AD&D ヒルズファーとは?【レトロゲームプロフィール】
AD&D ヒルズファーは、Dungeons & Dragonsの世界を舞台にした1人用RPGです。
とはいえ、いわゆる剣と魔法のRPGを想像して始めると、かなり面食らいます。
街で人の話を聞き、自分の職業に対応するギルドから仕事を受け、手がかりを頼りに目的地を探す。
さらに移動中には乗馬、闘技場では棒術、別の場所では弓術、迷路探索、鍵開けまで始まります。
敵を倒してレベルを上げるより、情報集めとアクション課題の方がずっと目立つのがこのゲームの妙なところです。
主人公は戦士、盗賊、僧侶、魔法使いから選べ、選んだ職業によってギルドから頼まれる仕事も変わります。
最初にやることは意外と単純です。
自分のギルドへ行き、話を聞き、言われた場所へ向かう。
この流れが分かるだけでも、開始直後の「で、何をすればいいんだ?」はかなり減ります。
ファミコン版そのものを今遊ぶなら、中古カセットと実機環境を用意するのが基本です。
PCでは初代Hillsfarも公式販売されていますが、ファミコン版とまったく同じものではありません。
初回は戦士で始め、寄り道せずギルドの仕事だけを追うくらいが一番入りやすいでしょう。
| 発売日 | 1991年3月21日 |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| ジャンル | ロールプレイング、アクションアドベンチャー |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | Westwood Associates、Strategic Simulations, Inc. |
| 発売 | ポニーキャニオン |
| 特徴 | 職業別クエスト、乗馬、闘技場、弓術、迷路探索、鍵開け、バッテリーバックアップ |
| シリーズ | Advanced Dungeons & Dragons、Forgotten Realms |
| 関連作 | AD&D プール・オブ・レイディアンス、AD&D ヒーロー・オブ・ランス |
AD&D ヒルズファーの紹介(概要・ストーリーなど)
AD&D ヒルズファーで長くやることになるのは、街を歩き回って手がかりを拾い、ギルドから頼まれた仕事を片づけることです。
見た目は剣と魔法のファンタジーですが、草原を歩いてザコ敵と何十回も戦うタイプではありません。
「次はどこへ行けばいいのか」を見つけることそのものが攻略になっています。
しかも目的地へ向かう途中で、いきなり乗馬や弓術の腕を試されることもあります。
能力値だけ見ていれば何とかなるゲームではなく、情報を整理する力と実際の操作の両方を求めてくる作品です。
発売年・対応ハード・ジャンル
AD&D ヒルズファーのファミコン版は、1991年3月21日にポニーキャニオンから発売されました。
原作となるHillsfarは海外のパソコン向けに登場した作品で、Strategic Simulations, Inc.が展開していたAD&D系ゲームの1本です。
国内ではRPGとして扱われていますが、実際に触ると普通のRPGとはかなり雰囲気が違います。
街で人物へ話しかけるアドベンチャー的な場面があるかと思えば、次の瞬間には馬で障害物を飛び越えることになります。
RPGの中へいくつものミニゲームを無理やり詰め込んだような構成が、この作品らしさです。
プレイ人数は1人で、カセットにはバックアップ用の電池も搭載されています。
長いパスワードを書き写さなくても、育てたキャラクターを保存しながら続けられる点は助かります。
ただし経験値を稼いで装備を買い、最後にボスを倒すだけのゲームではありません。
誰に会うか、どこを調べるか、どの順番で情報を拾うか。
そこへかなりの比重が置かれています。
ストーリー/目的(ネタバレなし)
舞台になるのは、Forgotten Realmsの都市ヒルズファーです。
街は強い支配下に置かれていますが、その裏ではいくつもの人物や勢力が動いています。
主人公は新たに街へやってきた冒険者として、自分の職業に合ったギルドを訪ねることになります。
そこでギルドマスターから仕事を受け、街や周辺地域を歩き回りながら依頼を解決していくわけです。
大きな物語を一直線に追うより、職業ごとの仕事を1つずつ片づけていく感覚の方が近いです。
戦士なら戦士ギルド、盗賊なら盗賊ギルドと、最初から進む道が少しずつ変わります。
同じ建物でも、ある職業では重要なのに、別の職業ではほとんど意味がないこともあります。
酒場で聞いたうわさや、人物の何気ない話が次の目的地へつながることも珍しくありません。
そのため場所だけ知っていても、先に必要な情報を聞いていなければ何も起こらない場合があります。
最終的には、自分の職業に用意された一連の任務を最後まで終えることが目標です。
ゲームシステムの要点(何が面白い?)
このゲームを変わり者にしているのが、場面ごとに遊び方がごっそり変わるところです。
街では主人公を歩かせ、建物を探し、人の話を聞きます。
ところが街の外へ出た途端、今度は馬に乗って障害物を避けながら走るアクションへ切り替わります。
闘技場へ入れば棒を使ったリアルタイムの戦い。
弓術場では動く照準を見ながら矢を射ち、建物へ潜り込めば迷路探索や鍵開けまで待っています。
「今度は何をやらされるんだ」と思うくらい、場面ごとに操作感が変わるのが最大の個性です。
キャラクターの能力値も意味を持ちますが、プレイヤー自身のタイミング操作もかなり要求されます。
数値を育てておけば戦闘を眺めるだけで勝てる、というタイプではありません。
ただ、最初は訳が分からなかった乗馬や鍵開けも、仕組みを覚えると「ああ、またこれか」と対応できるようになります。
自分自身がヒルズファーの街とルールに慣れていく感覚が、じわじわ面白くなってきます。
難易度・クリア時間の目安
難易度は高めですが、敵がものすごく強いから難しいわけではありません。
一番つらいのは、次に何をすればいいのか分からなくなることです。
ヒルズファーには立ち寄れる建物が多く、酒場で聞ける情報にも回り道になる話が混ざっています。
さらに施設には利用できる時間帯があり、せっかく目的地へ着いたのに扉が開かないことまであります。
攻略情報なしだと、敵と戦う時間より街で迷っている時間の方が長くなりやすいゲームです。
そしてアクション部分も油断できません。
乗馬では障害物や飛来物をかわし、闘技場では攻撃と防御を素早く切り替えます。
鍵開けにも制限時間があり、道具の形を見誤るとあっさり失敗します。
クリアまでの時間は職業と迷った量によってかなり変わります。
1職業だけ攻略手順を追って進めるならまとまりやすいですが、4職業すべて遊ぶなら相当長く付き合えます。
最初は時間を気にせず、まず1職業を最後まで通してルールを覚える方が遊びやすいでしょう。
AD&D ヒルズファーが刺さる人/刺さらない人
AD&D ヒルズファーと相性がいいのは、昔の洋ゲーらしい不親切さまで「これも攻略だな」と楽しめる人です。
街の地図を頭へ入れ、酒場で聞いた名前をメモし、自分で次の目的地を絞る。
そんな遊びが苦にならないなら、意外とハマります。
TRPGやForgotten Realmsの少し無骨な雰囲気が好きな人にも面白い題材です。
ゲーム側から正解を教えられるより、自分で攻略手順を組み立てたい人には向いています。
反対に、常に次の目的地を画面へ表示してほしい人にはかなり厳しいでしょう。
剣と魔法のRPGだからと派手な魔法戦やダンジョンバトルを期待すると、これまた方向が違います。
乗馬や鍵開けのようなミニゲームも何度も登場するので、そこが苦手だと疲れやすいです。
操作の癖や分かりにくさまで攻略対象として受け止められるかどうか。
そこが評価の分かれ目になります。
AD&D ヒルズファーの遊び方
ゲームを始めたら、まず自分の職業に対応するギルドへ向かいます。
そこで仕事を受け、名前を聞いた人物や建物を探し、必要なら街の外まで足を延ばします。
何となく街を全部調べるより、ギルドの指示を軸に動く方が圧倒的に迷いにくいです。
途中には乗馬や迷路、鍵開けが入り、依頼によっては闘技場や弓術も避けて通れません。
最初から全部うまくやろうとせず、街歩き、乗馬、探索とひとつずつ慣れていくのがおすすめです。
基本操作・画面の見方
街では十字キーを使って主人公の向きと移動を操作します。
今のゲームのように押した方向へすぐスッと歩くというより、まずそちらへ向きを変え、そのあと進むような感覚があります。
そのため細い入口へ入りたいだけなのに、最初は少しモタつくかもしれません。
AボタンとBボタンは場面によって役目が変わり、決定だったり攻撃だったりジャンプだったりします。
同じボタンの意味がミニゲームごとに変わるので、「さっきはこれだったのに」と混乱しないようにしたいところです。
乗馬ではAボタンで障害物を跳び越え、十字キー下で姿勢を低くして飛んでくる物をかわします。
街では時間も進んでいて、店や施設がいつでも開いているわけではありません。
目的の建物へ入れない時は、場所を間違えたと思う前に時間帯も疑ってみます。
能力画面にはAD&Dらしい数値がいろいろ並びますが、最初から全部覚える必要はありません。
まずはHP、所持金、自分の職業、持っている道具、そして今受けている仕事。
このあたりを意識すれば十分です。
基本ループ(何を繰り返すゲーム?)
やっていることを整理すると、基本の流れはかなりシンプルです。
自分のギルドへ行き、ギルドマスターから仕事を聞きます。
次に指定された場所へ向かい、人物との会話や探索、宝箱などから必要な情報や目的物を見つけます。
途中で闘技場や弓術の腕を試されるなら、それもこなします。
条件を満たしたらギルドへ戻り、報告して次の仕事を受ける。
「依頼を受ける→調べる→戻って報告する」の繰り返しがゲームの中心です。
街の外へ向かえば乗馬が入り、建物によっては中が迷路になっています。
探索中に金貨や道具を拾い、必要に応じて治療や買い物をしながら次の依頼へ備えます。
一般的なRPGのように、ザコ敵を何時間も倒してレベルを上げる時間は中心ではありません。
進まなくなったら「もっと強くならないと」と考えるより、最後に誰から何を聞いたかを思い出した方が解決しやすいです。
序盤の進め方(最初にやることチェック)
開始したら、まず主人公を作って職業を決めます。
選べるのは戦士、盗賊、僧侶、魔法使いの4系統です。
種族や能力値など、AD&Dらしい項目もいろいろ出てきますが、初回から完璧な数値を作ろうとしなくても大丈夫です。
キャラクターが完成したら、街へ出て適当に建物を総当たりする前に、自分の職業のギルドへ向かいます。
最初に探す場所は、自分の職業に対応したギルドです。
そこで入会条件や最初の仕事を聞いたら、ひとまずその話だけを追いましょう。
戦士なら弓術や闘技場の腕前を見せる流れがあり、早いうちからこのゲームらしいアクションを経験できます。
街の外へ出るなら、ついでに乗馬操作も覚えておきたいところです。
障害物が見えたらギリギリまで待たず、早めにジャンプ。
上から飛んでくる物には姿勢を低くして対応します。
序盤は金貨を山ほど集めるより、まずギルドの仕事を1つ終えることを目標にした方が流れをつかみやすいです。
初心者がつまずくポイントと対処
一番ありがちなのは、街へ出た瞬間に「どこへ行けばいいの?」となることです。
そんな時は、むやみに歩き回らず自分のギルドへ戻ります。
そして今受けている仕事と、直前に聞いた人物名や場所を思い出してください。
必要な情報を聞く前に目的地へ行っても、イベントが動かないことがあるので、順番は意外と重要です。
もうひとつ、多くの人が引っかかりやすいのが乗馬。
街の外へ移動するたび障害物コースが始まり、ぶつかればHPも減ります。
最初は速く抜けようとせず、画面の先を見ながら確実に跳ぶことだけ意識すると楽です。
迷路では勢いで曲がり続けると、自分がどこにいるのかすぐ分からなくなります。
特徴のある部屋や曲がり角だけでもメモしておくと、帰り道を見失いにくくなります。
鍵開けも「絶対にピックで開けなければ」と思い込む必要はありません。
力や手持ちの道具で別の方法を取れる場面もあります。
AD&D ヒルズファーの攻略法
攻略で重要なのは、経験値を稼ぐことでも最強装備を探すことでもありません。
まずはギルドや人物から聞いた情報を、順番どおりに追うことです。
目的の場所を知っていても、その前に必要な話を聞いていなければ何も起きない場合があります。
ギルドの指示や酒場のうわさを、攻略メモそのものだと思って扱うくらいがちょうどいいです。
乗馬、闘技場、弓術、鍵開けは、それぞれ別のゲームだと思って少しずつ慣れていきます。
何かに詰まったら「足りないのはレベルか?」ではなく、「どの会話を最後に聞いた?」から確認すると解決しやすくなります。
序盤攻略:最初のギルド任務と装備
序盤から店を回って装備をそろえるより、自分のギルドへ正式に入れる状態を作る方が先です。
戦士なら弓術場で腕前を見せ、そのあと闘技場で結果を出すような流れがあります。
ほかの職業も、それぞれギルドから提示される条件をこなして本格的な仕事へ入っていきます。
開始直後から街中の建物を全部調べる必要はありません。
関係のある場所だけ追った方が、時間もHPも無駄になりにくいです。
道具を買うなら、今受けている依頼で使いそうなものから。
盗賊にとって鍵開け道具は重要でも、戦士が同じ買い物をする必要はありません。
街の外へ行く前にはHPを確認し、かなり減っているなら治療してから出発します。
乗馬で削られた状態のまま闘技場へ入り、「あ、無理だ」となるのは避けたいところです。
所持金も全部使い切らず、治療や必要品の購入へ回せるぶんは残しておきましょう。
序盤のゴールは最強になることではなく、ギルドから次の仕事をもらえる状態を作ることです。
中盤攻略:金貨・経験値より任務進行を優先
行ける場所が増えてくると、宝箱や金貨が気になってきます。
探索そのものが面白くなって、気付けば今の仕事を忘れている。
このゲームでは、それがわりと危険です。
もちろん金貨は治療や道具購入に使いますが、無限に稼いで能力を上げるゲームではありません。
必要なぶんの資金ができたら、目の前の依頼と手がかりへ戻る方が進行は早くなります。
ギルドマスターが出した名前、酒場で聞いた場所、建物の中で見つけた文章。
それらを1本の線として追っていきます。
目的地が街の外なら乗馬が入るので、HPへ少し余裕を持たせてから出発します。
迷路型の建物では、すべての宝箱を開ける必要があるとは限りません。
目的物だけ見つければ十分な場合もあります。
中盤で止まった時こそ、お金を稼ぎ直すより「最後に誰と話したか」を先に思い出してみましょう。
終盤攻略:職業別クエスト完遂と詰み回避
終盤に入ったら、自分の職業に用意された仕事を最後まで終えることへ集中します。
戦士、盗賊、僧侶、魔法使いでは、訪れる場所も求められる行動も同じではありません。
そのため別職業の攻略を見ながら「ここへ行けばいいはず」と動いても、何も起きない場合があります。
攻略手順を確認するなら、自分が今使っている職業と必ず合わせることが重要です。
任務が止まったら、まずギルドへ戻る。
次に指定された酒場や人物を確認し、それでも駄目なら以前訪れた探索場所をもう一度調べます。
新しいヒントを聞いたあとに再訪すると、前は何もなかった場所でイベントが動くことがあります。
闘技場や弓術が条件なら、必要な結果を出すまで先へは進めません。
苦手なアクションでも、何度か繰り返してパターンを覚えた方が結局は早いです。
大きな仕事を終えたらセーブも忘れずに。
最後まで依頼を完遂すると、その職業での冒険が一区切りになりエンディングへ進みます。
闘技場の安定戦術(負けパターン→対策)
闘技場では棒を使って相手と向かい合い、先に倒せば勝ちです。
ここでありがちなのが、とにかく攻撃ボタンを連打してしまうこと。
勢いだけで押そうとすると、相手の反撃をまともにもらってあっさり負けます。
むしろ最初に意識したいのは防御です。
相手の動きを見ながら左右から来る攻撃へ対応し、隙ができた時だけこちらの一撃を入れます。
自分から殴りに行く前に、まず相手の動き方を見る方が勝ちやすくなります。
対戦相手には攻撃の癖があり、同じ操作を連打するより、それに反応した方が被害を抑えられます。
HPが減った状態で挑むと練習できる回数まで減るので、必要なら先に治療しておきましょう。
任務によっては1回勝っただけでは終わらず、一定回数の勝利が必要な場合もあります。
最初は攻撃することより、防ぐ、待つ、反撃するというリズムを覚えた方が後の対戦も楽です。
時刻・情報・セーブで迷子を防ぐ
このゲームで一番困るのは、強い敵に負けることより「自分が今どこまで進めたか分からない」状態になることです。
ヒルズファーの施設には営業時間があり、目的の建物まで来ても閉まっている場合があります。
そこで「場所が違ったんだ」と決めつけて別の地区へ行くと、どんどん迷子になります。
目当ての建物へ入れない時は、場所だけでなく時刻も確認する癖を付けると楽です。
酒場や人物から聞いた固有名詞は、ほんの一言でもメモしておくと役立ちます。
場所、人名、今やること。
この3つだけ残しておけば、数日ぶりに再開してもかなり思い出しやすくなります。
中古カセットを使うならバックアップ電池にも注意が必要です。
長く遊び始める前に、一度保存して電源を切り、本当にデータが残るか確認してください。
大きな依頼を終えたところで記録しておけば、アクションで失敗しても戻りやすくなります。
今なら紙1枚やスマホのメモだけでも、当時よりずっと迷いにくく遊べます。
AD&D ヒルズファーの裏技・小ネタ
AD&D ヒルズファーは、タイトル画面で秘密のコマンドを入れて一気に最強になるようなゲームではありません。
むしろ仕組みを知っているかどうかで、面倒な場面を楽に抜けられるタイプです。
たとえば鍵のかかった扉でも、盗賊のピックだけが唯一の答えとは限りません。
正面からミニゲームを全部成功させなくても、別の方法で切り抜けられる場面があります。
さらに4職業で仕事が変わるので、同じヒルズファーでも別キャラクターで始めると重要な人物や場所まで変わって見えてきます。
役立つ小技一覧(効果/手順)
覚えておくと助かるのが、「鍵があるから必ずピック」という考え方を捨てることです。
鍵のかかった扉や宝箱でも、主人公の力を使って壊せる場合があります。
さらに鍵を開ける効果を持った道具があれば、それで突破できることもあります。
鍵開けミニゲームだけが唯一の正解ではありません。
盗賊でも時間制限のきつい鍵はあり、形を探しているうちに終わってしまうことがあります。
依頼に必要な箱なら、確実な別手段がある時はそちらを選んだ方が気楽です。
もうひとつ役立つのが営業時間の把握。
休める場所で時間を進め、行きたい店や施設が開いている時間へ合わせてから移動すると、無駄な往復を減らせます。
弓術では、照準が完全に中央へ止まる瞬間だけを待つより、動きの癖を見ながら少し早めに撃った方が当てやすい場合もあります。
どれも派手な裏技ではありませんが、知っているとかなり楽になります。
探索で金貨・装備を確保するコツ
金貨や道具は、敵を延々倒して稼ぐというより、探索中の宝箱などから見つける機会があります。
迷路型の建物へ入った時は、行き止まりだからとすぐ引き返さず、周囲を少し丁寧に調べてみてください。
目的の情報と一緒に、お金や役立つ道具が置かれている場合があります。
任務を進めるついでに資金と道具も拾うくらいの感覚が一番無駄がありません。
ただし宝箱を見るたび、何が何でも鍵開けへ挑む必要はないです。
壊せるなら力を使い、手持ちの道具で開けられるならそちらへ切り替えます。
金貨は治療や買い物へ必要ですが、所持金を最大まで増やすこと自体が目的ではありません。
次の任務で必要な物を買える程度に余裕があるなら、そのまま進めても問題ありません。
乗馬で何度もぶつかってHPを減らせば治療費も増えます。
つまり乗馬が上達することまで、地味に金欠対策へつながります。
4職業で変わるクエストとエンディング
戦士、盗賊、僧侶、魔法使い。
この4職業では、それぞれ所属するギルドから受ける仕事が変わります。
そのため戦士で1回クリアしただけでは、ゲーム内に用意されたすべての仕事を見たことにはなりません。
職業を変えるだけで、同じ街が別ルートの攻略マップになるのが本作の大きなやり込み要素です。
戦士は弓術や闘技場の腕前を求められる場面があり、盗賊なら鍵や侵入に関わる行動との相性が強くなります。
僧侶と魔法使いにも、それぞれのギルドらしい仕事が用意されています。
一方、街の移動や乗馬など共通する部分も多いため、2人目以降は最初よりかなり楽です。
1周目で覚えた街の地図も、そのまま次の職業で使えます。
前は意味のなかった人物が別職業では重要になることもあり、「ああ、ここで使うのか」と気付く瞬間があります。
1回クリアして終わるより、職業を変えて遊ぶとこのゲームの作りがよく見えてきます。
バグ技の注意点(データ破損・再現性)
古い作品なので、進行やアクション中に少し不自然な挙動が出る可能性はあります。
とくに闘技場では、通常の任務で必要とされる範囲を越えて勝ち続けた際、進行が安定しないとされる報告があります。
任務で必要な勝利数を満たしたら、そのまま遊び続けず仕事へ戻る方が安全です。
普通に攻略するだけなら、特殊な状態をわざわざ再現する必要はありません。
そして実際には、ゲーム内のバグより中古カセットのバックアップ電池の方が現実的な心配です。
画面上では保存できたように見えても、電源を切ったあとデータが残らない個体があります。
最初に短時間だけ遊ぶキャラクターを作り、保存と読み込みを試しておきましょう。
職業クエストの終盤まで何時間も進めてからデータが消えると、かなりつらいです。
「動作確認済み」だけでなく、セーブ保持まで確認されているかを見ると安心です。
AD&D ヒルズファーの良い点
AD&D ヒルズファーの面白さは、ほかのファミコンRPGとあまり似ていないところにあります。
街で情報を集めたかと思えば、馬で走り、弓を撃ち、闘技場で棒を振り、最後には鍵まで自分で開けます。
「冒険者ならこんなこともするだろう」を、細かなミニゲームへ片っ端から変えているような作品です。
職業ごとに仕事まで変わるので、同じ街を別の立場から遊び直す楽しみもあります。
決して親切ではありませんが、自分で情報を整理して依頼がつながった時の気持ちよさは今でも残っています。
ゲーム性の良さ(テンポ/中毒性/設計)
今のゲームなら、画面の端に「次の目的地まで200m」くらい表示されそうなところですが、このゲームにはそんなものはありません。
頼れるのはギルドで聞いた話や、酒場で拾ったうわさです。
最初は本当に面倒ですが、何度も歩くうちに「酒場はあっち」「次はこの通り」と街が頭へ入ってきます。
キャラクターだけでなく、遊んでいる側がヒルズファーに詳しくなっていくのが気持ちいいところです。
しかも依頼の途中で遊ばされる内容も毎回同じではありません。
乗馬、弓術、闘技場、迷路、鍵開けと、突然別の操作へ切り替わります。
ひとつのゲームとして見るとかなりごった煮ですが、その雑多さが逆に読めない面白さになっています。
一度仕組みを覚えたミニゲームは、別の依頼でもその経験を使えます。
街の地理や乗馬のタイミングも、別職業へ変えてもそのまま役に立ちます。
数値上の能力以上に、プレイヤー自身が慣れたぶんだけ攻略が速くなるタイプのゲームです。
演出・音楽・グラフィックの魅力
画面そのものは豪華ではありません。
ただ、場面が変わるたびに見せ方もかなり大胆に切り替わります。
街では主人公を上から見下ろして歩き、街の外へ出れば横視点の乗馬アクション。
闘技場では相手と正面から向き合い、迷路へ入ればまた別の探索画面になります。
1本のゲームなのに、何度も別ジャンルの画面へ切り替わるのが印象的です。
Forgotten Realmsらしい固有名詞も多く、酒場やギルドという言葉が並ぶだけでも洋物ファンタジーらしい空気があります。
ファミコン向けに画面や文字は整理されていますが、元が海外PCゲームだったことを感じさせる独特の間も残っています。
音楽も街、店、ギルド、乗馬、闘技場などで役割が分かれていて、場面が変わったことは分かりやすいです。
日本製RPGのような滑らかな演出を期待すると地味ですが、無骨な洋ゲーの雰囲気が好きならむしろ味になります。
やり込み要素(収集・周回・高難度)
このゲームで一番分かりやすいやり込みは、4職業すべての仕事を見ることです。
戦士でエンディングへ着いても、盗賊、僧侶、魔法使いにはまだ別の仕事が残っています。
同じ街を4つの立場から遊び直せるのが、本作らしい周回要素です。
職業を変えても街の位置関係や乗馬の操作は同じなので、2周目からは1周目の知識がそのまま使えます。
最初は何度も迷ったギルドへ迷わず着けるようになるだけでも、かなり成長を感じます。
キャラクター作成では種族や能力値なども設定でき、違う冒険者を作る楽しみがあります。
能力によって一部の行動の感触も変わるため、同じ職業でも完全に同じ遊びにはなりません。
宝箱を全部調べるか、鍵をどう突破するかといった細かい選択肢もあります。
大量のアイテムを集めるゲームではなく、街と仕組みを覚え、4職業の依頼をすべて見届けることが大きなやり込みです。
AD&D ヒルズファーの悪い点
弱点をひとつ挙げるなら、とにかく説明なしでは迷いやすいことです。
好きなように街を歩ける一方で、「今やっていることが正解に近いのか」がほとんど分かりません。
目的地を自動で教えてくれないため、聞いた情報を忘れると一気に行き先を失うゲームです。
さらに乗馬や鍵開けは何度も登場し、苦手だからと完全には避けられません。
ただしギルドから言われたことだけを追い、人物名と場所を簡単にメモするだけでも序盤の迷いやすさはかなり和らぎます。
不便な点(UI/セーブ/ロード等)
街中の移動は、今の感覚だとかなり癖があります。
十字キーを押せばその方向へすぐ歩くとは限らず、まず主人公の向きを変えてから進むような動きです。
そのため細い入口へ合わせるだけでも、最初は「そこじゃない!」となりがちです。
建物の名前も常に大きく表示されるわけではありません。
街を覚えるまでは、同じ通りを何度もぐるぐるしやすい作りです。
依頼内容も現代ゲームのクエストログのように整理されません。
誰から何を言われたかは、かなりプレイヤー側で覚える必要があります。
セーブがあるのは助かりますが、中古カセットではバックアップ電池の状態が別問題になります。
乗馬や迷路でも、画面の隅に操作説明を出し続けてくれるような親切機能はありません。
説明書なしのカセットだけで始めると、ボタンの役割から分からない場面も出てきます。
攻略情報や簡単な操作メモを横へ置くだけで、かなり遊びやすさが変わります。
理不尽ポイントと回避策(救済案)
初めて遊ぶと「移動するだけなのに、なんでこんな目に」と思いやすいのが乗馬です。
街の外へ出るたびに障害物や飛来物を避けるアクションが始まり、ぶつかればHPまで減ります。
そのまま任務へ入れば、乗馬の失敗が後の闘技場や探索にまで響きます。
遠くへ出る前にHPをきちんと戻しておくのが、一番簡単な対策です。
障害物の目の前で慌てて押すより、画面の先を見ながら少し早めにジャンプした方が安定します。
鍵開けも時間制限があり、何度も形を間違えるとかなりイライラします。
ただし扉や宝箱によっては、力で壊したり専用道具を使ったりできる場合があります。
盗賊だから何でもピックで開ける、と決めつけない方が気楽です。
イベントが起きない時も、ゲームがおかしいとは限りません。
単純に先に聞かなければいけない話を飛ばしている可能性もあります。
そんな時はギルドと酒場へ戻り、直前の情報を確認してみましょう。
現代目線で気になる点(人を選ぶ要素)
タイトルにRPGと付いている感覚で始めると、「全然戦わないな」と驚く人もいるでしょう。
普通のRPGのようにランダムで敵と出会い、コマンド戦闘を繰り返す作りではありません。
直接戦う代表的な場所は闘技場で、それ以外は探索やミニゲームの時間がかなり長めです。
RPGというより、クエスト型アドベンチャーにアクションを詰め込んだ作品と考えた方がしっくりきます。
街の外へ出るだけで乗馬が始まるので、じっくり探索だけしたい人にはテンポを邪魔されているように感じるかもしれません。
魔法使いを選んでも、派手な魔法を連発して敵をなぎ倒すわけではありません。
AD&Dらしい戦闘を期待しているほど、ゲーム内容とのギャップは大きくなります。
その一方、このまとまりのなさは今となってはかなり珍しい個性です。
街探索、乗馬、闘技場、弓術、迷路、鍵開け。
ここまで雑多な遊びを1本へ突っ込んだゲームは、そう多くありません。
AD&D ヒルズファーを遊ぶには?
2026年8月26日時点でファミコン版そのものを遊びたいなら、中古カセットとファミコン対応の実機環境を使うのが分かりやすい方法です。
PC向けにはHillsfarも公式販売されていますが、ファミコン版そのものではありません。
日本語で遊べる当時のファミコン移植版にこだわるなら、実機版を探す必要があります。
中古品を選ぶ時は、見た目や価格だけでなくバックアップ電池の状態も重要です。
長く遊ぶゲームなので、起動確認だけでなくセーブ保持まで確認されている個体だと安心できます。
今遊べる環境(移植・配信・復刻の有無)
2026年8月26日に確認した範囲では、ファミコン版AD&D ヒルズファーそのものをNintendo Classicsで遊べる公式配信は確認できません。
日本語のファミコン版にこだわるなら、現在も実機と中古カセットを使う形が中心です。
一方、原作系のHillsfarはPC向けに現在も公式販売されています。
SteamではForgotten Realms: The Archives - Collection Twoを所有したうえで利用できる形です。
PC版とファミコン版は、同じタイトル系統でもそのまま同一の商品ではありません。
画面や操作、収録仕様が異なるため、ファミコン版のボタン操作をそのままPC版へ当てはめないようにします。
PC版は英語中心なので、日本語で当時の移植を味わいたい人にはファミコン版ならではの価値があります。
反対に実機を用意するのが大変で、「まずどんな作品か触ってみたい」という場合はPC版も候補になります。
どちらを買う場合でも、購入時点の対応OSや配信状況はストア側で確認してください。
実機で遊ぶ場合に必要なもの(本体・接続)
実機で遊ぶなら、ファミリーコンピュータ本体、対応する電源、コントローラー、ゲームカセット、そして映像を表示できる環境が必要です。
初代ファミコンは今のテレビへそのままつなぎにくい場合があります。
まず自宅のテレビにどんな入力端子があるか、本体側がどんな出力を使うかを確認しましょう。
カセットを先に買うより、まずゲーム画面を映せる環境を整える方が二度手間になりません。
AD&D ヒルズファーではセーブ機能もかなり重要です。
中古カセットはバックアップ電池が弱っている可能性があるので、入手したら最初にセーブテストを行います。
適当なキャラクターを作り、保存してから電源を切り、もう一度読み込めるか確認してください。
職業クエストを何時間も進めてからデータが消えると、立て直すのはかなり大変です。
操作に癖のあるゲームなので、説明書付きならコレクション以上に実用品としても便利です。
カセットだけで遊ぶなら、乗馬、闘技場、鍵開けの操作くらいは先に確認しておくと楽になります。
中古で買う時のチェック(状態・相場・注意点)
中古品を選ぶなら、最初に見るのは起動確認とセーブ確認です。
このゲームはバッテリーバックアップへ対応しているため、電池が弱っていると長時間プレイに直接響きます。
遊ぶことが目的なら、箱がきれいかよりセーブデータが残るかを優先した方が安心です。
その次に端子、ラベル、カセット外装の傷などを確認します。
箱や説明書付きはコレクション要素も加わるので、カセットのみの商品より価格が高くなる場合があります。
中古価格は在庫、状態、付属品、電池交換の有無でかなり変わります。
2026年8月26日時点でも複数の中古流通はありますが、条件の違う商品をひとつの固定価格で比べるのは難しいため、ここでは相場を決め打ちしません。
購入前に中古専門店とフリマ、オークションの売却済み商品などを見比べると判断しやすくなります。
説明書は操作を確認するためにも使えるので、初プレイなら価格差以上に便利な場合があります。
安い未確認品を選ぶなら、電池交換が必要になる可能性まで含めて考えておきましょう。
快適に遊ぶコツ(セーブ手段・遅延対策など)
快適に遊びたいなら、一番効くのは豪華な周辺機器より簡単なメモです。
ギルドで言われたこと、次に行く場所、人物名。
この3つだけ紙やスマホへ残しておきます。
「次に何をするか」を1行残すだけで、数日ぶりの再開でも迷いにくいです。
街の地図も最初から全部描く必要はありません。
ギルド、酒場、闘技場、弓術場など、何度も使う場所だけ覚えればかなり楽になります。
現代テレビへ変換機器を通して遊ぶ場合、多少の入力遅延が出ることがあります。
街歩きならそれほど困りませんが、乗馬や弓術ではタイミングへ影響を感じるかもしれません。
テレビにゲームモードがあるなら試してみる価値があります。
セーブは長い探索へ出る前、大きな仕事を終えたあとなど、自分で区切りを決めて残します。
中古カセットの電池が安定していると確認できるまでは、何時間も続けて進める前に何度か保存確認をしておくと安心です。
AD&D ヒルズファーのQ&A
AD&D ヒルズファーは、タイトルから想像するファンタジーRPGと実際の遊び方にかなり差があります。
そのため最初に職業、戦闘の少なさ、クリア条件、セーブの扱いを知っておくと戸惑いにくくなります。
「ギルドから仕事を受けて解いていくアドベンチャー」くらいの気持ちで入ると、かなり分かりやすいです。
遊んでいて「結局どこへ行けばいいの?」となったら、まず自分のギルドへ戻る。
それだけでも行き先を見失いにくくなります。
最初はどの職業がおすすめ?
初めてなら戦士が分かりやすいです。
戦士ギルドでは序盤から弓術や闘技場の腕を試されるため、このゲームに入っている代表的なアクションを早めに体験できます。
ゲーム全体がどんな作りなのか知るなら、戦士から始めると把握しやすいです。
盗賊は鍵開けや侵入との相性がよく、本作の少し癖のあるシステムをより濃く味わえます。
僧侶と魔法使いにもそれぞれ専用のギルド任務があり、戦士とは違う人物や場所を追っていきます。
ただし職業を変えるたび、完全に別ゲームになるわけではありません。
街の移動、乗馬、迷路探索など共通する操作もかなりあります。
1職業目を終えれば、次は街の地図や操作を覚えた状態で始められます。
最初から好きな職業が決まっているなら、その職業を選んでも問題ありません。
特にこだわりがない時だけ戦士を選び、そのあと盗賊、僧侶、魔法使いへ広げると分かりやすいです。
戦闘中心のRPG?
戦闘中心ではありません。
一般的なRPGのようにフィールドを歩いて敵とランダム遭遇し、コマンドバトルを何度も繰り返すゲームではないです。
直接戦う代表的な場所は闘技場で、そこで棒を使ったリアルタイムの対戦を行います。
戦闘より、街探索、会話、乗馬、鍵開けなどをしている時間の方が長い作品です。
街の外へ出れば乗馬になり、依頼によっては弓術も必要になります。
建物へ入れば迷路を歩き、扉や宝箱では鍵開けを求められる場合もあります。
つまり戦闘能力だけ上げても、ゲーム全部を突破できるわけではありません。
プレイヤー自身も乗馬や弓術の操作へ慣れる必要があります。
魔法使いを選んだからといって、派手な魔法を何十発も撃つゲームにはなりません。
AD&Dの世界で仕事を解くクエスト型アドベンチャーへ、いくつものアクションを混ぜた作品と考えると近いです。
何をすればクリアになる?
クリアするには、自分が選んだ職業のギルドから出される仕事を最後まで終える必要があります。
戦士なら戦士ギルド、盗賊なら盗賊ギルドへ行き、ギルドマスターから指示を受けて進めます。
自分のギルド任務を最後まで完遂することが、その職業でのクリア条件です。
途中では人物から話を聞き、指定された建物へ入り、ときには闘技場や弓術で条件を満たします。
場所だけ知っていても、必要な会話をまだ聞いていないとイベントが進まない場合があります。
そのため「どこへ行くか」と同じくらい、「その前に誰と話したか」が大事です。
最後の仕事を終え、ギルドへ報告すれば、その職業での冒険が一区切りになります。
一般的なRPGのように世界マップの最奥でラスボスを倒す、という構成ではありません。
1職業を終えても、別の職業を作れば別ギルドの仕事を楽しめます。
4職業すべてを見るなら、同じヒルズファーを違うルートで何度も歩くことになります。
セーブはできる?
ファミコン版はセーブに対応しています。
カセット内部のバックアップ用電池を使い、キャラクターの状態を保存して続きを遊べます。
今中古で遊ぶ場合は、ゲーム内容より先にバックアップ電池の状態を確認した方が安心です。
発売からかなり年月が経っているため、中古カセットの保存状態は1本ずつ違います。
購入したら、まず短時間だけ遊ぶキャラクターを作って保存します。
そのあと電源を切り、もう一度起動してデータが残っているかを確認してください。
商品説明で「起動確認済み」と書かれていても、セーブ保持まで確認していない場合があります。
長く遊ぶつもりなら、バックアップ電池交換済みや保存確認済みの商品を選ぶと安心です。
職業ごとの仕事は短いステージを1つずつ遊ぶ構成ではなく、街を何度も往復しながら続いていきます。
そのためセーブできない個体だと、かなり遊びにくくなります。
AD&D ヒルズファーのまとめ
AD&D ヒルズファーは、普通のファミコンRPGを想像したまま始めると、おそらくかなり戸惑います。
ギルドで仕事を受け、街で手がかりを探し、馬に乗り、弓を撃ち、闘技場で戦い、迷路を歩いて鍵まで開けるゲームです。
攻略の中心にあるのはレベル上げではなく、「今受けている依頼をどの順番で進めるか」です。
最初は戦士など1職業に絞り、余計な寄り道をせずギルドから言われた場所だけ追うと、遊び方が見えやすくなります。
かなり不親切ではありますが、仕組みを覚えた途端にほかのファミコンRPGとは違う妙な面白さが出てきます。
結論:おすすめ度と合う人
おすすめしやすいのは、珍しい洋ゲーや、説明不足のゲームを自力で解きほぐしていくのが好きな人です。
街を歩き、人の話を覚え、必要なら紙へメモし、少しずつ地理まで覚えていく。
その過程まで面白がれるならかなり相性があります。
親切に誘導されるRPGより、「さて次はどこだ」と手探りで進むゲームが好きな人には刺さりやすいです。
反対に、敵を倒してレベルを上げ、強い武器や防具を集めていく遊びを期待するとかなり肩透かしになります。
乗馬、鍵開け、弓術といったアクションを何度も要求される点も好みが分かれます。
操作にも癖があり、説明書なしではかなり分かりづらい部分があります。
それでも1991年のファミコンで、ここまで種類の違う遊びを1本へ詰め込んだゲームは珍しいです。
1職業を最後まで終える頃には、最初に感じた「何だこれ?」もかなり薄れ、街の歩き方まで身についています。
そこで面白いと思えたなら、別職業へ進む価値は十分あります。
最短で楽しむロードマップ(次にやること)
最初はキャラクターを作り、職業に迷ったら戦士を選びます。
街へ入ったら戦士ギルドを探し、まず入会条件や最初の仕事を聞いてください。
そのあと弓術場や闘技場など、ギルドで名前を出された場所へだけ向かいます。
開始直後から街を全部調べようとしないのが一番の時間短縮です。
街の外へ出る時は、乗馬でAボタンのジャンプと十字キー下の回避を覚えます。
仕事を受けたら、人物名と次の目的地だけでも1行メモしておきましょう。
建物の中では迷路を進み、必要な情報や目的物を探します。
鍵で止まったらピックだけにこだわらず、力や手持ちの道具で別の開け方がないか確認します。
依頼を終えたらギルドへ戻り、また次の仕事を受ける。
この流れを最後まで続ければ、その職業のエンディングへ到達できます。
1職業を遊び切ってまだ面白ければ、次に盗賊、僧侶、魔法使いへ広げていくと、このゲーム全体を無理なく味わえます。
次に遊ぶなら?同系統おすすめ作品
AD&Dの世界を、今度はもう少しRPGらしい戦闘で味わいたいなら、AD&D プール・オブ・レイディアンスが候補になります。
こちらはパーティを組み、移動と戦術的な戦闘を楽しむ方向が強い作品です。
ヒルズファーを遊んで「もっと戦わせてくれ」と感じた人にも選びやすいでしょう。
反対にアクション寄りのAD&D作品を続けたいなら、AD&D ヒーロー・オブ・ランスやAD&D ドラゴン・オブ・フレイムもあります。
同じAD&Dの名前が付いていても、ゲーム内容は作品ごとにかなり違います。
そこを比べながら遊ぶのも、ファミコン版シリーズならではの楽しみ方です。
PC環境でも構わないなら、原作系のHillsfarやForgotten Realmsの旧作群を現在の配信環境で触る方法もあります。
ただしファミコン版の日本語表示や操作感とは別物です。
AD&D ヒルズファーのごった煮感が気に入ったなら、次は同じAD&Dを別ジャンルへ料理した作品へ進むと違いがよく分かります。
まず1職業を最後まで終え、自分が戦闘をもっと遊びたいのか、アクションを続けたいのかで次の1本を選ぶと失敗しにくいです。