三國志Ⅳとは?【レトロゲームプロフィール】
三國志Ⅳは、1994年12月9日に光栄から発売された、スーパーファミコン用の歴史シミュレーションゲームです。
曹操、劉備、孫権といった英雄たちが天下を争う三国志の世界で、自ら君主となって中国統一を目指します。
都市を豊かにして軍資金を蓄え、優秀な武将を仲間に引き入れ、十分な兵力が整ったら隣国へ出陣。戦争に勝って領土が広がると、今度は新しい都市の管理が待っています。
この繰り返しが、気づけば何時間も続いてしまうんです。
本作でとくに面白いのが、武将ごとの特殊能力と、兵科や地形が絡む戦争システム。
諸葛亮のような知将なら計略を駆使し、関羽や張飛のような猛将なら前線で敵を押し込む。誰をどの部隊に配置するかによって、戦い方が変わってきます。
野戦から攻城戦、そして最終決戦へと進む戦闘も、単に兵士の数が多ければ勝てるほど単純ではありません。
もちろん、勢いだけで戦争を続けると大変です。せっかく都市を奪っても、金や兵糧が底をつけば次の戦争どころではなくなります。
初めてなら曹操のような人材の豊富な勢力を選び、商業を育てながら武将を集めるところから始めるのがおすすめです。
現在はNintendo Switch Onlineでもスーファミ版を楽しめるため、当時の本体を持っていなくても遊びやすくなっています。
内政の進め方や戦争での立ち回り、便利な裏技、中古で遊ぶ場合の注意点まで、押さえておきたい情報は盛りだくさん。
名将を集めて大軍で押し切るもよし、弱小君主から知略で勢力を広げるもよし。
歴史では実現しなかった天下統一を自分の手で成し遂げられる。そんな夢を味わえるのが、このゲームの醍醐味です。
| 発売日 | 1994年12月9日(スーパーファミコン日本版) |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン。PC版を原作として、PlayStation、セガサターンなどにも展開。スーパーファミコン版はNintendo Switch Onlineでも配信。 |
| ジャンル | 歴史シミュレーション、戦略シミュレーション |
| プレイ人数 | 1~8人(複数人では君主を分担して順番に操作) |
| 開発 | 光栄(KOEI) |
| 発売 | 光栄(KOEI) |
| 特徴 | 全43都市の中国統一、400人以上の武将、6つの時代別シナリオ、武将ごとの特殊能力、野戦・攻城戦・最終決戦、新君主・新武将の登録、最大8人プレイ |
| シリーズ | 三國志シリーズ第4作 |
| 関連作 | 三國志Ⅲ、三國志Ⅴ |
三國志Ⅳの紹介(概要・ストーリーなど)
三國志Ⅳは、後漢王朝が衰え、多くの英雄たちが覇権を争う時代を舞台にした歴史シミュレーションです。
曹操や劉備のような有名君主で天下を狙うのも面白いですが、あえて小さな勢力を選び、史実とは違う歴史を作っていく楽しみもあります。
ただし、強い武将を集めて兵士を増やせば、それだけで勝てるわけではありません。
金がなければ軍備を整えられず、兵糧が不足すれば大軍も力を発揮できない。外交をおろそかにすると、思わぬ方向から敵国に攻め込まれることもあります。
だからこそ、都市の国力と武将の能力を見ながら、少しずつ勢力を育てる過程が面白いんですね。
前作までの内政や外交を受け継ぎながら、武将の特殊能力や兵科の違いも戦略に関わるようになりました。
どの時代から始めるか、誰を配下に置くか、どこを最初に攻めるか。ゲームを始める前から、すでに駆け引きは始まっています。
発売年・対応ハード・ジャンル
スーパーファミコン版の三國志Ⅳが発売されたのは、1994年12月9日。開発と発売を担当したのは光栄で、同社の歴史シミュレーションを代表する三國志シリーズの第4作にあたります。
もともとはパソコン向けに登場した作品で、スーファミ版は家庭用ゲーム機への移植版です。
プレイヤーは一国の君主として内政や軍事を指揮し、中国全43都市の支配を目指します。
登場する武将は400人以上。曹操、劉備、孫権はもちろん、関羽、張飛、諸葛亮など、三国志でおなじみの顔ぶれがそろっています。
本作で大きく変わったのが、武将ごとに特殊能力が設定されたことです。
武力が高ければ誰でも同じように戦えるわけではなく、知力の高い武将でも必要な特殊能力を持っていなければ実行できない命令があります。
つまり、能力値の高さだけで武将を選んでいると、意外なところで困るわけです。
部隊編成では、大将1人に副将2人を付けられる仕組みも登場。歩兵、騎兵、弩兵といった兵科の使い分けも重要になりました。
誰を大将にして、どんな副将を組み合わせるか。
戦争が始まる前の編成から頭を悩ませるあたりに、本作らしい奥深さがあります。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
後漢王朝の力が衰え、各地で英雄たちが立ち上がった中国大陸。
董卓による権力掌握、呂布の活躍、赤壁の戦い、そして魏・呉・蜀による三国鼎立。本作では、そんな激動の時代を好きな君主の立場から体験できます。
用意されているシナリオは全部で6つ。
最初のシナリオは189年12月の「董卓、都洛陽を制す」で、続くシナリオ2は194年11月の「飛将軍、中原に舞う」です。
シナリオ3は201年10月の「劉備、新野に雌伏す」、シナリオ4は208年9月の「臥龍、赤壁に飛翔す」。
さらに221年4月の「漢朝滅び三國鼎立す」、235年2月の「巨星、五丈原に堕つ」が用意されています。
開始する年代によって勢力の配置や配下武将が違うため、同じ君主を選んでも戦い方は変わってきます。
そして嬉しいのが、史実どおりに歴史を進める必要はないこと。
劉備で曹操を打ち倒してもいいですし、呂布で大陸全土を支配するという大胆な展開も狙えます。
歴史では大勢力に飲み込まれた弱小君主が、逆に天下を統一する。そんな展開こそ、シミュレーションゲームならではの面白さでしょう。
目標は、どのシナリオでも中国全都市の支配です。
歴史の流れを自分の判断で変えていく楽しさが、本作にはたっぷり詰まっています。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
国を大きくするために必要なのは、内政、外交、人材の登用、そして戦争です。
内政では商業や開発、治水、技術を高め、都市の収入と生産力を育てます。金が増えれば軍備を整えやすくなり、兵糧が豊富なら長期戦にも対応しやすくなります。
外交では同盟を結んだり、ほかの君主と協力して敵国を攻めたりすることも可能。戦うだけが勢力を広げる方法ではありません。
そして、国を支えるのが武将たちです。在野武将を探し出して登用したり、他国の人材を味方に引き入れたりすることで、命令を任せられる人数が増えていきます。
なかでも本作らしいのが、特殊能力によって武将の得意分野がはっきり分かれるところ。
火計を使える武将なら敵部隊を炎で攻められ、風変や天変を持つ知将なら風向きや天候まで操れます。製造の能力を持つ武将は、兵器を作る場面で頼りになる存在です。
戦争では野戦、攻城戦、最終決戦という段階があり、城の外で迎え撃つのか、城に籠もって守るのかでも状況が変化します。
兵力差があるからといって、勝負が決まったわけではありません。地形を利用し、計略を仕掛け、敵の弱いところを突けば逆転も狙えます。
手持ちの武将でどう勝つかを考える。
この試行錯誤が、三國志Ⅳをついつい長時間遊んでしまう理由のひとつです。
難易度・クリア時間の目安
三國志Ⅳの難しさは、どの君主を選ぶかによって大きく変わります。
曹操のように有能な武将が多く、領土や兵力にも余裕のある勢力なら、比較的早い段階から戦争に挑めます。
反対に、都市をひとつしか持たず、配下も少ない君主では、生き残るだけでもひと苦労。周囲を強国に囲まれていると、最初の数年間が本当に長く感じられるでしょう。
ゲーム開始時には難易度も調整できるので、初めてなら初級を選ぶのがおすすめです。
とくに君主の戦力と難易度設定の組み合わせは、序盤の遊びやすさに大きく影響します。
クリア時間は一定ではありません。強い勢力で積極的に進軍すれば比較的短く統一できることもありますが、弱小君主からじっくり国を育てる場合は何十時間にも及ぶ長期戦になりがちです。
初めて遊ぶなら、10時間以上かかるつもりで始めるといいでしょう。
戦争では部隊をひとつずつ操作するため、大軍同士の戦闘はどうしても時間がかかります。領土が広がれば、それだけ管理する都市も増えていきます。
今日は内政を整え、次に遊ぶときに戦争を仕掛ける。そんなペースでも十分に楽しめます。
数日かけて少しずつ天下統一へ近づく遊び方が、むしろ似合う作品です。
セーブをうまく利用しながら、自分のペースで進めていきましょう。
三國志Ⅳが刺さる人/刺さらない人
三国志の歴史が好きで、じっくり作戦を練る時間が苦にならない。そんな人なら、三國志Ⅳはかなり楽しめるはずです。
曹操や劉備になって天下を狙うのもいいですが、あまり目立たない君主を選び、少しずつ大国に育てていく遊び方も魅力的。
都市の収入が増え、武将が集まり、ようやく強敵と渡り合えるようになったときの達成感はなかなかのものです。
とくに兵力で勝る相手を、自分の立てた作戦で打ち負かしたい人には相性がいいでしょう。
地形や計略を使い、少ない兵で大軍を退けられたときは、思わず次の戦争にも挑みたくなります。
もちろん、史実とは違う展開を楽しみたい人にもおすすめです。
一方、短時間でサクッと遊びたい人や、テンポの速いアクションが好きな人には少し合わないかもしれません。
内政の設定、武将の管理、出兵前の準備と、戦争が始まるまでにも考えることが山ほどあります。最初は命令の意味や数字を覚えるだけでも大変でしょう。
ただ、仕組みが分かってくると、毎月の行動に自然と意味が生まれます。
敵の兵力を調べながら、そろそろ攻めどきか、それとももう一年育てるべきかと悩む時間も楽しいもの。
ひとつの勢力を時間をかけて育てるのが好きなら、今でも夢中になれるゲームです。
三國志Ⅳの遊び方
三國志Ⅳは、各都市へ命令を出して国力を高め、戦争で領土を広げていくゲームです。
操作そのものは十字キーとA・Bボタンが中心なので、それほど複雑ではありません。問題は、選べる命令の多さです。
内政、軍事、外交、計略と、最初からいろいろな項目が並んでいるので、どこから手をつければいいのか迷うかもしれません。
そんなときは、商業で金を増やし、使える武将を集めることから始めましょう。
勢いで隣国へ攻め込むのも面白そうですが、まず都市の状態を知るほうが先。兵士を集めても、兵糧がなければ戦争を続けられません。
基本操作と毎月の流れを覚えてしまえば、内政や出兵の判断も少しずつできるようになります。
基本操作・画面の見方
スーファミ版では、十字キーでカーソルを動かし、Aボタンで決定、Bボタンで取り消しや前の画面へ戻る操作を行います。
とくに便利なのがYボタンのコマンドヘルプです。
初めて見る命令があったら、その項目にカーソルを合わせてYボタンを押してみましょう。何をするための命令なのか確認できます。
Xボタンは、別の自国都市へ移動するときに役立ちます。領土が広がってくると都市を切り替える機会が増えるので、Xボタンで管理する都市を移動できることは覚えておきたいところです。
戦略画面では、選択中の都市が持つ金や兵糧、兵士数、内政の状態を確認できます。
武将情報を開けば、統率、武力、知力、政治、魅力などの能力値も見られます。
ここで気をつけたいのが、何でも同じ武将に任せないこと。商業を伸ばしたいなら政治の高い武将、戦争なら統率や兵科の特殊能力に優れた武将という具合に、役割を考えます。
最初は難しい数字をすべて覚えようとしなくても大丈夫です。
まず都市情報を開き、金と兵糧がどれくらいあるかを確認してみましょう。
都市と武将の情報を見る癖をつけることが、天下統一へ向けた最初の一歩になります。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
ゲームは1か月ずつ進み、各君主が順番に行動します。
自分の手番になったら、まず支配都市の金や兵糧を確認。収入が足りなければ内政を見直し、余裕があるなら武将の登用や軍備の強化を進めます。
ほかにも、兵士の訓練をしたり、他国と外交交渉をしたりと、できることはさまざまです。
戦争の準備が整ったら隣接する敵都市へ出兵し、勝てば新たな領土が手に入ります。
ただし、本作の内政は毎月同じ命令を出し続ける方式ではありません。担当する武将と資金を設定すると、内政が毎月進んでいく仕組みです。
便利な反面、割り当てた資金がなくなると成長も止まってしまうので、ときどき設定を見直しましょう。
また、武将が内政以外の命令を実行できるのは、基本的に1か月にひとつ。
優秀な武将を先に別の命令へ使ってしまい、肝心の登用や外交を任せられない、なんてことも起こります。
必要な行動を終えたら休養を選び、次の君主へ手番を渡します。すべての君主が行動を終えると翌月へ進み、収入やイベントが発生します。
内政で国を育て、人材を増やし、戦争で領土を広げる。
この積み重ねで、中国全土の統一を目指していくわけです。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
初めてのプレイなら、シナリオ1で曹操のような有力君主を選ぶと進めやすいでしょう。
曹操は優秀な武将を集めやすく、内政も戦争も試しやすい勢力です。最初から人材がそろっていると、命令の違いを覚える余裕も生まれます。
ゲームが始まったら、いきなり出兵するのは少し我慢。まず都市の金、兵糧、兵士数、配下武将の人数を確認してください。
次に政治の高い武将を内政担当に選び、商業を伸ばす設定を行います。
序盤は軍資金の確保を優先すると、登用や軍備を進めやすくなります。
人材の特殊能力を持つ武将がいるなら、在野武将の捜索や登用も積極的に試してみましょう。
配下が増えれば、内政を任せる人も戦場へ出す人も確保しやすくなります。ひとりの武将に頼りきりにならずに済むのは大きいですね。
兵士を増やす場合は、兵糧も忘れずに確認。大軍を用意しても、食料不足では長期戦を戦い抜けません。
隣国の情報を調べ、兵力が少なく攻めやすそうな都市を探します。
最初から一気に領土を広げようとせず、まずは隣の都市をひとつ確実に手に入れることを目標にしましょう。
勝ったあとも内政を続け、次の戦争へ備えることが大切です。
初心者がつまずくポイントと対処
序盤でやりがちなのが、兵士をたくさん集め、その勢いで戦争を仕掛けてしまうことです。
大軍なら何とかなると思っても、戦いが長引いて兵糧が尽きれば大変。士気が下がり、せっかくの兵力を生かせなくなります。
出兵前には、戦争が長引いても困らないだけの兵糧を用意することを忘れないようにしましょう。
もうひとつ気をつけたいのが部隊編成です。
大将1人に副将2人を付けられるからといって、有名な猛将や知将をひとつの部隊へ集中させすぎると、ほかの部隊が頼りなくなってしまいます。
強い部隊を作るだけでなく、全体の戦力を見ながら配置したいところです。
武将の忠誠度にも注意が必要。せっかく登用した優秀な武将でも、忠誠が低いままだと他国へ引き抜かれる危険があります。
主力になる武将には褒美を与え、できるだけ忠誠を高めておきましょう。
また、都市を奪ったあとに守備を忘れるのも危険です。前線には守備兵を残し、後方の都市では商業や技術を育てます。
攻める前に補給を整え、勝ったあとも守りを固める。
この考え方を覚えるだけで、無理な戦争による失敗を減らせます。分からない命令が出てきたら、Yボタンのヘルプも活用しましょう。
三國志Ⅳの攻略法
三國志Ⅳで天下統一を目指すなら、兵士の数だけに頼らないことが大切です。
金と兵糧を確保し、優秀な武将を適切な場所へ配置して、ようやく軍隊が力を発揮します。
序盤は商業と人材集め、中盤は兵器の製造や兵科の充実、終盤は広がった前線の管理と、勢力の規模によって考えることも変わってきます。
なかでも戦争の結果を左右するのが、武将の特殊能力を得意な場面で使うことです。
火計で敵を崩したり、連弩で離れた位置から攻撃したり、発石車で城を攻めたり。兵力が少なくても、戦い方によって勝機が生まれます。
その一方で、兵糧不足や武将の離反は大きな痛手になります。
勝つための準備と、負けないための備え。この両方を意識して勢力を育てていきましょう。
序盤攻略:君主選びと最初の内政
最初の数年間をどう過ごすかで、その後の展開はかなり変わります。
初プレイなら曹操のような配下の豊富な君主を選ぶと、内政と戦争の仕組みを覚えやすいでしょう。
小さな勢力で挑戦したい場合も、政治の高い武将がいるかは先に確かめておきたいところです。都市を育てられる人材が少ないと、思うように国力が伸びません。
ゲームが始まったら、商業を担当する武将と投入する資金を設定します。
商業が成長すると金収入が増え、武将への褒美や軍備にも余裕が生まれます。複数の都市を持つ勢力なら、まず商業を伸ばして収入の土台を作るのがおすすめです。
もちろん、開発や治水も無視できません。兵糧が不足しがちな都市では開発を進め、洪水の心配がある地域なら治水にも力を入れましょう。
ただ、最初からすべての項目を同じように伸ばす必要はありません。都市の弱い部分を見ながら、優先順位を決めるほうが無理なく進められます。
次は人材集めです。人材の特殊能力を持つ武将で在野武将を探し、登用を試みます。
配下が増えれば内政を任せやすくなり、戦争では大将を務められる武将も増やせます。
忠誠の低い武将がいたら、褒美を与えて引き留めることも忘れずに。
兵士を集めるときは兵糧の残りを確認し、無理な徴兵は控えましょう。
金を蓄え、武将をそろえてから最初の出兵へ向かう。
遠回りに見えても、この準備が後の戦争をぐっと楽にしてくれます。
中盤攻略:商業・兵糧・登用で勢力を伸ばす
いくつか都市を手に入れたら、今度は勢力全体の収入と人材を増やしていきたいところです。
とくに大切なのが金と兵糧の確保。戦争に勝って領土が広がっても、次の出兵に必要な物資がなければ勢いが止まってしまいます。
商業を育てれば金収入が増え、商人との取引にも余裕が生まれます。
米の相場が安い時期に兵糧を買い、高くなったところで余剰分を売るのもひとつの方法です。
ただし、手持ちの金を全部米に変えたり、兵糧を売り切ったりしないようにしましょう。
戦争や武将への褒美に使う資金も必要ですし、食料不足のまま出兵するのは危険です。
中盤からは技術を高める都市も意識したいところ。連弩は技術60、発石車は技術100が製造の目安になります。
すべての都市で技術を上げようとすると時間も資金もかかるため、兵器を生産する拠点を決めておくと効率的です。
敵国を倒したあとには、捕らえた武将の登用も試してみましょう。
外交、人材、製造、風変など、特殊能力を持つ武将はとくに貴重です。
武力や知力の数値だけでなく、今の自軍に足りない役割を補えるかを考えて登用すると、勢力の幅が広がります。
優秀な人材と兵器がそろってくると、それまで手を出しにくかった強国にも挑戦しやすくなります。
終盤攻略:包囲網対策と中国統一の進め方
領土が広がってくると、敵国を攻めること以上に、奪った都市をどう守るかが重要になってきます。
主力部隊をひとつの前線へ集めすぎた結果、別の国境から敵に攻め込まれてしまう。終盤では、そんな失敗も起こりがちです。
まず全体マップを見て、敵国と接している都市を確認しましょう。
とくに複数の方向から攻撃を受ける可能性がある都市には、十分な守備兵を残しておきたいところです。
攻める都市も、何となく隣にあるからという理由で決めるのは避けたいもの。
敵の兵力が少ない場所や、相手の主力から離れた都市を狙えば、味方の損害を抑えやすくなります。
出兵する際は、兵糧だけでなく、後方から物資を送り込める都市があるかも確認しておきましょう。
外交を利用して他国と同盟を結べば、攻撃される方向を減らせる場合もあります。大きな敵国と戦っている間だけでも、別の国と争わずに済むのはありがたいですね。
こちらが圧倒的な兵力を持っているなら、勧告で降伏を求める方法もあります。成功するかどうかは相手の状況次第ですが、戦わずに都市を得られるなら検討する価値があります。
終盤は、急いで攻めすぎると管理が追いつかなくなることも。
前線の守りと補給を整えながら、敵都市をひとつずつ確実に落とす。
派手さはなくても、この積み重ねが天下統一への道を開いてくれます。
野戦・攻城戦・最終決戦の安定戦術
本作の戦争は、野戦、攻城戦、最終決戦という3つの段階で進みます。
まず野戦では、広いマップに部隊を配置し、敵軍とぶつかります。ここで大切なのが兵科と地形の相性です。
騎兵は機動力と攻撃力が頼もしい反面、川や森などの地形では思ったように動けない場合があります。
弩兵なら離れた位置から攻撃でき、連弩を使える部隊であれば敵に大きな損害を与えることも可能です。
編成時には、歩兵・騎兵・弩兵の特殊能力を持つ武将を大将にすることを意識しましょう。
同じ兵士数でも、指揮する武将によって部隊の働きが変わります。
攻城戦に入ったら、城門や城壁をどう突破するかが問題になります。
衝車や発石車があれば攻城の助けになりますが、城壁の上に陣取る敵へ正面から突っ込むのは危険です。
弓による攻撃や兵器を使い、相手の守備を少しずつ崩していきましょう。
城門を突破したあとの最終決戦では、敵の総大将を倒す必要があります。
味方をばらばらに動かすと、各個撃破される危険もあります。敵の配置を確認し、必要な場所へ部隊を集中させたいところです。
兵科の得意分野を生かし、地形に合わせて戦う。
兵力だけに頼らない戦い方を覚えると、難しい戦争でも勝ち筋が見えてきます。
君主の後継者・忠誠・兵糧の失敗防止
戦争では順調に勝っていたのに、思わぬ出来事で勢力が一気に苦しくなる。そんな展開もあるのが三國志Ⅳです。
なかでも注意したいのが、君主の死亡、武将の離反、そして兵糧不足。
君主が戦争や寿命で亡くなっても、配下から後継者を選べればゲームは続けられます。しかし、後を継げる武将がいなければゲームオーバーになってしまいます。
そのため、君主を危険な戦場へ何度も出し続けないことも大切です。
優秀な武将を登用したあとは、忠誠度の確認も忘れずに。
能力が高くても忠誠の低い武将は、他国へ引き抜かれたり、寝返ったりする危険があります。主力部隊の大将に逃げられてしまったら、次の戦争の計画まで狂ってしまいます。
褒美を与えるなら、重要な役割を持つ武将から優先して忠誠を高めましょう。
兵糧にも余裕が必要です。戦争中は兵士の数に応じて食料を消費し、尽きると士気が下がってしまいます。
短期決戦のつもりで出兵しても、城を落とすまでに時間がかかることは珍しくありません。
後継者を確保し、武将の忠誠を守り、兵糧を切らさない。
目立たない部分ですが、この3つを意識しておくと長い戦いを乗り切りやすくなります。
三國志Ⅳの裏技・小ネタ
三國志Ⅳには、普通に遊んでいるだけでは気づきにくい裏技や小ネタもあります。
新武将の能力を大幅に高めたり、ゲームの途中で操作する君主を変更したりと、知っていると一風変わった遊び方が可能です。
とくに有名なのが、新武将の名前を「主人公」にして、ボーナスポイントを99にする裏技。
普段なら作れないような高能力の武将を登録したいときに役立ちます。
また、部隊編成画面で兵士を増やす方法も知られていますが、こちらは通常の進行では想定されていない操作です。
裏技だけでなく、商業と米の売買を利用して資金を増やす工夫も覚えておくと便利。
普通の攻略とは違う楽しみ方をしたいときに、試してみる価値のある要素がそろっています。
有名な裏技一覧(効果/手順)
スーファミ版には、ゲームの途中から操作する君主を変更する方法が知られています。
まずゲーム中に「終了」を選び、「今後の成り行きを見守りますか?」と表示されたら「可」を選択します。
その後、ゲームが再開した状態でSTARTボタンを何度か押すと、君主選択画面へ切り替わるというものです。
この方法を使えば、途中から別の君主の立場で遊ぶことが可能になります。
もうひとつ有名なのが、新武将の能力を高める裏技です。
タイトルメニューで「新武将を登録する」を選び、一般武将を作成します。そこで名前を漢字で「主人公」と入力すると、能力値に割り振れるボーナスポイントが99になります。
普通より多くのポイントを使えるので、能力の高い武将を作ってみたいときには便利ですね。
さらに、シナリオ5か6では、新君主を皇帝にする特殊な手順も知られています。
ただし、こちらは複数君主の操作や後継者の設定が関わるため、少し複雑です。
せっかく育てた勢力の進行に影響しないよう、裏技を試す前にはセーブを残しておくことをおすすめします。
なお、こうした方法は機種によって手順や動作が異なる場合があります。スーファミ版の情報を確認してから試しましょう。
商業と米売買で資金を増やすコツ
裏技を使わなくても、内政と商人との取引をうまく組み合わせれば軍資金を増やせます。
まず取り組みたいのが商業の強化です。政治の高い武将を担当にして、毎月の金収入を少しずつ増やしていきましょう。
資金に余裕が出てきたら、商人との取引で米の相場を確認します。
米の価格は月によって変わるため、安い時期に買い、高くなったところで売れば利益を狙えます。
ただし、ここで欲張りすぎるのは禁物。兵糧を売り切ってしまうと、肝心の戦争で困ることになります。
前線の都市には十分な食料を残し、余裕のある後方都市で米を売るなど、役割を分けて考えると管理しやすくなります。
また、商人と取引できない月もあるので、相場がよくても必ず売買できるとは限りません。
毎月の収入と支出を見ながら、無理のない範囲で取引を続けましょう。
増やした金は兵器の製造や武将への褒美など、次の勢力拡大に役立てられます。
商業で収入を増やし、余った米で利益を狙う。
地味な方法ですが、長い目で見ると国力の差につながってきます。
新君主・新武将の登録と特殊能力
歴史上の君主で遊ぶのも楽しいですが、自分だけの勢力を作れるのも三國志Ⅳの魅力です。
タイトルメニューから新武将の登録を選ぶと、名前や能力、顔などを設定してオリジナルの武将を作れます。
新君主は最大8人、一般武将は最大100人まで登録可能。作った一般武将を新君主の配下として登場させることもできます。
さらに、通常のシナリオに登録武将を登場させる設定にすれば、思いがけないところで自作の武将に出会える楽しみもあります。
能力値を決める際には、5つの能力へボーナスポイントをどう割り振るかが重要です。
統率を高くすれば部隊の大将に向き、政治を伸ばせば都市の内政で活躍しやすくなります。知力を高めた武将なら、計略を使う場面でも頼りになるでしょう。
ただし、特殊能力は通常の能力値とは別に設定されています。
能力を高くしたからといって、必ずしも欲しい技能を持っているとは限りません。登録したら特殊能力も確認しておきましょう。
親子関係を設定できるのも面白いところです。親子関係のある武将には、忠誠が下がっても寝返らないという特徴があります。
友人や家族の名前を付けた武将を作り、ひとつの国に集めて天下を狙うのも楽しそうですね。
自分で作った君主と配下で、中国統一の歴史を描く。
通常のシナリオとはまた違った遊びができる機能です。
兵士増殖の注意点(再現性・セーブ)
スーパーファミコン版には、部隊編成画面の操作を利用して兵士数を増やす裏技も知られています。
まず、敵都市と隣接している自国都市で「軍事」を選び、出兵する部隊の編成画面を開きます。
大将を決め、兵科を歩兵に設定して兵士数を指定。そのあと部隊編成の確認画面で「否」を選び、大将を選ぶ画面へ戻ります。
ここで一度、大将の設定を取り消して空欄にし、もう一度大将を選び直すという手順です。
すると、残りの兵士数が増えて表示される現象が起こるとされています。
これを繰り返すことで、通常より多くの兵士を部隊へ配置できる場合があります。
ただし、戦争そのものを取り消してしまうと、兵士数が元に戻る点には注意。増やした兵士を維持するため、そのまま出兵して退却するという方法も知られています。
とはいえ、これは通常のゲーム進行で想定された仕組みではありません。
ソフトの版や動作環境によって再現できるとは限らず、思わぬ動作につながる可能性もあります。
試す場合は事前にセーブを残しておくのが無難です。
本来の戦略を楽しみたいなら、徴兵や訓練を重ねて兵力を整える方法で進めましょう。
三國志Ⅳの良い点
三國志Ⅳで面白いのは、同じ勢力を選んでも、武将の使い方ひとつで違った展開になることです。
400人以上の武将にはそれぞれ能力や特殊能力があり、誰を内政に回すか、誰を戦場へ出すかを考えるだけでも悩みます。
とくに大将と副将の組み合わせを考える部隊編成は、戦争の楽しさを大きく広げてくれます。
野戦では地形と兵科、攻城戦では兵器や進軍方法が重要になるなど、状況に応じて考えることも変わってきます。
さらに、武将の顔グラフィックや重厚な音楽も、三国志の世界へ入り込むうえで欠かせない要素です。
ひとつのシナリオを終えても、別の君主でまた始めたくなる。そんな魅力が詰まっています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
強い武将と大軍がそろえば、それで勝利が決まる。もしそうなら、三國志Ⅳはここまで奥深いゲームにはならなかったでしょう。
実際には、兵士数で勝っていても地形や兵科を間違えると苦戦します。反対に、統率の高い大将へ適切な副将を付ければ、部隊の能力をうまく引き出せます。
この武将の特殊能力を組み合わせて作戦を考えるところが、なんとも楽しいんです。
例えば、火計が得意な武将に風向きを変えられる武将を組み合わせれば、火攻めを効果的に使える場面があります。
騎兵に向いた武将なら平地で力を発揮し、弩兵に適した武将なら離れた場所から敵を削る戦法が考えられます。
戦争以外の選択肢も豊富です。同盟を結んで敵の動きを抑えたり、勧告で都市を手に入れたりと、必ずしも力ずくで領土を広げる必要はありません。
内政で都市が育ち、新しい武将が登用に応じてくれたときも嬉しいものです。
とくに小さな勢力から始めた場合、最初は一都市を守るだけで精一杯。それが少しずつ領土を増やし、やがて大国と肩を並べるようになると、達成感もひとしおです。
自分で考えた作戦が、実際の勝利や勢力の成長につながる。
この手応えがあるから、もうひと月、もうひと戦と遊び続けたくなります。
演出・音楽・グラフィックの魅力
三國志Ⅳの画面には、歴史シミュレーションらしい落ち着いた重厚さがあります。
とくに印象に残るのが、武将たちの顔グラフィックです。曹操の威厳ある表情や、諸葛亮の知的な雰囲気など、人物ごとの個性がしっかり伝わってきます。
武将を登用したり、戦場へ送り出したりするときも、顔があるだけで自然と思い入れが生まれるものです。
戦争画面ではマップに部隊が配置され、自分で進軍させながら敵と戦います。派手なアクション演出こそありませんが、軍全体を指揮しているような感覚が味わえます。
都市の画面にも建物や風景が描かれ、そこを自分が治めている気分になれるのがいいところ。
そして忘れられないのが音楽です。作曲を担当した菅野よう子による楽曲が、三国志の壮大な雰囲気を盛り上げてくれます。
戦略画面では落ち着いた曲が流れ、戦争に入ると緊張感のある音楽に変化。これから勝負が始まるのだと、自然に気持ちが引き締まります。
スーファミ版では、当時の音源に合わせたアレンジも楽しめます。
武将の表情と音楽だけでも、歴史の世界へ引き込まれる。
そんな魅力を持った作品です。
やり込み要素(6シナリオ・新君主・上級)
一度中国を統一したからといって、三國志Ⅳの楽しみが終わるわけではありません。
本作には6つのシナリオがあり、開始年代が変わると都市の配置や武将の顔ぶれ、周囲の敵国まで変わります。
同じ君主を選んでも、時代が違えば戦略は別物。189年の曹操と、後年の曹操軍では勢力の規模も戦争の進め方も異なります。
劉備や孫権といった有名君主はもちろん、呂布や袁術などを選んで統一を目指すのも面白いところです。
なかでも弱小勢力から強国を倒して天下を取る挑戦は、やり込み好きにはたまりません。
さらに、新君主や新武将を登録できるので、歴史上には存在しなかった勢力を作ることもできます。
友人や家族の名前を付けた武将を配下にして、天下統一を目指す。そんな遊び方もできるんですね。
通常の難易度に慣れたら、上級へ挑戦するのもおすすめです。上級では収入や敵の行動が厳しくなり、内政と戦争をより慎重に進める必要があります。
外交を中心に勢力を広げたり、積極的な戦争で統一を目指したりと、戦略そのものを変えて遊ぶことも可能です。
君主と時代、そして作戦を変えるだけで違う歴史が生まれる。
何度でも最初から始めたくなるのは、こうした自由度の高さがあるからでしょう。
三國志Ⅳの悪い点
戦略を考える面白さがある一方で、三國志Ⅳには今遊ぶと少し不便に感じる部分もあります。
その代表が都市と武将の管理です。領土が少ないうちはそれほど気になりませんが、勢力が大きくなるほど確認する項目も増えていきます。
最初は都市をひとつ奪えただけで嬉しいのに、終盤になると新しい都市の管理が増えるたびに忙しくなる。なんとも贅沢な悩みです。
天下統一へ近づくほど、細かな操作の負担も増えるのが難しいところ。
さらに、敵の計略や異民族の襲撃で計画が崩れることもあります。戦争では部隊をひとつずつ操作するため、大軍同士の戦いには時間がかかりがちです。
こうした昔の歴史シミュレーションらしい不便さも、遊ぶ前に知っておきたい部分でしょう。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
最初は気にならなくても、領土が増えるにつれてじわじわ効いてくるのが都市の管理です。
支配している都市が少ないうちは、金や兵糧を確認して内政の担当を決めるだけでも何とかなります。
ところが、いくつも都市を持つようになると、担当武将の見直しや兵士の配置、前線の確認など、やることが増えてきます。
すべての都市を細かく管理しようとすると、かなり時間がかかるのが難点です。
戦争も同じで、大軍同士がぶつかると部隊をひとつずつ動かす必要があります。戦闘の規模が大きいほど、決着までの時間も長くなりがちです。
また、武将の特殊能力を確認したいときにも画面を切り替える必要があります。今の作品のように、大量の情報を一度に比較することは難しいんですね。
ただ、操作に慣れれば負担を減らすこともできます。Yボタンのコマンドヘルプや、Xボタンでの都市切り替えを活用しましょう。
セーブについては、実機で遊ぶ場合、カセットのバックアップ電池にも注意が必要です。
電池が弱っていると、長時間かけて進めたデータが消えてしまう可能性があります。これは歴史シミュレーションではかなり痛いところ。
都市の管理方法とセーブ環境を整えておくことが、長く楽しむためには大切です。
敵の計略・異民族・武将離反への対処
戦争に勝って順調に領土を広げていても、油断すると別のところから国が弱っていきます。
とくに厄介なのが、敵国の計略や配下武将の離反です。
忠誠の低い武将を放置していると、敵国から引き抜かれることがあります。もし主力部隊の大将に逃げられたら、戦力の低下は避けられません。
有能な武将ほど失いたくないので、褒美を与えて忠誠を高めておきましょう。
敵の計略によって都市の状態が悪化したり、武将が混乱したりすることもあります。
前線では思わぬ戦争が起こる可能性もあるため、敵国と接する都市には余裕のある守備兵を残すことが大切です。
また、異民族の襲撃も気をつけたい要素のひとつ。
烏丸族や南蛮族との関係が悪くなると、都市が被害を受ける場合があります。軍隊で撃退することもできますが、そのたびに兵士や兵糧を消耗していては大変です。
進物を送って敵対心を下げるなど、外交で対応する方法も考えてみましょう。
内政面では災害にも注意。商業ばかりに力を入れ、治水を完全に放置するのはおすすめできません。
武将の忠誠、前線の守備、異民族との関係を定期的に確認する。
地味な作業ですが、こうした備えが思わぬ敗北を防いでくれます。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
最近の歴史シミュレーションに慣れている人が遊ぶと、三國志Ⅳの操作や情報の見せ方には古さを感じるかもしれません。
支配する都市が増えるほど管理に時間がかかり、戦争でも部隊をひとつずつ動かさなければなりません。
武将の能力や特殊能力を比較するときも、画面を行ったり来たりする必要があります。
今のゲームのように、最適な配置を自動で提案してくれる便利な機能は限られています。
つまり、自分で数字を見て、必要な命令をひとつずつ決める時間がかなり多いんです。
短い時間でテンポよく進めたい人には、少々もどかしく感じるでしょう。大軍同士の戦闘では、決着までに時間がかかることもあります。
ただ、この細かな判断こそ面白いと感じる人もいるはずです。
敵の配置を見ながら、どの部隊を先に動かすか、誰の計略を使うかと考える時間には、独特の楽しさがあります。
なお、Nintendo Switch Online版では巻き戻しや中断セーブが使えるため、実機より気軽に挑戦できます。
じっくり考えながら自分の手で国を動かすことが好きか。
そこが、本作を楽しめるかどうかの大きな分かれ目になりそうです。
三國志Ⅳを遊ぶには?
三國志Ⅳを今から遊ぶなら、Nintendo Switch Onlineを利用する方法が手軽です。
2025年3月28日にスーパーファミコン版が追加され、Nintendo SwitchやNintendo Switch 2でも楽しめるようになりました。
当時のスーファミ本体を用意しなくても遊べるのは、今から始める人には嬉しいところです。
一方、昔ながらのカセットや実機で遊びたい人なら、中古ソフトを探す方法もあります。
ただし、古いゲームだけに、カセットの保存状態やセーブデータの保持には気をつけたいところ。箱や説明書の有無によっても価格は変わります。
遊びやすさを優先するか、当時の環境にこだわるか。自分に合った方法を選びましょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年10月20日時点で、三國志Ⅳのスーパーファミコン版はNintendo Switch Onlineで遊べます。
2025年3月28日に「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」へ追加され、現在は「スーパーファミコン Nintendo Classics」の名称で案内されています。
Nintendo SwitchまたはNintendo Switch 2で対象のソフトをダウンロードし、タイトル一覧から選んで遊ぶ方式です。
利用にはNintendo Switch Onlineへの加入が必要ですが、追加パック専用のタイトルではありません。
通常のNintendo Switch Online会員でも遊べるのはありがたいですね。
さらに、巻き戻しや中断セーブといった便利な機能も用意されています。
内政の命令を間違えたときや、戦争で思わぬ失敗をしたときに、やり直せるのは大きな助けになります。
以前はWiiやWii Uのバーチャルコンソールでも配信されていましたが、これらのサービスは新規購入が終了しています。
そのため、これから遊び始めるならSwitchでの配信が現実的な選択肢です。
もちろん、当時のスーパーファミコン版カセットを手に入れ、実機で遊ぶ方法もあります。
手軽に遊ぶならSwitch、当時の操作感を味わうなら実機。
どちらを選ぶかは、遊びたい環境や好みで決めるといいでしょう。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
スーファミ版を実機で遊ぶなら、本体、カセット、コントローラー、電源、映像ケーブルが必要です。
押し入れに昔の本体が残っている場合も、まずは正常に起動するか確かめておきましょう。長い間使っていなかったゲーム機は、カセットの端子やコントローラーの接触が悪くなっていることがあります。
本作ではメニュー操作が中心になるため、十字キーとA・B・X・Yボタンがきちんと反応することが重要です。
武将や都市を選ぶたびにボタンの反応が悪いと、長時間のプレイではかなり気になります。
テレビとの接続にも注意しましょう。
最近のテレビにはアナログ映像入力端子がない場合があるため、そのときはスーパーファミコンの映像信号に対応した変換機器が必要になります。
製品によって画質や表示の安定性に差があるので、対応状況を確認して選びたいところです。
そして、本作で忘れたくないのがセーブデータの問題。
古いカセットでは、バックアップ電池が弱っている可能性があります。
せっかく何時間もかけて勢力を大きくしたのに、次に起動したらデータが消えていた……という事態は避けたいですよね。
ゲームが起動するだけでなく、セーブが正常に残るかまで確認しておくと安心です。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古の三國志Ⅳを探すときは、価格と同じくらい動作状態を重視したいところです。
本作は長時間じっくり遊ぶゲームなので、起動できてもセーブが消えてしまうようでは困ります。
商品説明には、動作確認だけでなくセーブ確認の記載があるかも見ておきましょう。
中古価格については、2026年10月20日時点で確認した公開落札履歴に、480円、680円、930円といったスーファミ版の成約例があります。
ただし、これらは個別の落札例であり、いつでも同じ価格で買えるわけではありません。
カセットの状態や箱・説明書の有無、出品時期によって価格は変わります。
箱や説明書付きの商品は、カセットだけの場合より高くなることもありますし、送料を含めると予想以上の金額になる場合もあります。
購入前にはYahoo!オークションなどで、直近の落札価格を確認しておきましょう。
その際、PlayStation版やパソコン版が混ざらないよう、スーパーファミコン版だけで比較することも大切です。
実際の成約価格、セーブの状態、付属品の有無。
この3つを確認すれば、購入後の失敗を減らしやすくなります。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
三國志Ⅳは一度遊び始めると長時間になりやすいので、まずセーブ環境を整えておきたいところです。
実機ではカセットにセーブデータを保存するため、バックアップ電池の状態が重要になります。
中古カセットを手に入れたら、最初に短時間だけ遊んでセーブし、電源を切ったあともデータが残っているか確かめておきましょう。
一方、Nintendo Switch Online版なら、ゲーム内のセーブに加えて中断セーブも利用できます。
さらに巻き戻し機能を使えば、命令の選択を間違えたときや、戦争で失敗した場面をやり直せるのが便利です。
ただし、何でも巻き戻してしまうと、失敗も含めて戦略を考える緊張感は薄れてしまいます。使うかどうかは好みで決めるといいでしょう。
また、都市や武将の情報を何度も確認するゲームなので、文字が読みやすい表示環境も大切です。
小さな画面では数字が見づらく感じることもあるため、必要なら大きめのテレビを利用してみましょう。
十字キーの反応がよいコントローラーを使うことも、長時間の操作では意外と重要です。
都市の管理が一区切りついたところでセーブし、適度に休憩するのもおすすめ。
セーブの安心感と操作しやすい環境を整えることで、天下統一までじっくり楽しめます。
三國志ⅣのQ&A
三國志Ⅳを今から始めようとすると、いくつか気になることが出てくるかもしれません。
Nintendo Switchでも遊べるのか、最大8人プレイとはどんな仕組みなのか、最初は誰を選べばいいのか。
長く遊ぶ歴史シミュレーションだけに、セーブ方法も確認しておきたいところです。
とくに本作は、最初に選ぶ君主と内政の進め方で難しさが大きく変わるゲームです。
仕組みを知らずに弱小勢力を選ぶと、何もできないまま周囲の強国に飲み込まれてしまうこともあります。
まずは基本的な疑問を解消して、気持ちよく天下統一への第一歩を踏み出しましょう。
Nintendo Switchでも遊べる?
三國志Ⅳのスーパーファミコン版は、Nintendo Switch Onlineで遊べます。
2025年3月28日に配信タイトルへ追加され、現在は「スーパーファミコン Nintendo Classics」に収録されています。
Nintendo SwitchまたはNintendo Switch 2を持っていて、Nintendo Switch Onlineへ加入していれば利用できます。
追加パック専用ではないため、通常の会員でも遊べるのが嬉しいところです。
始めるときは、ニンテンドーeショップから「スーパーファミコン Nintendo Classics」をダウンロードしましょう。
アプリを起動してタイトル一覧を開き、三國志シリーズ第4作のスーファミ版を選択すればプレイできます。
Switch版では、中断セーブや巻き戻しなどの便利な機能も使えます。
戦争で思わぬ敗北を喫したり、内政の命令を間違えたりしたときに助かりますね。
もちろん、ゲームの中身は当時の作品をもとにしているため、最新シリーズのような戦闘システムへ作り直されているわけではありません。
当時の三國志Ⅳを、今のゲーム機で気軽に楽しめる。
実機を持っていない人には、とても便利な選択肢です。
最大8人で遊べる?
スーパーファミコン版の三國志Ⅳは、最大8人で遊べます。
ただし、8人が同時に部隊を動かすようなリアルタイム対戦ではありません。
プレイヤーごとに別の君主を担当し、自分の順番になったら内政や外交、戦争の命令を出していく方式です。
例えば、ひとりが曹操、もうひとりが劉備、別の人が孫権を担当することもできます。
それぞれが自国を育て、ときには同盟を結び、ときには戦争でぶつかり合うわけです。
友人同士で別々の君主を担当し、天下統一を競えるのは面白いですね。
ただし、人数が増えるほど1か月の進行には時間がかかります。
ほかの人が内政や戦争をしている間は、基本的に自分の手番を待つことになります。8人で遊ぶと、ひと月進めるだけでもかなり時間がかかりそうです。
初めてなら、2人か3人くらいから試すと進めやすいでしょう。
協力して強国へ立ち向かったり、昨日までの同盟相手が突然敵になったり。ひとりで遊ぶときとは違う駆け引きが生まれます。
人間同士でじっくり知略を競うのが好きなら、一度試してみたい遊び方です。
初心者におすすめの君主は?
初めて遊ぶなら、曹操のように優秀な武将を多く抱える君主がおすすめです。
三國志Ⅳでは、兵士の数だけでなく、配下武将の人数や特殊能力が勢力の強さに大きく関わります。
曹操は人材が豊富で、内政と戦争の両方を進めやすいのが魅力。さまざまな命令を試しながら、ゲームの仕組みを覚えられます。
さらに、都市や兵力にも余裕のある年代を選べば、序盤から追い詰められる危険を減らせます。
最初は領土と人材がそろっている勢力を選ぶのが無難です。
劉備や孫権も人気がありますが、開始する年代によって勢力の規模が変わるので注意しましょう。
例えば189年の劉備は小さな勢力で、序盤から厳しい展開になりがち。一方、後半の年代では三国の勢力が大きくなっているため、戦争を進めやすい場合もあります。
もちろん、曹操のような有力君主でも油断は禁物。
兵糧を使い切ったり、前線を空っぽにしてしまったりすれば、敵国に攻め込まれる危険があります。
まずは曹操で商業や登用、戦争の基本を覚え、それから劉備や呂布などに挑戦してみましょう。
操作に慣れてから弱小君主で天下を目指すと、本作の奥深さをさらに味わえます。
セーブはどうやる?
オリジナルのスーパーファミコン版では、ゲーム内の機能メニューからセーブできます。
戦略画面で機能コマンドを開き、セーブを選んで進行状況を保存しましょう。再開するときは、タイトル画面から保存したデータを読み込みます。
ただし、実機で遊ぶ場合には気をつけたいことがあります。
古いカセットはバックアップ電池が弱っている可能性があり、正常にセーブできない場合や、保存したデータが消えてしまう場合があります。
中古品を使うなら、長時間遊び始める前に、セーブデータが残るか確認することをおすすめします。
一方、Nintendo Switch Online版には中断セーブ機能が用意されています。
好きな場面で中断し、あとからその続きを再開できるので、長時間のプレイになりがちな本作とは相性がいいですね。
さらに巻き戻し機能も使えるため、戦争で思わぬ失敗をしたときにやり直すことも可能です。
ただし、巻き戻しだけに頼るのではなく、長く進めた内容はセーブで残しておくと安心です。
とくに大きな戦争を始める前や、いくつか都市を手に入れたあとには保存しておきたいところ。
重要な決断や大規模な出兵の前にはセーブする。
この習慣があれば、失敗を恐れすぎずに新しい戦略へ挑戦できます。
三國志Ⅳのまとめ
三國志Ⅳは、内政で国を育て、外交で味方を作り、戦争で領土を広げながら中国統一を目指す歴史シミュレーションです。
400人以上の武将が登場し、それぞれの特殊能力や兵科を生かした戦術を考えられるのが大きな魅力。
単に大軍を集めるのではなく、誰を大将にし、どんな計略や兵科で戦うかが勝敗を左右します。
初めてなら曹操のような人材豊富な君主を選び、商業と武将の登用から始めると進めやすいでしょう。
現在はNintendo Switch Onlineでも遊べるため、当時のスーファミを持っていなくても挑戦しやすくなっています。
時間をかけて小さな勢力を育て、強敵を打ち破り、少しずつ天下へ近づいていく。その長い道のりこそ、本作の一番の楽しみかもしれません。
結論:おすすめ度と合う人
三国志の英雄たちが好きで、戦略をじっくり考えるのが楽しい。そんな人には、三國志Ⅳは今でも十分おすすめできる作品です。
曹操や劉備、孫権といった有名な君主はもちろん、歴史では天下を取れなかった群雄を選んで中国統一を目指すこともできます。
なかでも面白いのが、武将の特殊能力を考えた部隊編成です。
知力の高い軍師を副将に付けたり、騎兵の得意な武将を大将にしたり。手持ちの人材をどう組み合わせるかで、戦争の進め方が変わります。
野戦と攻城戦では求められる戦術も違い、兵科や地形をうまく利用すれば、兵力差のある相手にも勝機が生まれるのが魅力です。
一方、内政や武将の管理にはかなりの時間がかかります。
領土が広がるほど都市の数も増え、次の戦争に向けた準備も複雑になるため、短時間で気軽に遊びたい人には少し合わないかもしれません。
ただ、こうした細かな管理まで含めて国を育てる楽しさがあるんですね。
最初は一都市を守るだけだった弱小勢力が、やがて強国を倒すまでに成長したときの達成感は格別です。
自分の知略で歴史を変え、天下を取ってみたい。
そんな人なら、何度でも遊びたくなる一本でしょう。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
これから三國志Ⅳを始めるなら、まずNintendo Switch Onlineでスーファミ版を遊ぶ方法が手軽です。
実機を用意せずに済み、中断セーブや巻き戻しも使えるため、初めてでも試行錯誤しやすくなります。
ゲームを起動したら、最初はシナリオ1を選び、曹操のような有力君主で挑戦してみましょう。
最初の手番では、都市が持っている金、兵糧、兵士数を確認します。
次に政治の高い武将を内政担当へ配置し、商業を伸ばす設定を行います。
人材の特殊能力を持つ武将がいるなら、在野武将の捜索と登用にも挑戦すると、勢力を育てやすくなります。
金と兵糧が増えてきたら、兵士の訓練を進めて戦争の準備です。
最初の攻撃目標は、兵力が少なく、奪ったあとも守りやすい都市がいいでしょう。
戦争では地形を確認し、兵科に適した武将を大将に選びます。
勝利したら、手に入れた都市でも商業や人材集めを進め、次の戦いへ備えましょう。
商業で金を作り、武将を集め、軍を鍛えて戦争する。
この流れを繰り返すうちに、少しずつ領土が広がっていきます。
最初から天下統一を急ぐ必要はありません。まずは隣の都市をひとつ奪うところから、自分だけの三国志を始めてみましょう。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
三國志Ⅳを楽しめたなら、同じシリーズの前後の作品にも触れてみると面白いでしょう。
まず気になるのが、前作の三國志Ⅲです。
こちらも内政と戦争を組み合わせ、中国統一を目指す歴史シミュレーション。都市や武将を管理する楽しさは共通していますが、特殊能力の仕組みなどには違いがあります。
三國志Ⅳと遊び比べると、シリーズがどのように変化してきたのかを感じられるはずです。
続編の三國志Ⅴもおすすめ。こちらでは戦争に陣形の仕組みが加わり、部隊の配置や戦術を考える楽しさがさらに広がっています。
とくに武将の配置や戦場での駆け引きをもっと楽しみたい人には、気になる一本でしょう。
三国志以外の歴史シミュレーションにも興味があるなら、信長の野望・武将風雲録も候補に入ります。
こちらは戦国時代の日本を舞台に、大名として天下統一を狙う作品です。登場人物も地域も違いますが、内政で国を育て、戦争で領土を広げる楽しさは共通しています。
同じ時代の歴史シミュレーションでも、作品ごとに戦争の仕組みや内政の考え方には違いがあります。
昔の歴史シミュレーションを遊び比べてみると、それぞれの作品が持つ個性や、シリーズごとの進化が見えてくるでしょう。