすれ違い、同じ城や町を往復してしまう場面です。
城や泉で聞いた行き先を順番にメモし、最後はリリザの宿屋まで確認してください。
次に多いのが、ラーのかがみを持っているのに、ムーンペタの犬へ何度も話しかけるだけでイベントが進まないケースです。
犬へ話しかけるのではなく、近くに立って「どうぐ」からラーのかがみを選び、実際に使う必要があります。
3人そろった後は、洞窟の奥でMPを使い切り、回復も脱出もできなくなる事故が増えてきます。
サマルトリアの王子とムーンブルクの王女のMPが半分を切ったら、まだ宝箱が残っていても帰還を考えましょう。
船を手に入れた後は強い地域へ迷い込みやすく、敵から受けるダメージが急に増えた時は、その場で引き返すのが正解です。
新しい武器を買った際は、装備できる人物へ渡しただけで安心せず、「そうび」まで済ませてください。
復活の呪文は、たった1文字の間違いでも冒険を再開できません。長時間の進行を失わないためにも、記録は慎重に行いましょう。
行き先のメモ、早めの帰還、記録の二重化。この3つの習慣が、初心者を多くの全滅から救ってくれます。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の攻略法
攻略の大きな柱は、3人をなるべく早くそろえ、船を入手してからの目的を整理し、十分な装備と回復力を持ってロンダルキアへ挑むことです。
中盤までは町の会話やカギが次の行動を教えてくれますが、紋章集めが始まると、以前訪れた土地を自分で思い出しながら巡る場面が増えてきます。
とくに多い行き詰まりは、必要なアイテムを1つ取り逃したまま、ロンダルキアの入口やハーゴンの神殿を探し続けてしまうことです。
3人の役割に加えて、5つの紋章、ルビスのまもり、じゃしんのぞうの有無を区切って管理すると、終盤でも混乱しにくくなります。
ここからは序盤の仲間集めからシドー戦まで、重要な場面ごとに攻略の流れを追います。
序盤攻略:2人の仲間を早めにそろえる
ローレシアの王子1人で長時間レベルを上げても、後から加わる2人には経験値が入りません。
序盤は周辺の敵と必要な分だけ戦い、サマルトリアの王子との合流を優先した方が効率的です。
サマルトリア城で王子が旅立ったことを聞いたら、勇者の泉、ローレシア城、リリザの宿屋という順に足取りを追います。
ようやく合流できた後は、2人分の装備を整えてムーンペタを目指してください。
ムーンブルク城跡で王女に起きた出来事を知り、毒の沼地に隠されたラーのかがみを探します。
ラーのかがみをムーンペタの犬へ使えば、3人パーティーの完成です。
ここからローレシアの王子は物理攻撃、サマルトリアの王子は回復と補助、ムーンブルクの王女は呪文を中心に担当します。
王女はHPが低いため、装備できる防具を優先し、隊列では最後へ置いておきましょう。
加入したばかりの仲間にはレベル差があるので、ムーンペタ周辺で何度か戦い、3人の能力を整えます。
本格的なレベル上げは3人がそろってから行う方が、経験値もプレイ時間も無駄になりません。
中盤攻略:船入手後にカギと5つの紋章を集める
ルプガナで女性を襲っているグレムリンを倒すと、お礼として船を受け取れます。
いよいよ海へ出られますが、自由になったからといって、手当たり次第に遠くへ向かうと迷子になりやすいので注意しましょう。
船を得た直後は、まずカギと重要アイテムを優先して集めるのがおすすめです。
銀のカギ、金のカギ、牢屋のカギがそろえば、以前訪れた町や城に残されていた扉を開けられます。
竜王の城、大灯台、デルコンダル、ベラヌール、テパなどを巡り、住人の話と必要な品を集めていきます。
紋章は太陽、星、月、水、命の5種類です。城や塔、ほこら、戦闘後の床など、見つかる場所は世界中へ散らばっています。
山彦の笛を持っているなら、怪しい場所で使ってみましょう。紋章がある場所では音が反響し、探す範囲を絞れます。
5つすべてを集めたらルビスのほこらへ向かい、ルビスのまもりを受け取ってください。
満月の塔では月のかけらを入手し、海底の洞窟へ進む準備を整えます。
海底の洞窟でじゃしんのぞうを手に入れれば、いよいよロンダルキアへの入口を開けられます。
船を入手した後は、カギ、紋章、月のかけら、じゃしんのぞうという順で目的を並べると、広い世界でも迷いにくくなります。
終盤攻略:ロンダルキアとハーゴンの神殿を突破する
ロンダルキアへの洞窟に入る前に、回復呪文を使えるだけのMP、キメラのつばさ、薬草、世界樹の葉を可能な範囲で用意します。
入口はベラヌール南西にある毒の沼地に隠されており、じゃしんのぞうを使うことで道が開きます。
洞窟内には落とし穴が多く、むやみに中央を進むより、壁沿いを少しずつ歩いた方が安全な床を覚えやすくなります。
何度落とされても同じ景色へ戻ってくるため、頭の中だけで覚えようとすると混乱しがちです。地図や簡単なメモを使って構いません。
洞窟には強力ないなずまのけんとロトのよろいがあるので、初回攻略でも場所を確認して回収しましょう。
苦労して出口へたどり着いたら、まずロンダルキアのほこらを目指し、回復と復活の呪文を最優先で済ませます。
雪原の敵は洞窟内の魔物以上に危険です。ザラキやメガンテを使う相手は、ほかの敵より先に倒してください。
ハーゴンの神殿へ入るとローレシア城の幻が広がっていますが、ルビスのまもりを使えば本来の姿が現れます。
神殿内にはじゃしんのぞうを使う場所があり、その先では複数のボスとの連戦が待っています。
1体倒すたびにHPとMPを確認し、消耗が激しい場合は、無理をせずほこらまで戻って立て直しましょう。
洞窟を抜けた先のほこらを新たな拠点と考えれば、長い終盤を2つの区間に分けて攻略できます。
アトラス・バズズ・ベリアル・ハーゴン・シドー対策
アトラスは強烈な打撃を繰り返すため、スクルトで守備力を上げ、ローレシアの王子の通常攻撃を軸に戦います。
ムーンブルクの王女は攻撃へ参加しすぎず、誰かのHPが半分を切る前に回復する方が安全です。
バズズは呪文だけでなくメガンテも危険なので、戦いを長引かせず、強い攻撃を集中させて倒しましょう。
サマルトリアの王子が戦闘不能になると、その後の回復や立て直しが難しくなります。危なくなる前に回復と補助を使ってください。
ベリアルは炎や呪文で全員へ負担をかけてくるため、3人のHPを普段より高めに保つことが大切です。
ハーゴン戦では攻撃呪文と状態異常に備えつつ、回復役を1人だけに固定しない方が安定します。
最後のシドーは、強烈な打撃、炎、ベホマを使用します。倒し切れずにベホマを使われると、それまでの苦労が一気に戻される厄介な相手です。
ルカナンが効いた場合は守備力を下げ、ローレシアの王子の攻撃を集中させましょう。
サマルトリアの王子は回復と補助、王女はスクルトや回復を優先し、余裕があるターンだけ攻撃へ参加します。
アトラスからシドーまでの5連戦では、最後までMPを残しておくことが何より重要です。前半のボスで呪文を使いすぎないよう気を付けてください。
いなずまのけん・ロトのよろい・ルビスのまもりを確保する
終盤の重要品は、攻撃力を高める装備、守備を固める装備、神殿の幻を解く道具という3種類に分けて考えると分かりやすくなります。
いなずまのけんはロンダルキアへの洞窟に隠されており、ローレシアの王子が装備できる強力な武器です。
戦闘中に道具として使えば呪文のような攻撃を放てるため、通常敵をまとめて削る時にも役立ちます。
ロトのよろいも同じ洞窟内にあり、高い守備力に加えて、危険な地形への対策としても価値のある装備です。
出口だけを目指して先を急ぐと、この2つを取り逃し、洞窟を抜けた後の雪原や神殿でさらに苦労することになります。
ルビスのまもりは、5つの紋章を集めてルビスのほこらへ行くと受け取れます。
ハーゴンの神殿を覆う幻を消すために必要なので、紋章を集め終えたら必ずほこらへ立ち寄りましょう。
じゃしんのぞうは、ロンダルキアへの道を開く場面と、神殿内を進む場面の両方で使う重要アイテムです。
道具欄が足りなくなった場合は、古い装備や使わない品を売り、重要アイテムを持てる空きを作ってください。
洞窟の武具と2つの進行用アイテムがそろっているか確かめてから、最後の神殿へ入りましょう。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の裏技・小ネタ
ファミコン版には、武器の性能を重ねる技、杖を取り直してゴールドを稼ぐ方法、仲間の名前を変更する操作など、当時版ならではの小技があります。
いずれもファミコン版特有の処理を利用したもので、Switch、PS4、スマートフォン、HD-2D版では同じように再現できません。
とくに注意したい点は、はかぶさの剣を完成させた後に装備変更やレベルアップを行うと、重なっていた性能が元へ戻ることです。
もちろん裏技なしでもクリアできますが、当時ロンダルキアやシドーで止まった人にとっては、再挑戦を後押しする手段になります。
ここでは効果だけでなく、手順と失敗しやすい箇所もあわせて紹介します。
はかぶさの剣を作る手順
はかぶさの剣は、はやぶさのけんが持つ2回攻撃と、はかいのつるぎの高い攻撃力を重ねる有名な装備バグです。
準備として、ローレシアの王子にはやぶさのけんを装備させた状態で、ハーゴンの神殿へ入ります。
神殿入口の幻によってローレシア城が表示されたら、その場で「そうび」の画面を開いてください。
幻の中で、はやぶさのけんからはかいのつるぎへ装備を変更します。
装備を変えたら、ルビスのまもりを使うなどして神殿の幻を解き、本来の姿へ戻りましょう。
画面上の装備ははやぶさのけんへ戻りますが、攻撃力には、はかいのつるぎの数値が残ります。
成功すると、高い攻撃力を保ったまま2回攻撃できるため、終盤の通常戦やボス戦を大幅に短縮可能です。
ただし、レベルアップ、装備変更、特定の状態変化などが起きると攻撃力は元へ戻ります。作成後は余計な戦闘や操作を避けましょう。
はかいのつるぎを装備できるのはローレシアの王子なので、サマルトリアの王子では同じ手順を使えません。
ファミコン版とWiiに収録された当時版向けの裏技であり、遊びやすく調整された移植版では再現できない点にも注意してください。
いかづちのつえでゴールドを増やす
いかづちのつえを何度も取り直す方法を使えば、終盤の装備を買うためのゴールドを増やせます。
まず金のカギと牢屋のカギをそろえ、ローレシア城の牢屋へ入りましょう。
牢屋にいるあくましんかんを倒すと、いかづちのつえを入手できます。
手に入れた杖を道具屋で売り、その状態で教会へ行って復活の呪文を聞き、正確に記録してください。
タイトル画面へ戻り、今聞いた復活の呪文を入力して冒険を再開します。
再開後は、いかづちのつえを持っていない状態として扱われるため、牢屋のあくましんかんを再び倒して杖を取り直せます。
その後も売却、復活の呪文で再開、再入手という流れを繰り返せば、ゴールドを少しずつ増やすことが可能です。
ただし、復活の呪文を書き間違えると、金策どころか冒険の進行全体を失うことになります。急いで入力するのは禁物です。
欲しい装備を買えるだけの額がたまったら、そこで切り上げて通常の冒険へ戻りましょう。やりすぎると、今度は作業時間の方が重くなります。
必ず安全に再開できる復活の呪文を残してから試すことが、この金策で一番大切な準備です。
仲間2人の名前を変更する隠し操作
ファミコン版では、サマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前が、主人公の名前を基に自動で決まります。
仲間にも好きな名前を付けたい場合は、新しく冒険を始める時の名前入力画面を利用してください。
最初にローレシアの王子の名前を入力し、最後に「おわり」へカーソルを合わせます。
そこでスタートボタンとセレクトボタンを同時に押したまま、Aボタンで決定しましょう。
操作が成功すると、続けてサマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前を入力できます。
2つのボタンを途中で離してしまうと通常どおりゲームが始まり、仲間の名前は自動で決定されます。
復活の呪文を入力する時にも似た操作がありますが、最初から冒険を始める場面の方が試しやすいでしょう。
仲間の名前は、復活の呪文から再開した際に元へ戻る場合があり、表示を完全に固定する機能ではありません。
名前を変更しても、能力、装備、加入場所、物語の内容には一切影響しません。
攻略を有利にする技ではなく、見た目の変化を楽しむ小ネタとして使ってください。
復活の呪文を2通りで記録する
ファミコン版の復活の呪文は進行度に応じて長くなり、最大では52文字に達します。
仲間、装備、所持品、紋章など、多くの情報を文字列へ変えて記録するため、前作よりもかなり長い形式です。
教会で呪文を聞いたら、まず表示されている画面全体をスマートフォンなどで撮影しましょう。
続いて紙やメモアプリへ、画面の行ごとに区切って同じ文字を書き写します。
「ぬ」と「め」、「わ」と「れ」のように見間違えやすい文字には、横へ読み方も添えておくと安心です。
すべて書き終えたら、教会でもう一度復活の呪文を聞き、最初から1文字ずつ照合してください。
可能であれば本体の電源を切る前にタイトル画面へ戻り、実際に入力できるか試しておきます。
入力に失敗しても、写真と手書きの両方が残っていれば、違っている文字を探しやすくなります。
なお、復活の呪文は現在のHPや立っていた細かな位置まで完全に戻すセーブではなく、記録された地点から再開する仕組みです。
写真、文字、再入力という3段階の確認を行えば、当時多くの冒険者を泣かせた書き間違いをかなり減らせます。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の良い点
本作の大きな魅力は、1人旅から3人パーティーへ少しずつ広がっていく流れそのものが、ゲームの進行へ自然に組み込まれていることです。
船、海、複数の大陸、紋章探しが加わり、前作よりも世界ははるかに大きく感じられます。
ローレシアの王子の打撃、サマルトリアの王子の器用さ、ムーンブルクの王女の呪文がうまくかみ合えば、厳しい戦闘も自分の判断で乗り越えられます。
町を出た瞬間の音楽、3人がそろった時の変化、長い洞窟を抜けてロンダルキアへ着いた時の景色には、今なお記憶に残る高揚感があります。
難しさばかり語られがちな作品ですが、それでも何度も挑みたくなる理由は、ゲーム性や音楽の中にしっかり残っています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々では、仲間が段階的に増えるため、パーティー制の役割を順番に覚えられる設計になっています。
最初はローレシアの王子1人だけなので、攻撃も薬草による回復も、すべて自分でこなさなければなりません。
サマルトリアの王子が加わると呪文が使えるようになり、戦闘後の回復にも少し余裕が生まれます。
さらにムーンブルクの王女が仲間になると、全体攻撃や補助呪文が増え、ようやく3人の役割が完成します。
敵も複数で現れるため、強い1体を集中して倒すのか、弱い敵の数を先に減らすのかを毎ターン考える必要があります。
船の入手後は探索する順番を自分で決められ、海の向こうに新しい島や町を見つける喜びも味わえます。
カギを手にして昔の城へ戻れば、以前は開かなかった扉の先から新しい宝箱や通路が見つかります。訪れた場所が一度きりで終わりません。
レベル、装備、呪文、情報のどれか1つが足りないだけでも苦戦し、逆に準備が整えば、その成果が戦闘へはっきり表れます。
厳しい道のりを越えて新しい町へ着いた時には、普段なら何気なく使う宿屋と教会が、心からありがたく感じられるでしょう。
仲間と世界が一緒に広がっていく設計が、本作の大きな魅力として今も語られ続けています。
演出・音楽・グラフィックの魅力
ローレシアから旅立つ時に流れる音楽は、1人で広い世界へ踏み出す不安と期待を、短い旋律の中で印象的に伝えます。
3人がそろうとフィールド曲の雰囲気も変化し、仲間を得た安心感を耳からも感じられる仕掛けです。
復活の呪文入力画面で流れる「Love Song 探して」は、最大52文字を入力する緊張の時間さえ、作品を代表する思い出へ変えました。
町、城、洞窟、塔、海、雪原にはそれぞれ異なる曲が用意され、場所が変わったことを音楽でもはっきり伝えてくれます。
とくに長い洞窟を抜け、白いロンダルキアの雪原と新たな音楽が現れる場面は、それまでの苦労が報われる瞬間です。
モンスターは鳥山明らしい親しみやすさを持ちながら、終盤へ進むにつれて不気味で強そうな姿へ変わっていきます。
ハーゴン、アトラス、バズズ、ベリアル、シドーは大きなグラフィックで描かれ、最後の戦いにふさわしい迫力を残しました。
使える文字数や色数が限られていた時代ながら、3人の王族と世界の広がりは十分に表現されています。
現在のゲームのような派手な映像演出はありませんが、音楽が場面の記憶を補い、町や洞窟の名前まで自然と思い出させてくれます。
冒険を記憶へ残す音楽の強さは、今からファミコン版を遊ぶ理由の1つです。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
最初の目標は、攻略地図や復活の呪文を活用しながら、ハーゴンとシドーを倒して物語を終えることです。
一度クリアした後は、地図を見ずに紋章や重要アイテムを集め、より短い経路でロンダルキアを目指す周回にも挑めます。
3人の最高レベルはそれぞれ異なり、ローレシアの王子は50、サマルトリアの王子は45、ムーンブルクの王女は35まで成長します。
全員を最高レベルまで育てるだけでも、通常クリアとは別の長い目標になるでしょう。
はぐれメタルや終盤の敵を狙い、経験値や珍しいドロップアイテムを集める楽しみもあります。
いなずまのけん、ロトのよろい、ふっかつのたまなど、入手しにくい品をそろえる収集プレイも可能です。
裏技を一切使わず正攻法でクリアする周回と、はかぶさの剣で終盤を一気に進める周回を分けても楽しめます。
サマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前を変え、自分で名付けた3人で旅を始めるのも小さな変化です。
ロンダルキアへの洞窟を少ない回復で抜ける、シドーを短いターンで倒すといった腕試しにも挑戦できます。
レベル上げ、アイテム収集、低レベル攻略という複数の遊び込み方が、クリア後にも残る作品です。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の悪い点
本作でつらく感じやすいのは、終盤の敵が急激に強くなり、長い洞窟と復活の呪文の手間まで重なって、失敗した時の戻りが大きいことです。
重要アイテムの場所を町の会話だけで追う設計も、現在の目的を忘れてしまうと、当てもなく海をさまよう長い時間につながります。
とくに人を選ぶ部分は、ロンダルキア周辺の通常戦闘が、十分にレベルを上げても運次第で崩れる点でしょう。
現行の移植版では多くの負担が軽くなっていますが、そのぶんファミコン版特有の緊張感も薄れています。
この不便さや理不尽さをどう受け止めるかが、今から遊ぶ際の大きな分かれ目です。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
ファミコン版にはバッテリーバックアップがなく、ゲームを終えるたびに教会で復活の呪文を聞き、記録しなければなりません。
文字数は最大52文字に達し、どこか1文字でも間違えると、続きから冒険を始められなくなります。
しかも、教会で聞いた呪文をその場で正しく入力できるか確かめる機能はありません。
所持品は人物ごとに分かれているため、必要なカギや道具を誰が持っているのか探す手間もあります。
道具欄そのものも狭く、新しい宝箱を開ける前に、不要な品を売ったり別の仲間へ渡したりする準備が必要です。
世界地図、次の目的地、紋章の取得状況なども画面には一覧表示されず、自分で覚えるか記録するしかありません。
新しいカギを手に入れても、どの町の扉が開くようになったのかは教えてもらえないため、以前の場所を覚えていないと取り逃しが増えます。
戦闘中は敵の残りHPも表示されず、あと1回で倒せるのか、回復を優先すべきかを経験から判断しなければなりません。
全滅するとゴールドを失って教会から再開するため、ようやく近づいた高額装備が再び遠のく場合もあります。
写真、地図、取得状況のメモといったゲーム外での準備が、ファミコン版の不便さを大きく補ってくれます。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
ロンダルキアへの洞窟では、見た目だけでは判別しにくい落とし穴が続き、何度も同じ階を歩き直すことになります。
地図を使わず挑むなら壁沿いを進み、落ちた場所と安全だった床を方眼紙などへ書き残しましょう。
洞窟を抜けた雪原では、ブリザードのザラキやデビルロードのメガンテといった、パーティーを一瞬で崩す攻撃が待っています。
逃げるのも1つの手ですが、失敗すると一方的に攻撃を受けるため、危険な敵へ集中攻撃した方が安全な場面もあります。
サマルトリアの王子とムーンブルクの王女が戦闘不能になると、ローレシアの王子1人では回復も脱出も難しくなります。
世界樹の葉を持ち込み、ザオリクに使えるMPも残した状態で雪原へ進んでください。
シドーが使うベホマは、それまでに与えたダメージを回復し、長期戦をさらに苦しくします。
補助呪文を使い終えたら通常攻撃へ集中し、相手に回復される回数を増やさない短期決戦を狙いましょう。
何度挑んでも全滅する場合は、ローレシアの王子を30前後まで育て、装備と回復用アイテムを見直してください。
地図、即死への備え、短期決戦が、終盤の理不尽さを少しでも減らす現実的な対策です。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在のRPGと比べると、次の目的地を示すマーカーや、過去に受けた依頼を読み返すメニューはありません。
船を手に入れた後は世界が非常に広くなり、町で聞いた話を忘れると、目的のない海上移動が延々と続きます。
仲間の装備と道具は1人ずつ操作する必要があり、回復アイテムを渡すだけでも何段階かの手順が必要です。
戦闘速度を変更する設定もなく、レベル上げでは同じコマンドを何度も入力し続けることになります。
サマルトリアの王子は装備と能力の両方が中間に位置しており、終盤になると力不足を感じる場面があります。
ムーンブルクの王女もHPが低く、即死呪文や強い全体攻撃を受けると、戦術を使う前に倒されることも珍しくありません。
ロンダルキア周辺は、レベルを上げただけでは完全に安定せず、運の悪い戦闘を受け入れる必要があります。
Switch、PS4、スマートフォン版ではセーブや難易度が調整されており、初めて遊ぶ人でも進めやすくなりました。
HD-2D版は物語や仲間の描写まで大きく広げられているため、ファミコン版とは別作品に近い手触りです。
便利さを優先するか、1987年当時の挑戦をそのまま味わうかが、遊ぶバージョンを選ぶ際の分かれ目になります。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々を遊ぶには?
2026年7月29日時点では、ファミコン版と同じ物語を楽しめる公式商品が複数あります。
価格と手軽さを重視するならSwitch、PS4、スマートフォン版が選びやすく、新しい映像と物語を楽しみたい場合はHD-2D版が候補です。
ただし、現在販売されている単品版はスーパーファミコン版を基に調整されたもので、ファミコン版そのものではありません。
当時のファミコン版を公式商品で遊ぶ方法としては、Wiiの25周年記念パッケージ、またはファミコン実機と正規中古カセットがあります。
遊びやすさを取るか、当時の難易度を取るかを最初に決め、予算やテレビとの接続環境に合わせて選びましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
Nintendo Switch版のドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々は、2019年9月27日に配信されました。
価格は935円で、スマートフォン版を基に、操作をSwitch向けへ調整した商品です。
PS4版も通常価格935円で販売されており、2026年7月29日の確認時点では561円のセール表示がありました。
スマートフォン版はドラゴンクエストポータルアプリ内から購入でき、スーパーファミコン版を基に調整されています。
ニンテンドー3DS版は、ニンテンドーeショップ終了に伴い、2023年3月28日に新規配信を終了しました。
2025年10月30日には、ドラゴンクエストI&IIのHD-2D版も発売されています。
HD-2D版の対応機種はSwitch 2、Switch、PS5、Xbox Series X|S、Windows、Steamで、通常価格は7,678円です。
追加シナリオ、仲間、地形、敵、演出などが盛り込まれた大規模リメイクであり、ファミコン版の攻略情報をそのまま使うことはできません。
Wii用のドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・IIIには、当時のファミコン版が収録されています。
ファミコン版の再現を重視するなら実機かWii版、気軽に遊ぶなら現在配信されている移植版が向いています。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
ファミコン実機で遊ぶには、ファミリーコンピュータ本体と正規カセットを用意します。
本体に対応するACアダプターに加え、テレビへ映像を出力するための接続機器も必要です。
初期型ファミリーコンピュータはRF方式が中心となるため、現在のテレビには直接接続できない場合があります。
AV仕様ファミリーコンピュータであれば、黄色と白のコンポジット端子を利用可能です。
テレビ側にHDMI入力しかない場合は、映像を変換する機器を別途用意してください。
コマンド式RPGなので、わずかな入力遅延が攻略へ大きく影響することはありませんが、文字がにじみにくい機器を選ぶと快適です。
復活の呪文では長い文字列を入力するため、ゲームを始める前に十字ボタンとA・Bボタンの反応を確認しましょう。
とくにBボタンの反応が悪いと、入力を1文字戻すだけでも苦労し、最大52文字の呪文で余計なミスが増えます。
Wiiの25周年記念版を利用する場合は、Wii本体、ソフト、対応するコントローラーが必要です。
長い冒険を始める前に、本体、映像、ボタンという3つの動作確認を済ませておきましょう。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
ファミコンカセットを購入する際は、端子の汚れ、ラベルの傷み、ケースの割れ、強い変色などを確認してください。
2026年7月29日時点の成約例と販売価格を見ると、ソフト単品は300円から1,200円前後が中心です。
専門店では、箱と説明書がない通常品が391円から980円前後で見られ、店舗保証の有無によって価格差があります。
箱と説明書が付いた商品には、1,000円、2,800円、4,200円、6,250円などの成約例がありました。
箱のつぶれ、説明書への書き込み、付属ハガキの有無によって、同じ完品表記でも価値は変わります。
未開封品には18,000円を超える成約例もありますが、遊ぶための通常品とは別の収集価格と考えた方がよいでしょう。
検索結果全体にはMSX版、Wii版、攻略本、音楽商品、複数本セットなども混ざります。
タイトルだけで判断せず、ファミリーコンピュータ用の黒いカセットであることを商品写真で確認してください。
実際に遊ぶのが目的なら起動保証付きの単品、収集目的なら箱、説明書、ハガキの状態を優先すると選びやすくなります。
中古価格は常に変動するため、購入する当日に同じ付属品と状態の成約例を比較しましょう。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
実機で遊ぶなら、復活の呪文を撮影できるスマートフォンと、次の行き先を書き残せるメモを用意しましょう。
教会で呪文を聞くたびに写真と文字の両方を残し、直前の記録だけでなく、古い呪文も2回分ほど保存しておくと安心です。
船を手に入れた後は世界地図を手元へ置き、訪れた町、入手したカギ、見つけた紋章へ印を付けてください。
テレビは4対3表示に設定し、画面を横へ引き伸ばさない方が文字と地形を自然に見られます。
ゲームモードへ切り替える必要性は高くありませんが、テレビ側の映像処理を弱めれば、ドットや文字がくっきり映る場合があります。
レベル上げで同じ姿勢を続けるのは疲れやすいため、宿屋や教会へ戻った区切りで休憩を挟みましょう。
とくにロンダルキアへの洞窟へ挑む日は、地図、回復アイテム、復活の呪文を確認してから出発してください。
Switch版やPS4版では通常のセーブを利用できるので、物語を中心に楽しみたい人は現行版から始めても問題ありません。
Wiiの25周年記念版には中断機能がありますが、あえて復活の呪文も使えば、当時の遊び方へより近づけます。
記録、地図、休憩という3つの準備があれば、ファミコン版らしい難しさを残しつつ、かなり遊びやすくなります。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々のQ&A
ここでは、仲間が3人そろう時期、5つの紋章、最大52文字の復活の呪文、ロンダルキア前の育成、現在遊べる公式版について答えます。
ファミコン版は仲間と目的が段階的に増えていくため、序盤の正しい行き先を知っているだけでも、遊びやすさは大きく変わります。
終盤になるとレベルだけでなく、装備、紋章、ルビスのまもり、じゃしんのぞうがそろっているかも重要です。
現在の移植版やリメイク版は、セーブ方法や難易度、装備などが異なるため、ファミコン版の情報をそのまま当てはめないようにしましょう。
冒険を始める前に知っておきたい5つの疑問をまとめました。
仲間はいつ3人そろう?
サマルトリアの王子は、ゲーム開始後に最初に探す仲間です。
サマルトリア城で話を聞いた後、勇者の泉、ローレシア城、リリザの宿屋を巡ると合流できます。
彼もローレシアの王子を探して移動しているため、決められた順番で足取りを追わなければなりません。
行く先々で「さっきまでいた」と聞かされますが、最後のリリザまで根気よく追いかけましょう。
もう1人の仲間であるムーンブルクの王女は、ムーンペタの町で犬の姿になっています。
ムーンブルク城跡で話を聞き、毒の沼地からラーのかがみを見つけてください。
ムーンペタへ戻り、犬の近くでラーのかがみを使うと、王女が元の姿へ戻ります。
この時点で、ローレシア、サマルトリア、ムーンブルクの3人パーティーが完成です。
王女が加わる前に風の塔や遠方へ進むと、回復力と攻撃呪文が足りず、かなり苦戦します。
3人がそろった後はムーンペタ周辺で装備とレベルを整え、銀のカギや風のマントを探しましょう。
序盤で最優先するべきなのは王女までの合流であり、本格的なレベル上げはその後からでも十分です。
紋章は全部でいくつある?
集める紋章は、太陽、星、月、水、命の全部で5種類です。
5つは同じ地方へまとまっておらず、城、塔、ほこら、洞窟など、世界各地へ散らばっています。
すべてが分かりやすい宝箱に入っているわけではなく、決められた床を調べたり、戦闘後の足元を調べたりしなければ見つからない物もあります。
目的地へ着いたら、住人の話だけでなく、怪しい床や場所も丁寧に確認しましょう。
山彦の笛を持っている場合、紋章がある場所で使うと音が反響し、見落としを減らせます。
5つを集めただけでは物語は進まず、その後にルビスのほこらへ行く必要があります。
ほこらでルビスの声を聞くと、ハーゴンの神殿を覆う幻を解くためのルビスのまもりを受け取れます。
現在の取得状況はゲーム内へ一覧表示されないため、紙へ5種類を書き、入手した物に丸を付けておくと確実です。
どれか1つでも取り逃したまま終盤へ向かうと、ハーゴンの神殿へ着いても幻を解けません。
5つの紋章とルビスのほこらを1組として覚えておくことが、取り逃しを防ぐコツです。
復活の呪文は最大何文字?
ファミコン版の復活の呪文は長さが一定ではなく、最も長い場合は52文字になります。
ゲーム序盤は仲間や所持品が少ないため、52文字より短い呪文が表示されることもあります。
物語が進み、仲間、装備、カギ、紋章などの情報が増えるほど、表示される文字列も長くなっていきます。
教会で復活の呪文を聞いたら、タイトル画面の「ふっかつのじゅもん」から入力して冒険を再開してください。
文字はひらがなが中心ですが、形の似た文字を読み違えると「じゅもんがちがいます」と表示されます。
写真だけでは画面の反射や走査線で文字がつぶれることもあるため、紙やメモアプリにも書き写しておきましょう。
一方、手書きだけでは行を飛ばしたり、同じ文字を重ねたりする危険があるので、写真との併用がおすすめです。
物語が大きく進んだ場面では、2回続けて復活の呪文を聞き、文字列が同じか照合してください。
現在のSwitch、PS4、スマートフォン、HD-2D版は通常セーブを使えるため、52文字を入力する必要はありません。
最大52文字の復活の呪文は、ファミコン版を代表する特徴であり、冒険の記録まで含めた当時の体験です。
ロンダルキアへ行く推奨レベルは?
初めて攻略する場合、ローレシアの王子がレベル28から32前後まで育っていると、洞窟を進みやすくなります。
サマルトリアの王子とムーンブルクの王女は最高レベルが異なるため、3人を同じ数字へそろえる必要はありません。
レベルだけを見るのではなく、いなずまのけん、ロトのよろい、水の羽衣など、終盤向けの装備も重要です。
ムーンブルクの王女がスクルトや強い回復呪文を使え、サマルトリアの王子がザオリクを覚えていれば、全滅した時の立て直しもしやすくなります。
洞窟内の通常敵へ毎回苦戦し、1戦ごとに大量のMPを消費する場合は、入口周辺で少しレベルを上げましょう。
長い洞窟を抜けても、雪原に出現する敵はさらに強いため、出口へ着いただけで準備完了とはいえません。
最初の目標は敵を倒し続けることではなく、ロンダルキアのほこらへたどり着き、復活の呪文を聞くことです。
ほこらを拠点に周辺で経験値を集め、ローレシアの王子を30前後からさらに育てれば、神殿への挑戦も安定します。
即死呪文やメガンテは高レベルでも事故になるため、世界樹の葉と復活用のMPを残しておきましょう。
レベル30前後と終盤装備を目安にしつつ、通常戦闘に余裕があるかどうかで最終判断してください。
現行機で遊べる公式版はある?
2026年7月29日時点では、Switch、PS4、スマートフォンでドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々の公式版を購入できます。
Switch版とPS4版の通常価格は935円で、スマートフォン版はドラゴンクエストポータルアプリ内から購入可能です。
これらはスーパーファミコン版を基に調整されており、セーブ方法、敵、装備、難易度などがファミコン版とは異なります。
2025年10月30日には、ドラゴンクエストI&IIのHD-2D版も発売されました。
HD-2D版は、新しい物語、仲間、地形、敵などを加えた大規模なリメイクです。
ファミコン版を当時のまま遊べる公式商品としては、Wiiの25周年記念パッケージがあります。
Wii版にはファミコン版とスーパーファミコン版の1から3が収録されていますが、現在は中古パッケージを探す形です。
ファミコン実機と正規中古カセットを用意する方法も、当時版を確実に遊べる選択肢になります。
物語を気軽に追うなら現在の単品版、映像や追加要素を楽しむならHD-2D版、当時の難しさに挑むなら実機かWii版が向いています。
同じ物語でもバージョンごとに攻略内容は異なるため、購入前に収録されている版を確認してください。
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々のまとめ
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々は、ロトの血を引く3人の王族を集め、船で広い世界を巡り、5つの紋章をそろえてハーゴンへ挑むRPGです。
攻略の基本は、町で聞いた話を記録し、ローレシアの王子へ攻撃を任せ、残る2人のMPを回復と補助のために温存することにあります。
最大の難所はロンダルキアですが、地図、終盤装備、ほこらでの記録を活用すれば、長い挑戦を区切りながら進められます。
現在の移植版では遊びやすさが増し、実機やWii収録版では、最大52文字の復活の呪文まで含めた当時そのままの冒険を味わえます。
最後に、どのような人へおすすめできるのか、初クリアまでの道筋、次に遊びたい作品をまとめます。
結論:おすすめ度と合う人
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々は、仲間を探し、広い世界を自分の足で冒険する昔ながらのRPGが好きな人におすすめです。
1人だった主人公へ仲間が加わり、それに合わせて戦い方やフィールドの音楽まで変わる流れには、今遊んでも心を動かす力があります。
船を手に入れて海へ出た瞬間の自由さや、前作の舞台であるアレフガルドへ戻った時の驚きも、本作ならではの魅力です。
戦闘では3人の役割がはっきりしており、回復と攻撃の順番を考えた結果が、そのまま勝敗へ表れます。
一方、ファミコン版で遊ぶなら、復活の呪文、レベル上げ、ロンダルキアの厳しさを受け入れなければなりません。
短い時間で物語だけを楽しみたい場合は、Switch版やHD-2D版を選ぶ方が向いています。
当時クリアできなかった人も、現在なら地図やスマートフォンでの写真記録を使えるため、昔よりずっと挑みやすいでしょう。
裏技を使って突破するか、正攻法で最後まで進むかも、自分が遊べる時間や好みに合わせて選べます。
中古カセットは比較的手頃で、すでにファミコン本体を持っていれば、大きな費用をかけずに始められます。
30代から50代にとっては、かつての雪辱戦にぴったりの名作です。苦労を乗り越えた先には、ほかでは味わいにくい達成感が待っています。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
手軽に遊び始めるならSwitchかPS4版、ファミコン版へこだわるなら実機かWiiの25周年記念版を用意します。
序盤は1人で長くレベルを上げず、まずリリザでサマルトリアの王子を仲間にしてください。
続いてラーのかがみを手に入れ、ムーンペタの犬へ使ってムーンブルクの王女を救い出します。
3人がそろったら装備を整え、銀のカギ、風のマント、船という順に行動範囲を広げましょう。
船を入手した後は、金のカギ、牢屋のカギ、5つの紋章、月のかけら、じゃしんのぞうを紙やメモへ書き出します。
紋章をそろえてルビスのまもりを受け取り、ロンダルキアへの洞窟では、いなずまのけんとロトのよろいを回収してください。
洞窟を抜けた後は、敵と戦い続けるより先にほこらへ入り、回復と復活の呪文を済ませます。
ほこら周辺の雪原で少しレベルを上げ、回復用のMPと世界樹の葉を残した状態でハーゴンの神殿へ進みましょう。
最後はアトラスからシドーまでの連戦を想定し、前半でMPを使いすぎないよう補助呪文と回復を配分します。
仲間、船、紋章、ほこら、連戦という5つの段階に分けると、初クリアまでの道筋がぐっと分かりやすくなります。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
ロトの物語を最初から知りたいなら、前作のドラゴンクエストがおすすめです。
1人で小さな世界を旅する前作を遊ぶと、続編で仲間と海が加わった変化を、よりはっきりと感じられます。
ロト三部作の始まりと完結を知りたい場合は、ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…へ進みましょう。
職業を選んだ4人パーティーを作り、世界各地を自由に巡る冒険へと、システムがさらに発展しています。
ファミコン作品で物語とパーティー制を続けて楽しむなら、ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たちも外せません。
章ごとに主人公が変わり、最後に全員が集結する構成は、仲間が増えていく楽しさをさらに強く味わわせてくれます。
同じ物語を現代の映像で見比べたいなら、HD-2D版のドラゴンクエストI&IIが向いています。
追加された仲間やシナリオによって、ファミコン版では短く語られていた場面も、より深く描かれました。
手強い昔ながらのRPGを続けたい人には、ファイナルファンタジーや桃太郎伝説も面白い選択です。
ロトの物語、3人パーティー、高難度など、自分が本作で一番気に入った要素を基準に、次の1本を選んでください。