ニューヨーク・ニャンキーズとは?【レトロゲームプロフィール】
ニューヨーク・ニャンキーズは、猫のウィリーを操り、暗黒街のボス・ガズロにさらわれた恋人ジルを助けに向かう横スクロールアクションです。
見た目はにぎやかなカートゥーン調ですが、触ってみるとすぐに「普通のジャンプアクションではないな」と気づきます。
その理由が、銃口から巨大な拳を飛ばす「パンチガン」です。
敵を殴るのはもちろん、壁や天井へ拳を引っ掛ければ、そのままぶら下がることもできます。
さらに体を大車輪のように回し、勢いを付けて遠くの足場へ飛び移ることまで可能です。
攻撃に使っていた武器が、そのまま移動道具へ変わる。
この感覚が分かってくると、本作の面白さが一気に見えてきます。
メインチャンネル1~4は好きな順で挑戦でき、4つを攻略すると最後のチャンネル5が開放されます。
道中で拾ったコインはショップで使え、ボム、ハンマーパンチ、ジェットスニーカーなどを購入可能です。
ボーナスチャンネルへ寄れば、ルーレットなどのミニゲームでコインを増やす機会もあります。
後半はかなり手ごわくなりますが、操作レスポンスは素直です。
「今の落下は拳を離すのが早かったな」と原因が見えやすく、何度か試すうちに動きがきれいにつながっていきます。
ガズロを倒したあとには、さらに難しいEXTRAステージまで待っています。
最初のうちは先へ急ぐより、ぶら下がる・回る・飛ぶの3つを体へ覚え込ませたいゲームです。
| 発売日 | 1991年4月5日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | 横スクロールアクション |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | アトラス |
| 発売 | アトラス |
| 特徴 | パンチガン、ワイヤー移動、大車輪、チャンネル選択、ショップ、ボーナスゲーム、パスワード、EXTRAステージ |
| シリーズ | 単独作品 |
| 関連作 | Rockin' Kats、ヒットラーの復活 TOP SECRET |
ニューヨーク・ニャンキーズの紹介(概要・ストーリーなど)
ニューヨーク・ニャンキーズは、テレビ番組を選ぶような画面からチャンネルを切り替え、好きなステージへ挑んでいくアトラス製のアクションゲームです。
主人公ウィリーが向かう先は、ニューヨークの街だけではありません。
遊園地、空中、荒野と、チャンネルを変えるたびに舞台の雰囲気も大きく変わります。
最初からチャンネル1~4を自由に選べるので、「ここは今ちょっと厳しいな」と感じたら別の場所へ逃げても構いません。
アメコミ風のにぎやかな見た目に、かなり凝ったパンチガンのアクション。
ファミコン後期らしい、ちょっと欲張りな作りが詰まった1本です。
発売年・対応ハード・ジャンル
ニューヨーク・ニャンキーズは1991年4月5日にアトラスから発売されました。
対応機種はファミリーコンピュータで、1人用の横スクロールアクションです。
発売当時の価格表記は6200円で、流通資料によっては消費税込みの6820円と記載されています。
RPGの印象が強いアトラス作品の中では、かなりアクション寄りの珍しい1本です。
海外では内容の一部を調整し、タイトルをRockin' Katsへ変更してNES向けに発売されました。
主人公や基本的な遊び方は共通していますが、看板など細かな表現に日本版との違いがあります。
そして本作を語るうえで外せないのが、ウィリーが持つパンチガンです。
拳を遠くへ飛ばして敵を殴るだけなら分かりやすいのですが、地形へ固定すると話が変わります。
そのままぶら下がり、振り子のように体を回して遠くへ飛べるのです。
普通のジャンプを基準に考えていると最初は少し戸惑いますが、この変わった感触こそ本作の芯になっています。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
主人公はニューヨークで暮らす猫のウィリーです。
ある日、暗黒街を仕切るブルドッグのボス・ガズロが、ウィリーの恋人ジルへ目を付けます。
そして部下を送り込み、ジルを強引にさらってしまいました。
ウィリーはパンチガンを手に、ガズロ軍団を倒してジルを助けに向かいます。
ステージ選択画面はテレビを模した作りになっており、番組を変えるようにチャンネルを選んで出発します。
舞台は街中にとどまらず、遊園地、空中、ウエスタン風の荒野などかなりにぎやかです。
チャンネル1~4では、それぞれの場所で待ち構えるガズロの手下やボスと戦います。
4つをすべて片付ければ、いよいよ最後のチャンネルが開放されます。
長い会話で物語を説明するタイプではありません。
そのぶんキャラクターの動きや画面の見せ方で状況が伝わり、昔の海外アニメを眺めているような軽さがあります。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
Bボタンを押すと、パンチガンから拳が前方へ伸びます。
十字ボタンを組み合わせれば上や斜めにも撃てるため、高い位置にいる敵にも手が届きます。
ここまでは変わった飛び道具という感じですが、拳が天井や足場へ引っ掛かった瞬間から遊び方が変わります。
ウィリーがその場へぶら下がり、そこからぐるぐると体を回せるようになるからです。
勢いを付けた大車輪から、狙った瞬間に拳を離して飛んでいく。
初めは「あ、そっちへ飛ぶのか」と穴へ落ちることもありますが、慣れると通常ジャンプよりずっと気持ちよく移動できます。
下方向へパンチガンを撃ち、反動を使って大きく跳ねる動きもあります。
一部の物体はつかんで投げられるため、攻撃、移動、大ジャンプ、物体操作がすべてパンチガンにつながっています。
さらにステージの合間には、拾ったコインで装備を買う楽しみもあります。
遊び始めは少しぎこちなくても、「ここは歩くよりぶら下がって飛んだ方が早いな」と考え始めた頃には、かなり本作らしい動きになっています。
難易度・クリア時間の目安
序盤だけなら、見た目どおりの遊びやすいアクションに感じるかもしれません。
ところが先へ進むほど、パンチガンを正確に地形へ掛ける場面が増えていきます。
大車輪から飛び出す方向を間違えたり、拳を掛ける位置が少しずれたりすると、そのまま穴へ落ちることもあります。
難しさはありますが、何が悪かったのかを覚えるほど動きはちゃんと安定していきます。
メインチャンネルは5つで、最初の4つは自由な順番で攻略可能です。
どうしても苦手な場所があれば、別のチャンネルへ行ってコインを集め、ショップで準備してから戻れます。
初見ではボスの動きやワイヤー移動で何度も止められるため、数字だけ見て「5チャンネルならすぐ終わる」と考えない方がよいでしょう。
ただし地形を覚えた再挑戦では、驚くほどテンポよく進めるようになります。
通常エンディングのあとには高難度のEXTRAステージも控えているため、そこまで含めて遊ぶなら本編クリア後にもまだ出番があります。
パスワードもあるので、無理に一気に終わらせず何回かに分けて遊ぶのも似合う作品です。
ニューヨーク・ニャンキーズが刺さる人/刺さらない人
ニューヨーク・ニャンキーズが向いているのは、ちょっと癖のある操作を練習し、それを自分のものにしていく過程が好きな人です。
右へ走ってジャンプするだけではなく、ワイヤー、大車輪、反動ジャンプまで組み合わせて進みたい人ならかなり相性がいいでしょう。
慣れてくるほど「移動しているだけで面白い」と感じやすい作品です。
アメコミや海外カートゥーン風のキャラクターが好きな人にも入りやすい雰囲気があります。
逆に、ボタン1つで直感的に進めるシンプルなアクションを求めるなら、序盤から少し面倒に感じるかもしれません。
パンチガンを狙った場所へ掛けられないうちは、目の前の穴を越えるだけでも「あれ?」となります。
後半になると敵より先に地形との戦いが始まる場面もあります。
とはいえ、ランダムに振り回されるというより、操作が上手くなるほど前へ進めるタイプです。
ファミコン後期の少し変わったアクションを探しているなら、候補へ入れておきたい1本です。
ニューヨーク・ニャンキーズの遊び方
ニューヨーク・ニャンキーズの基本は、十字ボタンで移動、Aボタンでジャンプ、Bボタンでパンチガンです。
ただし、Bを敵を殴るためだけのボタンだと思っていると、すぐに行き詰まります。
拳が壁や天井へ掛かれば、その瞬間に攻撃が移動アクションへ変わります。
普通に跳んでも届かなそうな場所を見つけたら、まず周囲に拳を掛けられないか試してみるのが本作らしい考え方です。
チャンネルの合間にはショップやボーナスへ寄り、拾ったコインも使いながら最後のチャンネル5を目指します。
基本操作・画面の見方
十字ボタン左右でウィリーを動かし、Aボタンでジャンプします。
Bボタンを押せばパンチガンが伸び、十字ボタンとの組み合わせで正面だけでなく上や斜め方向も狙えます。
地形へ拳が引っ掛かったら、その場でぶら下がれるのが重要なところです。
ぶら下がったまま方向を入れるとウィリーが回転し、十分に勢いを付けてから離せば遠くまで飛んでいきます。
下へ向けてパンチガンを撃ち、反動で高く跳ねる場面もあります。
さらに一部の物体は拳でつかみ、そのまま持ち上げたり敵へ投げたりできます。
SELECTボタンは購入した装備の切り替えなどに使います。
画面上では体力、残機、所持コインも確認できるため、ボスへ入る前にちらっと見ておきたいところです。
最初は安全な場所で、正面パンチ、斜めパンチ、ぶら下がり、大車輪の4つだけ試してみると操作のつながりが分かりやすくなります。
基本ループ(チャンネル攻略→買い物→次のステージ)
ゲームを始めると、テレビを模した画面から挑戦するチャンネルを選びます。
チャンネル1~4は最初から自由に選べるので、「1を終えたら必ず2」という進み方ではありません。
気になったチャンネルへ入り、拾ったコインを持ち帰り、必要なら買い物をしてまた挑む。
この往復が本作の基本になります。
各ステージではパンチガンで敵を倒しつつ、ぶら下がりや大車輪を使ってボスのいる場所まで進みます。
コインがたまったらショップへ寄り、ボムやハンマーパンチなどを購入できます。
ボーナスチャンネルへ入れば、本編とは違ったミニゲームでさらにコインや残機を狙うことも可能です。
どうにも進めないチャンネルが出てきたら、別の場所へ移ってしまって構いません。
そこで資金を作り、装備を整えて戻ってくるのも立派な攻略です。
チャンネル1~4をすべて終えれば、ガズロが待つチャンネル5へ進めます。
序盤の進め方(パンチガンと大車輪を覚える)
序盤で気にしたいのは、敵をきれいにノーダメージで倒すことではありません。
まずは平らで安全な場所からBを押し、拳がどこまで伸びるのか眺めてみます。
次に斜め上へ撃ち、天井や足場へ拳を掛けてぶら下がってみてください。
ぶら下がった直後に慌てて離さず、回転に勢いが乗ってから飛ぶのが最初のコツです。
とはいえ、初めから狙いどおりに飛べる方が珍しいでしょう。
飛びすぎたり、ほぼ真下へ落ちたり、「今のはどこへ行くつもりだったんだ」となるのも普通です。
何度か繰り返すうちに、どの辺で離せば右上へ飛ぶのか、左へ戻るのかが感覚で分かってきます。
そのあとで下方向へパンチガンを撃つ反動ジャンプも覚えておくと、行ける場所がさらに増えます。
コインは目についた分を拾う程度で十分です。
全部取りに行って残機を減らすより、まずはパンチガンで無事に先へ進める方が後々楽になります。
ワイヤー移動・大ジャンプでつまずくポイント
初めのうちにやりがちなのが、拳を掛けた瞬間にすぐ離してしまうことです。
これでは回転の勢いがほとんど付かず、狙った足場の手前へ落ちてしまいます。
遠くへ飛びたいなら、まず大車輪の速度が乗るまで待つと覚えておくと分かりやすいです。
ただし回せば回すほど正解というわけでもありません。
勢いが付きすぎて、今度は足場の向こうへ豪快に飛び越えてしまうこともあります。
遠い足場なら大きく回す。
近い足場なら少ない回転で離す。
この加減が少しずつ分かってきます。
もう1つ怖いのが、近くに敵がいる状態でぶら下がってしまうことです。
回っている途中で攻撃を受けると着地点がずれやすいため、できるなら先に敵を片付けておきます。
下方向の反動ジャンプも足場の端で試すと、そのまま奈落へ向かうことがあります。
見慣れない地形では、まず中央寄りの安全そうな位置から試すくらいでちょうどいいです。
ニューヨーク・ニャンキーズの攻略法
ニューヨーク・ニャンキーズでは、目の前にいる敵を全部倒すことより、「この地形をパンチガンでどう抜けるか」を考える方が大事になってきます。
普通のジャンプで届かなければ無理をせず、天井や壁のどこかへ拳を掛けられないか見てみてください。
難しい場所ほど、パンチガンで自分から移動ルートを作る感覚が効いてきます。
コインがたまったらショップも遠慮なく利用しましょう。
強い武器やジェットスニーカーを使って苦手な区間を短くするのも、本作ではちゃんと用意された遊び方です。
序盤攻略:最優先で覚えるパンチガン操作
序盤で先に身につけたいのは、正面攻撃、斜め攻撃、ぶら下がり、大車輪、下方向への反動ジャンプです。
地上の敵へ近づくときは、接触する前にパンチガンを伸ばして先に殴っておきます。
高い場所に敵や足場が見えたら、とりあえず斜め上へ拳を伸ばしてみるくらいで構いません。
大きな穴へ来たら、何度も通常ジャンプを試すより、天井へ拳を掛けられないか探した方が話が早いことも多いです。
高い場所へ上がる場面では、下方向へのパンチから生まれる反動ジャンプも役立ちます。
つかめる物が置かれていたら、持ち上げて敵へ投げることもできます。
最初からコインを全部拾おうとすると、操作練習より落下回数の方が増えがちです。
まずは基本の動きを、必要なときにすぐ出せるようにしておきましょう。
大車輪が自然に出るようになる頃には、後半の縦移動や連続ワイヤーもだいぶ見え方が変わってきます。
中盤攻略:コイン稼ぎとショップの買い物
道中で拾ったコインは、ショップチャンネルで装備へ交換できます。
購入候補にはボム、ツインボール、ハンマーパンチ、ジェットスニーカー、残機追加などがあります。
落下が多いなら移動補助、ゲームオーバーが続くなら残機と、自分の苦手なところへお金を回すのが使いやすい考え方です。
ジェットスニーカーはジャンプ後の移動を助けてくれるので、穴が続く場所で頼りになります。
逆に敵の処理で体力を削られやすいなら、ハンマーパンチなど攻撃側の装備を試してみる手があります。
コインが足りなくなったら、クリア済みの場所で取れる分を集め直したり、ボーナスチャンネルへ寄ったりできます。
ただしミニゲームは、入れば毎回大もうけというほど甘くありません。
欲しい物を先に決めておき、なんとなく全部買おうとしない方がコインを残しやすいです。
難しいチャンネルをひとまず置いて、別の場所で準備してから戻れるのも自由選択式ならではの助けになります。
終盤攻略:チャンネル5とガズロ戦を突破
チャンネル1~4をすべて攻略すると、最後のチャンネル5が選べるようになります。
ここからは、それまで覚えてきたパンチガンの動きをまとめて試されるような場面が増えます。
入る前に残機とショップ装備を一度確認しておくだけでも気持ちに余裕が出ます。
難しそうな地形へ来たら、初見で一気に駆け抜けようとしなくて大丈夫です。
まずは天井や壁を見て、どこへ拳を掛けられそうか探します。
進んだり戻ったりを繰り返すと敵が再出現する場合もあるため、確認が終わったらあまり往復しすぎない方が安全です。
最後に待つのは暗黒街のボス・ガズロです。
ここでも焦って連打するより、相手の攻撃が終わったところへパンチガンを差し込むくらいの気持ちで戦った方が被害を抑えられます。
少し体力を削ったからと追い回さず、次の動きを見てからまた殴る。
その繰り返しで十分です。
そしてガズロを倒しても、まだEXTRAステージが残っています。
ボス戦は動きを見て1発ずつ返す
ボス部屋へ入ったら、最初の数秒くらいは攻撃せず眺めてみるのも手です。
ブルバンド、ピエロドッグ、ビッグコンドル、ミスター・コングなど、それぞれ動く範囲や攻撃後の間が違います。
相手が動いている最中へ無理に突っ込まず、攻撃が終わったあとへ拳を伸ばすのが分かりやすい戦い方です。
空中を動く相手なら斜め上パンチ。
地上中心なら正面からの攻撃。
まずはそれくらいの使い分けで構いません。
大きく跳ねる相手を追いかけると、こちらから当たりに行く形になりがちです。
着地点から少し離れて待った方が、次の攻撃を合わせやすくなります。
強化武器を持っているなら、ボス前の雑魚へ全部使い切らないようにしたいところです。
一度負けても、「この動きのあとなら1発入る」と分かれば次はかなり楽になります。
ガズロも同じで、正面へ張り付くより少し距離を取り、パンチガンの長さを生かした方が戦いやすくなります。
残機・コイン・パスワードの見落とし防止
本作では、集めたコインを電源を切ったあとまでそのまま持ち越すわけではありません。
長く遊ぶなら、進行状況を残せるパスワードが大切になります。
新しいチャンネルを攻略したら、表示されたパスワードをその場で記録しておきましょう。
現在なら画面を写真に残してしまうのが一番手軽です。
残機は落下で減りやすいため、余裕がなくなってきたらショップの1UPやボーナスを使えます。
ただしコインを全部残機へ回すと、今度は後半用の装備が買えなくなるかもしれません。
敵に削られるなら武器。
穴へ落ちるならジェットスニーカー。
ゲームオーバーそのものが多いなら残機。
そんなふうに、困っている原因へ合わせて買う物を変えると無駄が減ります。
EXTRAでは本編より条件が厳しくなるので、通常攻略のうちからパンチガンそのものの操作も少しずつ鍛えておきたいところです。
ニューヨーク・ニャンキーズの裏技・小ネタ
ニューヨーク・ニャンキーズには、難しい場所を練習しやすくするイージーコマンドや、特定の場面から始められる特殊パスワードがあります。
さらに通常クリア後には高難度のEXTRAステージもあり、エンディングを見たあとにも遊びは残っています。
裏技は先へ進むためだけでなく、苦手な操作を何度も試すために使うと便利です。
特に残機を増やせる方法は、後半の地形やボスだけ落ち着いて練習したいときに助かります。
ライフ全快・残機6になるイージーコマンド
よく知られている裏技の1つに、ライフを全快させ、残機を増やすイージーコマンドがあります。
まずゲーム中にSTARTボタンを押してポーズをかけます。
その状態で十字ボタン下、A、Bを同時に押したままSTARTを押します。
成功すればライフが全回復し、残機は6になります。
大車輪がどうしても苦手な場所や、後半のステージを繰り返し練習したいときにはかなり便利です。
もちろん、自力での突破を楽しみたいなら無理に使う必要はありません。
「もう少しだけ先を見たい」というときの救済として覚えておくくらいでも十分でしょう。
反対に、上、A、Bを押したままSTARTを押すと極端に不利な状態になるコマンドも知られています。
上下を取り違えると「助かるはずが余計につらい」という昔の裏技らしいことになるので、入力時は注意が必要です。
セーブデータを壊すようなものではなく、そのプレイ中の状態を変えるタイプのコマンドです。
ボーナスチャンネルでコインを増やす
ボーナスチャンネルでは、本編のステージとは違ったミニゲームを遊べます。
ルーレットではパンチガンを使って回転し、止まった位置によって賞金を獲得します。
ほかにも、落ちてくるボールをつかんでパイプへ投げるものや、回転ジャンプを使ってゴールを狙う遊びがあります。
コインが足りないときに寄れる、ちょっとした寄り道という位置づけです。
稼いだコインはショップでボム、ハンマーパンチ、ジェットスニーカー、残機などに使えます。
とはいえ、ボーナスへ行けば毎回必ず大きく増えるわけではありません。
本編で安全に取れるコインが残っているなら、そちらを拾ってからでも遅くはないでしょう。
面白いのは、ここでもパンチガンの「つかむ」「回る」「投げる」が出てくるところです。
資金稼ぎの合間に、本編とは少し違う形で操作を練習できます。
クリア後に始まるEXTRAステージ
チャンネル5でガズロを倒すと、まず通常のエンディングが流れます。
普通ならここで電源を切りたくなるところですが、本作にはその先があります。
さらに難しいEXTRAステージへ挑戦できるのです。
EXTRAでは本編以上に、大車輪とワイヤー移動の精度を求められます。
ショップの装備だけで何とか押し切るというより、自分のパンチガン操作そのものが試される内容です。
少ない余裕の中で難しい地形を抜ける場面もあり、本編を終えた直後だと「まだあるのか」と感じるかもしれません。
敵を倒したあとにスクロールを戻すと再出現する場所もあるため、むやみに往復するのも危険です。
通常クリアまで装備にかなり助けてもらっていたなら、ここで急に手ごわさが増したように感じます。
逆に大車輪の方向調整や反動ジャンプが自然に出る人なら、覚えた操作を思いきり使える舞台です。
まずは本編クリアを目標にし、EXTRAは腕試しの2周目くらいに考えておくと気楽に挑めます。
ボス戦・残機50・エンディングのパスワード
特殊なパスワードを入力すると、通常とは少し違う状態からゲームを始められます。
「たたかえてきたおせN」と入力し、最後のNへ1~5の数字を入れると、対応したボス戦からスタートできます。
苦手なボスだけ何度も触りたいときには便利なパスワードです。
また「ねこ50ねこ50ねこ」と入力すれば、残機50の状態から始められる裏技もあります。
難しい地形を腰を据えて練習したいなら、こちらの方が気楽に使えます。
「みせておくれみせて5」ではエンディングを確認できます。
どれも普通の攻略を大きく飛ばせるだけに、初回から使うとパンチガンを少しずつ覚えていく楽しみは薄くなります。
自力で遊んだあとにボスを研究したり、操作練習をしたり、エンディングを見直したりするときに使う方が本作らしさを味わいやすいでしょう。
ニューヨーク・ニャンキーズの良い点
ニューヨーク・ニャンキーズの面白いところは、パンチガンという1つの武器へ、とにかく多くの役割を持たせている点です。
敵を殴る。
物をつかむ。
天井へぶら下がる。
回転して飛ぶ。
高く跳ねる。
別々のボタンへ分けてもおかしくない動きが、ほぼ全部パンチガンからつながっています。
敵を倒すことだけでなく、どう移動するかそのものが遊びになっているのが本作の強みです。
ステージに加えてショップ、ボーナス、EXTRAまで用意され、単発作品ながら内容もかなり詰まっています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
パンチガンは、触り始めこそ少し言うことを聞いてくれない感じがあります。
ところが慣れてくると、同じステージでも移動速度がどんどん上がります。
普通なら足場を1つずつ跳んでいく場所を、天井へ拳を掛けてまとめて飛び越えられる場面もあります。
上手くなった分だけ、自分で近道を作れるようになるのが気持ちいいところです。
チャンネル1~4を好きな順で遊べるため、1か所でずっと足止めされにくいのも助かります。
少し疲れたらショップへ寄り、集めたコインを装備へ変える。
さらにボーナスチャンネルで本編とは違う遊びを挟む。
そんなふうに、アクションだけを延々続けない流れも作られています。
街、遊園地、空中、ウエスタンとステージごとの景色も大きく変わるため、次のチャンネルをのぞいてみたくなります。
短い間隔で違う仕掛けが出てきて、同じ敵を同じ方法で倒し続けるような単調さもあまりありません。
演出・音楽・グラフィックの魅力
猫や犬を中心にしたキャラクターは、かなりカートゥーン色の強いデザインです。
ウィリーの表情やパンチガンが伸び縮みする動きも細かく、止まっているより動かしている方が魅力が伝わります。
「海外アニメのゲーム化かな」と思ってしまいそうなほど、画面全体の雰囲気がきれいにそろっています。
チャンネル選択をテレビ番組のように見せる発想も、この世界観によく合っています。
ステージが変われば背景だけでなく、敵やボスの見た目までその舞台に合わせて変化します。
音楽もジャズやカートゥーンを思わせる軽快な曲調が中心で、ウィリーのコミカルな動きと相性がいいです。
エンディングでは自由の女神やニューヨークの景色を使い、ウィリーとジルの物語を長いセリフなしで見せていきます。
画面を派手にするだけではなく、キャラクター、音、見せ方をまとめて1つの雰囲気へ落とし込んでいるのが印象に残ります。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
通常の5チャンネルだけでも手応えはありますが、その先にはEXTRAステージがあります。
ここでは本編より厳しい地形へ挑むことになり、パンチガンの腕前がかなり素直に結果へ出ます。
本編で覚えたワイヤーアクションを、今度は本気で使わせてくるのがEXTRAです。
ほかにも、ボーナスチャンネルで高い賞金を狙ったり、ショップ装備をあえて抑えて攻略したりと、自分なりの遊び方を作れます。
特殊パスワードを使えば、気になるボスだけを繰り返して練習することも可能です。
1周目では慎重に1つずつ渡った足場を、慣れたあとに大車輪でまとめて飛び越えると、かなり分かりやすく上達を感じられます。
残機を増やす裏技もあるため、難しい区間そのものを練習したい人にも向いています。
アイテム図鑑を埋めるような収集型のやり込みではありません。
その代わり「もっときれいに動きたい」という方向では、かなり長く遊べる作品です。
ニューヨーク・ニャンキーズの悪い点
ニューヨーク・ニャンキーズで一番つまずきやすいのは、最大の魅力であるパンチガンそのものです。
普通のジャンプアクションのつもりで始めると、「なぜわざわざ天井へ拳を撃つんだ」と戸惑う場面が出てきます。
大車輪から拳を離すタイミングが分かるまで、思った場所へ飛びにくいのは確かです。
しかも後半になるほど、その特殊操作を使える前提でステージが作られていきます。
パンチガンを無視して普通のジャンプだけで押し切るのは難しく、ここが合うかどうかでかなり印象が変わります。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
カセットへ途中経過を書き込むセーブ機能はありません。
進行状況を残す方法はパスワードです。
何日かに分けて遊ぶなら、パスワードを記録するひと手間は避けられません。
現在ならスマートフォンなどで画面を撮ってしまえば済みますが、文字を手入力する以上、打ち間違いには気を付けたいところです。
ショップの装備についても、現代のゲームのように長い説明文が並ぶわけではありません。
実際に買って使いながら「なるほど、こういう物か」と覚える部分があります。
パンチガンの基本操作はデモで見せてくれるものの、大車輪でどの瞬間に離せばよいかまでは教えてくれません。
ここは自分で何度か落ちて覚える、いかにも昔のアクションらしいところです。
チャンネルセレクトも少し独特なので、最初は通常ステージ、ショップ、ボーナスの役割が分からずうろうろするかもしれません。
ただ、一度仕組みさえ覚えればメニューは簡素です。
ロード時間もないため、再挑戦のテンポそのものは悪くありません。
つまずきやすい場面と立て直し方
後半では、ワイヤー移動を外した瞬間にそのまま穴へ落ちる場所も出てきます。
拳を掛けた位置が悪いと、ぶら下がったあとに元の足場へ戻りにくくなることもあります。
初めて見る大穴では、いきなり最大まで回さず、まず小さく飛んで距離を見るくらいが安全です。
近くに敵がいるなら、先にパンチガンで片付けてから移動へ集中します。
それでも落下が続くなら、ショップのジェットスニーカーなど移動を助ける装備を試す手もあります。
残機が足りないと感じたら、ボーナスチャンネルや1UP購入で少し余裕を作れます。
さらに先だけ見たいなら、ポーズ中のイージーコマンドでライフ全快と残機6にする方法もあります。
全部を素の状態で突破しなければならないゲームではありません。
自分が引っ掛かっている部分へ合う助けを使うと、変わったアクションの面白さへ戻りやすくなります。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
今のワイヤーアクションなら、「ここへ引っ掛けられます」と対象が光る作品も珍しくありません。
本作には、そこまで親切な表示はありません。
画面を見て、自分で「ここかな」と拳を撃って試す必要があります。
説明を減らし、触りながら覚えさせる昔らしい作りを楽しめるかどうかは大きな分かれ目です。
ボス直前に細かなチェックポイントがあるわけでもなく、自動保存もありません。
かわいらしい見た目から気軽なキャラクターゲームを想像していると、後半の歯ごたえにも少し驚くでしょう。
一方で、操作そのものの反応は素直です。
狙った方向へパンチガンを出せるようになると、「理不尽だから無理」という感覚はかなり薄くなります。
現代的な親切さを期待するより、少ない説明から動かし方を自分で見つけていくゲームとして触る方が楽しみやすいです。
古さはありますが、ワイヤー移動の感触まで古びているわけではありません。
ニューヨーク・ニャンキーズを遊ぶには?
2026年8月26日時点で確認した範囲では、ファミコン版ニューヨーク・ニャンキーズそのものがNintendo Classicsなどで公式配信されている状況は確認できませんでした。
日本版を遊ぶなら、中古カセットとファミコン対応のプレイ環境を用意する方法が中心になります。
中古では価格が高めになりやすい作品なので、遊ぶことが目的ならカセットのみと箱説明書付きは分けて見た方が探しやすいです。
セーブ用のバックアップ電池を使う作品ではないため、中古購入時は電池よりも正常起動や端子の状態を気にした方がよいでしょう。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月26日時点で確認した範囲では、ファミコン版ニューヨーク・ニャンキーズをNintendo Classicsなどから遊べる公式配信は確認できませんでした。
日本版を遊びたい場合は、正規の中古ファミコンカセットを使う方法が分かりやすいです。
海外ではRockin' Katsの題名でNES版が発売されています。
基本となるゲーム内容は共通していますが、一部のグラフィックや看板などには地域ごとの違いがあります。
日本版の画面や表現をそのまま見たいなら、国内版カセットを選ぶのが自然です。
現在のアトラス作品とはかなり雰囲気が違い、シリーズとして長く続いたタイトルでもありません。
今後の復刻や配信状況が変わる可能性はあるため、実際に探すときは任天堂やアトラスの現行ラインアップもあわせて確認しておくと安心です。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶ場合は、ファミリーコンピュータ本体、コントローラー、電源、映像を表示する環境、そしてゲームカセットが必要です。
専用の特殊周辺機器は使いません。
パンチガンとジャンプを細かく使い分けるので、A・Bボタンの反応がしっかりしたコントローラーを使いたいところです。
Bはパンチガンで何度も押し、Aも通常ジャンプや着地の調整で頻繁に使います。
初代ファミコンはRF接続が中心のため、現在のテレビではそのまま映せない場合があります。
AV出力に対応したニューファミコンなどを使う方法もあります。
本作は大車輪から拳を離す瞬間が大切なので、映像変換機器を使う場合は入力遅延にも気を配りたいところです。
テレビ側にゲームモードが用意されているなら、有効にすると操作しやすくなる場合があります。
パスワード方式のため、カセット内のバックアップ電池を心配せずに済むのは中古購入時の気楽なところです。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古では、カセットのみの物から箱・説明書付きまでさまざまな状態で流通しています。
2026年8月26日時点でも販売在庫や買取情報は確認できますが、付属品や状態による価格差はかなり大きめです。
たまたま見つけた1件の価格だけで「今の相場はこれ」と決めない方がよいでしょう。
とにかく遊びたいなら、端子の状態が良く、動作確認済みのカセット単体から探すと価格を抑えやすくなります。
箱、説明書、ハガキなどの付属品までそろえると、どうしてもコレクション向けの値段へ寄っていきます。
バックアップ電池は使っていないため、RPGのようにセーブ保持を確認する必要はありません。
代わりに正常起動するか、画面の乱れがないか、端子の接触状態はどうかを見ておきます。
中古価格は常に動くものなので、購入直前に複数の専門店やフリマ、オークションの売却済み商品まで見比べると判断しやすくなります。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
何回かに分けて遊ぶなら、チャンネル攻略後に表示されるパスワードを写真で残しておくと楽です。
紙へ書くよりも文字の読み違いを減らしやすく、現在ならかなり手軽な保存方法です。
大車輪のタイミングが気になるなら、テレビ側のゲームモードなどで入力遅延を減らしておくと操作感をつかみやすくなります。
難しい場所ではパンチガンを焦って連打せず、まずどこへ掛けるのか画面を見てみましょう。
1回の挑戦で「天井の左側へ掛ければいい」と1つ分かるだけでも、次の成功率は上がります。
コインが余っているなら、無理にノーアイテムで進む必要もありません。
ジェットスニーカーや強化攻撃を使えば、苦手な区間で残機をむやみに減らさずに済みます。
EXTRAまで遊ぶつもりなら、本編のうちに大車輪と反動ジャンプだけはアイテムなしでも出せるようにしておくと、その先で助かります。
ニューヨーク・ニャンキーズのQ&A
ニューヨーク・ニャンキーズには、テレビ型のチャンネル選択やパンチガンなど、初めて触ると少し戸惑う仕組みがあります。
特にステージの進め方、保存方法、クリア後の要素あたりは、遊ぶ前に知っておくと迷いにくくなります。
まず覚えておきたいのは、チャンネル1~4を好きな順で進め、全部終えると5が開くことです。
そのほか、パンチガンで何ができるのか、パスワードはどう扱うのかなど、最初に気になりやすい部分をまとめます。
全部で何ステージある?
メインとなるチャンネルは全部で5つです。
最初から選べるのはチャンネル1~4で、チャンネル5だけはすぐには入れません。
1~4をすべて攻略すると、最後のチャンネル5が開放されます。
この5つとは別に、ショップチャンネルとボーナスチャンネルも用意されています。
ショップではコインを使って装備を買い、ボーナスではミニゲームで資金や残機を狙えます。
さらにチャンネル5を攻略してエンディングへ到達すると、高難度のEXTRAステージへ進めます。
そのため「5ステージだけなら短そう」と考えると、実際の遊びごたえとは少しずれます。
各チャンネルの中にも複数の区間やボス戦があり、パンチガンを使った仕掛けも次々に登場します。
チャンネル1~4は好きな順で遊べる?
好きな順番で遊べます。
ゲーム開始後のテレビ型セレクト画面から、チャンネル1~4の中で気になる場所を選べます。
どうしても苦手なチャンネルは、いったん放置して別の場所へ行っても大丈夫です。
例えば大車輪を使う区間で何度も落ちるなら、別のチャンネルへ移ってコインを集めることもできます。
その資金でショップの装備や残機を買い、準備してから戻ってくる流れも使えます。
攻略順が変わっても、最後に1~4を全部終えればチャンネル5へ進めます。
最初から効率のいい順番を気にしすぎる必要はありません。
実際に少し遊んでみて、「ここならパンチガンを練習しやすそうだな」と感じたチャンネルから進める方が気楽です。
パンチガンでは何ができる?
パンチガンは、敵を遠くから殴るためだけの武器ではありません。
正面はもちろん、上下や斜め方向へ拳を伸ばすこともできます。
地形へ拳が掛かれば、その場からワイヤーのようにぶら下がれるのが一番大きな特徴です。
ぶら下がった状態でウィリーを回転させ、拳を離すタイミングを合わせれば遠くへ飛べます。
普通のジャンプでは届かない高い場所や、大きな穴を越えるときに欠かせません。
下へパンチガンを撃ち、反動で大きく跳ねることもできます。
さらに一部の物体なら、そのままつかんで持ち上げ、敵へ投げることも可能です。
攻撃、ワイヤー移動、大ジャンプ、物体操作まで1つにつながっているため、パンチガンの扱いが上達すると、そのままゲーム全体も遊びやすくなっていきます。
セーブやパスワードはある?
カセットへ直接保存するセーブ機能はありませんが、進行用のパスワードがあります。
攻略状況に応じて表示された文字を次回入力すれば、その続きから遊べます。
電源を切る前にパスワード画面を写真で残しておくのが、現在なら手軽です。
バックアップ電池を使わないため、中古カセットで電池切れを心配する必要もありません。
普通の進行用とは別に、ボス戦へ直接入ったり残機を増やしたりする特殊パスワードもあります。
ただし最初から後半へ飛ぶと、パンチガンの使い方が分からないまま難しい場所へ放り込まれる形になります。
初回ならチャンネル1~4を進めながら操作を覚え、通常のパスワードで少しずつ続ける方が本作の流れをつかみやすいです。
クリア後にもステージがある?
あります。
チャンネル5でガズロを倒すと通常のエンディングが流れますが、それで全部終わりではありません。
その先に、本編より難しいEXTRAステージが用意されています。
ここでは本編で覚えた大車輪やワイヤー移動を、さらに正確に使う必要があります。
ショップの装備にかなり助けてもらって本編を抜けた場合は、急に手ごわくなったように感じるかもしれません。
逆にパンチガンで狙った場所へ飛べるようになっていれば、自分の腕を試せる追加コースになります。
エンディングを見るだけなら、もちろんEXTRAまで遊ぶ必要はありません。
それでもパンチガンのアクションが気に入ったなら、最後の腕試しとして挑んでみる価値があります。
ニューヨーク・ニャンキーズのまとめ
ニューヨーク・ニャンキーズは、パンチガンによる攻撃とワイヤー移動をひとまとめにした、ファミコン後期らしい個性の強い横スクロールアクションです。
チャンネル1~4を好きな順番で進め、ショップやボーナスも利用しながらガズロの待つチャンネル5を目指します。
大車輪の感覚がつかめた瞬間、それまで怖かった地形が急に遊び場へ見えてくるのが本作の気持ちいいところです。
現在は中古価格が高めになりやすいものの、独特な移動アクションとカートゥーン調の世界には、今遊んでも代わりを見つけにくい魅力があります。
結論:おすすめ度と合う人
ワイヤーアクションや、少し変わった移動方法を練習するのが好きなら、かなり楽しみやすい作品です。
パンチガンは敵を殴るためだけではなく、地形へ掛けて移動にも使えます。
そのため操作を覚えるたびに、同じステージでも進み方が変わっていきます。
自分が上手くなった分だけ、移動も攻略も気持ちよくなるタイプのゲームです。
明るいカートゥーン調の世界と、見た目に反して手ごわいステージの組み合わせも印象に残ります。
反対に、ジャンプだけで気軽に進めるキャラクターアクションを期待すると、序盤の大車輪から少し面倒に感じるかもしれません。
狙った方向へ飛べるようになるまでは、移動するだけで何度も落ちます。
それでも入力への反応は素直なので、練習した分はちゃんと返ってきます。
ニューヨーク・ニャンキーズは、知名度だけでは見逃しやすいものの、触ってみると作り込みの濃さに驚かされるファミコンアクションです。
最初に覚えたい遊び方の順番
ゲームを始めたら、まず安全な場所でBを押し、パンチガンがどこまで伸びるのか確認します。
次は斜め上へ撃ち、天井へ拳を掛けてぶら下がってみてください。
回転へ勢いを付け、狙った方向へ飛べる感覚を少しずつ覚えるのが最初の目標です。
そこまでできたら、下方向への反動ジャンプと、物をつかんで投げる動作も試します。
チャンネル1~4は好きな場所から進め、難しいところへ当たったら無理に粘らず別のチャンネルへ移って構いません。
コインがたまったらショップへ寄り、自分が苦手な部分を助けてくれる装備を買います。
4つのチャンネルを終えたら、残機や装備を確認してチャンネル5へ。
ガズロを倒してエンディングを見たあと、まだ動かし足りなければEXTRAへ挑戦します。
そこまで遊べる頃には、最初は扱いにくかったパンチガンもかなり頼れる相棒になっているはずです。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
本作のワイヤー移動が気に入ったなら、ファミコンのヒットラーの復活 TOP SECRETも候補に入ります。
こちらも地形へワイヤーを掛けながら進む作品で、普通のジャンプアクションとは違う移動感覚を味わえます。
「ジャンプ以外の方法で地形を越えるのが面白い」と感じた人なら、続けて触りやすい作品です。
日本版との細かな違いに興味があるなら、海外版のRockin' Katsを見るのも面白いでしょう。
基本システムは共通していますが、一部の看板や表現には変更があります。
またアトラスのファミコン作品を追っているなら、RPG中心の同社ラインアップと並べてみるのも興味深いところです。
ニューヨーク・ニャンキーズは、その中でもかなりアクション色が強く、現在のアトラスのイメージから入ると少し意外に映ります。
まずは本作で大車輪を気持ちよく決められるところまで遊び、それでもまだワイヤーで飛び回りたければ、次の1本へ進んでみてください。