全日本プロレス2 3・4武道館とは?【レトロゲームプロフィール】
全日本プロレス2 3・4武道館は、1995年4月7日にメサイヤから発売された、スーパーファミコン用のプロレスゲームです。
三沢光晴、川田利明、小橋建太、スタン・ハンセン。1990年代の全日本プロレスを語るうえで欠かせないレスラーたちが、総勢19人登場します。
それぞれの得意技はもちろん、入場曲を意識したBGMまで用意されているので、当時の全日本プロレス中継を楽しみにしていた人には、なんとも懐かしい顔ぶれでしょう。
ただ、本作は好きなレスラーを選んで相手を倒すだけのゲームではありません。
最大の特徴は、5試合の対戦カードを組み、日本武道館での大会を成功させる興行シミュレーションモードです。
ここでは勝利することよりも、観客が喜ぶ試合を見せることが大切になります。必殺技を決めるタイミングやアピール、フォールをぎりぎりで返す攻防まで、試合の盛り上がりに関わってくるんです。
ただ強い技を連発して勝つより、相手にも見せ場を作ってから最後に決める。そんなプロレスならではの駆け引きを、ゲームの仕組みに取り入れています。
もちろん、三冠ヘビー級選手権や世界タッグ選手権など、純粋に勝敗を競うモードも充実。マルチタップを使えば、最大5人で試合に参加することも可能です。
最初は組み技を出すタイミングに少し苦労するかもしれませんが、操作の感覚をつかめば、好きなレスラーの必殺技を決める気持ちよさも味わえます。
現在遊ぶなら、スーパーファミコン本体と中古カセットを用意するのが基本です。箱や説明書の有無で価格も変わるため、購入前には商品の状態を確認しておきましょう。
基本操作から各モードの特徴、興行を盛り上げる試合運び、裏技や中古購入時の注意点まで、知っておきたい情報をまとめました。
| 発売日 | 1995年4月7日(日本) |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| ジャンル | プロレス・スポーツゲーム |
| プレイ人数 | 1~5人(5人目はレフェリー操作、マルチタップが必要) |
| 開発 | ナツメ |
| 発売 | 日本コンピュータシステム(メサイヤブランド) |
| 特徴 | 全日本プロレス公認、実名レスラー19人、興行シミュレーション、三冠ヘビー級選手権、世界タッグ選手権、シングルマッチ、タッグマッチ、バトルロイヤル、必殺技、合体技、観客の反応、レフェリー操作、マルチタップ対応 |
| シリーズ | 全日本プロレスシリーズ |
| 関連作 | 全日本プロレス、全日本プロレス' 世界最強タッグ |
全日本プロレス2 3・4武道館の紹介(概要・ストーリーなど)
全日本プロレス2 3・4武道館は、1990年代の全日本プロレスを題材にした、実名レスラー登場のプロレスゲームです。
三沢光晴や川田利明をはじめ、当時の人気選手を操作して試合を楽しめます。もちろん、得意技を決めてフォール勝ちするだけでも十分に面白い作品です。
ところが、本作にはもうひとつ大きな楽しみがあります。それがプロレス興行を自分で作り上げるモードです。
5試合の対戦カードを決め、観客の反応を見ながら大会を盛り上げていく。試合内容によって客席の様子まで変わるため、ただ勝つだけのプロレスゲームとは違う感覚があります。
発売当時の背景や試合システムを知ると、なぜ本作が興行の盛り上がりにこだわっているのかも見えてきます。
発売年・対応ハード・ジャンル
全日本プロレス2 3・4武道館の発売日は1995年4月7日。スーパーファミコン向けに、日本コンピュータシステムのメサイヤブランドから登場しました。
開発を担当したのは、アクションゲームでも知られるナツメ。当時の希望小売価格は税込10,800円でした。
本作は、1993年発売の全日本プロレスから続くシリーズ作品です。前作にあたる全日本プロレス' 世界最強タッグではタッグ戦が強化されましたが、今回はさらに試合の表現が充実しています。
新しい技は70種類も追加され、レスラーの動きも描き直されています。必殺技や投げ技が決まったときの迫力は、プロレスファンなら注目したいところです。
タイトルの「3・4武道館」は、1995年3月4日に開催された日本武道館大会に由来します。まさに当時の全日本プロレスの熱気を、ゲームへ詰め込もうとした作品なんですね。
そして、シリーズの中でも大きな変化となったのが興行シミュレーションの導入です。
これまでのように相手を倒して勝つだけでなく、観客が盛り上がる試合を考える必要があります。
プロレスラーを操作する楽しさに、興行を作る楽しさが加わったことが、本作ならではの特徴です。
興行モードの目的と5試合の流れ
本作にはRPGのような物語はありませんが、興行モードには明確な目標があります。
それは、日本武道館で開催する大会を成功させ、観客に満足してもらうことです。
まずはシングルマッチ、タッグマッチ、バトルロイヤルから試合形式を選び、出場レスラーを決定します。こうして全5試合の対戦カードを組み立てていきます。
各試合は自分で操作しても、コンピュータに任せても構いません。好きな選手同士をぶつけたり、当時の名勝負を思わせるカードを作ったりできるのが面白いところです。
ただし、試合が始まったら勝つことだけを考えていてはいけません。
いきなり大技を決めて短時間で勝利しても、観客が満足するとは限らないんです。
必殺技を見せる、アピールで会場を沸かせる、フォールをぎりぎりで返して緊張感を作る。こうした攻防を重ねることで、試合の評価が変わっていきます。
盛り上がる試合が続けば観客が増え、武道館の客席も埋まっていきます。反対につまらない試合が続くと、観客が減ってしまうことも。
5試合が終わると、ジャイアント馬場が興行全体を評価してくれます。その結果によってエンディングの演出も変化します。
ただ勝つのではなく、名勝負を見せて大会を成功させる。これが興行モードの醍醐味です。
試合システムの要点(組み技・観客の反応)
リング上では、パンチやキック、投げ技、関節技などを使って相手と戦います。
相手へ近づいて組み付き、タイミングよくボタンを入力すれば、レスラーごとの組み技を繰り出せます。
三沢光晴のタイガードライバーや、スタン・ハンセンのウエスタン・ラリアットなど、当時のファンにはおなじみの技も登場します。
ただし、強い技を最初から連発すれば勝てるわけではありません。
相手が元気なうちは強力な技を返されやすいため、まずは軽い打撃や組み技でダメージを与えるのが基本です。相手が消耗してきたところで大技を狙うと、試合を組み立てやすくなります。
また、本作には一般的な格闘ゲームのような体力ゲージがありません。
その代わり、レスラーの立ち姿や動きからダメージを判断します。腹部を押さえて苦しそうにしていれば、かなり消耗している可能性があります。
興行モードでは、観客の反応にも注目しましょう。必殺技やアピール、激しい攻防によって歓声が変わります。
さらに、相手の攻撃を大げさに受けたり、何事もなかったように耐えたりする演出まで用意されています。
勝負の強さだけでなく、プロレスらしい見せ方まで楽しめるのが、本作の大きな魅力です。
難易度・興行終了までの時間の目安
最初は、思うように技が決まらず苦戦するかもしれません。
パンチやキックは比較的簡単ですが、組み技には独特のタイミングがあります。相手と組み合った瞬間にうまく入力できないと、こちらが投げられてしまうこともあります。
とくに、いきなり強い投げ技を狙うのは失敗しがち。まずは軽い技で感覚をつかむことが大切です。
通常の対戦モードには、BEGINNERを含む4段階の難易度が用意されています。初めてならBEGINNERから始め、組み技のタイミングを覚えていくとよいでしょう。
一方、興行モードは操作に慣れただけでは成功しません。
試合に勝てても、観客の反応が悪ければ評価は伸びないためです。どんな攻防を見せるか、どこで必殺技を使うかまで考える必要があります。
遊ぶ時間はモードによって違います。単発の試合なら短時間で終わりますが、興行モードは5試合を行うので、それなりの時間が必要です。
過去には約1時間で興行モードを終えたプレイ記録もあります。ただし、試合内容や参加人数によって所要時間は変わります。大会形式のモードなら、さらに長くなるでしょう。
初回は数時間ほど余裕を持って遊ぶくらいが無難です。操作を覚えながら、ゆっくり興行の楽しさを味わえます。
全日本プロレス2 3・4武道館が刺さる人/刺さらない人
1990年代の全日本プロレスが好きなら、全日本プロレス2 3・4武道館はかなり気になる一本でしょう。
三沢光晴、川田利明、小橋建太、田上明といった当時の人気レスラーに加え、ジャイアント馬場やジャンボ鶴田まで操作できます。
得意技や入場曲を意識した演出もあり、選手を眺めているだけで当時の試合を思い出す人もいるはずです。
なかでも試合展開を自分で演出したい人には、興行モードがぴったり。
好きな対戦カードを組んで、観客が盛り上がる攻防を考える。友達と協力して名勝負を再現する遊び方も面白そうです。
反対に、単純な格闘ゲームを期待すると少し戸惑うかもしれません。組み技のタイミングやレスラーごとの技を覚える必要があり、ボタンを連打するだけでは勝てない作りです。
興行モードでは、相手に攻撃させたり、試合を長く見せたりすることも大切になります。
プロレスの試合展開に興味がない人には、なぜわざわざ相手の技を受けるのか不思議に感じられるかもしれません。
それでも通常のシングルマッチから始めれば、少しずつ操作を覚えられます。
勝敗だけでなく、プロレスの試合そのものを楽しみたい人にこそ魅力が伝わる作品です。
全日本プロレス2 3・4武道館の遊び方
試合で使う基本操作は、パンチ、キック、組み技、ダッシュ、フォールです。
まずは打撃で相手の動きを止め、近づいて組み付きます。投げ技で相手を倒したら、フォールや関節技で勝利を狙うという流れです。
ただし、本作には組み技を出すタイミングという、最初の壁があります。
強い技のボタンを押せば必ず決まるわけではなく、相手の状態や入力のタイミングによっては返されてしまいます。
いきなり興行モードへ挑むより、まずはシングルマッチで基本操作を試してみましょう。
パンチとキックの使い分け、組み付き、相手を倒してからのフォール。このあたりが分かれば、試合を進める感覚もつかめてきます。
基本操作・画面の見方
スーパーファミコン版では、十字キーとA・B・X・Yボタンを中心に操作します。
十字キーでレスラーを移動させ、Yボタンでパンチ、Bボタンでキック。Aボタンは相手への組み付き、Xボタンはダッシュです。
走っている途中に攻撃ボタンを押せば、ダッシュ攻撃も繰り出せます。
組み合った状態ではボタンの役割が変わり、Yが弱い技、Bが中程度の技、Aが強い技に対応します。
ここで覚えておきたいのが、相手の消耗に合わせて技の強さを変えること。
元気な相手へいきなり強い技を狙っても返されやすいので、序盤は軽い技から使ってみましょう。
倒れている相手を引き起こすなら、頭側でYボタン。フォールを狙うときはLボタンを使います。
Rボタンではレスラーがアピールを行い、方向キーとの組み合わせで違ったパフォーマンスを見せる選手もいます。
画面には体力ゲージがないので、相手の立ち姿や動きにも注目してください。腹を押さえて苦しそうにしていれば、ダメージがたまっている目安になります。
最初はパンチ、キック、組み付き、ダッシュをひと通り試してみること。操作に慣れたらフォールやアピールも覚えていきましょう。
基本ループ(対戦カード作成から試合終了まで)
興行モードでは、まず5試合分の対戦カードを組むところから始まります。
シングルマッチ、タッグマッチ、バトルロイヤルから試合形式を選び、出場させたいレスラーを決定します。カードを自動で決めることもできるので、最初はゲームに任せるのもよいでしょう。
試合ごとに操作する選手を設定し、準備ができたらいよいよゴングです。
ここからは、観客を楽しませる試合を作ることを意識して戦います。
序盤はパンチやキックで攻防を作り、組み技で徐々に盛り上げる。試合が進んだところで大技を決めたり、フォールをぎりぎりで返したりすると、会場の反応が変わってきます。
ただし、一方的に攻撃して勝つだけでは、必ずしも高い評価にはつながりません。相手にも見せ場を作り、試合の流れに変化をつけることが大切です。
1試合が終われば次のカードへ。盛り上がる試合が続くほど観客が増え、武道館の客席もにぎやかになっていきます。
全5試合が終了すると、ジャイアント馬場が大会を評価してくれます。
カードを組み、名勝負を作り、興行全体の評価を受ける。これが本作の興行モードの流れです。
最初の進め方(BEGINNERとシングル戦)
初めて遊ぶなら、まず通常のシングルマッチで操作を練習しましょう。
タイトル画面からOPTIONへ進み、試合モードや難易度を設定します。難易度は4段階あるので、最初はBEGINNERがおすすめです。
使用するレスラーは、三沢光晴やスタン・ハンセンなど、好きな選手で構いません。
ただ、操作に慣れるまでは自分が技を出しやすいと感じるレスラーを使うと、練習しやすいでしょう。
試合が始まったら、まずYボタンのパンチとBボタンのキックを試します。次は相手へ近づき、Aボタンで組み付いてみましょう。
組み合ったら、最初はYやBで軽い技を狙います。Aボタンの強い技は、相手をある程度弱らせてから使うほうが決まりやすくなります。
相手を倒せたら、頭側でYを押して引き起こす操作も練習。フォールを試すなら、倒れた相手の近くでLボタンを使います。
なるべくリング中央で戦うと、ロープブレイクなどによる中断を減らせます。
パンチ、組み技、フォールをひと通り使えるようになったら、興行モードへ進んでみましょう。
基本の3つを覚えるだけでも、試合の組み立て方が分かってくるはずです。
初心者がつまずくポイントと対処
「組み付いたのに、なぜか自分が投げられる」。最初はそんな場面が続くかもしれません。
本作では組み合った瞬間の入力タイミングが重要で、ボタンを適当に連打するだけでは、狙った技が出ないことがあります。
まずは弱い組み技から練習するのがおすすめです。
相手が元気なうちは打撃や軽い技でダメージを与え、立ち姿が苦しそうになってきたら強い技を試してみましょう。
もうひとつありがちなのが、フォールを急ぎすぎること。相手を倒した直後でも、まだ余力があれば簡単に返されてしまいます。通常対戦では、十分に弱らせてからフォールを狙うほうが確実です。
ただし、興行モードでは話が少し違います。
短時間で勝ってしまうと観客が盛り上がらず、評価が伸びない場合があります。勝つための試合と、観客に見せる試合では、攻め方を変える必要があるんです。
ロープ際で関節技やフォールを狙うのも注意したいところ。ロープブレイクで中断される場合があるので、勝負どころではリング中央を使いましょう。
組み技のタイミングと、試合を終わらせるタイミング。この2つに慣れると、遊びやすさが大きく変わります。
全日本プロレス2 3・4武道館の攻略法
本作では、どのモードを遊ぶかによって勝ち方が変わります。
三冠ヘビー級選手権などの通常対戦なら、相手を倒して勝利することが目標です。ところが興行モードでは、勝っただけで満足してはいけません。
観客が盛り上がる試合内容まで考える必要があります。
必殺技を使うタイミングやアピール、フォールの攻防を意識すると、同じ勝利でも評価が変わってきます。
まずは打撃から組み技へつなぐ基本を覚え、そのうえで観客を沸かせる試合運びを身につけましょう。
レスラーごとの得意技も知っておくと、勝負だけでなく興行を盛り上げる場面でも役立ちます。
序盤攻略:打撃から組み技へつなぐ基本戦術
ゴングが鳴った直後から大技を狙いたくなるかもしれませんが、まずは落ち着いて打撃から始めましょう。
相手が元気なうちは強い投げ技を返されやすく、無理に組み付くとかえって主導権を奪われることがあります。
YボタンのパンチやBボタンのキックで少しずつ攻撃し、相手の動きを見ながら組み付くタイミングを探します。
組み合ったら、最初は弱い技を中心に使ってみましょう。軽い攻撃で弱らせてから大技へつなぐのが、基本的な戦い方です。
本作では体力ゲージが表示されないため、相手の立ち姿も重要な情報になります。腹を押さえて苦しそうにしていれば、強い技を狙うひとつの目安です。
また、できるだけリング中央で戦うことも意識したいところ。ロープ際では技が中断されたり、場外へ出てしまったりすることがあります。
相手をロープへ振り、戻ってきたところを攻撃する方法もありますが、元気な相手にはハンマースルーを返される場合があります。同じ攻撃ばかりに頼らず、相手の状態を見ながら使い分けましょう。
打撃で崩し、組み技でダメージを重ねる。この流れを覚えると、無理なく試合を進められます。
中盤攻略:観客を増やす試合運びと技の使い分け
興行モードでは、試合が中盤に入ったあたりから見せ場を意識したいところです。
序盤に打撃や軽い投げ技で攻防を作ったら、少しずつ強い技を織り交ぜていきましょう。必殺技が決まれば、観客が大きく反応することもあります。
ただし、同じ技を繰り返すだけでは単調になりがち。さまざまな技を組み合わせて試合に変化をつけることが大切です。
そこで役立つのが、Rボタンによるアピール。方向キーとの組み合わせで違ったパフォーマンスを見せる選手もいます。
ジャンボ鶴田や田上明など、アピールで観客が大きく反応するレスラーもいるので、好きな選手の動きを試してみるのも面白いでしょう。
ロープへ相手を振ってから攻撃する展開も、プロレスらしい迫力があります。ときには場外戦を交えるのもよいですが、そのまま両者リングアウトにならないよう注意が必要です。
また、相手の攻撃を受ける場面も見せ場になります。攻撃を受けた際にLボタンで大げさにふらつく演出も可能です。
一方的に攻めるだけではなく、相手の技を受けてから反撃する。そんな攻防があると、試合らしさが増してきます。
大技、アピール、攻防の変化を意識することが、観客を盛り上げるコツです。
終盤攻略:満員御礼と最高評価の狙い方
興行モードで目指したいのは、武道館を観客でいっぱいにすることです。
5試合の内容が評価され、盛り上がる試合が続くほど客席がにぎやかになっていきます。そして十分に観客が集まれば、試合前に「満員御礼」の文字が表示されます。
この満員御礼を目指すことが、興行モードの大きな楽しみです。
ただし、必殺技を一発決めてすぐ勝つだけでは、なかなか高い評価につながりません。観客を沸かせるには、試合全体の流れを考える必要があります。
とくに効果的なのが、フォールをぎりぎりで返す攻防。カウント2.9付近で肩を上げるような展開は、プロレスらしい緊張感を生みます。
もちろん、狙いすぎて3カウントが入ってしまっては元も子もありません。相手の消耗を見ながら、無理のない範囲で試してみましょう。
最終試合に人気レスラー同士の対戦を組めば、興行の締めくくりらしい雰囲気も作れます。ただし、カードの豪華さだけで評価が決まるわけではありません。
大切なのは、5試合すべてで観客を楽しませることです。
高い評価を得ると、赤い背景のスタッフロールが流れます。
最後の一戦だけでなく、大会全体を盛り上げることを意識してみましょう。
選手別の安定戦術(三沢/川田/ハンセンなど)
収録レスラーには、それぞれ得意技や攻め方の違いがあります。お気に入りの選手を使うなら、まず必殺技の特徴を覚えておきたいところです。
三沢光晴なら、タイガードライバーやタイガースープレックスが見どころ。正面からの組み技だけでなく、背後を取って出す技も使えます。
軽い技で相手を弱らせ、大きな投げ技で勝負を決める流れを狙ってみましょう。
川田利明は、パワーボムやストレッチプラムなどが特徴です。打撃で攻めながら、関節技を組み合わせて相手を追い詰めていく戦い方が似合います。
小橋建太なら、オレンジクラッシュなどの豪快な大技が魅力。使える技の種類も豊富なので、興行モードで見せ場を作りたいときにも向いています。
スタン・ハンセンといえば、やはりウエスタン・ラリアット。相手を走らせてタイミングよく決められれば、見た目にも迫力のある攻防になります。
スティーブ・ウィリアムスには、オクラホマスタンピードやドクターボムなどの強力な技があります。
ただし、誰を使う場合でも大技を急ぎすぎないこと。相手が十分に弱っていなければ、返される可能性があります。
選手の得意技を試合の山場で使うと、勝負にも興行にもメリハリが生まれます。
興行で避けたい失敗(カード編成・反則・早期決着)
興行モードでよくあるのが、勝ったのに評価が伸びないという結果です。
原因のひとつは、試合をあまりに早く終わらせてしまうこと。観客が盛り上がる前に決着がつくと、勝利しても高評価にはつながりにくくなります。
そのため、強い技で一気に終わらせるだけの試合は避けたいところです。
もうひとつ気をつけたいのが、両者リングアウト。場外での攻防は盛り上がる要素ですが、そのまま試合終了となれば観客の評価が下がる場合があります。
コーナーポストでの攻防にも反則カウントがあり、長く居座ると5カウントで反則負けになるため、タイミングを見てリングへ戻りましょう。
対戦カードを組むときも、全体のバランスを考えたいところです。タイトルマッチばかり並べるのではなく、シングルやタッグなどを組み合わせると、興行らしい変化が生まれます。
また、ジャイアント馬場をタイトル戦で勝たせると、厳しい評価につながる場合があるという独特な要素もあります。当時の全日本プロレスにおける馬場の立場を反映した仕組みです。
単純に勝ち星を並べるのではなく、観客の反応を見ながら大会を組み立てることが、興行成功への近道になります。
全日本プロレス2 3・4武道館の裏技・小ネタ
普通に試合を楽しむだけでも十分ですが、本作には知っていると面白い隠し操作もあります。
オプション画面から呼び出せるサウンドテストや、マルチタップを利用したレフェリー操作は、その代表格です。
なかでも5人目がレフェリーとして参加できるという仕組みは、なかなか珍しいもの。普通のプロレスゲームとは違った騒がしさを楽しめます。
試合中に使える特殊な操作や、条件によって発生するバグ技も知られています。
ただし、バグを利用すると試合が不自然な状態になる場合があるため、通常の対戦とは分けて試したほうがよいでしょう。
友達と遊ぶなら、どこまでの操作を使うか先に決めておくと、余計なトラブルも避けられます。
サウンドテストとレフェリー操作の裏技
入場曲を意識したBGMをじっくり聴きたいなら、サウンドテストを試してみましょう。
タイトル画面からオプションへ進み、そこでL・R・SELECTボタンを同時に押すと、サウンドテストを呼び出せます。
本作には1990年代の全日本プロレスを思わせる音楽が数多く収録されています。試合中はじっくり聴けなかった曲を楽しめるので、当時のプロレスファンにはうれしい機能です。
もうひとつ変わっているのが、レフェリー操作。
こちらを試すにはマルチタップが必要で、スーパーファミコン本体の2P側へ接続します。さらに5人目に対応する端子へコントローラーをつなぎ、ゲームを始めるとレフェリーを操作できます。
フォールのカウント速度を変えたり、試合の流れに介入したりと、普通の対戦ではできない遊び方が可能です。
ただし、レフェリーがプレイヤーの思いどおりに動くとなれば、公平な試合とは言えなくなることもあります。友達同士なら、あらかじめルールを決めておくのがよさそうです。
レスラーだけでなくレフェリーまで操作できるのは、本作らしい遊び心のある要素です。
観客を盛り上げるテクニック(技・アピール・場外戦)
興行モードでは、勝ち方よりも試合の盛り上がりを考える場面が多くなります。
そこで使いたいのが、レスラーごとのアピールです。Rボタンと方向キーを組み合わせることで、選手によって違ったパフォーマンスを見せられます。
ジャンボ鶴田のアピールでは、観客が声を合わせるような反応も楽しめます。こうした細かな演出は、当時のプロレスを知っている人ほどニヤリとする部分でしょう。
もちろん、必殺技を見せることも大きな盛り上がりにつながります。
三沢のタイガードライバーやハンセンのラリアットなど、選手を象徴する技を決められれば、見た目にも迫力があります。
ただし、同じ大技を繰り返すより、軽い攻撃から徐々に盛り上げるほうが試合らしくなります。
ロープへ相手を振り、戻ってきたところで技を決める攻防も効果的。さらに、フォールをカウント2.5~2.9付近で返すような展開も、観客の反応を引き出せます。
場外戦も見せ場になりますが、両者リングアウトまで長引かせないように注意しましょう。
打撃、投げ技、アピール、フォールの攻防を組み合わせ、観客が盛り上がる流れを作ることが大切です。
特殊な技と試合終了後の隠しアクション
レスラーによっては、普通にボタンを押しているだけでは気づきにくい特殊な動きも用意されています。
たとえばスタン・ハンセンには、相手を後方へ受け流す操作があります。
まずハンセンを選び、試合中に相手をロープへ振ります。そして、戻ってきた相手に合わせてXとYを同時に押すと、後方へ受け流す動きを出せます。
ただし、相手との距離や入力のタイミングが重要です。うまく出ないときは、まずロープへ振る操作に慣れてから試してみましょう。
ほかにも、レスラーごとに特殊な技の入力があります。
小橋建太には通常のパワーボムとは異なる技があり、組み付き状態で下方向とAボタンを組み合わせる操作が例として知られています。
技によって必要な位置や入力方法が違うので、同じボタン操作ですべての技が出るわけではありません。
さらに、試合が終わった後にも小ネタがあります。
勝者の腕をレフェリーが持ち上げる場面で方向キーを入力すると、レフェリーの手から離れて少し動ける場合があります。
試合が終われば操作も終わりと思いがちですが、勝利演出中にも反応する隠し操作があるのは面白いところです。
金縛りとバトルロイヤルのバグ技
本作には、通常の試合では想定されていない動きを利用したバグ技も知られています。
そのひとつが、相手を動けなくする「金縛り」です。
コンピュータとのシングルマッチを始め、相手の背後へ回り込みます。そこで背後から組み付き、Xボタンを押すと、2人が動かなくなる場合があります。
別のボタンを押すまで停止状態が続くという現象で、普通の試合運びとはまったく違うものです。
もうひとつは、バトルロイヤルの退場に関するバグ。
2人以上でバトルロイヤルを始め、相手をフォールなどで倒した直後に場外へ投げると、退場せずに操作を続けられる場合があります。
ほかにも、倒れたレスラーが急に起き上がるなど、不自然な動きが発生する例があります。
いずれも通常の仕様ではなく、特定の状況で起こる現象です。
友達との対戦で使えば勝負の公平さが崩れますし、興行モードでは試合の流れに影響する可能性もあります。
普通にプロレスを楽しみたいなら、無理に再現する必要はありません。
バグ技は通常攻略とは別の小ネタとして知っておくくらいがよいでしょう。
全日本プロレス2 3・4武道館の良い点
本作の魅力は、1990年代の全日本プロレスの雰囲気を、細かな部分までゲームに取り入れていることです。
19人の実名レスラーが登場し、それぞれの必殺技や入場曲を意識した演出まで楽しめます。
それだけでも当時のファンにはうれしい内容ですが、さらに観客を盛り上げる試合を自分で作れる興行モードまで用意されています。
単純な勝ち負けでは終わらず、どんな攻防を見せるかまで考えられるのが面白いところです。
タッグマッチや複数人での対戦も充実しているので、友達と遊べば、また違った盛り上がりを味わえるでしょう。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
普通の格闘ゲームなら、相手の体力を減らして勝てばそれで十分です。ところが、本作の興行モードは少し違います。
ただ強い技を決めて勝つだけでなく、観客が楽しめる展開を作ることまで求められます。
必殺技を見せるタイミングや、相手の攻撃をどこまで受けるか。試合そのものを演出する楽しさがあるのは、ほかのプロレスゲームと比べても印象的です。
もちろん、純粋に勝負したいときには通常対戦も楽しめます。
三冠ヘビー級選手権や世界タッグ選手権に加え、リーグ戦やバトルロイヤルなど、気分に合わせて試合形式を選べます。
技の種類も豊富で、打撃、投げ技、関節技、空中技などを組み合わせて戦えます。前作から70種類の新技が追加され、レスラーごとの個性も強くなりました。
タッグマッチではパートナーとの協力攻撃も可能です。マルチタップを使えば複数人で参加できるので、友達とワイワイ遊ぶ楽しさもあります。
組み技のタイミングに慣れるまでは少し苦労しますが、狙った必殺技が決まったときの気持ちよさは格別でしょう。
勝負としてのプロレスと、ショーとしてのプロレスを両方楽しめるのが、本作の大きな長所です。
演出・音楽・グラフィックの魅力
試合前の対戦カード表示や選手入場には、1990年代の全日本プロレス中継を思わせる雰囲気があります。
リングへ向かうレスラーを見ていると、当時のテレビ中継を思い出す人もいるかもしれません。
ドット絵で描かれたレスラーの動きも細かく、三沢光晴や川田利明など、それぞれの特徴が感じられます。
とくに注目したいのが必殺技のモーションです。
大きな投げ技が決まったときの動きや、相手がマットへ倒れる様子には迫力があります。レスラーごとの技を見比べるのも楽しいでしょう。
また、ダメージを受けると立ち姿が変わる仕組みも面白いところです。体力ゲージがなくても、腹を押さえる動作などから試合の流れを読み取れます。
音楽も見逃せません。レスラーの入場曲を意識したBGMが用意されており、前作より原曲に近いアレンジも増えています。
興行モードでは、観客の歓声や会場のざわめきまで重要な演出になります。盛り上がる試合を続けるほど、武道館の雰囲気も変わっていきます。
当時のプロレス中継を思わせる臨場感が、演出面でもしっかり感じられる作品です。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
レベル上げやアイテム集めはありませんが、何度も試したくなる遊び方はたっぷり用意されています。
まず挑戦したいのが、興行モードで最高評価を目指すこと。対戦カードや試合内容を変えることで評価も変わるため、思いどおりの大会を作るには工夫が必要です。
高評価で見られる赤い背景のスタッフロールは、ひとつの目標になるでしょう。
通常対戦も充実しています。三冠ヘビー級選手権ではさまざまなレスラーを相手に勝ち進み、世界タッグ選手権ではパートナーとの連携が求められます。
チャンピオン・カーニバルや世界最強タッグ決定リーグ戦も収録されているので、当時の大会を思い浮かべながら遊ぶのも楽しそうです。
普段は使わない選手を選べば、技や動きの違いに気づくこともあります。全19人の得意技を試すだけでも、なかなか遊びごたえがあります。
バトルロイヤルでは複数のレスラーが入り乱れるため、シングルマッチとは違う展開になります。
さらにマルチタップを使えば、友達と一緒に試合を盛り上げることも可能です。
すべての試合形式とレスラーを使ってみるだけでも、長く楽しめる作品です。
全日本プロレス2 3・4武道館の悪い点
当時の全日本プロレスを細かく再現している一方、今遊ぶと少し戸惑う部分もあります。
とくに組み技の操作は独特で、タイミングを覚えるまで狙った技を出しにくいことがあります。
また、体力ゲージが表示されないのも好みが分かれそうなところです。
レスラーの動きから消耗を判断する仕組みはプロレスらしい反面、数字で状態を確認したい人には分かりにくいかもしれません。
タッグマッチなどでは処理落ちが発生する場合もあり、操作のタイミングがずれることがあります。
ただ、こうしたクセをあらかじめ知っておけば、遊び方で補える部分もあります。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
初めて遊ぶ人が一番苦労しそうなのは、やはり組み技のタイミングでしょう。
相手と組み合った瞬間にうまくボタンを入力しなければ、狙った技が出ないことがあります。格闘ゲームのように連打しているだけでは、なかなか思いどおりに戦えません。
弱い技から少しずつ練習する必要があるため、慣れるまでは少々手間がかかります。
しかも、前作にあったプロレス道場のような練習モードはなくなっています。操作を覚えるには、実際の試合で技を試していくしかありません。
体力ゲージが表示されない点も、人によっては不便に感じるでしょう。相手がどれくらい消耗しているかを数字で確認できず、立ち姿や動きから判断する必要があります。
タッグマッチでは、リング上に4人が集まると処理落ちが発生する場合もあります。動きが重くなると、組み技のタイミングも取りにくくなります。
また、長い大会を途中で自由に保存し、後から再開するような遊び方には向いていません。
時間がないときは単発の試合を選び、興行モードは余裕のある日に楽しむのがよさそうです。
操作に慣れる時間と、大会を遊び切る時間を確保しておくと、落ち着いて楽しめます。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
強い投げ技を出そうとしたのに、逆に相手へ投げられてしまう。慣れないうちは、そんな展開が何度もあるかもしれません。
本作では相手が元気なほど強力な技を返されやすく、ボタンの連打だけでは主導権を握れないことがあります。
まずは打撃で相手を弱らせてから組み付くことを意識しましょう。
パンチやキックを当て、軽い投げ技でダメージを重ねます。相手が腹を押さえて苦しそうにしてきたら、大技を狙うチャンスです。
タッグマッチでは、パートナーの介入にも注意が必要になります。せっかくフォールを狙っても、相手のパートナーにカットされることがあります。
先に相手のパートナーを攻撃しておく方法もありますが、反則になりやすい行動には気をつけたいところです。
そして、興行モードでは勝ったのに低評価という結果も珍しくありません。
これは勝敗だけでなく、観客が楽しんだかどうかも評価されるためです。必殺技やアピール、フォールの攻防を取り入れて、試合に山場を作りましょう。
勝つための戦い方と、見せるための試合運びを切り替えることが、本作を楽しむコツです。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
現在のプロレスゲームと比べれば、さすがに古さを感じる部分はあります。
レスラーはドット絵で描かれ、動きも現代の3Dゲームほど滑らかではありません。ただし、細かなモーションから当時の選手らしさを感じられるのは魅力です。
収録されているのも、1995年当時の全日本プロレスを代表するレスラーたち。現在のプロレス界で活躍する選手は登場しません。
当時を知らない人には、レスラーの顔ぶれや技の特徴が分かりにくいかもしれません。反対に、この時代のプロレスが好きな人には、そこが大きな魅力になります。
操作システムも現代のゲームとは少し違います。組み技のタイミングや選手ごとの技を覚える必要があり、すぐに好きな技を出せるわけではありません。
興行モードも独特です。勝利を急ぐより、相手の攻撃を受けたり、ぎりぎりでフォールを返したりするほうが評価につながる場合があります。
とにかく短時間で勝ちたい人には、少し不思議なルールに感じられるでしょう。
オンライン対戦にも対応していないため、友達と遊ぶなら同じ場所に集まる必要があります。
1990年代のプロレス文化をどれだけ楽しめるかが、本作の評価を大きく左右しそうです。
全日本プロレス2 3・4武道館を遊ぶには?
今から全日本プロレス2 3・4武道館を遊ぶなら、スーパーファミコン本体と中古カセットを探すのが基本です。
2026年10月27日時点で確認できた範囲では、現行機向けの公式配信は見つかっていません。
そのため、オリジナルの中古カセットを使う方法が現実的な選択肢になります。
中古品は箱や説明書の有無、保存状態によって価格が変わります。遊ぶことが目的なのか、コレクションとして集めたいのかで選び方も違ってくるでしょう。
また、複数人で遊ぶならマルチタップの準備も必要です。現在のテレビへ接続する場合は、映像端子や入力遅延にも気をつけたいところです。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
全日本プロレス2 3・4武道館は、スーパーファミコン向けに発売された作品です。
2026年10月27日時点で確認できた範囲では、本作そのものを現行機向けに公式配信しているサービスは見つかっていません。Nintendo Switch Onlineの収録作品としても、今回確認できた範囲では配信を確認できませんでした。
そのため、現在遊ぶなら中古のSFC版を探すのが基本になります。
ただし、全日本プロレスを題材にしたゲームは本作だけではありません。
セガサターンには全日本プロレス FEATURING VIRTUAがあり、ドリームキャストではGIANT GRAM 全日本プロレス2 in 日本武道館が発売されています。
こちらは3Dグラフィックを使った別作品で、本作をそのまま移植したものではありません。名前が似ているので、購入するときは間違えないようにしましょう。
今後の復刻や配信については、公式ストアなどの情報を確認したいところです。
古いスポーツゲームでは、選手の肖像や団体の権利が関わるため、復刻が簡単とは限りません。
1995年当時の全日本プロレスを再現した本作を楽しみたいなら、オリジナル版を探す価値があるでしょう。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
スーパーファミコンで遊ぶには、本体とゲームカセットのほか、コントローラー、電源アダプター、映像ケーブルが必要です。
1人で遊ぶならコントローラーは1つで足りますが、友達と対戦するなら人数に合わせて準備しましょう。
本作はマルチタップを使った多人数プレイにも対応しています。
4人で試合を楽しみたい場合は対応するマルチタップが必要です。さらに、5人目がレフェリーを操作する遊び方もあります。
この場合はスーパーファミコン本体の2P側へマルチタップを接続し、5人目に対応する端子へコントローラーをつなぎます。
テレビとの接続も確認しておきましょう。最近のテレビには昔の映像入力端子が付いていない場合があるため、変換機器が必要になることがあります。
ただし、変換機器によっては映像の表示に遅れが出る場合があります。
本作は組み技のタイミングが重要なので、入力遅延が大きいと技を出しにくくなるかもしれません。できるだけ反応のよい環境で遊びたいところです。
中古本体を使うなら、カセットの読み込みやコントローラー端子の状態も確認しましょう。
本体、映像接続、コントローラーの動作を確かめてから、試合を始めると安心です。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
全日本プロレス2 3・4武道館は、現在も中古市場で取引されています。
ただし、カセットのみの商品と箱・説明書付きの商品では、価格が変わることがあります。保存状態によっても差があるので、金額だけで判断するのは避けたいところです。
2026年10月27日時点で確認できた販売情報でも、付属品の有無によって価格差が見られます。
ただし、販売中の金額がそのまま成約相場になるわけではありません。今回はまとまった成約価格を示せないため、特定の金額を相場として扱いません。
購入時には最新の落札履歴をいくつか比較すると、価格の目安をつかみやすくなります。
遊ぶことが目的なら、カセットのみの商品でも十分候補になるでしょう。反対に、コレクションとして集めたいなら箱や説明書の状態も重要です。
箱のつぶれや色あせ、説明書の破れなどは、写真で確認しておきたいところ。カセットについても、ラベルの状態や端子の汚れを見ておきましょう。
動作確認済みの商品なら安心材料になりますが、返品条件や保証の有無も確認しておくことをおすすめします。
価格、付属品、動作状態をまとめて比較することが、中古購入で失敗しにくくなるコツです。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
本作を実機で遊ぶなら、まず映像の遅延が少ない環境を整えておきたいところです。
組み技は入力のタイミングが重要なので、ボタンを押してから画面が反応するまでに遅れがあると、狙った技を出しにくくなります。
現在のテレビなら、ゲームモードを使うことで遅延を抑えられる場合があります。映像変換機器によっても反応が変わることがあるので、技のタイミングが合わないと感じたら接続環境を確認してみましょう。
コントローラーの状態も大切です。A・B・X・Yボタンの反応が悪いと、組み技やダッシュが失敗しやすくなります。
また、大会形式のモードは試合数が多く、すべて終えるまでに時間がかかることがあります。
自由な中断保存で細かく区切って遊ぶタイプではないため、興行モードへ挑むなら5試合を続けて遊べる時間を確保しておくと安心です。
友達と複数人で遊ぶ場合は、先に操作するレスラーや試合形式を決めておくとスムーズ。レフェリー操作を試すなら、マルチタップの接続も確認しておきましょう。
映像の遅延を減らし、操作しやすい環境を整えるだけでも、試合の感覚はかなり変わります。
全日本プロレス2 3・4武道館のQ&A
全日本プロレス2 3・4武道館をこれから遊ぶなら、収録レスラーや興行モードの仕組みは知っておきたいところです。
本作には19人の実名レスラーが登場し、好きな対戦カードを組んで試合を楽しめます。
ただし、興行モードでは勝つことだけが目標ではありません。
観客を盛り上げる試合運びが求められるので、普通の格闘ゲームとは違った考え方が必要になります。
また、最大5人で参加できることや、フォールからの脱出方法など、知っておくと役立つ仕様もあります。
長い大会を遊ぶ前には、途中保存についても確認しておきましょう。
収録レスラーは何人?誰が使える?
本作に登場する実名レスラーは、全部で19人です。
日本人レスラーには、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、三沢光晴、川田利明、田上明、小橋建太が登場します。
さらに渕正信、秋山準、大森隆男も収録されています。
外国人レスラーでは、スタン・ハンセン、テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス、ジョニー・エース、ダニー・スパイビーが使用可能です。
ほかにも、パトリオット、ジ・イーグル、ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット、ジョー・ディートンが登場します。
この総勢19人のレスラーを使って、さまざまな試合を楽しめます。
選手ごとに得意技や攻撃モーションが違うのも見どころ。三沢ならタイガードライバー、ハンセンならウエスタン・ラリアットなど、おなじみの技が用意されています。
三沢と小橋、川田と田上といった、当時の有名なタッグチームを再現できるのもうれしいところです。
レフェリーとしてはジョー樋口と和田京平が登場し、カウントを取る速さにも違いがあります。
1995年当時の全日本プロレスを思い出させる顔ぶれがそろっているのは、本作の大きな魅力でしょう。
興行モードは勝つだけではダメ?
はい。興行モードでは、試合に勝っただけでは高い評価を得られません。
大切なのは、観客がどれだけ試合を楽しんだかという点です。
強力な技を連発してすぐに勝っても、観客が盛り上がる前に終わってしまえば、評価が伸びないことがあります。
逆に、必殺技やアピールを交えた熱い試合なら、観客の反応も大きくなります。
とくにカウント2.9付近でフォールを返す攻防は、試合を盛り上げる見せ場になります。
ぎりぎりで肩を上げる場面は、プロレスならではの緊張感がありますよね。
ロープへ相手を振って攻撃したり、場外戦を取り入れたりするのも方法のひとつ。ただし、場外戦が長引いて両者リングアウトになると、評価が下がる場合があります。
また、1試合だけ大きく盛り上げても、残りの試合があっさり終わってしまえば、興行全体の評価は伸びにくくなります。
5試合が終了すると、ジャイアント馬場が大会を評価してくれます。最高評価を得られれば、赤い背景のスタッフロールが流れます。
5試合を通して観客を楽しませることが、興行モードで一番大切な考え方です。
最大何人で対戦できる?
本作は、最大5人で参加できます。
ただし、5人全員がレスラーとしてリングに上がるわけではありません。
通常の試合では最大4人がレスラーを操作し、タッグマッチやバトルロイヤルなどを楽しめます。
さらに、5人目がレフェリーを操作できるという珍しい仕組みもあります。
この機能を使うにはマルチタップが必要です。スーパーファミコンの2P側に接続し、5人目に対応する端子へコントローラーをつなぎます。
レフェリーはフォールのカウントを取るなど、試合の進行に関わる重要な役割です。プレイヤーが操作すると、普通の対戦とはひと味違う展開になります。
ただし、カウントに介入できるとなれば、勝負の公平さが大きく変わることもあります。友達と遊ぶなら、先にルールを決めておくほうがよいでしょう。
もちろん、1人でもコンピュータとの対戦や興行モードを楽しめます。
1人でじっくり遊んでも、友達と集まって遊んでも面白いのが、本作の魅力です。
フォールや関節技から抜けるには?
相手にフォールされたときは、ボタンを連打して脱出を狙います。関節技や締め技を受けた場合も、基本的にはボタン連打で抜けることを目指します。
ただし、ダメージが大きい状態では簡単に返せないこともあります。
そのため、フォールされる前にダメージを抑えることも大切です。
強い技を連続で受けると立ち上がるのも苦しくなるので、打撃で相手の動きを止めたり、組み付かれたときに技を返したりすることを意識しましょう。
ロープ際で関節技を受けた場合は、ロープブレイクになることもあります。ただし、いつでも助かるわけではないので、ロープに頼りすぎるのは禁物です。
タッグマッチなら、パートナーがフォールをカットしてくれる場合もあります。もちろん、相手のパートナーも同じように介入できるため、こちらがフォールを狙うときには注意が必要です。
なお、興行モードでは、ぎりぎりのカウントで返す展開が観客を盛り上げます。
ただし、わざと粘りすぎると、そのまま3カウントが入ってしまうこともあります。
通常対戦では確実な脱出を優先し、興行では見せ場も考える。モードによって使い分けるとよいでしょう。
セーブ機能はある?途中から再開できる?
本作は、現在のRPGのように好きなタイミングで進行状況を保存し、後から続きを遊ぶことを中心にした作りではありません。
興行モードでは5試合を通して観客の評価を高めていくため、ある程度まとまった時間を用意するのがおすすめです。
とくに初めて挑む場合は、操作方法を確認したり、試合の進め方を試したりする時間も必要になります。
単発のシングルマッチなら短時間で楽しめますが、興行モードや大会形式のモードでは、複数の試合を続けて行うことになります。
三冠ヘビー級選手権でも、さまざまな相手と戦って勝ち進む必要があります。負けた場合に再挑戦できる仕組みはありますが、自由な中断保存とは別のものです。
なお、今回確認できた資料では、カートリッジへの途中保存について明確な仕様を示す情報が限られています。
そのため、途中から自由に再開できることを前提に購入しないほうが無難です。説明書付きの中古品を購入するなら、保存に関する記載も確認しておきましょう。
少しだけ遊びたい日は単発対戦、時間に余裕がある日は大会モード。そんな遊び分けが向いています。
全日本プロレス2 3・4武道館のまとめ
全日本プロレス2 3・4武道館は、1990年代の全日本プロレスをゲームの中で楽しめる一本です。
三沢光晴や川田利明をはじめ、当時の人気レスラー19人が登場し、それぞれの必殺技や入場曲を意識した演出も用意されています。
なかでも興行シミュレーションモードは、本作の個性がよく表れた部分です。
単純に勝利するだけでなく、観客が盛り上がる試合展開を考える。プロレスを勝負として楽しむだけではなく、ショーとして演出できるのが面白いところです。
操作に少しクセはありますが、組み技のタイミングを覚えれば、さまざまな技や試合形式を楽しめます。
今から中古で購入するなら、カセットの状態や必要な周辺機器も確認しておきましょう。
結論:おすすめ度と合う人
1990年代の全日本プロレスに思い入れがあるなら、全日本プロレス2 3・4武道館はぜひ候補に入れてほしい作品です。
三沢光晴、川田利明、小橋建太、スタン・ハンセンなど、当時の人気レスラーが19人登場します。おなじみの必殺技や入場曲を意識した演出もあり、あのころの試合を思い浮かべながら遊べます。
そして、本作を特別なものにしているのが興行モードです。
ただ相手を倒すのではなく、必殺技やアピール、フォールの攻防で観客を盛り上げる必要があります。
プロレスの勝ち方だけでなく、試合の見せ方まで考えられるのは、なかなか面白い仕組みです。
三冠ヘビー級選手権や世界タッグ選手権などの通常対戦もあり、マルチタップを使えば友達と複数人で遊ぶこともできます。
一方、組み技の操作には少し慣れが必要です。体力ゲージも表示されないため、相手の動きを見ながら戦うことになります。
現代のゲームのような快適な操作やオンライン対戦を期待すると、物足りない部分もあるでしょう。
それでも、勝負としてのプロレスと、観客を楽しませる興行の両方を味わいたい人には、今でも十分に魅力的な作品です。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
これから始めるなら、まずスーパーファミコン本体と中古カセットを用意しましょう。テレビへの接続方法を確認し、コントローラーのボタンが正常に反応するかも確かめておきます。
ゲームを起動したら、最初は通常のシングルマッチから。難易度はBEGINNERを選ぶと、落ち着いて操作を練習しやすくなります。
試合が始まったら、まずYボタンのパンチとBボタンのキックを使ってみましょう。
次にAボタンで相手へ組み付き、弱い投げ技から練習します。相手が消耗してきたら、強い技や必殺技を狙ってみてください。
倒れた相手にフォールを仕掛ける操作も覚えておきたいところです。
ひと通りの操作に慣れたら、興行モードへ挑戦してみましょう。5試合の対戦カードを組み、観客が盛り上がる大会を目指します。
ここでは試合を早く終わらせすぎないことが大切。必殺技やアピール、フォールの攻防などを取り入れ、試合の流れに変化をつけましょう。
全試合が終わったら、ジャイアント馬場の評価を確認します。思ったほど高い評価が得られなければ、次は技の使い方や試合の長さを変えてみるのも面白いでしょう。
シングルマッチで操作を覚え、興行モードで名勝負作りに挑戦する。この順番なら、本作の特徴をつかみやすくなります。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
本作が気に入ったなら、同じ全日本プロレスシリーズを遊び比べてみるのも面白いでしょう。
まず挙げたいのが、1993年発売の全日本プロレスです。
スーパーファミコンで展開されたシリーズの原点で、当時の人気レスラーを操作して対戦できます。本作より技の種類は少なめですが、初期作品ならではの操作感を確かめられます。
続いて全日本プロレス' 世界最強タッグ。こちらはタッグマッチに力を入れた作品で、合体技やチームでの戦いを楽しめます。
本作との違いを比べてみると、シリーズの変化が分かって面白いかもしれません。
別のハードなら、セガサターン用の全日本プロレス FEATURING VIRTUAも候補です。こちらは3Dグラフィックを採用した作品で、SFC版とは違った感覚で試合を楽しめます。
ドリームキャスト用のGIANT GRAM 全日本プロレス2 in 日本武道館も、全日本プロレスを題材にした作品です。こちらも3D表現を採用しており、同じ団体のゲームでも操作感の違いを味わえます。
スーパーファミコンで別のプロレスゲームを遊びたいなら、スーパーファイヤープロレスリングXもおすすめです。
当時の全日本プロレスを味わうなら本シリーズ、さまざまなレスラーで対戦を楽しむならファイプロという選び方もよいでしょう。
プロレスゲームは作品ごとに技の出し方や試合のテンポが違うので、いくつか遊び比べてみると、また別の面白さが見つかるはずです。