制服伝説プリティ・ファイターとは?【レトロゲームプロフィール】
制服伝説プリティ・ファイターは、1994年12月2日にイマジニアから登場したスーパーファミコン用の2D対戦格闘ゲームです。
開発を手がけたのは元気。格闘ゲームが次々と発売されていた時代に、女性ファイターだけの大会という、かなり思い切った路線で勝負してきました。
セーラー服の青木真琳に、ナース服の白鳥クリス、警察官の紺野警子。衣装も雰囲気もバラバラな8人が、各地のステージで拳を交えます。
対戦の基本は1対1。好きなキャラクターを選び、ライバルを倒しながら勝ち進むシンプルな構成です。
操作にはパンチ3種類とキック3種類を使う、6ボタン式の格闘システムを採用。ところが、出てくる必殺技はひと筋縄ではいきません。
「セーラーパンチ」のような正統派の飛び道具がある一方で、「おしりプー」「ジュリ扇ファイヤー」「ハメハメドライバー」まで飛び出すのですから、思わず技名を二度見してしまいます。
もっとも、見た目のにぎやかさと格闘ゲームとしての手触りは別の話。操作や攻防には独特のクセがあります。
技を当てても相手が早く動き出したり、投げがガードされたりと、ほかの格闘ゲームの常識が通じない場面も珍しくありません。
勝ち進むなら、相手の攻撃が届かない距離を意識し、飛び道具や長い通常技で攻めるのがひとつのコツです。
キャラクターごとのエンディングを見たい場合は、オプションで難易度を4以上にしておくことも忘れずに。
現行機向けの公式移植は確認できておらず、スーパーファミコン版を遊ぶなら中古カセットを探すのが現実的でしょう。
1990年代のアニメらしい華やかさと、少々荒削りな格闘ゲームらしさ。その両方を味わえる、忘れがたい1本です。
| 発売日 | 1994年12月2日(日本) |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | 2D対戦格闘ゲーム |
| プレイ人数 | 1~2人 |
| 開発 | 元気(Genki) |
| 発売 | イマジニア |
| 特徴 | 女性ファイター8人、6ボタン操作、キャラクター固有の必殺技、日本各地をモチーフにしたステージ、ストーリーモード、2人対戦モード、難易度7段階、ゲームスピード8段階、対戦ハンディキャップ、個別エンディング、マリンの特殊必殺技、独特の投げ・ガード判定、コミカルなボイス演出 |
| 型番 | SHVC-P-ASFJ |
| JANコード | 4965857005287 |
| シリーズ | 制服伝説プリティ・ファイターシリーズ |
| 関連作 | 制服伝説プリティ・ファイターX、FIST、ストリートファイターⅡ |
制服伝説プリティ・ファイターの紹介(概要・ストーリーなど)
制服伝説プリティ・ファイターの舞台に集まるのは、日本各地にゆかりのある8人の女性ファイターです。
セーラー服、ナース服、警察官の制服、和服、柔道着……。並んだ姿だけでも、普通の格闘大会とはだいぶ様子が違います。
試合は1対1で、通常技と必殺技を組み合わせて相手の体力を削る仕組み。ルール自体は難しくありません。
ストーリーモードでは、自分以外の7人を倒してエンディングを目指します。
注目したいのは、8人それぞれのキャラクター性が必殺技にまで表れていること。技の名前から動きまで、なかなか自由です。
まずはこのゲームが生まれた時代と、基本の遊び方を押さえておきましょう。
発売年・対応ハード・ジャンル
制服伝説プリティ・ファイターの発売日は1994年12月2日。対応ハードはスーパーファミコンです。
発売元はイマジニア、開発元は元気。メーカー名から当時を思い出す人もいるかもしれません。
希望小売価格は9980円で、型番はSHVC-P-ASFJでした。
ジャンルは2D対戦格闘。1人で勝ち抜くストーリーモードと、友達と遊べるVSモードを収録しています。
1994年といえば、ストリートファイターⅡの大ヒットを受け、家庭用ゲーム機にも格闘ゲームがあふれていた頃です。
そんな激戦区に、女性キャラクターだけで勝負するコミカルな対戦格闘ゲームとして乗り込んできたのが本作でした。
操作の土台は、パンチとキックをそれぞれ弱・中・強で使い分ける6ボタン方式。
コマンドを入力して出す専用の必殺技も、もちろんキャラクターごとに用意されています。
使用できるのは8人で、それぞれ日本各地をモチーフにしたステージを持っています。
翌1995年6月16日には、セガサターン用の制服伝説プリティ・ファイターXも発売されました。
ただし、こちらはキャラクターや演出が増えた別バージョン。スーパーファミコン版と混同しないようにしたいところです。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
格闘ゲームだから物語は控えめだろう、と思って説明書を開くと、なかなか壮大な設定が待っています。
舞台となる伝説は、なんと約3000万年前。魔法と科学が栄えた大帝国が存在したと語られます。
そこに暮らす8人の王女たちは、王家の反乱と魔物の襲来によって運命を大きく変えられてしまいました。
古代の英雄や王女たちの因縁が、現代の少女たちへとつながっていく……というのが物語の背景です。
ただし、この壮大な設定の多くは取扱説明書で語られ、ゲーム中に長いイベントが続くわけではありません。
実際にストーリーモードを始めると、好きなファイターを選んで次々に対戦する、ストレートな格闘ゲームになっています。
各キャラクターには出身地や趣味、得意技などのプロフィールがあり、技や演出からも性格が伝わってきます。
自分以外の相手を倒し切れば、選んだキャラクターのエンディングへ。
ただし低難易度では簡単なクリアメッセージで終わるため、個別の結末を楽しみたい人は設定を確認しておきましょう。
説明書の大河ドラマ級の世界観と、本編のにぎやかな対戦。そのギャップまで含めて、本作らしさを感じます。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
操作は、弱・中・強のパンチとキックを使う6ボタン方式。基本だけ見れば、当時おなじみの対戦格闘ゲームです。
十字キーと攻撃ボタンを決まった順番で入力すれば、キャラクター固有の必殺技が出せます。
たとえばマリンは「セーラーパンチ」と「ブルセラアッパー」、ジュリは「ジュリ扇ファイヤー」、クリスは「メディカルシャワー」。技名だけでも顔ぶれの濃さが伝わるでしょう。
ケイやアイには、体力を回復できる変わり種の行動も用意されています。
ただ殴り合うだけではなく、飛び道具、回復、投げをどう使うかで戦い方が変わるのが面白いところ。
一方で、一般的な格闘ゲームの感覚をそのまま持ち込むと、思わぬ反撃を受けがちです。
本作では投げ技がガードされることもあり、守りを崩す定番手段とは言い切れません。
攻撃を当てた後の硬直も短めで、連続技を仕掛けたつもりが逆に殴り返されることがあります。
そんなときは、無理に接近せず、飛び道具やリーチの長い技で相手を動かしてみましょう。
VSモードならステージ選択も可能。気に入った背景を選んで対戦できるのもうれしい要素です。
難易度・クリア時間の目安
オプション画面では、CPUの難易度を1~7の7段階で設定できます。
数字が小さいほど易しく、大きいほど手強くなる仕組みです。
初期設定は4。まずはこの状態で、相手の動きや技のクセを確かめるのがよさそうです。
もちろん勝てないときは難易度を下げられますが、ひとつ覚えておきたい条件があります。
難易度1~3でクリアしても個別エンディングは見られず、4以上でのクリアが必要なのです。
好きなキャラクターの結末まで見たいなら、最初から4にしておくと二度手間になりません。
ストーリーモードで戦う相手は7人。試合は基本的に2ラウンド先取です。
ラウンドの制限時間は30秒・60秒・90秒・無制限から選べます。
格闘ゲームに慣れているなら、1人分のストーリーを短めの時間で遊び切れる構成でしょう。
反対に、初見では必殺技のコマンドや独特の当たり判定に戸惑うこともあります。
高難易度のCPUに押し切られそうなら、まずは離れた位置から確実に届く技を探すこと。慌てて飛び込むより勝機が見えてきます。
制服伝説プリティ・ファイターが刺さる人/刺さらない人
制服伝説プリティ・ファイターに惹かれるのは、1990年代の美少女アニメ風デザインや、一風変わった格闘ゲームが好きな人でしょう。
セーラー服にナース服、警官の制服、柔道着。8人の衣装を眺めるだけでも時代の空気が漂います。
しかも技のネーミングが遠慮知らず。予備知識なしで必殺技を見たら、笑ってしまうかもしれません。
日本各地をイメージした背景や音楽にも、キャラクターとは違った見どころがあります。
逆に、シビアな操作精度や緻密な対戦バランスを第一に求める人には、厳しい部分もあります。
攻撃が当たっても反撃されたり、投げがガードされたりする仕様は、慣れるまでかなり独特です。
移動の速さや技の性能もキャラクターごとに差があり、勝ちやすさは一様ではありません。
対戦システムの違いを見たいなら、後発のセガサターン版と比べるのも面白いでしょう。
少々クセのあるゲームでも、キャラクターや妙な技を楽しめる。そんな人には、たまらない一本です。
制服伝説プリティ・ファイターの遊び方
制服伝説プリティ・ファイターを起動したら、まずタイトル画面でストーリー、VS、オプションの各モードを選びます。
1人で遊ぶならストーリーモードへ。使いたいファイターを8人の中から決めましょう。
十字キーで前後に動き、6つの攻撃ボタンでパンチとキックを打ち分けるのが基本です。
相手の攻撃を受けそうなら、後ろ方向に入力してガード。まずは守り方を覚えると落ち着いて戦えます。
最初から難しいコマンドを詰め込むより、弱パンチ、弱キック、ガードの3つを体に覚えさせるほうが近道です。
その後で必殺技やキャラクター固有の行動を試せば、技の違いもつかみやすくなります。
基本操作・画面の見方
移動とジャンプは十字キー、攻撃は6ボタンで行います。スーパーファミコンのL・Rボタンも使う点がポイントです。
初期配置のパンチは、Yが弱、Xが中、Lが強。
キックはBが弱、Aが中、Rが強です。
Y・X・Lがパンチ、B・A・Rがキックとひとまとめに覚えると混乱しません。
ガードは相手から離れる方向。立ったまま後ろに入れれば立ちガード、斜め下後ろならしゃがみガードになります。
十字キーの上でジャンプし、斜め上を使えば前後に跳べます。
相手に接近した状態では、左右方向と中・強攻撃を組み合わせて投げを出せるキャラクターもいます。
ただし投げの入力や種類は全員共通ではないため、キャラクターごとの技表を確認しましょう。
画面上部に表示されるのは体力ゲージと残り時間。相手の体力を先に0にすれば、そのラウンドを取れます。
制限時間が切れたときは、双方の残り体力で勝敗を判定します。
肩ボタンが押しづらいなら、オプションのボタン設定を変更してみてください。技を出しやすい配置にするだけでも感触が変わります。
ストーリーモードの進み方
ストーリーモードでは、最初に8人のファイターから使用キャラクターを決めます。
対戦に勝てば次のライバルへ。基本的にはこの繰り返しです。
試合は1対1で、先に2ラウンドを取れば勝利。
自分以外の7人を倒したところでクリアとなります。
序盤に戦う相手は、毎回まったく同じ並びとは限りません。
一方で、終盤には登場しやすい相手がいるため、相手ごとの対策が役立ちます。
目指すのは、7人を勝ち抜き、選んだキャラクターのエンディングへたどり着くこと。
途中で負けても、その場で終わりというわけではありません。
コンティニュー画面で約10秒以内にSTARTを押せば、負けた試合からやり直せます。
友達と遊ぶときはVSモード。好きなファイター同士をぶつけられます。
キャラクターを決めた後にステージも選べるので、対戦する場所を変えて気分転換するのもありです。
勝敗の記録も表示され、つい「もう1戦!」となりそうな作り。
1人用に慣れたら、全8人でのクリアに挑戦してみましょう。
初めて遊ぶなら、まず何をする?
最初の1戦を始める前に、オプション画面をのぞいておくのがおすすめです。
難易度は1~7。迷ったら初期設定の4で構いません。
この4という数字は、キャラクター別エンディングを見るための条件にもなっています。
次に攻撃ボタンの配置を確認。とくに弱パンチと弱キックは、押しやすい場所にあるか見ておきましょう。
ゲームスピードも変更できますが、初めてなら標準の4で十分です。
設定が済んだらストーリーモードへ。好きな見た目のキャラクターから選んでも問題ありません。
勝ち進みやすさを優先するなら、飛び道具を持つマリンやジュリが扱いやすい候補になります。
まずは相手に近づきすぎず、弱攻撃が届く距離を探してみてください。
続いて後ろ入力のガードを試し、どのくらい離れていれば攻撃を防ぎやすいか確認します。
守りに慣れてきたら、下・右下・右と入力してパンチを押すコマンドに挑戦。
マリンなら「セーラーパンチ」が出るはずです。
遠くから攻撃できるようになると、接近戦一辺倒だったときよりぐっと戦いやすくなります。
最初は1人をじっくり使い、手になじんだ頃に別のファイターへ移るのも楽しいものです。
初心者がつまずくポイントと対処
初めての対戦で面食らうのが、「今、攻撃を当てたよね?」という場面で反撃を食らうことです。
本作は攻撃を受けた相手の硬直が短く、ほかの格闘ゲームのつもりで連続技をつなごうとすると痛い目を見る場合があります。
さらに投げまでガードされることがあるので、近づいてからの押し合いは意外に難しいもの。
そこで意識したいのが、密着して攻め続けるより、一歩引いて相手の空振りを待つことです。
もうひとつ困りやすいのが、コマンドを入れたのに必殺技が出ない問題。
方向入力が雑になったり、最後のボタンを急いで押したりすると、普通の攻撃に化けてしまいます。
まずは距離を取って、十字キーを順番になぞる感覚で練習してみましょう。
通常攻撃を連打していると、その動作が優先されて別の技へ切り替えにくいこともあります。
そんなときは一度ボタンから指を離し、改めてコマンドを入力。
CPUがどうにも強いなら難易度を下げて練習し、操作に慣れたら4以上へ戻せば大丈夫です。
制服伝説プリティ・ファイターの攻略法
制服伝説プリティ・ファイターは、格闘ゲームのセオリーどおりに攻めても勝ちにくい場面があります。
ヒット後の硬直やガードの挙動が独特で、攻撃を当てた安心感から前に出ると、逆に反撃をもらうことも。
長い連続技を無理に狙うより、届く距離から通常技や飛び道具を当てていくほうが手堅い戦いになります。
キャラクターによって移動の速さも技の性能も違うため、同じ作戦が全員に通用するわけではありません。
意識したいのは、自分の技の間合いを把握し、相手が空振りした瞬間を逃さないこと。
この感覚を土台に、キャラクターごとの得意技や終盤の相手への対処を見ていきましょう。
序盤攻略:6ボタン操作とガード・間合いの基本
序盤は派手な必殺技より、弱攻撃とガードを思いどおりに使えることが大切です。
パンチもキックも弱・中・強の3種類。最初からすべてを使いこなそうとすると、かえって手が忙しくなります。
まずYの弱パンチ、Bの弱キックで、相手にどこまで近づけば攻撃が届くか確かめましょう。
弱攻撃は威力こそ控えめですが、出が速いので近距離での様子見に向いています。
強攻撃はダメージが大きい反面、届かなかったときの隙も無視できません。
弱攻撃で距離を測り、相手が大きく隙を見せたときに強攻撃を振るのが基本です。
守るときは十字キーを後ろへ。相手の攻撃に合わせて立ちガードとしゃがみガードを切り替えます。
下段にはしゃがみガードが必要ですが、上段・中段など守る高さを見誤らないようにしましょう。
投げがガードされることもあるので、密着して何度も投げようとするのは得策ではありません。
CPU相手なら、こちらの技が届く距離と相手の攻撃範囲の差を利用するのが効果的です。
相手の技が空振りしたのを見てから反撃すると、無理な接近戦を減らせます。
ジャンプ攻撃も便利ですが、飛び込みばかりでは迎撃されがち。地上での駆け引きも混ぜていきましょう。
中盤攻略:マリン・ジュリ・クリスの必殺技活用
操作に慣れてきたら、各ファイターの必殺技が本領を発揮します。
マリンの「セーラーパンチ」は、下・右下・右+パンチで出す飛び道具。
遠い相手にも届くので、近づく前に牽制できるのがありがたいところです。
右・下・右下+パンチの「ブルセラアッパー」は、接近戦や飛び込みへの対処で頼れます。
ただし空振りした後は危険。相手の動きを読めたときに絞って使いたい技です。
ジュリの「ジュリ扇ファイヤー」は、左・左下・下・右下・右+パンチで発動します。
こちらも飛び道具なので、離れたところから相手の動きを制限できます。
「ぐるぐるパンチ」は連続して攻撃する技。相手が大きな隙を見せた場面が狙い目です。
マリンとジュリは飛び道具で距離を作り、近づいてきた相手に反撃するという流れがわかりやすいでしょう。
クリスなら、パンチ連打で出せる「メディカルシャワー」が便利です。
相手に踏み込まれにくい位置で使うと、CPUの動きを抑えられる場面もあります。
ほかにも「聴診器フラッシュ」や「おしりプー」と、いかにも本作らしい技がそろっています。
まずは得意技を1つ確実に出せるようにしてから、距離に応じた使い分けへ進みましょう。
終盤攻略:みなみ・マリン戦と個別エンディング
ストーリーモードも終盤になると、みなみとマリンへの対処が重要になってきます。
基本の進行では最後の2戦に登場する組み合わせですが、使用キャラクターがみなみやマリンなら、同キャラ戦を避ける形で相手が変わります。
みなみが使う「あした天気になれー」は、キックボタン連打で出す強力な技。
遠くから攻めてくるので、考えなしに距離を詰めると、こちらの攻撃を当てる前に削られてしまいます。
相手が技を出し始める瞬間や、動作の終わりを見極めて反撃するのがひとつの手です。
マリンは飛び道具「セーラーパンチ」に加え、「ブルセラアッパー」も持っています。
こちらのジャンプを読まれると、アッパーで迎撃される危険があります。
みなみには攻撃範囲を見極め、マリンには不用意な飛び込みを控える。この2点を意識するだけでも戦いは変わります。
そして忘れたくないのが、クリア後のエンディング条件です。
難易度1~3では、7人に勝っても簡単なメッセージだけで終了します。
キャラクターごとの画像や文章を見たいなら、難易度4以上で勝ち抜く必要があります。
初めから4を選んでおけば安心。終盤で負けても、時間内にコンティニューすれば同じ相手へ再挑戦できます。
キャラクター別の安定戦術(ケイ・おりょう・アイ・やわら)
ケイは警棒を使った攻撃と投げを持つ、少し変わった戦い方のファイターです。
「警棒ブーメラン」は、下・右下・右+パンチで出す飛び道具。離れた相手への牽制に使えます。
「ドリンク飲み」で体力も回復できますが、飲んでいる間は無防備になりやすいので距離に余裕があるときに。
おりょうはリーチの長さが持ち味。「痛いムチ」や「ハートの拳」で、相手が届かない場所から攻められます。
近づきすぎない立ち回りが得意なら、使ってみる価値があります。
小柄なアイは、動きが比較的軽快なキャラクター。
「バナナ食べ」で体力を戻せる一方、離れた相手への攻撃手段は少なめなので、通常技の距離感がものをいいます。
柔道着姿のやわらは、名前どおり投げ技が豊富です。
「ハメハメドライバー」「メガトンヒップ」「7年殺し」と、技の顔ぶれも強烈。
ただし、投げがガードされる場面もあるため、近づいて投げるだけでは勝ち切れません。
やわらを使うなら、まず通常技で相手を動かし、隙を作ってから接近するのがよいでしょう。
全員に共通するのは、使いやすい技を見つけて、自分なりの間合いをつかむこと。気になるキャラクターをひとりずつ触ってみると、意外な得意技が見つかるかもしれません。
見逃しやすい要素(難易度設定・コンティニュー・エンディング)
本作にはRPGのようなアイテム収集や取り逃しはありません。その代わり、設定によって見られる演出が変わります。
最も大きいのが、ストーリーモードをクリアした後のエンディングです。
難易度1~3だと簡単なクリアメッセージだけで、キャラクター別のエンディングには進めません。
個別エンディングを目指すなら、始める前に難易度を4以上にしておくことが肝心です。
対戦に負けたときは、コンティニュー画面が表示されます。
約10秒以内にSTARTを押すと、負けた相手との試合から再挑戦できます。
うっかり時間切れになるとゲームオーバー。続けたいなら画面をぼんやり眺めている暇はありません。
ゲームスピードを上げると、技を出すタイミングにも余裕がなくなります。
最初は標準の4で感覚をつかみ、物足りなくなったら速くしてみましょう。
対戦順は毎回完全に固定されているわけではないので、決まった順番だけを前提にした作戦には頼りすぎないほうが無難です。
キャラクター育成や装備集めはなく、攻略の中心は操作と対戦相手への対応です。
要するに、事前の難易度確認と、自分の得意な攻め方を持つことが大切になります。
制服伝説プリティ・ファイターの裏技・小ネタ
制服伝説プリティ・ファイターには、普通の必殺技だけでなく、ちょっと特殊な条件で出せる技もあります。
なかでも印象的なのが、マリンの「ポケベルフラッシャー」。名前からして1990年代の空気が濃厚です。
ただし、コマンドさえ入れればいつでも使えるわけではなく、残り体力が少ないときだけ発動できます。
ほかにもクリスの連打技や、ケイとアイの回復行動など、キャラクターごとにユニークな仕掛けがあります。
技の発動条件を知っているかどうかで、使える戦術が変わるのも本作の面白い部分。
覚えておくと役立つ操作や小ネタを、順番に見ていきましょう。
有名な裏技(マリンのポケベルフラッシャー)
マリンの隠し玉といえば、特殊必殺技「ポケベルフラッシャー」です。
この技は、残り体力が最大値の約3分の1以下になっているときしか出せません。
条件を満たしたら、十字キーを1回転させ、最後にキックボタンを押します。
うまく入力できれば、通常の技とは異なる特殊な攻撃が発動します。
覚えるべきなのは、マリンの体力が約3分の1以下のときに、十字キー1回転+キックという組み合わせ。
一回転入力では方向を飛ばしてしまわないよう、十字キーを順になぞることが大事です。
体力が十分に残っている間は、同じ操作をしても発動しません。
練習するならVSモードで相手に協力してもらい、条件を満たした状態で何度も試すとわかりやすいでしょう。
ただし実戦では、発動条件を満たす頃にはこちらもかなり追い詰められています。
最初から狙って体力を減らすより、ピンチのときの切り札と考えるほうが無難です。
なお、普段使いの「セーラーパンチ」と「ブルセラアッパー」には、この体力条件はありません。
実戦テク(飛び道具・連打技・回復技)
CPU戦で頼りになるのは、やはり飛び道具と連打技です。
マリンの「セーラーパンチ」、ジュリの「ジュリ扇ファイヤー」、ケイの「警棒ブーメラン」は、離れた位置から相手を攻撃できます。
相手が近づく前に技を置いておけば、密着して反撃を受ける危険を減らせるでしょう。
クリスの「メディカルシャワー」や、みなみの「あした天気になれー」はボタン連打で使う技です。
攻撃が届く距離を見極めて、連打技と飛び道具を使い分けると、攻めが単調になりにくくなります。
ただし通常攻撃を連打し続けると、別の必殺技が入力しにくくなることがあります。
切り替えたいときは、いったんボタンを離してから改めて操作してみてください。
回復技も忘れたくありません。ケイには「ドリンク飲み」、アイには「バナナ食べ」があります。
体力を戻せるのは魅力ですが、動作中に攻撃を受けては元も子もありません。十分に離れてから使いましょう。
投げはガードされることもあるので、近距離で何度も狙うのは危険です。
通常技で間合いを整えながら、使うタイミングを探していくのがよさそうです。
隠し要素(レベル4以上の個別エンディング)
派手な裏技だけでなく、エンディングの出し分けも見逃せない要素です。
ストーリーモードは難易度によって、クリア後に表示される内容が変わります。
1~3で勝ち抜いた場合は、簡単なクリアメッセージだけ。
難易度を4~7に設定してクリアすると、使用キャラクターごとの画像や文章を含むエンディングが見られます。
つまり、全8人の個別エンディングをそろえるには、それぞれ難易度4以上でクリアする必要があります。
キャラクターによって結末が異なるので、1人だけでは終わらない楽しみがあります。
ストーリーモードの対戦順には複数のパターンがあり、途中で戦う相手が変わる場合も。
同じキャラクターを使っても、必ず同じ順番で試合が進むわけではありません。
一方、セガサターン版の制服伝説プリティ・ファイターXには追加キャラクターやアニメーション演出があります。
しかし、スーパーファミコン版の使用可能キャラクターは基本の8人です。
サターン版の隠しキャラクター用コマンドを持ち込んでも、同じことはできません。
まずは8人それぞれの勝ち方を覚えて、エンディング制覇を狙ってみましょう。
特殊仕様の注意点(投げのガード・連打キャンセル)
このゲームの対戦システムには、ほかの格闘ゲームと違うクセがいくつかあります。
特に戸惑いやすいのは、投げ技までガードされることがある点です。
一般的な格闘ゲームなら、守りを固める相手には投げを狙うのが定番でしょう。
ところが本作では、ガード中の相手に投げが通らず、近距離で攻めあぐねることがあります。
そんなときは立ちガードとしゃがみガードの違いを利用し、当てる攻撃を変えてみましょう。
もうひとつのクセが、通常攻撃を連打していると、続けて入力した必殺技が出にくくなる場合があること。
別の技を出したいなら、一度ボタンを離してから方向入力をやり直すとよいでしょう。
なお、クリスの「ぱっくり旋風脚」には、説明書のコマンド表記と実際の入力に食い違いがあるとされています。
攻略情報では、下方向にためてから上方向+キックで出す方法が紹介されています。
説明書どおりでうまく出せないなら、この入力を試す価値があります。
思いどおりに技が出なくても、すぐにカセットの不具合と決めつける必要はありません。
まず操作の順番や連打の有無を確認することが大切です。
制服伝説プリティ・ファイターの良い点
制服伝説プリティ・ファイターの魅力をひと言で表すなら、やはりキャラクターの濃さでしょう。
セーラー服の少女から警官、ナース、和服姿のファイターまで、8人がそれぞれ違う方向に個性を発揮しています。
舞台となるのも日本各地。背景と音楽には、各キャラクターの土地柄を思わせる工夫が見られます。
そして忘れてはいけないのが、思わず笑ってしまう名前の必殺技たち。
誰を選ぶか迷う楽しさと、次はどんな技が出るのかという好奇心が、自然とゲームを続ける理由になってくれます。
対戦ゲームとして荒い部分はあっても、この独特のにぎやかさは簡単には埋もれません。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
8人のファイターは見た目だけでなく、得意な戦い方もかなり違います。
マリンは飛び道具と対空技、ジュリは飛び道具と突進系の技、クリスは連打技や変わった特殊攻撃が持ち味です。
おりょうは長いリーチ、ケイは警棒を使った攻撃、やわらは豊富な投げ技で勝負します。
そのため、使うキャラクターを替えるだけでも、対戦の組み立て方が変わってきます。
基本の6ボタン操作は同じなのに、8人それぞれ違った攻略を考えられるのはうれしいところ。
オプションの自由度も高く、難易度は7段階、ゲームスピードは8段階で変更できます。
慣れないうちはゆっくり、物足りなくなったら速い設定で挑む、といった遊び方も可能です。
VSモードではハンディキャップも調整でき、腕前に差がある友達同士でも対戦しやすくなっています。
ストーリーモードは7試合なので、ひとりのファイターを試すために長時間かける必要もありません。
細かなバランスの粗さは気になるものの、いろいろな技を試す楽しみはしっかりあります。
演出・音楽・グラフィックの魅力
画面を見てまず印象に残るのは、1990年代のアニメを思わせるキャラクターデザインです。
マリンをはじめとする8人は、髪形も衣装もそれぞれ個性的。
立ち絵や取扱説明書のイラストには、当時の漫画やアニメの雰囲気が色濃く出ています。
対戦中にはコミカルなボイスが入り、必殺技の動きもなかなかにぎやかです。
クリスの「おしりプー」や、やわらの「ハメハメドライバー」など、技名を聞くだけで普通の格闘ゲームとは違うとわかります。
ステージ背景が日本各地をイメージしているのも、見逃したくないところ。
マリンは青森、クリスは北海道、ジュリは東京、ケイは愛知、おりょうは京都と、それぞれゆかりのある土地が用意されています。
津軽三味線を思わせる青森の曲や、大阪らしい雰囲気の音楽など、ご当地色のあるサウンドも楽しい要素です。
作曲を手がけたのは森彰彦氏。ステージごとに違う表情の音楽が対戦を盛り上げます。
さらに、付属の取扱説明書には漫画まで掲載されています。
ゲームだけでは語り切れない世界観を、当時の紙の資料で補っているあたりも懐かしいですね。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
やり込みのわかりやすい目標は、8人全員でストーリーモードを勝ち抜くことです。
キャラクターごとに得意技や間合いが異なるので、ひとりで勝てた戦法がほかのファイターにも通じるとは限りません。
たとえば飛び道具の使いやすいマリンと、投げ主体のやわらでは、相手への近づき方から変わります。
難易度4以上でクリアすれば、キャラクター別のエンディングも見られます。
全8人の個別エンディングを確認するという目標があると、自然と別のキャラクターにも手を伸ばしたくなるでしょう。
さらに手応えが欲しくなったら、難易度7への挑戦も待っています。
ゲームスピードは8段階。速くするほど、とっさの判断やコマンド入力も忙しくなります。
VSモードで友達とキャラクターの相性を探るのも、別の楽しみ方です。
長いリーチが強いのか、飛び道具が便利なのか。技の性能を比べるだけでも発見があります。
ただし、装備集めやアイテム収集、隠しダンジョンのような遊びはありません。
自分の操作を磨き、全キャラクターで勝ち方を探す。それが本作のやり込みです。
制服伝説プリティ・ファイターの悪い点
制服伝説プリティ・ファイターは見た目も技も魅力的ですが、肝心の対戦部分では首をかしげる場面があります。
とくに攻撃を当てた後の硬直やガードの挙動はクセが強く、普通なら攻め続けられそうな場面で反撃されることも。
投げ技がガードされる点も、ほかの格闘ゲームに慣れた人には大きな違和感でしょう。
キャラクター同士の性能差もあり、誰を選んでも互角に戦える作りとは言いづらいところです。
キャラクターの魅力に、対戦システムの練り込みが追いついていないという印象は否めません。
ただ、どんなところが遊びにくいのかを知っておけば、ある程度は付き合い方が見えてきます。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
操作していて引っかかりやすいのが、通常技から別の技へ切り替えるときの反応です。
攻撃を連打していると前の動作が優先され、別の通常技や必殺技を入力しても思ったとおりに出ないことがあります。
技を変えたいときは、いったんボタンを離してから入力し直す必要があります。
また、キャラクター選択画面では名前を把握しにくく、初見だと誰が誰なのか迷うかもしれません。
8人とも衣装や髪形に特徴はありますが、見た目と名前がすぐに結びつくとは限りません。
そんなときは、取扱説明書のプロフィールと技表を一緒に確認するのが手っ取り早い方法です。
今どきの格闘ゲームにあるような、専用のトレーニングモードも用意されていません。
コマンドを試すなら、低難易度のストーリーモードや、相手に協力してもらえるVSモードが練習場所になります。
ストーリーモードも、RPGのように途中経過をセーブして再開する形式ではありません。
1人分を遊び切れる時間を見つけて始めると、途中でやめることになりにくいでしょう。
戸惑いやすい場面と対処のコツ
このゲームで思わず「ちょっと待って!」と言いたくなるのは、こちらの攻撃を当てた直後に殴り返される場面です。
一般的な格闘ゲームでは、技が当たると相手が一定時間動けなくなり、続けて攻めるきっかけを作れます。
ところが本作では硬直が短く、連続技をつなげたつもりでも相手に割り込まれる場合があります。
さらに投げ技がガードされるため、守りを固める相手への対処も一筋縄ではいきません。
そこで試したいのが、相手の攻撃範囲の外で待ち、技を空振りさせてから反撃する戦い方です。
長い通常技や飛び道具を使えば、近距離の攻防を避けながら体力を削れます。
CPUがジャンプして近づくなら、対空技や立ち通常技で迎え撃つのも有効です。
勝てない相手が続くときは、いったん難易度を下げて操作を確かめてみましょう。
ただし1~3でクリアしても個別エンディングは出ないため、結末を見たければ4以上での再挑戦が必要です。
むやみに連続技を狙うより、届く技を一発ずつ確実に当てるほうが勝ちに近づけることもあります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現代の格闘ゲームに慣れているほど、本作の操作感には戸惑うかもしれません。
攻撃判定やガード後の動きに独特のルールがあり、技を覚えただけでは思いどおりに戦いにくいのです。
移動速度もキャラクターによって違うので、同じ距離で同じように攻めても結果が変わります。
必殺技の性能差も小さくありません。お気に入りのキャラクターが使いやすいとは限らないのが悩ましいところ。
さらに、投げがガードされる仕様や、通常技の連打から技を切り替えにくい挙動も、現在の感覚ではかなり変わっています。
物語も少し独特です。説明書には壮大な設定がある一方、ゲーム本編で長く描かれるわけではありません。
キャラクター同士のドラマをたっぷり見たいと思うと、肩透かしを感じることもあるでしょう。
衣装や技のギャグにも1990年代らしいノリがあり、今では好みが分かれそうです。
当時は面白く感じられた表現が、現在の感覚だと古く映る可能性もあります。
完成された競技用の格闘ゲームとしてではなく、時代の勢いが詰まった変わり種として楽しむのが合っていそうです。
制服伝説プリティ・ファイターを遊ぶには?
今、制服伝説プリティ・ファイターのスーパーファミコン版を遊びたいなら、中古カセットを探すのが基本になります。
2026年10月20日時点で、Nintendo SwitchやPlayStation 5などに向けた公式移植版の提供は確認できていません。
そのため、オリジナルのカセットと対応する本体をそろえる方法が現実的です。
中古品を選ぶなら、カセットだけでなく、できればキャラクター紹介や技表を収録した取扱説明書付きを探したいところ。
あの独特な世界観を味わううえでも、説明書は意外と大事な存在です。遊ぶための環境と、中古品を選ぶ際に気をつけたいことを整理しておきましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
オリジナルの制服伝説プリティ・ファイターは、1994年発売のスーパーファミコン用ソフトです。
翌1995年6月16日には、セガサターンで制服伝説プリティ・ファイターXが発売されました。
サターン版には新しいキャラクターや演出が加わり、ゲーム内容にも調整が入っています。
そのぶん、スーパーファミコン版とまったく同じ作品というわけではありません。中古で探す際は名前と機種を確認しましょう。
2026年10月20日時点では、Nintendo Switch Onlineのスーパーファミコン向け配信に本作が収録されているという公式情報は確認できていません。
PlayStation 5やSteamで遊べる公式復刻版についても、確かな提供情報は見当たりません。
スーパーファミコン版そのものを遊びたいなら、現状は中古カセットを手に入れる方法が中心です。
中古ゲーム店のほか、ネットオークションやフリマサービスで出品されることもあります。
一方、アニメーション演出や追加キャラクターに興味があるなら、サターン版を比べてみるのも面白そうです。
今後新しい配信や復刻が発表される可能性もあるため、最新の状況は権利元や各サービスの公式案内で確認してください。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶときに必要なのは、スーパーファミコン本体とカセット、コントローラー、電源アダプター、映像ケーブルです。
1人でストーリーモードを進めるなら、コントローラーは1つで足ります。
友達と対戦するならもう1つ用意して、本体の2番端子へ接続しましょう。
このゲームではL・Rボタンにも攻撃が割り当てられているので、肩ボタンの反応は特に大切です。
Y・X・Lのパンチと、B・A・Rのキックが問題なく使えるか、始める前に確かめておくと安心です。
必殺技の入力には、十字キーの斜め方向も必要になります。
古いコントローラーだと十字キーが摩耗していることもあり、方向入力が抜ける原因になります。
現代のテレビにつなぐ場合は、アナログ映像端子があるかどうかも要確認。
接続できる端子がなければ、スーパーファミコンに対応した映像変換機器を用意する必要があります。
対戦格闘ゲームは入力の遅れが操作感に直結します。できるだけ遅延の少ない接続方法を選びたいところです。
起動したらVSモードなどでひと通りボタンを押し、反応に問題がないか試してみましょう。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古ショップで探すときは、まず制服伝説プリティ・ファイターのスーパーファミコン版かどうかを確認しましょう。
型番はSHVC-P-ASFJ、JANコードは4965857005287です。
名前が似ているセガサターン版の制服伝説プリティ・ファイターXと取り違えないよう、商品写真と対応機種は必ず見ておきたいところ。
カセットのラベルや外装の傷、端子の状態、動作保証の有無もチェックしておきましょう。
古いソフトでは、端子の汚れや接触不良で起動しにくくなることがあります。
本作で少しこだわりたいのは、プロフィール、必殺技のコマンド、漫画まで収録された取扱説明書の有無です。
当時の世界観やキャラクター設定を知るうえで、説明書の存在感が大きい作品です。
ゲーム本編はもちろん、紙の資料も含めて楽しみたいなら箱・説明書付きが魅力的。
説明書の漫画や設定資料に価値を感じるファンがいるのもうなずけます。
中古価格は店舗、状態、付属品の有無によって大きく変動します。
2026年10月20日時点でも、裸カセットと箱・説明書付きでは価格差があります。店頭価格だけで決めず、ネットオークションやフリマサービスの成約例も見比べてみましょう。
高額な商品ほど、写真だけではわかりにくい欠品や傷の説明まで確認してから選びたいものです。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
気持ちよく遊ぶために、最初に確かめたいのはコントローラーとテレビの反応です。
本作の必殺技は、十字キーの方向入力と6つの攻撃ボタンを組み合わせて出します。
斜め入力が入りにくかったり、L・Rボタンの接触が悪かったりすると、思った技が出ずに苦戦しがちです。
また、現代のテレビでは映像処理の影響で入力が遅れて感じられることがあります。
テレビのゲームモードを使い、なるべく遅延の少ない接続環境にすると、操作しやすくなるでしょう。
オプションでは攻撃ボタンの配置も変更できます。
とくに弱攻撃やよく使う必殺技を出しやすい位置に合わせると、指の負担が減ります。
ゲームスピードは1~8で調整可能です。
初めは標準の4で練習し、慣れてきてから速度を上げてみましょう。
ストーリーモードは7試合なので、1人分を遊び切れる時間があるときに始めるのが気楽です。RPGのように物語の途中で進行状況を保存し、好きな場面から再開する遊び方ではありません。
個別エンディングを目指すなら、開始前に難易度4以上になっているかも忘れず確認してください。
制服伝説プリティ・ファイターのQ&A
制服伝説プリティ・ファイターをこれから遊ぶなら、最初に気になりそうなことがいくつかあります。
キャラクターは何人いるのか、6ボタンをどう使うのか、変わった必殺技はどう出すのか。
さらに、難易度を下げると個別エンディングが見られないという仕組みも見落としやすいところです。
セガサターン版ではキャラクターが増えているため、別機種の情報と混ざってしまうこともあります。
まず覚えておきたいのは、スーパーファミコン版は使用キャラクター8人、個別エンディングは難易度4以上ということ。ここからは、初めて触る人が疑問に思いやすい5つの話題をまとめます。
登場キャラクターは何人?隠しキャラはいる?
スーパーファミコン版で最初から使えるファイターは、全部で8人です。
顔ぶれは、青木真琳、白鳥クリス、赤坂樹里、紺野警子、黄織涼子、緑川みなみ、桃山愛、山吹柔。
セーラー服、ナース服、警官の制服、和服、柔道着など、衣装も使う技もそれぞれ違います。
選択画面では見た目からキャラクターを選ぶことになるので、最初は名前がなかなか覚えられないかもしれません。
スーパーファミコン版で、基本の8人以外に使える隠しキャラクターは確認されていません。
一方、セガサターン版の制服伝説プリティ・ファイターXは追加キャラクターを含む12人制です。
そのため、サターン版のキャラクターをスーパーファミコン版でも使えると思い込まないようにしましょう。
スーパーファミコン版には、8人それぞれの個別エンディングが用意されています。
難易度4以上で全員のストーリーをクリアすれば、それぞれ違う画像やメッセージを見ることができます。
新しいキャラクターを解放するより、最初からいる8人をひととおり使いこなすことが目標になる作品です。
基本操作と必殺技の出し方は?
パンチとキックは、それぞれ弱・中・強の3段階。合計6ボタンで戦う仕組みです。
初期設定でパンチに使うのはY・X・L。それぞれ弱・中・強に対応しています。
キックはB・A・Rの順で弱・中・強です。
十字キーの左右で移動し、上でジャンプ、下でしゃがみます。
相手の攻撃を防ぎたいときは、相手とは逆の方向に十字キーを入れましょう。
必殺技は、決まった方向を順番に入力し、最後に攻撃ボタンを押して出します。
たとえばマリンの「セーラーパンチ」は、下・右下・右と入力してからパンチボタンです。
ジュリの「ジュリ扇ファイヤー」なら、左・左下・下・右下・右+パンチとなります。
ただし、自分が画面の左側にいるか右側にいるかで、入力する左右方向は反転します。
通常技を連打しながら必殺技を出そうとしても、うまく反応しない場合があります。
いったんボタンを離してから入力し直すと、技を出しやすくなるでしょう。指に合わない配置なら、オプションでボタン設定を変えてみてください。
マリンのポケベルフラッシャーはどう出す?
マリンの「ポケベルフラッシャー」は、いつでも使える技ではありません。
好きなときに連発できないのは、体力に厳しい発動条件があるからです。
発動させるには、まずマリンの残り体力が最大値の約3分の1以下になる必要があります。
その状態で十字キーを1回転させ、キックボタンを押します。
入力が成功すると、専用の演出を伴う強力な攻撃が出ます。
条件をまとめると、残り体力が約3分の1以下のマリンで、十字キー1回転+キックです。
体力が十分残っている状態で同じ入力をしても、技は発動しません。
十字キーを一回転させるコマンド自体も少し難しく、実戦で初めて狙うにはハードルが高めです。
練習ならVSモードで相手に協力してもらい、体力を減らした状態を作ると試しやすくなります。
もちろん使えるのはマリンだけ。ほかのキャラクターに同じコマンドを入れても同じ技は出ません。
普段の主力となる「セーラーパンチ」「ブルセラアッパー」には体力の条件がありません。
通常の対戦ではまずこの2つを軸にして、ポケベルフラッシャーは切り札として覚えておきましょう。
キャラクター別エンディングを見る条件は?
キャラクター別のエンディングを見る条件は、難易度4以上でストーリーモードをクリアすることです。
オプションの難易度は1~7まであり、初期設定は4になっています。
1~3に下げてクリアすると、表示されるのは簡単なクリアメッセージだけ。
「全員に勝ったのに、思っていたエンディングが出ない!」とならないよう、始める前に確認したいですね。
難易度4・5・6・7のいずれかで、7人の相手を倒すのが条件です。
ストーリーモードは、選んだファイターで自分以外の7人と戦う構成。
全勝して最後まで進めば、キャラクター固有の画像と文章が表示されます。
対戦順にはいくつかのパターンがあり、途中の顔ぶれが変わる場合もあります。
ただし、自分が使用しているキャラクターと同じ相手は登場しないようになっています。
最初は難易度4で結末を見て、物足りなくなったら7で挑戦するのもよいでしょう。
全8人のエンディングを見届けることが、ひとつの大きな目標になります。
2人対戦はできる?現在遊べるハードは?
もちろん2人対戦にも対応しています。1人用とは違う駆け引きを楽しみたいならVSモードを選びましょう。
本体にコントローラーを2つ接続し、タイトル画面からVSモードへ進みます。
それぞれが好きなキャラクターを選び、その後に対戦ステージを決めます。
基本は2ラウンド先取で勝利。シンプルなので、対戦相手がいればすぐに遊べます。
オプションのハンディキャップ設定を使えば、腕前に差がある場合も調整できます。
キャラクターだけでなく、ステージやハンディキャップも選べるのは、友達と遊ぶときにうれしいところです。
一方、遊ぶハードについては少し事情が違います。2026年10月20日時点で、SwitchやPlayStation 5向けの公式移植版は確認できていません。
スーパーファミコン版を遊びたいなら、中古カセットと対応本体を用意するのが基本です。
1995年発売のセガサターン用制服伝説プリティ・ファイターXも存在しますが、こちらは追加キャラクターや演出がある別バージョン。
当時のスーパーファミコン版らしさを味わいたいなら、買う前に機種を確かめておきましょう。
制服伝説プリティ・ファイターのまとめ
制服伝説プリティ・ファイターは、8人の女性ファイターが奇想天外な必殺技を繰り出す、スーパーファミコンの対戦格闘ゲームです。
セーラー服やナース服、和服姿のキャラクターが、日本各地を思わせるステージでぶつかり合います。
勝ち進むコツは、飛び道具やリーチの長い技を使い、反撃されにくい距離で戦うこと。
難易度4以上でクリアすれば、キャラクターごとのエンディングも楽しめます。
対戦システムには荒削りな部分があるものの、技のネーミングや演出はほかにはない味わいです。
当時の格闘ゲームブームが生んだ、少し不思議でにぎやかな一本。こういう作品が残っているのもレトロゲームの面白さでしょう。
どんな人におすすめ?
1990年代のアニメ風キャラクターが好きだったり、一風変わった格闘ゲームに興味があったりする人には、本作が気になる存在になるはずです。
登場する8人は、見た目も得意技も驚くほどバラバラ。
「おしりプー」「ジュリ扇ファイヤー」「ポケベルフラッシャー」など、名前を見ただけでは攻撃の内容が想像できない技も少なくありません。
日本各地をモチーフにしたステージや、ご当地の雰囲気を感じさせる音楽も見どころです。
ただし、純粋な格闘ゲームとしての完成度には気になる部分があります。
技を当てても反撃されやすく、投げがガードされるなど、ほかの作品で覚えた常識が通じない場面が多いためです。
そのぶん、対戦の緻密なバランスより、キャラクターや独特のノリを楽しみたい人に向いている作品でしょう。
取扱説明書の設定資料や漫画も、当時の空気を味わう大切な要素です。
セガサターン版と比べると荒さは残るものの、シリーズがどんな出発点から始まったのかを知るにはぴったり。
1990年代の格闘ゲームがいかに多彩だったか、改めて感じさせてくれるタイトルです。
初めてのクリアまでの進め方
これから始めるなら、まずはスーパーファミコン版の中古カセットと、動作する本体を用意しましょう。
できれば説明書付きが理想です。キャラクター設定やコマンド表、漫画まで楽しめます。
起動したらオプション画面を開き、難易度が4になっていることを確認します。
最初のストーリーモードでは、飛び道具を使えるマリンかジュリが候補になります。
まずは弱パンチ、弱キック、ガードを使い、相手との間合いをつかんでください。
次に飛び道具のコマンドを繰り返し入力し、狙ったときに出せるようにしていきます。
最初の目標は、遠くから攻撃する感覚を覚え、7人を倒して個別エンディングを見ること。
勝ち進めるようになったら、連打技を持つクリスや、長いリーチが魅力のおりょう、警棒を使うケイも面白いでしょう。
投げ主体のやわらや、回復技を持つアイを選ぶと、同じゲームとは思えないほど戦い方が変わります。
マリンの体力を減らして「ポケベルフラッシャー」を試すのも、小さなチャレンジとして楽しめます。
そして最終的には、8人全員で難易度4以上のクリアを目指してみてください。
友達がいるならVSモードで対戦し、思いがけない技や相性を探すのもおすすめです。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
本作のキャラクターや雰囲気が気に入ったなら、まず試してみたいのはセガサターン版の制服伝説プリティ・ファイターXです。
1995年6月16日に発売され、スーパーファミコン版から登場キャラクターや演出が追加されています。
アニメーションムービーも収録されているので、キャラクターの魅力をより前面に出した内容になっています。
対戦システムにも調整が入っており、両方を比べるとシリーズの変化が見えてきます。
さらに後継作として、1996年発売のFISTもあります。
こちらは一部のキャラクターを引き継ぎながら、3D対戦格闘ゲームへと方向転換した作品です。
一方、オーソドックスな6ボタン格闘ゲームを遊びたいなら、スーパーファミコン版のストリートファイターⅡシリーズが外せません。
なかでもストリートファイターⅡターボは1993年7月11日発売。格闘ゲームの基本的な駆け引きを味わうのに向いています。
女性キャラクター中心の対戦ゲームに興味があるなら、あすか120%シリーズも選択肢に入ります。
スピーディーな試合展開とキャラクターごとの技が魅力で、プリティ・ファイターとはまた違う面白さがあります。
シリーズの歩みを追うならプリティ・ファイターX、王道の格闘ゲームを楽しむならストリートファイターⅡターボ。
時代を感じさせる個性派から定番の名作まで、1990年代の格闘ゲームを遊び比べてみると、思いがけない発見がありそうです。
